JPH08115323A - 自動ページアップルール作成装置 - Google Patents

自動ページアップルール作成装置

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Publication number
JPH08115323A
JPH08115323A JP6252518A JP25251894A JPH08115323A JP H08115323 A JPH08115323 A JP H08115323A JP 6252518 A JP6252518 A JP 6252518A JP 25251894 A JP25251894 A JP 25251894A JP H08115323 A JPH08115323 A JP H08115323A
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JP6252518A
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English (en)
Inventor
Toshifumi Kawamata
俊史 川又
Fumio Hirabayashi
文雄 平林
Shinichiro Oda
慎一郎 小田
Atsushi Motohashi
淳 本橋
Masaru Shimozaki
賢 下崎
Takahito Imai
崇人 今井
Toshiaki Mori
俊明 森
Daisuke Sashie
大介 指江
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ページレイアウトを自動的に作成するための
ルールを容易に設定することができる自動ページアップ
ルール作成装置を提供する。 【構成】 複数の被レイアウトデータ(文字データ、画
像データ)を格納した素材データベース19と、操作者
の指示に応じた操作データを入力するための指示入力手
段15と、ページ内の親子関係に応じた階層構造のテン
プレートを作成するテンプレート作成手段18と、表示
手段14と、テンプレートを一連のスクリプトに変換す
る命令作成部20とからなる。テンプレート作成手段1
8は、対話形式で上記操作データを入力させるための情
報を表示手段14により表示するとともに、上記操作デ
ータに基づいて、ページレイアウトを自動的に作成する
ためのルールを設定し、設定した各ルールをページ単位
に集積して上記テンプレートを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像または文字等を表
す被レイアウトデータをページ上に配置して得られるペ
ージレイアウトを自動的に作成するためのルールを作成
する自動ページアップルール作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータ上でページレイ
アウトを作成(ページアップ)するシステムが知られて
いる。この種のシステムは、通常、図20に示すよう
に、CPU1,ROM2,RAM3および各種インタフ
ェースを備えたコンピュータ4、ディスプレイ等の表示
装置5、ハードディスク等の記憶装置6、キーボードや
マウス等の指示入力装置7等からなる。
【0003】ROM2あるいは記憶装置6には、レイア
ウト処理を行うためのいわゆるDTP(Desk Top Publi
shing )ソフトウェアが記憶されており、かつ、記憶装
置6には、レイアウトすべき画像データまたは文字デー
タが被レイアウトデータとして既に記憶されている。な
お、ここでいう画像データは、ビットマップデータであ
り、ベクトル形式で表される図形データをビットマップ
展開して得られるデータをも含む。
【0004】この被レイアウトデータのうち、画像デー
タは、例えば、写真等をイメージスキャナで走査して得
られたデータを、ROM2あるいは記憶装置6に予め記
憶されている所望の画像処理ソフトウェアを用いてトリ
ミングして作成される。あるいは、例えば、所望のCA
Dソフトウェアおよびデータ形式変換ツールを用いて作
成される。また、文字データは、例えば、所望のワード
プロセッサソフトウェアを用いて作成される。もちろ
ん、他のシステムにて作成されたデータをモデムやフロ
ッピーディスク等を介して読み出し、被レイアウトデー
タとして、記憶装置6に記憶するようにしてもよい。
【0005】このような構成において、ページレイアウ
トを作成する処理の一例について、図21を参照して説
明する。まず、ステップSA1において、操作者は、得
ようとするページレイアウトを机上で作成する。この
際、レイアウトされるのは、実際の被レイアウトデータ
ではなく、被レイアウトデータの表示領域を表す枠(以
後、表示枠と称す)である。このように、机上でページ
レイアウトを仮決めすることにより、各表示枠の端点の
仮の座標値(すなわち、大きさと位置)等が得られる。
ここで得られる座標値は、例えば、ポイント単位の厳密
なものである。
【0006】次に、キーボードから所定の指示が入力さ
れると、コンピュータ4においてDTPソフトウェアが
実行され、処理はステップSA2へ進む。ステップSA
2では、コンピュータ4は、まず、レイアウト処理を行
うページを表示装置5に表示する。ここでは、新規にペ
ージレイアウトを作成するものとし、表示装置5には、
被レイアウトデータが配置されていないページが表示さ
れるものとする。
【0007】次に、ステップSA3では、指示入力装置
7を介して入力される操作者の指示に応じてレイアウト
処理が行われる。具体的には、机上での仮決めにより得
られた仮の座標値を満たすように、操作者が、指示入力
手段7を介して表示枠を作成するための指示をコンピュ
ータ4へ入力する。これにより表示枠が作成され、表示
装置5に表示される。そして、操作者は、作成した表示
