JP2008252800A - 音叉型屈曲水晶振動素子、及びそれを搭載した水晶振動子並びに水晶発振器 - Google Patents

音叉型屈曲水晶振動素子、及びそれを搭載した水晶振動子並びに水晶発振器 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、CI値を従来値以下に小さく抑えつつ、温度特性における頂点温度が+25℃となるような音叉型屈曲水晶振動素子、及びその音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した水晶振動子や水晶発振器を提供することにある。
【解決手段】振動腕部の表主面に開口部を有する溝部と、裏主面に開口部を有する溝部が少なくとも1つずつ形成されており、且つ表主面に開口部を有する溝部内部の底面と、裏主面に開口部を有する溝部内部の底面とが、振動腕部内で対向しない位置にそれぞれ形成されている音叉型屈曲水晶振動素子、及びその音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した水晶振動子並びに水晶発振器。
【選択図】図1

Description

本発明は音叉型の屈曲水晶振動素子、及びその音叉型の水晶振動素子を搭載した水晶振動子、並びにその音叉型の水晶振動素子又は水晶振動子を搭載した水晶発振器に関する。
音叉型屈曲水晶振動素子を内部に搭載した水晶振動子又は水晶発振器は、電子部品の一つとしてコンピュータ、携帯電話、小型情報機器などの電子機器内部に、基準信号源やクロック信号源として搭載され使用されている。この水晶振動子や水晶発振器については小型化、薄型化及び低価格化の要求が依然強いものがある。以下に従来の音叉型屈曲水晶振動素子ついて図面を用いて説明する。
図9(a)は従来の音叉型屈曲水晶振動素子を、素子の表主面側から見た平面図であり、(b)は同じ音叉型屈曲水晶振動素子を、素子の裏主面側から見た平面図である。又、図10は、図9(a)の仮想切断線A−A′で切断した場合の部分断面図である。
図9及び図10おいて、音叉型屈曲水晶振動素子100は、平面視音叉型の外形形状を有する水晶片110の表面に、振動用、周波数調整用、又は収納する容器体などと電気的に接続を取るために用いる外部接続用等の各種電極部を形成することにより構成されている。音叉型屈曲水晶振動素子100の厚み寸法は約100μmで、基部101と、その基部101の一辺から同一方向に突出して形成された第1の振動腕部102及び第2の振動腕部103とにより大略的に構成されている。このような音叉型屈曲水晶振動素子100を構成する水晶片110の外形は、フォトリソグラフィ技術と化学エッチング技術により作られるのが一般的である。
又、第1の振動腕部102には、その表主面に開口部を有し、その開口部の長辺が第1の振動腕部102の長さ方向に沿っている第1の溝部104が設けられている。更に、第2の振動腕部103には、その表主面に開口部を有し、その開口部の長辺が第2の振動腕部103の長さ方向に沿っている第2の溝部106が設けられている。これら各溝部の深さは約60μmである。
図9(a)及び図9(b)において、第1の振動腕部102の表主面における主に第1の溝部104内には電極部121が、第1の振動腕部102の裏主面には電極部122が設けられており、且つ両電極部は電気的に接続されている。更に、表電極部121と電極部122は、第2の振動腕部103の両側面に設けられた側面電極部(不図示)に電気的に結線される。又、電極部121及び122は配線部123により、一方の外部接続用電極部124に導出され一端子網を形成している。
一方、第1の振動腕部102の両側面に有する側面電極部(不図示)は電気的に結線され、それらは第2の振動腕部103の表主面において主に第3の溝部106内の電極部125と、裏主面の電極部126に電気的に接続され、配線部127を介して、他方の外部接続用電極部128に導出され一端子網となり、音叉型屈曲水晶振動素子100内で電気的に異極の二端子網が形成される。
