JP4329286B2 - 振動片、振動子、発振器及び電子機器 - Google Patents

振動片、振動子、発振器及び電子機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、例えば水晶等からなる振動片、この振動片を有する振動子、この振動子を備える発振器や電子機器に関する。
【0003】
【従来の技術】
従来、振動片である例えば音叉型水晶振動片は、例えば図10に示すように構成されている。
すなわち、音叉型水晶振動片10は、基部11と、この基部11から突出して形成されている2本の腕部12,13を有している。そして、この2本の腕部12,13には、溝12a,13aが表面に形成されている。また、この溝は図10の腕部12,13の裏面側にも同様に形成されている。
このため、図10のA−A’断面図である図11に示すように腕部12,13は、その断面形状が略H型の形成されている。
【0004】
このような音叉型水晶振動片10の基部11には、図10に示すように固定部であるマウント部11aが2カ所形成されており、導電性接着剤等により、パッケージ等に固定され、電気的に接続されるようになっている。
このような略H型の音叉型水晶振動片10は、振動片の大きさを小型化しても、腕部12,13の振動損失が低くCI値(クリスタルインピーダンス又は等価直列抵抗)も低く抑えることができるという特性を有する。
このため、略H型の音叉型水晶振動片10は、例えば特に小型でも高精度な性能が求められる振動子に適用されている。
略H型の音叉型水晶振動片10の大きさとしては、例えば図10に示すように腕部12,13の長さが1.644mm、幅が0.1mmとなっており、この腕部12,13に幅0.07mmの幅で溝12a,13aが形成されている。
また、基部11の図において縦方向の長さが0.7mmとなっているため、振動片10全体の縦方向の長さ(L)は、2.344mm程度となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように極めて小型の音叉型水晶振動片10であっても、近年の電子機器等の装置の小型化の要請に対応するには、更なる小型化が求められている。
この小型化の要請に対応するには、基部11の図10における縦方向の長さ(L)を0.7mmより短く形成すれば、全体として振動片10の長さ(L)が短くなり、振動片10が小型化され、最も良いのであるが、以下のような問題があった。
すなわち、単純に基部11の縦方向の長さを短くすると、前記マウント部11a、11aの面積も小さくなり、これにより音叉型水晶振動片10の落下時等の耐衝撃性が悪くなるという問題があった。また、このマウント部11a、11aの面積が小さくなると、振動片10のCI値は大きくなり、且つ振動片毎のCI値バラツキも大きくなるという問題もあった。
【0006】
本発明は上記問題に鑑み、基部の固定部の面積を十分確保し、振動片毎のCI値のバラツキを抑え、且つ小型化できる振動片、振動子、発振器及び電子機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的は、請求項1の発明によれば、基部本体と、振動片を固定するための固定部と、を備える基部と、この基部から突出して形成されている複数の振動腕部と、前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成されている振動片であって、前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成されていると共に、前記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突出して形成されていることを特徴とする振動片により達成される。
【0008】
請求項1の構成によれば、前記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突出して形成されているので、前記基部を小型化しても、前記固定部の面積を十分確保することができる。このため、落下時の耐衝撃性の優れた振動片となる。
また、前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成されているので、前記振動腕部の振動の前記固定部への漏れを小さくすることができる。すなわち、前記振動腕部の垂直方向成分を有した振動の振動漏れを有効に抑えることができるので、CI値の振動片間のバラツキを小さくすることができる。
さらに、前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成されているので、振動腕部の振動損失を低くすることができ、CI値も低く抑えることができる。
したがって、振動片を小型化しても、振動片毎のCI値のバラツキを抑えることができ、個々の振動片のCI値も低く抑えることができる高性能な振動片となる。
【0009】
好ましくは、請求項2の発明によれば、請求項1の構成において、前記固定用突起部が、前記振動腕部の突出方向である長さ方向に向かって突出して形成されていることを特徴とする振動片である。
請求項2の構成によれば、前記固定用突起部が、前記振動腕部の突出方向である長さ方向に向かって突出して形成されているので、前記基部を前記振動腕部の突出方向と直交する幅方向に広げずに、前記固定部の面積を十分確保できる。このため、前記基部を前記幅方向に広げずに小型化でき、振動片全体も小型化することができる。特に振動片全体を前記振動腕部の突出方向について短くすることが可能となる。
