JP2011229331A - 制動機能付モータ、及びそれを備えるロボット - Google Patents

制動機能付モータ、及びそれを備えるロボット Download PDF

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Abstract

【課題】 摩擦板及び制動板の寿命を向上させる制動機能付モータを提供する。
【解決手段】 制動機能付モータ1は、ローターシャフト23を制動可能な電磁ブレーキ30を備える。電磁ブレーキ30は、ローターシャフト23に相対回動不能に取り付けられたディスク33を有する。ディスク33には、摩擦板34が固定され、この摩擦板34に対向するようにサイドプレート36が配置されている。電磁ブレーキ30は、更に、サイドプレート36と摩擦板34とを押付けて接触させる圧縮コイルばね39と、電磁力を発生してサイドプレート36と摩擦板34とを引き離すコイル40と、コイル40と協働して摩擦板34とサイドプレート36との接触を規制する第1規制リング43とを備える。第1規制リング43は、圧縮コイルばね39の押付力により弾性変形してサイドプレート36と摩擦板34との接触を許容するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、出力軸を制動するための制動機構を備える制動機能付モータに関する。
従来から、搬送作業や塗装作業等、様々な作業を実施すべく様々な産業用ロボットが使用されており、産業用ロボットの1つとして多関節ロボットが知られている。多関節ロボットは、複数の関節を有し、関節を動かして様々な姿勢をとることができるように構成されている。このように姿勢の変更を可能にする関節には、モータが設けられている。モータは、各関節を作動させるだけでなく、作動する関節を制動する制動機能を有している。制動機能を有するモータとして、例えば特許文献1に開示された主軸制動装置がある。
特許文献1に開示された主軸制動装置では、主軸モータにより回動可能なワーク主軸(出力軸)にブレーキディスク(制動板)が固定されている。ブレーキディスクの両側には、ブレーキパッド(摩擦板)が夫々設けられている。ブレーキパッドは、ばねにより付勢されてブレーキディスクから離されている。また、ブレーキパッドには、ブレーキシリンダが夫々設けられている。ブレーキシリンダは、加圧空気が供給されると、ばねにより離されたブレーキパッドをブレーキディスクに押付けてワーク主軸を制動するようになっている。
特開平6−8094号公報
特許文献1に開示された主軸制動装置では、振動等の外力が働いた場合、ばねによりブレーキパッドとブレーキディスクとが離されていても、このばねの付勢力より大きい外力がブレーキパッドに作用することでブレーキパッドが動かされてブレーキディスクに接触することがある。このようなことは、外力に起因する事象だけでなく、主軸制動装置の配置位置によっても生じることがある。例えばブレーキパッドとブレーキディスクとが上下に並ぶように配置された場合、ブレーキパッドが自重によって下がり、常時ブレーキディスクと接触しているという状態になることがある。このように制動中以外では離されて配置されることが好ましいブレーキパッドとブレーキディスクが常時又は頻繁に接触している。塗装作業等を実施するような場合、モータを連続運転する必要があり、ブレーキパッド及びブレーキディスクが常時又は頻繁に接触していると、それらの磨耗が早くなり寿命が短くなる。
そこで本発明は、摩擦板及び制動板の寿命を向上させることができる制動機能付モータを提供することを目的としている。
本発明の制動機能付モータは、固定子と、前記固定子に回動可能に設けられた回転子と、前記回転子の回転軸である出力軸と、前記出力軸を制動するための制動機構と、を備え、前記制動機構は、前記出力軸に、その軸線回りに相対回動不能にかつ前記出力軸の軸線方向に摺動可能に嵌合されたディスクと、前記ディスクの主面に取付けられた摩擦板と、前記摩擦板に対向して前記固定子に配設された制動板と、前進時に前記制動板に前記摩擦板を押付けつけるよう前記ディスクを押圧し、後退時に前記制動板から前記摩擦板が離れるよう前記ディスクへの押圧を解除するように前記出力軸の軸線方向に進退可能な押圧部材と、前記固定子に配設され、外部から入力される制動指令に応じて前記押圧部材を進退させる駆動装置と、弾性変形可能であり、前記押圧部材が後退した状態で、弾性反発力により前記制動板から前記摩擦板が離れるよう前記ディスクの摺動を規制し、前記押圧部材の前進時に該押圧部材による前記ディスクへの押圧により弾性変形して前記制動板への前記摩擦版の押し付けを可能ならしめる規制部材と、を備えるものである。