この二端子網間に交番電圧を印加し、その状態を瞬時にとらえると第1の振動腕部102の両側面電極部は例えば+(プラス)電位となり、電極部121と電極部122は−(マイナス)電位となり、+から−に電界が生じる。一方、第2の振動腕部103では、各電極部の極性は第1の振動腕部102に設けられた各電極部と反対となる。これらの電界により水晶材より構成された各振動腕部に伸縮現象が生まれ屈曲振動が得られる。このように各振動腕部に溝を設けることにより、音叉型屈曲水晶振動素子としてのクリスタルインピーダンス(以下CIという)値を100kΩ以下と小さくすることが可能なる(例えば特許文献1又は特許文献2を参照)。
又、従来の音叉型屈曲水晶振動素子の他の形態としては、各振動腕部の表主面に開口部を有する溝部と、裏主面に開口部とを有する溝部とを、両溝部の底面が各振動腕部で対向するように設けたものがある(例えば、特許文献1乃至4を参照)。
更に、前記した音叉型屈曲水晶振動素子100等は、絶縁性の素材で作られた概略直方体の容器体に設けられた、容器体の一方の主面に開口部を有する凹部内に搭載される。この搭載された音叉型屈曲水晶振動素子は容器体の外側底面に形成された複数個の外部接続用電極部と電気的に接続すると共に、凹部の開口部に被せて音叉型屈曲水晶振動素子が搭載された凹部内を、蓋体により気密封止することで、電子部品としての水晶振動子を構成する(例えば、特許文献3を参照)。
特開昭53−93792号公報(第10図B) 特開昭56−65517号公報(Fig.3) 特開2004−297343号公報 特開2004−129181号公報
尚、前記した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を、本件出願時までに発見するに至らなかった。
水晶振動素子は温度によりその振動周波数値が変化する特性(以下、「温度特性」という)を有している。屈曲振動する音叉型の水晶振動素子において、温度と周波数偏差量の関係を示す温度特性グラフは、所定の温度を頂点温度とする上に凸の二次曲線(放物線)を示す。
一般的に水晶振動素子等における温度特性は+25℃を基準として表される。水晶振動素子、水晶振動子又は水晶発振器に求められる温度特性は、例えば、この基準温度から高温側で+60℃、低温側で−10℃までの範囲の中において、所望する周波数偏差内であること、及び高温側及び低温側で周波数値の変化のバランスが取れている事などが求められている。
しかし、前記したような形状の溝が形成された音叉型屈曲水晶振動素子、及びその音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した水晶振動子や水晶発振器では、図8のように、温度特性の頂点温度が+25℃からずれている。図8では従来の音叉型屈曲水晶振動素子の温度特性の一例として、頂点温度が+20℃の温度特性を示している(点線部分)。この場合、基準温度から低温側に頂点温度がずれていることから、低温側での周波数偏差量に比べ高温側での周波数偏差量が大きくなってしまい、+25℃を基準とする温度特性のバランスが取れてない。又、例えば良品の基準を偏差量−40[ppm]とした場合、高温側で所望する周波数偏差以上となり、不良品と判断される虞がある。
又、振動腕部の表裏両主面に溝部を、両溝部底面を対向させた形態で設けた音叉型屈曲水晶振動素子では、両溝部底面を精密に対向させた形態の溝部を形成することが容易ではなく、複雑な製造工程を設ける必要があるため、生産性が低くなる虞がある。
本発明の目的は、CI値を従来値以下に小さく抑えつつ、温度特性における頂点温度が+25℃となるような音叉型屈曲水晶振動素子、及びその音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した水晶振動子や水晶発振器を提供することにある。
本発明は前記課題を解決するために成されたものであり、その一発明は、平板形状の基部と、この基部の側面より同一の方向に延びる2本の平板形状の振動腕部と、この振動腕部に、振動腕部の基部側端部から振動腕部の長さ方向に沿って設けられた、振動腕部の表裏主面うちの一方に開口部を有し、振動腕部の厚み方向に窪んだ複数個の溝部と、基部及び振動腕部の表面に所望のパターンで形成された、複数個の電極部及びこの電極部間を電気的に接続する配線部により構成される音叉型屈曲水晶振動素子であって、振動腕部の表主面に開口部を有する溝部と、裏主面に開口部を有する溝部が少なくとも1つずつ形成されており、且つ表主面に開口部を有する溝部内部の底面と、裏主面に開口部を有する溝部内部の底面とが、振動腕部内で対向しない位置にそれぞれ形成されていることを特徴とする音叉型屈曲水晶振動素子である。
