JP5643537B2 - 制動機能付モータ、及びそれを備えるロボット - Google Patents
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Description
図1に示すロボット2は、その先端部に塗装用ガンや溶接用ガン等のアタッチメントを取付可能に構成されている。ロボット2は、多関節ロボットであり、後述する制御装置50が入力された指令やプログラム等に基づいてモータ1を制御して前記アタッチメントを動かすように構成されている。本実施形態において、ロボット2は、図1に示すような6軸ロボットであり、以下でロボット2の構成について説明する。なお、ロボット2は、6軸ロボットに限定されず、水平3軸や垂直3軸等の他の多関節ロボット等であってもよい。また、ロボット2も溶接用や塗装用のものに限定されず、搬送用や取付作業用等のロボットであってもよい。
ロボット2は、設置場所の床等に固定される基台11を備えている。基台11には、旋回体12が旋回可能に設けられている。旋回体12は、基台11に対してS軸線(垂直軸線)回りに旋回可能に構成されて、旋回体12の上部には、第1アーム13の下端が回動可能に設けられている。第1アーム13は、旋回体12に対してL軸線(水平軸線)回りに回動可能に構成され、第1アーム13の上端部には、第2アーム14の基端部が回動可能に設けられている。第2アーム14は、第1アーム13に対してU軸線(L軸線に平行な軸線)回りに回動可能に構成され、第2アーム14は、R軸線(U軸線に直交する軸線)に沿って延在している。
モータ1は、図2に示すように、基本的に駆動部20と、制動部30とを備えている。制動部30はブレーキで構成されていて、以下では制動部30が電磁ブレーキで構成されている例を説明する。駆動部20は、例えば、サーボモータで構成されている。サーボモータとしては、周知のACサーボモータ、DCサーボモータ、ステッピングモータ等を用いることができる。これらの構造は周知であるので、ここでは簡単に説明する。駆動部20は、ステーターとローター24とを備えている。駆動部20は、後述するローターシャフト23を回動可能に支持するモータケース21を有している。モータケース21は、大略的に中空円柱状に形成され、モータケース21内には、ステーター巻線22が収容されている。ステーター巻線22は、大略円筒状に形成され、モータケース21の内周部に固定されている。モータケース21とステーター巻き線22とはステーター(固定子)を構成している。
図2乃至図5を参照しつつ電磁ブレーキ30の構成を説明する。制動機構である電磁ブレーキ30は、回動するローターシャフト23を制動可能に構成され、モータケース21内に収容されている。電磁ブレーキ30は、インナードライバー31を有している。インナードライバー31は、大略円筒状に形成され、その内孔にはローターシャフト23が挿通されている。インナードライバー31及びローターシャフト23は、互いにキー32により結合され、互いにトルク伝達が可能に構成されている。
制御装置50は、例えば、CPU(図示せず)、制御プログラム等を記憶するメモリ(図示せず)、及び指令等を入力可能な入力手段(図示せず)を有している。制御部50には、エンコーダ25からモータ1(ローターシャフト23)の角変位量(位置)が入力される。制御部50は、これらの入力に基づいて制御プログラム等を実行することにより、電磁ブレーキ30のコイル40、モータ1の駆動部20等の動作を駆動回路(図示せず)等を介して制御する。
以下では、制御装置50により制御されるモータ1の動作等を、図2乃至図6を参照しながら説明する。
本発明の第2実施形態のモータ101の構成は、第1実施形態のモータ1の構成を変形したものである。以下では、第2実施形態のモータ101の特有の構成についてだけ説明し、第1実施形態のモータ1と同じ構成については、同一の符合を付して説明を省略する。後述する第3実施形態のモータ201についても同様である。
第3実施形態のモータ201の電磁ブレーキ230では、図8に示すように摩擦板234が4つのパッド234aに分割されている。4つのパッド234aは、円弧状で略同一の形状に形成され、周方向に等間隔をあけてディスク33の一方の主面33aに取り付けられている。それ故、摩擦板234は、大略的に円環状に形成されている。
第1実施形態及び第2実施形態のモータ1,101では、規制リング43,44及びガタつき防止ばね144が個別に設けられているが、それらの両方の構成をディスク33に設けてもよい。この場合、がたつき防止ばね144によりディスク33をアーマチュア37及びサイドプレート36のいずれの方に付勢させておけばよい。
2 ロボット
23 ローターシャフト
30,130,230 電磁ブレーキ
33 ディスク
34,234 摩擦板
35 摩擦板
36 サイドプレート
37 アーマチュア
40 コイル
43,243 第1規制リング
44 第2規制リング
50 制御装置
144 つき防止ばね
Claims (5)
- 固定子と、前記固定子に回動可能に設けられた回転子と、前記回転子の回転軸である出力軸と、前記出力軸を制動するための制動機構と、を備え、
前記制動機構は、
前記出力軸に、その軸線回りに相対回動不能にかつ前記出力軸の軸線方向に摺動可能に嵌合されたディスクと、
前記ディスクの主面に取付けられた摩擦板と、
前記摩擦板に対向して前記固定子に配設された制動板と、
前進時に前記制動板に前記摩擦板を押付けつけるよう前記ディスクを押圧し、後退時に前記制動板から前記摩擦板が離れるよう前記ディスクへの押圧を解除するように前記出力軸の軸線方向に進退可能な押圧部材と、
前記固定子に配設され、制動時及び制動解除時に前記押圧部材を進退させる駆動装置と、
弾性変形可能であり、前記押圧部材が後退した状態で、弾性反発力により前記制動板から前記摩擦板が離れるよう前記ディスクの摺動を規制し、前記押圧部材の前進時に該押圧部材による前記ディスクへの押圧により弾性変形して前記制動板への前記摩擦板の押し付けを可能ならしめる規制部材と、を備え、
前記規制部材は、円環状に形成され、且つ前記制動板と前記ディスクとの間に介在するように前記出力軸の軸線周りに配置されている、制動機能付モータ。 - 前記規制部材は、前記摩擦板より摩擦係数が小さい低摩擦材料から成る、請求項1に記載の制動機能付モータ。
- 前記規制部材は、前記摩擦板より耐磨耗性が高い材料から成る、請求項1又は2に記載の制動機能付モータ。
- 前記押圧部材が前記制動板として機能し、
前記摩擦板は、前記ディスクの両主面に夫々配置され、
前記規制部材は、更に前記押圧部材と前記ディスクとの間に介在する、請求項1乃至3の何れか1つに記載の制動機能付モータ。 - 前記1乃至4の何れか1つに記載の制動機能付モータを備えるロボット。
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