JP5529503B2 - 帯状体の巻取装置及び巻取方法 - Google Patents

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本発明は、帯状体の巻取装置及び巻取方法に係り、更に詳しくは、巻取軸の回転により帯状体を巻き取ることができる帯状体の巻取装置及び巻取方法に関する。
従来より、接着シートが剥離された後の剥離シート等からなる帯状体を巻き取り可能な巻取装置が広く利用されている。かかる巻取装置としては、帯状体を巻き取る巻取軸と、この巻取軸を回転させる駆動手段とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。巻取軸による帯状体の巻き取りにおいて、巻き取り当初から、巻取軸の回転速度を速くしたり回転トルクを大きくしたりすると、帯状体が巻取軸にきつく巻き取られ、当該巻取軸に巻き付いた帯状体を取り外すことが困難になる。一方、巻取軸の回転速度を遅くしたり回転トルクを小さくしたりすると、巻き取り中、巻取軸に巻き取られた帯状体が型崩れして巻き取り不良の原因となる。更に、図2に示されるように、巻取軸50の近傍に、帯状体RLの繰り出しを行うための駆動ローラ52及びピンチローラ53が配置される場合、ピンチローラ53から巻取軸50へ向かう帯状体RLが弛むばかりでなく(同図中二点鎖線参照)、弛んだ帯状体RLが駆動ローラ52とピンチローラ53との間に巻き込まれ、これによっても巻き取り不良が発生する場合がある。
ここで、巻取軸による帯状体の巻き取りを良好に行うべく、巻取軸の回転速度や回転トルクが次第に大きくなるように予め設定して当該回転を制御する方法(以下、「従来方法A」と称する)が考えられる。これによれば、巻取軸に巻き取られた帯状体の巻取径の増大に伴う、巻き取り速度や回転トルクの低下を抑制することが可能となる。
特開2005−116928号公報 実用新案登録第2590661号公報
ところで、例えば、図3に示される巻取軸60のように、ピン60Aを用いて帯状体RLのリード端側を固定するタイプの場合、帯状体RLが円形でなくカム形となって巻き取られて径寸法R1、R2が不均一となる。同図の巻取軸60を用いて、従来方法Aにより巻き取りを行った場合、径寸法R1、R2の変化によって巻き取り速度や回転トルクが巻き取り前の帯状体RLに理想通りに伝わらず、結果として巻き取り不良を回避することが困難になる、という不都合がある。
ここで、特許文献2にあっては、巻き取られた帯状体に接するタッチロールを備えたセンサにより当該帯状体の巻取径を認識し、帯状体の張力が一定となるように巻取軸の回転を制御するようになっている。
しかしながら、同文献にあっては、タッチロール等により装置全体が大型化するばかりでなく、材料の巻径によって回転速度や回転トルクをいくつに設定するといったデータが必要であり、材料が変更になる度にその材料に適合するデータを入れ替えなければならず、制御が複雑になって多大な労力を費やさなければならない、という不都合を招来する。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、巻取軸での帯状体を巻き取るときに巻取不良を防止することができ、且つ、装置全体の小型化、制御の簡略化を図ることができる帯状体の巻取装置及び巻取方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、送り動作と停止とを所定間隔で繰り返すことで間欠送りされる帯状体に対し、当該帯状体の送り動作中に停止する一方、当該帯状体の停止中に当該帯状体を所定長さ巻き取ることで間欠巻取り可能な巻取軸と、この巻取軸に回転力を付与する駆動手段と、前記巻取軸の前段で前記帯状体に張力を付与するとともに、前記帯状体の間欠送りと間欠巻取りによって変位される変位体を有する張力付与手段と、前記駆動手段の回転速度及び又は回転トルクを制御する機能と、前記変位体の変位時間を計測する機能とを含む制御手段と、前記変位体を検出可能な1つの検出手段とを備え、
