JPH06155697A - カタログ類等の文字割付装置 - Google Patents

カタログ類等の文字割付装置

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JPH06155697A
JPH06155697A JP4310462A JP31046292A JPH06155697A JP H06155697 A JPH06155697 A JP H06155697A JP 4310462 A JP4310462 A JP 4310462A JP 31046292 A JP31046292 A JP 31046292A JP H06155697 A JPH06155697 A JP H06155697A
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frame
area
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Application number
JP4310462A
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English (en)
Inventor
Fumio Hirabayashi
文雄 平林
Yukihisa Naito
幸寿 内藤
Hiroshige Kage
広茂 鹿毛
Hisao Tsutsui
久雄 筒井
Satomi Suzuki
さとみ 鈴木
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練したオペレータによる面倒な字詰計算を
必要とせず、組版データの修正作業を自動化し、効率的
なスペックの作成を実現したカタログ類等の文字割付装
置の提供を目的とする。 【構成】 予め定められた論理により選択された定型1
〜4に基づき、枠の領域にスペック用文字列データ21
を割付け、更に、このような割付け作業を、スペック用
文字列データ21が、枠の領域内に最適な組版形式で割
付けられるまで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータを利用し
て、チラシ・カタログ類に掲載する商品の絵柄に対応す
る商品名、価格、説明文等の文字(スペック)を割付け
組版する写植、電算写植、CTS(Computerized Types
etting System)に関する技術であって、商品スペック
をデータベース(DB)化して、大量のスペック組を短
時間で作成することが可能なカタログ類等の文字割付装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図9に示すような文字割付装
置を利用して、チラシ・カタログ類に掲載する商品につ
いての文字を、予め定められた枠の領域に割付けること
が行われている。この文字割付装置は、各商品について
のスペックを示す商品データ、該商品データを枠に割付
けるための加工データ(後述する)等を入力するための
ワープロ、テキストエディタ等の入力手段1と、入力手
段1から入力された商品データ及び加工データに基づき
組版データ、電算写植機駆動用データ(後述する)を作
成する組版システム2と、該組版システム2で作成され
た電算写植機駆動用データを基にして版下となる印画紙
又はフィルム等を作成する電算写植機等の印刷手段3と
を主な構成とするものであって、前記組版システム2に
は、オペレータにより操作されるキーボード、マウス等
の指示手段4、CRT等の表示手段5、フロッピディス
ク装置、ハードディスク装置等の記憶手段6が更に接続
されている。
【0003】なお、組版システム2と、入力手段1、印
刷手段3、表示手段5、記憶手段6との間で行うデータ
移動、及び組版システム2に対する各種操作は、指示手
段4からの指示で行われるようになっている。以下、文
字割付装置による文字の割付作業について図10〜図1
3を参照して工程順に詳細に説明する。なお、以下に示
すステップnは、図10のフローチャートのSPnに対
応している。
【0004】《ステップ1》まず、入力手段1を用い
て、オペレータにより、図11に示すような原稿の内容
を示す商品データ10と、及び商品データ10を加工す
る加工データ11とが共に組版システム2に入力され、
更に、この組版システム2ではこれら商品データ10と
加工データ11とに基づき組版データ12を作成する。
なお、上記加工データ11とは、オペレータが、商品デ
ータ10の文字数と、商品データ10を掲載する枠内の
領域面積とから計算した、書体、ポイント、級数等の文
字の組版形式を意味している。また、以上のような商品
データ、加工データ及び組版データの流れを図10に
(ア)(イ)及び(ウ)でそれぞれ示す。
【0005】ここで、上記組版データ12の一例を図1
2(a)に示す。そして、この図12(a)において、
『「書「1「1』は書体と書体の種類を示す加工データ
11、『「ポ「2「6』は級数とその数値を示す加工デ
ータ11、『F4J−2100』は商品の型番を示す商
品データ10、『ポ」書」』は先に設定した級数及び書
体が終了したことを示す加工データ11である。以下、
『SAS−PHANTOM』は商品の品名を示す商品デ
ータ10、『¥17,000,000』は商品の価格を示
す商品データ10であり、これら商品データ10の前後
には上記と同様の加工データ11が書き込まれている。
【0006】《ステップ2》上記ステップ1で得た組版
データ12から、印刷手段3を駆動させるための電算写
植機駆動用データ13を組版し、この電算写植機駆動用
データ13を印刷手段3に出力する。以上のような組版
データ12と電算写植機駆動用データ13との流れを図
10に(エ)及び(オ)でそれぞれ示す。 《ステップ3》印刷手段3では上記ステップ2で得た電
算写植機駆動用データ13に基づいて、版下となる印画
紙またはフィルムを出力する。以上のような電算写植機
駆動用データ13と、印画紙またはフィルムの出力と流
れを図10に(カ)及び(キ)でそれぞれ示す。ここ
で、前記電算写植機駆動用データ13に基づく印刷手段
3の出力結果を図13(a)(b)に示す。
【0007】《ステップ4》〜《ステップ6》上記電算
写植機駆動用データ13が最適なものか否かを、オペレ
ータに対して版下となる印画紙またはフィルムにより確
認させ(ステップ4)、更にオペレータに対して組版デ
ータ12の体裁が崩れていないかを判断させ(ステップ
5)、組版データ12の体裁が崩れていないと判断した
YESの場合に、これら印画紙またはフィルムを図10
に符号(ク)で示すように出校して、本フローチャート
を終了する(ステップ6)。また、ステップ5にて、オ
ペレータが体裁が崩れていると判断した場合には次のス
テップ7に進む。
【0008】《ステップ7》オペレータに対して上述し
た文字を示す書体、級数等に関する加工データ11を修
正させ、これにより再度、組版データ12を作成し直
し、その後、上記ステップ2に戻る。なお、以上のよう
な組版データ12を修正する際のデータの流れを図10
に符号(ケ)(コ)に示す。
【0009】ここで、ステップ5にて組版データ12の
体裁が崩れていると判断して、修正する場合の処理につ
いて説明する。図13(a)に示すように枠内の1行の
領域に、組版データ12内の商品データ10が納まらず
に2行になり、これが1行に納まるように修正する必要
がある場合には、例えば商品データ10である『F4J
−2100』、『SAS−PHANTOM』、『¥1
7, 000,000』 のいずれか文字サイズを変更する
処理を行う。なお、文字サイズを変更する場合には、例
えば級数を変更する、文字の縦方向、横方向の長さの比
を変更することが考えられるが、本例では、商品データ
の一つである『F4J−2100』の文字の縦方向、横
方向の長さの比を変更することにする。
【0010】そして、この場合には、図12の(b)で
示すように、組版データ12の加工データ11内に、該
加工データ11を補完する因子を入れて、商品データ1
0の文字を縦長とすべく修正する。具体的には、前述し
た加工データ11中に『「長「2』、『正」』という補
完データ14を組み込むようにし、これにより、図13
に(b)で示すように枠内の1行の領域に、組版データ
12内の商品データ10を割付ける。そして、このよう
に組版データ12を修正した場合には、修正済の組版デ
ータ12’を新しい組版データとして、再度ステップ2
からのデータ処理を繰り返し行わせる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された文字割付装置では、ステップ7で説明した
ような組版データ12の修正処理において、枠内の1行
の領域に、組版データ12内の商品データ10を割付け
る計算を行う場合に、『「長「2』、『正」』という補
完データ14を得るために、極端に複雑な字詰め長計算
が必要となり、これにより熟練したオペレータが必要と
なるとともに、このような計算を全てオペレータが行う
必要があって多くの時間と労力とを要するという問題が
あった。
【0012】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、組版データ12の修正作業を自動化し、
文字サイズなどの組版形式を自動計算することにより、
効率的なスペックの作成を実現し、版下工程の作業負荷
を軽減したカタログ類等の文字割付装置の提供を目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、チラシ・カタログ類に掲載する商品につ
いての文字を割付けるカタログ類等の文字割付装置であ
って、カタログ類に掲載する文字を示す文字データを記
憶するための第1の記憶手段と、予め設定された枠の領
域に、前記文字データで示された文字を割付けるため
に、該文字データに書体、サイズ等の組版形式を与える
組版形式データを複数記憶した第2の記憶手段と、前記
文字データと前記組版形式データとに基づいて、印刷手
段に与える組版データを作成する組版システムとを有
し、上記組版システムに、第2の記憶手段に記憶された
一組の組版形式データに基づき、第1の記憶手段に記憶
された文字データに組版形式を与えて、予め設定された
枠の領域に割付ける割付手段と、該割付手段により枠に
割付けられた文字が、枠の定められた領域内にあるか否
かを判断する割付結果判断手段と、該割付結果判断手段
により、枠の定められた領域内に文字があると判断され
た場合に、当該組版形式データに基づき文字データから
組版データを作成するとともに、枠の定められた領域外
まで文字があると判断された場合に、割付手段に対して
他の組版形式データに基づき、再度、枠の領域内に文字
データの文字を割付けさせる組版データ作成手段とを具
備するようにしている。
【0014】
【作用】この発明に示すカタログ類等の文字割付装置で
は、第2の記憶手段に記憶されている複数組ある組版形
式データの一組に基づき、第1の記憶手段に記憶されて
いる文字データに組版形式を与えて、予め設定された枠
の領域に割付けるとともに、枠に割付けられた文字が、
枠の定められた領域内にあるか否かを判断し、この判断
結果により、枠の定められた領域内に文字があると判断
された場合に、当該組版形式データに基づき文字データ
から組版データを作成し、また、枠に割付けられた文字
が、枠の定められた領域外まであると判断された場合
に、割付手段に対して他の組版形式データに基づき、再
度、枠の領域内に文字データの文字を割付けさせるよう
にしている。これによって、枠内に、文字データの文字
を最適な組版形式で割付けることができ、従来のように
熟練したオペレータによる面倒な字詰計算を省略するこ
とが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図8に基づ
いて説明する。なお、以下の実施例において、従来の技
術と構成を共通とする箇所に同一符号を付して重複した
説明を省略する。図1に示すカタログ等の文字割付装置
は、図9に示したものと同様のものであるが、図9の文
字割付装置とは組版システム2及び記憶手段6の構成が
異なっている。すなわち、図1の組版システム2には図
示の如く割付手段2A、割付結果判断手段2B、組版デ
ータ作成手段2Cが具備されることを特徴とし、また、
記憶手段6は、スペック用文字列データ21(後述す
る)を記憶する第1の記憶手段6Aと、定型集22及び
論理23(後述する)を記憶する第2の記憶手段6Bと
からなることを特徴とする。また、図2は図1の組版シ
ステム2の制御内容を示すフローチャートであり、この
図2ではフローチャート中のステップ毎の処理によるデ
ータの流れも併せて示している。また、図2中のステッ
プ11の処理内容を示すサブフローについては図3に示
されている。なお、以下のステップの説明はこの図2に
沿って行う。
【0016】《ステップ10》まず、入力手段1を用い
て、オペレータより、図4に示すような原稿の内容を示
す商品データ20が組版システム2に入力され、この組
版システム2では商品データ20をスペック用文字列デ
ータ21として第1の記憶手段6Aに記憶する。なお、
スペック用文字列データ21は原稿の内容を示す商品デ
ータ20と実質的に同じものである。また、前記商品デ
ータ20を入力する際には、図4に示すような、具体的
な型番、品名、価格を示す文字の前に、「型番」、「品
名」、「価格」という項目を付けるようにする。また、
以上のような商品データ20とスペック用文字列データ
21との流れを図2に(サ)(シ)でそれぞれ示す。
【0017】《ステップ11》第1の記憶手段6Aに記
憶されているスペック用文字列データ21と、定型集2
2及び論理23とから組版データ24を作成する。ここ
で、定型集22及び論理23について説明する。これら
定型集22及び論理23は、図2のフローチャートを実
行する前段階において、図2に符号(ス)で示すよう
に、オペレータにより、入力手段1を介して組版システ
ム2に入力され、これら入力された定型集22及び論理
23は第2の記憶手段6Bに記憶されるようになってい
る。まず、定型集22について説明すると、この定型集
22は、図5に示す項目定義集25と、図6に示す項目
定型定義集26とから構成される。
【0018】図5に示す項目定義集25は、「型番」、
「品名」、「価格」といった項目及びこれら項目の並び
順27と、「型番1」、「品名1」、「価格1」といっ
た項目に対応したキーワードを示す項目定型28と、
「揃え方」、「前後天地のスペース量」、「改行の有
無」、「字詰め長」といった項目間の位置関係を示す位
置データ29とから構成されたものであり、商品の型
番、品名、価格をそれぞれ示す示す文字の順序と位置関
係といった組版形式を決定する。なお、図5に示す項目
定義集25は、定型1を示すものであるが、この定型1
以外にも、「揃え方」、「前後天地のスペース量」、
「改行の有無」、「字詰め長」といった項目間の位置関
係29が微妙に変更されてなる定型2、定型3、定型4
(図示略)が、項目定義集25として設定されている。
【0019】図6に示す項目定型定義集26は、項目定
義集25中の項目定型28に対応して設けられ、かつ上
述した商品の型番、品名、価格等の「組方向」、「書
体」、「字体」、「サイズ」、「変形」、「字送り量」
といった組版形式を示すものであって、「型番1」用の
項目定型定義集26(図6参照)、「品名1」用の項目
定型定義集26(図示略)、「価格1」用の項目定型定
義集26(図示略)がそれぞれ設定されている。
【0020】なお、図6に示す項目定型定義集26は、
定型1〜4中の項目定型28に対応しているものである
ので、項目定型28中に、「型番1」と設定してあれ
ば、型番を示す文字について、「型番1」用の項目定型
定義集26が適用され、また、「品名1」と設定してあ
れば、品名を示す文字について、「品名1」用の項目定
型定義集26が適用され、また、「価格1」と設定して
あれば、価格を示す文字について、「価格1」用の項目
定型定義集26が適用されるようになっている。なお、
本例では、定型1の項目定型28中に、「型番1」、
「品名1」、「価格1」を設定したが、設定する項目定
型の数、種類については限定されるものではない。
【0021】次に、論理23について説明する。論理2
3は、項目定義集25として設定された定型1、定型
2、定型3、定型4を実行する順序を示すものであっ
て、この論理23の内容を、図7の論理構成図、図8の
ブロック図、図3のフローチャート(図2のステップ1
1の制御内容を示す)を参照して説明する。 《ステップ100》〜《ステップ101》第2の記憶手
段6Bに論理23が予め設定されているか否かを判断し
(ステップ100)、論理23の設定がないNOの場合
に、ステップ101に進んで、表示手段5にエラーが発
生したことを表示し、論理23が設定されているYES
の場合に次のステップ102に進む。 《ステップ102》論理23に論理(1)が設定されて
いるか否かを判断し、論理(1)が設定されているYE
Sの場合にステップ103に進み、図7に示すような論
理(1)を順次実行して行く。また、ステップ102に
おいて、論理(1)以外の論理が設定されていると判断
したNOの場合に、ステップ111に進む。
【0022】《ステップ103》図5に示す定型1に基
づき、第1の記憶手段6Aに記憶されているスペック用
文字列データ21を、枠の領域に割付するシミュレーシ
ョンを実行する。すなわち、定型1に設定されている
「揃え方」、「前後天地のスペース量」、「改行の有
無」、「字詰め長」といった位置データ29に基づき、
スペック用文字列データ21として入力された、型番で
ある『F4J−2100』、品名である『SAS−PH
ANTOM』、価格である『¥17, 000,000』
を、枠の領域に挿入し、更に、定型1に設定されている
「型番1」、「品名1」、「価格1」という項目定型2
8と、この設定項目28に対応した図6に示すような項
目定型定義集26とに基づき、これら各『F4J−21
00』、『SAS−PHANTOM』、『¥17, 00
0,000』 の「書体」、「字体」、「サイズ」といっ
た組版形式で割付ける。以上のような定型1によるシミ
ュレーションを実行した後には次のステップ104に進
む。
【0023】《ステップ104》ステップ103にて定
型1によるシミュレーションを実行した結果、図13の
(b)に示すように枠内の1行の領域に、組版データ2
4の商品データ20が割付けられたか否かを判断し、1
行に割付けられたYESの場合にステップ110に進
み、図13の(a)に示すように2行にまたがったNO
の場合に次のステップ105に進む。
【0024】《ステップ105》定型2によるシミュレ
ーションを実行する(定型2の具体的な設定内容につい
ては図示せず)。すなわち、定型2に設定されている
「揃え方」、「前後天地のスペース量」、「改行の有
無」、「字詰め長」といった位置データ29に基づき、
スペック用文字列データ21として入力された、型番で
ある『F4J−2100』、品名である『SAS−PH
ANTOM』、価格である『¥17, 000,000』
を、枠の領域に挿入し、更に、定型2に設定されている
「型番1」、「品名1」、「価格1」という項目定型2
8と、この設定項目28に対応した図6に示す項目定型
定義集26とに基づき、これら各『F4J−210
0』、『SAS−PHANTOM』、『¥17, 00
0,000』 の「書体」、「字体」、「サイズ」といっ
た組版形式で割付ける。以上のような定型2によるシミ
ュレーションを実行した後には次のステップ106に進
む。
【0025】《ステップ106》ステップ105にて定
型2によるシミュレーションを実行した結果、図13の
(b)に示すように枠内の1行の領域に、組版データ2
4の商品データ20が割付けられたか否かを判断し、1
行に割付けられたYESの場合にステップ110に進
み、図13の(a)に示すように2行にまたがったNO
の場合に次のステップ107に進む。
【0026】《ステップ107》上記ステップ103,
105と同様にして、定型3(定型3の具体的な設定内
容については図示せず)によるシミュレーションを実行
し、この後、ステップ108に進む。 《ステップ108》ステップ107にて定型3によるシ
ミュレーションを実行した結果、図13の(b)に示す
ように枠内の1行の領域に組版データ24内の商品デー
タ20が割付けられたYESの場合にステップ110に
進み、図13の(a)に示すように2行にまたがったN
Oの場合に次のステップ109に進む。
【0027】《ステップ109》上記ステップ103,
105、107と同様にして、定型4(定型4の具体的
な設定内容については図示せず)によるシミュレーショ
ンを実行し、この後、無条件でステップ110に進む。 《ステップ110》定型1〜定型4のいずれか定型に基
づき(ステップ104のYESを経た場合は定型1、ス
テップ106のYESを経た場合は定型2、ステップ1
08のYESを経た場合は定型3、ステップ109を経
た場合は定型4、……)、スペック用文字列データ21
を加工して組版データ24を作成した後、図3に示すサ
ブフローを終了する。
【0028】《ステップ111》〜 論理23に論理(2)が設定されているか否かを判断
し、論理(2)が設定されているYESの場合にステッ
プ112に進み、論理(2)を順次実行して行く。ま
た、ステップ111において、論理(2)以外の論理、
例えば論理(3)が設定されていると判断したNOの場
合に、ステップ120に進む。そして、ステップ112
に進んだ場合には、ステップ103〜ステップ108と
同様にして、論理(2)に設定されている定型を実行
し、かつ定型を実行した結果、図13の(b)に示すよ
うに枠内の1行の領域に組版データ24内の商品データ
20が割付けられたか否かを判断し、YESの場合にス
テップ110に進んで、当該定型にて組版データ24を
作成させる。また、図13の(a)に示すように2行に
またがったNOの場合に次のステップに進んで、論理
(2)に設定されている次の定型を実行する。なお、こ
の論理(2)において最後の順位に位置する定型が実行
された場合には、ステップ109と同様に、該定型実行
後、無条件でステップ110に進む。
【0029】《ステップ120》〜 論理(3)を順次実行して行く。すなわち、ステップ1
03〜ステップ108と同様にして、論理(3)に設定
されている定型に基づくシミュレーションを実行し、か
つシミュレーションを実行した結果、図13の(b)に
示すように枠内の1行の領域に組版データ24内の商品
データ20が割付けられたか否かを判断し、YESの場
合にステップ110に進んで、当該定型にて組版データ
24を作成させる。また、図13の(a)に示すように
2行にまたがったNOの場合に次のステップに進んで、
論理(3)に設定されている次の定型を実行する。
【0030】なお、この論理(3)において最後の順位
に位置する定型が実行された場合には、上記ステップ1
09と同様に、該定型実行後、無条件でステップ110
に進む。また、本実施例では、予め設定されている論理
(1)〜(3)の数が3であるが、論理の数については
特に限定されるものではなく、入力手段1にて任意に設
定できるものである。また、各論理に設定される定型の
数、順序についても特に限定されるものではなく、オペ
レータが任意に設定できるものである。
【0031】そして、図3に示すサブフローに基づき、
ステップ110において、スペック用文字列データ21
を加工して組版データ24を作成した場合には、図2に
示すメインフローのステップ12に進む。以上のような
スペック用文字列データ21、定型集22及び論理2
3、組版データ24の流れを図2に(セ)(ソ)(タ)
でそれぞれ示す。 《ステップ12》ステップ110で得た組版データ24
から、印刷手段3を駆動させるための出力用データであ
る電算写植機駆動用データ30を作成し、この電算写植
機駆動用データ30を印刷手段3に出力する。以上のよ
うな組版データ24と電算写植機駆動用データ30との
流れを図2に(チ)及び(ツ)でそれぞれ示す。
【0032】《ステップ13》印刷手段3では上記ステ
ップ12で得た電算写植機駆動用データ30に基づい
て、版下となる印画紙またはフィルム31を出力する。
以上のような電算写植機駆動用データ30と、印画紙ま
たはフィルム31の出力と流れを図2に(テ)(ト)
(ナ)でそれぞれ示す。 《ステップ14》印画紙またはフィルム31を出校し
て、図2のメインフローを終了する。
【0033】そして、以上説明したように本実施例に示
す文字割付装置では、ステップ103において、定型1
に基づき、スペック用文字列データ21に組版形式を与
えて、予め設定された枠の領域に割付け、更に、ステッ
プ104において、枠に割付けられた文字が、枠の定め
られた領域内にあるか否かを判断し、この判断結果によ
り、枠の定められた領域内に文字があると判断された場
合に、ステップ110に進んで、定型1に基づきスペッ
ク用文字列データ21から組版データ24を作成すると
ともに、ステップ104において枠の定められた領域外
まで文字があると判断された場合に、ステップ105以
降に進んで他の定型2、3または定型4に基づき、再
度、枠の1行の領域にスペック用文字列データ21の文
字を割付けさせるようにしている。すなわち、本実施例
の文字割付装置では、予め定められた論理により選択さ
れた定型1〜4に基づき、枠の領域内にスペック用文字
列データ21の文字を割付け、更に、このような割付け
作業を、スペック用文字列データ21の文字を最適な組
版形式で割付けるまで行わせることができるので、従来
のような熟練したオペレータによる面倒な字詰計算を必
要とせず、効率的に組版データ24を作成することがで
き、その結果、版下工程の作業負荷を軽減することがで
きる効果が得られる。
【0034】また、本実施例の文字割付装置では、第2
の記憶手段6Bに定型集22と論理23とを記憶させて
しまえば、複数のスペックに適用が可能であり、これに
より多数のスペックを短時間で処理でき、また、組版に
必要とする書体・文字サイズなどの情報を、定型集22
と論理23により自動的に供給することができるので、
既存の商品DB等の情報を流用することができ、この点
においても、短時間のスペックの作成が可能となる。ま
た、本実施例の文字割付装置では、ステップ103〜1
09で示したように、自動的に組版をシュミレートする
ため、結果確認のために印画紙を逐一出力する必要がな
く、これにより工程を短縮でき、組版作業を効率化でき
る効果も得られる。
【0035】なお、本実施例では、論理(1)について
は1〜4の4つの定型が設定されており、4つの定型を
シミュレーションした後は最後の定型4に基づき、組版
データ24を作成するようにしており、これによって必
ずしも、枠の領域内にスペック用文字列データ21の文
字を一列で割付けられるとは限らないが、これに対処す
るには、予め設定しておく定型の数を増加させるように
するか、あるいはステップ110の直前に、オペレータ
に対して、図13で示す結果を表示手段5を介して確認
させる確認ステップを設けるようにし、この確認ステッ
プにて、オペレータから了解したとの指示を受けた場合
に、次のステップ110に進ませるようにしても良い。
また、この確認ステップにて、オペレータから了解した
との指示を受けない場合には以後のステップの実行を中
止して、別の論理にて再度シミュレーションを行わせる
ようにしても良い。
【0036】なお、上記実施例において、図3のステッ
プ100〜103、105、107、109、111、
112、120により組版システム2の割付手段2Aが
構成される。また、ステップ104、106、108、
113、120により組版システム2Bの割付結果判断
手段2Bが構成される。また、ステップ110により組
版システム2の組版データ作成手段2Cが構成される。
また、上記定型集22及び論理23により「組版形式デ
ータ」が構成され、上記スペック用文字列データ21に
より「文字データ」が構成される。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなようにこの発明
に示すカタログ類等の文字割付装置では、第2の記憶手
段に記憶されている複数組ある組版形式データの一組に
基づき、第1の記憶手段に記憶されている文字データに
組版形式を与えて、予め設定された枠の領域に割付ける
とともに、枠に割付けられた文字が、枠の定められた領
域内にあるか否かを判断し、この判断結果により、枠の
定められた領域内に文字があると判断された場合に、当
該組版形式データに基づき文字データから組版データを
作成するとともに、枠の定められた領域外まで文字があ
ると判断された場合に、割付手段に対して他の組の組版
形式データに基づき、再度、枠の領域内に文字データの
文字を割付けさせるようにしている。これにより、枠内
に、文字データの文字を最適な組版形式で割付けること
ができ、従来のように熟練したオペレータによる面倒な
字詰計算を省くことができるので、効率的に組版データ
を作成することができ、その結果、版下工程の作業負荷
を軽減することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字割付装置を示すブロック図。
【図2】本発明の文字割付装置における組版システム2
の制御内容を示すフローチャートと、このフローチャー
ト中のステップ毎の処理によるデータの流れとを共に示
す図。
【図3】図2のステップ11のサブフローであり、かつ
論理の具体的な処理内容を示すフローチャート。
【図4】スペック用文字列データ21(商品データ2
0)を示す図。
【図5】定型1を具体的に示す図。
【図6】項目定型である型番1を具体的に示す図。
【図7】論理1の構成を示す図
【図8】論理1を示すブロック図。
【図9】従来の文字割付装置を示すブロック図。
【図10】従来の文字割付装置における組版システム2
の制御内容を示すフローチャートと、このフローチャー
ト中のステップ毎の処理によるデータの流れとを共に示
す図。
【図11】商品データ10を示す図。
【図12】修正前の組版データ12と、修正後の組版デ
ータ12’とをそれぞれ示す図。
【図13】修正前の組版データ12/24と、修正後の
組版データ12’/24とに対応した、印刷手段3から
の出力結果を示す図。
【符号の説明】
1 入力手段 2 組版システム(割付手段2A、割付結果判断手段2
B、組版データ作成手段2C) 3 印刷手段 4 指示手段 5 表示手段 6A 第1の記憶手段 6B 第2の記憶手段 21 スペック用文字列データ(文字データ) 22 定型集(組版形式データ) 23 論理(組版形式データ) 24 組版データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒井 久雄 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 鈴木 さとみ 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チラシ・カタログ類に掲載する商品につ
    いての文字を割付けるカタログ類等の文字割付装置であ
    って、 カタログ類に掲載する文字を示す文字データを記憶する
    ための第1の記憶手段と、 予め設定された枠の領域に、前記文字データで示された
    文字を割付けるために、該文字データに書体、サイズ等
    の組版形式を与える組版形式データを複数記憶した第2
    の記憶手段と、 前記文字データと前記組版形式データとに基づいて、印
    刷手段に与える組版データを作成する組版システムとを
    有し、 上記組版システムは、第2の記憶手段に記憶された一組
    の組版形式データに基づき、第1の記憶手段に記憶され
    た文字データに組版形式を与えて、予め設定された枠の
    領域に割付ける割付手段と、 該割付手段により枠に割付けられた文字が、枠の定めら
    れた領域内にあるか否かを判断する割付結果判断手段
    と、 該割付結果判断手段により、枠の定められた領域内に文
    字があると判断された場合に、当該組版形式データに基
    づき文字データから組版データを作成するとともに、枠
    の定められた領域外まで文字があると判断された場合
    に、割付手段に対して他の組版形式データに基づき、再
    度、枠の領域内に文字データの文字を割付けさせる組版
    データ作成手段とが具備されていることを特徴とするカ
    タログ類等の文字割付装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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