【0010】
好ましくは、請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の構成において、前記切り込み部が前記振動腕部の突出方向である長さ方向に直交する幅方向に向かって形成されていると共に、この切り込み部の近傍には前記振動腕部の突出方向である長さ方向に向かって凹状の切り欠き凹部が形成されていることを特徴とする振動片である。
【0011】
請求項3の構成によれば、前記切り込み部が前記振動腕部の突出方向である長さ方向に直交する幅方向に向かって形成されていると共に、この切り込み部の近傍には前記振動腕部の突出方向である長さ方向に向かって凹状の切り欠き凹部が形成されている。このため、前記基部における前記切り込み部と前記切り欠き凹部とが形成されている部分は他の領域より狭い部分となる。したがって、前記振動腕部から前記基部の固定部への振動漏れをより効果的に抑えることができ、CI値の振動片間のバラツキをさらに小さくすることができる。
【0012】
好ましくは、請求項4の発明によれば、請求項1乃至請求項3の構成において、前記振動片が略30KHz乃至略40KHzで発振する水晶で形成されている音叉型振動片であることを特徴とする振動片である。
請求項4の構成によれば、前記振動片が略30KHz乃至略40KHzで発振する水晶で形成されている音叉型振動片の前記基部を小型化しても、前記固定部の面積を十分確保することができる。このため、落下時の耐衝撃性の優れた振動片となる。
【0013】
前記目的は、請求項5の発明によれば、基部本体と、振動片を固定するための固定部と、を備える基部と、この基部から突出して形成されている複数の振動腕部と、前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成されている振動片がパッケージ内に収容されている振動子であって、前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成されていると共に、前記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突出して形成されていることを特徴とする振動子により達成される。
【0014】
請求項5の構成によれば、前記振動片の前記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突出して形成されているので、前記基部を小型化しても、前記固定部の面積を十分確保することができる。このため、落下時の耐衝撃性の優れた振動子となる。
また、前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成されているので、前記振動腕部の振動の前記固定部への漏れを小さくすることができる。すなわち、前記振動腕部の垂直方向成分を有した振動の振動漏れを有効に抑えることができるので、CI値の振動片間のバラツキを小さくすることができる。
さらに、前記振動片の前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成されているので、振動腕部の振動損失を低くすることができ、CI値も低く抑えることができる。
したがって、振動片を小型化しても、振動片毎のCI値のバラツキを抑えることができ、個々の振動片のCI値も低く抑えることができる高性能な振動子となる。
【0015】
好ましくは、請求項6の発明によれば、請求項5の構成において、前記振動片が略30KHz乃至略40KHzで発振する水晶で形成されている音叉型振動片であることを特徴とする振動子である。
請求項6の構成によれば、前記振動片が略30KHz乃至略40KHzで発振する水晶で形成されている音叉型振動片の前記基部を小型化しても、前記固定部の面積を十分確保することができる。このため、落下時の耐衝撃性の優れた振動子となる。
【0016】
好ましくは、請求項7の発明によれば、請求項5又は請求項6の構成において、前記パッケージが箱状に形成されていることを特徴とする振動子である。
請求項7の構成によれば、前記パッケージが箱状に形成されている振動子の振動片の前記基部を小型化しても、前記固定部の面積を十分確保することができる。このため、落下時の耐衝撃性の優れた振動子となる。
【0017】
好ましくは、請求項8の発明によれば、請求項5又は請求項6の構成において、前記パッケージが所謂シリンダータイプに形成されていることを特徴とする振動子である。
請求項8の構成によれば、前記パッケージが所謂シリンダータイプに形成されている振動子の振動片の前記基部を小型化しても、前記固定部の面積を十分確保することができる。このため、落下時の耐衝撃性の優れた振動子となる。
【0018】
前記目的は、請求項9の発明によれば、基部本体と、振動片を固定するための固定部と、を備える基部と、この基部から突出して形成されている複数の振動腕部と、前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成されている振動片と集積回路がパッケージ内に収容されている発振器であって、前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成されていると共に、前記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突出して形成されていることを特徴とする発振器により達成される。
