JP2009016988A - 圧電デバイス及び圧電振動片 - Google Patents

圧電デバイス及び圧電振動片 Download PDF

Info

Publication number
JP2009016988A
JP2009016988A JP2007173862A JP2007173862A JP2009016988A JP 2009016988 A JP2009016988 A JP 2009016988A JP 2007173862 A JP2007173862 A JP 2007173862A JP 2007173862 A JP2007173862 A JP 2007173862A JP 2009016988 A JP2009016988 A JP 2009016988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
piezoelectric
arm
vibrating
vibrating piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007173862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5015678B2 (ja
Inventor
Ryoichi Ichikawa
了一 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dempa Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority to JP2007173862A priority Critical patent/JP5015678B2/ja
Publication of JP2009016988A publication Critical patent/JP2009016988A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5015678B2 publication Critical patent/JP5015678B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 電気的導通及びパッケージへの固定が確実な小型化圧電振動片又は圧電デバイスを提供する。
【解決手段】 圧電振動片(20)は、圧電材料により形成され外部導通のための第1電極領域及び第2電極領域を有する基部(29)と、基部の一端側から所定方向に延びる第1及び第2の振動腕(21)と、一端側とこの一端側の反対側の他端側との中間から幅方向に延長されさらに前記振動腕の外側において所定方向に延びる第1及び第2支持用腕部(29−3)と、を備える。そして、圧電デバイス(50)は、第1電極領域及び第2電極領域はパッケージ(51)に形成される接続端子(33)に接続されるとともに、第1及び第2支持用腕部が非導電性接着剤(37)でパッケージに固定される。
【選択図】図3