枠に、被レイアウトデータを、必要に応じて回転・変倍
して割り付ける。これにより、表示装置5に表示された
表示枠内に、当該表示枠に割り付けられた被レイアウト
データに表される画像・文字が表示される。こうした処
理を同一ページ内の全ての表示枠に対して行う。なお、
このステップでは、一つの表示枠を作成する度に、その
表示枠に対して被レイアウトデータを対応付けるように
してもよいし、全ての表示枠を作成後に、各表示枠に対
して被レイアウトデータを割り付けるようにしてもよ
い。
【0008】次に、ステップSA4において、コンピュ
ータ4は、指示入力装置7を介して所定の指示が供給さ
れると、作成したページレイアウトを記憶装置6に保存
する。そして、処理が終了する。記憶装置6に保存され
たページレイアウトは、後に、写植機等で利用可能なデ
ータ形式に変換され、印刷工程において使用される。な
お、ステップSA1での机上でのレイアウト処理を行わ
ずに、ステップS2から処理を始め、試行錯誤でページ
レイアウトを作成するようにしてもよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のページアップ処理においては、予め机上レイアウトを
行ったとしても、表示枠を実際に作成するのは、表示装
置5を視認する操作者である。その上、後の工程で、印
刷物の版として用いることができるように表示枠をポイ
ント単位で正確に作成する必要があるため、操作者は、
カーソルの座標を視認しつつ、指示入力装置7を慎重に
操作して表示枠を作成する必要がある。さらに、表示枠
の座標を間違えてレイアウト処理を行った場合には、そ
の表示枠はもちろん、他の表示枠の座標をも変更しなけ
ればならないこともある。このように、慎重かつ繁雑な
作業が必要になるとともに、ページアップ処理を行って
いる間、少なくとも一人の操作者が必要になるという欠
点があった。
【0010】また、文字データを表示枠に割り付ける場
合には、文字データが所望の形式となるよう(例えば、
タブ位置や価格の「¥」,「,」等が揃うよう)、操作
者は、表示装置5を参照しつつ、文字のポイント数や字
間,行間等を調節する。この処理は、予め設定されたル
ールに基づいて行われるが、例えば、文字データが表示
枠内に納まっているか否かの判断は、表示装置5を参照
する操作者により為される。また、ルールに基づいた補
正処理も、ルールを把握した操作者により行われる。さ
らに、画像データの回転・変倍や、平網をかけたりする
処理も、操作者が表示装置5を参照しつつ指示入力装置
7を操作することにより行われる。このように、従来、
ページレイアウト処理全体をバッチ処理化して自動的に
行うことができず、省力化および作業効率の向上を実現
することが困難であった。
【0011】また、仮に、予め設定されたルールに基づ
いて作動するソフトウェアを作成し、ページレイアウト
を自動的に作成することができるようにしても、ソフト
ウェアを作成する作業に極めて多大な労力および時間が
必要となり、実用的ではない。また、ルールが変更され
る度にソフトウェアを修正する必要があり、多大な労力
および時間を必要とするという問題もある。
【0012】こうしたことから、自動的にページレイア
ウトを作成するためのルールを容易に設定/変更できる
システムが待望されている。本発明は、上述した事情に
鑑みて為されたものであり、ページレイアウトを自動的
に作成するためのルールを容易に設定することができる
自動ページアップルール作成装置を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動ペー
ジアップルール作成装置は、予め設定されたルールに基
づいて所望の被レイアウトデータを割り付けて自動的に
ページレイアウトを作成するための命令群を作成する自
動ページアップルール作成装置であって、複数の被レイ
アウトデータを格納した素材データベースと、操作者の
指示に応じた操作データを入力するための指示入力手段
と、前記操作データに基づいて前記所望の被レイアウト
データを前記素材データベースから選択するとともに、
前記所望の被レイアウトデータおよび前記操作データに
基づいて前記ルールを設定し、設定した各ルールをペー
ジ単位で集積してなるテンプレートを作成し、かつ、前
記操作データを対話形式で入力させるための情報を出力
するテンプレート作成手段と、前記テンプレート作成手
段から出力される情報を表示して前記操作者へ伝達する
表示手段と、前記テンプレートを前記命令群に変換する
命令作成部とを具備し、前記テンプレートは自身が対応
するページ内の任意の領域に対して局所的に設定された
各ルールを集積してなる部分テンプレートを内包するこ
とを特徴としている。
【0014】請求項2記載の自動ページアップルール作
成装置は、請求項1記載のものにおいて、前記テンプレ
ートが前記部分テンプレートを複数個内包する場合に
は、該複数の部分テンプレートそれぞれの包含関係が、
該複数の部分テンプレートが対応する各領域の親子関係
に一致することを特徴としている。
【0015】請求項3記載の自動ページアップルール作
成装置は、請求項1または2記載のものにおいて、前記
テンプレートまたは前記部分テンプレートをひな型とし
て記憶するひな型記憶部を具備し、前記テンプレート作
成手段は前記テンプレートまたは前記部分テンプレート
をひな型として前記ひな型記憶部に記憶させるととも
に、前記ひな型記憶部から前記操作データに特定される
ひな型を読み出し、該ひな型を用いて前記テンプレート
を作成することを特徴としている。
【0016】請求項4記載の自動ページアップルール作
成装置は、請求項1ないし3いずれかに記載のものにお
いて、前記被レイアウトデータを項目毎に分離して前記
素材データベースに記憶させる項目分け手段を具備し、
前記テンプレート作成手段は、前記被レイアウトデータ
