JP2011216924A - 圧電振動片および圧電デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化されても電界成分が減少しなく、生産性及び振動の安定性に優れる圧電振動片または圧電デバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】 圧電振動片(10A)は、表裏面を有する矩形状の音叉基部(11)と、表裏面とその表裏面と交差する両側面とを有し、音叉基部のX軸方向の幅よりも狭い位置からY軸方向に伸びる一対の振動腕(12)と、一対の振動腕の表裏面から音叉基部の表裏面まで伸びる二対の振動腕溝部(13A、13B)と、二対の振動腕溝部に並行して配置され、音叉基部のX軸方向の両外側に形成される一対の段差側面部(15A、15B)と、振動腕の一方に設けられた振動腕溝部と音叉基部の一方の段差側面部に形成された第1電極と、振動腕の他方に設けられた振動腕溝部と音叉基部の他方の段差側面部に形成され、第1電極とは異なる極性の第2電極と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水晶材料、ニオブ酸リチウム等の様々な圧電結晶材料などからなる音叉型の圧電振動片、およびその音叉型の圧電振動片を備える圧電デバイスに関する。
基部と基部から伸びる一対の振動腕とを有する音叉型の圧電振動片が知られている。音叉型の圧電振動片が小型になればなるほど、振動腕に発生する電界成分が小さくなり、また等価直列抵抗が大きくなる。このため小型の音叉型の圧電振動片は、振動の安定度を示すQ値が小さくなる。すなわち、音叉型の圧電振動片が小型化されればされるほど、振動の安定性が悪くなる。
このため、小型化された音叉型の圧電振動片であっても振動の安定性が高くなるように、特許文献1の音叉型の圧電振動片が提案されている。特許文献1に開示される音叉型の圧電振動片は、振動腕の第1主面とその第1主面に対向する第2主面とに、基部まで延長され励振電極が形成された一対の振動腕溝部を形成する。また、基部には基部まで延長された一対の振動腕溝部の間に異なる極性を持つ一対の溝を一対の振動腕溝部の間に形成している。これにより、特許文献1に開示される音叉型の圧電振動片は、音叉型の圧電振動片の電界成分を大きくしている。
特開2003−204240号公報
しかし、音叉型の圧電振動片のさらなる小型化の要望が強く、また振動の安定性にさらに優れる圧電振動片が求められている。このため、特許文献1の音叉型の圧電振動片は、一対の振動腕溝部の隙間に一対の溝を形成することが困難であり、また、一対の振動腕の間に励振電極を形成することが困難である。また、一対の振動腕の間に4つの溝が形成されているので、基部の剛性が弱くなり振動の安定性又は信頼性に影響を与えるおそれがある。
本発明は、このような問題を解決するために、小型化されても電界成分が減少しなく、生産性及び振動の安定性に優れる圧電振動片または圧電デバイスを提供することを目的とする。
第1の観点の圧電振動片は、表裏面を有する矩形状の音叉基部と、表裏面とその表裏面と交差する両側面とを有し、音叉基部のX軸方向の幅よりも狭い位置からY軸方向に伸びる一対の振動腕と、一対の振動腕の表裏面から音叉基部の表裏面まで伸びる二対の振動腕溝部と、二対の振動腕溝部に並行して配置され、音叉基部のX軸方向の両外側に形成される一対の段差側面部と、振動腕の一方に設けられた振動腕溝部と音叉基部の一方の段差側面部に形成された第1電極と、振動腕の他方に設けられた振動腕溝部と音叉基部の他方の段差側面部に形成され、第1電極とは異なる極性の第2電極と、を備える。
第2の観点の圧電振動片は、表裏面を有する矩形状の音叉基部と、表裏面とその表裏面と交差する両側面とを有し、音叉基部からY軸方向に伸びる一対の振動腕と、一対の振動腕の表裏面から音叉基部の表裏面まで伸びる二対の振動腕溝部と、一対の振動腕の両外側で且つ音叉基部からY軸方向に伸びる一対の支持腕と、二対の振動腕溝部に並行して配置され、音叉基部で振動腕と支持腕との間に形成される一対の段差側面部と、振動腕の一方に設けられた振動腕溝部と音叉基部の一方の段差側面部に形成された第1電極と、振動腕の他方に設けられた振動腕溝部と音叉基部の他方の段差側面部に形成され、第1電極とは異なる極性の第2電極と、を備える。
第3の観点の圧電振動片は、音叉基部と一対の振動腕とを囲むように形成された枠体を備え、一対の支持腕が枠体に接続され、音叉基部と一対の振動腕とを支える。
第4の観点の圧電振動片において、段差側面部は音叉基部の表面から裏面へ貫通する一対の貫通穴の第1側面を含む。
第5の観点の圧電振動片において、段差側面部は音叉基部の表裏面に形成された二対の基部溝部の第2側面を含む。
第6の観点の圧電振動片において、段差側面部は音叉基部の表裏面に形成された二対の切欠き部の第3側面を含む。
第7の観点の圧電振動片において、貫通穴は音叉基部および振動腕の外形形状が形成される際に同時に形成される。
第8の観点の圧電振動片において、基部溝部は振動腕溝部が形成される際に同時に形成される。
第9の観点の圧電振動片において、切欠き部は振動腕溝部が形成される際に同時に形成される。
第10の観点の圧電デバイスは、第1の観点または第2の観点の圧電振動片を収納するキャビティを有するパッケージを備える。
第11の観点の圧電デバイスは、第1凹み部を有するリッド板と第2凹み部を有するベース板とを備え、第3の観点の圧電振動片の枠体をリッド板とベース板とで挟み込む。
本発明の音叉型の圧電振動片は、小型化されても電界成分が減少しなく、生産性及び振動の安定性に優れる。
第1実施形態の第1音叉型圧電振動片10A又は第2実施形態の第2音叉型圧電振動片10Bの上面図である。 (a)は、図1のA−A断面図である。 (b)は、第1音叉型圧電振動片10AのB−B断面図である。 第2音叉型圧電振動片10BのB−B断面図である。 第3実施形態の第3音叉型圧電振動片10Cの上面図である。 図4のB−B断面図である。 第4実施形態の第4音叉型圧電振動片10Dの上面図である。 第5実施形態の第5音叉型圧電振動片10Eの上面図である。 第6実施形態の第6音叉型圧電振動片10Fの上面図である。 第7実施形態の第7音叉型圧電振動片10G又は第8実施形態の第8音叉型圧電振動片10Hの上面図である。 図9のC−C断面図である。 図9のC−C断面図である。 第9実施形態の第9音叉型圧電振動片10Jの上面図である。 図12のD−D断面図である。 第10実施形態の第10音叉型圧電振動片10Kの上面図である。 図14のE−E断面図である。 第11実施形態の第11音叉型圧電振動片10Lの上面図である。 (a)は、第1音叉型圧電振動片10Aを備えた圧電振動子100の側面図である。 (b)は、第7音叉型圧電振動片10Gを備えた圧電振動子200の側面図である。 (a)は、第11音叉型圧電振動片10Lを備えた圧電振動子300の分解斜視図である。 (b)は、第11音叉型圧電振動片10Lを備えた圧電振動子300のG−G断面図である。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら説明する。
以下の各実施形態において、振動腕が伸びる方向をY軸方向とし、振動腕の腕幅方向をX軸方向とし、そのX軸及びY軸方向と直交する方向をZ軸方向とする。
(第1実施形態)
<第1音叉型圧電振動片10Aの全体構成>
