JP6341259B2 - 組版装置、組版プログラム及び組版方法 - Google Patents

組版装置、組版プログラム及び組版方法 Download PDF

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Description

本発明は、組版装置、組版プログラム及び組版方法に関する。
従来、組版で使用するテンプレートは、複数の画像要素の配置位置が固定されている。そのため、画像要素の配置位置が異なるものにしたい場合には、その都度異なる配置位置のテンプレートを別に用意していた(例えば、特許文献1)。
特開2000−48216号公報
特許文献1に記載されているものは、画像要素の配置位置ごとにテンプレートを用意するため、テンプレート等のデータの管理が煩雑であった。
そこで、本発明は、データの管理負担を軽減した組版装置、組版プログラム及び組版方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、1以上のオブジェクトを指定位置に配置可能な小組テンプレートを記憶するテンプレート記憶部と、オブジェクトと配置位置とを対応付けたオブジェクトデータを受け付けるデータ受付手段と、前記小組テンプレートに前記オブジェクトデータを適用して、前記指定位置に代えて前記オブジェクトデータが示す配置位置に、オブジェクトを配置するオブジェクト配置手段と、を備える組版装置である。
第2の発明は、第1の発明の組版装置において、前記小組テンプレートは、オブジェクトの大きさを指定する指定サイズを含み、前記オブジェクトデータには、オブジェクトのサイズ情報が前記オブジェクトに対応付けられており、前記オブジェクト配置手段は、前記オブジェクトデータが示す配置位置に、前記指定サイズに代えて前記オブジェクトデータのサイズ情報が示すサイズでオブジェクトを配置すること、を特徴とする組版装置である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の組版装置において、前記オブジェクト配置手段は、前記オブジェクトデータに配置位置及びサイズ情報のうち少なくとも一方を含まない場合には、前記小組テンプレートの指定位置に前記オブジェクトを配置し、又は、前記小組テンプレートの指定サイズで前記オブジェクトを配置すること、を特徴とする組版装置である。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの組版装置としてコンピュータを機能させるための組版プログラムである。
第5の発明は、組版処理を行うコンピュータにおける組版方法であって、データ受付手段が、オブジェクトと、配置位置と、サイズ情報とを対応付けたオブジェクトデータを受け付けるステップと、オブジェクト配置手段が、前記オブジェクトデータを、1以上のオブジェクトを指定位置に指定サイズで配置可能な小組テンプレートに適用して、前記指定位置に代えて前記オブジェクトデータが示す前記配置位置に、前記指定サイズに代えて前記オブジェクトデータの前記サイズ情報が示すサイズのオブジェクトを配置するステップと、を含むこと、を特徴とする組版方法である。
本発明によれば、データの管理負担を軽減した組版装置、組版プログラム及び組版方法を提供することができる。
本実施形態に係る組版装置の機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係る組版装置で使用する各データの例を説明するための図である。 本実施形態に係る組版装置の設定処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る組版装置の設定処理での具体例を示す図である。 本実施形態に係る組版装置のレイアウト処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る組版装置のレイアウト処理を行った小組の配置例を示す図である。 変形形態に係る組版装置で使用するオブジェクトデータの例を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る組版装置1の機能ブロックを示す図である。
図2は、本実施形態に係る組版装置1で使用する各データの例を説明するための図である。
<組版装置1>
図1に示す組版装置1は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等の端末である。組版装置1は、小組テンプレートと、オブジェクトデータとを使用して、チラシやカタログ等の印刷物を作成するために、小組を台紙に配置する組版を行う。
組版装置1は、例えば、Adobe(登録商標)社のInDesign(登録商標)や、Illustrator等の印刷及びデジタルパブリッシング向けのレイアウトをデザインするためのDTP(Desktop publishing)ソフトウェアを用いる。
