JP2011207008A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 プラテンローラ1上の帯状用紙Sに印字を行う印字ヘッド2と、プラテンローラ1の上流側に設けられる搬送ローラ4と、プラテンローラ1及び搬送ローラ4を駆動モータ6により同期して回転させるベルト伝動機構Bと、ベルト伝動機構Bを、プラテンローラ1を回転させるプラテンローラ側伝動機構10と、搬送ローラ4を回転させるとともに、駆動モータ6の逆転時に搬送ローラ4の周速がプラテンローラ1の周速よりもやや速くなるように搬送ローラ4の回転速度を変える搬送ローラ側伝動機構20との2系統に分けて構成した。
【選択図】 図2
Description
上記ベルト伝動機構を、上記駆動モータによって駆動され上記プラテンローラを回転させるプラテンローラ側伝動機構と、上記駆動モータによって駆動され上記搬送ローラを回転させるとともに、上記駆動モータの逆転時に該搬送ローラの周速が上記プラテンローラの周速よりもやや速くなるように該搬送ローラの回転速度を変える搬送ローラ側伝動機構との2系統に分けて構成している。
この結果、例えば、プラテンローラと搬送ローラとの間で、センサにより帯状用紙の位置を検知し、このセンサの検知に基づいて次にまた駆動モータを正転させる制御を行うような場合に、帯状用紙のたるみがないので、それだけ、センサの検知が正確になり、次に、駆動モータが正転させられて帯状用紙が正方向に搬送され印字ヘッドによる印字が行われる際、印字位置のずれが防止される。また、プラテンローラと搬送ローラとの間の帯状用紙にたるみが生じないので、印字ずれも抑止され、印字が良好に行われる。
上記従動プーリを、上記従動回転軸に固定され内周縁部が上記Vベルトの傾斜した一側面が当接する傾斜面に形成された固定プレートと、上記従動回転軸に上記固定プレートに対して近接離間可能に移動可能に設けられ内周縁部が上記Vベルトの傾斜した他側面が当接する傾斜面に形成された可動プレートとを備えて構成し、
上記従動回転軸に上記可動プレートを固定プレート側に付勢するスプリングを設け、
上記駆動モータの正転時に上記Vベルトの張力を減じて上記可動プレートを上記スプリングの付勢力によって上記固定プレートに近づけ、上記駆動モータの逆転時に上記Vベルトの張力を増して上記スプリングの付勢力に抗して上記可動プレートを上記固定プレートから遠ざける張力可変機構を備えた構成としている。
図1及び図2に示すように、本発明の実施の形態に係るプリンタPは、帯状台紙DにラベルLを所定間隔で仮着した帯状用紙Sの当該ラベルLに印刷を行い、印刷されたラベルLを剥離して図示外の物品に貼付を行うラベル貼付装置として用いられるものである。
このプリンタPは、ロール状の帯状用紙Sが装着され搬送経路に帯状用紙Sを供給する図示外の供給リールと、帯状用紙Sの搬送途中に設けられ帯状用紙Sを支持するプラテンローラ1と、プラテンローラ1上の帯状用紙Sに印字を行うサーマル型の印字ヘッド2と、印字ヘッド2の下流側に下流側に設けられ帯状台紙Dを折り返してこの帯状台紙Dに仮着されたラベルLを剥離する剥離部材3と、剥離部材3で剥離されたラベルLを物品に貼付する図示外の貼付部と、ラベルLが剥離された帯状台紙Dを巻き取る図示外の巻取リールとを備えて構成されている。
プラテンローラ側伝動機構10は、駆動モータ6の原動回転軸11に設けられるタイミングベルト用の原動歯付プーリ12と、プラテンローラ1のプラテン回転軸13に設けられるタイミングベルト用の従動歯付プーリ14と、原動歯付プーリ12及び従動歯付プーリ14間に架け渡されるタイミングベルト15とを備えて構成されている。
従動プーリ23は、従動回転軸22に固定され内周縁部がVベルト24の傾斜した一側面が当接する傾斜面に形成された固定プレート25と、従動回転軸22に固定プレート25に対して近接離間可能に移動可能に設けられ内周縁部がVベルト24の傾斜した他側面が当接する傾斜面に形成された可動プレート26とを備えて構成されている。従動回転軸22には、可動プレート26を固定プレート25側に付勢するコイルスプリング27が設けられている。コイルスプリング27は、従動回転軸22に挿通され、一端が可動プレート26に当接し、他端が従動回転軸22に設けられたストッパ28に当接している。
張力可変機構30は、Vベルト24の外側面に当接して転動可能なテンションローラ31と、テンションローラ31を回転可能に支持し揺動によりテンションローラ31をVベルト24の外側面に対して押圧、離間する方向に移動させる支持アーム32と、支持アーム32を揺動駆動するシリンダ装置等からなるアクチュエータ33と備えて構成されている。アクチュエータ33は、駆動モータ6の正転(Ra方向)及び逆転(Rb方向)に同期して駆動される。この張力可変機構30により、駆動モータ6の正転(Ra方向)時には、プラテンローラ1の周速の方が搬送ローラ4の周速よりもやや速くなり、駆動モータ6の逆転(Rb方向)時には、搬送ローラ4の周速がプラテンローラ1の周速よりもやや速くなる。
S 帯状用紙
D 帯状台紙
L ラベル
1 プラテンローラ
2 印字ヘッド
3 剥離部材
4 搬送ローラ
5 押圧ローラ
B ベルト伝動機構
6 駆動モータ
Rb 正転
Rb 逆転
Ha 正方向
Hb 逆方向
7 センサ
10 プラテンローラ側伝動機構
12 原動歯付プーリ
14 従動歯付プーリ
15 タイミングベルト
20 搬送ローラ側伝動機構
21 原動プーリ
23 従動プーリ
24 Vベルト
25 固定プレート
26 可動プレート
27 コイルスプリング
28 ストッパ
30 張力可変機構
31 テンションローラ
32 支持アーム
33 アクチュエータ
Claims (4)
- 帯状用紙の搬送途中に設けられ該帯状用紙を支持するプラテンローラと、該プラテンローラ上の帯状用紙に印字を行う印字ヘッドと、上記プラテンローラの上流側に設けられ帯状用紙を支持する搬送ローラと、該搬送ローラに帯状用紙を押圧する押圧ローラと、上記プラテンローラ及び搬送ローラを同期して回転させるベルト伝動機構と、該ベルト伝動機構を駆動する正逆転可能な駆動モータとを備え、該駆動モータの正転及び逆転を交互に行うとともに該駆動モータの正転時に上記印字ヘッドによる印字を行わせるプリンタにおいて、
上記ベルト伝動機構を、上記駆動モータによって駆動され上記プラテンローラを回転させるプラテンローラ側伝動機構と、上記駆動モータによって駆動され上記搬送ローラを回転させるとともに、上記駆動モータの逆転時に該搬送ローラの周速が上記プラテンローラの周速よりもやや速くなるように該搬送ローラの回転速度を変える搬送ローラ側伝動機構との2系統に分けて構成したことを特徴とするプリンタ。 - 上記搬送ローラ側伝動機構を、上記駆動モータの原動回転軸に設けられるVベルト用の原動プーリと、上記搬送ローラの従動回転軸に設けられるVベルト用の従動プーリと、上記原動プーリ及び従動プーリ間に架け渡されるVベルトとを備えて構成し、
上記従動プーリを、上記従動回転軸に固定され内周縁部が上記Vベルトの傾斜した一側面が当接する傾斜面に形成された固定プレートと、上記従動回転軸に上記固定プレートに対して近接離間可能に移動可能に設けられ内周縁部が上記Vベルトの傾斜した他側面が当接する傾斜面に形成された可動プレートとを備えて構成し、
上記従動回転軸に上記可動プレートを固定プレート側に付勢するスプリングを設け、
上記駆動モータの正転時に上記Vベルトの張力を減じて上記可動プレートを上記スプリングの付勢力によって上記固定プレートに近づけ、上記駆動モータの逆転時に上記Vベルトの張力を増して上記スプリングの付勢力に抗して上記可動プレートを上記固定プレートから遠ざける張力可変機構を備えたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。 - 上記張力可変機構を、上記Vベルトの外側面に当接して転動可能なテンションローラと、上記テンションローラを回転可能に支持し揺動により該テンションローラを上記Vベルトの外側面に対して押圧、離間する方向に移動させる支持アームと、該支持アームを揺動駆動するアクチュエータと備えて構成したことを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
- 上記プラテンローラ側伝動機構を、上記駆動モータの原動回転軸に設けられるタイミングベルト用の原動歯付プーリと、上記プラテンローラのプラテン回転軸に設けられるタイミングベルト用の従動歯付プーリと、上記原動歯付プーリ及び従動歯付プーリ間に架け渡されるタイミングベルトとを備えて構成しことを特徴とする請求項2または3記載のプリンタ。
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JPS6411464U (ja) * | 1987-07-10 | 1989-01-20 | ||
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-
2010
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