Description

本発明は、パッケージ内に圧電振動片を収容した圧電デバイスとその圧電振動片の改良に関する。
HDD(ハード・ディスク・ドライブ)、モバイルコンピュータ、あるいはICカード等の小型の情報機器や、携帯電話などのクロック源等において、圧電振動片や圧電発振器等の圧電デバイスが広く使用されている。
特許文献1に示される圧電振動片は、水晶ウエハなどの圧電材料をウェットエッチングすることにより、音叉型の外形形状を形成する。音叉型圧電振動片はパッケージに実装する矩形の基部と、基部から延長された一対の振動腕を備えている。これら振動腕の主面(表裏面)に長溝を形成するとともに、必要な駆動用の電極を形成している。このような音叉型圧電振動片においては、駆動用の電極を介して駆動電圧が印加されると、各振動腕の先端部を近接・離間するようにして、屈曲振動することにより、所定の周波数の信号が取り出されるようになっている。音叉型圧電振動片の矩形の基部には、引出し電極が2箇所形成される。引出し電極に導電性接着剤を塗布して、音叉型圧電振動片がセラミックなどのパッケージに実装される。
その一方でパッケージが小型化されるに従い、音叉型圧電振動片も小型化しなければならないため特に基部の長さを短くする必要がある。特許文献2は基部を小さくするとともに基部から左右に延びる支持腕を形成した圧電振動片を提案している。
特開2001−203560 特開2004−357178
しかし、特許文献2の音叉型圧電振動片は支持腕と振動腕とが同じ厚さであり、支持腕は接続端子(マウント電極)及び導電性接着剤の上に載置されているだけであるため、音叉型圧電振動片が多少傾いて導電性接着剤で固定されてしまうと、振動腕がパッケージに接してしまい振動できなくなってしまう。また音叉型圧電振動片も小型化されるがその基部電極も小型化され、導通をとるための面積も十分に取れず振動が不安定になる問題が生じてきた。
本発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、小型化を進める上で、安定した圧電振動片の保持及び電極との確実な導通を達成する圧電デバイス又は圧電振動片を提供することを目的とする。
第1の観点の圧電デバイスは、圧電振動片をパッケージに固定する圧電デバイスに関する。その圧電振動片は、圧電材料により形成され外部導通のための第1電極領域及び第2電極領域を有する基部と、基部の一端側から所定方向に延びる第1及び第2の振動腕と、一端側とこの一端側の反対側の他端側との中間から幅方向に延長されさらに前記振動腕の外側において所定方向に延びる第1及び第2支持用腕部と、を備える。そして、圧電デバイスは、第1電極領域及び第2電極領域はパッケージに形成される接続端子に接続されるとともに、第1及び第2支持用腕部が非導電性接着剤で前記パッケージに固定される。
第1の観点の構成によれば、導通をとるための基部面積が小さくなっても電気的導通が確実になり圧電デバイスを小型化することができる。また、基部面積が小さくなっても確実にパッケージに固定することができる。
第2の観点による圧電デバイスにおいて、第1及び第2支持用腕部の厚さは振動腕の厚さより厚い。
第2の観点の構成によれば、基部より第1及び第2支持用腕部が厚いため、パッケージ内に直接圧電振動片を取り付けることができる。
第3の観点による圧電デバイスの基部及び第1及び第2支持用腕部の厚さは、振動腕の厚さより厚い。
第3の観点の構成によれば、振動腕の厚さより基部及び第1及び第2支持用腕部の厚さが厚いため、パッケージ内に直接圧電振動片を取り付けても振動腕は振動することができる。
第4の観点による圧電デバイスは、基部は幅の狭い第1基部と幅の広い第2基部とを含み、第1及び第2支持用腕部は第1基部から幅方向に延長されている。
第4の観点による圧電デバイスの構成によれば、幅の狭い第1基部から幅方向に支持用腕部か形成されているため、支持用腕を含めた圧電振動片の全体幅を狭くすることができる。
第5の観点による圧電デバイスは、第1及び第2支持用腕部の所定方向に延びる支持用腕部の長さは、振動腕の長さより短い。
第5の観点の構成によれば、支持用腕部の長さが振動腕の長さより短いため、所定方向の全体的な長さを小さくすることができる。
第6の観点による圧電デバイスは、第1電極領域及び第2電極領域と前記接続端子との接続は、ワイヤーボンディングで導通接続される。
第6の観点の構成によれば、ワイヤーボンディングで導通を確実にすることができる。
第7の観点による圧電振動片にあっては、圧電材料により形成される基部と、基部の一端側から所定方向に延びる第1及び第2の振動腕と、基部の一端側より所定距離だけ離れた他端側から幅方向に延長され、さらに振動腕の外側において、所定方向に延びる第1及び第2支持用腕部と、第1及び第2支持用腕部の先端部に形成された幅広のパーム部と、を備え、第1及び第2支持用腕部の厚さは、振動腕の厚さより厚い。
第7の観点の構成によれば、支持用腕部がパッケージ内に直接接合された場合であっても、振動腕に影響を与えることはほとんどない。しかも、支持用腕部が直接パッケージに接続されるので、圧電デバイスの高さを低くすることもできる。
第8の観点による圧電振動片のパーム部の厚さは、振動腕の厚さより厚い。
第8の観点の構成によれば、パーム部がパッケージ内に直接接合された場合であっても、振動腕に影響を与えることはほとんどない。
第9の観点による圧電振動片は、基部は幅の狭い第1基部と幅の広い第2基部とを含み、第1及び第2支持用腕部は、第1基部から幅方向に延長されている。
第9の観点の構成によれば、幅の狭い第1基部から幅方向に支持用腕部か形成されているため、支持用腕を含めた圧電振動片の全体幅を狭くすることができる。。
第10の観点による圧電振動片は、パーム部にそれぞれ外部導通のための第1電極領域及び第2電極領域を有し、この第1電極領域及び第2電極領域が導電性接着剤で固定される。
この構成により、幅の広いパーム部において確実に導通接続と接着固定とを行うことができる。