【0019】
請求項9の構成によれば、前記振動片の前記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突出して形成されているので、前記基部を小型化しても、前記固定部の面積を十分確保することができる。このため、落下時の耐衝撃性の優れた発振器となる。
また、前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成されているので、前記振動腕部の振動の前記固定部への漏れを小さくすることができる。すなわち、前記振動腕部の垂直方向成分を有した振動の振動漏れを有効に抑えることができるので、CI値の振動片間のバラツキを小さくすることができる。
さらに、前記振動片の前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成されているので、振動腕部の振動損失を低くすることができ、CI値も低く抑えることができる。
したがって、振動片を小型化しても、振動片毎のCI値のバラツキを抑えることができ、個々の振動片のCI値も低く抑えることができる高性能な発振器となる。
【0020】
前記目的は、請求項10の発明によれば、基部本体と、振動片を固定するための固定部と、を備える基部と、この基部から突出して形成されている複数の振動腕部と、前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成されている振動片がパッケージ内に収容されている振動子であり、この振動子を制御部に接続している電子機器であって、前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成されていると共に、前記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突出して形成されていることを特徴とする電子機器により達成される。
【0021】
請求項10の構成によれば、前記振動片の前記基部の固定部には、固定用突起部が前記基部から突出して形成されているので、前記基部を小型化しても、前記固定部の面積を十分確保することができる。このため、落下時の耐衝撃性の優れた電子機器となる。
また、前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成されているので、前記振動腕部の振動の前記固定部への漏れを小さくすることができる。すなわち、前記振動腕部の垂直方向成分を有した振動の振動漏れを有効に抑えることができるので、CI値の振動片間のバラツキを小さくすることができる。
さらに、前記振動片の前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成されているので、振動腕部の振動損失を低くすることができ、CI値も低く抑えることができる。
したがって、振動片を小型化しても、振動片毎のCI値のバラツキを抑えることができ、個々の振動片のCI値も低く抑えることができる高性能な電子機器となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0023】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る振動片である音叉型水晶振動片100を示す図である。
音叉型水晶振動片100は、例えば所謂水晶Z板となるように水晶の単結晶を切り出して形成されている。また、図1に示す音叉型水晶振動片100は例えば32.768KHzで発信する振動片であるため、極めて小型の振動片となっている。
このような音叉型水晶振動片100は、図1に示すように、基部本体113及び固定部であるマウント部111、111を有する基部110を有している。そして、この基部110から図において上方向に突出するように振動腕部である音叉腕121,122が2本配置されている。
【0024】
また、この音叉腕121,122の表面と裏面には、溝部121a,122aが図1に示すように形成されている。この溝部121a,122aは、図1に示されていない音叉腕121,122の裏面側にも同様に形成されているため、図2に示すように図1のF−F’断面図では、略H型に形成されている。
この溝部121a、122aには、図1及び図2に示すように溝電極123、124が配置され、これら溝電極123、124と対向するように、図2に示すように側面電極125、126が配置されている。
したがって、電圧が図1に示す基部電極127を介して、溝電極123、124及び側面電極125、126に印加されると、音叉腕121,122内部に効果的に電界が発生し、振動損失が低くCI値も低く抑えることができる音叉型水晶振動片100となる。
なお、本実施の形態では、上述のように音叉腕121,122に溝部121a、122aが形成されているが、これに限らず、音叉腕121,122に貫通孔を形成して、電極を配置しても構わない。
【0025】
ところで、図1に示す音叉腕121,122の図において縦方向の長さである音叉腕長さL1は例えば1.644mmに形成されている。
また、基部110は、全体が略板状に形成されていると共に、図1に示すように切り込み部112が例えば2カ所形成されている。
この切り込み部112,112は、音叉腕部121,122の基部110からの突出方向(図において縦方向)と直交する方向(基部110の幅方向)に向かって形成されている。