本発明に従えば、駆動装置により押圧部材を後退させることで制動板と摩擦板とが引き離され、出力軸に作用する制動力を解除することができる。この際、規制部材が駆動装置と協働して制動板とディスクとを引離し、摩擦板に制動板が当たらないように摩擦板と制動板との接触を規制している。このように接触を規制することで、制動中以外で摩擦板と制動板とが接触することを防ぐことができる。これにより、摩擦板及び制動板の磨耗量を抑えることができ、摩擦板及び制動板の寿命を向上させることができる。
このように前記摩擦板と前記制動板との接触を規制する規制部材であるが、駆動装置により押付け部材を前進させると、規制部材は、押付部材によりディスクが押圧されて弾性変形し、前記制動板と前記摩擦版との接触を可能ならしめる。つまり、押圧部材が後退している状態では、前記摩擦板と前記制動板との接触を規制するが、押圧部材を前進させると、出力軸を制動させることができるようになっている。これにより、制動時以外では、摩擦板と制動板との接触を規制しつつ、任意に出力軸を制動させることができる。
上記発明において、前記規制部材は、前記制動板と前記ディスクとの間に介在することが好ましい。
上記構成に従えば、予め引き離されている制動板とディスクとの間に規制部材を介在させるだけで実現できるので、制動機構の外形寸法を殆ど変えることなく摩擦板及び制動板の寿命を向上させることができる。
上記発明において、前記規制部材は、前記摩擦板より摩擦係数が小さい低摩擦材料から成ることが好ましい。
上記構成に従えば、出力軸の回動中に摩擦板が接触していた場合よりも、出力軸における回動力の損失を低減することができる。つまり、制動機能付モータの出力損失を抑えることができる。
上記発明において、前記規制部材は、前記摩擦板より耐磨耗性が高い材料から成ることが好ましい。
上記構成に従えば、規制部材の磨耗を抑えることができ、摩擦板と制動板との接触をより長く規制することができる。その結果、摩擦板及び制動板の更なる寿命の向上を果たすことができる。
上記発明において、前記押圧部材が制動板として機能し、前記摩擦板は、前記ディスクの両主面に夫々配置され、前記規制部材は、更に前記押圧部材と前記ディスクとの間に介在することが好ましい。
上記構成に従えば、制動力を高めつつ、摩擦板及び制動版の寿命の向上を図ることができる。
上記発明において、前記規制部材は、ばね部材であり、前記ばね部材は、前記出力軸と前記ディスクとの嵌合部に配設され、前記押圧部材が後退した状態で、弾性反発力により前記ディスクを押して前記制動板から前記摩擦版を離し、前記押圧部材の前進時に該押圧部材による前記ディスクへの押圧により弾性変形して前記制動板への前記摩擦版の押し付けを可能ならしめるように配設されている、前記押付部材の押付力に抗して前記ディスクを付勢するばね部材を有することが好ましい。
上記構成に従えば、ばね部材のような簡単な構成によって、駆動装置により押圧部材を後退させている時に摩擦板及び制動板の接触を規制しつつ、駆動装置により押圧部材を前進させると摩擦板及び制動板の接触を可能ならしめることができる。従って、制動機構の構成が部品点数を大きく増やすことなく、摩擦板及び制動板の寿命を向上させることができる。
本発明のロボットは、前述する何れかの制動機能付モータを備えるものである。
上記構成に従えば、摩擦板及び制動板の寿命が向上したロボットを実現することができる。
本発明によれば、摩擦板及び制動板の寿命を向上させることができる。
本発明の第1実施形態の制動機能付モータを備えるロボットの構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態の制動機能付モータの縦断面を示す縦断面図である。 図2の制動機構を拡大し、更に一部切断して示す拡大斜視断面図である。 図2の制動機能付モータが備える制動機構を拡大して示した拡大断面図である。 図4の切断線A−Aで制動機構を切断して示す拡大断面図である。 制動機構の動きを示す動作図である 本発明の第2実施形態の制動機能付モータの制動機構の一部分の構成及び動作を示す拡大断面図である。 本発明の第3実施形態の制動機能付モータの制動機構を図4の切断線A−Aと同じところで切断して示す拡大断面図である。
以下では、前述する図面を参照しながら、本発明の実施形態の制動機能付モータ(以下、単に「モータ」ともいう)1を備えるロボット2について説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、以下に説明するモータ1及びロボット2は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明は実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
