JP2011227530A - 偏光子保護フィルム、偏光板および画像表示装置 - Google Patents
偏光子保護フィルム、偏光板および画像表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011227530A JP2011227530A JP2011171114A JP2011171114A JP2011227530A JP 2011227530 A JP2011227530 A JP 2011227530A JP 2011171114 A JP2011171114 A JP 2011171114A JP 2011171114 A JP2011171114 A JP 2011171114A JP 2011227530 A JP2011227530 A JP 2011227530A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- film
- resin composition
- uva
- protective film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- CGBGZOFCOKWZPM-UHFFFAOYSA-N CC(C)(C)c1cc(CCC(OCCOC(C(C)=C)=O)=O)cc(-[n]2nc(cccc3)c3n2)c1O Chemical compound CC(C)(C)c1cc(CCC(OCCOC(C(C)=C)=O)=O)cc(-[n]2nc(cccc3)c3n2)c1O CGBGZOFCOKWZPM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- YCNFNXPUWNPXMG-UHFFFAOYSA-N Oc(cc1O)ccc1-c1nc(-c2ccccc2)nc(-c2ccccc2)n1 Chemical compound Oc(cc1O)ccc1-c1nc(-c2ccccc2)nc(-c2ccccc2)n1 YCNFNXPUWNPXMG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
【解決手段】110℃以上のガラス転移温度を有する熱可塑性樹脂組成物からなり、前記熱可塑性樹脂組成物が、熱可塑性アクリル樹脂と分子量が700以上の紫外線吸収剤とを含む偏光子保護フィルムとする。紫外線吸収剤は、ヒドロキシフェニルトリアジン骨格を有することが好ましい。アクリル樹脂は、主鎖に環構造を有することが好ましく、環構造は、例えば、ラクトン環構造、無水グルタル酸構造、グルタルイミド構造、N−置換マレイミド構造および無水マレイン酸構造から選ばれる少なくとも1種である。
【選択図】図1
Description
本発明の樹脂組成物について詳細に説明する。
樹脂(A)は、熱可塑性アクリル樹脂である限り特に限定されない。ただし、樹脂(A)は、樹脂組成物としてのTgが110℃以上となるアクリル樹脂である必要がある。
UVA(B)の分子量は700以上である。当該分子量は800以上が好ましく、900以上がより好ましい。一方、当該分子量が10000を超えると、樹脂(A)との相溶性が低下することで、最終的に得られる樹脂成形品の色相、濁度などの光学的特性が低下する。UVA(B)の分子量の上限は、8000以下が好ましく、5000以下がより好ましい。
本発明の樹脂組成物におけるUVA(B)の含有量は特に限定されないが、例えば、樹脂(A)をはじめとする熱可塑性樹脂100部に対して、0.1〜5部である。UVA(B)の含有量が過度に小さくなると、十分な紫外線吸収能が得られない。一方、UVA(B)の含有量が過度に大きくなると、紫外線吸収能が向上するメリットよりも、成形時に発泡やブリードアウトなどが発生するデメリットの方が大きくなる。
本発明の樹脂組成物は、樹脂(A)を主成分とする熱可塑性樹脂とUVA(B)とを公知の方法により混合して製造できる。製造した樹脂組成物は、必要に応じて、ペレタイザーなどによりペレット化してもよい。
本発明の樹脂成形品は、上記本発明の樹脂組成物からなる。本発明の樹脂成形品は、上述した本発明の樹脂組成物が有する特性に基づく、各種の特性を有する。例えば、本発明の樹脂成形品は、高い紫外線吸収能、耐熱性および透明性を有する。また例えば、本発明の樹脂成形品は、発泡やブリードアウトなどの欠点が少ない。
上述したように、本発明の樹脂成形品の製造方法は特に限定されないが、以下、樹脂成形品として樹脂フィルムの製造方法の一例を示す。この製造方法は、樹脂シートの製造方法にも適用できる。
各サンプルのガラス転移温度(Tg)は、JIS K7121の規定に準拠して求めた。具体的には、示差走査熱量計(リガク社製、DSC−8230)を用い、窒素ガス雰囲気下、約10mgのサンプルを常温から200℃まで昇温(昇温速度20℃/分)して得られたDSC曲線から、始点法により評価した。リファレンスには、α−アルミナを用いた。なお、製造例で作製したフィルムに対するTgの評価も同様に行った。
各サンプルの光線透過率は、押出成形により厚さ100μmのフィルムとした後、分光光度計(島津製作所社製、UV−3100)を用いて、波長380nmおよび500nmの光に対する当該フィルムの透過率を測定することで評価した。各サンプルから、厚さ100μmのフィルムを形成する具体的な方法は後述する。
各サンプルの発泡性を以下のように評価した。最初に、ペレット状の樹脂組成物を循環型熱風乾燥機により乾燥し(80℃、5時間)、乾燥したペレット6gを、280℃に温度を制御したJIS K7210に規定のメルトインデクサーに投入した。投入後、メルトインデクサーを280℃で20分間保持した後、溶融した樹脂組成物を荷重4.85kgでストランド状に押出し、形成されたストランドの発泡状態を目視により観察した。ストランドにおける、メルトインデクサーのピストンの下部標線から10cm以内に直径0.5mm以上の気泡が20個以上存在する場合を「発泡有り」、当該気泡が20個未満の場合を「発泡なし」とした。
各サンプルにおけるUVAの昇華性を以下のように評価した。最初に、押出成形により、各サンプルを厚さ100μmのフィルムとし、その一部(サイズにして1cm×3cm)を切り出した。次に、切り出したフィルムを試験管内に封入した後、メタルバス中において、150℃で10時間加熱した。次に、試験管からフィルムを取り出した後、当該試験管にクロロホルム1mLを入れ、フィルムから昇華して試験管の内壁に付着したUVAをクロロホルムに溶解させた。次に、UVAを溶解させたクロロホルムを光路長1cmの石英セルに収容し、吸光度計(島津製作所社製、UV−3100)を用いて、波長350nmの光に対する吸光度を測定した。UVAの昇華量が大きいほど、測定される吸光度は大きくなる。