前記制御手段は、前記間欠送りにおける送り動作を停止させる毎に前記駆動手段を駆動して前記間欠巻取りにおける巻取り動作を行い、前記検出手段によって前記変位体を検出した時点で当該巻取り動作を停止させるとともに、当該間欠巻取り毎に前記変位体が変位する間の変位時間を計測し、当該計測結果を基にして、前回の変位体の変位時間を直前変位時間として基準時間と比較し、直前変位時間が基準時間より長い場合、次回の間欠巻取りにおける巻取り動作のための駆動手段の回転速度及び又は回転トルクを大きくする一方、直前変位時間が基準時間より短い場合、次回の間欠巻取りにおける巻取り動作のための駆動手段の回転速度及び又は回転トルクを小さくするよう制御する、という構成を採っている。
また、本発明の巻取方法は、送り動作と停止とを所定間隔で繰り返すことで間欠送りされる帯状体に対し、当該帯状体の送り動作中に停止する一方、当該帯状体の停止中に当該帯状体を所定長さ巻き取ることで間欠巻取り可能な巻取軸と、この巻取軸に回転力を付与する駆動手段と、前記巻取軸の前段で前記帯状体に張力を付与するとともに、前記帯状体の間欠送りと間欠巻取りによって変位される変位体を有する張力付与手段と、前記駆動手段の回転速度及び又は回転トルクを制御する機能と、前記変位体の変位時間を計測する機能とを含む制御手段と、前記変位体を検出可能な1つの検出手段とを用い、
前記間欠送りにおける送り動作を停止させる毎に前記駆動手段を駆動して前記間欠巻取りにおける巻取り動作を行い、前記検出手段によって前記変位体を検出した時点で当該巻取り動作を停止させるとともに、当該間欠巻取り毎に前記変位体が変位する間の変位時間を計測し、当該計測結果を基にして、前回の変位体の変位時間を直前変位時間として基準時間と比較し、直前変位時間が基準時間より長い場合、次回の間欠巻取りにおける巻取り動作のための駆動手段の回転速度及び又は回転トルクを大きくする一方、直前変位時間が基準時間より短い場合、次回の間欠巻取りにおける巻取り動作のための駆動手段の回転速度及び又は回転トルクを小さくするよう制御する、という方法を採っている。
本発明によれば、帯状体に張力を付与する変位体の変位時間を計測して駆動手段を制御するので、従来のタッチロールを省略でき、装置のコンパクト化を図ることができる。また、変位体の変位時間を計測するので、当該変位時間から巻取径の変化に応じた帯状体の巻き取り速度や回転トルクの変化を容易に検出できる。これにより、帯状体の巻取径が変化しても張力を安定して一定に保つことができ、前述した巻取軸への巻き取り不良等を解消することが可能となる。
また、前回の帯状体の巻き取りによって所定タイミング間で変位体が変位する変位時間を基に、次回の駆動手段の回転速度及び又は回転トルクを決定するだけなので、材料の巻径によって回転速度や回転トルクをいくつに設定するといったデータは必要なくなり、それに伴う制御の複雑化を回避して制御の簡略化を図ることができる。
実施形態に係る巻取装置を用いたシート貼付装置の概略正面図。 従来例に係る巻取装置の不具合の説明図。 他の従来例に係る巻取装置の不具合の説明図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1において、実施形態に係るシート貼付装置10は、帯状体としての剥離シートRLに接着シートSが所定間隔を隔てて仮着された原反Rを繰り出す繰出手段11と、接着シートSに所定の印字を施す印字手段12と、剥離シートRLを折り返して当該剥離シートRLから接着シートSを剥離するピールプレート13と、このピールプレート13で剥離された接着シートSを被着体Wに押圧して貼付する押圧手段15と、ピールプレート13で接着シートSが剥離された剥離シートRLを巻き取る巻取装置17とを備えて構成されている。なお、被着体Wは、ベルトコンベア等からなる搬送手段19によって、図1中左方向に向かって搬送される。
前記繰出手段11は、ロール状に巻回された原反Rを支持する支持軸22と、この支持軸22から繰り出されてピールプレート13を経た後の剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ23及びピンチローラ24と、ピールプレート13上に繰り出された接着シートSを所定位置で検出するセンサSeとを備えている。剥離シートRLは、モータM1の駆動によって駆動ローラ23を介して、送り動作と停止とを所定間隔で繰り返すことで間欠送りされる。