<第1実施形態>
図1に示すロボット2は、その先端部に塗装用ガンや溶接用ガン等のアタッチメントを取付可能に構成されている。ロボット2は、多関節ロボットであり、後述する制御装置50が入力された指令やプログラム等に基づいてモータ1を制御して前記アタッチメントを動かすように構成されている。本実施形態において、ロボット2は、図1に示すような6軸ロボットであり、以下でロボット2の構成について説明する。なお、ロボット2は、6軸ロボットに限定されず、水平3軸や垂直3軸等の他の多関節ロボット等であってもよい。また、ロボット2も溶接用や塗装用のものに限定されず、搬送用や取付作業用等のロボットであってもよい。
[ロボット]
ロボット2は、設置場所の床等に固定される基台11を備えている。基台11には、旋回体12が旋回可能に設けられている。旋回体12は、基台11に対してS軸線(垂直軸線)回りに旋回可能に構成されて、旋回体12の上部には、第1アーム13の下端が回動可能に設けられている。第1アーム13は、旋回体12に対してL軸線(水平軸線)回りに回動可能に構成され、第1アーム13の上端部には、第2アーム14の基端部が回動可能に設けられている。第2アーム14は、第1アーム13に対してU軸線(L軸線に平行な軸線)回りに回動可能に構成され、第2アーム14は、R軸線(U軸線に直交する軸線)に沿って延在している。
第2アーム14の先端部には、手首部15の基端部が回動可能に設けられ、手首部15は、第2アーム14に対してR軸線回りに回動可能に構成されている。手首部15は、その基端部に対して先端部15aがB軸線(R軸線に直交する軸線)及びT軸線(B軸線に直交する軸線)回りに夫々回動可能に構成されている。このように構成される手首部15の先端部15aには、溶接用ガンや塗装用ガン等のアタッチメントが取り付けられている。
また、ロボット2は、6つのモータ1を備えている。なお、図1では、6つのモータ1に、夫々が設けられる位置に応じて1A〜1Fの参照符号を夫々付している。6つのモータ1は、配置位置及び外形寸法等が互いに異なるだけで、略同じ構成を有している。6つのモータ1は、S、L、U、R、B及びT軸線に対応させて夫々1つずつ設けられ、旋回体12、第1アーム13、第2アーム14及び手首部15を、対応する軸線回りに夫々回動駆動するように構成されている。以下では、6つのモータ1の構成について具体的に説明する。
[制動機能付モータ]
モータ1は、図2に示すように、基本的に駆動部20と、制動部30とを備えている。制動部30はブレーキで構成されていて、以下では制動部30が電磁ブレーキで構成されている例を説明する。駆動部20は、例えば、サーボモータで構成されている。サーボモータとしては、周知のACサーボモータ、DCサーボモータ、ステッピングモータ等を用いることができる。これらの構造は周知であるので、ここでは簡単に説明する。駆動部20は、ステーターとローター24とを備えている。駆動部20は、後述するローターシャフト23を回動可能に支持するモータケース21を有している。モータケース21は、大略的に中空円柱状に形成され、モータケース21内には、ステーター巻線22が収容されている。ステーター巻線22は、大略円筒状に形成され、モータケース21の内周部に固定されている。モータケース21とステーター巻き線22とはステーター(固定子)を構成している。
このステーター巻線22には、ローター(回転子)24が挿通されている。ローター24は、ローターシャフト23を有している。出力軸であるローターシャフト23は、モータケース21の軸線L1に沿って延在してモータケース21を貫通している。ローターシャフト23の両端部は、軸受部材21a,21bによりモータケース21に支持され、軸線L1を中心に回動可能に構成されている。また、ローター24のローターシャフト23の周囲に位置する部分は、サーボモータの種類に応じて、ローター巻線、永久磁石等で構成されている。この部分は、大略的に円柱状に形成されていて、ローターシャフト23とステーター巻線22との間に位置している。
駆動部20には、さらに、エンコーダ25が設けられている。エンコーダ25は、例えば、ローターシャフト23に設けられたスリット付きのディスク(図示せず)とモータケース21の外周部に設けられ、このスリットを検出する検出器(図示せず)とを備え、検出器で検出したスリット数等に基づいてローターシャフト23の角変位量(周方向の位置)を検出する機能を有している。
[電磁ブレーキ]