本発明によれば、小型化した圧電振動片及び圧電デバイスを提供するとともに、そのような圧電振動片であっても確実なパッケージ内での固定及び電極との確実な導通を達成することができる。
<第1圧電振動片の構成>
図1は、本発明の第1音叉型水晶振動片20の実施形態を示した平面図である。
第1音叉型水晶振動片20は、たとえば水晶Z板10となるように水晶単結晶ウエハを切り出して形成されている。水晶以外にもタンタル酸リチウム,ニオブ酸リチウム等の圧電材料を利用することができる。図1に示す第1音叉型水晶振動片20は、32.768KHzで信号を発振する振動片である。このような第1音叉型水晶振動片20は、基部29を有しており、この基部29の一端側から突出するように振動腕部である音叉腕21が一対配置されている。音叉腕21の幅W3はたとえば0.1mm〜0.12mmである。
また、この音叉腕21の表面には、溝部27aが図1に示すように各音叉腕21に2箇所ずつ形成されている。この溝部27aは、音叉腕21の裏面側にも同様に形成されているため、音叉腕21の溝部27aの断面図はH型になっている(図2(c)を参照)。溝部27aは、CI(クリスタル・インピーダンス)値の上昇を抑えるために設けられている。
第1音叉型水晶振動片20の基部29は、その全体がほぼ板状に形成されている。そして、図においてY方向の長さL2が、たとえば0.48mmに形成されている。一方、この基部29から突出して配置されている音叉腕21の図においてY方向の長さL1は約1.70mmに形成されている。したがって、この音叉腕21に対する基部29の長さは、約28パーセントとなっている。
基部29は、各音叉腕21側の第1基部29−1と接着領域33側の第2基部29−2とを形成している。第1基部29−1のX方向の長さ(幅)W1は約0.42mmであり、第2基部29−2のX方向の長さ(幅)W2が約0.50mmに形成されている。つまり幅W1は幅W2の約75パーセントから90パーセントに形成されている。このため、音叉腕21の振動により、溝部27aから漏れてきた漏れ振動は、第2基部29−2に伝わり難くなる。
また、基部29の他端側には、2箇所の連結部28が形成されている。2箇所の連結部28は、この水晶単結晶ウエハから第1音叉型水晶振動片20を切り取る際に残る部材であり、一枚の水晶単結晶ウエハには、数千個の第1音叉型水晶振動片20が連結されている。
基部29の一端側と他端側との中間から外側X方向の延びさらにY方向に延びるL型支持腕29−3が一対形成されている。このL型支持腕29−3は、幅W1を有する第1基部29−1から形成するようにすることが好ましい。L型支持腕29−3が外側X方向に延びるということは、第1音叉型水晶振動片20の全体幅が大きくなることに他ならない。しかし、圧電デバイスを小型化するためにはできるだけ幅方向も小さい方が好ましい。したがって、L型支持腕29−3は幅W1を有する第1基部29−1から形成する。
L型支持腕29−3の先端部には、幅が広くなったパーム部29−4が形成されている。L型支持腕29−3の長さL3は、約0.2mm〜1.0mmの範囲で調整できる。この場合、第1音叉型水晶振動片20のY方向の重心位置とパーム部29−4とのY方向の位置とが一致することが好ましい。L型支持腕29−3にかかる負荷が減り、衝撃などによってL型支持腕29−3が折れることを防ぐことができるからである。また、第1音叉型水晶振動片20のY方向の大きさを小さくするため振動腕21の長さより短くする。
第1音叉型水晶振動片20の振動腕21及び基部29には、第1電極パターン23と第2電極パターン25とが形成されている。第1電極パターン23及び第2電極パターン25はともに、50オングストローム〜700オングストロームのクロム(Cr)層の上に400オングストローム〜3000オングストロームの金(Au)層が形成された構成になっている。クロム(Cr)層の代わりに、タングステン(W)層又はチタン(Ti)層を使用してもよく、また金(Au)層の代わりに、銀(Ag)層を使用してもよい。また、1層からなる場合もあり、このときは、たとえばAl(アルミ)層が用いられる。
第1音叉型水晶振動片20の基部29には、第1基部電極23aと第2基部電極25aとが形成され、腕部21の溝部27aには、第1励振電極25c,第2励振電極25cがそれぞれ形成される。そして、左側の振動腕21の両側面には第2励振電極25cが形成され、右側の振動腕21の両側面には第1励振電極23cが形成されている(図2(c)参照)。第1基部電極23aと第1励振電極23cとは、第1接続電極23bを介して接続し、第2基部電極25aと第1励振電極25cとは、第1接続電極25bを介して接続している(図2(a)参照)。
<支持腕及びパーム部の構成>
図2(a)は図1に示した第1音叉型水晶振動片20の基部29の拡大図である。図2(b)は、図2(a)のB−B断面図であり、図2(c)は、図2(a)のC−C断面図である。
第1音叉型水晶振動片20の第2基部29−2には、第1基部電極23aと第2基部電極25aが形成されているが、L型支持腕29−3及びパーム部29−4には電極は形成されていない。L型支持腕29−3の幅W4は0.06mm〜0.08mm程度であり、パーム部29−4の幅W5は約0.10mm〜0.15mmである。パーム部29−4は、L型支持腕29−3の一辺からX方向に振動腕21側に延びている。パーム部29−4は接着剤が塗布される塗布領域34となる。
図2(b)及び図2(c)に示すように、振動腕21、基部29及びL型支持腕29−3の厚さD1は約0.12mmであり、パーム部29−4の厚さD2は約0.15mmである。パーム部29−4の厚さD2は、一方の面においては第2基部29−2及びL型支持腕29−3の面高さと同じであり、他方の面に対して厚くなっている。この厚さD1と厚さD2の違いは、他方の面にフォリリソグラフィの作業を行い、ウェットエッチングにより、振動腕21、基部29及びL型支持腕29−3を薄くすることで形成する。