前記印字手段12は、ピールプレート13に繰り出される前の原反Rの上部に位置する印字ヘッド26と、原反Rの下部に設けられて印字ヘッド26とで原反Rを挟み込むプラテン27とからなる。印字ヘッド26は、公知のサーマル印字装置等が採用され、ここでは、詳細な説明を省略する。
前記押圧手段15は、下面を吸着面として接着シートSを吸着保持可能な吸着ヘッド29と、この吸着ヘッド29を昇降させる直動モータ30とを備えている。
前記巻取装置17は、剥離シートRLを巻き取り可能な巻取軸32と、この巻取軸32を間欠的に回転可能な駆動手段としてのモータM2と、ピンチローラ24を経て巻取軸32に巻き取られる前の剥離シートRLに当接するダンサローラ38及びそれを支持するアーム39から構成され、剥離シートRLに張力を付与することで変位される変位体37を有する張力付与手段34と、ピンチローラ24と巻取軸32との間に位置して変位体37のアーム39を検出する検出手段としてのセンサ35と、印字ヘッド26、直動モータ30、モータM1、モータM2、センサ35等を制御する制御手段36とを備えている。巻取軸32は、繰出手段11から剥離シートRLが繰り出される動作中(送り動作中)に停止する一方、繰出手段11からの剥離シートRLの繰り出しが停止中に剥離シートRLを所定長さ巻き取ることで間欠巻取りが行われる。
前記張力付与手段34は、アーム39と図示しないフレームとの間に連結され、アーム39に図1中反時計回り方向に付勢力を付与する付勢手段としてのばね部材40とを備えている。アーム39は、巻取軸32の中心を回転中心とし、当該巻取軸32に追従することなく回動して変位できるようになっている。これにより、変位体37は、繰出手段11の間欠送り動作によって、図1中下方に変位される一方、巻取軸32の間欠巻取り動作によって図1中上方に変位されるようになっている。
前記制御手段36は、シーケンサやパーソナルコンピュータ等で構成することができる。制御手段36には、操作パネル等からなる図示しない入力手段が接続され、この入力手段により各手段の作動条件やデータ等を入力可能となっている。また、制御手段36は、センサSeやセンサ35からの検出結果を入力する機能と、センサSeの検出結果が制御手段36に入力された時点(以下「シート検知タイミング」という)から、センサ35の検出結果が制御手段36に入力された時点(以下「変位体検知タイミング」という)までの時間、すなわち、巻取軸32による剥離シートRLの巻き取りによって所定タイミング間で変位体37が変位する変位時間を計測する計測手段36Aと、この変位時間を基に、モータM2の回転開始及び停止、回転方向、回転速度、回転トルク等の条件を決定し、これらを制御する機能とを備えている。なお、制御手段36は、巻取装置17以外の装置や手段も制御可能に設けられている。具体的には、印字ヘッド26による印字内容、印字のタイミングを制御する機能と、押圧手段15の吸着ヘッド29による接着シートSの支持及びその解除、直動モータ30の移動方向、移動量、移動速度等を制御する機能と、モータM1の回転開始及び停止、回転方向、回転速度、回転トルクを制御する機能とを備えている。
次に、本実施形態の全体的な動作について説明する。
初期作業として、支持軸22に支持された原反Rを所定長さ引き出し、図1に示されるように、ピールプレート13の先端で折り返すように原反Rを掛け回した後、駆動ローラ23とピンチローラ24との間に原反Rを通過させ、更に、ダンサローラ38の下方に原反Rを掛け回した後、当該原反Rのリード端を巻取軸32に固定する。このとき、変位体37は、ばね部材40により図1中二点鎖線で示される符号P0で示した位置(戻り限)に位置している。