図2乃至図5を参照しつつ電磁ブレーキ30の構成を説明する。制動機構である電磁ブレーキ30は、回動するローターシャフト23を制動可能に構成され、モータケース21内に収容されている。電磁ブレーキ30は、インナードライバー31を有している。インナードライバー31は、大略円筒状に形成され、その内孔にはローターシャフト23が挿通されている。インナードライバー31及びローターシャフト23は、互いにキー32により結合され、互いにトルク伝達が可能に構成されている。
また、インナードライバー31の外周部には、ディスク33が設けられている。ディスク33は、略円環板状に形成されており、ディスク33は、インナードライバー31に同軸状に嵌合されている。ディスク33とインナードライバー31とは、相対回動不能であって、且つ軸線L1に沿って相対変位(摺動)可能にスプライン結合されている。本実施形態において、インナードライバー31及びディスク33のスプラインの形状は、角形スプラインである。しかし、前記スプラインの形状は、角形スプラインに限らず、インボリュートスプラインであってもよい。また、インナードライバー31の少なくとも一部が角ハブで、この角ハブにディスク33を相対回動不能に嵌合させてもよい。なお、インナードライバー31及びディスク33の軸線は、ローターシャフト23の軸線L1に略一致している。
ディスク33の両主面33a,33bには、摩擦板34,35がそれぞれ設けられている。摩擦板34、35は、略円環板状で略同一の形状に形成され、摩擦板34,35は、その内径がディスク33の内径より大きく、そして外径がディスク33の外径より小さく形成されている。このように形成された摩擦板34,35は、それらの軸線が軸線L1に略一致するように両主面33a,33bにそれぞれ取り付けられている。
そして、摩擦板34,35に夫々対向するように制動板としてのサイドプレート36及び押圧部材としてのアーマチュア37が配設されている。サイドプレート36及びアーマチュア37は、大略円環板状に形成され、それらの軸線が軸線L1に略一致するように配置されている。サイドプレート36は、ディスク33の一方の主面33a(図2の左側の主面)に設けられている摩擦板34に対向するように位置し,アーマチュア37は、ディスク33の他方の主面33b(図2の右側の主面)に設けられている摩擦板35に対向するように位置している。それ故、サイドプレート36及びアーマチュア37は、軸線L1に平行な方向に互いに離れており、それらの間にディスク33が配置されている。
また、アーマチュア37の背後には、フィールド(フィールドコア)38が設けられている。フィールド38は、大略的に円筒状に形成され、その内径及び外径がアーマチュア37の内径及び外径と略一致している。フィールド38は、フィールド38の一端部(図2の右端)がモータケース21のエンコーダ側の端部に固定されている。そして、フィールド38の他端部に、互いの軸線が略一致するようにアーマチュア37が配置されている。
さらに、フィールド38の外周部には、複数のばね収容空間(例えば、3つのばね収容空間)38aが形成されている。ばね収容空間38aは、アーマチュア37の方に開口しており、フィールド38に周方向に略等間隔で配置されている。ばね収容空間38aには、圧縮コイルばね39が収容されている。押付部材である圧縮コイルばね39は、アーマチュア37に常時当接しており、アーマチュア37を摩擦板35の方に向かって付勢している。
また、フィールド38内には、大略円環状のコイル収容空間38bを有しており、コイル収容空間38bは、フィールド38のアーマチュア37側の端面に形成されている開口38cにより開放されている。つまり、フィールド38の周方向に直交する断面は、U字状に形成されている。このコイル収容空間38bの開口38cを覆うようにアーマチュア37が配置されており、このように覆われたコイル収容空間38bには、略円環状に形成されたコイル40が収容されている。アーマチュア37は、磁性材料により構成されている。励磁部であるコイル40は、通電されるとフィールド38を励磁する。これにより、フィールド38は、圧縮コイルばね39の付勢力に抗する磁力を発生してアーマチュア37を吸着し、アーマチュア37をサイドプレート36から遠ざける。コイル40、フィールド38、及び圧縮コイルバネ37が、押圧部材であるアーマチュア37の駆動装置を構成している。