これとは別に、振動腕21及び基部29の厚さを約0.12mmとし、L型支持腕29−3及びパーム部29−4の厚さを約0.15mmとすることも可能である。L型支持腕29−3は振動腕21の振動に寄与することはないからである。L型支持腕29−3もパーム部29−4の厚さと同様に厚さD2にするため、フォリリソグラフィ及びウェットエッチングを行い、振動腕21及び基部29を薄くする。
<第1圧電デバイス>
図3は、第1音叉型水晶振動片20がセラミックパッケージ51に実装された第1圧電デバイス50を示した図である。(a)は第1圧電デバイス50の蓋体56を取り外した上面図、(b)が(a)の蓋体56をつけた状態のB−B断面図であり、(c)が(a)の蓋体56をつけた状態のC−C断面図である。
このパッケージ51は、ベース部51a及び壁部51bを備えている。このベース部51a及び壁部51bは、酸化アルミニウム質の混練物からなるセラミックグリーンシートを成形して形成される基板を積層し、焼結して形成されている。壁部51bの上には、封止材58が設けられており、この封止材58は、タングステンメタライズ上にニッケルメッキ及び金メッキが施されて形成されている。また、この封止材58の上には蓋体56が載置され、これらベース部51a、壁部51b、封止材58及び蓋体56で、中空の箱体を形成することになる。蓋体56がコバール等の金属材料で形成される場合には、蓋体56はシーム溶接等の手法により壁部51bに対して固定される。
パッケージ51のベース部51aの外側には外部端子31が設けられている。またベース部51aの内側には、外部端子31と不図示のスルーホール電極などで導通した接続端子33が形成されている。外部端子31及び接続端子33は、タングステンメタライズ上にニッケルメッキ及び金メッキが施された電極である。
図3(b)及び(c)に示すように、振動腕21、基部29及びL型支持腕29−3は、ベース部51aの内側に接していないが、パーム部29−4は接している。パーム部29−4はベース部51aに非導電性接着剤37で固定される。パーム部29−4には第1電極パターン23と第2電極パターン25が形成されていないため、ここに導電性接着剤を塗布する必要はない。
接続端子33と第1音叉型水晶振動片20の基部電極23a及び25aとがワイヤーボンディング39で接続される。このため、第1励振電極23c及び第2励振電極25cは、第1基部電極23a及び第2基部電極25aを経由して外部端子31に接続される。これにより、第1音叉型水晶振動片20を実装基板などに実装した場合に、外部からの駆動電圧が、外部端子31及び接続端子33から、第1基部電極23a及び第2基部電極25aを介して第1音叉型水晶振動片20の振動腕21の第1励振電極23c及び第2励振電極25cに伝えられる。
基部29のY方向の寸法を小さくしても第1音叉型水晶振動片20をパッケージ51に実装する際には、パーム部29−4で接着固定することができる。また、基部29が小さくなったことにより導通をとるための面積も小さくなるが十分にワイヤーボンディング39で確実に接続をとることができる。
本実施形態の第1音叉型水晶振動片20では、パーム部29−4のみ又はL型支持腕29−3及びパーム部29−4が厚くなっている。このため、第1音叉型水晶振動片20がベース部51aに形成された接続端子33の接着される際に、第1音叉型水晶振動片20が多少傾いて接着固定されてしまっても振動腕21がベース部51aに接することがない。
<第2圧電振動片の構成>
図4は、本発明の第2音叉型水晶振動片120の実施形態を示した平面図である。同じ構成の部材については図1などで使用した符号を使用している。第2音叉型水晶振動片120は、その電極パターン23及び25並びに第2パーム部29−5の形状が第1音叉型水晶振動片20のそれらと異なっている。さらに、振動腕21に形成された溝部27bは、1つの振動腕21の片面に1つ形成されている点で異なっている。
第2音叉型水晶振動片120は、基部29の幅方向に延長され振動腕21の両外側の位置でこれら振動腕21と平行に延びる支持用腕部29−3を備えている。L型支持腕29−3の先端には、接着のための第2パーム部29−5を設けている。このような第2音叉型水晶振動片120の外形は水晶単結晶ウエハなどをウェットエッチングなどで精密に形成している。
L型支持腕29−3の先端の第2パーム部29−5に接着領域34が設けられている。第2パーム部29−5の接合箇所から振動腕21までは、振動腕21の根元からL型支持腕29−3の長さ分の距離で隔てられることになる。このため応力変化が振動腕21に影響を与えることはほとんどなく、特に温度特性が良好となる。しかも、これとは逆に屈曲振動する振動腕21からの振動漏れは、L型支持腕29−3の所定長さを隔てていることからほとんど及ぶことがない。
パーム部29−4は振動腕21側にのみ広がっていたが、第2パーム部29−5は振動腕21側及びその外側に広がって形成されている。また、基部29に形成された第1基部電極23a及び第2基部電極25aは、L型支持腕29−3及び第2パーム部29−5まで延びている。第2パーム部29−5に形成される第1基部電極23a及び第2基部電極25aは、大きな接着領域34となるように全面に広がっている。接着領域34には、導電性接着剤31が塗布される。
<支持腕及びパーム部の構成>
図5(a)は図4に示した第2音叉型水晶振動片120の基部29の拡大図である。図5(b)は、図5(a)のB−B断面図であり、図5(c)は、図5(a)のC−C断面図である。
本実施形態の第2音叉型水晶振動片120は、(a)に示すように第2パーム部29−5の幅W6は0.15mm〜0.25mmである。さらに図5(b)及び(c)に示すように、振動腕21及び基部29の厚さD1は約0.12mmであり、L型支持腕29−3及び第2パーム部29−5の厚さD2は約0.15mmである。L型支持腕29−3及び第2パーム部29−5の厚さD2は、一方の面においては振動腕21及び基部29の面高さと同じであり、他方の面に対して厚くなっている。この厚さD1と厚さD2の違いは、他方の面にフォリリソグラフィの作業を行い、ウェットエッチングにより振動腕21及び基部29を薄くすることで形成する。第1音叉型水晶振動片20のように、第2パーム部29−5の厚さD2のみを厚くすることも可能である。
