JP2011222179A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の誘導加熱調理器は、鍋から発生する水蒸気等の水分を含んだ冷却風が筐体内に取り込まれると、温度の低い他方の領域の各部品に結露が発生することがあり、この結露を原因としたトラッキングやマイグレーションが発生し、機器の破損へと繋がっていた。
【解決手段】 第一の制御基板13a,13bが配置された第一の領域16a,16bと第二の制御基板13b,13aが配置された第二の領域16b,16aと、冷却風を第一の領域16a,16bに向けて送風する第一の冷却ファン14a,14bと、冷却風を第二の領域16b,16aに向けて送風する第二の冷却ファン14b,14aと、第一の加熱コイル11a,11bのみの通電開始段階には、第二の冷却ファン14b,14aを駆動させずに第一の冷却ファン14a,14bを駆動させる冷却ファン駆動制御部132a,132bとを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、IH(Induction Heating)方式の誘導加熱コイルを熱源に有する誘導加熱調理器に関する。
従来より、誘導加熱コイルに高周波電流を流すことによって生じる高周波磁束で渦電流を誘起し、それによって発生するジュール熱で被加熱物を加熱する誘導加熱調理器が知られている。この誘導加熱調理器は、鍋等の被加熱物を加熱すると、誘導加熱コイルや誘導加熱コイルを制御する駆動回路基板等の制御基板の温度が上昇する。そして、これらの冷却を行なうために、誘導加熱調理器の内部に冷却ファンを搭載して通風冷却することが一般的となっている。
近年、この被加熱物は多様化しており、鉄鍋だけでなく、非磁性ステンレス鍋や銅鍋、アルミ鍋等が存在する。それに伴い、誘導加熱調理器は、被加熱物の種類に応じた加熱調理を実現するために損失による発熱が増大する傾向にあり、周波数を高くするため表皮効果によって実効抵抗が高くなり、発熱が大きくなると共に、誘導加熱コイルの自己発熱も大きくなる。このような誘導加熱調理器の性能を高くするためには、誘導加熱コイル及び誘導加熱コイルを制御する制御基板の冷却を効率的に行なうことが要求される。そこで、誘導加熱コイル及び制御基板を効率的に冷却するようにした誘導加熱調理器が提案されている。
例えば、筐体の右側面側には右制御装置とその後方に冷却ファンを配設すると共に、左側面側には右側面側と略対称に左制御装置と冷却ファンとを配設することにより、筐体の右側面側と左側面側の空間で直線的にバランスよく効率的に冷却風を流し、それぞれの部品の冷却を効率的に行なう誘導加熱調理器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−31353号公報
しかしながら、従来の誘導加熱調理器は、一方の誘導加熱コイルのみを駆動させて調理を行う場合、調理開始段階においては、一方の誘導加熱コイルの発熱により、一方の領域(一方の誘導加熱コイル及びこの誘導加熱コイルを制御する制御基板が配置された領域)の温度が上昇するものの、他方の領域(他方の誘導加熱コイル及びこの誘導加熱コイルを制御する制御基板が配置された領域)の温度が上昇することはほとんどない。
このため、鍋から発生する水蒸気等の水分を含んだ冷却風が筐体内に取り込まれると、温度の低い他方の領域の各部品に結露が発生することがあり、この結露を原因としたトラッキングやマイグレーションが発生し、機器の破損へと繋がるといった課題があった。
本発明は、このような課題を解決し、トラッキングやマイグレーションを原因とする機器の破損を効果的に防止できる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明の誘導加熱調理器は、上面に被加熱物を載置する箱状の筐体と、筐体内に設けられ、第一の加熱コイル及びこの第一の加熱コイルを制御する第一の制御基板が配置された第一の領域と、筐体内に設けられ、第二の加熱コイル及びこの第二の加熱コイルを制御する第二の制御基板が配置された第二の領域と、外部から取り入れた冷却風を第一の領域に向けて送風する第一の冷却ファンと、外部から取り入れた冷却風を第二の領域に向けて送風する第二の冷却ファンと、第一の加熱コイルのみの通電開始段階には、第二の冷却ファンを駆動させずに第一の冷却ファンを駆動させる冷却ファン駆動制御部とを備える。
本発明に係る誘導加熱調理器は、第一の加熱コイルのみの通電開始段階には、第二の冷却ファンを駆動させずに第一の冷却ファンを駆動するように冷却ファン駆動制御部で制御しているので、外部から取り入れた冷却風は第一の領域に向けて送風され、外部から取り入れた冷却風が第二の領域に直接送風されることはない。
第一の加熱コイルのみの通電開始段階においては、第一の領域は第一の加熱コイルおよび第一の制御基板の発熱により温度が上昇しているものの、第二の領域の温度は低いままである。このとき、鍋から発生する水蒸気等の水分を含んだ冷却風が筐体内に取り込まれた場合には、温度の上昇した第一の領域に配置された第一の加熱コイルおよび第一の制御基板に結露が発生することはない。また、温度が低い第二の領域には、水分を含んだ冷却風が直接送風されることがないので、第二の領域に配置された第二の加熱コイルおよび第二の制御基板に結露が発生することもない。
このように、筐体内の各部品には結露が発生することがないので、トラッキングやイオンマイグレーションが原因となる機器の破損を確実に防止することができる。
さらに、必要最低限の冷却ファンの駆動で筐体内を冷却しているので、冷却ファンの無駄な運転を行なわずに、低騒音化や省エネを実現することができる。
実施の形態1に係る誘導加熱調理器の全体を示す斜視図である。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の内部構造を示す斜視図である。 制御基板の構造を示すブロック図である。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の冷却動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の結露条件を示す図である。 実施の形態2に係る誘導加熱調理器の構造を示す斜視図である。 吸気口に設けられる吸気シャッターの構造を示す部分斜視図である。 実施の形態3に係る誘導加熱調理器の構造を示す斜視図である。 吸気口に設けられる吸気シャッターの構造を示す部分斜視図である。 吸気シャッターの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る誘導加熱調理器の好適な実施の形態について添付図面を参照して説明する。なお、これらの実施の形態によって本発明が限定されることはない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1の外観を示す斜視図である。同図に示すように、誘導加熱調理器1は、箱状の筐体10と、筐体10の上面に配設されたトッププレート20と、筐体10の中央底部に配設されたグリル部30と、筐体10の前面にグリル部30を挟んで設けられた一対の操作部40a,40bとを備えている。
トッププレート20には、被加熱物である調理鍋50を載置して誘導加熱する調理鍋載置部21a,21bが左右前部に二口設けられると共に、調理鍋50を載置してラジエントヒータ(RH)で加熱する調理鍋載置部21cが中央後部に一口設けられている。また、トッププレート20の後端部には、外部の冷却風を筐体内部に吸気する一対の吸気口22a,22bが左右に設けられ、筐体内部の空気を排気する排気口23が中央に設けられている。
図2は、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1の内部構造を示す斜視図である。同図に示すように、筐体10の右側には、調理鍋載置部21aの直下に配置され、トッププレート20を介して調理鍋50を誘導加熱する誘導加熱コイル11aと、誘導加熱コイル11aの下部に取り付けられ、誘導加熱コイル11aを下から支持するコイルベース12aと、コイルベース12aの下方に配置され、誘導加熱コイル11aへの通電を制御する制御基板13aと、制御基板13aの後方に配置され、吸気口22aから取り入れた冷却風を誘導加熱コイル11a及び制御基板13aに向けて送風する冷却ファン14aとが設けられている。
同様に、筐体10の左側には、調理鍋載置部21bの直下に配置され、トッププレート20を介して調理鍋50を誘導加熱する誘導加熱コイル11bと、誘導加熱コイル11bの下部に取り付けられ、誘導加熱コイル11bを下から支持するコイルベース12bと、コイルベース12bの下方に配置され、誘導加熱コイル11bへの通電を制御する制御基板13b(図示せず)と、制御基板13bの後方に配置され、吸気口22bから取り入れた冷却風を誘導加熱コイル11b及び制御基板13bに向けて送風する冷却ファン14bとが設けられている。
さらに、筐体10の中央後部には、調理鍋載置部21cの直下に配置され、トッププレート20を介して調理鍋50をヒータ加熱するラジエントヒータ15が設けられている。
ここで、グリル部30を挟んで筐体10の右側に位置し、誘導加熱コイル11aと制御基板13aが配置された領域によって、冷却領域16aが構成される。同様に、グリル部30を挟んで筐体10の左側に位置し、誘導加熱コイル11bと制御基板13bが配置された領域によって、冷却領域16bが構成される。
図3のブロック図に示すように、筐体右側の制御基板13aには、誘導加熱コイル11aに高周波電源を供給する高周波電源部131aと、操作部40aからの制御信号に基づいて、誘導加熱コイル11a、ラジエントヒータ15および冷却ファン駆動モータ141aを制御する制御部132aと、冷却領域16aに設けられた温度センサ17aで検出された温度の比較等を行なう演算部133aとが設けられている。
同様に、筐体左側の制御基板13bには、誘導加熱コイル11bに高周波電源を供給する高周波電源部131bと、操作部40bからの制御信号に基づいて、誘導加熱コイル11bおよび冷却ファン駆動モータ141bを制御する制御部132bと、冷却領域16bに設けられた温度センサ17bで検出された温度の比較等を行なう演算部133bとが設けられている。
また、高周波電源部131a,131bは、スイッチング素子等の発熱部分で形成された回路と、その回路に接続されている1個または2個以上のコンデンサとで構成されている。
図2に示すように、誘導加熱コイル11a,11bへの通電で発生した磁力線によって、調理鍋載置部21a,21bに載置された調理鍋50に渦電流が生じ、調理鍋50自体が発熱する。また、ラジエントヒータ15は、通常の商用周波数の交流電力が供給され、ヒータ自体が発熱することにより、その輻射熱で調理鍋50を加熱する。本実施の形態では、誘導加熱コイル11a,11bとは別の加熱手段がラジエントヒータ15である場合を例に示しているが、これに限定するものではない。また、ラジエントヒータ部分の加熱手段を誘導加熱コイルとしても良い。
なお、コイルベース12a,12bは、図示省略の支持部材で下方から支持されており、トッププレート20に密着するように押し付けられる。この支持部材は、コイルベース12a,12bを支持できるものであればよく、種類及び個数を特に限定するものではない。コイルベース12a,12bには、誘導加熱コイル11a,11bから発生した磁力線が下方に流れるのを防止するためのフェライトや、調理鍋50の温度状態を検出するための温度センサ等を設けておくのが好ましい。
また、トッププレート20には、耐熱ガラス等によるガラストップが用いられることが好ましいが、これに限定されるものではなく、セラミック材などの他の材質のものを用いてもよい。
さらに、本実施の形態では、グリル部30の排煙用ダクトの排煙口を排気口23の一部を占有する場合を例にしているが、これに限定するものではなく、排煙口と排気口23とを別々にトッププレート20に設けてもよい。また、排気口23のみをトッププレート20の上面ではなく本体の側方位置や前方位置に、さらに1個だけではなく複数個設けてもよい。
また、冷却ファン14a,14bには軸流ファンが用いられることが好ましいが、これに限定されるものではない。例えば、シロッコファンに代表される遠心ファン等を用いてもよい。この場合には、冷却ファン14a,14bは、吸気口22a,22bから排気口23までの本体内風路圧力損失があっても、十分に冷却可能な風量が得られることが必要条件となる。
次に、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1の動作について説明する。
まず、図2を用いて、誘導加熱コイル11a,11bおよび制御基板13a,13bの冷却動作について説明する。冷却ファン14a,14bが駆動すると、トッププレート20の上面後部の吸気口22a,22bから冷却風が吸気する。吸気された冷却風は、グリル部30の側方に設けられた制御基板13a,13bへと送風され、制御基板13a,13b上の電子部品を冷却する。
その後、冷却風は制御基板13a,13bの上方に位置する誘導加熱コイル11a,11b及びコイルベース12a,12bへと送り込まれ、このとき冷却風の一部は筐体前部の操作基板(図示せず)へと供給される。誘導加熱コイル11a,11bを冷却した冷却風は、ラジエントヒータ15を冷却した後に排気口23へと到達して筐体10の外部に排出される。 次に、筐体右側の誘導加熱コイル11aのみを使用した場合の、筐体10内の冷却動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。まず、トッププレート20右側の調理鍋載置部21aに調理鍋50が載置された状態で、ユーザが右側の操作部40aを操作して、加熱開始の指示を入力すると、この入力指示は受け付けられる(S10)。
入力指示が受け付けられると、制御信号が操作部40aから制御基板13aの制御部132aに伝送され(S11)、制御部132aでは誘導加熱コイル11aの通電制御と、冷却ファン駆動モータ141aの駆動制御を一緒に行う。これらの駆動制御によって、誘導加熱コイル11aへ通電が開始されると共に(S12)、冷却ファン14aの駆動が開始される(S13)。このとき、冷却ファン駆動モータ141bの駆動制御は行われないので、冷却ファン14bが駆動することはない。
誘導加熱コイル11aへの通電によって、誘導加熱コイル11aの発熱および制御基板13a上のスイッチング素子等の電子部品の発熱が始まる。加熱開始と一緒に冷却ファン14aを駆動させることにより、誘導加熱コイル11aおよび制御基板13a周辺で温度上昇した空気は、筐体右側の冷却領域16a内で拡散し、調理鍋50内のスープ等の食材の沸騰よりも早く、冷却領域16aの温度を上昇させる。
このため、調理鍋50内の沸騰による水蒸気等の水分を含んだ冷却風が吸気口22aから筐体10内に取り込まれた場合でも、冷却領域16aは既に温度が上昇しているので、誘導加熱コイル11aおよび制御基板13aに結露が発生することはない。
なお、この制御では、誘導加熱コイル11aと冷却ファン14aを一緒に駆動させているため、冷却領域16aの温度が十分上昇する前に冷却ファン14aにより冷却風を外部から取り込むことになる。しかしながら、誘導加熱コイル11aへの通電直後においては、調理鍋50内が沸騰する前のため、まだ冷却風に水分が多くは含まれておらず、この段階で制御基板13a等に結露が発生することはない。
また、筐体左側の誘導加熱コイル11bは通電されないので、誘導加熱コイル11bおよび制御基板13bが発熱することがなく、誘導加熱コイル11bおよび制御基板13bが配置された冷却領域16bの温度は低いままである。しかしながら、この冷却領域16b側の冷却ファン14bは駆動していないため、調理鍋50内の沸騰によって、水分を含んだ冷却風が吸気口22bから、直接、冷却領域16bに向けて送風されることがない。このため、冷却領域16bに配置された誘導加熱コイル11bおよび制御基板13bにも結露が発生することはない。
ここで、結露とは、空気中に含まれている水蒸気が物体表面上で液体の水へと変わる現象をいい、空気中に含むことができる水蒸気の量が、温度の低下によって減少すると、水分として物体表面に付着するようになる。すなわち、図5に示すように、空気は、高温になるほど多くの水分を含むことができ、低温になるほど少ない水分しか含むことができない。誘導加熱調理器1の周辺は、調理中に調理鍋50から蒸発して周囲空間へと飛散する等して水蒸気が多く存在する状況にあり、そのときに物体表面の温度が低いと結露が発生することとなる。
例えば、冬場等のように、筐体10内部の構成部品温度が低い場合、調理直後に調理鍋50から蒸気が発生すると、蒸気を多く含んだ空気が筐体10内部に吸い込まれ、吸い込まれた空気は、筐体10内部の構成部品の表面で温度が低下し、構成部品の表面に結露が発生する。
一般的なキッチン環境を想定すると、誘導加熱調理器1の周辺雰囲気温度は5〜40℃程度である。調理鍋50から発生する蒸気により、誘導加熱調理器1の周辺空気の相対湿度が90%程度まで上昇するものと仮定すると、そのときの露点温度は3.5〜38℃となり、筐体10内部の空気及び構成部品の温度がこの露点温度以下である場合には結露発生の可能性が高くなる。
そこで、誘導加熱コイル11bが駆動していないために温度の低い冷却領域16bに対しては、吸気口22bから吸気を行なわないようにしているため、相対湿度の高い外部の空気が冷却領域16bに通風され、冷却領域16b内で結露が発生する事態を未然に防止することができる。
次に、筐体右側の冷却ファン14aのみを駆動させた状態で、調理鍋50の加熱を継続していると、誘導加熱コイル11aおよび制御基板13aの発熱により温度が上昇した冷却領域16aの空気の一部が、筐体左側の冷却領域16bに向けて拡散する。また、グリル部30を介して冷却領域16aの構成部品と冷却領域16bの構成部品との間で熱伝導が発生する。その結果、冷却領域16aの温度上昇とは遅れたタイミングで、冷却領域16bの温度が上昇する。
そこで、冷却領域16bの温度上昇を温度センサ17bで検出し(S14)、検出した温度Trと所定の閾値(露点温度Tkに一定値αを加えた値)との比較を制御基板13bの演算部133bで行う(S15)。比較の結果、検出温度Trが所定の閾値Tk+αより低い場合、10秒間待って、S15の処理に戻る(S16)。S15の処理で、検出温度Trが所定の閾値Tk+α以上と演算部133bで判断した場合、制御部132bから制御信号が冷却ファン14bに伝送され、冷却ファン14bは駆動を開始する(S17)。
ここで、筐体左側の冷却ファン14bからの送風は、筐体右側の冷却領域16aに直接向いていないものの、筐体10内において、冷却ファン14bと冷却領域16aとの間には仕切り板などは存在しない。このため、冷却領域16bに設けられた温度センサ17bで検出された温度が結露条件から一定以上上昇した場合(例えば、40℃以上に上昇した場合)、S17の処理により、筐体左側の冷却ファン14bが駆動を開始するので、冷却ファン14bから送り出された冷却風の一部は、グリル部30の上面とトッププレート20の底面との間の隙間を通して、筐体右側の冷却領域16aにも送風される。
その結果、一方の冷却ファン14aのみで冷却領域16aを冷却していた場合と比較して、冷却領域16aに供給される風量が増加する。このため、誘導加熱コイル11aおよび制御基板13aの発熱により温度上昇した筐体右側の冷却領域16aを確実に冷却することができる。
また、筐体左側の冷却ファン14bの駆動により、水分を含んだ冷却風が外部から筐体左側の冷却領域16bに送り込まれる可能性があるが、この場合でも、冷却領域16bは十分に高い温度まで上昇しているので、冷却領域16bに配置された制御基板14b等に結露が発生することはない。
また、演算部133bでの算出方法として、一定時間前からの温度を平均化したもの(移動平均法)を用いてもよい。
なお、S14およびS15では、温度センサ17bで検出した冷却領域16bの検出温度Trが所定の閾値Tk+αを越えたことを結露防止条件として処理しているが、S14およびS15に代えて、誘導加熱コイル11aの通電開始から所定の時間が経過したことを結露防止条件として処理してもよい。時間で制御することで温度センサによる計測が不要になり、制御が簡潔化される。さらに温度センサも不要になるため、部品点数が減り、コストも削減される。
ここで、所定の時間は、誘導加熱コイル11aの火力が最小の場合、又は、寒冷地のように外部温度が極めて低い場合でも、筐体左側の冷却領域16bの温度が十分に上昇可能な時間とする必要がある。
以上のように、本実施の形態によれば、制御基板13aおよび誘導加熱コイル11aが配置された筐体右側の冷却領域16aと、制御基板13bおよび誘導加熱コイル11bが配置された筐体左側の冷却領域16bとで、それぞれ別々に冷却ファン14a,14bを設け、各冷却ファン14a,14bを個別駆動可能とすると共に、誘導加熱コイル11a,11bのいずれか一方の通電時には、対応した冷却ファン14a,14bのみを駆動させることとしたので、調理により調理鍋50から発生した水蒸気を多く含む空気が、通電していない誘導加熱コイル11a,11b側の吸気口22a,22bから吸気することがなくなる。
その結果、筐体内部の空気及び構成部品温度が十分に上昇していない場合における、筐体内部で発生する結露を有効に防止することができ、制御基板13a,13bや加熱コイル11a,11bへの水分の結露の発生によるトラッキングやマイグレーションが原因となる機器の破損を防止することができる。さらに、結露の防止によって、各部位の腐食・品位低下を防止でき、長期的な安全性・信頼性を確保することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、加熱時に不必要な冷却ファン14a,14bを駆動させる必要がなくなるので、加熱中の駆動騒音を低減することが可能となるとともに、冷却ファン14a,14bの駆動電力の低減による省エネ性に優れた誘導加熱調理器1を提供することができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係る誘導加熱調理器について説明する。図6は、実施の形態2に係る誘導加熱調理器2の構造を示す斜視図、図7は、誘導加熱調理器2の吸気口22a,22bに設けられた吸気シャッター41a,41bの構造を示す部分斜視図である。この実施の形態2が図1に示す実施の形態1と異なるのは、吸気口22a,22bに機械式のシャッター機構が設けられている点である。その他の構成については実施の形態1と同一又は同等である。なお、実施の形態1と同一又は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
図6および図7に示すように、吸気口22a,22bには、開閉自在の矩形状の吸気シャッター41a,41bが設けられており、全開から全閉まで状況に応じて開口度を調節できるようになっている。吸気シャッター41a,41bの基端には回転軸42a,42bが固定され、回転軸42a,42bを回転の中心として、吸気シャッター41a,41bは開閉自在になっている。
筐体10の前面に設けられた操作部40aには、棒状の接続部材43aの一端が固定されており、この接続部材43aは筐体10内を後方に延び、接続部材43aの他端が吸気シャッター41aに回動自在に固定されている。操作部40aは、円筒形状を有しており、突出方向および収容方向の動作により、誘導加熱コイル11aの通電操作を行うことができる。
すなわち、操作部40aが筐体10から突出方向に引き出されると、誘導加熱コイル11aが通電され、操作部40aが押込まれて筐体10内に収容されると、誘導加熱コイル11aへの通電は停止する。また、操作部40aを突出方向に引き出した状態で左右に回転させることにより、誘導加熱コイル11aの火力を調整することができる。
操作部40aを筐体10から突出方向に引き出すと、操作部40aに一端が固定された接続部材43aが前方に引き出され、接続部材43aの他端に固定された吸気シャッター41aの先端が回転軸42aを中心に下方に回転し、吸気口22aは全開となる。操作部40aは、前方に引き出されない限り、誘導加熱コイル11aに通電されることはなく、加熱が開始されることはない。このため、操作部40aが前方に引き出され、加熱が開始される際には、必ず、吸気シャッター41aは開放され、吸気口22aは全開となっている。このように、調理中は、必ず、吸気口22aが全開となるため、筐体10内の冷却が十分に行われ、筐体10内部が高温になる事態を未然に防止できる。
調理終了時に、操作部40aを筐体10に収容すると、加熱は停止され、操作部40aに一端が固定された接続部材43aが後方に押し込まれる。接続部材43aが押し込まれると、接続部材43aの他端に回動自在に固定された吸気シャッター41aの先端が回転軸42aを中心に後方に回転し、吸気口22aは完全に塞がれる。このように、調理の終了に併せて、吸気口22aは吸気シャッター41aによって完全に塞がれ、かつ、誘導加熱調理器2を次に使用する際には、操作部40aを手前に引き出さない限り、加熱が開始されないようにしているため、未使用側の吸気口22a,22bを通過して周囲空気が筐体10内に流れ込むことを未然に防止することができる。
これにより、未使用側の冷却領域16a,16bでの空気及び構成部品の温度が十分に上昇していない場合の結露を効果的に防止することができる。
また、操作部40a,40bと連動して吸気シャッター41a,41bを開閉できるため、吸気シャッター41a,41bの開閉忘れを防止することができると同時に、特に、汚れ易い吸気部分をユーザが直接触れることがないので、衛生的に優れた誘導加熱調理器2を提供することができる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3に係る誘導加熱調理器について説明する。図8は、実施の形態3に係る誘導加熱調理器3の構造を示す斜視図、図9は、誘導加熱調理器3の吸気口22a,22bに設けられた吸気シャッター44a,44bの構造を示す部分斜視図である。この実施の形態3が図6及び図7に示す実施の形態2と異なるのは、吸気口22a,22bに設けられたシャッター機構が電動式である点である。その他の構成については実施の形態2と同一又は同等である。なお、実施の形態2と同一又は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
図8および図9に示すように、吸気口22a,22bには、開閉自在の矩形状の吸気シャッター44a,44bが設けられており、全開から全閉まで状況に応じて開口度を調節できるようになっている。吸気シャッター44a,44bの基端には回転軸45a,45bが固定され、回転軸45a,45bを回転の中心として、吸気シャッター44a,44bは開閉自在になっている。回転軸45a,45bの端部には、回転用の駆動モータ46a,46bが取り付けられており、駆動モータ46a,46bの駆動によって、回転軸45a,45bは回転し、それに従い吸気シャッター44a,44bは開閉する。
駆動モータ46a,46bは、接続線47a,47bを介して制御基板13a,13bと接続され、制御基板13a,13bからの信号を受けて駆動・停止を行なう。ユーザが操作部40a,40bを操作して、加熱開始の指示を行なった場合、制御基板13a,13bは、その指示内容に基づいて誘導加熱コイル11a,11bやラジエントヒータ15、冷却ファン14a,14bの制御を開始すると同時に、吸気シャッター44a,44bを開放するように制御信号を送信する。駆動モータ46a,46bで制御信号を受信すると、駆動モータ46a,46bが駆動を開始し、吸気口シャッター44a,44bは、加熱開始と連動して、回転軸45a,45bを中心に下方に回転し、吸気口22a,22bは全開となる。
次に、加熱停止後の吸気シャッター44a,44bの動作について、図10のフローチャートを用いて説明する。なお、図10では、誘導加熱コイル11aのみを使用した場合の吸気シャッター44aの動作を示している。
ユーザが筐体10前面の操作部40aを操作して、加熱停止の指示を入力すると、この入力は受け付けられ(S20)、操作部40aから入力信号が制御基板14aに伝送される(S21)。制御基板14aでは、この入力信号に基づいて、誘導加熱コイル11aに対して制御信号を発信し、誘導加熱コイル11aへの通電を停止させる(S22)。このときには、まだ冷却ファン14aは駆動したままである。
次に、冷却領域16aの温度降下を温度センサ17aで検出し(S23)、検出した温度Trと所定の閾値(例えば、室温Toに一定値αを加えた値)との比較を制御基板13bの演算部133aで行う(S24)。比較の結果、検出温度Trが所定の閾値To+α以上の場合、10秒間待って、S23の処理に戻る(S25)。また、S24の処理で、検出温度Trが所定の閾値To+α未満と演算部133aで判断した場合、制御部132aは、冷却ファン14aと駆動モータ46aに対して、同時に制御信号を発信する。制御信号を受信した冷却ファン14aは駆動を停止する(S26)。また、制御信号を受信した駆動モータ46aは駆動を開始し、回転軸45aを回転させることにより、吸気シャッター44aは略水平になり、吸気口22aを完全に塞ぐ(S27)。
なお、冷却ファン14aの停止と吸気シャッター44aの駆動は必ずしも同時に行われる必要はなく、冷却ファン14aの駆動が停止したことを検知して吸気シャッター44aを駆動させる制御にしてもよい。
以上のように本実施の形態によれば、操作部40a,40bによる加熱開始の信号と連動して、駆動モータ46a,46bを駆動させ、吸気シャッター44a,44bは、吸気口22を開放させる。このため、加熱が開始される際には、必ず、吸気シャッター44a,44bは開放され、吸気口22aは全開となっている。このように、調理中は、必ず、吸気口22aが全開となるため、筐体10内の冷却が十分に行われ、筐体10内が高温になる事態を未然に防止できる。
また、調理終了時は、操作部40a,40bによる加熱終了の信号と連動して、駆動モータ46a,46bを駆動させ、吸気シャッター44a,44bは、吸気口22を完全に塞ぐ。このように、調理の終了に併せて、吸気口22aは吸気シャッター44a,44bによって完全に塞がれ、かつ、誘導加熱調理器3を次に使用する際には、操作部40a,40bを手前に引き出さない限り加熱開始されないようにしているため、未使用側の吸気口22a,22bを通過して周囲空気が筐体10内に流れ込むことを防止できる。
これにより、未使用側の冷却領域16a,16bでの空気及び構成部品の温度が十分に上昇していない場合の結露を未然に防止できる。
また、操作部40a,40bと連動して吸気シャッター44a,44bを開閉できるため、吸気シャッター44a,44bの開閉忘れを防止することができると同時に、特に、汚れ易い吸気部分をユーザが直接触れることがないので、衛生的に優れた誘導加熱調理器3を提供することができる。
以上のように、本発明にかかわる誘導加熱調理器は、制御基板や加熱手段などでのトラッキングやマイグレーション発生による機器の破損や、各部位の腐食を防止できる構成誘導加熱調理器の用途として有用である。
1,2,3…誘導加熱調理器、10…筐体、11a,11b…誘導加熱コイル(第一および第二の加熱コイル)、12a,12b…コイルベース、13a,13b…制御基板(第一および第二の制御基板)、14a,14b…冷却ファン(第一および第二の冷却ファン)、15…ラジエントヒータ、16a,16b…冷却領域(第一および第二の領域)、17a,17b…温度センサ、20…トッププレート、21a,21b,21c…調理鍋載置部、22a,22b…吸気口(第一および第二の吸気口)、23…排気口、30…グリル部、40a,40b…操作部(第一および第二の操作部)、41a,41b,44a,44b…吸気シャッター(第一および第二の吸気シャッター)、42a,42b,45a,45b…回転軸、43a…接続部材(第一および第二の接続部材)、46a,46b…駆動モータ、47a,47b…接続線、50…調理鍋(被加熱物)、131a,131b…高周波電源部、132a,132b…制御部(冷却ファン駆動制御部、吸気シャッター駆動制御部)、133a,133b…演算部。

Claims (7)

  1. 上面に被加熱物を載置する箱状の筐体と、
    前記筐体内に設けられ、第一の加熱コイル及びこの第一の加熱コイルを制御する第一の制御基板が配置された第一の領域と、
    前記筐体内に設けられ、第二の加熱コイル及びこの第二の加熱コイルを制御する第二の制御基板が配置された第二の領域と、
    外部から取り入れた冷却風を前記第一の領域に向けて送風する第一の冷却ファンと、
    外部から取り入れた冷却風を前記第二の領域に向けて送風する第二の冷却ファンと、
    前記第一の加熱コイルのみの通電開始段階には、前記第二の冷却ファンを駆動させずに前記第一の冷却ファンを駆動させる冷却ファン駆動制御部とを備えることを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記冷却ファン駆動制御部は、前記第一の加熱コイルのみの通電継続段階には、前記第二の制御基板の結露防止条件を満たした場合に、前記第二の冷却ファンを駆動させることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記結露防止条件を満たした場合とは、前記第二の領域内温度又は前記筐体外部温度が所定の閾値を超えた場合であることを特徴とする請求項2記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記結露防止条件を満たした場合とは、前記第一の加熱コイルの通電開始から所定の時間が経過した場合であることを特徴とする請求項2記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記筐体に設けられ、外部の冷却風を前記第一の冷却ファンに導入する第一の吸気口と、
    前記第一の吸気口に取り付けられ、開口度を調節可能な第一の吸気シャッターと、
    前記筐体に設けられ、外部の冷却風を前記第二の冷却ファンに導入する第二の吸気口と、
    前記第二の吸気口に取り付けられ、開口度を調節可能な第二の吸気シャッターとを更に備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記筐体前部に設けられ、突出方向および収容方向に動作して前記第一の加熱コイルの通電操作を行う第一の操作部と、
    一端が前記第一の操作部に取り付けられると共に他端が前記第一の吸気シャッターに取り付けられ、前記第一の操作部の動作に連動して前記第一の吸気シャッターを駆動させる第一の接続部材と、
    前記筐体前部に設けられ、突出方向および収容方向に動作して前記第二の加熱コイルの通電操作を行う第二の操作部と、
    一端が前記第二の操作部に取り付けられると共に他端が前記第二の吸気シャッターに取り付けられ、前記第二の操作部の動作に連動して前記第二の吸気シャッターを駆動させる第二の接続部材とを更に備えることを特徴とする請求項5記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記筐体前部に設けられ、前記第一の加熱コイルの通電操作を行う第一の操作部と、
    前記筐体前部に設けられ、前記第二の加熱コイルの通電操作を行う第二の操作部と、
    前記第一の操作部からの制御信号に基づいて前記第一の吸気シャッターの駆動制御を行うと共に、前記第二の操作部からの通電操作信号に基づいて前記第二の吸気シャッターの駆動制御を行う吸気シャッター駆動制御部とを更に備えることを特徴とする請求項5記載の誘導加熱調理器。
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