図1は、+Z軸方向から見た第1実施形態の第1音叉型圧電振動片10Aの平面図である。図2(a)は図1のA−A断面図であり、図2(b)は図1のB−B断面図である。なお、図1に示された第1音叉型圧電振動片10Aは、+Z軸方向から見た平面図と−Z軸方向から見た平面図とが同様であるため、+Z軸方向から見た第1音叉型圧電振動片10Aの平面図を一例として説明する。また、+Z軸方向から見た第1音叉型圧電振動片10AのXY面を「表面」とし、−Z軸方向から見た第1音叉型圧電振動片10AのXY面を「裏面」とする。以降に言及される別の実施形態においても同様である。
図1に示されたように、第1音叉型圧電振動片10Aはほぼ矩形状の基部11と基部11から+Y軸方向に伸びて形成されている一対の振動腕12とを有している。一対の振動腕12の+Y側の先端には振動腕錘部14がそれぞれ形成されてもよい。振動腕錘部14は第1音叉型圧電振動片10Aの一対の振動腕12が振動しやすくなるための錘であり、且つ周波数調整のために設けられている。第1音叉型圧電振動片10Aは、例えば32.768kHzで振動する水晶振動片で、極めて小型の振動片となっている。
一対の振動腕12の表面には、基部11まで延長された一対の第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13Bが形成されている。また、第1音叉型圧電振動片10AはY軸方向に沿って伸びた軸Axにより線対称となる。さらに、一対の第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13Bは第1音叉型圧電振動片10Aの表裏面に形成されているので、振動腕12のA−A断面はほぼ「H」型(図2(a)を参照)になっている。
また、基部11における一対の振動腕溝部13A、13BのX軸方向の両外側には、基部11に延長された一対の振動腕溝部13A、13Bに対応するように、一対の矩形状の第1基部溝部15A及び第2基部溝部15Bがそれぞれ形成されている。
振動腕溝部13A、13Bまたは第1基部溝部15A、15Bは、底面とその底面から底面の全ての外周に側面とを有している。すなわち本明細書では、「溝部」は底面とその底面から底面の全ての外周に側面とを有していると定義する。
例えば、第1振動腕溝部13Aは矩形状の底面M11(図2(a)、(b)を参照)とその外周(図1に示される4辺)に形成された4つの側面M21とより構成される。第2振動腕溝部13Bも矩形状の底面M12(図2(a)、(b)を参照)とその外周に形成された4つの側面M22とより構成されている。
また、第1基部溝部15Aは矩形状の底面M31(図2(b)を参照)とその外周(図1に示される4辺)に形成された1つの側面M41及び3つの側面M51とより形成される。第2基部溝部15Bは矩形状の底面M32(図2(b)を参照)とその外周に形成された1つの側面M42及び3つの側面M52とより形成されている。さらに、第1基部溝部15A及び第2基部溝部15Bが一対の振動腕12の外側に形成されているので、一対の振動腕12の内側に形成する場合に比べて第1音叉型圧電振動片10Aの強度がより強くなる。
<第1音叉型圧電振動片10Aの寸法>
次に、第1音叉型の圧電振動片10Aの寸法について説明する。
図1に示されたように、基部11のY軸方向の長さL1は、約500〜600μmである。一方、この基部11から伸びて形成された振動腕12のY軸方向の長さL2は、約1400〜1500μmである。第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13BのY軸方向の長さL3は、約400〜1360μmである。また、第1基部溝部15A及び第2基部溝部15BのY軸方向の長さL4は、約150〜400μmである。
上述のようなY軸方向の寸法によれば、第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13Bの長さL3と第1音叉型圧電振動片10Aの全長(L1+L2)との比は、約0.2〜0.68の範囲である。これは、不要振動である2次高調波振動(基本波周波数の約6.3倍の周波数)を抑圧することができるからである。このため、基本波モードで容易に振動する良好な第1音叉型圧電振動片10Aが実現できる。さらに詳述するならば、基本波モードで振動する第1圧電振動片10Aの等価直列抵抗が2次高調波振動での等価直列抵抗より小さくなる。
一方、図1に示されたように、基部11のX軸方向の幅W1は、約500〜600μmである。振動腕12のX軸方向の幅W2は約80〜120μmである。一対の振動腕12の間の距離W3は、100μm程度である。第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13BのX軸方向の幅W4は、約30〜100μmである。また、第1基部溝部15A及び第2基部溝部15BのX軸方向の幅W5は、約50〜150μmである。
第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13BのX軸方向の幅W4と振動腕12のX軸方向の幅W2との比は、約0.50〜0.85の範囲である。このような比で幅が形成されることにより、電気機械変換効率が良くなる。
また、図2に示されたように、第1音叉型圧電振動片10AのZ軸方向の厚さH1は、約80〜120μmである。第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13B、第1基部溝部15A及び第2基部溝部15BのZ軸方向の深さ(厚さ)H2は、約20〜50μmである。
上述のようなZ軸方向の寸法によれば、第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13B、第1基部溝部15A及び第2基部溝部15BのZ軸方向の深さH2と第1音叉型圧電振動片10AのZ軸方向の厚さH1との比は、約0.25〜0.4の範囲である。このように形成することにより、振動腕12での電界Exが大きくなり、電気機械変換効率の良い、等価直列抵抗の小さい圧電振動片が得られる。
<電極の形成>
図1に戻り、基部11の−Y側の両隅には互いに極性の異なる矩形状の基部電極16A、16Bがそれぞれ形成されている。また、第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13Bには互いに極性が異なる溝部励振電極17A、17Bがそれぞれ形成される。−X側の振動腕12のX軸方向の両外側に側面励振電極121Aが形成され、+X側の振動腕12の両外側に側面励振電極121Bが形成される。側面励振電極121A、121Bとは極性が異なる。一対の振動腕錘部14には振動腕12の両外側の側面励振電極121Aを接続し、両外側の側面励振電極121Bを接続させる金属膜がそれぞれ形成されている。
また、基部電極16Aは接続電極18Aを介して側面励振電極121Aに接続され、さらに側面励振電極121Aと接続する接続電極18Aを介して溝部励振電極17Aに接続されている。基部電極16Bは接続電極18Bを介して側面励振電極121Bおよび溝部励振電極17Bに接続されている。