<第2圧電デバイス>
図6は、第2音叉型水晶振動片120がセラミックパッケージ51に実装された圧電デバイス150を示した図である。(a)は圧電デバイス150の蓋体56を取り外した上面図、(b)が(a)の蓋体56をつけた状態のB−B断面図であり、(c)が(a)の蓋体56をつけた状態のC−C断面図である。
このパッケージ151の構成は第1圧電デバイスのパッケージ51とほぼ同じであり、ベース部151aの内側に形成された接続端子33の配置位置及び大きさが異なっており、またベース部151aのX方向の幅が大きくなっている。
図6(b)及び(c)に示すように、振動腕21及び基部29は、ベース部151aの内側に接していないが、第2パーム部29−4は接している。L型支持腕29−3は接続端子33の厚さ及び導電性接着剤38の塗布厚さによって基本的にベース部151aの内側に接していない。しかし、第2音叉型水晶振動片120が多少傾いて導電性接着剤38により固定されてしまうと、L型支持腕29−3がベース部151aの内側に接することもある。第2音叉型水晶振動片120が大きく傾いて接着固定された場合でもL型支持腕29−3がベース部151aの内側に接するだけで、一対の振動腕21がベース部151aの内側に接しない。
接続端子33と第2パーム部29−5の第1基部電極23a及び第2基部電極25aとが導電性接着剤38で接続される。第2パーム部29−5は塗布領域34が大きいため、第2励振電極23c及び第2励振電極25cは確実に外部端子31に接続される。これにより、第2音叉型水晶振動片120を実装基板などに実装した場合に、外部からの駆動電圧が、外部端子31及び接続端子33から、基部電極23a、25aを介して第2音叉型水晶振動片120の振動腕21の第2励振電極23c及び第2励振電極25cに伝えられる。より確実に導通を取りたい場合にはワイヤーボンディング39を設けてもよい。
基部29のY方向の寸法を小さくしても第2音叉型水晶振動片120をパッケージ151に実装する際には、第2パーム部29−5で確実に接着固定することができる。L型支持腕29−3及びパーム部29−4が厚くなっているため、第2音叉型水晶振動片120がベース部151aに形成された接続端子33の接着される際に、第2音叉型水晶振動片120が大きく傾いて接着固定されてしまっても振動腕21がベース部151aに接することがない。
<第3圧電振動片の構成>
図7は、本発明の第3音叉型水晶振動片220の基部を示した平面図である。図7(b)は、図7(a)のB−B断面図であり、図7(c)は、図7(a)のC−C断面図である。同じ構成の部材については図1などで使用した符号を使用している。第3音叉型水晶振動片220は、そのL型支持腕29−3の幅方向に延びる位置が第1音叉型水晶振動片20のそれと異なっている。また、基部29の厚みが第1音叉型水晶振動片20のそれと異なっている。
図7(a)に示すように、L型支持腕29−3のX方向に延びる位置は、第1基部29−1の中間位置になっている。図2又は図4ではL型支持腕29−3が第2基部29−2に一番近い第1基部29−1から延びていたが、第3音叉型水晶振動片220では第1基部29−1の中間位置に形成した。
図7(b)及び図7(c)に示すように、振動腕21の厚さD1は約0.12mmであり、基部29、L型支持腕29−3及びパーム部29−4の厚さD2は約0.15mmである。基部29、L型支持腕29−3及びパーム部29−4の厚さD2は、一方の面においては振動腕21の高さと同じであり、他方の面に対して厚くなっている。この厚さD1と厚さD2の違いは、他方の面にフォリリソグラフィの作業を行い、ウェットエッチングにより、振動腕21を薄くすることで形成する。
第3音叉型水晶振動片220がセラミックパッケージに直接接着された際には、振動腕21のみが空中に浮いている状態となり、振動腕21の確実な振動が確保される。
本発明は上述の実施形態に限定されない。各実施形態の各構成はこれらを適宜組み合わせたりしてもよい。また、第1音叉型水晶振動片20、第2音叉型水晶振動片120又は第3音叉型水晶振動片220では、一対の振動腕21を形成しているが、これに限らず、振動腕21は3本でも、4本以上でもよい。
本発明の第1音叉型水晶振動片20の実施形態を示した平面図である。 (a)は図1に示した第1音叉型水晶振動片20の基部29の拡大図である。 (b)は(a)のB−B断面図であり、(c)は(a)のC−C断面図である。 第、第1音叉型水晶振動片20がセラミックパッケージ51に実装された第1圧電デバイス50を示した図である 本発明の第2音叉型水晶振動片120の実施形態を示した平面図である。 (a)は図4に示した第2音叉型水晶振動片120の基部29の拡大図である。 (b)は(a)のB−B断面図であり、(c)は(a)のC−C断面図である。 第2音叉型水晶振動片120がセラミックパッケージ51に実装された圧電デバイス150を示した図である。 (a)は圧電デバイス150の蓋体56を取り外した上面図である。 (b)が(a)の蓋体56をつけた状態のB−B断面図であり、(c)が(a)の蓋体56をつけた状態のC−C断面図である。 本発明の第3音叉型水晶振動片220の基部を示した平面図である。 (b)は(a)のB−B断面図であり、(c)は(a)のC−C断面図である。
符号の説明
10 … 水晶単結晶ウエハ
20 … 第1音叉型水晶振動片、120 … 第2音叉型水晶振動片,220 … 第3音叉型水晶振動片
21 … 振動腕
23,25 … 電極
29 … 基部、29−1 … 第1基部、29−2 … 第2基部、29−3 … 支持用腕部、29−4 … パーム部、29−5 … 第2パーム部
31 … 外部端子
33 … 接続端子
34 … 接着領域
37 … 非導電性接着剤
38 … 導電性接着剤
50 … 第1圧電デバイス、150 … 第1圧電デバイス、
51,151 … パッケージ、