組版装置1では、テキストフレーム、画像フレーム、テキストフレームに配置される1文字以上の文字や、画像フレームに配置されるイラスト等の画像を、オブジェクトとして扱う。
組版装置1は、制御部10と、記憶部20と、表示部27と、入力部28と、通信インタフェース部29とを備える。
制御部10は、組版装置1の全体を制御する中央処理装置(CPU)である。制御部10は、記憶部20に記憶されているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、設定部11と、組版部15とを備える。
設定部11は、小組テンプレートの各フレーム(後述する)と、オブジェクトデータの各フィールド項目(後述する)との関連付けを行う。ここで、小組テンプレートは、パターンファイルに相当し、小組を作成するための型である。また、オブジェクトデータは、小組テンプレートに流し込んで、小組を作成する元データである。
組版部15は、設定部11により設定された小組テンプレートと、オブジェクトデータとを用いて小組を作成し、台紙P(図2(C)参照)に小組を配置する。
組版部15は、データ受付部16(データ受付手段)と、小組作成部17(オブジェクト配置手段)とを備える。
データ受付部16は、オブジェクトデータを受け付ける。
小組作成部17は、小組テンプレートに、オブジェクトデータを流し込んで、小組を作成する。具体的には、小組作成部17は、小組テンプレートを台紙Pにコピーして、コピーした小組テンプレートにオブジェクトデータを流し込む。なお、小組作成部17は、小組テンプレートを複製して、複製した小組テンプレートにオブジェクトを流し込み、台紙Pにコピーしてもよい。
記憶部20は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
ここで、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、組版装置1は、制御部10、記憶部20等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
記憶部20は、プログラム記憶部21と、テンプレート記憶部22と、オブジェクトデータ記憶部23と、台紙データ記憶部24と、関連付けデータ記憶部25とを備える。
プログラム記憶部21は、各種プログラムを記憶する記憶領域である。プログラム記憶部21は、上述したDTPソフトウェア(図示せず)や組版プログラム21aを記憶している。
組版プログラム21aは、組版装置1の制御部10が実行する各種機能を行うためのプログラムである。
テンプレート記憶部22は、小組テンプレート40を記憶する記憶領域である。
図2(A)は、小組テンプレート40の例を示す。この小組テンプレート40は、横方向Xが20mmであり、高さ方向Yが30mmの矩形形状をしたものである。この小組テンプレート40は、1つの画像フレーム41と、1つのテキストフレーム42とから構成されている。なお、この例では、画像フレーム41と、テキストフレーム42とが1つずつであるが、各々複数有したものであってもよいし、いずれかの種類のフレームのみのものであってもよい。
小組テンプレート40は、左上を基準点45として座標(0,0)とする。そして、各フレームの位置は、横方向Xと、高さ方向Yとの座標として表す。この例では、画像フレーム41は、(2,4)を左上の座標とし、横方向Xが15mm、高さ方向Yが15mmの矩形である。また、テキストフレーム42は、(4,23)を左上の座標とし、横方向Xが12mm、高さ方向Yが5mmの矩形である。画像フレーム41には、この画像フレームに対応付けられたフィールド項目の画像データ(オブジェクト)が流し込まれる。テキストフレーム42には、ダミー文字列として「商品名」と入力されている。入力される文字列としてはなんでもよく、テキストフレーム42に商品名に関する文字データ(オブジェクト)が流し込まれることがユーザにわかりやすいように、「商品名」を入力している。テキストフレーム42に対応づけられたフィールド項目の文字データが流し込まれるときには、ダミー文字列「商品名」に設定されているフォント、文字色、文字サイズ等の設定をそのまま引き継いで流し込まれた文字データに設定される。また、テキストフレーム42にフィールド項目を対応付ける他に、ダミー文字列そのものに、フィールド項目を対応づけてもよい。
このように、小組テンプレート40には、この小組テンプレート40の全体の大きさ(サイズ)と、各フレームの位置(指定位置)及び各フレームのサイズ(指定サイズ)とが予め設定されている。
図1に戻り、オブジェクトデータ記憶部23は、オブジェクトデータ50を記憶する記憶領域である。
図2(B)は、オブジェクトデータ50の例を示す。このオブジェクトデータ50は、表形式で表すことが可能なテキストデータである。そして、制御部10は、後述するが、オブジェクトデータ50を構成するレコードごとに、小組テンプレート40に流し込みを行う。図2(B)に示す例では、オブジェクトデータ50は、レコード50a,50bの2つのレコードを有する。
オブジェクトデータ50は、キー・コードと、商品名に関するデータ(フィールド項目「商品名」から「txt_H」まで)と、画像に関するデータ(フィールド項目「画像」から「img_H」まで)とを含む。
キー・コードは、オブジェクトデータ50の1つのレコードを特定するものであり、商品番号等の商品を一意に決定できるものを使用している。
フィールド項目「商品名」は、商品名として表示するテキストデータ(オブジェクト)である。フィールド項目「txt_X」及びフィールド項目「txt_Y」は、基準点45を基準とした配置位置であり、フィールド項目「txt_W」及びフィールド項目「txt_H」は、フレームのサイズ情報である。
フィールド項目「画像」は、画像データ(オブジェクト)へのリンク情報である。フィールド項目「img_X」及びフィールド項目「img_Y」は、基準点45を基準とした配置位置であり、フィールド項目「img_W」及びフィールド項目「img_H」は、フレームのサイズ情報である。
オブジェクトデータ50は、例えば、図示しない商品DB(データベース)から、チラシ、カタログを制作する該当の文字や画像等のオブジェクトを含むデータをダウンロードして、そのデータを元に作成することができる。
図1に戻り、台紙データ記憶部24は、台紙Pに関する台紙データ60を記憶する記憶領域である。図2(C)は、台紙データ60の例を示す。この台紙データ60の位置60a及び60bが、小組の配置位置を示す。位置60aには、同じサイズでテキストフレームが配置されており、「キー・コード」の「1」を示す文字が入力されている。例えば、位置60aの左上の位置に小組の左上を重ねるようにして、小組が配置される。そして、小組には、キー・コード「1」のレコード50aのオブジェクトが配置される。位置60bに配置されたテキストフレームには、「キー・コード」の「2」を示す文字が入力されており、レコード50bのオブジェクトが配置される。
また、オブジェクトデータをレコード順に流し込みたい場合は、位置60a及び60bには、キー・コードを入力しないで空欄にしておいて流し込みを行ってもよい。そのような場合には、制御部10は、例えば、左上から横方向Xに順番に、右側に到達したら高さ方向Y(下方向)に移動して、左から順番に小組を配置する。
図1に戻り、関連付けデータ記憶部25は、小組テンプレート40と、オブジェクトデータ50との関連付けデータを記憶する記憶領域である。
表示部27は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置である。
入力部28は、例えば、キーボードやマウス等の入力装置である。
通信インタフェース部29は、通信ネットワークを介して、例えば、上述したような顧客が有する商品DB等との間の通信を行うためのインタフェース部である。
次に、組版装置1の処理について説明する。
組版装置1において、制御部10(設定部11)が、小組テンプレート40と、オブジェクトデータ50とを関連付ける設定処理を行い、次に、制御部10(組版部15)が、レイアウト処理によって、台紙Pに小組を配置する。
<設定処理>
図3は、本実施形態に係る組版装置1の設定処理を示すフローチャートである。
図4は、本実施形態に係る組版装置1の設定処理での具体例を示す図である。
この組版装置1で組版処理を行うユーザが、組版プログラム21aを実行し、例えば、図示しないメニュー画面から設定処理を選択する。
そうすると、S10において、制御部10は、テンプレート記憶部22に記憶された小組テンプレート40を読み込む。なお、テンプレート記憶部22に、複数の小組テンプレート40が記憶されている場合には、制御部10は、複数の小組テンプレート40を表示部27に表示させ、ユーザに、1つの小組テンプレート40を選択させてもよい。
S11において、制御部10は、オブジェクトデータ記憶部23に記憶されたオブジェクトデータ50を読み込む。なお、オブジェクトデータ記憶部23に複数のオブジェクトデータ50が記憶されている場合には、制御部10は、複数のオブジェクトデータ50を表示部27に表示させ、S10で読み込んだ小組テンプレート40に関連付けるオブジェクトデータ50を、ユーザに選択させてもよい。
S12において、制御部10は、小組テンプレート40と、小組テンプレート40の小組設定用ユーザインタフェース(図示せず)とを、表示部27に表示させる。ユーザは、小組設定用ユーザインタフェースで、小組テンプレート40上のフレームに流し込み用の各種設定を行う。
S13において、制御部10は、小組テンプレート40の1つのフレームを、設定対象のフレームとして選択した状態にしておき、S11で読み込んだオブジェクトデータ50の各フィールド項目を、ユーザが選択できるような態様で、小組設定用ユーザインタフェースに表示させる。フィールド項目は、図2(B)の例では、「キー・コード」、「商品名」等の項目名である。
S14において、制御部10は、ユーザによって選択されたフィールド項目を受け付ける。ここで、例えば、画像に関するデータに対応するフィールド項目を指定する場合に、制御部10は、フィールド項目「画像」からフィールド項目「img_H」までの複数のフィールド項目の選択を許容して、一度に複数のフィールド項目を受け付けてもよい。また、制御部10は、1つのフィールド項目(例えば、フィールド項目「画像」)を受け付ければ、それに関連する複数のフィールド項目(例えば、フィールド項目「img_X」から「img_H」まで)をあわせて自動的に受け付けるようにしてもよい。
S15において、制御部10(設定部11)は、選択状態にある小組テンプレート40のフレームと、オブジェクトデータ50のフィールド項目とを関連付けて、関連付けデータ記憶部25に記憶させる。なお、関連付けデータ記憶部25を有さず、関連付けデータを、小組テンプレート40に記録してもよい。
S16において、ユーザが、小組テンプレート40の他のフレームについても処理をする場合(S16:YES)には、処理するフレームを選択するS13に戻る。他方、他のフレームについて処理をしない場合(S16:NO)には、本処理を終了する。
図4は、図2(A)に示した小組テンプレート40と、図2(B)に示したオブジェクトデータ50とから生成され、関連付けデータ記憶部25に記憶された関連付けデータの例である。この設定処理によって、組版装置1は、小組テンプレート40と、この小組テンプレート40に流し込みを行うオブジェクトデータ50とを関連付けることができる。
<レイアウト処理>
次に、レイアウト処理について説明する。
図5は、本実施形態に係る組版装置1のレイアウト処理を示すフローチャートである。
図6は、本実施形態に係る組版装置1のレイアウト処理を行った小組61,62の配置例を示す図である。
この組版装置1で組版処理を行うユーザが、上述した設定処理を行った後、図示しないメニュー画面からレイアウト処理を選択する。
そうすると、S20において、制御部10は、台紙データ記憶部24に記憶された台紙データ60を表示部27に表示させ、ユーザによる台紙データ60の選択を受け付ける。
S21において、制御部10(データ受付部16)は、オブジェクトデータ記憶部23に記憶されたオブジェクトデータ50を受け付ける。
S22において、制御部10は、オブジェクトデータ50のレコードを読み込む。
S23において、制御部10(小組作成部17)は、読み込んだレコードに対応する小組テンプレート40を台紙Pにコピーして、台紙Pにコピーされた小組テンプレート40に流し込みを行う。なお、制御部10は、小組テンプレート40の複製を作成し、複製した小組テンプレート40に流し込みを行ってから台紙Pにコピーしてもよい。今回は、小組テンプレート40を1種類用意して、オブジェクトデータ50の第1レコード、第2レコードであるレコード50a,50bそれぞれに適用させる。小組テンプレート40は、複数用意してもよく、その場合は、各レコードにどの小組テンプレート40を適用させるか、各レコードに小組テンプレート40のファイル名等を指定しておけばよい。
制御部10は、読み込んだオブジェクトデータ50のレコードごとに流し込みを行う。オブジェクトデータ50の第1レコードのキー・コードは「1」であり、キー・コード「1」が入力されているテキストフレームが配置されている台紙Pの位置60aに、小組テンプレート40をコピーし、各フレームに設定されたフィールド項目のデータを、キー・コード「1」のレコードから読み出して適用する。
例えば、画像フレーム41には、フィールド項目「画像」が設定してあり、制御部10は、フィールド項目「画像」に記載されている画像ファイル名の画像データを、画像フレーム41に配置する。また、テキストフレーム42には、フィールド項目「商品名」が設定してあり、オブジェクトデータ50のフィールド項目「商品名」のテキストデータを、ダミー文字列「商品名」のフォント、文字色、文字サイズ等の設定を引き継いで、テキストフレーム42に配置し、ダミー文字列「商品名」を削除する。又は、フィールド項目「商品名」をテキストフレーム42内のダミー文字列「商品名」に設定しておけば、同様にフィールド項目「商品名」のテキストデータが、テキストフレーム42に配置される。さらに、画像フレーム41に、フィールド項目「img_X」、「img_Y」、「img_W」、「img_H」が指定されており、オブジェクトデータ50のフィールド項目「img_X」、「img_Y」、「img_W」、「img_H」に値が設定されている場合には、制御部10は、指定されている配置位置やサイズ情報を用いて、位置及びサイズを算出して画像フレーム41を再配置する。同様に、テキストフレーム42に、フィールド項目「txt_X」、「txt_Y」、「txt_W」、「txt_H」が指定されており、オブジェクトデータ50のフィールド項目「txt_X」、「txt_Y」、「txt_W」、「txt_H」に値が設定されている場合には、制御部10は、指定されている配置位置やサイズ情報を用いて、位置及びサイズを算出してテキストフレーム42を再配置する。
S24において、制御部10は、オブジェクトデータ50に次のレコードが存在するか否かを判断する。次のレコードが存在する場合(S24:YES)には、制御部10は、処理をS25に移す。他方、次のレコードが存在しない場合(S24:NO)には、制御部10は、処理をS26に移す。
S25において、制御部10は、オブジェクトデータ50の次のレコードを読み込む。その後、制御部10は、処理をS23に移す。
他方、S26において、制御部10は、S23で生成した、台紙Pに小組が配置されたレイアウトデータを、記憶部20に記憶させる。その後、制御部10は、本処理を終了する。
ここで、具体例を使用して、レイアウト処理について説明する。
この例では、図2(A)に示す小組テンプレート40と、図2(B)に示すオブジェクトデータ50とを用いるものを説明する。
まず、制御部10は、オブジェクトデータ50の1レコード目として、商品名が「りんご」であるレコード50aを読み込んで、小組を作成する(図5のS23)。
ここで、レコード50aによって、「りんご」を配置するテキストフレームを、座標(20,25)が示す位置を左上として、横方向X(幅)が20mm、高さ方向Yが5mmのサイズにすることが示されている。また、レコード50aによって、「apple.eps」を配置する画像フレームを、座標(0,0)が示す位置を左上として、横方向Xが20mm、高さ方向Yが25mmのサイズにすることが示されている。
よって、制御部10は、小組テンプレート40に示されている指定位置及び指定サイズに代えて、レコード50aが示す位置及びサイズになるようにオブジェクトデータ50のレコード50aを配置する。そうすることで、図6に示すような態様で、小組61が台紙Pに配置される。
オブジェクトデータ50は、次のレコード50bがあるので(図5のS24がYES)、制御部10は、商品名が「みかん」であるレコード50bを読み込んで、小組を作成する(図5のS25及びS23)。
ここで、レコード50bによって、「みかん」を配置するテキストフレームを、座標(0,0)が示す位置を左上として、横方向Xが20mm、高さ方向Yが7.5mmのサイズにすることが示されている。また、レコード50bによって、「orange.eps」を配置する画像フレームを、座標(2.5,10)が示す位置を左上にすることが示されている。なお、レコード50bには、画像フレームのサイズに関するデータに指定がない。よって、制御部10は、小組テンプレート40に指定されている画像フレーム41のサイズを変更しない。
よって、制御部10は、小組テンプレート40に示されている指定位置に代えて、レコード50bが示す位置になるようにオブジェクトデータ50のレコード50bを配置する。そうすることで、図6に示すような態様で、小組62が台紙Pに配置される。
オブジェクトデータ50には、次のレコードがないので(図5のS24がNO)、制御部10は、このレイアウト処理によって生成されたレイアウトデータを、記憶部20に記憶して(図5のS26)、本処理を終了する。
こうすることで、制御部10は、図6に示すように、台紙Pに、小組61及び小組62を配置することができる。そして、小組61と、小組62とは、1つの小組テンプレート40を用いて作成したものであるが、オブジェクトの位置やサイズを異なるものにできる。
このように、本実施形態の組版装置1によれば、以下のような効果がある。
(1)オブジェクトデータ50に、オブジェクトの位置が指定されており、小組テンプレート40と、オブジェクトデータ50とを予め関連付けることで、小組テンプレート40に指定された位置ではなく、オブジェクトデータ50に含む位置を優先させて、オブジェクトを配置した小組を作成できる。よって、指定位置が異なる小組テンプレート40を複数用意せずとも、オブジェクトデータ50を用いて、1つの小組テンプレート40であっても柔軟に対応できる。その結果、指定位置が異なるだけの小組テンプレート40を、1つの小組テンプレート40にまとめることができるので、データの管理負担を軽減できる。
(2)オブジェクトデータ50に、オブジェクトのサイズも指定することができ、小組テンプレート40に指定されたサイズではなく、オブジェクトデータ50に含むサイズを優先させて、オブジェクトを配置した小組を作成できる。よって、オブジェクトのサイズに関してもオブジェクトデータ50を用いて、1つの小組テンプレート40であっても柔軟に対応できる。
(3)オブジェクトデータ50に、オブジェクトのサイズが指定されていない場合には、小組テンプレート40に指定されたサイズでオブジェクトを配置した小組を作成する。よって、オブジェクトデータ50には、必要な場合にのみサイズを指定すればよく、オブジェクトデータ50の作成負担が軽減できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態では、オブジェクトデータにサイズが指定されていない場合について説明したが、これに限定されない。オブジェクトデータに配置位置が指定されていない場合についても、同様である。つまり、オブジェクトデータに配置位置が指定されていない場合には、小組テンプレートに指定された配置位置にオブジェクトを配置した小組を作成することができる。
(2)本実施形態では、オブジェクトデータを、表形式で表されたテキストデータとして説明したが、これに限定されない。例えば、図7(A)に示すオブジェクトデータ250aや、図7(B)に示すオブジェクトデータ250bのようなXML形式のデータであってもよい。XML形式のデータは、例えば、既に作成されたレイアウトデータを使用して、別のレイアウトデータを作成する場合に、効率よく生成できるものである。具体的には、レイアウトデータからXMLデータを取得して、その一部を新たなレイアウトデータ作成のために変更することで、オブジェクトデータを簡単に生成できる。
1 組版装置
10 制御部
11 設定部
15 組版部
16 データ受付部
17 小組作成部
20 記憶部
21a 組版プログラム
22 テンプレート記憶部
23 オブジェクトデータ記憶部
25 関連付けデータ記憶部
40 小組テンプレート
41 画像フレーム
42 テキストフレーム
50,250a,250b オブジェクトデータ
60 台紙データ
61,62 小組
P 台紙

Claims (5)

  1. 1以上のオブジェクトを指定位置に配置可能な小組テンプレートを記憶するテンプレート記憶部と、
    オブジェクトと配置位置とを対応付けたオブジェクトデータを受け付けるデータ受付手段と、
    前記小組テンプレートに前記オブジェクトデータを適用して、前記指定位置に代えて前記オブジェクトデータが示す配置位置に、オブジェクトを配置するオブジェクト配置手段と、
    を備え
    前記オブジェクトデータの前記配置位置は、前記小組テンプレートの基準点からの座標で表したものである、組版装置。
  2. 請求項1に記載の組版装置において、
    前記小組テンプレートは、オブジェクトの大きさを指定する指定サイズを含み、
    前記オブジェクトデータには、オブジェクトのサイズ情報が前記オブジェクトに対応付けられており、
    前記オブジェクト配置手段は、前記オブジェクトデータが示す配置位置に、前記指定サイズに代えて前記オブジェクトデータのサイズ情報が示すサイズでオブジェクトを配置すること、
    を特徴とする組版装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の組版装置において、
    前記オブジェクト配置手段は、前記オブジェクトデータに配置位置及びサイズ情報のうち少なくとも一方を含まない場合には、前記小組テンプレートの指定位置に前記オブジェクトを配置し、又は、前記小組テンプレートの指定サイズで前記オブジェクトを配置すること、
    を特徴とする組版装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の組版装置としてコンピュータを機能させるための組版プログラム。
  5. 組版処理を行うコンピュータにおける組版方法であって、
    データ受付手段が、オブジェクトと、配置位置と、サイズ情報とを対応付けたオブジェクトデータを受け付けるステップと、
    オブジェクト配置手段が、前記オブジェクトデータを、1以上のオブジェクトを指定位置に指定サイズで配置可能な小組テンプレートに適用して、前記指定位置に代えて前記オブジェクトデータが示す前記配置位置に、前記指定サイズに代えて前記オブジェクトデータの前記サイズ情報が示すサイズのオブジェクトを配置するステップと、
    を含み、
    前記オブジェクトデータの前記配置位置は、前記小組テンプレートの基準点からの座標で表したものである、組版方法。
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