アーマチュア37の外周部には、複数の貫通孔が形成されていて、この複数の貫通孔に複数のカラー(例えば、3つのカラー)41が軸線方向に相対変位可能にそれぞれ挿通されている。カラー41は、略円筒状に形成され、アーマチュア37の周方向に等間隔で配置されている。カラー41の一端部は、サイドプレート36に当接し、他端部は、フィールド38に当接している。つまり、カラー41は、サイドプレート36とフィールド38との間に介在するようには配置されている。このように配置されたカラー41には、締結部材42が挿通されており、フィールド38とサイドプレート36とが締結部材42によって締結されている。これにより、サイドプレート36とフィールド38との間には、カラー41が介在するように固定され、サイドプレート36とフィールド38とがカラー41の長さだけ離して配置されている。また、サイドプレート38が、カラー41、締結部材42、及びフィールド38を介してモータケース21に固定されている。更に、アーマチュア37は、このように介在するカラー41に案内されてカラー41の軸線方向にスライド移動可能に構成されている。
電磁ブレーキ30は、更に規制部材としての第1規制リング43及び第2規制リング44を備えている。第1規制リング43及び第2規制リング44は、摩擦板34,35より摩擦係数が小さくて耐磨耗性が高く、且つ弾性変形可能な材料により構成されている。具体的には、第1規制リング43及び第2規制リング44は、例えばフッ素系ゴムやテフロン(登録商標)樹脂等によって構成されている。
そして、第1規制リング43及び第2規制リング44は、略円環板状に形成されていて、ディスク33の両主面33a,33bに摩擦板34,35より外側に位置するようにそれぞれ取り付けられている。
また、第1規制リング43及び第2規制リング44は、摩擦板34,35より厚く形成されていて、サイドプレート36及びアーマチュア37に夫々当接している。つまり、第1規制リング43は、ディスク33とサイドプレート36との間、第2規制リング44は、ディスク33とアーマチュア37との間に介在している。このように2つの構成の間に夫々介在する第1規制リング43及び第2規制リング44は、弾性変形可能な材料から成っているので、アーマチュア37が圧縮コイルばね39により付勢されると圧縮変形する。なお、第1規制リング43及び第2規制リング44は、摩擦板34,35が夫々サイドプレート36及びアーマチュア37に接触しない限り、サイドプレート36及びアーマチュア37との間に夫々隙間を有していてもよい。
[制御装置]
制御装置50は、例えば、CPU(図示せず)、制御プログラム等を記憶するメモリ(図示せず)、及び指令等を入力可能な入力手段(図示せず)を有している。制御部50には、エンコーダ25からモータ1(ローターシャフト23)の角変位量(位置)が入力される。制御部50は、これらの入力に基づいて制御プログラム等を実行することにより、電磁ブレーキ30のコイル40、モータ1の駆動部20等の動作を駆動回路(図示せず)等を介して制御する。
このように構成された制御装置50を備えるロボット2では、制御装置50がプログラムに応じてモータ1A〜1Fを夫々制御して旋回体12、アーム13,14及び手首部15を動かし、アタッチメントを所定位置まで移動させる。
[モータの動作等]
以下では、制御装置50により制御されるモータ1の動作等を、図2乃至図6を参照しながら説明する。
まず、制御装置50が、モータ1を動作させる場合を説明する。この場合、制御装置50は、まず制御信号を駆動回路に流して電磁ブレーキ30の制動を解除すべくコイル40に所定の電流を流す。すると、圧縮コイルばね39の押付力に抗するような磁力がアーマチュア37に作用し、アーマチュア37がフィールド38に吸着される。これにより、アーマチュア37がサイドプレート36から遠ざかり、摩擦板34,35がサイドプレート36及びアーマチュア37から離れる。これによりディスク33が回動可能になり、制動が解除される(図6の(a)参照)。
このアーマチュア37がサイドプレート36から遠ざかる過程において、第1規制リング43及び第2規制リング44は、制動時の圧縮変形されていた状態から弾性復帰していき、元の形状の状態、つまり摩擦板34,35よりも厚い状態へと戻っていく。元の形状に戻った第1規制リング43及び第2規制リング44は、その弾性反発力によりアーマチュア37及びサイドプレート36に対するディスク33の相対変位を規制する。これより、振動等やロボット2の稼動時の慣性力等の外力によりディスク33がアーマチュア37又はサイドプレート36の方に向かって動くことを防ぐことができる。このように第1規制リング43及び第2規制リング44がディスク33の突発的な相対変位を防ぐことで、制動中以外に摩擦板34,35がサイドプレート36やアーマチュア37に当接することを防ぐことができる。これにより、制動中以外に摩擦板34,35がサイドプレート36やアーマチュア37に頻繁に当たることを防ぐことができ、摩擦板34,35、サイドプレート36及びアーマチュア37の寿命を向上させることができる。また、摩擦板34,35がサイドプレート36やアーマチュア37に頻繁に当たることで生じる騒音を防ぐことができる。一方、第1規制リング43及び第2規制リング44は、回転しながらサイドプレート36やアーマチュア37に接触するが、摩擦係数が小さい材料で構成されているので、自身の磨耗やサイドプレート36及びアーマチュア37の磨耗を防止することができる。