その後、図示しない起動スイッチによって電源が供給されると、モータM2の回転をロックして停止させた状態で、モータM1によって駆動ローラ23を回転させ、原反Rを繰り出しつつ、印字ヘッド26により1枚目の接着シートS1に印字を施す。このとき、ピンチローラ24と巻取軸32との間の剥離シートRLは、符号P0で示した位置にあるダンサローラ38の下方に弛むように繰り出される。次いで、1枚目の接着シートS1がピールプレート13の先端側に設けられたセンサSeにより検出され、この検出結果が制御手段36に入力された時点でモータM1の回転をロックして原反Rの繰り出しを停止させると同時に、モータM2によって巻取軸32を回転させて剥離シートRLを巻き取る。これにより、ピンチローラ24と巻取軸32との間の剥離シートRLは、ダンサローラ38の下方で弛んだ分が巻き取られた後、ダンサローラ38に当接し、ばね部材40の付勢力に抗して変位体37を時計回りに変位させる。そして、図1中符号P1で示した位置まで変位体37が変位すると、センサ35によりアーム39が検出され、この検出結果が制御手段36に入力された時点でモータM2の回転をロックして停止させることで、シート貼付装置10がスタンバイ状態となる。
そして、搬送手段19によって、図1中左方向に向かって被着体Wが搬送されると、図示しないセンサによって検出され、吸着ヘッド29の下方の所定位置で停止する。次いで、モータM2の回転をロックしたまま、モータM1によって駆動ローラ23を回転させることで、原反Rが繰り出され、1枚目の接着シートS1がピールプレート13の先端で剥離シートRLから剥離されて吸着ヘッド29により吸着保持される。次いで、直動モータ30によって吸着ヘッド29を下降させ、吸着ヘッド29の吸着を解除して初期位置に復帰させることで、1枚目の接着シートS1を被着体Wの上面に押圧して貼付する。
なお、1枚目の接着シートS1の繰り出しによって印字ヘッド26の下方を通過した2枚目の接着シートS2は、印字ヘッド26によって印字が施された後、センサSeによって検出され、シート検知タイミングでモータM1の回転がロックされて原反Rの繰り出しが停止される(間欠送り工程)。このとき、ピンチローラ24と巻取軸32との間に繰り出された剥離シートRLによって、変位体37は、巻取軸32の中心を回転中心として図1中下方に変位され、図1中二点鎖線で示されるP2で示した位置に達する。また、シート検知タイミングでモータM2によって巻取軸32を回転させると、ピンチローラ24と巻取軸32との間に繰り出された剥離シートRLが巻き取られ(間欠巻取り工程)、変位体37が図1中上方に変位されてセンサ35によりアーム39が検出され、変位体検知タイミングでモータM2の回転がロックされて原反Rの巻き取りが停止される。これにより、1回の接着シートSの貼付動作が完了し、前述の制御を繰り返し行うことで接着シートSの貼付間隔毎に、変位体37がP1とP2との間を1往復することとなる。
ここで、制御手段36は、接着シートSの貼付間隔毎に変位体37がP2からP1に復帰するまでの変位時間、すなわち、シート検知タイミングから、変位体検知タイミングまでの所定タイミング間の時間を計測する。次いで、計測された変位時間(以下、「直前変位時間」と称する)を基に、次回の間欠巻取りにおけるモータM2の回転速度や回転トルクを制御手段36で決定する。
具体的には、先ず、直前変位時間と、予め設定した基準時間とを比較する。なお、基準時間は、ピンチローラ24と巻取軸32との間の剥離シートRLが適度な張力となる際の変位時間とされ、オペレータによって予め制御手段36に入力されている。比較の結果、直前変位時間が基準時間より長い場合、次回の間欠巻取りにおけるモータM2の回転速度及び又は回転トルクが直前の接着シートSの貼付における間欠巻取りより相対的に大きくなるように制御する一方、直前変位時間が基準時間より短い場合、モータM2の回転速度及び又は回転トルクが直前の接着シートSの貼付における間欠巻取りより相対的に小さくなるように制御される。回転速度や回転トルクの変化量は、例えば、比較した直前変位時間と基準時間との差に比例して増減させてもよい。次回の間欠巻取りにおけるモータM2の回転速度及び又は回転トルクが決定すると、これに応じてモータM2による巻取軸32の回転速度及び又は回転トルクが制御され、剥離シートRLの巻き取りが行われる。