各サンプルを成形する際の成形装置の汚染度を、キャストロール(Tダイから押し出された溶融状態の樹脂フィルムが、最初に接触する金属ロール)に対するUVAの付着量を測定することにより評価した。付着量は、以下のように評価した。最初に、キャストロールを備える成形装置により、樹脂フィルムを1時間連続して押出成形した後に、ロール中央部の10cm×10cmの範囲を、クロロホルムを浸したセルロース製ワイパーで拭き取った。次に、拭き取りに使用したワイパーを、30mLのクロロホルムに浸漬させて、キャストロールから拭き取ったUVAをクロロホルムに溶解させた。次に、UVAを溶解させたクロロホルムを光路長1cmの石英セルに収容し、吸光度計(島津製作所社製、UV−3100)を用いて、波長350nmの光に対する吸光度を測定した。キャストロールへのUVAの付着量が大きい(即ち、UVAの飛散性が高い)ほど、測定される吸光度は大きくなる。
アクリル樹脂の重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により以下の条件で求めた。
システム:東ソー製
展開溶媒:クロロホルム(和光純薬工業製、特級)、流量0.6ml/min
標準試料:TSK標準ポリスチレン(東ソー製、PS−オリゴマーキット12タイプ)
カラム構成(測定側):ガードカラム(TSKGuardcolumn SuperH-H)、分離カラム(TSKgel SuperHM-M)2本直列接続
カラム構成(リファレンス側):リファレンスカラム(TSKgel SuperH-RC)
アクリル樹脂におけるラクトン環構造の含有率は、ダイナミックTG法により、以下のようにして求めた。最初に、ラクトン環構造を有するアクリル樹脂に対してダイナミックTG測定を実施し、150℃から300℃の間の重量減少率を測定して、得られた値を実測重量減少率(X)とした。150℃は、樹脂に残存する水酸基およびエステル基が環化縮合反応を開始する温度であり、300℃は、樹脂の熱分解が始まる温度である。これとは別に、前駆体である重合体に含まれる全ての水酸基が脱アルコール反応を起こしてラクトン環が形成されたと仮定して、その反応による重量減少率(即ち、前駆体の脱アルコール環化縮合反応率が100%であったと仮定した重量減少率)を算出し、理論重量減少率(Y)とした。具体的には、理論重量減少率(Y)は、前駆体における、脱アルコール反応に関与する水酸基を有する構成単位の含有率から求めることができる。なお、前駆体の組成は、測定対象であるアクリル樹脂の組成から導いた。次に、式[1−(実測重量減少率(X)/理論重量減少率(Y))]×100(%)により、アクリル樹脂の脱アルコール反応率を求めた。測定対象であるアクリル樹脂において、求めた脱アルコール反応率の分だけラクトン環構造が形成されていると考えられる。そこで、前駆体における、脱アルコール反応に関与する水酸基を有する構成単位の含有率に、求めた脱アルコール反応率を乗じ、ラクトン環構造の重量に換算することで、アクリル樹脂におけるラクトン環構造の含有率とした。
アクリル樹脂のダイナミックTG測定は、以下のように行った。
測定装置:リガク製、Thermo Plus 2 TG-8120 Dynamic TG
試料重量:5〜10mg
昇温速度:10℃/分
雰囲気:窒素フロー(200ml/分)下
測定方法:階段状等温制御法(60〜500℃の間で、重量減少速度値を0.005%/秒以下として制御)
フィルムの厚さは、デジマチックマイクロメーター((株)ミツトヨ製)を用いて測定した。
各サンプルから形成したフィルムの濁度の変化量を、以下のように評価した。最初に、押出成形により、各サンプルを厚さ100μmのフィルムとし、その一部(サイズにして5cm×5cm)を切り出した。次に、切り出したフィルムの濁度を、濁度計(日本電色工業社製、NDH−1001DP)を用いて測定し、測定した値を初期値とした。次に、切り出したフィルムを、100℃に保持した熱風乾燥機(タバイ社製)内に200時間放置した後、放置後のフィルムの濁度を再度測定して、上記初期値からの変化量を求めた。成形後のフィルムの濁度が変化する要因として、熱による、UVAのブリードアウトが考えられる。
攪拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入管を備えた内容積30Lの反応釜に、40部のメタクリル酸メチル(MMA)、10部の2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル(MHMA)、重合溶媒として50部のトルエン、および0.025部の酸化防止剤(旭電化工業製、アデカスタブ2112)を仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させた。昇温に伴う還流が始まったところで、重合開始剤として0.05部のt−アミルパーオキシイソノナノエート(アルケマ吉富製、商品名:ルペロックス570)を添加するとともに、0.10部のt−アミルパーオキシイソノナノエートを3時間かけて滴下しながら、約105〜110℃の還流下で溶液重合を進行させ、さらに4時間の熟成を行った。
UVA溶液の投入速度を0.1kg/時に変更した以外は実施例1と同様にして、主鎖にラクトン環構造を有するアクリル樹脂(A−1)と分子量700以上のUVA(B)とを含む透明な樹脂組成物のペレットを得た。樹脂組成物のガラス転移温度(Tg)は127℃であった。
攪拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入管を備えた内容積30Lの反応釜に、41.5部のメタクリル酸メチル(MMA)、6部の2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル(MHMA)、2.5部の2−〔2’−ヒドロキシ−5’−メタクリロイルオキシ〕エチルフェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール(大塚化学製、商品名:RUVA−93)、重合溶媒として50部のトルエン、0.025部の酸化防止剤(旭電化工業製、アデカスタブ2112)、および連鎖移動剤として0.025部のn−ドデシルメルカプタンを仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させた。昇温に伴う還流が始まったところで、重合開始剤として0.05部のt−アミルパーオキシイソノナノエート(アルケマ吉富製、商品名:ルペロックス570)を添加するとともに、0.10部のt−アミルパーオキシイソノナノエートを3時間かけて滴下しながら、約105〜110℃の還流下で溶液重合を進行させ、さらに4時間の熟成を行った。