の各項目と前記テンプレートまたは前記部分テンプレー
トの各項目を対応付けて表示するための情報を前記表示
手段へ供給することを特徴としている。
【0017】
【作用】請求項1または2記載の自動ページアップルー
ル作成装置によれば、テンプレート作成手段が、表示手
段を用いて、操作データを対話形式で入力させるための
情報を操作者に伝達する。また、テンプレート作成手段
は、表示手段を介して情報を視認した操作者が指示入力
手段を介して入力する操作データに基づいて、所望の被
レイアウトデータを素材データベースから選択するとと
もに、前記所望の被レイアウトデータおよび前記操作デ
ータに基づいてルールを設定し、さらに、設定した各ル
ールをページ単位で集積してなるテンプレートを作成す
る。さらに、命令作成部が前記テンプレートを、前記テ
ンプレート作成手段で設定された各ルールに基づいて前
記所望の被レイアウトデータを割り付けて自動的にペー
ジレイアウトを作成するための命令群に変換する。この
ように、ページレイアウトを自動的に作成するためのル
ールが対話形式で容易に設定される。
【0018】また、請求項3記載の自動ページアップル
ール作成装置によれば、前記テンプレート作成手段は前
記テンプレートまたは前記部分テンプレートをひな型と
して前記ひな型記憶部に記憶させるとともに、前記ひな
型記憶部から前記操作データに特定されるひな型を読み
出し、該ひな型を用いて前記テンプレートを作成する。
【0019】さらに、請求項4記載の自動ページアップ
ルール作成装置によれば、項目分け手段が前記被レイア
ウトデータを項目毎に分離して前記素材データベースに
記憶させる。また、前記テンプレート作成手段が、前記
被レイアウトデータの各項目と前記テンプレートまたは
前記部分テンプレートの各項目を対応付けて表示するた
めの情報を前記表示手段へ供給する。このため、前記表
示手段に、前記被レイアウトデータの各項目と前記テン
プレートの各項目とが対応付けて表示される。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。図1は本実施例による自動ページアッ
プルール作成装置を用いてページレイアウトを作成する
自動ページアップシステムの機能構成を示す図である。
この図において、11はレイアウト手段、12は命令記
憶部、13は命令処理部、14は表示手段、15は指示
入力手段である。指示入力手段15は、被操作部を有
し、操作者の操作内容に応じた操作データをレイアウト
手段11へ供給する。
【0021】レイアウト手段11は、指示入力手段15
から供給される操作データ、および命令処理部13から
供給される指令情報に表される機能を実行することによ
りレイアウト処理およびパラメータ通知処理を行う。上
記レイアウト処理は、所望のページに、画像データまた
は文字データからなる被レイアウトデータを配置する処
理であり、所望の大きさの表示枠を作成してページ上の
所望の位置に配置するとともに、被レイアウトデータを
回転・変倍等して表示枠に割り付ける作業全てを意味す
る。また、パラメータ通知処理とは、命令処理部13か
ら供給される指令情報が、レイアウト処理を行っている
ページの状況を示すパラメータを得るためのレイアウト
関数(詳しくは後述する)である場合に、この関数に要
求されるパラメータを命令処理部13へ通知する処理で
ある。
【0022】なお、レイアウト手段11が行うレイアウ
ト処理としては、表示枠の生成・削除・選択、文字の挿
入・削除・変更指示、被レイアウトデータの配置・回転
・変倍、指定文字の書体・大きさ等の属性変更、および
表示枠への被レイアウトデータの割付け等がある。ま
た、レイアウト手段11は、レイアウト処理が行われて
いるページを表示手段14により表示する。
【0023】命令記憶部12は、レイアウト手段11で
行われるレイアウト処理の内容を記述した一連のスクリ
プト(所定の言語仕様を満たす命令文であり、後に例を
挙げて詳述する)を記憶している。命令処理部13は、
命令記憶部12に記憶された一連のスクリプトから各ス
クリプトを順に読み出すとともに、読み出したスクリプ
トがレイアウト命令に対応する命令スクリプト、あるい
はレイアウト関数に対応する関数スクリプトである場合
には、そのスクリプトを指令情報に変換してレイアウト
手段11へ逐次供給する。また、命令処理部13は、読
み出したスクリプトが命令スクリプトおよび関数スクリ
プトのいずれでもない制御スクリプトである場合には、
取得したパラメータに基づいて、制御スクリプトに表さ
れる処理を行う。制御スクリプトは、スクリプトの読み
出し順序を変更したり、新たにスクリプトを生成したり
するためのスクリプトである。
【0024】上述したことから、命令処理部13からレ
イアウト手段11へ供給される指令情報は、レイアウト
処理を実現する機能を実行させるためのレイアウト命令
と、レイアウト処理が施されているページの状況を表す
パラメータを通知させるためのレイアウト関数とに大別
される。レイアウト命令は、レイアウト処理を行うため
にレイアウト手段11が提供する全ての機能に対応して
設定されており、命令処理部13からレイアウト手段1
1へレイアウト命令を供給することにより、操作者が指
示入力手段15を操作して為される全てのレイアウト処
理を行うことができる。
【0025】また、レイアウト関数は、予め設定された
ルールに基づいたレイアウト処理を自動的に行うために
必要となる全ての情報(パラメータ)を得ることができ
るよう、複数種類用意されている。本実施例では、表示
枠から文字データが溢れているか否かを表すパラメー
タ、一行の文字データが表示枠内で一行に収まっている
か否かを表すパラメータ、文字データの文字サイズが下
限に達しているか否かを表すパラメータ、画像データに
表される画像のサイズが下限に達しているか否かを表す
パラメータ等を得るためのレイアウト関数が用意されて
いる。
【0026】また、図1において、16はひな型編集手
段、17はひな型記憶手段、18はテンプレート作成手
段、19は素材データベース、20は命令作成部、21
は文字データパーサであり、各部14〜21は自動ペー
ジアップルール作成装置を構成している。この自動ペー
ジアップルール作成装置は、前述した一連のスクリプト
を作成するものである。自動ページアップルール作成装
置において、ひな型編集手段16は、指示入力手段15
から供給される操作データに応じて、各小組のテンプレ
ートを作成するためのひな型を編集するとともに、ひな
型を編集するための情報を表示手段14により表示させ
る。また、指示入力手段15から所定の操作データが供
給された場合には、作成したひな型をひな型記憶部17
へ供給する。
【0027】ひな型記憶手段17は、ひな型編集手段1
6から供給されるひな型を記憶する。また、文字データ
パーサ21は、外部から入力される一連の文字データ
を、所定の項目毎に分割して素材データベース19へ供
給する。素材データベース19は、複数の被レイアウト
データからなり、外部(レイアウト手段11およびテン
プレート作成手段)から要求される被レイアウトデータ
を出力する。なお、画像データは項目毎に分割する必要
がないため、文字データパーサ21を介さずに、直接、
素材データベース19へ供給される。
【0028】テンプレート作成手段18は、指示入力手
段15から供給される操作データに応じてテンプレート
を作成する。ここで、図18を参照してテンプレートに
ついて説明する。図18はテンプレートの一例を示す図
であり、ページ全体のレイアウトパターンを示すレイア
ウトテンプレートLTと、このレイアウトテンプレート
LTの一部であるボックステンプレート(部分テンプレ
ート)BTとが示されている。この図に示すように、テ
ンプレートは再帰的な階層構造となっており、例えば、
一つのレイアウトテンプレートに複数のボックステンプ
レートが内包され、さらに、各ボックステンプレートの
中にそれぞれ複数のボックステンプレートが内包され得
るものである。
【0029】また、この図において、ボックステンプレ
ートには、文字データを割り付けるための領域R1と、
画像データおよび文字データを割り付けるための領域R
2が設けられている。さらに、領域R1には、文字デー
タの流し込みを所定のルール“PAT−23”に基づい
て行うことを示す情報が対応付けられている。また、領
域R2には、画像データを割り付ける領域の情報と、文
字データを流し込む領域の情報と、文字データの流し込
みを所定のルール“PAT−3A”に基づいて行うこと
を示す情報が対応付けられている。このように、テンプ
レートとは、レイアウト処理を自動的に行うために必要
な情報をページの構造に応じて階層的に構成してなるも
のであり、各ボックステンプレートの包含関係はページ
内の各領域の親子関係に一致している。
【0030】また、図1のテンプレート作成手段18
は、対話形式でルールを設定するための情報を表示手段
14により表示するとともに、指示入力手段15から所
定の操作データが供給された場合に、作成したテンプレ
ートを命令作成部20へ供給する。命令作成部20は、
テンプレート作成手段18から供給されるテンプレート
を、前述した一連のスクリプトに変換して命令記憶部1
2へ供給し、ここで記憶させる。
【0031】このような機能構成を実現するための物理
的な構成の一例を図2に示す。図2は、本実施例による
自動ページアップルール作成装置を用いた自動ページア
ップシステムの物理的な構成を示すブロック図であり、
図20と共通する部分には同一の符号を付してある。図
2に示す自動ページアップシステムが、図20に示す従
来のシステムと異なる部分は、記憶装置6に代えて記憶
装置6´を用いるようにした点である。
【0032】記憶装置6´は、記憶装置6と同様に、C
PU1に実行されることによりレイアウト手段11(図
1参照)を構成するDTP(Desk Top Publishing )ソ
フトウェアを記憶している。記憶装置6´が記憶装置6
と異なる点は、命令記憶部12、ひな型記憶部17、お
よび素材データベース19としての機能を有しており、
少なくとも一つのスクリプトファイル、いくつかのテン
プレートのひな型、およびデータベース化された複数の
被レイアウトデータを記憶している点と、コンピュータ
4に実行されることにより命令処理部13、ひな型編集
手段16、テンプレート作成手段18、命令作成部2
0、および文字データパーサ21を実現する一つあるい
は複数のソフトウェアを記憶している点である。なお、
スクリプトファイルは、前述した一連のスクリプトが記
述されたファイルである。また、上述した各種ソフトウ
ェアをROM2に記憶するようシステムを構成してもよ
い。
【0033】コンピュータ4は、複数のプロセスを並列
に作動させることが可能な構成となている。このコンピ
ュータ4は、指示入力装置7から供給される操作データ
に応じて、記憶装置6´から各種ソフトウェアを読み出
して実行し、レイアウト手段11、ひな型編集手段1
6、テンプレート作成手段18、命令作成部20、およ
び文字データパーサ21を構成する。また、コンピュー
タ4は、DTPソフトウェアを実行している間に、指示
入力手段7から所定の指示が供給されると、記憶装置6
´からインタープリタソフトウェアを読み出して実行
し、命令処理部13を構成する。この際、命令処理部1
3は、レイアウト手段11の一つの機能として組み込ま
れる。すなわち、インタープリタソフトウェアが実行さ
れている間、制御は命令処理部13に渡り、インタープ
リタソフトウェアが実行を終了した時に、制御はレイア
ウト手段11に戻る。
【0034】また、コンピュータ4は、所定のソフトウ
ェアを実行して文字データパーサ21を構成している
間、フロッピーディスクドライブやモデム等の外部から
のデータを入力する装置(図示略)から、一連の文字デ
ータが入力されると、文字データを予め設定した項目毎
に分離し、記憶装置6′の素材データベースに登録す
る。
【0035】このような構成の自動ページアップシステ
ムによりページレイアウトを作成する処理の流れについ
て説明する。図3は、上述した構成の自動ページアップ
システムを用いてページレイアウトを作成する処理の概
略を説明するための処理図である。図3において、ま
ず、操作者が、システムの電源を投入し、指示入力装置
7を介して所定の操作データを入力することにより、ひ
な型編集手段16、テンプレート作成手段18、命令作
成部20、および文字データパーサ21が稼働可能とな
り、処理はステップSB1へ進む。
【0036】ステップSB1では、素材データベース1
9が構成される。素材データベース19を構成する被レ
イアウトデータは、例えば、図示せぬイメージスキャナ
や画像処理ソフトウェア、ワードプロセッサソフトウェ
アを用いて本装置において作成するようにしてもよい
し、他の装置において作成し、図示せぬフロッピーディ
スクやモデム等を介して本装置に入力するようにしても
よい。この際、文字データは、文字データパーサ21に
より項目分けされて素材データベース19に格納され
る。素材データベース19の作成が完了すると、処理は
ステップSB2へ進む。
【0037】ステップSB2では、所望のページレイア
ウトを自動的に作成するために必要なテンプレートが作
成される。このテンプレート作成処理は、ひな型を用い
る場合と用いない場合とで処理内容が大きく異なる。テ
ンプレート作成処理については、後に詳述する。テンプ
レート作成処理が終了し、指示入力装置7から所定の操
作データがコンピュータ4に入力されると、処理はステ
ップSB3へ進む。
【0038】ステップSB3では、所望のページレイア
ウトを自動的に作成するために作成したテンプレート
が、命令処理部13で処理可能なスクリプトに変換され
る。この変換処理は、テンプレート作成手段18からテ
ンプレートを受け取った命令作成部20により為され
る。そして、命令作成部20は、変換後の一連のスクリ
プトを命令記憶部12に記憶させる。以上説明したステ
ップSB1〜SB3の処理が自動ページアップルール作
成装置により為される処理であり、基本的には、操作者
が表示装置5に表示された情報に基づいて指示入力装置
7を介して操作データを入力することにより、対話的に
行われる。
【0039】上述した処理が終了し、所望の一連のスク
リプトが得られると、処理はステップSB4へ進む。な
お、ステップSB4へ進む前に、コンピュータ4により
DTPソフトウェアが実行され、レイアウト手段11が
稼働可能となっているものとする。ステップSB4で
は、操作者が指示入力装置7を操作して、レイアウト手
段11の一つの機能として登録された命令処理部(イン
タープリタ)13を起動する。すなわち、コンピュータ
4は、記憶装置6´に記憶されたインタープリタソフト
ウェアを読み出してインタープリタを稼働可能とする。
次に、処理はステップSB5へ進む。
【0040】ステップSB5では、操作者が指示入力装
置7を操作することにより、コンピュータ4が記憶装置
6´に記憶されたスクリプトファイルのうち所望のスク
リプトファイルを読み出す。そして、読み出されたスク
リプトファイル内の一連のスクリプトが命令処理部13
により逐次実行される。これにより、一連のスクリプト
に記述されたレイアウト処理が自動的に為され、ページ
レイアウトが作成される。そして、一連のスクリプトの
実行が完了すると、制御はレイアウト手段11(DTP
ソフトウェア本体)に戻り、処理が終了する。ページレ
イアウトの作成処理の概略は、上述した通りである。
【0041】次に、テンプレート作成処理について、ひ
な型を用いる場合と用いない場合とに分けて説明する。
なお、操作者の指示は、指示入力装置7を介して入力さ
れ、各種パレットは、表示装置5に表示されるものとす
る。 [ひな型を用いない場合のテンプレート作成処理]ひな
型を用いず、かつ、素材データベース19に所望の被レ
イアウトデータが登録されていない場合には、まず、使
用する被レイアウトデータを素材データベース19へ登
録する処理が行われる。素材データベース19への登録
処理において、画像データは、名称、大きさ等の属性情
報が付与されて登録されるだけであるため、詳細な説明
を省略する。
【0042】一方、文字データは、文字データパーサ2
1により項目分けされた後にデータベースへ登録され
る。したがって、文字データパーサ21による項目分け
の形式を予め設定しておく必要がある。この設定処理の
流れを、図4〜図7を参照して説明する。図4は、ひな
型を用いないテンプレート作成を行う場合に表示される
メインパレットP1の一例を示す図である。このメイン
パレットP1には、テンプレートの名称一覧を表示する
領域WR1と、選択している(項目分けを施すべき)文
字データのファイル“Data.txt”の内容を表示する領域
WR2と、パターン編集ボタンB1と、原稿形式編集ボ
タンB2とが設けられており、操作者が原稿形式編集ボ
タンB2を押すことにより、図5に示すパレットP2が
表示される。
【0043】パレットP2には、項目分け形式の名称一
覧が表示される領域WR3と、各種ボタンが設けられて
おり、操作者が各種ボタンを押すことにより、各項目分
け形式の編集・削除、各項目分け形式と同一形式の新た
な項目分け形式の追加、および新たな項目分け形式の追
加が行われる。ここで、所定の項目分け形式が選択さ
れ、その項目分け形式の編集・新規作成を行うように所
定のボタンが押されると、図6に示すパレットP3が表
示される。
【0044】パレットP3には、基本的な項目分け形式
と、その形式の一部(例えば、レコードや項目の区切り
コード)を変更するための情報とが表示されている。な
お、基本的な項目分け形式は、予め設定された複数の形
式から任意に選択することが可能である。ただし、基本
的な項目分け形式の種類によって、変更可能な部分が異
なる。さらに、パレットP3には、項目名を設定・確認
できる詳細ボタンB3が設けられており、操作者が詳細
ボタンB3を押すことにより、図7に示すパレットP4
が表示される。この図に示す例では、第1番目の項目が
メーカー名、第2番目の項目が品名、…というように項
目名が設定されている。もちろん、このパレットP4上
で、項目名を変更することも可能である。設定した項目
名は、操作者がOKボタンB4を押すことにより確定さ
れる。基本的に、OKボタンは編集結果を確定し、キャ
ンセルボタンは編集結果を破棄するボタンである。
【0045】このようにして、文字データパーサ21に
よる項目分けの形式が設定される。こうして設定された
項目分け形式に基づいて、文字データパーサ21が、文
字データ(ここでは、“Data.txt”)を項目分けして素
材データベース19へ登録する。項目分けされた文字デ
ータの一例を図16に示す。図16は、商品カタログ等
に印刷される各商品毎の情報(レコード)を、図中縦方
向に並べたものである。この図に示すように、実際に
は、データが存在しない項目を有するレコードも存在し
得るため、こうした文字データをも項目分けできるよう
項目分け形式が設定される。
【0046】次に、ひな型を用いず、かつ、素材データ
ベース19に所望の被レイアウトデータが登録されいる
場合のテンプレート作成処理について、図4,図8〜図
15,図19を参照して説明する。図4に示すメインパ
レットP1において、操作者がパターン編集ボタンB1
を押すと、図8に示すパレットP5が表示される。パレ
ットP5には、テンプレートの名称一覧が表示される領
域WR4と、各種ボタンとが設けられており、操作者が
各種ボタンを押すことにより、各テンプレートの編集・
削除、各テンプレートと同一形式の新たなテンプレート
の追加、および新たなテンプレートの追加が行われる。
ここで、所定のテンプレートが選択され、その項目分け
形式の編集・新規作成を行うように所定のボタンが押さ
れると、図9に示すパレットP6が表示される。
【0047】このパレットP6には、テンプレートの候
補リストを表示する領域WR5と、項目分け形式の内容
を表示する領域WR6と、作成中のテンプレートの内容
を表示する領域WR7とが設けられている。ここでは、
予め設定された項目分け形式“F4CSV”で項目分け
される文字データをレイアウトするためのテンプレート
“3A−2”を作成するものとする。
【0048】このパレットP6を用いて、各種ルールの
設定や素材データの割り付けが行われる。具体的には、
まず、操作者が図中中央部のボタン群B5を押すことに
より、領域WR6内の任意の項目が領域WR7へコピー
される。必要な項目を領域WR7へコピーした後、領域
WR7内の各項目に対して、階層構造や属性、条件等が
設定される。領域WR7において、「メインBox」は
文字データを流し込むためのボックスであり、割り付け
られた画像データはボックス右下に割り付けられるよう
条件が設定されている。この「メインBox」は、リピ
ート可能な「商品ブロック」のグループとリピート可能
な「解説」の文字列とからなる。
【0049】また、「商品ブロック」のグループは、
「商品行」のグループと、リピート可能な「コード行」
のグループと、リピート可能な「商品解説」の文字列と
からなる。さらに、「商品行」のグループは、「商品
名」の文字列と「メーカーボックス」とからなる。「メ
ーカーBox」は画像データを1文字として含む文字デ
ータ(「メーカー」)を流し込むためのボックス(アン
カードボックス)であり、1文字の画像データがボック
ス右下に割り付けられるよう条件が設定されている。
【0050】一方、「コード行」のグループは、「商品
コード」、「カタログNo」、「価格」、および「仕
様」の各文字列からなる。なお、同一商品名の商品で
も、複数の仕様が存在する場合があるため、「仕様」の
文字列はリピートが許可されている。また、「商品行」
のグループ、「コード行」のグループ、および「メーカ
ー」の文字列は、複数行となってもよいように条件が設
定されている。また、これら以外にも、罫線を入れた
り、変更不可能な文字列をパターン内に入れるよう指示
を与えることもできる。
【0051】また、パレットP6には各種ボタンB6〜
B9が設けられており、各種ルールを設定することがで
きる。例えば、ボタンB6が押されるといくつかの選択
肢が表示され、ここで、所定の選択肢が選択されると、
図10に示すパレットP7が表示される。このパレット
P7により、予め選択されたブロックの最大行数、およ
び最大列幅(ポイント単位)が設定可能である。また、
ボタンB6が押されて表示される選択肢から他の所定の
選択肢が選択されると、図11に示すパレットP8が表
示される。
【0052】このパレットP8では、文字列が所定の領
域内に収まらない場合に、文字の大きさをどのように変
更していくかを各項目毎に設定することができる。この
図の例では、第1〜第3候補を設定可能であり、文字列
が溢れる場合には、まず、「仕様」の文字に長体をかけ
る。それでも文字列が溢れる場合には、「仕様」の文字
にさらに長体をかけるよう設定されている。また、ポイ
ント数や長体、平体の種類等は任意に登録可能であり、
登録されたリストから選択して入力できるように構成さ
れている。上記登録作業は、例えば、図12に示すパレ
ットP9を用いて為される。
【0053】また、パレットP6(図9参照)のボタン
B7が押されると、いくつかの選択肢が表示され、それ
ら選択肢から所定の選択肢が選択されると、図13に示
すパレットP10が表示される。このパレットP10を
用いて、各ボックスの位置(上位のボックスに対する位
置)を設定することができる。さらに、パレットP6
(図9参照)のボタンB9が押されると、いくつかの選
択肢が表示され、それら選択肢から所定の選択肢が選択
されると、図14に示すパレットP11が表示される。
このパレットP11では、予め設定された項目の文字列
に対して、任意に設定可能な各種変換処理(例えば、半
角文字を全角文字に変換したり、文字列が改行コードか
ら始まるようにする等)を施すようルールを設定するこ
とが可能である。また、パレットP6において、画像デ
ータを用いる各ボックスに、素材データべース19内の
画像データを対応付ける処理も行われる。こうして、最
終的に、図19に示すようなテンプレートが作成され
る。なお、作成されたテンプレートをひな型として登録
することも可能である。
【0054】[ひな型を用いる場合のテンプレート作成
処理]次に、ひな型を用いたテンプレート作成処理につ
いて説明する。この場合、まず、どのひな型を用いるか
が選択され、図15に示すパレットP12が表示され
る。このパレットP12には、選択されたひな型の内容
を表示する領域WR8と、選択されたひな型に対応させ
る文字データの項目分け形式“F4CSV”の内容を表
示する領域WR9と、両者の各項目を対応付けるための
領域WR10とが設けられている。
【0055】上記対応付けは、パレットP12上に設け
られたボタン群B10を操作して、領域WR8から必要
な項目のみを領域WR10へコピーするとともに、ボタ
ン群B11を操作して、領域WR9から必要な項目のみ
を領域WR10へコピーすることにより行われる。この
際、対応する項目同士が対応付けられることになる。こ
うして、図17に示すようなテンプレートが作成され
る。ひな型を用いたテンプレート作成処理は、基本的に
は上述した通りであり、こうした処理が、各ボックスに
対して行われ、最終的にレイアウトテンプレートが作成
される。もちろん、ひな型を用いて作成したテンプレー
トと、ひな型を用いずに作成したテンプレートとからな
るレイアウトテンプレートを作成することも可能であ
る。
【0056】以上説明したように、対話形式でテンプレ
ートが作成され、このテンプレートが一連のスクリプト
に自動的に変換されるため、ページレイアウトを自動的
に作成するためのルールを容易に設定することができ
る。また、テンプレート作成手段18は、ひな型記憶部
17から操作データに特定されるひな型を読み出し、そ
のひな型を用いてテンプレートを作成する機能を有す
る。したがって、ひな型に予め設定されているルールを
再設定する必要がなく、作業効率を向上させることがで
きる。さらに、テンプレートを、ページの構造に応じて
再帰的な階層構造とすることにより、所定領域のルール
を一括して変更すること、および所定領域のみのルール
を変更することが容易にできるとともに、操作者がペー
ジ内でのルールの構成(親子関係)を容易に把握するこ
とができるという利点がある。
【0057】また、文字データパーサ21が文字データ
を項目毎に分離して素材データベース19に記憶させ、
かつ、テンプレート作成手段18が、文字データの各項
目とテンプレートの各項目とを対応付けて表示手段14
により表示させるようにしたため、ルールの設定漏れ等
のミスが発生する確率を低減することができる。さら
に、命令記憶部12に記憶された一連のスクリプトをバ
ッチ処理的に実行するようにしたため、レイアウト処理
を自動的に行うことができる。さらに、机上レイアウト
の結果に基づいて、表示枠の座標値等を予めテンプレー
トに反映させるようにしたため、表示枠の配置等を正確
に行うことができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
テンプレート作成手段が、表示手段を用いて、操作デー
タを対話形式で入力させるための情報を操作者に伝達す
る。また、テンプレート作成手段は、表示手段を介して
情報を視認した操作者が指示入力手段を介して入力する
操作データに基づいて、所望の被レイアウトデータを素
材データベースから選択するとともに、前記所望の被レ
イアウトデータおよび前記操作データに基づいてルール
を設定し、さらに、設定した各ルールをページ単位で集
積してなるテンプレートを作成する。さらに、命令作成
部が前記テンプレートを、前記テンプレート作成手段で
設定された各ルールに基づいて前記所望の被レイアウト
データを割り付けて自動的にページレイアウトを作成す
るための命令群に変換する。このように、対話形式で処
理が為されるため、ページレイアウトを自動的に作成す
るためのルールを容易に設定することができる。
【0059】また、前記テンプレート作成手段は前記テ
ンプレートまたは前記部分テンプレートをひな型として
前記ひな型記憶部に記憶させるとともに、前記ひな型記
憶部から前記操作データに特定されるひな型を読み出
し、該ひな型を用いて前記テンプレートを作成する。し
たがって、ひな型に予め設定されているルールを再設定
する必要がなく、作業効率を向上させることができる
(請求項3)。
【0060】さらに、項目分け手段が前記被レイアウト
データを項目毎に分離して前記素材データベースに記憶
させる。また、前記テンプレート作成手段が、前記被レ
イアウトデータの各項目と前記テンプレートまたは前記
部分テンプレートの各項目を対応付けて表示するための
情報を前記表示手段へ供給する。このため、前記表示手
段に、前記被レイアウトデータの各項目と前記テンプレ
ートの各項目とが対応付けて表示される。したがって、
ルールの設定漏れ等のミスが発生する確率を低減するこ
とができる(請求項4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動ページアップルー
ル作成装置を用いた自動ページアップシステムの機能構
成を示すブロック図である。
【図2】同自動ページアップシステムの具体的な構成を
示すブロック図である。
【図3】同自動ページアップシステムを用いてページレ
イアウトを作成する処理の概略を説明するための処理図
である。
【図4】表示装置5に表示される情報の一例を示す図で
ある。
【図5】表示装置5に表示される情報の一例を示す図で
ある。
【図6】表示装置5に表示される情報の一例を示す図で
ある。
【図7】表示装置5に表示される情報の一例を示す図で
ある。
【図8】表示装置5に表示される情報の一例を示す図で
ある。
【図9】表示装置5に表示される情報の一例を示す図で
ある。
【図10】表示装置5に表示される情報の一例を示す図
である。
【図11】表示装置5に表示される情報の一例を示す図
である。
【図12】表示装置5に表示される情報の一例を示す図
である。
【図13】表示装置5に表示される情報の一例を示す図
である。
【図14】表示装置5に表示される情報の一例を示す図
である。
【図15】表示装置5に表示される情報の一例を示す図
である。
【図16】項目分けされた文字データの一例を示す図で
ある。
【図17】テンプレートの一例を示す図である。
【図18】テンプレートの階層構造を示す図である。
【図19】テンプレートの一例を示す図である。
【図20】ページレイアウトを作成する従来のシステム
の概略構成例を示すブロック図である。
【図21】従来のシステムによるページアップ処理の流
れを説明するための処理図である。
【符号の説明】
15 指示入力手段 17 ひな型記憶部 18 テンプレート作成手段 19 素材データベース 20 命令作成部 21 文字データパーサ(項目分け手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9288−5L G06F 15/20 530 J 9365−5H 15/62 325 A (72)発明者 本橋 淳 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 下崎 賢 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 今井 崇人 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 森 俊明 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 指江 大介 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定されたルールに基づいて所望の
    被レイアウトデータを割り付けて自動的にページレイア
    ウトを作成するための命令群を作成する自動ページアッ
    プルール作成装置であって、 複数の被レイアウトデータを格納した素材データベース
    と、 操作者の指示に応じた操作データを入力するための指示
    入力手段と、 前記操作データに基づいて前記所望の被レイアウトデー
    タを前記素材データベースから選択するとともに、前記
    所望の被レイアウトデータおよび前記操作データに基づ
    いて前記ルールを設定し、設定した各ルールをページ単
    位で集積してなるテンプレートを作成し、かつ、前記操
    作データを対話形式で入力させるための情報を出力する
    テンプレート作成手段と、 前記テンプレート作成手段から出力される情報を表示し
    て前記操作者へ伝達する表示手段と、 前記テンプレートを前記命令群に変換する命令作成部と
    を具備し、 前記テンプレートは自身が対応するページ内の任意の領
    域に対して局所的に設定された各ルールを集積してなる
    部分テンプレートを内包することを特徴とする自動ペー
    ジアップルール作成装置。
  2. 【請求項2】 前記テンプレートが前記部分テンプレー
    トを複数個内包する場合には、該複数の部分テンプレー
    トそれぞれの包含関係が、該複数の部分テンプレートが
    対応する各領域の親子関係に一致することを特徴とする
    請求項1記載の自動ページアップルール作成装置。
  3. 【請求項3】 前記テンプレートまたは前記部分テンプ
    レートをひな型として記憶するひな型記憶部を具備し、 前記テンプレート作成手段は前記テンプレートまたは前
    記部分テンプレートをひな型として前記ひな型記憶部に
    記憶させるとともに、前記ひな型記憶部から前記操作デ
    ータに特定されるひな型を読み出し、該ひな型を用いて
    前記テンプレートを作成することを特徴とする請求項1
    または2に記載の自動ページアップルール作成装置。
  4. 【請求項4】 前記被レイアウトデータを項目毎に分離
    して前記素材データベースに記憶させる項目分け手段を
    具備し、 前記テンプレート作成手段は、前記被レイアウトデータ
    の各項目と前記テンプレートまたは前記部分テンプレー
    トの各項目を対応付けて表示するための情報を前記表示
    手段へ供給することを特徴とする請求項1ないし3いず
    れかに記載の自動ページアップルール作成装置。
JP6252518A 1994-10-18 1994-10-18 自動ページアップルール作成装置 Pending JPH08115323A (ja)

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JP6252518A JPH08115323A (ja) 1994-10-18 1994-10-18 自動ページアップルール作成装置

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Effective date: 20040615