従って、このような実施形態によれば、変位体37の変位時間を計測して巻取軸32の回転速度や回転トルク等を制御するので、装置全体を構成する部品点数の削減、装置の小型化を図ることができる。また、巻き取られた剥離シートRLが円形にならずにカム形等になって巻取径が不均一になっても、これに伴う剥離シートRLの巻き取り速度や回転トルクの変化を容易に検出でき、巻取軸32への剥離シートRLの巻き付け力を常時良好に保って剥離シートRLの巻き取り不良を防止することが可能となる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
前記検出手段は、種々の設計変更が可能であり、例えば、ダンサローラ38及びアーム39の可動範囲の全ての位置を検出可能なセンサとしてもよい。
また、前記アーム39やばね部材40は、前述した作用を奏する限りにおいて、他の支
持部材や付勢手段に設計変更を行ってもよい。
17 巻取装置
32 巻取軸
34 張力付与手段
35 センサ(検出手段)
36 制御手段
37 変位体
RL 剥離シート(帯状体)
M2 モータ(駆動手段)

Claims (2)

  1. 送り動作と停止とを所定間隔で繰り返すことで間欠送りされる帯状体に対し、当該帯状体の送り動作中に停止する一方、当該帯状体の停止中に当該帯状体を所定長さ巻き取ることで間欠巻取り可能な巻取軸と、この巻取軸に回転力を付与する駆動手段と、前記巻取軸の前段で前記帯状体に張力を付与するとともに、前記帯状体の間欠送りと間欠巻取りによって変位される変位体を有する張力付与手段と、前記駆動手段の回転速度及び又は回転トルクを制御する機能と、前記変位体の変位時間を計測する機能とを含む制御手段と、前記変位体を検出可能な1つの検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記間欠送りにおける送り動作を停止させる毎に前記駆動手段を駆動して前記間欠巻取りにおける巻取り動作を行い、前記検出手段によって前記変位体を検出した時点で当該巻取り動作を停止させるとともに、当該間欠巻取り毎に前記変位体が変位する間の変位時間を計測し、当該計測結果を基にして、前回の変位体の変位時間を直前変位時間として基準時間と比較し、直前変位時間が基準時間より長い場合、次回の間欠巻取りにおける巻取り動作のための駆動手段の回転速度及び又は回転トルクを大きくする一方、直前変位時間が基準時間より短い場合、次回の間欠巻取りにおける巻取り動作のための駆動手段の回転速度及び又は回転トルクを小さくするよう制御することを特徴とする帯状体の巻取装置。
  2. 送り動作と停止とを所定間隔で繰り返すことで間欠送りされる帯状体に対し、当該帯状体の送り動作中に停止する一方、当該帯状体の停止中に当該帯状体を所定長さ巻き取ることで間欠巻取り可能な巻取軸と、この巻取軸に回転力を付与する駆動手段と、前記巻取軸の前段で前記帯状体に張力を付与するとともに、前記帯状体の間欠送りと間欠巻取りによって変位される変位体を有する張力付与手段と、前記駆動手段の回転速度及び又は回転トルクを制御する機能と、前記変位体の変位時間を計測する機能とを含む制御手段と、前記変位体を検出可能な1つの検出手段とを用い、
    前記間欠送りにおける送り動作を停止させる毎に前記駆動手段を駆動して前記間欠巻取りにおける巻取り動作を行い、前記検出手段によって前記変位体を検出した時点で当該巻取り動作を停止させるとともに、当該間欠巻取り毎に前記変位体が変位する間の変位時間を計測し、当該計測結果を基にして、前回の変位体の変位時間を直前変位時間として基準時間と比較し、直前変位時間が基準時間より長い場合、次回の間欠巻取りにおける巻取り動作のための駆動手段の回転速度及び又は回転トルクを大きくする一方、直前変位時間が基準時間より短い場合、次回の間欠巻取りにおける巻取り動作のための駆動手段の回転速度及び又は回転トルクを小さくするよう制御することを特徴とする帯状体の巻取方法。
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