また、ロボット2の第2アーム14や手首部15に設けられるモータ1は、ロボット2の姿勢によって様々な向きに位置することがあり、その向きによりディスク33、サイドプレート36及びアーマチュア37に係る重力の向きが異なる。この重力による影響が大きいのが、ディスク33、サイドプレート36及びアーマチュア37が上下方向に並ぶ場合であり、このような場合、ディスク33が自重により下方に下がる。従来技術のような構造を採用した場合、ブレーキパッドが下方に下がることでブレーキパッドとブレーキディスクとが常時接触し、制動中以外でもブレーキパッドが磨耗してしまい寿命が短くなってしまう。特に、塗装ロボットの場合、ヘビーデューティであるので、この傾向が顕著に現れる。これに対して本実施形態では、ディスク33が自重により下がってきても、ディスク33が第1規制リング43又は第2規制リング44により支えられ、摩擦板34又は摩擦板35がサイドプレート36又はアーマチュア37に対し間隔を保つことができる。それ故、モータ1が動作している間に、摩擦板34,35がサイドプレート36又はアーマチュア37に常時接触することを防ぐことができる。これにより、摩擦板34,35の磨耗を抑え、寿命を向上させることができる。
更に、従来技術のような構造を適用した場合、常時ブレーキディスクに接触している2つのブレーキパッドが、常に均等な力でブレーキディスクに接触しているわけではないので、片側のブレーキパッドだけが磨耗するということがある。このように片側のブレーキパッドだけが磨耗する場合、片方のブレーキパッドの制動性能が大きく下がってしまい。所望の制動性能が得られない場合がある。しかし、本実施形態では、第1規制リング43及び第2規制リング44により2つの摩擦板34,35のうち片方だけが磨耗するという事態を防ぐことができるので、片方だけが大きく磨耗して制動性能が大きく低下するということを防ぐことができる。
また、第1規制リング43及び第2規制リング44は、ディスク33の相対変位を規制するためにモータ1の駆動中もサイドプレート36及びアーマチュア37に接触するが、摩擦板34,35よりも摩擦係数が小さいので、摩擦板34が接触する場合よりも出力損失を抑えることができる。
そして、電磁ブレーキ30の制動が解除されると、制御装置50は、制御プログラムに従って、エンコーダ25から入力される角変位量に基づきモータ1の駆動部20を動作させる。
次に、制御装置50がモータ1を制動する場合を説明する。この場合、制御装置50は、電磁ブレーキ30のコイル40に流す電流を適宜小さくする。すると、フィールド38の磁力が小さくなり、圧縮コイルばね39の付勢力によってアーマチュア37がディスク33の方に押される。押されたアーマチュア37は、カラー41により案内されてディスク33の方に移動する。これにより、ディスク33が、第2規制リング44を介してアーマチュア37によりサイドプレート36の方に押されてインナードライバー31上を移動し、第1規制リング34を押圧する。これにより、第1規制リング34が弾性変形して圧縮されて、ディスク33の摩擦板34がサイドプレート36に押し付けられる。このようにして、サイドプレート36に摩擦板35がアーマチュア37を介して圧縮コイルばね39により押し付けられる。この際、第2規制リング44は、第1規制リング44と同様にディスク33とアーマチュア37とにより圧縮されて弾性変形し、それによって、アーマチュア37がディスク33の摩擦板35に押し付けられる。
このように、サイドプレート36及びアーマチュア37が摩擦板34,35に相対的に押し付けられることで、ディスク33が制動される。ディスク33は、インナードライバー31に相対回動不能にスプライン結合され、またインナードライバー31は、ローターシャフト23に相対回動不能に取り付けられている。それ故、ディスク33を制動することでローターシャフト23が制動される。ローターシャフト23の制動力は、圧縮コイルばね39の付勢力とコイル40に流す電流の大きさに応じて決まり、制御装置50は、エンコーダ25からのローターシャフト23の位置に応じてコイル40に流す電流を制御し、ローターシャフト23がプログラムに規定される所定位置で止まるようにローターシャフト23の制動力を調整する。なお、電磁ブレーキ30がロック用ブレーキとして用いられる場合には、制御装置50は、電磁ブレーキ30の制動を解除するときには、コイル40に所定の電流を流し、電気ブレーキ30の制動を効かすときにはコイル40の電流をゼロにする。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態のモータ101の構成は、第1実施形態のモータ1の構成を変形したものである。以下では、第2実施形態のモータ101の特有の構成についてだけ説明し、第1実施形態のモータ1と同じ構成については、同一の符合を付して説明を省略する。後述する第3実施形態のモータ201についても同様である。