Claims (10)

  1. 圧電振動片をパッケージに固定する圧電デバイスにおいて、
    前記圧電振動片は、
    圧電材料により形成され、外部導通のための第1電極領域及び第2電極領域を有する基部と、
    前記基部の一端側から所定方向に延びる第1及び第2の振動腕と、
    前記一端側とこの一端側の反対側の他端側との中間から幅方向に延長され、さらに前記振動腕の外側において、前記所定方向に延びる第1及び第2支持用腕部と、を備え、
    前記第1電極領域及び第2電極領域は前記パッケージに形成される接続端子に接続されるとともに、前記第1及び第2支持用腕部が非導電性接着剤で前記パッケージに固定されることを特徴とする圧電デバイス。
  2. 前記第1及び第2支持用腕部の厚さは、前記振動腕の厚さより厚いことを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
  3. 前記基部及び第1及び第2支持用腕部の厚さは、前記振動腕の厚さより厚いことを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
  4. 前記基部は幅の狭い第1基部と幅の広い第2基部とを含み、前記第1及び第2支持用腕部は、前記第1基部から幅方向に延長されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の圧電デバイス。
  5. 前記第1及び第2支持用腕部の所定方向に延びる支持用腕部の長さは、振動腕の長さより短いことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の圧電デバイス。
  6. 前記第1電極領域及び第2電極領域と前記接続端子との接続は、ワイヤーボンディングで導通接続されることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の圧電デバイス。
  7. 圧電材料により形成される基部と、
    前記基部の一端側から所定方向に延びる第1及び第2の振動腕と、
    前記基部の前記一端側より前記所定距離だけ離れた他端側から幅方向に延長され、さらに前記振動腕の外側において、前記所定方向に延びる第1及び第2支持用腕部と、
    前記第1及び第2支持用腕部の先端部に形成された幅広のパーム部と、を備え、
    前記第1及び第2支持用腕部の厚さは、前記振動腕の厚さより厚いことを特徴とする圧電振動片。
  8. 前記パーム部の厚さは、前記振動腕の厚さより厚いことを特徴とする請求項7に記載の圧電振動片。
  9. 前記基部は幅の狭い第1基部と幅の広い第2基部とを含み、前記第1及び第2支持用腕部は、前記第1基部から幅方向に延長されていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の圧電振動片。
  10. 前記パーム部にそれぞれ外部導通のための第1電極領域及び第2電極領域を有し、この第1電極領域及び第2電極領域が導電性接着剤で固定されることを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか一項に記載の圧電振動片。
JP2007173862A 2007-07-02 2007-07-02 圧電デバイス及び圧電振動片 Expired - Fee Related JP5015678B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007173862A JP5015678B2 (ja) 2007-07-02 2007-07-02 圧電デバイス及び圧電振動片