このように切り込み部112、112が形成されているため、音叉腕121,122の振動の基部110のマウント部111への漏れを小さくすることができるようになっている。すなわち、前記音叉腕部121,122の垂直方向成分の振動漏れを有効に抑え、CI値の音叉型水晶振動片間のバラツキを小さくすることができる。
【0026】
以下、上述の振動漏れについて詳細に説明する。図1に示す音叉型水晶振動片100は、上述のように小型化されているため、図2に示す音叉腕121,122の幅Wは、0.1mmと極めて狭くなっている。また厚みDも0.1mmと小さくなっている。
ところで、図3(a)(b)は音叉型水晶振動片の振動状態を説明する概略説明図であり、図3(a)は、音叉型水晶振動片の通常の振動状態を説明する説明図であり、図3(b)は、音叉型水晶振動片の垂直方向の成分を含む振動状態を説明する説明図である。
図3に示すように音叉型水晶振動片100の音叉腕121,122は、図3(a)に示すように、幅Wが長く厚みDが短ければ、図において矢印Bに示すように通常の水平方向の振動を行うこととなる。
しかし、上述のように幅Wが短くなると、図3(b)に示すように、垂直方向の成分(図において矢印C方向)を含むようになり、矢印Eで示す方向に音叉腕121,122が振動するようになる。
【0027】
図4は、垂直振動成分変位量(nm)と音叉腕121,122の幅W/厚みDとの関係を示すグラフである。図4に示すグラフでも明らかなように垂直振動成分変位量(nm)は音叉腕121,122の幅W/厚みDが1.2より小さくなると急激に変位量も大きくなるのがわかる。
このように音叉腕121,122の振動の垂直成分が増加した状態で、音叉腕121、122が振動すると、この垂直成分の振動が図1の基部110のマウント部111、111へと矢印のように伝わり、エネルギーが逃げてしまうことになる。
このようなエネルギーの逃げである振動漏れが生じると、音叉腕121、122の振動が不安定となり、音叉型水晶振動片100毎のCI値のバラツキが大なる。
【0028】
したがって、音叉型水晶振動片100毎のCI値のバラツキを抑えるために、この振動漏れを抑える必要があり、振動漏れを上述の切り込み部112、112によって抑える構成となっている。
すなわち、この切り込み部112,112は、図1に示すように、音叉腕121,122の振動漏れがマウント部111,111に伝わる中間部に設けられている。
したがって、音叉腕121,122から漏れた振動は、切り込み部112,112によって、幅が狭くなった部分で振動漏れが抑えられ、マウント部111、111への影響を小さくすることができる。
【0029】
ところで、基部110は、その図1における縦方向の長さである基部長L2が、例えば0.50mm程度に形成され、従来の図10の基部長である0.7mmと比べ、略0.20mm程度短くなっている。
したがって、基部110の基部長L2が短くなったことにより、音叉型水晶振動片100全体の縦方向の長さが従来に比べ格段に短くなり、振動片全体を小型化することができるような構成となっている。
【0030】
ところで、基部110には、図1に示すように固定部であるマウント部111,111がその両側に2カ所形成されている。このマウント部111,111は、音叉型水晶振動片100を例えばパッケージ等に固定する際に固定領域として機能する。すなわち、このマウント部111,111に導電性接着剤等を塗布し、パッケージ等に対して振動片を固定すると共に電気的な接続を行う構成となっている。
したがって、上述のように基部110の基部長L2を短くすると、その分、マウント部111,111の面積も小さくなってしまう。このようにマウント部111,111の面積が小さくなると、音叉型水晶振動片100の接着剤等による固定面積が減ってしまい、これにより、落下時等の耐衝撃性が悪化してしまうという問題が生じる。
【0031】
ところで、本実施の形態では、図1に示すように、基部110のマウント部111,111には、基部110から音叉腕121,122の突出方向に向かって突起部111a、111aが2カ所形成されている。
このように突起部111a、111aをマウント部111,111の一部として形成することにより、マウント部111,111全体の面積を小さくすることなく、基部長L2を短くすることが可能となる。
また、突起部111a、111aは、基部110から音叉腕121,122方向に突出して形成されているため、基部110の図1における幅方向の長さをより長くすることがない。
【0032】
したがって、マウント部111、111の面積を十分確保し、耐衝撃性を悪化させることなく、音叉型水晶振動片100全体の小型化が可能となる。
また、このように突出して形成された突起部111a、111aは、基部110に形成されている切り込み部112、112によって、音叉腕121,122から離れて形成されている。すなわち、音叉腕121,122から漏れる上述の漏れ振動は、切り込み部112,112の端部を迂回してマウント部111、そして突起部111aへと達する構成となっている。
したがって、突起部111a、111aは、音叉腕121,122からの振動漏れの影響が最も受けにくい場所に配置されるため、マウント部111全体の面積を十分に確保しても、漏れ振動の影響も受けにくい構成となっている。したがって、振動片毎によるCI値のバラツキを抑えることができる。
【0033】
さらに、本実施の形態では、上述のように基部110に切り込み部112,112が形成されているため、突起部111aを含むマウント部111への漏れ振動の流路は著しく小さくなっている。したがって、漏れ振動が基部110のマウント部111等へ影響を及ぼし、マウント部111からエネルギーが漏れ、振動片毎によるCI値のバラツキが大きくなるという減少を有効に抑えることができる。
本実施の形態の音叉型水晶振動片100を用いて実験した結果、CI値平均が40kΩ、標準偏差4.0kΩという優れた結果となった。
【0034】
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態にかかる音叉型水晶振動片200を示す概略図である。
本実施の形態にかかる音叉型水晶振動片200は、上述の第1の実施の形態にかかる音叉型水晶振動片100と多くの部分の構成が共通するため共通の構成は同一符号等とし、以下、相違点を中心に説明する。
【0035】
本実施の形態にかかる音叉型水晶振動片200は、第1の実施の形態にかかる音叉型水晶振動片100と異なり、図5に示すように基部111の下部に音叉腕121,122方向に凹状の切り欠き凹部214が形成されている。この切り欠き凹部214は、基部本体113の基部電極127が形成されていない部分に設けられている。このため、この切り欠き凹部214によって基部電極127の配置を妨げることがない構成となっている。
この切り欠き凹部214と切り込み部112によって形成される基部本体113の部分(図において丸印の部分)は、他の部分より狭く形成されることになる。そして、この狭く形成された部分が振動の流路(図において矢印)となって上述の漏れ振動がマウント部111に伝わることになる。
このため、この狭い流路によって上述の漏れ振動は、第1の実施の形態にかかる音叉型水晶振動片100より更に抑えられ、そして、CI値の振動片間のバラツキをさらに小さくすることができるようになる。
本実施の形態の音叉型水晶振動片200を用いて実験した結果、CI値平均が40kΩ、標準偏差2.0kΩという更に優れた結果となった。
【0036】
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る振動子であるセラミックパッケージ音叉型振動子300を示す図である。
このセラミックパッケージ音叉型振動子300は、上述の第1の実施の形態の音叉型水晶振動片100を用いている。したがって、音叉型水晶振動片100の構成、作用等については、同一符号を用いて、その説明を省略する。
図6は、セラミックパッケージ音叉型振動子300の構成を示す概略断面図である。図6に示すようにセラミックパッケージ音叉型振動子300は、その内側に空間を有する箱状のパッケージ310を有している。
このパッケージ310には、その底部にベース部311を備えている。このベース部311は、例えばアルミナ等のセラミックス等で形成されている。
【0037】
ベース部311上には、封止部312が設けられており、この封止部312は、蓋体311と同様の材料から形成されている。また、この封止部312の上端部には、蓋体313が載置され、これらベース部311、封止部312及び蓋体313で、中空の箱体を形成することになる。
このように形成されているパッケージ310のベース部311上にはパッケージ側電極314が設けられている。このパッケージ側電極314の上には導電性接着剤等を介して音叉型水晶振動片100の基部110のマウント部111が固定されている。
この音叉型水晶振動片100は、図1に示すように構成されているため、小型で振動片毎にCI値のバラツキが抑えられ、個々の振動片のCI値も低く抑えることができる高性能な振動片である。
したがって、この振動片を搭載したセラミックパッケージ音叉型振動子300も小型で高性能な振動子となる。
【0038】
(第4の実施の形態)
図7は、本発明の第4の実施の形態に係る電子機器の一例であるデジタル携帯電話400を示す概略図である。
このデジタル携帯電話400は、上述の第3の実施の形態のセラミックパッケージ音叉型振動子300と音叉型水晶振動片100とを使用している。
したがって、セラミックパッケージ音叉型振動子300と音叉型水晶振動片100の構成、作用等については、同一符号を用いる等して、その説明を省略する。
図7はデジタル携帯電話400の回路ブロックを示しているが、図7に示すように、デジタル携帯電話400で送信する場合は、使用者が、自己の声をマイクロフォンに入力すると、信号はパルス幅変調・符号化のブロックと変調器/復調器のブロックを経てトランスミッター、アンテナスイッチを介しアンテナから送信されることになる。
【0039】
一方、他人の電話から送信された信号は、アンテナで受信され、アンテナスイッチ、受信フィルターを経て、レシーバーから変調器/復調器ブロックに入力される。そして、変調又は復調された信号がパルス幅変調・符号化のブロックを経てスピーカーに声として出力されるようになっている。
このうち、アンテナスイッチや変調器/復調器ブロック等を制御するためのコントローラが設けられている。
このコントローラは、上述の他に表示部であるLCDや数字等の入力部であるキー、更にはRAMやROM等も制御するため、高精度であることが求められる。また、デジタル携帯電話400の小型化の要請もある。
このような要請に合致するものとして上述のセラミックパッケージ音叉振動子300が用いられている。
【0040】
このセラミックパッケージ音叉型振動子300は、図1に示す音叉型水晶振動片100を有するため、小型で振動片毎にCI値のバラツキが抑えられ、個々の振動片のCI値も低く抑えることができる高性能な振動子である。
したがって、このセラミックパッケージ音叉型振動子300を搭載したデジタル携帯電話400も小型で高性能なデジタル携帯電話となる。
【0041】
(第5の実施の形態)
図8は、本発明の第5の実施の形態に係る発振器である音叉水晶発振器500を示す図である。
このデジタル音叉水晶発振器500は、上述の第3の実施の形態のセラミックパケージ音叉型振動子300と多くの部分で構成が共通している。したがって、セラミックパケージ音叉型振動子300と音叉型水晶振動片100の構成、作用等については、同一符号とし、その説明を省略する。
【0042】
図8に示す音叉型水晶発振器500は、図6に示すセラミックパッケージ音叉振動子300の音叉型水晶振動片100の下方で、ベース部311の上に、図8に示すように集積回路510を配置したものである。
すなわち、音叉水晶発振器500では、その内部に配置された音叉型水晶振動片100が振動すると、その振動は、集積回路510に入力され、その後、所定の周波数信号を取り出すことで、発振器として機能することになる。
すなわち、音叉水晶発振器500に収容されている音叉型水晶振動片100は、図1に示すように構成されているため、小型で振動片毎にCI値のバラツキが抑えられ、個々の振動片のCI値も低く抑えることができる高性能な振動片である。
したがって、この振動片を搭載したデジタル音叉水晶発振器500も小型で高性能な発振器となる。
【0043】
(第6の実施の形態)
図9は、本発明に第6の実施の形態に係る振動子であるシリンダータイプ音叉振動子600を示す図である。
このシリンダータイプ音叉振動子600は、上述の第1の実施の形態の音叉型水晶振動片100を使用している。したがって、音叉型水晶振動片100の構成、作用等については、同一符号等とし、その説明を省略する。
図9は、シリンダータイプ音叉振動子600の構成を示す概略図である。
図9に示すようにシリンダータイプ音叉振動子600は、その内部に音叉型水晶振動片100を収容するための金属製のキャップ630を有している。このキャップ630は、ステム620に対して圧入され、その内部が真空状態に保持されるようになっている。
【0044】
また、キャップ630に収容された略H型の音叉型水晶振動片100を保持すうためのリード610が2本配置されている。
このようなシリンダータイプ音叉振動子600に外部より電流等を印加すると音叉型水晶振動片100の音叉腕121,122が振動し、振動子として機能することになる。
このとき、音叉型水晶振動片100は、図1に示すように構成されているため、小型で振動片毎にCI値のバラツキが抑えられ、個々の振動片のCI値も低く抑えることができる高性能な振動片である。
したがって、この振動片を搭載したシリンダータイプ音叉振動子600も小型で高性能な振動子となる。
【0045】
また、上述の各実施の形態では、32.768kHの音叉型水晶振動子を例に説明したが、15kH乃至155kHの音叉型水晶振動子に適用できることは明らかである。
なお、上述の実施の形態に係る音叉型水晶振動片100は、上述の例のみならず、他の電子機器、携帯情報端末、さらに、テレビジョン、ビデオ機器、所謂ラジカセ、パーソナルコンピュータ等の時計内蔵機器及び時計にも用いられることは明らかである。
さらに、本発明は、上記実施の形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。そして、上記実施の形態の構成は、その一部を省略したり、上述していない他の任意の組み合わせに変更することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、基部の固定部の面積を十分確保し、振動片毎のCI値のバラツキを抑え、且つ小型化できる振動片、振動子、発振器及び電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る音叉型水晶振動片の概略図である。
【図2】図1のF−F’線概略断面図である。
【図3】(a)音叉型水晶振動片の通常の振動状態を説明する説明図である。(b)音叉型水晶振動片の垂直方向の成分を含む振動状態を説明する説明図である。
【図4】垂直振動成分変位量(nm)と音叉腕121,122の幅W/厚みDとの関係を示すグラフである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る音叉型水晶振動片の概略図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るセラミックパッケージ音叉型振動子の構成を示す概略断面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るデジタル携帯電話の回路ブロックを示す概略図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係る音叉水晶発振器の構成を示す概略断面図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態に係るシリンダータイプ音叉振動子の構成を示す概略断面図である。
【図10】従来の音叉型水晶振動片を示す概略図である。
【図11】図10のA−A’線概略断面図である。
【符号の説明】
100、200・・・音叉型水晶振動片
110・・・基部
111・・・マウント部
111a・・・突起部
112・・・切り欠き部
113・・・基部本体
L1・・・音叉腕長さ
L2・・・基部長
121,122・・・音叉腕
121a、122a・・・溝部
123,124・・・溝電極
125,126・・・側面電極
127・・・基部電極
214・・・切り欠き凹部
300・・・セラミックパッケージ音叉型振動子
310・・・パッケージ
311・・・ベース部
312・・・封止部
313・・・蓋体
314・・・パッケージ側電極
400・・・デジタル携帯電話
500・・・音叉水晶発振器
510・・・集積回路
600・・・シリンダータイプ音叉振動子
610・・・リード
620・・・ステム
630・・・キャップ

Claims (9)

  1. 基部本体と、
    振動片を固定するための固定部と、を備える基部と、
    前記基部から突出して形成されている複数の振動腕部と、
    前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成されている振動片であって、
    前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成されていると共に、
    前記固定部は、前記切り込み部を挟んで前記振動腕部の反対側の前記基部本体から前記振動腕部の突出方向である長さ方向に略直交する幅方向に突出して形成されており、
    前記固定部には、固定用突起部が前記振動腕部の突出方向である長さ方向であって前記振動腕部側に向かって突出して形成されていることを特徴とする振動片。
  2. 前記切り込み部が前記振動腕部の突出方向である長さ方向に略直交する幅方向に向かって形成されていると共に、前記切り込み部の近傍には前記振動腕部の突出方向である長さ方向に向かって凹状の切り欠き凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の振動片。
  3. 前記振動片が略30KHz乃至略40KHzで発振する水晶で形成されている音叉型振動片であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の振動片。
  4. 基部本体と、
    振動片を固定するための固定部と、を備える基部と、
    前記基部から突出して形成されている複数の振動腕部と、
    前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成されている振動片がパッケージ内に収容されている振動子であって、
    前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成されていると共に、
    前記固定部は、前記切り込み部を挟んで前記振動腕部の反対側の前記基部本体から前記振動腕部の突出方向である長さ方向に略直交する幅方向に突出して形成されており、
    前記固定部には、固定用突起部が前記振動腕部の突出方向である長さ方向であって前記振動腕部側に向かって突出して形成されていることを特徴とする振動子。
  5. 前記振動片が略30KHz乃至略40KHzで発振する水晶で形成されている音叉型振動片であることを特徴とする請求項に記載の振動子。
  6. 前記パッケージが箱状に形成されていることを特徴とする請求項又は請求項に記載の振動子。
  7. 前記パッケージが所謂シリンダータイプに形成されていることを特徴とする請求項又は請求項に記載の振動子。
  8. 基部本体と、
    振動片を固定するための固定部と、を備える基部と、
    前記基部から突出して形成されている複数の振動腕部と、
    前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成されている振動片と集積回路がパッケージ内に収容されている発信器であって、
    前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成されていると共に、
    前記固定部は、前記切り込み部を挟んで前記振動腕部の反対側の前記基部本体から前記振動腕部の突出方向である長さ方向に略直交する幅方向に突出して形成されており、
    前記固定部には、固定用突起部が前記振動腕部の突出方向である長さ方向であって前記振動腕部側に向かって突出して形成されていることを特徴とする発信器。
  9. 基部本体と、
    振動片を固定するための固定部と、を備える基部と、
    前記基部から突出して形成されている複数の振動腕部と、
    前記複数の各振動腕部の表面部及び/又は裏面部に溝部若しくは貫通孔が形成されている振動片がパッケージ内に収容されている振動子であり、前記振動子を制御部に接続している電子機器であって、
    前記振動片の前記基部の前記基部本体には、切り込み部が形成されていると共に、
    前記固定部は、前記切り込み部を挟んで前記振動腕部の反対側の前記基部本体から前記振動腕部の突出方向である長さ方向に略直交する幅方向に突出して形成されており、
    前記固定部には、固定用突起部が前記振動腕部の突出方向である長さ方向であって前記振動腕部側に向かって突出して形成されていることを特徴とする電子機器。
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