又、溝部底面と溝部の基部側の側壁面とがなす角の角度、及び溝部底面と溝部の振動腕部先端側の側壁面とがなす角の角度がそれぞれ鈍角であり、振動腕部の表主面に開口部を有する溝部の基部側の側壁面と、裏主面に開口部を有する溝部の振動腕部先端側の側壁面とが、又は/及び振動腕部の表主面に開口部を有する溝部の振動腕部先端側の側壁面と、裏主面に開口部を有する溝部の基部側の側壁面とが、振動腕部内で対向するように各溝部が形成されていることを特徴とする音叉型屈曲水晶振動素子でもある。
更に、前記溝部の深さ寸法が、振動腕部の厚さ寸法に対して3/10〜9/10の比率となる寸法であることを特徴とする音叉型屈曲水晶振動素子でもある。
更に又、振動腕部の表主面に開口部を有する溝部、及び振動腕部の裏主面に開口部を有する溝部が、振動腕部の幅方向に平行に並んだ少なくとも2本以上の溝部であることを特徴とする音叉型屈曲水晶振動素子でもある。
又、他の発明として、一方の主面に開口部を有する凹部が形成された容器体と、この凹部内に搭載された前記各段落に記載された特徴を有する音叉型屈曲水晶振動素子と、容器体の外側底面に形成された、この音叉型屈曲水晶振動素子と電気的に接続したものを含む複数個の外部接続用電極部と、凹部の開口部に被せて前記凹部内を気密封止する蓋体とで構成されていることを特徴とする水晶振動子である。
更に他の発明として、前記各段落に記載された特徴を有する音叉型屈曲水晶振動素子、又は前段落に記載された特徴を有する水晶振動子と、少なくともこの音叉型屈曲水晶振動素子又は水晶振動子と電気的に接続した発振回路とを備え、一体で構成されたことを特徴とする水晶発振器である。
本発明の音叉型屈曲水晶振動素子、及びその音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した水晶振動子や水晶発振器では、その音叉型屈曲水晶振動素子において、CI値を約50kΩ以下とすることができ、従来の音叉型屈曲水晶振動素子に比べ低CI値とすることが可能となる。
又、本発明の音叉型屈曲水晶振動素子、及びその音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した水晶振動子や水晶発振器では、その音叉型屈曲水晶振動素子において、その温度特性の頂点温度が+25℃となる。因って、基準温度と頂点温度が合致していることから、低温側と高温側での周波数偏差量に差違が小さく、+25℃を基準とする温度特性のバランスが取れる。又、低温側及び高温側共々所望する周波数偏差以内とすることが容易に可能となり、温度特性が不良となることが著しく少なくなる。
更に、本発明の音叉型屈曲水晶振動素子は、振動腕部の表裏両主面に設ける溝部を、両溝部底面を対向させない形態で設けているので、溝部を形成することが容易となり、複雑な製造工程を設ける必要がないため、音叉型屈曲水晶振動素子の生産性が高くなる。
因って、本発明の音叉型屈曲水晶振動素子、及びその音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した水晶振動子や水晶発振器は、CI値を従来値以下に小さく抑えつつ、温度特性における頂点温度が+25℃となり、前記各特性を良好にする効果を奏する。
以下に、本発明における音叉型屈曲水晶振動素子、及びその音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した水晶振動子並びに水晶発振器の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る音叉型屈曲水晶振動素子の一例を示したものであり、(a)は音叉型屈曲水晶振動素子を表主面側から示した平面図であり、(b)は裏主面側から示した平面図である。図2は、図1に記載の音叉型屈曲水晶振動素子を図1(a)記載の仮想切断線B−B′で切断した部分断面図である。又、図3は、図1に記載の音叉型屈曲水晶振動素子を構成する水晶片を示したものであり、(a)は水晶片を表主面側から示した平面図であり、(b)は裏主面側から示した平面図である。図4は、本発明の第二の実施形態に係る音叉型屈曲水晶振動素子を構成する水晶片の一例を示したものであり、(a)は水晶片を表主面側から示した平面図であり、(b)は裏主面側から示した平面図である。図5は、本発明の第三の実施形態に係る音叉型屈曲水晶振動素子を構成する水晶片の一例を示したものであり、(a)は水晶片を表主面側から示した平面図であり、(b)は裏主面側から示した平面図である。図6は、図1に記載の音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した、本発明の第四の実施形態に係る水晶振動子を示した分解斜視図である。図7は、図1に記載の音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した、本発明の第五の実施形態に係る水晶発振器を示した分解斜視図である。図8は、本発明における音叉型屈曲水晶振動素子及び従来の音叉型屈曲水晶振動素子における温度特性を示したグラフである。尚、各図では、説明を明りょうにするため構造体の一部を図示せず、また寸法も一部誇張して図示している。特に各部分の厚み寸法は誇張して図示している。
(第一の実施形態)
図1に示すように本発明の第一の実施形態に係る音叉型屈曲水晶振動素子10は、音叉型の外形形状の水晶を素材とする図3のような水晶片31の表面に、後述するような各電極部及び配線部を形成することにより構成されている。この音叉型屈曲水晶振動素子を構成する水晶片31の結晶軸方向は、水晶片31の幅方向をX軸方向、長さ方向をY′軸方向、及び厚み方向をZ′軸方向となっている。この水晶片31は、平面視が概略矩形状の平板形状である基部11と、この基部11の一辺の側面から同一方向に一体で突出して設けられた第1の振動腕部12と第2の振動腕部13から構成されている。尚、水晶片31の各寸法は、例えば、基板11の長さ方向の寸法は約560μmであり、両振動腕部の長さ(基部11との接続境界線から各振動腕部先端部までの長さ)は約1100μmであり、音叉型屈曲水晶振動素子10としての全長は約1660μm、各振動腕部の幅はそれぞれ約123μm、第1の振動腕部12と第2の振動腕部13との間隔幅は約82μmであり、水晶片31としての厚み寸法は後述する溝部を除き約100μmである。
また、第1の振動腕部12には、表主面に開口部を有し、開口部の長辺が第1の振動腕部12の長さ方向に沿っている第1の溝部14と、裏主面に開口部を有し、開口部の長辺が第1の振動腕部の長さ方向に沿っている第2の溝部15とが、第1の溝部14内の底面と第2の溝部15内の底面とが第1の振動腕部12内部で対向せず、且つ第1の溝部14内の振動腕部先端側の側壁面と、第2の溝部15内の基部側の側壁面とが、第1の振動腕部12内で対向するように設けられている。図2には、第1の振動腕部12内での第1の溝部14と第2の溝部15との形成形態を示している。
尚、第1の溝部14及び第2の溝部15において、各溝部内部の底面と各溝部内部の基部側の側壁面とがなす角の角度、及び各溝部内部の底面と各溝部内部の振動腕部先端側の側壁面とがなす角の角度はそれぞれ鈍角である。これは、各溝部を形成する際に化学エッチング法により溝加工を施しているため、音叉型屈曲水晶振動素子10を構成する水晶片31の結晶軸方位によるエッチング特性の差異により生じるものである。
更に、第2の振動腕部13には、表主面に開口部を有し、開口部の長辺が第2の振動腕部13の長さ方向に沿っている第3の溝部16と、裏主面に開口部を有し、開口部の長辺が第2の振動腕部の長さ方向に沿っている第4の溝部17とが、第3の溝部16内の底面と第4の溝部17内の底面とが第2の振動腕部13内部で対向せず、且つ第3の溝部16内の振動腕部先端側の側壁面と、第4の溝部17内の基部側の側壁面とが、第2の振動腕部13内で対向するように設けられている。
尚、第3の溝部16及び第4の溝部17も第1の溝部14及び第2の溝部15と同様に、各溝部内部の底面と各溝部内部の基部側の側壁面とがなす角の角度、及び各溝部内部の底面と各溝部内部の振動腕部先端側の側壁面とがなす角の角度はそれぞれ鈍角である。これは、各溝部を形成する際に化学エッチング法により溝加工を施しているため、音叉型屈曲水晶振動素子10を構成する水晶片31の結晶軸方位によるエッチング特性の差異により生じるものである。
第1の溝部14及び第3の溝部16の長さ方向の基部側端部は、基板11と各振動腕部との接続境界線上にある。又、各溝部の開口部の幅は例えば、約93μm、長さは約350μmであり、各振動腕部の主面から各溝部の底面までの深さは、各振動腕部の厚みに対して3/10〜9/10の比率の寸法の範囲で形成される。即ち、振動腕部の厚みが100μmの場合は、各溝の深さ寸法は30〜90μmの範囲で形成される。
図1(a)、図1(b)及び図2において、第1の振動腕部12の両側面に形成された側面電極部(不図示)と、第2の振動腕部13の第3の溝部16内の表面を含む表主面上に形成されている電極部21と、第2の振動腕部13の第4の溝部17内の表面を含む裏主面上に形成されている電極部22とは、裏主面に形成された配線部20等を使用し、電気的に結線されて一方の外部接続用電極部23に接続されて一端子網を形成する。
一方、第2の振動腕部13の両側面に形成された側面電極部(不図示)と、第1の振動腕部12の第1の溝部14内の表面を含む表主面上に形成された電極部24と、第1の振動腕部12の第2の溝部15内の表面を含む裏主面上に形成された電極部25とは、表主面に形成された配線部26等を使用し電気的に結線され、他方の外部接続用電極部27に接続され一端子網を形成して、合計二端子の電極部網を構成することとなる。又、第1の振動腕部に形成された電極部24と電極部25との間、及び第2の振動腕部13に形成された電極部21と電極部22との間は、第1の振動腕部12と第2の振動腕部13との間の又部近傍に形成されたバンド部28により各々の振動腕部側面の一部を通じて電気的に接続されている。更に、各振動腕部の先端部(先端面から長さ比で30%の範囲)には周波数調整用の金属膜29が形成してあり、材料はAu,Ag又はPdうちの一つが用いられる。
(第二の実施形態)
次に、図4を用いて、本発明の第二の実施形態に係る音叉型屈曲水晶振動素子の一例を説明する。図4に示すように本発明の第二の実施形態に係る音叉型屈曲水晶振動素子は、水晶片41の基部11、第1の振動腕部12及び第2の振動腕部13から主に構成され、その大略的な形状は、図3に開示した第一の実施形態の水晶片31と同様であるが、図4の水晶片41では各溝部を、例えば、図3(a)に記載の第1の溝部14に対して、第1の振動腕部12の表主面に開口部を有する溝部14aと裏主面に開口部を有する溝部14bとに、振動腕部の長さ方向に対し2分割形成してある。
同様に、図3(b)に記載の第2の溝部15に対して、第1の振動腕部12の表主面に開口部を有する溝部15aと裏主面に開口部を有する溝部15bとに、図3(a)に記載の第3の溝部16に対して、第2の振動腕部13の表主面に開口部を有する溝部16aと裏主面に開口部を有する溝部16bとに、及び図3(b)に記載の第4の溝部17に対して、第2の振動腕部13の表主面に開口部を有する溝部17aと裏主面に開口部を有する溝部17bとに、各振動腕部の長さ方向に対しそれぞれ2分割して形成してある。
更に、各振動腕部の表主面に開口部を有する溝部14a、15a、16a及び17a内部の底面と、裏主面に開口部を有する溝部14b、15b、16b及び17b内部の底面とが、各振動腕部内で対向しない位置で設けられている。
尚、溝部14a内の振動腕部先端側の側壁面と溝部14b内の基部側の側壁面と、溝部14b内の振動腕部先端側の側壁面と溝部15a内の基部側の側壁面と、及び溝部15a内の振動腕部先端側の側壁面と溝部15b内の基部側の側壁面とが、第1の振動腕部12内で対向するように設けられており、溝部16a内の振動腕部先端側の側壁面と溝部16b内の基部側の側壁面と、溝部16b内の振動腕部先端側の側壁面と溝部17a内の基部側の側壁面と、及び溝部17a内の振動腕部先端側の側壁面と溝部17b内の基部側の側壁面とが、第2の振動腕部13内で対向するように設けられている。この図4に記載の水晶片41に、図1に記載の電極部及び配線部等と同様な形態の電極部及び配線部等を形成することで音叉型屈曲水晶振動素子が形成される。この図4記載の水晶片41から構成される音叉型屈曲水晶振動素子は、図1記載の音叉型屈曲水晶振動素子10と同様な特性を有することができる。
(第三の実施形態)
次に、図5を用いて、本発明の第三の実施形態に係る音叉型屈曲水晶振動素子の一例を説明する。図4に示すように本発明の第二の実施形態に係る音叉型屈曲水晶振動素子は、水晶片41の基部11、第1の振動腕部12及び第2の振動腕部13から主に構成され、その大略的な形状は図3に開示した第一の実施形態の水晶片31と同様であるが、図5の水晶片51では各溝部を、例えば、図3(a)に記載の第1の溝部14に対して、第1の振動腕部12の表主面に開口部を有する溝部14cと溝部14dとに、振動腕部の幅方向に対し2分割して形成してある。同様に、図3(b)に記載の第2の溝部15に対して、第1の振動腕部12の裏主面に開口部を有する溝部15cと溝部15dとに、図3(a)に記載の第3の溝部16に対して、第2の振動腕部13の表主面に開口部を有する溝部16cと溝部16dとに、及び図3(b)に記載の第4の溝部17に対して、第2の振動腕部13の裏主面に開口部を有する溝部17cと溝部17dとに、各振動腕部の幅方向に対し2分割して形成してある。
更に、各振動腕部の表主面に開口部を有する溝部14c、14d、16c及び16d内部の底面と、裏主面に開口部を有する溝部15c、15d、17c及び17b内部の底面とが、各振動腕部内で対向しない位置に設けられている。尚、溝部14c内の振動腕部先端側の側壁面と溝部15c内の基部側の側壁面と、溝部14d内の振動腕部先端側の側壁面と溝部15d内の基部側の側壁面とが、第1の振動腕部12内で対向するように設けられており、溝部16c内の振動腕部先端側の側壁面と溝部17c内の基部側の側壁面と、溝部16d内の振動腕部先端側の側壁面と溝部17d内の基部側の側壁面とが、第2の振動腕部13内で対向するように設けられている。この図5に記載の水晶片51に、図1に記載の電極部及び配線部等と同様な形態の電極部及び配線部等を形成することで音叉型屈曲水晶振動素子が形成される。この図5記載の水晶片51から構成される音叉型屈曲水晶振動素子は、図1記載の音叉型屈曲水晶振動素子10と同様な特性を有することができる。
前記水晶片31、41及び51により構成される本発明の音叉型屈曲水晶振動素子の温度特性を表したグラフを図8に示す。本発明における音叉型屈曲水晶振動素子の温度特性は、図8の実線で示されたように、+25℃を頂点温度とする上に凸の二次曲線となる。これは、音叉型水晶振動片を構成する水晶片において、前記したような形態の溝が形成されることで、第1の振動腕部12と第2の振動腕部に生じる屈曲振動以外の振動モードの振動を抑制でき、更に第1の振動腕部12と第2の振動腕部に生じる屈曲振動の振動バランスが良くなったためと考えられる。
又、前記水晶片31、41及び51により構成される本発明の音叉型屈曲水晶振動素子のCI値は、約50kΩ以下となり、従来の音叉型屈曲水晶振動素子に比べ低いCI値とすることができる。
(第四の実施形態)
次に本発明の音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した第四の実施形態に係る水晶振動子について、図6を用いて説明する。通常、前記水晶片31、41又は51により構成される本発明の音叉型屈曲水晶振動素子は、音叉型屈曲水晶振動素子のままの状態で提供されることは多くなく、図6に示すような水晶振動子に構成され提供される。その水晶振動子の一形態としては、例えば、前記した水晶片31で構成された音叉型屈曲水晶振動素子10は、絶縁性の素材で作られた概略直方体の容器体61に設けられた、容器体61の一方の主面に開口部を有する凹部62内に搭載される。
音叉型屈曲水晶振動素子10の搭載の形態としては、凹部62内底面の一方の短辺縁部に沿って形成された一対の素子接続用電極パッド63上に、音叉型屈曲水晶振動素子10に設けられている外部接続用電極部23及び27がくるように音叉型屈曲水晶振動素子10を配置し、各素子接続用電極パッド63と外部接続用電極部23及び27とを導電性接合材(不図示)により導通固着する形態となる。この搭載された音叉型屈曲水晶振動素子10は、素子接続用電極パッド63を介して容器体61の外側底面に形成された複数個の外部接続用電極部64のうちの所定の端子と電気的に接続している。水晶振動素子10を搭載後に、凹部62の開口部に蓋体65を被せて、音叉型屈曲水晶振動素子10が搭載された凹部62内を真空として気密封止することで水晶振動子60が構成される。
(第五の実施形態)
次に本発明の音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した第五の実施形態に係る水晶発振器について、図7を用いて説明する。前記水晶片31、41又は51により構成される本発明の音叉型屈曲水晶振動素子の他の提供形態として、図7に示すような水晶発振器がある。その水晶発振器の一形態としては、例えば、前記した水晶片31で構成された音叉型屈曲水晶振動素子10と、音叉型屈曲水晶振動素子10の表面に形成した各電極部や配線部と電気的に接続した発振回路を少なくとも内蔵する集積回路素子76は、絶縁性の素材で作られた概略直方体の容器体71に設けられた、容器体71の一方の主面に開口部を有する凹部72内の所定の位置に搭載される。尚、集積回路素子76内に内蔵されている発振回路の基本構造としては、インバータ発振回路又はコルピッツ発振回路等の周知な回路が用いられている。
この搭載した音叉型屈曲水晶振動素子10の外部接続用電極部23及び27と、集積回路素子76の所定の端子と電気的に接続してある凹部72内に設けた素子接続用電極パッド73との間を、半田、金属バンプ又は導電性接着剤等の導電性接合材により導通固着を行っている。尚、集積回路素子76に内蔵された発振回路から、又は発振回路から所望の処理が施された信号出力は、容器体71内の導配線を介して集積回路素子76と電気的に接続した、外部接続用電極部74のうちの所定の出力端子から外部に出力される。
このように水晶振動素子10と集積回路素子76を凹部72内部に搭載後に、凹部72の開口部に蓋体75を被せて、音叉型屈曲水晶振動素子10及び集積回路素子76が搭載された凹部72内を真空として気密封止することで水晶発振器70が構成される。
尚、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。例えば、前記実施形態では、一振動腕部の表裏主面にそれぞれ開口部を有する溝部を1本又は2本ずつ形成した形態を例示したが、本発明と同様な効果を奏するのであれば、溝部の本数を本実施形態に例示したものに限定するものではない。
本発明の第一の実施形態に係る音叉型屈曲水晶振動素子の一例を示したものであり、(a)は表主面側から示した平面図であり、(b)は裏主面側から示した平面図である。 図1に記載の音叉型屈曲水晶振動素子を図1(a)記載の仮想切断線B−B′で切断した部分断面図である。 図1に記載の音叉型屈曲水晶振動素子を構成する水晶片を示したものであり、(a)は水晶片を表主面側から示した平面図であり、(b)は裏主面側から示した平面図である。 本発明の第二の実施形態に係る音叉型屈曲水晶振動素子を構成する水晶片の一例を示したものであり、(a)は水晶片を表主面側から示した平面図であり、(b)は裏主面側から示した平面図である。 本発明の第三の実施形態に係る音叉型屈曲水晶振動素子を構成する水晶片の一例を示したものであり、(a)は水晶片を表主面側から示した平面図であり、(b)は裏主面側から示した平面図である。 図1に記載の音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した、本発明の第四の実施形態に係る水晶振動子を示した分解斜視図である。 図1に記載の音叉型屈曲水晶振動素子を搭載した、本発明の第五の実施形態に係る水晶発振器を示した分解斜視図である。 本発明における音叉型屈曲水晶振動素子(実曲線)及び従来の音叉型屈曲水晶振動素子(点曲線)における温度特性を示したグラフである。 従来の音叉型屈曲水晶振動素子を示したものであり、(a)は表主面側から示した平面図であり、(b)は裏主面側から示した平面図である。 図9に記載の音叉型屈曲水晶振動素子を図9(a)記載の仮想切断線A−A′で切断した部分断面図である。
符号の説明
10・・・音叉型屈曲水晶振動素子
11・・・基部
12・・・第1の振動腕部
13・・・第2の振動腕部
14・・・第1の溝部
15・・・第2の溝部
16・・・第3の溝部
17・・・第4の溝部
14a,14b,14c,14d,15a,15b,15c,15d,16a,16b,16c,16d,17a、17b、17c、17d・・・溝部
21,22,24,25・・・電極部
20,26・・・配線部
23,27・・・外部接続用電極部
29・・・金属膜
31,41,51・・・水晶片
60・・・水晶振動子
61,71・・・容器体
62,72・・・凹部
63,73・・・素子接続用電極パッド
64,74・・・外部接続用電極端子
65.75・・・蓋体
70・・・水晶発振器
76・・・集積回路素子

Claims (6)

  1. 平板形状の基部と、
    前記基部の側面より同一の方向に延びる、2本の平板形状の振動腕部と、
    前記振動腕部に、前記振動腕部の基部側端部から前記振動腕部の長さ方向に沿って設けられた、前記振動腕部の厚み方向に窪んだ複数個の溝部と、
    前記基部及び前記振動腕部の表面に所望のパターンで形成された、複数個の電極部及び前記電極部間を電気的に接続する配線部により構成される音叉型屈曲水晶振動素子であって、
    前記振動腕部の表主面に開口部を有する前記溝部と、裏主面に開口部を有する前記溝部が少なくとも1つずつ形成されており、且つ表主面に開口部を有する前記溝部内部の底面と、裏主面に開口部を有する前記溝部内部の底面とが、前記振動腕部内で対向しない位置にそれぞれ形成されていることを特徴とする音叉型屈曲水晶振動素子。
  2. 前記溝部の底面と前記溝部の基部側の側壁面とがなす角の角度、及び前記底面と前記溝部の前記振動腕部先端側の側壁面とがなす角の角度がそれぞれ鈍角であり、前記振動腕部の表主面に開口部を有する前記溝部の基部側の側壁面と、裏主面に開口部を有する前記溝部の振動腕部先端側の側壁面とが、又は/及び前記振動腕部の表主面に開口部を有する前記溝部の振動腕部先端側の側壁面と、裏主面に開口部を有する前記溝部の基部側の側壁面とが、前記振動腕部内で対向するように各溝部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の音叉型屈曲水晶振動素子。
  3. 前記溝部の深さ寸法が、前記振動腕部の厚さ寸法に対して3/10〜9/10の比率の寸法であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の音叉型屈曲水晶振動素子。
  4. 前記振動腕部の表主面に開口部を有する前記溝部、及び前記振動腕部の裏主面に開口部を有する前記溝部が、前記振動腕部の幅方向に平行に並んだ少なくとも2本以上の溝部であることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の水晶振動素子。
  5. 一方の主面に開口部を有する凹部が形成された容器体と、
    前記凹部内に搭載された請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の音叉型屈曲水晶振動素子と、
    前記容器体の外側底面に形成された、前記音叉型水晶振動子と電気的に接続したものを含む複数個の外部接続用電極部と、
    前記凹部の開口部に被せて前記凹部内を気密封止する蓋体とで構成されていることを特徴とする水晶振動子。
  6. 請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の音叉型屈曲水晶振動素子、又は請求項5記載の水晶振動子と、少なくとも前記音叉型屈曲水晶振動素子又は水晶振動子と電気的に接続した発振回路とを備え、前記音叉型屈曲水晶振動素子又は前記水晶振動子と前記発振回路とが一体で構成されていることを特徴とする水晶発振器。
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