JP2011210128A - 組版装置、小組作成方法及び小組作成プログラム - Google Patents

組版装置、小組作成方法及び小組作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セット商品の商品レコードを同一の小組に自動で割り付けることができる組版装置等を提供することを課題とする。
【解決手段】各商品の属性情報を商品レコードにそれぞれ対応づけて記憶する前記データベースを有する。小組レイアウトフレームに設定された流し込み設定に従って、前記属性情報が同一である複数の前記商品レコードを、前記小組レイアウトフレームを構成するフレームに割り付けて小組を作成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、台紙ファイルに商品レコードを流し込んでチラシやカタログを製作するための組版装置の技術分野に関し、特に、複数の商品からなるセット商品の商品レコードの流し込みを行う組版装置等の技術分野に関する。
カタログやチラシ等を作成するためのDTP編集を効率的に進めるために、DTP編集レイアウトソフトを応用した自動組版システムが開発され、実用化されている。例えば、特許文献1に記載のページレイアウトシステムは、商品番号・商品名・価格・商品説明等の情報からなるテキストデータ、画像データ、テンプレートとなる小組ファイル、紙面データとなる台紙を準備し、テキストデータ及び画像データを小組ファイルに割り付けて、1つの小組に自動組版を行なうものである。
特開2000−029875号公報
最近ではカタログやチラシ等のデザイン性に対する要求度が高まっている。たとえば、複数の商品からなるセット商品を一つの小組内に配置するデザイン作業を行なう場合、セット商品以外の商品レコードは従来技術に従って自動で小組を作成し、セット商品については、オペレータが手作業で複数の商品のレコードを1つの小組に割り付けていた。
このように、自動での割り付けと手作業での割り付けが1つの組版で発生すると、自動で行うか、手動で行うか、を区別しなければならず、煩雑でしかも作業効率も悪い。その結果、かえって人的ミスが増加してしまうという問題もある。しかも、手作業の場合に、セット商品以外の商品レコードを同一小組に割り付けたり、セット商品にもかかわらず別の小組に割り付けたりといったミスが発生する可能性もある。
そこで、本発明は、このような問題等に鑑みて為されたもので、セット商品の商品レコードを同一の小組に自動で割り付けることができる組版装置等を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、商品に関する情報を示す商品レコードを記憶するデータベースを有し、前記データベースから前記商品レコードを取得して小組レイアウトフレームに割り付けて小組を作成する組版装置であって、各前記商品の属性情報を前記商品レコードにそれぞれ対応づけて記憶する前記データベースと、前記小組レイアウトフレームに設定された流し込み設定に従って、前記属性情報が同一である複数の前記商品レコードを、前記小組レイアウトフレームを構成するフレームに割り付けて小組を作成する小組作成手段と、を有することを特徴とする組版装置である。
上記課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の組版装置であって、前記小組作成手段は、前記属性情報が同一である複数の前記商品レコードのうち、前記データベースの先頭に登録された商品レコードを、前記小組レイアウトフレームを構成するフレームに割り付けて小組を作成することを特徴とする組版装置である。
上記課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の組版装置であって、前記小組レイアウトフレームを構成するフレームの数が、前記属性情報が同一である複数の前記商品レコードの数と等しくなるように、前記フレームを複製する複製処理手段を有し、前記小組作成手段は、前記属性情報が同一である前記各商品レコードを、各前記フレームに割り付けて小組を作成することを特徴とする組版装置である。
上記課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の組版装置において、前記商品レコードは、テキストデータであって、前記小組作成手段は、前記属性情報が同一である前記各テキストデータを、前記流し込み設定によって指示される文字列を介して連結して前記小組レイアウトフレームを構成するフレームに割り付けて小組を作成することを特徴とする組版装置である。
上記課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の組版装置において、前記商品レコードは、画像データであって、前記小組レイアウトフレームを構成するフレームの数が、前記属性情報が同一である複数の前記画像データの数と等しくなるように、前記フレームを分割する分割処理手段を有し、前記小組作成手段は、前記属性情報が同一である前記各画像データを、前記分割処理手段によって分割された各フレームに割り付けて小組を作成することを特徴とする組版装置である。
上記課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、商品に関する情報を示す商品レコードを記憶するデータベースを有し、前記データベースから前記商品レコードを取得して小組レイアウトフレームに割り付けて小組を作成する組版装置が行う小組作成方法であって、各前記商品の属性情報を前記商品レコードにそれぞれ対応づけて記憶する前記データベースから、前記属性情報が同一である複数の前記商品レコードを取得して、前記小組レイアウトフレームに設定された流し込み設定に従って、前記小組レイアウトフレームを構成するフレームに割り付けて小組を作成することを特徴とする小組作成方法である。
上記課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、商品に関する情報を示す商品レコードを記憶するデータベースを有し、前記データベースから前記商品レコードを取得して小組レイアウトフレームに割り付ける組版装置に含まれるコンピュータが、各前記商品の属性情報を前記商品レコードにそれぞれ対応づけて記憶する前記データベースから、前記属性情報が同一である複数の前記商品レコードを取得して、前記小組レイアウトフレームに設定された流し込み設定に従って、前記小組レイアウトフレームを構成するフレームに、流し込みを行い小組を作成する小組作成手段として機能することを特徴とする小組作成プログラムである。
本発明は、商品レコードに属性情報を対応づけ、小組レイアウトフレームに対し、属性情報毎に商品レコードの流し込みを行った。これにより、セット商品の商品レコードを、1つの小組に自動で割り付けることができる。
本実施形態に係る組版装置10の構成例を示す図である。 テキストデータベース121に登録された商品レコードの一例である。 小組レイアウトデータベース123に登録された小組レイアウトデータの一例を示す図である。 流し込み処理の様子を示す概略説明図である。 (A)は、図3に示すlayout2の小組レイアウトデータに従って作成された小組による流し込み結果ファイルの例である。(B)は、図3に示すlayout3の小組レイアウトデータに従って作成された小組による流し込み結果ファイルの例である。 組版装置10の制御部11の流し込み実行処理を示すフローチャートである。 ステップS4の「流し込み処理」を示すフローチャートである。 ステップS7の「テキスト流し込み処理」を示すフローチャートである。 ステップS8の「画像流し込み処理」を示すフローチャートである。
本実施形態に係る組版装置の構成及び機能について説明する。
図1は、組版装置10の構成例である。
組版装置10は、演算機能を有するCPU、作業用RAM、各種データ及びプログラム(本発明の小組作成プログラムを含む)を記憶するROM等から構成されたコンピュータとしての制御部11、ハードディスクドライブ等を備える記憶部12、液晶ディスプレイ等の表示画面を備える表示部13、オペレータなどの割り付け作業者からの指示を受け付け当該指示に応じた指示信号を制御部11に対して与える入力部(例えば、キーボード、マウス、或いは、操作パネル等)14、ネットワーク(LAN(Local Area Network)を含む)を介して図示しない他のコンピュータ、サーバ及び顧客コンピュータなどと通信を行なうための通信部15を備えて構成されている。
記憶部12は、テキストデータベース121、画像データベース122、小組レイアウトデータベース123、文字組体裁データベース124等を記憶する。本実施形態では、テキストデータベース121に登録されたテキストデータと、画像データベース122に登録された画像データを、商品レコードと言う。
テキストデータベース121には、複数の商品の商品レコードのテキストデータとして登録されている。テキストデータとは、例えば、商品番号・商品名・価格・商品説明などの商品に関する情報である。図2にテキストデータベース121に登録されたテキストデータの一例を示す。図2に示す例の場合、商品の属性情報を示す「セットキー」が、商品を一意に特定するための識別情報としての「商品キー」、商品の名称を示す「商品名」、商品の画像データの名称を示す「画像ファイル名」に対応付けて登録されている。例えば、種類やカテゴリーが同じである商品については、それぞれの商品のテキストデータに同一のセットキーを対応付け、複数の商品からなる“セット商品”として登録する。なお、「商品キー」には、例えば商品の型番等を使用することができる。
図2に示す例の場合、テキストデータの一行目から三行目の3つの商品は、セットキー「A」のセット商品である。
画像データベース122には、商品レコードの一例である画像データが登録されている。各画像データは、テキストデータベース121に登録されたテキストデータの「画像ファイル名」に紐付けされている。したがって、各画像データは、「画像ファイル名」を介してテキストデータベース121の「セットキー」に対応付けられている。
小組レイアウトデータベース123は、各商品の商品レコード(テキストデータ及び画像データ)を割り付けて(流し込んで)小組を作成するためのものであり、テキストデータが割り付けられる(流し込まれる)テキストフレームと、画像が割り付けられる(流し込まれる)画像フレームにより構成される小組レイアウトデータが登録されている。文字組体裁データベース124は、各商品のテキストデータ及び画像データを小組レイアウトデータに基づいて割り付ける際の文字テキストの色、サイズ等の文字表示属性情報や、小組レイアウトデータを構成するフレームの線の色、太さ、形状等のオブジェクト表示属性情報が設定された文字組体裁データが登録されている。
なお、小組レイアウトデータベース123に登録される小組レイアウトデータのテキストフレームおよび画像フレームには、それぞれセット商品の商品レコードを流し込みする際の、「流し込み設定」があらかじめ設定されている。テキストフレームの流し込み設定は、「先頭」、「連結」、「複製」の三種類である。画像フレームの流し込み設定は、「先頭」、「分割」、「複製」の三種類である。
図3は、小組レイアウトデータベース123に登録された小組レイアウトデータの一例を示す図である。
図3に示す例の場合、layout1〜3の3種類の小組レイアウトデータが登録されている。いずれも1つのテキストフレームと1つの画像フレームから構成される小組レイアウトデータであるが、セット商品を流し込みする際の「流し込み設定」がそれぞれ異なる。
layout1の小組レイアウトデータの場合、流し込み設定として、テキストフレームには≪先頭≫が設定され、画像フレームにも≪先頭≫が設定される。
layout2の小組レイアウトデータの場合、流し込み設定として、テキストフレームには≪連結≫が設定され、画像フレームには≪分割≫が設定される。テキストフレームの流し込み設定が≪連結≫の場合には、テキスト同士を連結するための連結文字列も設定される。図3のlayout2の小組レイアウトデータの場合、連結文字列として改行を示す『¥n』が設定される。画像フレームの流し込み設定が≪分割≫の場合、画像フレームを分割する方向を示す分割方向(縦又は横)も設定される。図3のlayout2の小組レイアウトデータの場合、分割方向が横と設定される。
layout3の小組レイアウトデータの場合、流し込み設定として、テキストフレームには≪複製≫が設定され、画像フレームにも≪複製≫が設定される。≪複製≫の場合には、複製したフレームの位置を定める縦方向と横方向の変位情報も設定される。図3のlayout3の小組レイアウトデータの場合、テキストフレームの変位情報には、縦方向変位:5mm、横方向変位:0mmが設定され、画像フレームの変位情報には、縦方向変位:0mm、横方向変位:10mmが設定される。
このように、流し込み設定がされたテキストフレーム及び画像フレームにより構成される小組レイアウトデータが、小組レイアウトデータベース123に予め登録されている。
図4は、流し込み処理の様子を示す概略説明図である。
組版装置10の制御部11は、テキストデータベース121からテキストデータを取得し、さらに、画像データベース122からテキストデータの「画像ファイル名」に対応する画像データを取得する。そして、小組レイアウトデータベース123から選択された任意の小組レイアウトデータに従って、取得したテキストデータ及び画像データに対する流し込み処理を行う。このとき、制御部11は、小組レイアウトデータを構成するテキストフレームおよび画像フレームに設定された流し込み設定に従って、取得したテキストデータ及び画像データの流し込み処理を行う。また、制御部11は、文字組体裁データベース124の文字組体裁データを参照し、設定された文字表示属性情報及び表示属性情報に基づいて流し込み処理を行う。
台紙には、小組枠が設けられており、作成された小組が商品レコードのセットキーに対応する小組枠に配置される。
図4に示す例は、layout1の小組レイアウトデータに従って図2に示すテキストデータの流し込み処理を行った場合の例である。図4に示す例の場合、台紙にはセットキー「A」に対応する小組枠「A」と、セットキー「B」に対応する小組枠「B」が設けられている。小組枠「A」には、セットキー「A」の商品レコードによって作成された小組が配置され、小組枠「B」にはセットキー「B」の商品レコードによって作成された小組が配置される。
図4に示す例の場合、layout1の小組レイアウトデータを構成するテキストフレームに設定された流し込み設定≪先頭≫に従って、テキストデータの流し込みが行われる。流し込み設定≪先頭≫の場合、同一セットキーのテキストデータの値のなかで、先頭のテキストデータの値を流し込む。図4に示す例の場合、テキストデータベース121に登録されたセットキー「A」のテキストデータの商品名「ふりかけ(たまご)」、「ふりかけ(さけ)」、「ふりかけ(うめ)」のうち、先頭の商品名「ふりかけ(たまご)」が選択されテキストフレーム内に割り付けられる。また、layout1の小組レイアウトデータを構成する画像フレームに設定された流し込み設定≪先頭≫に従って、画像データの流し込みが行われる。画像データベース122に登録された「ふりかけ(たまご)」の画像データ(画像ファイル名は001.jpg)、「ふりかけ(さけ)」の画像データ(画像ファイル名は002.jpg)、「ふりかけ(うめ)」の画像データ(画像ファイル名は003.jpg)のうち、先頭の商品名「ふりかけ(たまご)」の画像データ(画像ファイル名は001.jpg)が選択され、画像データベース122から取得されて画像フレーム内に割り付けられる。以上の処理により作成された小組が小組枠「A」に配置される。
セットキー「B」の場合、商品レコードは1つしかない(図2)。この場合、セットキー「B」のテキストデータの商品名「しょうゆ」がテキストフレーム内に割り付けられる。また、セットキー「B」の画像データ(画像ファイル名は004.jpg)が画像データベース122から取得されて画像フレーム内に割り付けられる。以上の処理により作成された小組が小組枠「B」に配置される。
このような処理により、セットキー「A」とセットキー「B」の商品レコードによって2つの小組が作成される。各小組には、セットキーの名前が小組名として付与される。そして、各小組が小組枠に配置されてし込み結果ファイルが作成される。
図5(A)は、図3に示すlayout2の小組レイアウトデータに従って作成された小組による流し込み結果ファイルの例であり、図5(B)は、図3に示すlayout3の小組レイアウトデータに従って作成された小組による流し込み結果ファイルの例である。
図5(A)に示す例の場合、layout2の小組レイアウトデータを構成するテキストフレームに設定された流し込み設定≪連結≫(連結文字列:『¥n』(改行))に従ってテキストデータの流し込みが行われる。流し込み設定≪連結≫(連結文字列:『¥n』(改行))の場合、同一セットキーのテキストデータの値を連結文字列を挟んで連結する。この場合、連結文字列『¥n』を挟んで連結する。文字列『¥n』を改行を指定する文字列であるため、図5に示すように、セットキー「A」のテキストデータの商品名がテキストフレーム内で一商品名ずつ改行されて流し込まれる。
また、layout2の小組レイアウトデータを構成する画像フレームに設定された流し込み設定≪分割≫(分割方向:横)に従って、画像データの流し込みが行われる。流し込み設定≪分割≫(分割方向:横)の場合、画像フレームの数が、同一セットキーの商品レコードの数と等しくなるよう、画像フレームを指定方向に分割する。ここでは分割方向が「横」に指定されている。そして分割後の各画像フレームに、「ふりかけ(たまご)」の画像データ(画像ファイル名は001.jpg)、「ふりかけ(さけ)」の画像データ(画像ファイル名は002.jpg)、「ふりかけ(うめ)」の画像データ(画像ファイル名は003.jpg)を割り付ける。以上の処理により作成された小組が小組枠「A」に配置される。
セットキー「B」の場合も同様の処理が行われる。すなわち、セットキー「B」の商品レコードは1つしかない。そのためテキストフレームにはセットキー「B」のテキストデータの商品名「しょうゆ」のみが流し込まれる。また、画像フレームも分割されることなく単にセットキー「B」の画像データ(画像ファイル名は004.jpg)が画像データベース122から取得されて割り付けられる。
図5(B)に示す例の場合、layout3の小組レイアウトデータを構成するテキストフレームに設定された流し込み設定≪複製≫(縦方向変位:5mm、横方向変位:0mm)に従ってテキストデータの流し込みが行われる。流し込み設定≪複製≫(縦方向変位:5mm、横方向変位:0mm)の場合、テキストフレームの数が、同一セットキーのテキストデータの数と等しくなるよう、テキストフレームを複製する。複製した各テキストフレームは、変位情報に従って順にずらして配置する。そして、各テキストフレームに、各テキストデータの値を流し込む。図5(B)に示す例の場合、セットキー「A」の商品レコード数が3つであるためテキストフレームの数も3つになるよう複製する。そして、複製した各テキストフレームを元のテキストフレームから縦方向に5mmずつずらして配置する。そして、図5(B)に示すように各テキストフレームにセットキー「A」の各テキストデータが流し込まれる。
また、layout3の小組レイアウトデータを構成する画像フレームに設定された流し込み設定≪複製≫(縦方向変位:0mm、横方向変位:10mm)に従って、画像データの流し込みが行われる。流し込み設定≪複製≫(縦方向変位:0mm、横方向変位:10mm)の場合、画像フレームの数が、同一セットキーの商品レコードの数と等しくなるよう、画像フレームを複製する。複製した各画像フレームは、変位情報に従って順にずらして配置する。そして、各画像フレームに、各テキストデータの画像ファイル名に対応する画像データを割り付ける。図5(B)に示す例の場合、セットキー「A」の商品レコード数が3つであるため画像フレームの数も3つになるよう複製する。そして、複製した各画像フレームを元の画像フレームから横方向に10mmずつずらして配置する。そして、図5(B)に示すように各テキストフレームにセットキー「A」の各テキストデータの画像ファイル名に対応する画像データが流し込まれる。
セットキー「B」の場合も同様の処理が行われる。すなわち、セットキー「B」の商品レコードは1つしかない。そのためテキストフレームは複製されることもなく、セットキー「B」のテキストデータの商品名「しょうゆ」のみが流し込まれる。また、画像フレームも分割されることなく単にセットキー「B」の画像データ(画像ファイル名は004.jpg)が画像データベース122から取得されて割り付けられる。
このように、複数の商品からなるセット商品の商品レコードを、1つの小組に自動で割り付けることができる。
<流し込み実行処理>
次に、本実施形態に係る組版装置10の制御部11の流し込み実行処理について、図6〜図9を用いて説明する。
図6は、組版装置10の制御部11の流し込み実行処理を示すフローチャートである。
この処理は、商品レコードをセット商品ごとに1つの小組に流し込みを行う処理であり、オペレータによって処理の実行が指示(入力部14の操作による)されることにより本発明における小組作成プログラムが制御部11により開始される。
先ず、制御部11は、商品レコードを取得する(ステップS1)。テキストデータをテキストデータベース121から取得し、画像レコードを画像データベースからそれぞれ取得する。次に、制御部11は、セット商品単位で各商品レコードに分割する(ステップS2)。
続いて、制御部11は、ステップS3乃至ステップS6の割り付け処理を行なう(ステップS3)。割り付け処理は、ステップS2で分割したセット商品の数k回分、各セット商品に対して行われる処理である。図2に示す例の場合、セットキーAとB(k=2)の各セット商品に対して割り付け処理が行われる。
まず、制御部11は、i番目のセット商品の「流し込み処理」を行う(ステップS4)。ステップS3の処理を最初に行なう際のi値は「1」である。なお、「流し込み処理」については図7〜図9にて詳述する。そして、制御部11は、i番目のセット商品の小組を作成して記憶部12に保存する(ステップS5)。このとき、セット商品のセットキーを小組名に付与して保存する。その後「i」を1インクリメントしてステップS6へ移行する。制御部11は、セット商品の数k回分、ステップS3乃至ステップS6の処理を繰り返し行い、全ての商品レコードの割り付けを行なった後(i=k)に(ステップS6)、処理を終了する。以上の処理で生成された小組は、セットキーに基づいて台紙上の対応する小組枠に配置される。
図7は、上記ステップS4の「流し込み処理」を示すフローチャートである。
制御部11は、「テキスト流し込み処理」(ステップS7)と、「画像流し込み処理」(ステップS8)を行い、図6のステップS5の処理へ移行する。
図8は、上記ステップS7の「テキスト流し込み処理」を示すフローチャートである。
制御部11は、小組レイアウトデータにおけるテキストフレームデータを取得する(ステップS9)。取得したそれぞれのテキストフレームデータに対応するテキストデータをそれぞれ取得する(ステップS10)。
続いて、制御部11は、ステップS11乃至ステップS18のテキスト流し込み処理を行なう(ステップS11)。テキスト流し込み処理は、ステップS9で取得したテキストフレームデータの数(tf)回分、各テキストフレームに対するテキストデータの流し込み処理である。
まず、制御部11は、i番目のテキストフレームに対して流し込み処理を行う。処理を最初に行なう際のi値は「1」である。まず、ステップS10で取得したテキストデータのうち、i番目のテキストフレームに対応するテキストデータの数は2以上であるか否かを判定する(ステップS12)。判定の結果、i番目のテキストフレームに対応するテキストデータの数が2以上でない場合には(ステップS12:No)、ステップS15へ移行する。
一方、判定の結果、i番目のテキストフレームに対応するテキストデータの数が2以上である場合には(ステップS12:Yes)、i番目のテキストフレームに設定された流し込み設定を取得する(ステップS13)。
次いで、制御部11は、流し込み設定の種類を判別する(ステップS14)。流し込み設定の種類が≪先頭≫である場合にはステップS15に移行する(ステップS14:先頭)。そして、ステップS15にて先頭処理によりテキストデータの流し込みを行う。
一方、流し込み設定の種類が≪複製≫である場合にはステップS16に移行し(ステップS14:複製)、複製処理によりテキストデータの流し込みを行う。また、流し込み設定の種類が≪連結≫である場合にはステップS17に移行し(ステップS14:連結)、連結処理によりテキストデータの流し込みを行う。その後「i」を1インクリメントしてステップ18へ移行する。
制御部11は、テキストフレームデータの数(tf)回分、ステップS11乃至ステップS18の処理を繰り返し行い、全てのテキストフレームに対して割り付けを行なった後(i=tf)に(ステップS18)、処理を終了する。
図9は、上記ステップS8の「画像流し込み処理」を示すフローチャートである。
制御部11は、小組レイアウトデータにおける画像フレームデータを取得する(ステップS19)。取得したそれぞれの画像フレームデータに対応する画像データをそれぞれ取得する(ステップS20)。
続いて、制御部11は、ステップS21乃至ステップS28の画像流し込み処理を行なう(ステップS21)。画像流し込み処理は、ステップS19で取得した画像フレームデータの数(if)回分、各画像フレームに対する画像データの流し込み処理である。
まず、制御部11は、i番目の画像フレームに対して流し込み処理を行う。処理を最初に行なう際のi値は「1」である。まず、ステップS20で取得した画像データのうち、i番目の画像フレームに対応する画像データの数は2以上であるか否かを判定する(ステップS22)。判定の結果、i番目の画像フレームに対応する画像データの数が2以上でない場合には(ステップS22:No)、ステップS25へ移行する。
一方、判定の結果、i番目の画像フレームに対応する画像データの数が2以上である場合には(ステップS22:Yes)、i番目の画像フレームに設定された流し込み設定を取得する(ステップS23)。
次いで、制御部11は、流し込み設定の種類を判別する(ステップS24)。流し込み設定の種類が≪先頭≫である場合にはステップS25に移行する(ステップS24:先頭)。そして、ステップS25にて先頭処理により画像データの流し込みを行う。
一方、流し込み設定の種類が≪複製≫である場合にはステップS26に移行し(ステップS24:複製)、複製処理により画像データの流し込みを行う。また、流し込み設定の種類が≪分割≫である場合にはステップS27に移行し(ステップS24:分割)、分割処理により画像データの流し込みを行う。その後「i」を1インクリメントしてステップ28へ移行する。
制御部11は、画像フレームデータの数(if)回分、ステップS21乃至ステップS28の処理を繰り返し行い、全ての画像フレームに対して割り付けを行なった後(i=if)に(ステップS28)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、商品レコードにセットキーを対応づけ、小組レイアウトフレームに対し、セットキー毎に商品レコードの流し込みを行った。これにより、セット商品の商品レコードを、1つの小組に自動で割り付けることができる。
なお、上述した実施形態では、テキストフレームの流し込み設定≪先頭≫と画像フレームの流し込み設定≪先頭≫、テキストフレームの流し込み設定≪複製≫と画像フレームの流し込み設定≪複製≫、テキストフレームの流し込み設定≪連結≫と画像フレームの流し込み設定≪分割≫の3つの組み合わせによる流し込み設定の例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
10 組版装置
11 制御部
12 記憶部
121 テキストデータベース
122 画像データベース
123 小組レイアウトデータベース
124 文字組体裁データベース
13 表示部
14 入力部
15 通信部

Claims (7)

  1. 商品に関する情報を示す商品レコードを記憶するデータベースを有し、前記データベースから前記商品レコードを取得して小組レイアウトフレームに割り付けて小組を作成する組版装置であって、
    各前記商品の属性情報を前記商品レコードにそれぞれ対応づけて記憶する前記データベースと、
    前記小組レイアウトフレームに設定された流し込み設定に従って、前記属性情報が同一である複数の前記商品レコードを、前記小組レイアウトフレームを構成するフレームに割り付けて小組を作成する小組作成手段と、
    を有することを特徴とする組版装置。
  2. 請求項1に記載の組版装置であって、
    前記小組作成手段は、前記属性情報が同一である複数の前記商品レコードのうち、前記データベースの先頭に登録された商品レコードを、前記小組レイアウトフレームを構成するフレームに割り付けて小組を作成することを特徴とする組版装置。
  3. 請求項1に記載の組版装置であって、
    前記小組レイアウトフレームを構成するフレームの数が、前記属性情報が同一である複数の前記商品レコードの数と等しくなるように、前記フレームを複製する複製処理手段を有し、
    前記小組作成手段は、前記属性情報が同一である前記各商品レコードを、各前記フレームに割り付けて小組を作成することを特徴とする組版装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の組版装置において、
    前記商品レコードは、テキストデータであって、
    前記小組作成手段は、前記属性情報が同一である前記各テキストデータを、前記流し込み設定によって指示される文字列を介して連結して前記小組レイアウトフレームを構成するフレームに割り付けて小組を作成することを特徴とする組版装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の組版装置において、
    前記商品レコードは、画像データであって、
    前記小組レイアウトフレームを構成するフレームの数が、前記属性情報が同一である複数の前記画像データの数と等しくなるように、前記フレームを分割する分割処理手段を有し、
    前記小組作成手段は、前記属性情報が同一である前記各画像データを、前記分割処理手段によって分割された各フレームに割り付けて小組を作成することを特徴とする組版装置。
  6. 商品に関する情報を示す商品レコードを記憶するデータベースを有し、前記データベースから前記商品レコードを取得して小組レイアウトフレームに割り付けて小組を作成する組版装置が行う小組作成方法であって、
    各前記商品の属性情報を前記商品レコードにそれぞれ対応づけて記憶する前記データベースから、前記属性情報が同一である複数の前記商品レコードを取得して、前記小組レイアウトフレームに設定された流し込み設定に従って、前記小組レイアウトフレームを構成するフレームに割り付けて小組を作成することを特徴とする小組作成方法。
  7. 商品に関する情報を示す商品レコードを記憶するデータベースを有し、前記データベースから前記商品レコードを取得して小組レイアウトフレームに割り付ける組版装置に含まれるコンピュータが、
    各前記商品の属性情報を前記商品レコードにそれぞれ対応づけて記憶する前記データベースから、前記属性情報が同一である複数の前記商品レコードを取得して、前記小組レイアウトフレームに設定された流し込み設定に従って、前記小組レイアウトフレームを構成するフレームに、流し込みを行い小組を作成する小組作成手段として機能することを特徴とする小組作成プログラム。
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