モータ101の電磁ブレーキ130では、図7に示すように、ディスク33の一方主面33aにだけ摩擦板34が設けられている。他方、ディスク33の他方の主面33bには、何も設けられていない。そして、ディスク33には、更に、規制部材としてのガタつき防止ばね144が設けられている。このガタつき防止ばね144に付勢されて、ディスク33の他方の主面33bがアーマチュア37に当接している。ガタつき防止ばね144は、U字状に形成されており、2つの取付部144a,144bとアーチ部144cとを有している。2つの取付部144a,144bは、互いに離れて形成され、アーチ部144cは、2つの取付部144a,144bを繋ぐように形成されている。また、アーチ部144cは、一方の取付部144aの方が他方の取付部144bより高く(又は低く)なるように傾斜しており、弾性変形可能に構成されている。
このように構成されるガタつき防止ばね144は、インナードライバー31のスプライン溝間の歯31aにアーチ部144cがスプライン溝の延在方向に延在するように取り付けられている。ガタつき防止ばね144は、一方の取付部144aがアーマチュア37側に位置するように取り付けられている。このように取り付けられたガタつき防止ばね144は、少しだけ弾性変形した状態でアーチ部144cの一部がインナードライバー31とディスク33との間に入り込んでいる。このように入り込んだガタつき防止ばね144は、アーチ部144cが傾斜しているため、ディスク33をアーマチュア37の方へと付勢して摩擦板34をサイドプレート36から離している。なお、アーマチュア37は固定され、ディスク33は回転しているので、アーマチュア37とディスク33との間ですべりが生じる。そのため、アーマチュア37及びディスク33の何れか一方に低摩擦材料から成るシールを設ける等して、それらの間に前記シールを介在させることが好ましい。
そして、電磁ブレーキ130の制動が解除された状態では、アーマチュア37がフィールド38に吸着されているため、摩擦板34はサイドプレート36と離隔している。しかし、ガタつき防止ばね144がディスク33の相対変位を規制しているので、ディスク33のガタつきを防止し、ガタつきによって生じる騒音を防止することができる。また、モータ101の駆動中に、ディスク33がガタついて摩擦板34がサイドプレート36に接触することがなく、摩擦板34の磨耗を抑制することができる。これにより、摩擦板34の磨耗を抑え、寿命を向上させることができる。
一方、電磁ブレーキ130の制動時には、フィールド38の磁力が減少してアーマチュア37が圧縮コイルばね39により押圧される。すると、ガタつき防止ばね144が、アーチ部144cの傾斜が減少するように弾性変形して、ディスク33がサイドプレート36の方へと移動する。これにより、摩擦板34がサイドプレート36に接触し、ローターシャフト23を制動する。
このように第2実施形態のモータ101は、第1実施形態のモータ1と同様の効果を奏する。
<第3実施形態>
第3実施形態のモータ201の電磁ブレーキ230では、図8に示すように摩擦板234が4つのパッド234aに分割されている。4つのパッド234aは、円弧状で略同一の形状に形成され、周方向に等間隔をあけてディスク33の一方の主面33aに取り付けられている。それ故、摩擦板234は、大略的に円環状に形成されている。
また、ディスク33の一方の主面33aには、第1規制リング243が設けられている。第1規制リング243もまた4つのブロック243aに分割されている。この4つのブロック243aは、円弧状で略同一形状に形成され、周方向に等間隔をあけてディスク33の一方の主面33aに取り付けられている。このようにして構成される第1規制リング243は、大略的に円環状に形成され、その外径が摩擦板234の内径より小さくなっている。それ故、第1規制リング243は、摩擦板234よりも半径方向内側に配置される。
このように摩擦板234を第1規制リング243より外側に形成することで、摩擦板234の表面面積を大きくすることができる。これにより、同じ制動力であっても、摩擦板234が外側に形成される方が摩擦板234に作用する面圧が小さくなり、摩擦板234の磨耗を抑えることができる。逆に、第1実施形態のように第1規制リング243を外側に形成すると、第1規制リング243の表面面積を大きくすることができる。これにより、第1規制リング243の磨耗を抑えることができる。