攪拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入管を備えた内容積1000Lの反応釜に、40部のメタクリル酸メチル(MMA)、10部の2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル(MHMA)、重合溶媒として50部のトルエン、および0.025部の酸化防止剤(旭電化工業製、アデカスタブ2112)を仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させた。昇温に伴う還流が始まったところで、重合開始剤として0.05部のt−アミルパーオキシイソノナノエート(アルケマ吉富製、商品名:ルペロックス570)を添加するとともに、0.10部のt−アミルパーオキシイソノナノエートを3時間かけて滴下しながら、約105〜110℃の還流下で溶液重合を進行させ、さらに4時間の熟成を行った。
攪拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入管を備えた内容積1000Lの反応釜に、40部のメタクリル酸メチル(MMA)、10部の2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル(MHMA)、重合溶媒として50部のトルエン、および0.025部の酸化防止剤(旭電化工業製、アデカスタブ2112)を仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させた。昇温に伴う還流が始まったところで、重合開始剤として0.05部のt−アミルパーオキシイソノナノエート(アルケマ吉富製、商品名:ルペロックス570)を添加するとともに、0.10部のt−アミルパーオキシイソノナノエートを3時間かけて滴下しながら、約105〜110℃の還流下で溶液重合を進行させ、さらに4時間の熟成を行った。
攪拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入管を備えた内容積30Lの反応釜に、40部のメタクリル酸メチル(MMA)、10部の2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル(MHMA)、重合溶媒として50部のトルエン、および0.025部の酸化防止剤(旭電化工業製、アデカスタブ2112)を仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させた。昇温に伴う還流が始まったところで、重合開始剤として0.05部のt−アミルパーオキシイソノナノエート(アルケマ吉富製、商品名:ルペロックス570)を添加するとともに、0.10部のt−アミルパーオキシイソノナノエートを3時間かけて滴下しながら、約105〜110℃の還流下で溶液重合を進行させ、さらに4時間の熟成を行った。
樹脂(A−5)とドライブレンドするUVAの量を3.0部に変更した以外は実施例1と同様にして、樹脂(A−5)とUVAとの樹脂組成物を得た。樹脂組成物のTgは127℃であった。
比較例1で得た樹脂(A−5)100部に、ベンゾトリアゾール骨格を有するUVA(住友化学製、Sumisorb300、分子量315)1.5部をドライブレンドして、樹脂(A−5)とUVAとの樹脂組成物を得た。樹脂組成物のTgは128℃であった。
比較例1で得た樹脂(A−5)100部に、トリアジンにヒドロキシフェニル基が1つ結合した骨格を有するUVA(チバスペシャリティケミカルズ製、CGL479(TINUVIN479)、分子量676)1.5部をドライブレンドして、樹脂(A−5)とUVAとの樹脂組成物を得た。樹脂組成物のTgは128℃であった。
実施例3で作製した樹脂組成物のペレットを、20mmφのスクリュー径を有する二軸押出機を用いて、幅150mmのコートハンガー型Tダイから溶融押出しし、厚さ約160μmの樹脂フィルムを作製した。
ケン化度99%、厚さ75μmのポリビニルアルコール(PVA)未延伸フィルムを室温の水で洗浄した後、MD方向に一軸延伸(延伸倍率5倍)した。延伸後のフィルムを、その緊張状態を保持したままヨウ素/ヨウ化カリウム水溶液(ヨウ素の濃度0.5%、ヨウ化カリウムの濃度5%)に浸漬させ、PVAフィルムに二色性色素を吸着させた。続いて、色素を吸着させたフィルムを、温度50℃のホウ酸/ヨウ化カリウム水溶液(ホウ酸の濃度10%、ヨウ化カリウムの濃度5%)に浸漬して5分間の架橋処理を行い、PVA延伸フィルムを基材とする偏光子を得た。
温度計、攪拌機、冷却器、滴下ロートおよび窒素ガス導入管を備えた4ツ口フラスコに、溶媒としてトルエン200部およびイソプロピルアルコール100部と、単量体としてメタクリル酸ブチル80部、アクリル酸ブチル25部、メタクリル酸メチル75部およびメタクリル酸20部とを投入した後に、当該フラスコに窒素ガスを導入しながら、攪拌下、全体を85℃に昇温した。
温度計、窒素ガス導入管および攪拌機を備えた反応器において、当該反応器に窒素ガスを導入しながら、1,4−ブタンジオール367.2部、イソフタル酸166部およびジブチルスズオキシド0.05部を加熱攪拌しながら溶融し、酸価1.1になるまで、200℃で8時間の縮合反応を行った。次に、反応器を120℃に冷却し、アジピン酸584部および2,2−ジメチロールプロピオン酸268部を加えた後、170℃に再昇温し、当該温度で23時間反応させて、水酸基価102.0および酸価93.5のポリエステルポリオールを得た。次に、得られたポリエステルポリオール55部を減圧下100℃で脱水した後、60℃に冷却し、1,4−ブタンジオール6.58部をさらに加えて、全体を十分に攪拌混合した。次に、ヘキサメチレンジイソシアネート35.17部を加えた後に反応器を100℃に加熱し、この温度で4.5時間反応させて、NCO末端ウレタンプレポリマーを得た。反応終了後、40℃に冷却し、アセトン96.75部を加えて全体を希釈し、プレポリマー溶液とした。次に、ピペラジン7.04部とトリエチルアミン10.19部とを水245.19部に予め溶解させて得たアミン水溶液に作製したプレポリマー溶液を徐々に注ぎ込んで、鎖伸長と中和とを同時に行った。この反応生成物から、減圧下、50℃でアセトンを除去した後、水を加えて、不揮発成分の濃度が30%、粘度が60mPa・s/25℃、pH7.1のポリエステル系アイオノマー型ウレタン樹脂の水分散液を得た。次に、得られた水分散液20部および自己乳化型ポリイソシアネート1.2部を脱イオン水14.8部に分散させて、不揮発成分の濃度が20%の接着剤(D−2)を得た。