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007173862A JP5015678B2 (ja) 2007-07-02 2007-07-02 圧電デバイス及び圧電振動片

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009016988A true JP2009016988A (ja) 2009-01-22
JP5015678B2 JP5015678B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=40357389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007173862A Expired - Fee Related JP5015678B2 (ja) 2007-07-02 2007-07-02 圧電デバイス及び圧電振動片

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5015678B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011205266A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Seiko Epson Corp 振動片および振動デバイス
JP2011211672A (ja) * 2010-03-31 2011-10-20 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電振動片、圧電デバイスおよび圧電振動片の製造方法
JP2015097361A (ja) * 2013-11-16 2015-05-21 セイコーエプソン株式会社 振動片、振動子、発振器、電子機器および移動体
JP2017085345A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 京セラクリスタルデバイス株式会社 音叉型水晶振動素子

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52133771A (en) * 1976-04-30 1977-11-09 Seiko Instr & Electronics Ltd Piexoelectric resonator unit
JPS5472695A (en) * 1977-11-21 1979-06-11 Citizen Watch Co Ltd Thin plate piezoelectric oscillator
JPH10256867A (ja) * 1997-01-07 1998-09-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 振動子とその製造方法とその振動子を用いた電子機器
JP2003133885A (ja) * 2001-10-22 2003-05-09 Seiko Epson Corp 振動片、振動子、発振器及び電子機器
JP2003347885A (ja) * 2002-05-29 2003-12-05 Seiko Epson Corp 圧電振動片、圧電振動片の製造方法および圧電デバイス
JP2004104365A (ja) * 2002-09-06 2004-04-02 Seiko Epson Corp 圧電素子片の加工方法、及び圧電振動片の製造方法
JP2005094461A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Seiko Epson Corp 圧電デバイスとその製造方法ならびに圧電デバイスを利用した携帯電話装置および圧電デバイスを利用した電子機器
JP2005102138A (ja) * 2003-08-19 2005-04-14 Seiko Epson Corp 音叉型圧電振動片および音叉型圧電振動片の実装方法
JP2006186809A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Seiko Epson Corp 圧電振動片の製造方法および圧電振動子
JP2006332727A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Seiko Epson Corp 圧電デバイス
JP2007013910A (ja) * 2005-05-31 2007-01-18 Sanyo Electric Co Ltd 圧電振動子