このような構成によって、基部電極16Aは、側面励振電極121Aおよび溝部励振電極17Aに導電している。また、基部電極16Bは、側面励振電極121Bおよび溝部励振電極17Bで導電している。基部電極16A、16Bが点線の接続領域CAに塗布された導電性接着剤115(図17(a)を参照)を介して外部電極117(図17(a)を参照)に接続されれば、外部電極と励振電極とがそれぞれ導電し、第1音叉型圧電振動片10Aの振動腕12は励振する。
ここで、基部電極16Aと+X側の側面励振電極121Aとを接続する接続電極18AはX軸方向において第1基部溝部15Aの領域まで伸びた幅で形成される。基部電極16Bと−X側の側面励振電極121Bとを接続する接続電極18BはX軸方向において第2基部溝部15Bの領域まで伸びた幅で形成されている。このため、第1基部溝部15Aの側面M41には基部溝部電極19Aが形成され、第2基部溝部15Bの側面M42には基部溝部電極19Bが形成される。ここで、接続電極18A、18BはX軸方向で第1基部溝部15A及び第2基部溝部15Bの側面M41、M42の領域まで伸びて形成されているが、第1基部溝部15A及び第2基部溝部15Bの底面M31、M32の領域まで伸びて形成されてもよい。すなわち、第1基部溝部15A及び第2基部溝部15Bの底面M31、M32に接続電極18A、18Bが形成されてもよい。
第1音叉型圧電振動片10Aにおいて、基部電極16A、溝部励振電極17A、側面励振電極121A、接続電極18A及び基部溝部電極19Aは同じ極性であり、基部電極16B、溝部励振電極17B、側面励振電極121B、接続電極18B及び基部溝部電極19Bは同じ極性である。
また各電極パターンは、50オングストローム〜700オングストロームのクロム(Cr)層の上に200オングストローム〜3000オングストロームの金(Au)層が形成された構成になっている。クロム(Cr)層の代わりに、タングステン(W)層、ニッケル(Ni)層又はチタン(Ti)層を使用してもよく、また金(Au)層の代わりに、銀(Ag)層を使用してもよい。
<電界>
以下、第1音叉型圧電振動片10Aの電界Exの成分について、図2を参照しながら説明する。
まず図2(a)に示されたように、振動腕12はXZ平面でほぼ「H」型となっている。そして、上述の説明のように溝部励振電極17A、17Bと側面励振電極121A、121Bとに交番電圧(正負が交番する直流電圧)を印加した時に、溝部励振電極17Aと側面励振電極121Aとは同じ極性となり、溝部励振電極17Bと側面励振電極121Bとは同じ極性となる。このため、溝部励振電極17Aと側面励振電極121Bとの間、及び溝部励振電極17Bと側面励振電極121Aとの間で、電界Exが矢印方向に沿って発生する。この電界Exは振動腕12内で電極に垂直に、すなわち直線的に働くので、電界Exが大きくなる。その結果、第1音叉型圧電振動片10Aを小型化した場合でも等価直列抵抗の小さい、Q値の高い音叉型圧電振動片が得られる。
次に図2(b)に示されたように、溝部励振電極17A、17B及び基部溝部電極19A、19Bに交番電圧を印加した時に、溝部励振電極17Aと基部溝部電極19Aとは同じ極性となり、溝部励振電極17Bと基部溝部電極19Bとは同じ極性となる。したがって、溝部励振電極17Aと基部溝部電極19Bとの間、溝部励振電極17Bと基部溝部電極19Aとの間、及び溝部励振電極17Aと溝部励振電極17Bとの間で、電界Exが矢印方向に沿って発生する。この電界Exは基部11内で電極に垂直に、すなわち直線的に働くので、電界Exが大きくなる。その結果、第1音叉型圧電振動片10Aを小型化した場合でも等価直列抵抗の小さい音叉型圧電振動片が得られる。
(第2実施形態)
第2実施形態の第2音叉型圧電振動片10Bについて、図1及び図3を参照しながら説明する。図1に示されるように、Z軸方向から見ると第2音叉型圧電振動片10Bは第1音叉型圧電振動片10Aと同じ形状であるが、第2音叉型圧電振動片10Bの部材についてはカッコ内に付している。図3は、図1のB−B断面図である。第1実施形態と同じ部材に対して同じ符号を付けてある。
<第2音叉型圧電振動片10Bの全体構成>
図1に示されたように、基部21における一対の振動腕溝部13A、13BのX軸方向の両外側には、基部21に延長された一対の振動腕溝部13A、13Bに対応するように、一対の矩形状の第1貫通穴25A及び第2貫通穴25Bがそれぞれ形成されている。
また、本明細書では、「貫通穴」は、底面がなく音叉型圧電振動片の表面から裏面へ貫通し側面のみから形成されていると定義する。例えば、第1貫通穴25AはXY平面で矩形に接続された1つの側面M61及び3つの側面M71のみにより構成され、第2貫通穴25BはXY平面で矩形に接続された1つの側面M62及び3つの側面M72のみにより構成されている。
<第2音叉型圧電振動片10Bの寸法>
図1に示されたように、第1貫通穴25A及び第2貫通穴25BのY軸方向の長さL4は、約150〜400μmであり、第1貫通穴25A及び第2貫通穴25BのX軸方向の幅W5は、約50〜150μmである。また、図3に示されたように、第1貫通穴25A及び第2貫通穴25Bは第2音叉型圧電振動片10Bの表面から裏面へ貫通して形成されたので、そのZ軸方向の深さ(厚さ)は第2音叉型圧電振動片10Bの厚さと同じで約80〜120μmである。
<電極の形成>
基部電極16Aと+X側の側面励振電極121Aとを接続する接続電極18AはX軸方向において第1貫通穴25Aの領域まで伸びて形成される。基部電極16Bと−X側の側面励振電極121Bとを接続する接続電極18BはX軸方向において第2貫通穴25Bの領域まで伸びて形成されている。このため、第1貫通穴25Aの側面M61には貫通穴電極29Aが形成され、第2貫通穴25Bの側面M62には貫通穴電極29Bが形成される。
第2音叉型圧電振動片10Bにおいて、基部電極16A、溝部励振電極17A、側面励振電極121A、接続電極18A及び貫通穴電極29Aは同じ極性である。基部電極16B、溝部励振電極17B、側面励振電極121B、接続電極18B及び貫通穴電極29Bは同じ極性である。
<電界成分>
図3に示されたように、溝部励振電極17A、17B及び貫通穴電極29A、29Bに交番電圧を印加した時に、溝部励振電極17Aと貫通穴電極29Aとは同じ極性となり、溝部励振電極17Bと貫通穴電極29Bとは同じ極性となる。したがって、溝部励振電極17Aと貫通穴電極29Bとの間、溝部励振電極17Bと貫通穴電極29Aとの間、溝部励振電極17Aと溝部励振電極17Bとの間、及び貫通穴電極29Aと貫通穴電極29Bとの間で、電界Exが矢印方向に沿って発生する。この電界Exは基部21内で電極に垂直に、すなわち直線的に働くので、電界Exが大きくなる。その結果、第2音叉型圧電振動片10Bを小型化した場合でも等価直列抵抗の小さい音叉型圧電振動片が得られる。
(第3実施形態)
第3実施形態の第3音叉型圧電振動片10Cについて、図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、第3実施形態の第3音叉型圧電振動片10Cの上面図である。図5は、図4のB−B断面図である。第1実施形態と同じ部材に対して同じ符号を付してある。
<第3音叉型圧電振動片10Cの全体構成>
図4に示されたように、基部31における一対の振動腕溝部13A、13BのX軸方向の両外側には、基部31に延長された一対の振動腕溝部13A、13Bに対応するように、一対の矩形状の第1切欠き35A及び第2切欠き35Bがそれぞれ形成されている。
また、本明細書では、「切欠き」は、底面とその底面の一部の外周のみに側面が形成されていると定義する。例えば、図4及び図5に示されたように、切欠き35Aは底面M101、YZ平面の1つの側面M81及びXZ平面の1つの側面M91のみにより構成される。第2切欠き35Bは底面M102。YZ平面の1つの側面M82及びXZ平面の1つの側面M92のみにより構成されている。
また、これまで説明した「溝部」、「貫通穴」および「切欠き」はすべて音叉型圧電振動片の表裏面との段差を有し、その段差の側面を有している。そこで、本明細書では総称して「段差側面部」と定義する。
<第3音叉型圧電振動片10Cの寸法>
図4に示されたように、第1切欠き35A及び第2切欠き35BのY軸方向の長さL5は、約150〜450μmであり、第1切欠き35A及び第2切欠き35BのX軸方向の幅W7は、約100〜200μmである。また、図5に示されたように、第1切欠き35A及び第2切欠き35BのZ軸方向の深さH2は、約20〜50μmである。
<電極の形成>
基部電極16Aと+X側の側面励振電極121Aとを接続する接続電極18AはX軸方向において第1基部溝部15Aの領域まで伸びて形成される。基部電極16Bと−X側の側面励振電極121Bとを接続する接続電極18BはX軸方向において第2基部溝部15Bの領域まで伸びて形成されている。このため、第1切欠き35Aの側面M81には切欠き電極39Aが形成され、第2切欠き35Bの側面M82には切欠き電極39Bが形成される。ここで、接続電極18A、18BはX軸方向で第1切欠き35A及び第2切欠き35Bの側面M81、M82の領域まで伸びて形成されているが、第1切欠き35A及び第2切欠き35Bの底面M101、M102の領域まで伸びて形成されてもよい。
第3音叉型圧電振動片10Cにおいて、基部電極16A、溝部励振電極17A、側面励振電極121A、接続電極18A及び切欠き電極29Aは同じ極性である。基部電極16B、溝部励振電極17B、側面励振電極121B、接続電極18B及び切欠き電極39Bは同じ極性である。
<電界成分>
図5に示されたように、溝部励振電極17A、17B及び切欠き電極39A、39Bに交番電圧を印加した時に、溝部励振電極17Aと切欠き電極39Aとは同じ極性となり、溝部励振電極17Bと切欠き電極39Bとは同じ極性となる。したがって、溝部励振電極17Aと切欠き電極39Bとの間、溝部励振電極17Bと切欠き電極39Aとの間、及び溝部励振電極17Aと溝部励振電極17Bとの間で、電界Exが矢印方向に沿って発生する。この電界Exは基部31内で電極に垂直に、すなわち直線的に働くので、電界Exが大きくなる。その結果、第3音叉型圧電振動片10Cを小型化した場合でも等価直列抵抗の小さい圧電振動片が得られる。
(第4実施形態)
第4実施形態の第4音叉型圧電振動片10Dについて、図6を参照しながら説明する。図6は、第4実施形態の第4音叉型圧電振動片10Dの上面図である。第1実施形態と同じ部材に対して同じ符号を付してある。
図6に示されたように、一対の振動腕22に設けられた第1振動腕溝部13Aが励振溝ユニット13Aa、13Abに分け、第2振動腕溝部13Bが励振溝ユニット13Ba、13Bbに分けて形成される。これは、等価直列抵抗が大きくなることを抑制しながら、剛性を向上させて屈曲振動する際の応力の影響を小さくするためである。
また、励振溝ユニット13Aa及び励振溝ユニット13BaのY軸方向の長さは約200〜680μmである。励振溝ユニット13Ab及び励振溝ユニット13BbのY軸方向の長さは約200〜680μmである。ここで、励振溝ユニット13Aa及び励振溝ユニット13BaのY軸方向の長さは、励振溝ユニット13Ab及び励振溝ユニット13BbのY軸方向の長さと同じでもよいし、異なってもよい。
(第5実施形態)
第5実施形態の第5音叉型圧電振動片10Eについて、図7を参照しながら説明する。図7は、第5実施形態の第5音叉型圧電振動片10Eの上面図である。第1実施形態と同じ部材に対して同じ符号を付してある。
図7に示されたように、一対の振動腕32に設けられた第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13Bが基部41までのびて形成されたので、一対の振動腕32の剛性が弱くなる。このため、一対の振動腕32に基部41向かって太くなる根元部321を形成する。これにより、一対の振動腕32がより安定に振動することができ、第5音叉型圧電振動片10Eの信頼性を向上できる。
一対の振動腕32に関する寸法は以下のとおりである。
振動腕32の振動腕錘部14側のX軸方向の幅W2は約80〜120μmである。振動腕錘部14側の振動腕32同士の距離W3は100μm程度である。また、振動腕32の基部41側の根元部321のX軸方向の幅W8は約100〜150μmである。基部41側の振動腕32の根元部321同士の距離W9は60μm程度である。
(第6実施形態)
第6実施形態の第6音叉型圧電振動片10Fについて、図8を参照しながら説明する。図8は、第6実施形態の第6音叉型圧電振動片10Fの上面図である。第1実施形態と同じ部材に対して同じ符号を付してある。
図8に示されたように、第6音叉型圧電振動片10Fは一対の振動腕42に設けられた第1振動腕溝部13Aが励振溝ユニット13Aa、13Abに分け、第2振動腕溝部13Bが励振溝ユニット13Ba、13Bbに分けて形成される。これは、等価直列抵抗を抑制しながら、剛性を向上させて屈曲振動する際の応力の影響を小さくするためである。
また、一対の振動腕42に設けられた第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13Bが基部51まで伸びて形成されたので、一対の振動腕42の剛性が弱くなる。このため、一対の振動腕42に基部51向かって太くなる根元部421を形成する。これにより、一対の振動腕42がより安定に振動することができ、第6音叉型圧電振動片10Fの信頼性を向上できる。
(第7実施形態)
第7実施形態の第7音叉型圧電振動片10Gについて、図9及び図10を参照しながら説明する。図9は、第7実施形態の第7音叉型圧電振動片10Gの上面図である。図10は、図9のC−C断面図である。第1実施形態と同じ部材に対して同じ符号を付してある。
<第7音叉型圧電振動片10Gの全体構成>
図9に示されたように、第7音叉型圧電振動片10GはY軸方向に沿って伸びた軸Axにより線対称となる。第7音叉型圧電振動片10Gはほぼ矩形状の基部61と基部61から+Y軸方向に伸びて形成されている一対の振動腕12を有している。一対の振動腕12の+Y側の先端には振動腕錘部14がそれぞれ形成されてもよい。振動腕錘部14は第7音叉型圧電振動片10Gの一対の振動腕12が振動しやすくなるための錘であり、且つ周波数調整のために設けられている。第7音叉型圧電振動片10Gは、例えば32.768kHzで振動する振動片で、極めて小型の振動片となっている。
一対の振動腕12の表面には、基部61まで延長された一対の第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13Bが形成されている。また、一対の第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13Bは第7音叉型圧電振動片10Gの表裏面に形成されている。また、第7音叉型圧電振動片10GはY軸方向に沿って伸びた軸Axにより線対称となる。
また、第7音叉型圧電振動片10GはX軸方向で一対の振動腕12の両外側に基部61から+Y軸方向に伸びて形成されている一対の支持腕24を有している。一対の支持腕24は、振動腕12の振動が第7音叉型圧電振動片10Gの外部へ漏れる振動漏れを小さくする効果を有する。また一対の支持腕24は、パッケージPK(図17(b)を参照)の外部の温度変化、または衝撃の影響を受けづらくさせる効果を有する。
また、支持腕24はその+Y側の先端に、支持腕24の幅より幅広い幅広腕部242が形成されている。幅広腕部242が形成されることで、導電性接着剤215(図17(b))が塗布される接続領域CA(点線)の面積が大きくなる。これにより、接続領域CAがより大きくなって第7音叉型圧電振動片10Gがより確実にパッケージPK(図17(b)を参照)中に載置できる。
また、基部61における一対の振動腕溝部13A、13BのX軸方向の両外側には、基部61に延長された一対の振動腕溝部13A、13Bに対応するように、一対のほぼ矩形状の第1基部溝部45A及び第2基部溝部45Bがそれぞれ形成されている。第1基部溝部45A及び第2基部溝部45Bは、振動腕12の振動が第7音叉型圧電振動片10Gの外部へ漏れる振動漏れを小さくする効果を有する。
<第7音叉型圧電振動片10Gの寸法>
図9に示されたように、第7音叉型圧電振動片10Gにおいて全体の幅W10は約400〜700μmである。一対の支持腕24の長さL8は約300〜800μmであり、その幅W2は約80〜120μmである。また、−X側の支持腕24と振動腕12との距離W3、+X側の支持腕24と振動腕12との距離W3、および一対の振動腕12の間の距離W3は約100μmである。
第1基部溝部45A及び第2基部溝部45Bの幅W11は、約30〜250μmである。第1基部溝部45A及び第2基部溝部45Bは、必ずしも支持腕24と振動腕12との間の領域に設置する必要がない。支持腕24と振動腕12との間に第1基部溝部45Aまたは第2基部溝部45Bが配置される場合には幅W11は約30〜100μmであり、一対の支持腕24が−Y軸方向に沿って伸びた領域まで幅広く形成されてもよい。
また、図10に示されたように、第1基部溝部45A及び第2基部溝部45BのZ軸方向の深さH2は、約20〜50μmである。
<電極の形成>
図9に示されるように、第1振動腕溝部13A及び第2振動腕溝部13Bには互いに極性が異なる溝部励振電極17A、17Bがそれぞれ形成される。−X側の振動腕12の両外側に一対の側面励振電極121Aが形成され、+X側の振動腕12の両外側に一対の側面励振電極121Bが形成される。
+X側の支持腕24にはY軸方向に沿って伸びた引出電極241Aが形成され、−X側の支持腕24にはY軸方向に沿って伸びた引出電極241Bが形成されている。引出電極241A、241Bは+Y軸方向において幅広腕部242まで伸び、−Y軸方向において基部61まで伸びている。
また、引出電極241Aは接続電極38Aを介して側面励振電極121Aに接続され、側面励振電極121Aは接続電極38Aを介して溝部励振電極17Aに接続されている。また、引出電極241Bは接続電極38Bを介して側面励振電極121B及び溝部励振電極17Bに接続されている。
このような構成によって、引出電極241Aは、側面励振電極121A及び溝部励振電極17Aに導電されている。また、引出電極241Bは、側面励振電極121B及び溝部励振電極17Bに導電されている。引出電極241A、241Bが点線の接続領域CAに塗布された導電性接着剤215(図17(b)を参照)を介して外部電極217(図17(b)を参照)に接続されれば外部電極と励振電極とがそれぞれ導電し、第7音叉型圧電振動片10Gの振動腕12は振動する。
ここで、+X側の側面励振電極121Aと引出電極241Aとを接続する接続電極38AはX軸方向において第1基部溝部45Aの領域まで伸びた幅で形成される。−X側の側面励振電極121Bと引出電極241B及び溝部励振電極17Bとを接続する接続電極38BはX軸方向において第2基部溝部45Bの領域まで伸びた幅で形成されている。このため、第1基部溝部45Aの側面M41には基部溝部電極19Aが形成され、第2基部溝部45Bの側面M42には基部溝部電極19Bが形成される。ここで、接続電極38A、38BはX軸方向で第1基部溝部45A及び第2基部溝部45Bの側面M41、M42の領域まで伸びて形成されているが、第1基部溝部45A及び第2基部溝部45Bの底面M31、M32(図10を参照)の領域まで伸びて形成されてもよい。すなわち、第1基部溝部45A及び第2基部溝部45Bの底面M31、M32(図10を参照)に電極が形成されてもよい。
第7音叉型圧電振動片10Gにおいて、引出電極241A、溝部励振電極17A、側面励振電極121A、接続電極38A及び基部溝部電極19Aは同じ極性であり、引出電極241B、溝部励振電極17B、側面励振電極121B、接続電極38B及び基部溝部電極19Bは同じ極性である。
<電界成分>
図10に示されたように、溝部励振電極17A、17B及び基部溝部電極19A、19Bに交番電圧を印加した時に、溝部励振電極17Aと基部溝部電極19Aとは同じ極性となり、溝部励振電極17Bと基部溝部電極19Bとは同じ極性となる。したがって、溝部励振電極17Aと基部溝部電極19Bとの間、溝部励振電極17Bと基部溝部電極19Aとの間、及び溝部励振電極17Aと溝部励振電極17Bとの間で、電界Exが矢印方向に沿って発生する。この電界Exは基部61内で電極に垂直に、すなわち直線的に働くので、電界Exが大きくなる。その結果、第7音叉型圧電振動片10Gを小型化した場合でも等価直列抵抗の小さい音叉型圧電振動片が得られる。
(第8実施形態)
第8実施形態の第8音叉型圧電振動片10Hについて、図9及び図11を参照しながら説明する。図9に示されるように、Z軸方向から見ると第8音叉型圧電振動片10Hは第7音叉型圧電振動片10Gと同じ形状であるが、第8音叉型圧電振動片10Hの部材についてはカッコ内に付している。図11は、図9のC−C断面図である。第7実施形態と同じ部材に対して同じ符号を付してある。
<第8音叉型圧電振動片10Hの全体構成>
図9に示されたように、基部71における一対の振動腕溝部13A、13BのX軸方向の両外側には、基部71に延長された一対の振動腕溝部13A、13Bに対応するように、一対のほぼ矩形状の第1貫通穴55A及び第2貫通穴55Bがそれぞれ形成されている。
<第8音叉型圧電振動片10Hの寸法>
図9に示されたように、第1貫通穴55A及び第2貫通穴55BのY軸方向の長さL4は、約150〜450μmである。また、第1貫通穴55A及び第2貫通穴55Bの幅W11は約100〜250μmである。
また、図11に示されたように、第1貫通穴55A及び第2貫通穴55Bは第8音叉型圧電振動片10Hの表面から裏面へ貫通して形成されたので、そのZ軸方向の深さ(厚さ)H1は第8音叉型圧電振動片10Hの厚さH1と同じで約80〜120μmである。
<電極の形成>
図9に戻り、接続電極38AはX軸方向において第1貫通穴25Aの領域まで伸びて形成される。接続電極38BはX軸方向において第2貫通穴25Bの領域まで伸びた幅で形成されている。このため、第1貫通穴25Aの側面M61には貫通穴電極29Aが形成され、第2貫通穴25Bの側面M62には貫通穴電極29Bが形成される。
<電界成分>
図11に示されたように、溝部励振電極17A、17B及び貫通穴電極29A、29Bに交番電圧を印加した時に、溝部励振電極17Aと貫通穴電極29Aとは同じ極性となり、溝部励振電極17Bと貫通穴電極29Bとは同じ極性となる。したがって、溝部励振電極17Aと貫通穴電極29Bとの間、溝部励振電極17Bと貫通穴電極29Aとの間、溝部励振電極17Aと溝部励振電極17Bとの間、及び貫通穴電極29Aと貫通穴電極29Bとの間で、電界Exが矢印方向に沿って発生する。この電界Exは基部71内で電極に垂直に、すなわち直線的に働くので、電界Exが大きくなる。その結果、第8音叉型圧電振動片10Hを小型化した場合でも等価直列抵抗の小さい音叉型圧電振動片が得られる。
(第9実施形態)
第9実施形態の第9音叉型圧電振動片10Jについて、図12及び図13を参照しながら説明する。図12は、第9実施形態の第9音叉型圧電振動片10Jの上面図である。図13は、図12のD−D断面図である。第7実施形態と同じ構成要件に対して同じ符号を付してある。
<第9音叉型圧電振動片10Jの全体構成>
図12に示されたように、基部81における一対の振動腕溝部13A、13BのX軸方向の両外側には、基部81に延長された一対の振動腕溝部13A、13Bに対応するように、一対のほぼ矩形状の第1切欠き65A及び第2切欠き65Bがそれぞれ形成されている。
第9実施形態において、第1切欠き65Aは底面M131(図13を参照)と1つの側面M111及び2つの側面M121とより構成され、−Y側に側面が形成されていない。また、第2切欠き65Bは底面M132(図13を参照)と1つの側面M112及び2つの側面M122とより構成され、−Y側に側面が形成されていない。第1切欠き65A及び第2切欠き65Bは、振動腕12の振動が第9音叉型圧電振動片10Jの外部へ漏れる振動漏れを小さくする効果を有する。
<第9音叉型圧電振動片10Jの寸法>
図12に示されたように、第1切欠き65A及び第2切欠き65BのY軸方向の長さL9は、約100〜500μmである。また、図13に示されたように、第1切欠き65A及び第2切欠き65BのZ軸方向の深さH2は、約20〜50μmである。
<電極の形成>
図12に戻り、+X側の側面励振電極121Aと引出電極241Aとを接続する接続電極48AはX軸方向において第1切欠き65Aの領域まで伸びて形成され、その一部は第1切欠き65Aを渡して形成されている(図13を参照)。−X側の側面励振電極121Bと引出電極241Bとを接続する接続電極48BはX軸方向において第2切欠き65Bの領域まで伸びて形成され、その一部は第2切欠き65Bを渡して形成されている(図13を参照)。このため、第1切欠き65Aの面M111には切欠き電極49Aが形成され、第2切欠き65Bの面M112には切欠き電極49Bが形成される。
<電界成分>
図13に示されたように、溝部励振電極17A、17B及び切欠き電極49A、49Bに交番電圧を印加した時に、溝部励振電極17Aと切欠き電極49Aとは同じ極性となり、溝部励振電極17Bと切欠き電極49Bとは同じ極性となる。したがって、溝部励振電極17Aと切欠き電極49Bとの間、溝部励振電極17Bと切欠き電極49Aとの間、及び溝部励振電極17Aと溝部励振電極17Bとの間で、電界Exが矢印方向に沿って発生する。この電界Exは基部81内で電極に垂直に、すなわち直線的に働くので、電界Exが大きくなる。その結果、第9音叉型圧電振動片10Jを小型化した場合でも等価直列抵抗の小さい音叉型圧電振動片が得られる。
(第10実施形態)
第10実施形態の第10音叉型圧電振動片10Kについて、図14及び図15を参照しながら説明する。図14は、第10実施形態の第10音叉型圧電振動片10Kの上面図である。図15は、図14のE−E断面図である。第7実施形態と同じ構成要件に対して同じ符号を付してある。
<第10音叉型圧電振動片10Kの全体構成>
図14に示されたように、基部91における一対の振動腕溝部13A、13BのX軸方向の両外側には、基部91に延長された一対の振動腕溝部13A、13Bに対応するように、一対のほぼ矩形状の第1切欠き75A及び第2切欠き75Bがそれぞれ形成されている。
第10実施形態において、第1切欠き75Aは底面M161(図15を参照)と1つの側面M141及び1つの側面M151とより構成され、−Y側及び+X側に側面が形成されていない。また、第2切欠き75Bは底面M162(図15を参照)と1つの側面M142及び1つの側面M152とより構成され、−Y側及び−X側に側面が形成されていない。第1切欠き75A及び第2切欠き75Bは、振動腕12の振動が第10音叉型圧電振動片10Kの外部へ漏れる振動漏れを小さくする効果を有する。
<第10音叉型圧電振動片10Kの寸法>
図14に示されたように、第1切欠き75A及び第2切欠き75BのY軸方向の長さL10は、約200〜500μmである。また、第1切欠き75Aが第10音叉型圧電振動片10Kの+X側の端部まで形成され、第2切欠き75Bが第10音叉型圧電振動片10Kの−X側の端部まで形成されている。したがって、第1切欠き75A及び第2切欠き75BのX軸方向の幅W12は、より広くなり約100〜300μmとなる。また、図15に示されたように、第1切欠き75A及び第2切欠き75BのZ軸方向の厚さH2は、約20〜50μmである。
<電極の形成>
図14に戻り、+X側の側面励振電極121Aと引出電極241Aとを接続する接続電極58AはX軸方向において第1切欠き75Aの領域まで伸びて形成され、その一部は第1切欠き75Aの底面M161に形成されている(図15を参照)。−X側の側面励振電極121Bと引出電極241Bとを接続する接続電極58BはX軸方向において第2切欠き75Bの領域まで伸びて形成され、その一部は第2切欠き75Bの底面M162に形成されている(図15を参照)。このため、第1切欠き75Aの面M141には切欠き電極59Aが形成され、第2切欠き75Bの面M142には切欠き電極59Bが形成される。
<電界成分>
図15に示されたように、溝部励振電極17A、17B及び切欠き電極59A、59Bに交番電圧を印加した時に、溝部励振電極17Aと切欠き電極59Aとは同じ極性となり、溝部励振電極17Bと切欠き電極59Bとは同じ極性となる。したがって、溝部励振電極17Aと切欠き電極59Bとの間、溝部励振電極17Bと切欠き電極59Aとの間、及び溝部励振電極17Aと溝部励振電極17Bとの間で、電界Exが矢印方向に沿って発生する。この電界Exは基部91内で電極に垂直に、すなわち直線的に働くので、電界Exが大きくなる。その結果、第10音叉型圧電振動片10Kを小型化した場合でも等価直列抵抗の小さい音叉型圧電振動片が得られる。
(第11実施形態)
第11実施形態の第11音叉型圧電振動片10Lについて、図16を参照しながら説明する。図16は、第11実施形態の第11音叉型圧電振動片10Lの上面図である。第7実施形態と同じ構成要件に対して同じ符号を付してある。
<第11音叉型圧電振動片10Lの全体構成>
図16に示されたように、第11音叉型圧電振動片10Lはほぼ第7実施形態と同じ構成である。第11音叉型圧電振動片10LはX軸方向で一対の振動腕12の両外側に基部101から+Y軸方向に伸びて形成されている一対の支持腕34を有している。また、第11音叉型圧電振動片10Lはその外側に矩形状の外枠部20をさらに有している。この外枠部20は一対の支持腕34を介して基部101と連結されている。
さらに、基部101における一対の振動腕溝部13A、13BのX軸方向の両外側には、基部101に延長された一対の振動腕溝部13A、13Bに対応するように、一対の矩形状の第1基部溝部85A及び第2基部溝部85Bがそれぞれ形成されている。ここで、第1基部溝部85Aは1つの側面M41及び3つの側面M51と、図示しない底面とより構成され、第2基部溝部85Bは1つの側面M42及び3つの側面M52と、図示しない底面とより構成されている。
<電極の形成>
第11音叉型圧電振動片10Lにおいて、+X側の支持腕34の表面及び裏面には引出電極341Aが形成されている。引出電極341Aは、一端部が外枠部20の一隅(+X側、+Y側)まで伸びて形成され、他端部が接続電極68Aに接続されている。−X側の支持腕34の表面及び裏面には引出電極341Bが形成されている。引出電極341Bは、一端部が外枠部20の他隅(−X側、−Y側)まで伸びて形成され、他端部が接続電極68Bに接続されている。
また、接続電極68AはX軸方向において第1基部溝部85Aの領域まで伸びて側面M41に基部溝部電極69Aを形成する。接続電極68BはX軸方向において第2基部溝部85Bの領域まで伸びて側面M42に基部溝部電極69Bを形成する。
第11音叉型圧電振動片10Lにおいて、引出電極341Aは接続電極68Aを介して側面励振電極121Aと溝部励振電極17Aとに接続され、引出電極341Bは接続電極68Bを介して側面励振電極121Bと溝部励振電極17Bとに接続されている。
このような構成によって、引出電極341A、341Bが貫通電極314A、貫通電極314B(図18を参照)を介して外部電極315(図18を参照)に接続されれば外部電極315と励振電極とがそれぞれ導電し第11音叉型圧電振動片10Lの振動腕12は振動する。
<電界成分>
第11音叉型圧電振動片10Lの電界成分は、図10で説明された第7音叉型圧電振動片10Gの電界成分と同じである。また、第11実施形態の外枠部20を有している第11音叉型圧電振動片10Lにおいて、基部101に第1基部溝部85A及び第2基部溝部85Bが形成されているが、その代わりに第8実施形態で説明された貫通穴でもよいし、第9及び第10実施形態で説明された切欠きでもよい。
(第1圧電デバイス)
第1圧電デバイスとして第1実施形態で説明された第1音叉型圧電振動片10Aを用いた圧電振動子100について、図17(a)を参照しながら説明する。図17(a)は、第1音叉型圧電振動片10Aを備えた圧電振動子100の側面図である。
図17(a)に示されたように、圧電振動子100はベース111と、壁112と、蓋体113とにより構成されたキャビティCTを有するパッケージPKを備えている。パッケージPKは第1音叉型圧電振動片10AをキャビティCT内に収納している。ベース111及び壁112は、例えば圧電体、セラミック又はガラスなどで形成されている。また、蓋体113は、圧電体、Fe−Ni−Co合金(コバール)などの平板状の金属、又はガラスなどにより構成される。キャビティCT内は窒素ガスや真空などでシーム溶接などの手法により気密的に封止する。
また、ベース111の−Y側にはベース111及び壁112に接触するように台座114が設けられている。台座114もベース111及び壁112と同じに圧電体、セラミック又はガラスなどで形成される。また、第1音叉型圧電振動片10Aは基部11を台座114に載置し導電性接着剤115を介して台座114に固定される。
基部11に形成された基部電極16A(図1を参照)は、導電性接着剤115及び連結電極116を介して外部電極117に接続されている。連結電極118はベース111と壁112との間を通過してベース111の底面に設けられた外部電極119に接続される。このような構成にすれば、外部電極117、119に交番電圧を印加した場合第1音叉型圧電振動片10Aの振動腕12が励振される。
また、第1応用例において第1音叉型圧電振動片10Aを用いた圧電振動子100について説明したが、第1音叉型圧電振動片10Aの代わりに第2〜第6実施形態で説明された音叉型圧電振動片を用いてもよい。
(第2圧電デバイス)
第2圧電デバイスとして第7実施形態で説明された第7音叉型圧電振動片10Gを用いた圧電振動子200について、図17(b)を参照しながら説明する。図17(b)は、第7音叉型圧電振動片10Gを備えた圧電振動子200の側面図である。
図17(b)に示されたように、圧電振動子200はベース211と、壁212と、蓋体213とにより構成されたキャビティCTを有するパッケージPKを備えている。パッケージPKは第7音叉型圧電振動片10GをキャビティCT内に収納している。ベース211のY軸方向のほぼ中央部には台座214が設けられている。台座214もベース211及び壁212と同じに圧電体、セラミック又はガラスなどで形成される。また、第7音叉型圧電振動片10Gは支持腕24の幅広腕部242を台座214に載置し導電性接着剤215を介して台座214に固定される。支持腕24に形成された引出電極241A(図9を参照)は、導電性接着剤215及び連結電極216を介して外部電極217に接続されている。
また、第2応用例において第7音叉型圧電振動片10Gを用いた圧電振動子200について説明したが、第7音叉型圧電振動片10Gの代わりに第8〜第10及び第12実施形態で説明された音叉型圧電振動片を用いてもよい。
(第3圧電デバイス)
第3圧電デバイスとして第11実施形態で説明された第11音叉型圧電振動片10Lを用いた圧電振動子300について、図18を参照しながら説明する。図18(a)は、第11音叉型圧電振動片10Lを備えた圧電振動子300の分解斜視図であり、図18(b)は、第11音叉型圧電振動片10Lを備えた圧電振動子300のG−G断面図である。
図18(a)に示されたように、圧電振動子300は、最上部のリッド部301、最下部のベース部302及び中央部の第11音叉型圧電振動片10Lから構成される。リッド部301、ベース部302及び第11音叉型圧電振動片10Lは圧電材から形成される。リッド部301はエッチングにより形成されたリッド側凹部311を第11音叉型圧電振動片10L側の片面に有している。ベース部302は、エッチングにより形成されたベース側凹部312を第11音叉型圧電振動片10L側の片面に有している。したがって、リッド側凹部311及びベース側凹部312によりキャビティCTが形成される。
また、ベース部302の+Z側のY軸方向の両側にはベース部接続電極313A、313Bが設けられている。ベース部接続電極313Aの下には貫通電極314Aが設けられ、ベース部接続電極313Bの下には貫通電極314Bが設けられている。さらに、図18(b)に示されたように貫通電極314Aは外部電極315Aに接続され、貫通電極314Bは外部電極315Bに接続されている。
圧電振動子300は、図18(b)に示されたように第11音叉型圧電振動片10Lを中心として、その裏面にベース部302が接合され、その表面にリッド部301が接合されている。つまり、リッド部301は第11音叉型圧電振動片10Lに、ベース部302は第11音叉型圧電振動片10Lにシロキサン結合(Si−O−Si)技術により封止した構成になっている。
このような構成によれば、第11音叉型圧電振動片10Lにおいて引出電極341Aがベース部接続電極313A及び貫通電極314Aを介して外部電極315Aに導電され、引出電極341Bがベース部接続電極313B及び貫通電極314Bを介して外部電極315Bに導電される。
また、第3圧電デバイスにおいてリッド部301、第11音叉型圧電振動片10L及びベース部302はシロキサン結合(Si−O−Si)技術により接合されているが、その他にも例えば陽極接合技術などによって接合されてもよい。
第1実施形態から第11実施形態で示した音叉型の圧電振動片には、水晶材料、ニオブ酸リチウム等の様々な圧電結晶材料を使用することができる。
また、第1圧電デバイスから第3圧電デバイスにおける蓋体、ベース、壁、リッド部、ベース部の基材には、ガラス、水晶材料等の様々な材料を使用することができる。しかし、以下の理由により、蓋体、ベース、壁、リッド部、ベース部の基材には、特に水晶材料を使用することが好ましい。
工業材料の硬さを表わす指標の一つにヌープ硬度がある。ヌープ硬度は数値が高ければ硬く、低ければ柔らかい。蓋体、ベース、壁に使用される代表的なガラスであるホウケイ酸ガラスは、ヌープ硬度が590kg/mmである。また、水晶のヌープ硬度は710〜790kg/mmである。そのため圧電デバイスでは、蓋体、ベース、壁、リッド部、ベース部にガラスの代わりに水晶を使用する方が圧電振動子の硬度を高くすることができる。また、圧電デバイスを所定の硬度にする場合には、蓋体、ベース、壁、リッド部、ベース部に使われるガラスの厚みを厚くする必要があるが、水晶であれば厚みが薄くてもよい。つまり、同じ硬度の圧電振動子であれば蓋体、ベース、壁、リッド部、ベース部に水晶を使用すると、小型化・低背化が可能となる。
また、圧電デバイスの作製時、または圧電デバイスのプリント基板への取り付け時には圧電デバイスに熱が加えられる。特にこの時に、第3圧電デバイスにおいて、第11音叉型圧電振動片10Lに水晶材料を使用し、リッド部301及びベース部302に水晶材料とは異なる種類の材料を使用する場合、第3圧電デバイス内には熱膨張係数の差による応力が加わる。熱膨張係数の差が大きいとこの応力も大きくなり、特に第11音叉型圧電振動片10Lでは強度の弱い枠部WBの角等が破損することがある。そのため、リッド部301及びベース部302と第11音叉型圧電振動片10Lとの熱膨張係数の差を小さくすることが望まれる。リッド部301及びベース部302に水晶を使用することは、リッド部301及びベース部302にガラスを使用した場合に比べて第11音叉型圧電振動片10Lとの熱膨張係数の差を小さくし、圧電振動子内の応力を小さくすることができるため好ましい。さらに、上記の通り、ガラスを使用した場合に比べて圧電振動子の小型化・低背化が可能となるため好ましい。
以上、本発明の最適な実施形態について詳細に説明したが、当業者に明らかなように、本発明はその技術的範囲内において実施形態に様々な変更・変形を加えて実施することができる。また本発明は、圧電振動子以外にも、発振回路を組み込んだICなどをベース部上に配置させた圧電発振器にも適用できる。
10A〜10L … 音叉型圧電振動片
11、21、31、41、51、61、71、81、91、101 … 基部
12 … 振動腕
13A、13B … 振動腕溝部
14 … 錘部
15A、15B、45A、45B、85A、85B … 基部溝部
25A、25B、55A、55B … 貫通穴
35A、35B、65A、65B、75A、75B … 切欠き
16A、16B … 基部電極
17A、17B … 溝部励振電極
18A、18B、28A、28B、38A、38B、48A、48B、58A、58B、68A、68B … 接続電極
19A、19B、69A、69B … 基部溝部電極
29A、29B … 貫通穴電極
39A、39B、49A、49B、59A、59B … 切欠き電極
20 … 外枠部
24、34 … 支持腕
100、200、300 … 圧電振動子
121A、121B … 側面励振電極
241A、241B、341A、341B … 引出電極
242 … 幅広腕部
Ex … 電界
H1、H2 … Z軸方向の厚さ(深さ)
L1〜L10 … Y軸方向の長さ
W1〜W11 … X軸方向の幅
PK … パッケージ

Claims (11)

  1. 表裏面を有する矩形状の音叉基部と、
    前記表裏面とその表裏面と交差する両側面とを有し、前記音叉基部のX軸方向の幅よりも狭い位置からY軸方向に伸びる一対の振動腕と、
    前記一対の振動腕の前記表裏面から前記音叉基部の前記表裏面まで伸びる二対の振動腕溝部と、
    前記二対の振動腕溝部に並行して配置され、前記音叉基部のX軸方向の両外側に形成される一対の段差側面部と、
    前記振動腕の一方に設けられた振動腕溝部と前記音叉基部の一方の段差側面部に形成された第1電極と、
    前記振動腕の他方に設けられた振動腕溝部と前記音叉基部の他方の段差側面部に形成され、前記第1電極とは異なる極性の第2電極と、
    を備えた圧電振動片。
  2. 表裏面を有する矩形状の音叉基部と、
    前記表裏面とその表裏面と交差する両側面とを有し、前記音叉基部からY軸方向に伸びる一対の振動腕と、
    前記一対の振動腕の前記表裏面から前記音叉基部の前記表裏面まで伸びる二対の振動腕溝部と、
    前記一対の振動腕の両外側で且つ前記音叉基部からY軸方向に伸びる一対の支持腕と、
    前記二対の振動腕溝部に並行して配置され、前記音叉基部で前記振動腕と前記支持腕との間に形成される一対の段差側面部と、
    前記振動腕の一方に設けられた振動腕溝部と前記音叉基部の一方の段差側面部に形成された第1電極と、
    前記振動腕の他方に設けられた振動腕溝部と前記音叉基部の他方の段差側面部に形成され、前記第1電極とは異なる極性の第2電極と、
    を備えた圧電振動片。
  3. 前記音叉基部と前記一対の振動腕とを囲むように形成された枠体を備え、
    前記一対の支持腕が前記枠体に接続され、前記音叉基部と前記一対の振動腕とを支える請求項2に記載の圧電振動片。
  4. 前記段差側面部は、前記音叉基部の表面から裏面へ貫通する一対の貫通穴の第1側面を含む請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の圧電振動片。
  5. 前記段差側面部は、前記音叉基部の表裏面に形成された二対の基部溝部の第2側面を含む請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の圧電振動片。
  6. 前記段差側面部は、前記音叉基部の表裏面に形成された二対の切欠き部の第3側面を含む請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の圧電振動片。
  7. 前記貫通穴は、前記音叉基部および前記振動腕の外形形状が形成される際に同時に形成される請求項4に記載の圧電振動片。
  8. 前記基部溝部は、前記振動腕溝部が形成される際に同時に形成される請求項5に記載の圧電振動片。
  9. 前記切欠き部は、前記振動腕溝部が形成される際に同時に形成される請求項6に記載の圧電振動片。
  10. 請求項1または請求項2の圧電振動片を収納するキャビティを有するパッケージを備える表面実装型の圧電デバイス。
  11. 第1凹み部を有するリッド板と第2凹み部を有するベース板とを備え、
    請求項3の圧電振動片の枠体を前記リッド板と前記ベース板とで挟み込んだ圧電デバイス。
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