攪拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入管を備えた内容積30Lの反応釜に、MMA8000g、MHMA2000gおよび重合溶媒としてトルエン10000gを仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させた。昇温に伴う環流が始まったところで、重合開始剤としてt−アミルパーオキシイソノナノエート10.0gを添加するとともに、t−アミルパーオキシイソノナノエート20.0gとトルエン100gとからなる溶液を2時間かけて滴下しながら、約105〜110℃の環流下で溶液重合を進行させ、さらに4時間の熟成を行った。重合反応率は96.6%、得られた重合体におけるMHMAの含有率(重量比)は20.0%であった。
攪拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入管を備えた内容積30Lの反応釜に、7950gのMMA、1500gのMHMA、550gのスチレン(St)および重合溶媒として10000gのトルエンを仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させた。105℃に達したところで、重合開始剤として12gのt−アミルパーオキシイソナノエートを添加するとともに、24gのt−アミルパーオキシイソナノエートと136gのトルエンとからなる溶液を2時間かけて滴下しながら、約105〜110℃の環流下で溶液重合を進行させ、さらに4時間の熟成を行った。
攪拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入管を備えた内容積30Lの反応釜に、5000gのMMA、3000gのMHMA、2000gのメタクリル酸ベンジル(BzMA)および重合溶媒として10000gのトルエンを仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させた。昇温に伴う環流が始まったところで、重合開始剤としてt−アミルパーオキシイソノナノエート(アトフィナ吉富製、商品名:ルパゾール570)6.0gを添加するとともに、t−アミルパーオキシイソノナノエート12.0gとトルエン100gとからなる重合開始剤溶液を6時間かけて滴下しながら、約105〜110℃の環流下で溶液重合をさせ、さらに2時間の熟成を行った。
耐圧反応容器に、脱イオン水70部、ピロリン酸ナトリウム0.5部、オレイン酸カリウム0.2部、硫酸第一鉄0.005部、デキストロース0.2部、p−メンタンハイドロパーオキシド0.1部および1,3−ブタジエン28部からなる反応混合物を投入した後に、全体を65℃に昇温して2時間の重合を行った。次に、容器内の反応物にp−ハイドロパーオキシド0.2部を加えた後、1,3−ブタジエン72部、オレイン酸カリウム1.33部および脱イオン水75部を2時間かけて連続的に滴下した。そのまま重合開始から21時間反応させて、ブタジエン系ゴム重合体ラテックス(平均粒子径0.240μm)を得た。
攪拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入管を備えた内容積30Lの反応釜に、7000gのMMA、3000gのMHMAおよび重合溶媒として12000gのトルエンを仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させた。昇温に伴う還流が始まったところで、重合開始剤としてt−アミルパーオキシイソノナノエート(アトフィナ吉富製、ルパゾール570)6.0gを添加するとともに、t−アミルパーオキシイソノナノエート12.0gとトルエン100gとからなる溶液を2時間かけて滴下しながら、約105〜110℃の環流下で溶液重合を進行させ、さらに4時間の熟成を行った。
押出条件−シリンダー温度:280℃
ダイ:コートハンガータイプ、幅150mm、温度290℃
キャスティング:つや付き2本ロール、第1ロールおよび第2ロールともに130℃に保持。
製造例9で作製した未延伸のフィルム(J)を、製造例1で用いた延伸試験装置を用いて逐次二軸延伸した。
製造例9で作製した未延伸のフィルム(J)を、製造例10とは異なる延伸条件で逐次二軸延伸した。具体的には、一段目の延伸温度を150℃、延伸倍率を2.5倍、延伸時間を1分とした。また、二段目の延伸温度を150℃、延伸倍率を2.5倍、延伸時間を1分とした。
製造例9で作製した未延伸のフィルム(J)を、製造例10とは異なる延伸条件で同時二軸延伸した。予熱は155℃で3分間とし、延伸温度を155℃、延伸倍率をTD方向、MD方向ともに2.5倍、延伸時間を1分とした。
実施例2、4で作製した樹脂組成物から形成した厚さ100μmの樹脂フィルムおよび製造例1、5、6、8、10〜12で作製した樹脂フィルムを偏光子保護フィルムとして用い、当該フィルムを製造例2で作製した偏光子の両面に接合して偏光板を作製し、得られた偏光板における偏光子と偏光子保護フィルムとの接着強度、ならびに得られた偏光板の耐熱湿性を評価した。
作製した偏光板をポリプロピレン板上に両面テープにより固定した後、偏光子から偏光子保護フィルムを剥離させることを試みた。その際の剥離の状態により、偏光子と偏光子保護フィルムとの接着強度を5段階で評価した。評価基準は以下のとおりである。
1:フィルムの末端を手で引っ張ることで、簡単に剥離する。
2:カッターの刃を両者の接合面に挿入すると剥離する。
3:カッターの刃を両者の接合面に挿入し、さらに刃に力を加えると剥離する。
4:カッターの刃を両者の接合面に挿入しても、部分的に小片が剥がれるのみである。
5:カッターの刃を両者の接合面に挿入できず、剥離しない。
作製した偏光板を2.5×5cmのサイズに切断した後、60℃の温水に4時間浸漬させることで、偏光子と偏光子保護フィルムとを剥離させることを試みた。その際の剥離の状態により、偏光板の耐熱湿性を3段階で評価した。評価基準は以下のとおりである。