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52133771A (en) * 1976-04-30 1977-11-09 Seiko Instr & Electronics Ltd Piexoelectric resonator unit
JPS5472695A (en) * 1977-11-21 1979-06-11 Citizen Watch Co Ltd Thin plate piezoelectric oscillator
JPH10256867A (ja) * 1997-01-07 1998-09-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 振動子とその製造方法とその振動子を用いた電子機器
JP2003133885A (ja) * 2001-10-22 2003-05-09 Seiko Epson Corp 振動片、振動子、発振器及び電子機器
JP2003347885A (ja) * 2002-05-29 2003-12-05 Seiko Epson Corp 圧電振動片、圧電振動片の製造方法および圧電デバイス
JP2004104365A (ja) * 2002-09-06 2004-04-02 Seiko Epson Corp 圧電素子片の加工方法、及び圧電振動片の製造方法
JP2005102138A (ja) * 2003-08-19 2005-04-14 Seiko Epson Corp 音叉型圧電振動片および音叉型圧電振動片の実装方法
JP2005094461A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Seiko Epson Corp 圧電デバイスとその製造方法ならびに圧電デバイスを利用した携帯電話装置および圧電デバイスを利用した電子機器
JP2006186809A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Seiko Epson Corp 圧電振動片の製造方法および圧電振動子
JP2006332727A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Seiko Epson Corp 圧電デバイス
JP2007013910A (ja) * 2005-05-31 2007-01-18 Sanyo Electric Co Ltd 圧電振動子

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011205266A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Seiko Epson Corp 振動片および振動デバイス
JP2011211672A (ja) * 2010-03-31 2011-10-20 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電振動片、圧電デバイスおよび圧電振動片の製造方法
US8729780B2 (en) 2010-03-31 2014-05-20 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Piezoelectric vibrating pieces and corresponding devices exhibiting reduced vibration leakage
JP2015097361A (ja) * 2013-11-16 2015-05-21 セイコーエプソン株式会社 振動片、振動子、発振器、電子機器および移動体
JP2017085345A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 京セラクリスタルデバイス株式会社 音叉型水晶振動素子

Also Published As

Publication number Publication date
JP5015678B2 (ja) 2012-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4277818B2 (ja) 圧電振動片および圧電デバイス
JP4990047B2 (ja) 圧電振動片及び圧電デバイス
US8164393B2 (en) Vibrating reed, vibrator, oscillator, and electronic device
JP2008252800A (ja) 音叉型屈曲水晶振動素子、及びそれを搭載した水晶振動子並びに水晶発振器
JP2008099144A (ja) 圧電振動片および圧電デバイス
JP5015678B2 (ja) 圧電デバイス及び圧電振動片
JP5504999B2 (ja) 振動片、振動子、発振器
JP2007274339A (ja) 表面実装型圧電振動デバイス
JP6676403B2 (ja) 圧電振動片、及び圧電振動子
JP5082968B2 (ja) 圧電発振器
JP2002009576A (ja) 圧電デバイス及びそのパッケージ構造
JP2002353766A (ja) 圧電デバイス
JP2014165910A (ja) 振動片、振動子、発振器、電子機器及び移動体
JP2011199330A (ja) 振動片、振動子、発振器
JP6716283B2 (ja) 圧電振動片、及び圧電振動子
JP5508046B2 (ja) 圧電振動素子
JP6348728B2 (ja) 圧電振動片、圧電振動子、発振器、電子機器、及び電波時計
JP2012029024A (ja) 屈曲振動片、振動子、発振器、および電子機器
JP5249561B2 (ja) 圧電振動片及び圧電デバイス
JP5531809B2 (ja) 屈曲振動片、屈曲振動子、発振器および電子機器
JP4020010B2 (ja) 圧電振動片と圧電振動片を利用した圧電デバイス、ならびに圧電デバイスを利用した携帯電話装置および圧電デバイスを利用した電子機器
JP2014112959A (ja) 振動片、振動子、発振器
JP2017112544A (ja) 圧電振動子
JP5855221B1 (ja) 圧電振動子
JP2018056806A (ja) 圧電振動片及び圧電振動子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120514

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120607

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees