JP2008121836A - 無励磁作動型電磁ブレーキ - Google Patents

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Abstract

【課題】僅かな設計変更により空転時の摺動回転による摩耗を軽減防止するようにした無励磁作動型電磁ブレーキを提供する。
【解決手段】フィールドコア5を竪型電動機1のハウジング3上に固定する。ブレーキディスク10を回転軸2に軸線方向に移動自在に配設し、アーマチュア8とサイドプレート9との間に位置させる。ブレーキディスク10の下面外周部に摺動目的材16を固着し、上面外周部に摩擦板28を固着する。摺動目的材16は、摩擦係数が小さい材料からなる例えばスラストワッシャが用いられ、ブレーキディスク10の制動解放時に、ブレーキディスク10の自重によりアーマチュア8に押しつけられて摺動回転するが、滑りが生じるため摩耗は少ない。
【選択図】 図1

Description

この発明は、無励磁作動型電磁ブレーキの改良に関するものである。
無励磁作動型電磁ブレーキは、励磁コイルと制動用ばねが収容されたフィールドコアの磁極面側に、互いに対向して配置された第1、第2のディスク保持部材としてのアーマチュアおよびサイドプレートと、これら両部材によって制動されるブレーキディスクとを備えている。アーマチュアは、フィールドコアの磁極面に対して軸線方向に移動自在に支持されて配設され、ブレーキディスクは電動機などの被駆動装置の回転軸に同じく軸線方向にのみ移動自在に装着されている。一方、サイドプレートは、前記フィールドコアに所定の間隔を保って固定されており、このサイドプレートとフィールドコアとの間に前記アーマチュアと前記ブレーキディスクとを配置し、前記制動用ばねによりアーマチュアをサイドプレート方向に付勢している。そして、このような電磁ブレーキは、励磁コイルヘの通電を断った無励磁状態において、前記制動用ばねによる押圧力によってブレーキディスクをアーマチュアとサイドプレートとで挟圧保持することにより、前記ブレーキディスクを制動しており、前記励磁コイルを通電励磁すると、その磁束による磁気吸引力により前記アーマチュアが前記制動用ばねの押圧力に抗して移動してフィールドコアの磁極面に磁気吸着されることにより、前記ブレーキディスクの制動を解放するように構成されている。
このような構造の電磁ブレーキは、ブレーキディスクが回転軸側に軸線方向に移動自在に装着されているため、この電磁ブレーキを回転軸が垂直な竪型電動機に装着して使用する場合、制動解放時(励磁コイルの励磁時)に、ブレーキディスクが自重によって下降するからアーマチュアの摩擦接触面に当接し自重相当の加重がかかるため、アーマチュアに対して摺動回転する。このため、ブレーキディスクに貼付けてあるレジンモールド系の摩擦板が摩耗したり発熱する。因みに、5600rpmで500時間の正逆空転試験を実施したところ、ブレーキディスクの摺動回転により摩擦板に0.03mm程度の摩耗が発生した。
また、この電磁ブレーキは、励磁コイルの無励磁状態においてフィールドコアの磁極面とアーマチュアの吸着面との間に0.1〜0.2mm程度のきわめて僅かな隙間(エアギャップ)が形成される構造であるため、摩擦板の摩耗によりエアギャップ寸法が大きくなると、励磁コイルの磁束による磁気吸引力が低下し、アーマチュアを制動用ばねの押圧力に抗してフィールドコア側に磁気吸引することができなくなる。
そこで、このようなブレーキディスクの摺動回転による摩擦板の摩耗を防止するために、例えば特許文献1,2に開示されている電磁ブレーキが知られている。
前記特許文献1に記載されている電磁ブレーキは、制動用ばねに加えてレリーズ用のばねを設け、励磁コイルへの通電によってブレーキディスクの制動を解放したとき、前記レリーズ用ばねによってブレーキディスクを浮上させ、アーマチュアに対して摺動回転しないようにしている。
前記特許文献2に開示されている電磁ブレーキは、回転軸に支持板を制動板に対向して固定し、この支持板と制動板との間に圧縮コイルばねを組込み、励磁コイルへの通電によってブレーキディスクの制動を解放したとき、前記圧縮コイルばねによって制動板を浮上させるようにしている。
実開平3−107535号公報 実公昭53−35205号公報 実開昭59−133840号公報
上記した従来の無励磁作動型電磁ブレーキは、浮上用のばねでブレーキディスクをエアギャップの二分の一程度浮き上がらせる構造を採っている。しかしながら、このような構造を採用した電磁ブレーキにおいては、浮上用のばねを必要とするため部品点数が増加し高価になるばかりか、ばねを組み込むためのスペースを新たに確保しなければならないため、その分だけ装置自体が大型化するという問題があった。特に、通称マイクロ電磁ブレーキと呼ばれている小径小型のブレーキの場合は、コイルばねを組込むと電動機への取付け寸法などの設計変更が発生するため好ましくない。
ブレーキディスクの空転中において摩擦板が摩耗しないようにした電磁ブレーキとしては、例えば特許文献3に記載されている電磁ブレーキが知られている。この電磁ブレーキは、サイドプレートを省略してブレーキディスクを回転軸に固定し、アーマチュアを板ばねで弾性支持し、無励磁状態においてこの板ばねの弾発力によりアーマチュアを摩擦板に圧接することにより、ブレーキディスクに制動トルクを生じさせ、励磁コイルの通電励磁時にその磁気吸引力によってフィールドコアがアーマチュアを板ばねに抗して磁気吸着することにより、ブレーキディスクの制動を解放するようにしている。すなわち、この電磁ブレーキは、摩擦面がアーマチュアと制動板との一面だけの通称単面電磁ブレーキと呼ばれるものである。しかしながら、このような単面電磁ブレーキを電動機に装着した場合、制動用の板ばねの弾発力が電動機の回転軸と、この回転軸を電動機内で支持する軸受にスラスト加重として作用するため、回転軸へのスラスト荷重を嫌う装置には使用できないという問題があった。なお、摩擦面が二面以上の電磁ブレーキは、通称多面電磁ブレーキと呼ばれている。
本発明は、竪軸仕様の多面電磁ブレーキに適用して好適な電磁ブレーキの改良に関するものであり、その目的とするところは、僅かな設計変更により空転時の摺動回転による摩耗を軽減防止するようにした無励磁作動型電磁ブレーキを提供することにある。
上記目的を達成するために第1の発明は、上下に対向して配置された第1、第2のディスク保持部材と、これらのディスク保持部材の間に配置されたブレーキディスクと、前記第1のディスク保持部材の前記第2のディスク保持部材側とは反対側の面に対向して配置されたフィールドコアと、通電励磁時に前記第1のディスク保持部材を前記フィールドコアの磁極面に吸着させる励磁コイルと、前記第1のディスク保持部材を前記ブレーキディスク方向に付勢し前記第2のディスク保持部材に押し付ける制動用ばねとを備え、前記第2のディスク保持部材と前記フィールドコアが竪型被駆動装置の固定部に固定され、前記ブレーキディスクが前記竪型被駆動装置の回転軸に軸線方向に移動自在に取付けられる無励磁作動型電磁ブレーキにおいて、前記第1、第2のディスク保持部材のうち上側に位置するディスク保持部材と前記ブレーキディスクとの間に摩擦板を介在させ、下側に位置するディスク保持部材と前記ブレーキディスクとの間に摩擦係数が小さい材質からなる摺動目的材を介在させたものである。
第2の発明は、摺動目的材としてスラストワッシャまたはフッ素樹脂コーティング層を用いたものである。
本発明においては、制動解放時にブレーキディスクが自重によって下降すると、摺動目的材を下側のディスク保持部材に当接し自重相当の加重がかかるが、この摺動目的材は、摩擦係数が小さい材質で形成されているため下側のディスク保持部材との間に滑りが生じ、摺動回転による摩耗を軽減することができる。
また、本発明は、空転時に摺動回転する摩擦板を摺動目的材に交換するだけでよいので、構造的には多面型の電磁ブレーキであるにもかかわらず、1つの摩擦板でブレーキディスクを摩擦制動する単面型の電磁ブレーキを構成している。また、1つの摩擦板を摺動目的材に交換するだけでよいので、大がかりな設計変更をしたり格別なスペースを確保する必要がなく、装置が大型、高価格化することもない。
また、摺動目的材と用いられる市販のスラストワッシャまたはフッ素樹脂コーティング層は、摩擦係数が小さく、下側のディスク保持部材との間に滑りが生じやすいために摩耗が少ない。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
図1は本発明に係る無励磁作動型電磁ブレーキの一実施の形態を示す断面図、図2は要部の拡大断面図である。これらの図において、1は竪型電動機、2はその回転軸、3はハウジングである。回転軸2は、垂直に配設され、その上端部2aがハウジング3の上側に突出し、この上端部2aに無励磁作動型電磁ブレーキ(以下、電磁ブレーキという)4が装着されている。
前記電磁ブレーキ4は、前記ハウジング3の上面に軸線を回転軸2の軸線と一致させて設置固定されたフィールドコア5と、このフィールドコア5に収納された励磁コイル6および制動用ばね7と、前記フィールドコア5に対向してその上方に配置されたアーマチュア8と、このアーマチュア(第1のディスク保持部材)8の上方に配置されたサイドプレート(第2のディスク保持部材)9と、このサイドプレート9と前記アーマチュア8との間に配置されたブレーキディスク10等を備えている。
前記フィールドコア5は、前記回転軸2の上端部2aが貫通する内側円筒部5Aと、これと同心状の外側円筒部5Bと、底板部5Cとを一体に有する筒状体に形成されることにより、内側円筒部5Aと外側円筒部5Bおよび底板部5Cとの間に形成された上方に開放する環状溝11を有し、この環状溝11に前記励磁コイル6が収納されている。また、前記外側円筒部5Bの上面には、例えば3つのばね用収納凹部12が周方向に等間隔おいて形成されており、これらのばね用収納凹部12に前記制動用ばね7がそれぞれ収納されている。制動用ばね7は、圧縮コイルばねからなり、前記アーマチュア8を上方に付勢している。なお、内側円筒部5Aと外側円筒部5Bの上面は、前記アーマチュア8を磁気吸着する磁極面15を形成している。
前記アーマチュア8は、機械構造用低炭素鋼板(SPCC)によって円板状に形成されることにより、前記回転軸2の上端部2aが貫通する中心孔14を有し、前記フィールドコア5とブレーキディスク10との間に軸線方向にのみ移動自在に配置されている。また、アーマチュア8は、前記励磁コイル6の無励磁状態において前記制動用ばね7によって前記ブレーキディスク10の下面外周縁部に固定された摺動目的材16に押し付けられることにより、フィールドコア5の上面である磁極面15から僅かに離間しており、これによってフィールドコア5とアーマチュア8との間に僅かな隙間(エアギャップ)Gが形成されている。このエアギャップGの寸法は、0.1〜0.2mm程度である。
前記サイドプレート9は、前記回転軸2の上端部2aが貫通する中心孔20を有する円板状に形成され、外周縁部が複数個の固定用ねじ21によって前記フィールドコア5の外側円筒部5Bの上面にカラー22を介して固定されることにより、前記ブレーキディスク10の上方に位置している。前記カラー22は、前記アーマチュア8の外周に形成されたU字状の凹部23に係入されることにより、サイドプレート9を保持するとともにアーマチュア8の回転を防止している。
カラー22の長さ(高さ)は、アーマチュア8とブレーキディスク10が制動用ばね7によってサイドプレート9に圧接された状態におけるアーマチュア8の下面からサイドプレート9の下面までの距離よりもエアギャップGだけ長く設定されている。つまり、カラー22は、アーマチュア8の回転を防止する機能に加えてエアギャップGを設定する機能をも有している。
前記ブレーキディスク10は、非磁性鋼板(SUS)によって円板状に形成され、前記回転軸2の上端部2aに固定されたハブ25に軸線方向にのみ移動自在に取付けられ、回転を防止されている。このため、ブレーキディスク10の内周面とハブ25の外周面には、互いに係合するスプライン26がそれぞれ形成されている。
また、ブレーキディスク10は、中央部10aが厚肉で、外周縁部10bが薄肉に形成されており、この薄肉の外周縁部10bの上面、すなわちサイドプレート9の下面と対向する面27にレジンモールド系の摩擦板28が固着されている。一方、アーマチュア8と対向する下面29には前記摺動目的材16が固着されている。なお、摺動目的材16と摩擦板28は、ブレーキディスク10に固着されるものに限らず、アーマチュア8とサイドプレート9に固着されるものであってもよい。
前記摺動目的材16は、摩擦係数が一般の材料に比べて十分に小さい材料によって形成されたもので、例えばスラストワッシャが用いられる。摩擦係数が十分に小さいスラストワッシャとしては、例えば市販のすべり軸受(エヌデーシー(株)製F920)が用いられる。このすべり軸受は、銅裏金上の多孔質青銅にPTFE(polytetra-fluoroethylene)と潤滑繊維の混合物を含浸させたコーティング層を形成したものである。なお、摺動目的材16の摩擦係数としては、アーマチュア8の材質、ブレーキディスク10の重量等にもよるが、0.04〜0.18程度であることが望ましい。
このような構造からなる電磁ブレーキ4は、励磁コイル6に通電していない無励磁状態において、制動用ばね7の押圧力でブレーキディスク10がアーマチュア8とサイドプレート9とで挟圧されて制動されることにより、電動機1の回転軸2の慣性回転を制動し静止状態に保持している。
通電により励磁コイル6を励磁した状態では、アーマチュア8が制動用ばね7に抗して下降しフィールドコア5の磁極面15に磁気吸着される。この励磁状態において、アーマチュア8とブレーキディスク10との間には隙間が生じる。また、ブレーキディスク10はアーマチュア8から解放されると、自重によって下降するためサイドプレート9からも離間して解放されるため空転する。この制動解放時に、ブレーキディスク10は自重によって下降すると、摺動目的材としてのスラストワッシャ16がアーマチュア8に当接して摺動回転するが、スラストワッシャ16は摩擦係数が十分小さいため、滑りが生じて摩耗を抑えることができる。因みに、5600rpmで500時間の正逆空転試験を実施したところ、スラストワッシャ16の摩耗量は0.005mm程度で、レジンモールド系摩擦板を用いた従来の電磁ブレーキの摩耗量(0.03mm)に比べて著しく少なく、エアギャップG寸法が広くなることによるフィールドコア5のアーマチュア8に対する磁気吸引力低下を招くおそれがないことが確認された。
図3は、本発明の他の実施の形態を示す要部の断面図である。
本実施の形態は、サイドプレート9の下面内径側に環状溝31を形成し、この環状溝31にレジンモールド系摩擦板28を固着し、ブレーキディスク10のアーマチュア8と対向する下面29に摺動目的材としてのフッ素樹脂からなるコーティング層32を形成したものである。フッ素樹脂のコーティング層32は、摩擦係数が0.2以下の低摩擦性の表面が得られる。なお、その他の構造は、上記した実施の形態と同様である。
このような構成においても、上記した実施の形態と同様に、ブレーキディスク10の制動解放時において、アーマチュア8とコーティング層32との間に滑りが生じるためコーティング層32の摩耗が少なく、エアギャップG寸法が広くなることによる磁気吸引力低下を防止することができる。
図4は、本発明のさらに他の実施の形態を示す要部の断面図である。この実施の形態は、ブレーキディスク10の下面外周側に形成した環状溝34に摺動目的材としての摺動リング部材35を固着したものである。摺動リング部材35の材質としては、摩擦係数が小さい材質、例えばPTFEが用いられる。なお、その他の構成は、上記した実施の形態と同様である。
このような構成においても、上記した実施の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、上記した実施の形態は、いずれもフィールドコア5の底部を電動機1への取付け面とし、サイドプレート9をフィールドコア5の上方に固定してその下面をブレーキディスク10の上面に対向させたが、これに限らずアーマチュア8がブレーキディスク10の上方に位置するように電磁ブレーキ4を上下反転させてサイドプレート9を電動機1のハウジング3上に固定し、フィールドコア5を回転軸2に固定してもよい。その場合は、制動解放時にブレーキディスク10がサイドプレート9に対して摺動回転するため、サイドプレート9とブレーキディスク10との間に摺動目的材を介在させ、アーマチュア8とブレーキディスク10との間に摩擦板を介在させればよい。
本発明に係る無励磁作動型電磁ブレーキの一実施の形態を示す断面図である。 同電磁ブレーキの要部の断面図である。 本発明の他の実施の形態を示す要部の断面図である。 本発明のさらに他の実施の形態を示す要部の断面図である。
符号の説明
1…竪型電動機、2…回転軸、3…ハウジング、4…無励磁作動型電磁ブレーキ、5…フィールドコア、6…励磁コイル、7…制動用ばね、8…アーマチュア(第1のディスク保持部材)、9…サイドプレート(第2のディスク保持部材)、10…ブレーキディスク、16…スラストワッシャ(摺動目的材)、28…摩擦板。

Claims (2)

  1. 上下に対向して配置された第1、第2のディスク保持部材と、これらのディスク保持部材の間に配置されたブレーキディスクと、前記第1のディスク保持部材の前記第2のディスク保持部材側とは反対側の面に対向して配置されたフィールドコアと、通電励磁時に前記第1のディスク保持部材を前記フィールドコアの磁極面に吸着させる励磁コイルと、前記第1のディスク保持部材を前記ブレーキディスク方向に付勢し前記第2のディスク保持部材に押し付ける制動用ばねとを備え、前記第2のディスク保持部材と前記フィールドコアが竪型被駆動装置の固定部に固定され、前記ブレーキディスクが前記竪型被駆動装置の回転軸に軸線方向に移動自在に取付けられる無励磁作動型電磁ブレーキにおいて、
    前記第1、第2のディスク保持部材のうち上側に位置するディスク保持部材と前記ブレーキディスクとの間に摩擦板を介在させ、下側に位置するディスク保持部材と前記ブレーキディスクとの間に摩擦係数が小さい材質からなる摺動目的材を介在させたことを特徴とする無励磁作動型電磁ブレーキ。
  2. 請求項1記載の無励磁作動型電磁ブレーキにおいて、
    前記摺動目的材が、スラストワッシャまたはフッ素樹脂コーティング層であることを特徴とする無励磁作動型電磁ブレーキ。
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