良(○):剥離なし。
可(△):一部に剥離あり。
不可(×):全面が剥離する。
2、6 偏光子
4 液晶セル
8 バックライト
9 偏光板
10 偏光板
11 画像表示部
Claims (10)
- 110℃以上のガラス転移温度を有する熱可塑性樹脂組成物からなり、
前記熱可塑性樹脂組成物が、熱可塑性アクリル樹脂と、分子量が700以上の紫外線吸収剤とを含む、偏光子保護フィルム。 - 前記紫外線吸収剤が、ヒドロキシフェニルトリアジン骨格を有する請求項1に記載の偏光子保護フィルム。
ここで、前記ヒドロキシフェニルトリアジン骨格は、トリアジンと、トリアジンに結合した3つのヒドロキシフェニル基とからなる骨格((2−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリアジン骨格)である。 - 前記アクリル樹脂が、主鎖に環構造を有する請求項1に記載の偏光子保護フィルム。
- 前記環構造が、ラクトン環構造、無水グルタル酸構造、グルタルイミド構造、N−置換マレイミド構造および無水マレイン酸構造から選ばれる少なくとも1種である請求項3に記載の偏光子保護フィルム。
- 前記環構造がラクトン環構造である請求項3に記載の偏光子保護フィルム。
- 偏光子と、請求項1に記載の偏光子保護フィルムとを備える偏光板。
- アクリル樹脂フィルムをさらに備える請求項6に記載の偏光板。
- 前記アクリル樹脂フィルムは、面内および厚さ方向の位相差(波長589nmの光に対する厚さ100μmあたりの位相差)の値が10nm以下の低位相差フィルムである請求項7に記載の偏光板。
- 前記アクリル樹脂フィルムが、位相差フィルムである請求項7に記載の偏光板。
- 請求項6に記載の偏光板を備える画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011171114A JP5272055B2 (ja) | 2007-06-14 | 2011-08-04 | 偏光子保護フィルム、偏光板および画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007157991 | 2007-06-14 | ||
JP2007157991 | 2007-06-14 | ||
JP2007200693 | 2007-08-01 | ||
JP2007200689 | 2007-08-01 | ||
JP2007200689 | 2007-08-01 | ||
JP2007200693 | 2007-08-01 | ||
JP2011171114A JP5272055B2 (ja) | 2007-06-14 | 2011-08-04 | 偏光子保護フィルム、偏光板および画像表示装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008155734A Division JP4974971B2 (ja) | 2007-06-14 | 2008-06-13 | 熱可塑性樹脂組成物とそれを用いた樹脂成形品および偏光子保護フィルムならびに樹脂成形品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011227530A true JP2011227530A (ja) | 2011-11-10 |
JP5272055B2 JP5272055B2 (ja) | 2013-08-28 |
Family
ID=40503373
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008155734A Active JP4974971B2 (ja) | 2007-06-14 | 2008-06-13 | 熱可塑性樹脂組成物とそれを用いた樹脂成形品および偏光子保護フィルムならびに樹脂成形品の製造方法 |
JP2011171113A Withdrawn JP2012001725A (ja) | 2007-06-14 | 2011-08-04 | 樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法 |
JP2011171114A Active JP5272055B2 (ja) | 2007-06-14 | 2011-08-04 | 偏光子保護フィルム、偏光板および画像表示装置 |
Family Applications Before (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008155734A Active JP4974971B2 (ja) | 2007-06-14 | 2008-06-13 | 熱可塑性樹脂組成物とそれを用いた樹脂成形品および偏光子保護フィルムならびに樹脂成形品の製造方法 |
JP2011171113A Withdrawn JP2012001725A (ja) | 2007-06-14 | 2011-08-04 | 樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JP4974971B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130121012A (ko) * | 2012-04-26 | 2013-11-05 | 가부시키가이샤 닛폰 쇼쿠바이 | 광학필름 및 그의 이용 |
JP2014048348A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Nippon Shokubai Co Ltd | 光学フィルムおよびその利用 |
JP2014048347A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Nippon Shokubai Co Ltd | 光学フィルムおよびその利用 |
JP2014225008A (ja) * | 2013-04-23 | 2014-12-04 | 住友化学株式会社 | 偏光子保護フィルムおよびそれを用いた偏光板 |
JPWO2013080514A1 (ja) * | 2011-11-28 | 2015-04-27 | コニカミノルタ株式会社 | 光学フィルムとその製造方法、偏光板および液晶表示装置 |
KR20190025933A (ko) | 2016-07-06 | 2019-03-12 | 덴카 주식회사 | 편광자 보호 필름용 수지 조성물, 편광자 보호 필름 |
JP2019077855A (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | 株式会社日本触媒 | (メタ)アクリル系樹脂組成物、ならびにそれを用いた成形品およびフィルム |
WO2020071477A1 (ja) | 2018-10-04 | 2020-04-09 | 株式会社クラレ | アクリル系樹脂フィルム |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5525183B2 (ja) * | 2009-04-22 | 2014-06-18 | 株式会社カネカ | 光学用フィルム |
JP2013202815A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Teijin Ltd | 樹脂積層体 |
JP6015481B2 (ja) * | 2012-03-28 | 2016-10-26 | Jsr株式会社 | カラーフィルタ、有機el表示素子及び着色組成物 |
CN104620325B (zh) * | 2012-06-15 | 2016-09-21 | 株式会社村田制作所 | 导电性糊膏、及层叠陶瓷电子零件与其制造方法 |
JP6246607B2 (ja) * | 2014-02-06 | 2017-12-13 | 株式会社日本触媒 | 光学フィルムの製造方法 |
JP2016066047A (ja) * | 2014-03-25 | 2016-04-28 | 住友化学株式会社 | 偏光板及び液晶パネル |
JP6682178B2 (ja) * | 2014-09-30 | 2020-04-15 | 株式会社日本触媒 | 樹脂組成物及びその製造方法 |
JP6683415B2 (ja) * | 2014-10-01 | 2020-04-22 | 株式会社日本触媒 | 光学フィルムおよびその利用 |
JP6468786B2 (ja) * | 2014-10-09 | 2019-02-13 | 旭化成株式会社 | フィルム |
JP6646941B2 (ja) * | 2015-03-27 | 2020-02-14 | 株式会社日本触媒 | 熱可塑性樹脂組成物とそれを用いた光学フィルム |
JP7365104B2 (ja) * | 2015-11-20 | 2023-10-19 | 旭化成株式会社 | メタクリル系樹脂、メタクリル系樹脂組成物、フィルム |
CN108350125B (zh) | 2015-11-20 | 2021-06-11 | 旭化成株式会社 | 甲基丙烯酸系树脂、甲基丙烯酸系树脂组合物、膜、制造方法 |
TWI730285B (zh) | 2016-02-23 | 2021-06-11 | 荷蘭商耐克創新有限合夥公司 | 製造工具及利用多框製造裝置的製造方法 |
JP6114459B1 (ja) * | 2016-03-15 | 2017-04-12 | 旭化成株式会社 | メタクリル系樹脂 |
JP6859026B2 (ja) * | 2016-03-29 | 2021-04-14 | 株式会社日本触媒 | ラクトン環含有重合体とそれを含む樹脂組成物および樹脂成形体 |
JP6151421B1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-06-21 | 旭化成株式会社 | メタクリル系樹脂組成物 |
JP6247373B1 (ja) * | 2016-06-22 | 2017-12-13 | 旭化成株式会社 | メタクリル系樹脂組成物、光学フィルム、光学部品 |
KR102465700B1 (ko) | 2017-02-06 | 2022-11-11 | 가부시키가이샤 닛폰 쇼쿠바이 | 광학 필름의 제조 방법 및 광학 필름 |
US10174145B1 (en) | 2018-01-25 | 2019-01-08 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Methacrylic resin |
JP2019167411A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 株式会社日本触媒 | 光学フィルムおよびその利用 |
JPWO2020138358A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2021-10-14 | 日東電工株式会社 | 偏光板および偏光板ロール |
CN113227855A (zh) * | 2018-12-27 | 2021-08-06 | 日东电工株式会社 | 偏光板及偏光板卷材 |
KR20210107016A (ko) * | 2018-12-27 | 2021-08-31 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 위상차층 부착 편광판 |
CN113710454B (zh) * | 2019-04-23 | 2023-06-23 | 住友化学株式会社 | 层叠体和层叠体的制造方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09241323A (ja) * | 1996-03-05 | 1997-09-16 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 耐熱性樹脂の製造方法 |
JPH10237310A (ja) * | 1997-02-21 | 1998-09-08 | Mitsubishi Chem Corp | 安定化された樹脂組成物 |
WO2005109052A1 (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-17 | Adeka Corporation | 光学フィルム |
WO2006112223A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-26 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | 偏光子保護フィルム、偏光板、および画像表示装置 |
JP2006348172A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Basf Coatings Japan Ltd | 熱硬化性塗料組成物 |
JP2007017742A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Dainippon Printing Co Ltd | ディスプレイ用フィルタ及びディスプレイ |
JP2007076323A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Nippon Shokubai Co Ltd | 耐熱アクリル樹脂の可塑化方法 |
JP2007099837A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Sekisui Chem Co Ltd | 樹脂微粒子及び表示装置用アクリル樹脂フィルム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002338624A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-27 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | ポリグルタルイミド樹脂の製造方法 |
US20070243364A1 (en) * | 2004-04-28 | 2007-10-18 | Shigetoshi Maekawa | Acrylic Resin Films and Process for Producing the Same |
JP2006317560A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Kaneka Corp | 偏光子保護フィルムならびにそれを用いた偏光板 |
JP4928187B2 (ja) * | 2005-08-04 | 2012-05-09 | 株式会社日本触媒 | 低複屈折共重合体 |
-
2008
- 2008-06-13 JP JP2008155734A patent/JP4974971B2/ja active Active
-
2011
- 2011-08-04 JP JP2011171113A patent/JP2012001725A/ja not_active Withdrawn
- 2011-08-04 JP JP2011171114A patent/JP5272055B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09241323A (ja) * | 1996-03-05 | 1997-09-16 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 耐熱性樹脂の製造方法 |
JPH10237310A (ja) * | 1997-02-21 | 1998-09-08 | Mitsubishi Chem Corp | 安定化された樹脂組成物 |
WO2005109052A1 (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-17 | Adeka Corporation | 光学フィルム |
WO2006112223A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-26 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | 偏光子保護フィルム、偏光板、および画像表示装置 |
JP2006348172A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Basf Coatings Japan Ltd | 熱硬化性塗料組成物 |
JP2007017742A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Dainippon Printing Co Ltd | ディスプレイ用フィルタ及びディスプレイ |
JP2007076323A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Nippon Shokubai Co Ltd | 耐熱アクリル樹脂の可塑化方法 |
JP2007099837A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Sekisui Chem Co Ltd | 樹脂微粒子及び表示装置用アクリル樹脂フィルム |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2013080514A1 (ja) * | 2011-11-28 | 2015-04-27 | コニカミノルタ株式会社 | 光学フィルムとその製造方法、偏光板および液晶表示装置 |
KR20130121012A (ko) * | 2012-04-26 | 2013-11-05 | 가부시키가이샤 닛폰 쇼쿠바이 | 광학필름 및 그의 이용 |
JP2013242510A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-12-05 | Nippon Shokubai Co Ltd | 光学フィルムおよびその利用 |
KR102047552B1 (ko) * | 2012-04-26 | 2019-11-21 | 가부시키가이샤 닛폰 쇼쿠바이 | 광학필름 및 그의 이용 |
JP2014048348A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Nippon Shokubai Co Ltd | 光学フィルムおよびその利用 |
JP2014048347A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Nippon Shokubai Co Ltd | 光学フィルムおよびその利用 |
JP2014225008A (ja) * | 2013-04-23 | 2014-12-04 | 住友化学株式会社 | 偏光子保護フィルムおよびそれを用いた偏光板 |
KR20190025933A (ko) | 2016-07-06 | 2019-03-12 | 덴카 주식회사 | 편광자 보호 필름용 수지 조성물, 편광자 보호 필름 |
JP2019077855A (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | 株式会社日本触媒 | (メタ)アクリル系樹脂組成物、ならびにそれを用いた成形品およびフィルム |
WO2020071477A1 (ja) | 2018-10-04 | 2020-04-09 | 株式会社クラレ | アクリル系樹脂フィルム |
KR20210068433A (ko) | 2018-10-04 | 2021-06-09 | 주식회사 쿠라레 | 아크릴계 수지 필름 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4974971B2 (ja) | 2012-07-11 |
JP2012001725A (ja) | 2012-01-05 |
JP5272055B2 (ja) | 2013-08-28 |
JP2009052021A (ja) | 2009-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5272055B2 (ja) | 偏光子保護フィルム、偏光板および画像表示装置 | |
KR101175425B1 (ko) | 열가소성 수지 조성물과 그것을 이용한 수지 성형품 및 편광자 보호 필름 및 수지 성형품의 제조 방법 | |
JP5300385B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物とそれを用いたフィルム | |
TWI465463B (zh) | A polarizing element protective film, a polarizing plate, and an image display device | |
JP6508961B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物とそれを用いた光学フィルム | |
KR101774056B1 (ko) | 광학 필름, 편광자 보호 필름, 편광판 및 화상 표시 장치 | |
JP5230363B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物の製造方法 | |
JP5601781B2 (ja) | 光学フィルム | |
JP2013083907A (ja) | 位相差フィルム | |
JP5557517B2 (ja) | 位相差フィルム | |
JP2010072135A (ja) | 光学フィルム | |
JP5430187B2 (ja) | 2軸延伸フィルム | |
JP2008076764A (ja) | 光学フィルム、偏光板、および画像表示装置 | |
JP2009191248A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物とそれを用いた樹脂成形品および偏光子保護フィルムならびに樹脂成形品の製造方法 | |
JP2010241883A (ja) | 位相差調節剤とそれを用いた光学用樹脂組成物ならびに光学フィルム | |
JP2012008557A (ja) | 偏光子保護フィルム、偏光板、および液晶表示装置 | |
JP2011224934A (ja) | 光学フィルムの製造方法 | |
JP2011215171A (ja) | 光学フィルム | |
JP5350640B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物とそれを用いた樹脂成形品および偏光子保護フィルム | |
JP2013190577A (ja) | 光学フィルム及びその利用 | |
JP6646941B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物とそれを用いた光学フィルム | |
JP2019066884A (ja) | 光学フィルムおよびその利用 | |
WO2009090809A1 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物とそれを用いた樹脂成形品および偏光子保護フィルムならびに樹脂成形品の製造方法 | |
JP2010243581A (ja) | リン酸エステルを含むアクリル樹脂よりなる光学フィルム | |
JP2013186212A (ja) | 位相差フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110804 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20110804 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20111027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111101 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120306 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120412 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120807 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130220 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20130220 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20130228 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20130305 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130430 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130513 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5272055 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |