JP2003069375A - 振動片、振動子、発振器及び電子機器 - Google Patents

振動片、振動子、発振器及び電子機器

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JP2003069375A
JP2003069375A JP2001256900A JP2001256900A JP2003069375A JP 2003069375 A JP2003069375 A JP 2003069375A JP 2001256900 A JP2001256900 A JP 2001256900A JP 2001256900 A JP2001256900 A JP 2001256900A JP 2003069375 A JP2003069375 A JP 2003069375A
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英雄 棚谷
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文孝 北村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基部の固定部の面積を十分確保し、振動片毎
のCI値のバラツキを抑え、且つ小型化できる振動片、
振動子、発振器及び電子機器を提供すること。 【解決手段】 基部本体113と、振動片を固定するた
めの固定部111と、を備える基部110と、この基部
から突出して形成されている複数の振動腕部121と、
前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部
121a若しくは貫通孔が形成されている振動片であっ
て、前記基部の前記基部本体113には、切り込み部1
12が形成されていると共に、前記基部の固定部111
には、固定用突起部111aが前記基部から突出して形
成されていることで振動片100を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は、例えば水晶等からなる振動片、
この振動片を有する振動子、この振動子を備える発振器
や電子機器に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、振動片である例えば音叉型水晶振
動片は、例えば図10に示すように構成されている。す
なわち、音叉型水晶振動片10は、基部11と、この基
部11から突出して形成されている2本の腕部12,1
3を有している。そして、この2本の腕部12,13に
は、溝12a,13aが表面に形成されている。また、
この溝は図10の腕部12,13の裏面側にも同様に形
成されている。このため、図10のA−A’断面図であ
る図11に示すように腕部12,13は、その断面形状
が略H型の形成されている。
【0004】このような音叉型水晶振動片10の基部1
1には、図10に示すように固定部であるマウント部1
1aが2カ所形成されており、導電性接着剤等により、
パッケージ等に固定され、電気的に接続されるようにな
っている。このような略H型の音叉型水晶振動片10
は、振動片の大きさを小型化しても、腕部12,13の
振動損失が低くCI値(クリスタルインピーダンス又は
等価直列抵抗)も低く抑えることができるという特性を
有する。このため、略H型の音叉型水晶振動片10は、
例えば特に小型でも高精度な性能が求められる振動子に
適用されている。略H型の音叉型水晶振動片10の大き
さとしては、例えば図10に示すように腕部12,13
の長さが1.644mm、幅が0.1mmとなってお
り、この腕部12,13に幅0.07mmの幅で溝12
a,13aが形成されている。また、基部11の図にお
いて縦方向の長さが0.7mmとなっているため、振動
片10全体の縦方向の長さ(L)は、2.344mm程
度となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように極めて小型
の音叉型水晶振動片10であっても、近年の電子機器等
の装置の小型化の要請に対応するには、更なる小型化が
求められている。この小型化の要請に対応するには、基
部11の図10における縦方向の長さ(L)を0.7m
mより短く形成すれば、全体として振動片10の長さ
(L)が短くなり、振動片10が小型化され、最も良い
のであるが、以下のような問題があった。すなわち、単
純に基部11の縦方向の長さを短くすると、前記マウン
ト部11a、11aの面積も小さくなり、これにより音
叉型水晶振動片10の落下時等の耐衝撃性が悪くなると
いう問題があった。また、このマウント部11a、11
aの面積が小さくなると、振動片10のCI値は大きく
なり、且つ振動片毎のCI値バラツキも大きくなるとい
う問題もあった。
【0006】本発明は上記問題に鑑み、基部の固定部の
面積を十分確保し、振動片毎のCI値のバラツキを抑
え、且つ小型化できる振動片、振動子、発振器及び電子
機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的は、請求項1の
発明によれば、基部本体と、振動片を固定するための固
定部と、を備える基部と、この基部から突出して形成さ
れている複数の振動腕部と、前記複数の各振動腕部の表
面部及び/又は裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成され
ている振動片であって、前記基部の前記基部本体には、
切り込み部が形成されていると共に、前記基部の固定部
には、固定用突起部が前記基部から突出して形成されて
いることを特徴とする振動片により達成される。
【0008】請求項1の構成によれば、前記基部の固定
部には、固定用突起部が前記基部から突出して形成され
ているので、前記基部を小型化しても、前記固定部の面
積を十分確保することができる。このため、落下時の耐
衝撃性の優れた振動片となる。また、前記基部の前記基
部本体には、切り込み部が形成されているので、前記振
動腕部の振動の前記固定部への漏れを小さくすることが
できる。すなわち、前記振動腕部の垂直方向成分を有し
た振動の振動漏れを有効に抑えることができるので、C
I値の振動片間のバラツキを小さくすることができる。
さらに、前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面
部に溝部若しくは貫通孔が形成されているので、振動腕
部の振動損失を低くすることができ、CI値も低く抑え
ることができる。したがって、振動片を小型化しても、
振動片毎のCI値のバラツキを抑えることができ、個々
の振動片のCI値も低く抑えることができる高性能な振
動片となる。
【0009】好ましくは、請求項2の発明によれば、請
求項1の構成において、前記固定用突起部が、前記振動
腕部の突出方向である長さ方向に向かって突出して形成
されていることを特徴とする振動片である。請求項2の
構成によれば、前記固定用突起部が、前記振動腕部の突
出方向である長さ方向に向かって突出して形成されてい
るので、前記基部を前記振動腕部の突出方向と直交する
幅方向に広げずに、前記固定部の面積を十分確保でき
る。このため、前記基部を前記幅方向に広げずに小型化
でき、振動片全体も小型化することができる。特に振動
片全体を前記振動腕部の突出方向について短くすること
が可能となる。
【0010】好ましくは、請求項3の発明によれば、請
求項1又は請求項2の構成において、前記切り込み部が
前記振動腕部の突出方向である長さ方向に直交する幅方
向に向かって形成されていると共に、この切り込み部の
近傍には前記振動腕部の突出方向である長さ方向に向か
って凹状の切り欠き凹部が形成されていることを特徴と
する振動片である。
【0011】請求項3の構成によれば、前記切り込み部
が前記振動腕部の突出方向である長さ方向に直交する幅
方向に向かって形成されていると共に、この切り込み部
の近傍には前記振動腕部の突出方向である長さ方向に向
かって凹状の切り欠き凹部が形成されている。このた
め、前記基部における前記切り込み部と前記切り欠き凹
部とが形成されている部分は他の領域より狭い部分とな
る。したがって、前記振動腕部から前記基部の固定部へ
の振動漏れをより効果的に抑えることができ、CI値の
振動片間のバラツキをさらに小さくすることができる。
【0012】好ましくは、請求項4の発明によれば、請
求項1乃至請求項3の構成において、前記振動片が略3
0KHz乃至略40KHzで発振する水晶で形成されて
いる音叉型振動片であることを特徴とする振動片であ
る。請求項4の構成によれば、前記振動片が略30KH
z乃至略40KHzで発振する水晶で形成されている音
叉型振動片の前記基部を小型化しても、前記固定部の面
積を十分確保することができる。このため、落下時の耐
衝撃性の優れた振動片となる。
【0013】前記目的は、請求項5の発明によれば、基
部本体と、振動片を固定するための固定部と、を備える
基部と、この基部から突出して形成されている複数の振
動腕部と、前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏
面部に溝部若しくは貫通孔が形成されている振動片がパ
ッケージ内に収容されている振動子であって、前記振動
片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成さ
れていると共に、前記基部の固定部には、固定用突起部
が前記基部から突出して形成されていることを特徴とす
る振動子により達成される。
【0014】請求項5の構成によれば、前記振動片の前
記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突出
して形成されているので、前記基部を小型化しても、前
記固定部の面積を十分確保することができる。このた
め、落下時の耐衝撃性の優れた振動子となる。また、前
記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部が
形成されているので、前記振動腕部の振動の前記固定部
への漏れを小さくすることができる。すなわち、前記振
動腕部の垂直方向成分を有した振動の振動漏れを有効に
抑えることができるので、CI値の振動片間のバラツキ
を小さくすることができる。さらに、前記振動片の前記
複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若し
くは貫通孔が形成されているので、振動腕部の振動損失
を低くすることができ、CI値も低く抑えることができ
る。したがって、振動片を小型化しても、振動片毎のC
I値のバラツキを抑えることができ、個々の振動片のC
I値も低く抑えることができる高性能な振動子となる。
【0015】好ましくは、請求項6の発明によれば、請
求項5の構成において、前記振動片が略30KHz乃至
略40KHzで発振する水晶で形成されている音叉型振
動片であることを特徴とする振動子である。請求項6の
構成によれば、前記振動片が略30KHz乃至略40K
Hzで発振する水晶で形成されている音叉型振動片の前
記基部を小型化しても、前記固定部の面積を十分確保す
ることができる。このため、落下時の耐衝撃性の優れた
振動子となる。
【0016】好ましくは、請求項7の発明によれば、請
求項5又は請求項6の構成において、前記パッケージが
箱状に形成されていることを特徴とする振動子である。
請求項7の構成によれば、前記パッケージが箱状に形成
されている振動子の振動片の前記基部を小型化しても、
前記固定部の面積を十分確保することができる。このた
め、落下時の耐衝撃性の優れた振動子となる。
【0017】好ましくは、請求項8の発明によれば、請
求項5又は請求項6の構成において、前記パッケージが
所謂シリンダータイプに形成されていることを特徴とす
る振動子である。請求項8の構成によれば、前記パッケ
ージが所謂シリンダータイプに形成されている振動子の
振動片の前記基部を小型化しても、前記固定部の面積を
十分確保することができる。このため、落下時の耐衝撃
性の優れた振動子となる。
【0018】前記目的は、請求項9の発明によれば、基
部本体と、振動片を固定するための固定部と、を備える
基部と、この基部から突出して形成されている複数の振
動腕部と、前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏
面部に溝部若しくは貫通孔が形成されている振動片と集
積回路がパッケージ内に収容されている発振器であっ
て、前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込
み部が形成されていると共に、前記基部の固定部には、
固定用突起部が前記基部から突出して形成されているこ
とを特徴とする発振器により達成される。
【0019】請求項9の構成によれば、前記振動片の前
記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突出
して形成されているので、前記基部を小型化しても、前
記固定部の面積を十分確保することができる。このた
め、落下時の耐衝撃性の優れた発振器となる。また、前
記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部が
形成されているので、前記振動腕部の振動の前記固定部
への漏れを小さくすることができる。すなわち、前記振
動腕部の垂直方向成分を有した振動の振動漏れを有効に
抑えることができるので、CI値の振動片間のバラツキ
を小さくすることができる。さらに、前記振動片の前記
複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若し
くは貫通孔が形成されているので、振動腕部の振動損失
を低くすることができ、CI値も低く抑えることができ
る。したがって、振動片を小型化しても、振動片毎のC
I値のバラツキを抑えることができ、個々の振動片のC
I値も低く抑えることができる高性能な発振器となる。
【0020】前記目的は、請求項10の発明によれば、
基部本体と、振動片を固定するための固定部と、を備え
る基部と、この基部から突出して形成されている複数の
振動腕部と、前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は
裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成されている振動片が
パッケージ内に収容されている振動子であり、この振動
子を制御部に接続している電子機器であって、前記振動
片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成さ
れていると共に、前記基部の固定部には、固定用突起部
が前記基部から突出して形成されていることを特徴とす
る電子機器により達成される。
【0021】請求項10の構成によれば、前記振動片の
前記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突
出して形成されているので、前記基部を小型化しても、
前記固定部の面積を十分確保することができる。このた
め、落下時の耐衝撃性の優れた電子機器となる。また、
前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部
が形成されているので、前記振動腕部の振動の前記固定
部への漏れを小さくすることができる。すなわち、前記
振動腕部の垂直方向成分を有した振動の振動漏れを有効
に抑えることができるので、CI値の振動片間のバラツ
キを小さくすることができる。さらに、前記振動片の前
記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若
しくは貫通孔が形成されているので、振動腕部の振動損
失を低くすることができ、CI値も低く抑えることがで
きる。したがって、振動片を小型化しても、振動片毎の
CI値のバラツキを抑えることができ、個々の振動片の
CI値も低く抑えることができる高性能な電子機器とな
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0023】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る振動片である音叉型水晶振動片1
00を示す図である。音叉型水晶振動片100は、例え
ば所謂水晶Z板となるように水晶の単結晶を切り出して
形成されている。また、図1に示す音叉型水晶振動片1
00は例えば32.768KHzで発信する振動片であ
るため、極めて小型の振動片となっている。このような
音叉型水晶振動片100は、図1に示すように、基部本
体113及び固定部であるマウント部111、111を
有する基部110を有している。そして、この基部11
0から図において上方向に突出するように振動腕部であ
る音叉腕121,122が2本配置されている。
【0024】また、この音叉腕121,122の表面と
裏面には、溝部121a,122aが図1に示すように
形成されている。この溝部121a,122aは、図1
に示されていない音叉腕121,122の裏面側にも同
様に形成されているため、図2に示すように図1のF−
F’断面図では、略H型に形成されている。この溝部1
21a、122aには、図1及び図2に示すように溝電
極123、124が配置され、これら溝電極123、1
24と対向するように、図2に示すように側面電極12
5、126が配置されている。したがって、電圧が図1
に示す基部電極127を介して、溝電極123、124
及び側面電極125、126に印加されると、音叉腕1
21,122内部に効果的に電界が発生し、振動損失が
低くCI値も低く抑えることができる音叉型水晶振動片
100となる。なお、本実施の形態では、上述のように
音叉腕121,122に溝部121a、122aが形成
されているが、これに限らず、音叉腕121,122に
貫通孔を形成して、電極を配置しても構わない。
【0025】ところで、図1に示す音叉腕121,12
2の図において縦方向の長さである音叉腕長さL1は例
えば1.644mmに形成されている。また、基部11
0は、全体が略板状に形成されていると共に、図1に示
すように切り込み部112が例えば2カ所形成されてい
る。この切り込み部112,112は、音叉腕部12
1,122の基部110からの突出方向(図において縦
方向)と直交する方向(基部110の幅方向)に向かっ
て形成されている。このように切り込み部112、11
2が形成されているため、音叉腕121,122の振動
の基部110のマウント部111への漏れを小さくする
ことができるようになっている。すなわち、前記音叉腕
部121,122の垂直方向成分の振動漏れを有効に抑
え、CI値の音叉型水晶振動片間のバラツキを小さくす
ることができる。
【0026】以下、上述の振動漏れについて詳細に説明
する。図1に示す音叉型水晶振動片100は、上述のよ
うに小型化されているため、図2に示す音叉腕121,
122の幅Wは、0.1mmと極めて狭くなっている。
また厚みDも0.1mmと小さくなっている。ところ
で、図3(a)(b)は音叉型水晶振動片の振動状態を
説明する概略説明図であり、図3(a)は、音叉型水晶
振動片の通常の振動状態を説明する説明図であり、図3
(b)は、音叉型水晶振動片の垂直方向の成分を含む振
動状態を説明する説明図である。図3に示すように音叉
型水晶振動片100の音叉腕121,122は、図3
(a)に示すように、幅Wが長く厚みDが短ければ、図
において矢印Bに示すように通常の水平方向の振動を行
うこととなる。しかし、上述のように幅Wが短くなる
と、図3(b)に示すように、垂直方向の成分(図にお
いて矢印C方向)を含むようになり、矢印Eで示す方向
に音叉腕121,122が振動するようになる。
【0027】図4は、垂直振動成分変位量(nm)と音
叉腕121,122の幅W/厚みDとの関係を示すグラ
フである。図4に示すグラフでも明らかなように垂直振
動成分変位量(nm)は音叉腕121,122の幅W/
厚みDが1.2より小さくなると急激に変位量も大きく
なるのがわかる。このように音叉腕121,122の振
動の垂直成分が増加した状態で、音叉腕121、122
が振動すると、この垂直成分の振動が図1の基部110
のマウント部111、111へと矢印のように伝わり、
エネルギーが逃げてしまうことになる。このようなエネ
ルギーの逃げである振動漏れが生じると、音叉腕12
1、122の振動が不安定となり、音叉型水晶振動片1
00毎のCI値のバラツキが大なる。
【0028】したがって、音叉型水晶振動片100毎の
CI値のバラツキを抑えるために、この振動漏れを抑え
る必要があり、振動漏れを上述の切り込み部112、1
12によって抑える構成となっている。すなわち、この
切り込み部112,112は、図1に示すように、音叉
腕121,122の振動漏れがマウント部111,11
1に伝わる中間部に設けられている。したがって、音叉
腕121,122から漏れた振動は、切り込み部11
2,112によって、幅が狭くなった部分で振動漏れが
抑えられ、マウント部111、111への影響を小さく
することができる。
【0029】ところで、基部110は、その図1におけ
る縦方向の長さである基部長L2が、例えば0.50m
m程度に形成され、従来の図10の基部長である0.7
mmと比べ、略0.20mm程度短くなっている。した
がって、基部110の基部長L2が短くなったことによ
り、音叉型水晶振動片100全体の縦方向の長さが従来
に比べ格段に短くなり、振動片全体を小型化することが
できるような構成となっている。
【0030】ところで、基部110には、図1に示すよ
うに固定部であるマウント部111,111がその両側
に2カ所形成されている。このマウント部111,11
1は、音叉型水晶振動片100を例えばパッケージ等に
固定する際に固定領域として機能する。すなわち、この
マウント部111,111に導電性接着剤等を塗布し、
パッケージ等に対して振動片を固定すると共に電気的な
接続を行う構成となっている。したがって、上述のよう
に基部110の基部長L2を短くすると、その分、マウ
ント部111,111の面積も小さくなってしまう。こ
のようにマウント部111,111の面積が小さくなる
と、音叉型水晶振動片100の接着剤等による固定面積
が減ってしまい、これにより、落下時等の耐衝撃性が悪
化してしまうという問題が生じる。
【0031】ところで、本実施の形態では、図1に示す
ように、基部110のマウント部111,111には、
基部110から音叉腕121,122の突出方向に向か
って突起部111a、111aが2カ所形成されてい
る。このように突起部111a、111aをマウント部
111,111の一部として形成することにより、マウ
ント部111,111全体の面積を小さくすることな
く、基部長L2を短くすることが可能となる。また、突
起部111a、111aは、基部110から音叉腕12
1,122方向に突出して形成されているため、基部1
10の図1における幅方向の長さをより長くすることが
ない。
【0032】したがって、マウント部111、111の
面積を十分確保し、耐衝撃性を悪化させることなく、音
叉型水晶振動片100全体の小型化が可能となる。ま
た、このように突出して形成された突起部111a、1
11aは、基部110に形成されている切り込み部11
2、112によって、音叉腕121,122から離れて
形成されている。すなわち、音叉腕121,122から
漏れる上述の漏れ振動は、切り込み部112,112の
端部を迂回してマウント部111、そして突起部111
aへと達する構成となっている。したがって、突起部1
11a、111aは、音叉腕121,122からの振動
漏れの影響が最も受けにくい場所に配置されるため、マ
ウント部111全体の面積を十分に確保しても、漏れ振
動の影響も受けにくい構成となっている。したがって、
振動片毎によるCI値のバラツキを抑えることができ
る。
【0033】さらに、本実施の形態では、上述のように
基部110に切り込み部112,112が形成されてい
るため、突起部111aを含むマウント部111への漏
れ振動の流路は著しく小さくなっている。したがって、
漏れ振動が基部110のマウント部111等へ影響を及
ぼし、マウント部111からエネルギーが漏れ、振動片
毎によるCI値のバラツキが大きくなるという減少を有
効に抑えることができる。本実施の形態の音叉型水晶振
動片100を用いて実験した結果、CI値平均が40k
Ω、標準偏差4.0kΩという優れた結果となった。
【0034】(第2の実施の形態)図5は、本発明の第
2の実施の形態にかかる音叉型水晶振動片200を示す
概略図である。本実施の形態にかかる音叉型水晶振動片
200は、上述の第1の実施の形態にかかる音叉型水晶
振動片100と多くの部分の構成が共通するため共通の
構成は同一符号等とし、以下、相違点を中心に説明す
る。
【0035】本実施の形態にかかる音叉型水晶振動片2
00は、第1の実施の形態にかかる音叉型水晶振動片1
00と異なり、図5に示すように基部111の下部に音
叉腕121,122方向に凹状の切り欠き凹部214が
形成されている。この切り欠き凹部214は、基部本体
113の基部電極127が形成されていない部分に設け
られている。このため、この切り欠き凹部214によっ
て基部電極127の配置を妨げることがない構成となっ
ている。この切り欠き凹部214と切り込み部112に
よって形成される基部本体113の部分(図において丸
印の部分)は、他の部分より狭く形成されることにな
る。そして、この狭く形成された部分が振動の流路(図
において矢印)となって上述の漏れ振動がマウント部1
11に伝わることになる。このため、この狭い流路によ
って上述の漏れ振動は、第1の実施の形態にかかる音叉
型水晶振動片100より更に抑えられ、そして、CI値
の振動片間のバラツキをさらに小さくすることができる
ようになる。本実施の形態の音叉型水晶振動片200を
用いて実験した結果、CI値平均が40kΩ、標準偏差
2.0kΩという更に優れた結果となった。
【0036】(第3の実施の形態)図6は、本発明の第
3の実施の形態に係る振動子であるセラミックパッケー
ジ音叉型振動子300を示す図である。このセラミック
パッケージ音叉型振動子300は、上述の第1の実施の
形態の音叉型水晶振動片100を用いている。したがっ
て、音叉型水晶振動片100の構成、作用等について
は、同一符号を用いて、その説明を省略する。図6は、
セラミックパッケージ音叉型振動子300の構成を示す
概略断面図である。図6に示すようにセラミックパッケ
ージ音叉型振動子300は、その内側に空間を有する箱
状のパッケージ310を有している。このパッケージ3
10には、その底部にベース部311を備えている。こ
のベース部311は、例えばアルミナ等のセラミックス
等で形成されている。
【0037】ベース部311上には、封止部312が設
けられており、この封止部312は、蓋体311と同様
の材料から形成されている。また、この封止部312の
上端部には、蓋体313が載置され、これらベース部3
11、封止部312及び蓋体313で、中空の箱体を形
成することになる。このように形成されているパッケー
ジ310のベース部311上にはパッケージ側電極31
4が設けられている。このパッケージ側電極314の上
には導電性接着剤等を介して音叉型水晶振動片100の
基部110のマウント部111が固定されている。この
音叉型水晶振動片100は、図1に示すように構成され
ているため、小型で振動片毎にCI値のバラツキが抑え
られ、個々の振動片のCI値も低く抑えることができる
高性能な振動片である。したがって、この振動片を搭載
したセラミックパッケージ音叉型振動子300も小型で
高性能な振動子となる。
【0038】(第4の実施の形態)図7は、本発明の第
4の実施の形態に係る電子機器の一例であるデジタル携
帯電話400を示す概略図である。このデジタル携帯電
話400は、上述の第3の実施の形態のセラミックパッ
ケージ音叉型振動子300と音叉型水晶振動片100と
を使用している。したがって、セラミックパッケージ音
叉型振動子300と音叉型水晶振動片100の構成、作
用等については、同一符号を用いる等して、その説明を
省略する。図7はデジタル携帯電話400の回路ブロッ
クを示しているが、図7に示すように、デジタル携帯電
話400で送信する場合は、使用者が、自己の声をマイ
クロフォンに入力すると、信号はパルス幅変調・符号化
のブロックと変調器/復調器のブロックを経てトランス
ミッター、アンテナスイッチを介しアンテナから送信さ
れることになる。
【0039】一方、他人の電話から送信された信号は、
アンテナで受信され、アンテナスイッチ、受信フィルタ
ーを経て、レシーバーから変調器/復調器ブロックに入
力される。そして、変調又は復調された信号がパルス幅
変調・符号化のブロックを経てスピーカーに声として出
力されるようになっている。このうち、アンテナスイッ
チや変調器/復調器ブロック等を制御するためのコント
ローラが設けられている。このコントローラは、上述の
他に表示部であるLCDや数字等の入力部であるキー、
更にはRAMやROM等も制御するため、高精度である
ことが求められる。また、デジタル携帯電話400の小
型化の要請もある。このような要請に合致するものとし
て上述のセラミックパッケージ音叉振動子300が用い
られている。
【0040】このセラミックパッケージ音叉型振動子3
00は、図1に示す音叉型水晶振動片100を有するた
め、小型で振動片毎にCI値のバラツキが抑えられ、個
々の振動片のCI値も低く抑えることができる高性能な
振動子である。したがって、このセラミックパッケージ
音叉型振動子300を搭載したデジタル携帯電話400
も小型で高性能なデジタル携帯電話となる。
【0041】(第5の実施の形態)図8は、本発明の第
5の実施の形態に係る発振器である音叉水晶発振器50
0を示す図である。このデジタル音叉水晶発振器500
は、上述の第3の実施の形態のセラミックパケージ音叉
型振動子300と多くの部分で構成が共通している。し
たがって、セラミックパケージ音叉型振動子300と音
叉型水晶振動片100の構成、作用等については、同一
符号とし、その説明を省略する。
【0042】図8に示す音叉型水晶発振器500は、図
6に示すセラミックパッケージ音叉振動子300の音叉
型水晶振動片100の下方で、ベース部311の上に、
図8に示すように集積回路510を配置したものであ
る。すなわち、音叉水晶発振器500では、その内部に
配置された音叉型水晶振動片100が振動すると、その
振動は、集積回路510に入力され、その後、所定の周
波数信号を取り出すことで、発振器として機能すること
になる。すなわち、音叉水晶発振器500に収容されて
いる音叉型水晶振動片100は、図1に示すように構成
されているため、小型で振動片毎にCI値のバラツキが
抑えられ、個々の振動片のCI値も低く抑えることがで
きる高性能な振動片である。したがって、この振動片を
搭載したデジタル音叉水晶発振器500も小型で高性能
な発振器となる。
【0043】(第6の実施の形態)図9は、本発明に第
6の実施の形態に係る振動子であるシリンダータイプ音
叉振動子600を示す図である。このシリンダータイプ
音叉振動子600は、上述の第1の実施の形態の音叉型
水晶振動片100を使用している。したがって、音叉型
水晶振動片100の構成、作用等については、同一符号
等とし、その説明を省略する。図9は、シリンダータイ
プ音叉振動子600の構成を示す概略図である。図9に
示すようにシリンダータイプ音叉振動子600は、その
内部に音叉型水晶振動片100を収容するための金属製
のキャップ630を有している。このキャップ630
は、ステム620に対して圧入され、その内部が真空状
態に保持されるようになっている。
【0044】また、キャップ630に収容された略H型
の音叉型水晶振動片100を保持すうためのリード61
0が2本配置されている。このようなシリンダータイプ
音叉振動子600に外部より電流等を印加すると音叉型
水晶振動片100の音叉腕121,122が振動し、振
動子として機能することになる。このとき、音叉型水晶
振動片100は、図1に示すように構成されているた
め、小型で振動片毎にCI値のバラツキが抑えられ、個
々の振動片のCI値も低く抑えることができる高性能な
振動片である。したがって、この振動片を搭載したシリ
ンダータイプ音叉振動子600も小型で高性能な振動子
となる。
【0045】また、上述の各実施の形態では、32.7
68kHの音叉型水晶振動子を例に説明したが、15k
H乃至155kHの音叉型水晶振動子に適用できること
は明らかである。なお、上述の実施の形態に係る音叉型
水晶振動片100は、上述の例のみならず、他の電子機
器、携帯情報端末、さらに、テレビジョン、ビデオ機
器、所謂ラジカセ、パーソナルコンピュータ等の時計内
蔵機器及び時計にも用いられることは明らかである。さ
らに、本発明は、上記実施の形態に限定されず、特許請
求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことがで
きる。そして、上記実施の形態の構成は、その一部を省
略したり、上述していない他の任意の組み合わせに変更
することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基部の固定部の面積を十分確保し、振動片毎のCI値の
バラツキを抑え、且つ小型化できる振動片、振動子、発
振器及び電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る音叉型水晶振
動片の概略図である。
【図2】図1のF−F’線概略断面図である。
【図3】(a)音叉型水晶振動片の通常の振動状態を説
明する説明図である。(b)音叉型水晶振動片の垂直方
向の成分を含む振動状態を説明する説明図である。
【図4】垂直振動成分変位量(nm)と音叉腕121,
122の幅W/厚みDとの関係を示すグラフである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る音叉型水晶振
動片の概略図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るセラミックパ
ッケージ音叉型振動子の構成を示す概略断面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るデジタル携帯
電話の回路ブロックを示す概略図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係る音叉水晶発振
器の構成を示す概略断面図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態に係るシリンダータ
イプ音叉振動子の構成を示す概略断面図である。
【図10】従来の音叉型水晶振動片を示す概略図であ
る。
【図11】図10のA−A’線概略断面図である。
【符号の説明】
100、200・・・音叉型水晶振動片 110・・・基部 111・・・マウント部 111a・・・突起部 112・・・切り欠き部 113・・・基部本体 L1・・・音叉腕長さ L2・・・基部長 121,122・・・音叉腕 121a、122a・・・溝部 123,124・・・溝電極 125,126・・・側面電極 127・・・基部電極 214・・・切り欠き凹部 300・・・セラミックパッケージ音叉型振動子 310・・・パッケージ 311・・・ベース部 312・・・封止部 313・・・蓋体 314・・・パッケージ側電極 400・・・デジタル携帯電話 500・・・音叉水晶発振器 510・・・集積回路 600・・・シリンダータイプ音叉振動子 610・・・リード 620・・・ステム 630・・・キャップ
フロントページの続き (72)発明者 坂田 淳一郎 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5J079 AA02 AA04 BA44 FA01 HA02 HA07 HA16 HA22 HA29 KA05 5J108 BB02 CC06 CC09 CC10 EE03 EE07 EE18 FF14 GG03 GG04 JJ04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部本体と、 振動片を固定するための固定部と、を備える基部と、 前記基部から突出して形成されている複数の振動腕部
    と、 前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部
    若しくは貫通孔が形成されている振動片であって、 前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成されて
    いると共に、 前記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突
    出して形成されていることを特徴とする振動片。
  2. 【請求項2】 前記固定用突起部が、前記振動腕部の突
    出方向である長さ方向に向かって突出して形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の振動片。
  3. 【請求項3】 前記切り込み部が前記振動腕部の突出方
    向である長さ方向に略直交する幅方向に向かって形成さ
    れていると共に、前記切り込み部の近傍には前記振動腕
    部の突出方向である長さ方向に向かって凹状の切り欠き
    凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の振動片。
  4. 【請求項4】 前記振動片が略30KHz乃至略40K
    Hzで発振する水晶で形成されている音叉型振動片であ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載の振動片。
  5. 【請求項5】 基部本体と、 振動片を固定するための固定部と、を備える基部と、 前記基部から突出して形成されている複数の振動腕部
    と、 前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部
    若しくは貫通孔が形成されている振動片がパッケージ内
    に収容されている振動子であって、 前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部
    が形成されていると共に、 前記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突
    出して形成されていることを特徴とする振動子。
  6. 【請求項6】 前記振動片が略30KHz乃至略40K
    Hzで発振する水晶で形成されている音叉型振動片であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の振動子。
  7. 【請求項7】 前記パッケージが箱状に形成されている
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の振動
    子。
  8. 【請求項8】 前記パッケージが所謂シリンダータイプ
    に形成されていることを特徴とする請求項5又は請求項
    6に記載の振動子。
  9. 【請求項9】 基部本体と、 振動片を固定するための固定部と、を備える基部と、 前記基部から突出して形成されている複数の振動腕部
    と、 前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部
    若しくは貫通孔が形成されている振動片と集積回路がパ
    ッケージ内に収容されている発振器であって、 前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部
    が形成されていると共に、 前記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突
    出して形成されていることを特徴とする発振器。
  10. 【請求項10】 基部本体と、 振動片を固定するための固定部と、を備える基部と、 前記基部から突出して形成されている複数の振動腕部
    と、 前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部
    若しくは貫通孔が形成されている振動片がパッケージ内
    に収容されている振動子であり、前記振動子を制御部に
    接続している電子機器であって、 前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部
    が形成されていると共に、 前記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突
    出して形成されていることを特徴とする電子機器。
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