なお、他方の主面33bにも、摩擦板234及び第1規制リング243と同様の構成(つまり、摩擦板及び第2規制リング)が取り付けられている。これらの構成は、一方の主面33aか他方の主面33bかという点で異なるだけで、その他の配置位置や構造については、略同じである。他方の主面33bにも設けられる摩擦板及び第2規制リングの説明については省略する。
このように構成された第3実施形態のモータ201は、第1実施形態のモータ1と同様の効果を奏する。
<その他の実施形態>
第1実施形態及び第2実施形態のモータ1,101では、規制リング43,44及びガタつき防止ばね144が個別に設けられているが、それらの両方の構成をディスク33に設けてもよい。この場合、がたつき防止ばね144によりディスク33をアーマチュア37及びサイドプレート36のいずれの方に付勢させておけばよい。
また、第1乃至第3実施形態のモータ1,101,201の電磁ブレーキ30,130,230において、摩擦板34,35,234は、大略円環状に形成されているが、中空の正方形や矩形であってもよい。また摩擦板234のように複数のパッドに分割してもよい。このパッドの形状についても円弧状に限定されず、正方形や矩形、多角形であってもよい。
制動部30は、ブレーキであればよく、電磁ブレーキには限定されない。例えば、油圧ブレーキ、エアブレーキ等の流体ブレーキで構成してもよい。
本発明の制動機能付きモータは、ロボット等のサーボモータ等として有用である。
本発明のロボットは、摩擦板及び制動板の寿命を向上可能な制動機能付モータを備えるロボットとして有用である。
1,101,201 モータ
2 ロボット
23 ローターシャフト
30,130,230 電磁ブレーキ
33 ディスク
34,234 摩擦板
35 摩擦板
36 サイドプレート
37 アーマチュア
40 コイル
43,243 第1規制リング
44 第2規制リング
50 制御装置
144 つき防止ばね

Claims (7)

  1. 固定子と、前記固定子に回動可能に設けられた回転子と、前記回転子の回転軸である出力軸と、前記出力軸を制動するための制動機構と、を備え、
    前記制動機構は、
    前記出力軸に、その軸線回りに相対回動不能にかつ前記出力軸の軸線方向に摺動可能に嵌合されたディスクと、
    前記ディスクの主面に取付けられた摩擦板と、
    前記摩擦板に対向して前記固定子に配設された制動板と、
    前進時に前記制動板に前記摩擦板を押付けつけるよう前記ディスクを押圧し、後退時に前記制動板から前記摩擦板が離れるよう前記ディスクへの押圧を解除するように前記出力軸の軸線方向に進退可能な押圧部材と、
    前記固定子に配設され、制動時及び制動解除時に前記押圧部材を進退させる駆動装置と、
    弾性変形可能であり、前記押圧部材が後退した状態で、弾性反発力により前記制動板から前記摩擦板が離れるよう前記ディスクの摺動を規制し、前記押圧部材の前進時に該押圧部材による前記ディスクへの押圧により弾性変形して前記制動板への前記摩擦版の押し付けを可能ならしめる規制部材と、を備える、制動機能付モータ。
  2. 前記規制部材は、前記制動板と前記ディスクとの間に介在する、請求項1に記載の制動機能付モータ。
  3. 前記規制部材は、前記摩擦板より摩擦係数が小さい低摩擦材料から成る、請求項2に記載の制動機能付モータ。
  4. 前記規制部材は、前記摩擦板より耐磨耗性が高い材料から成る、請求項2又は3に記載の制動機能付モータ。
  5. 前記押圧部材が制動板として機能し、
    前記摩擦板は、前記ディスクの両主面に夫々配置され、
    前記規制部材は、更に前記押圧部材と前記ディスクとの間に介在する、請求項2乃至4の何れか1つに記載の制動機能付モータ。
  6. 前記規制部材は、ばね部材であり、
    前記ばね部材は、前記出力軸と前記ディスクとの嵌合部に配設され、前記押圧部材が後退した状態で、弾性反発力により前記ディスクを押して前記制動板から前記摩擦板を離し、前記押圧部材の前進時に該押圧部材による前記ディスクへの押圧により弾性変形して前記制動板への前記摩擦版の押し付けを可能ならしめるように構成されている、請求項1乃至5の何れか1つに記載の制動機能付モータ。
  7. 前記1乃至6の何れか1つに記載の制動機能付モータを備えるロボット。
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