JP2011205743A - リップルコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】動作条件が変化した場合であっても、目的レベルの出力電圧を生成することが可能なリップルコンバータを提供する。
【解決手段】入力電圧から目的レベルの出力電圧を生成するリップルコンバータであって、入力電極に入力電圧が印加され、出力電極にインダクタが接続されるトランジスタと、
出力電極の電圧が所定レベルのしきい値電圧より低い場合、出力電極の電圧を出力し、出力電極の電圧がしきい値電圧より高い場合、しきい値電圧を出力する出力回路と、出力回路から出力される電圧を積分する積分回路と、積分回路で積分される電圧と出力電圧とに基づいて、帰還電圧を生成する帰還電圧生成回路と、目的レベルの出力電圧が生成されるよう、帰還電圧に基づいてトランジスタをスイッチングするスイッチング回路と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、リップルコンバータに関する。
入力電圧から目的レベルの出力電圧を生成するスイッチング電源回路としては、リップルコンバータが知られている。一般的なリップルコンバータは出力電圧に含まれるリップル電圧に基づいて動作するため、出力電圧に含まれるリップル電圧が小さくなると動作が不安定になる。そこで、リップルコンバータを安定に動作させるために、例えばインダクタ電流に基づいて生成されたリップル電圧が用いられることがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第4107209号公報
図5は、インダクタ電流に基づいて生成されたリップル電圧を用いるリップルコンバータ100の一例を示す図である。図6は、リップルコンバータ100の動作を説明するための図である。制御回路150は、帰還電圧Vfbが低下して電圧V1となるとPMOSトランジスタ160をオンし、帰還電圧Vfbが上昇して電圧V2(>V1)となるとPMOSトランジスタ160をオフする。電流検出回路151は、インダクタ161に流れる電流ILを検出し、電流ILと同様に変化するリップル電圧Vrを生成する。加算回路152は、出力電圧Voutを分圧した分圧電圧Vdとリップル電圧Vrの交流成分とを加算し、帰還電圧Vfbとして制御回路150に出力する。
ここで、帰還電圧Vfbが低下して電圧V1となるとPMOSトランジスタ160はオンされるため、電流ILは増加し、出力電圧Voutは上昇する。この結果、リップル電圧Vr、分圧電圧Vdは上昇し、帰還電圧Vfbも上昇する。帰還電圧Vfbが上昇して電圧V2となるとPMOSトランジスタ160はオフされるため、電流ILは減少し、出力電圧Voutは低下する。この結果、前述とは逆に帰還電圧Vfbは低下する。このように、リップルコンバータ100では、帰還電圧Vfbが電圧V1〜V2の範囲内に入るよう制御されるため、結果的に目的レベルの出力電圧Voutが生成される。
ところで、例えば入力電圧Vinのレベルが変化した場合や、負荷(不図示)に流れる電流が変化した場合には電流ILは変化する。具体的には、例えば入力電圧Vinのレベルが上昇すると電流ILは増加し、入力電圧Vinのレベルが低下すると電流ILは減少する。前述のようにリップル電圧Vrは電流ILと同様に変化するため、入力電圧Vinのレベルが上昇すると、帰還電圧Vfbの立ち上がりは急峻になる。一方、入力電圧Vinのレベルが低下すると、帰還電圧Vfbの立ち上がりは緩やかになる。したがって、リップルコンバータ100では、入力電圧Vinのレベルが変化すると、例えばスイッチング周波数が変化し、結果的に出力電圧Voutが目的レベルからずれることがある。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、動作条件が変化した場合であっても、目的レベルの出力電圧を生成することが可能なリップルコンバータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一つの側面に係る入力電圧から目的レベルの出力電圧を生成するリップルコンバータは、入力電極に前記入力電圧が印加され、出力電極にインダクタが接続されるトランジスタと、前記出力電極の電圧が所定レベルのしきい値電圧より低い場合、前記出力電極の電圧を出力し、前記出力電極の電圧が前記しきい値電圧より高い場合、前記しきい値電圧を出力する出力回路と、前記出力回路から出力される電圧を積分する積分回路と、前記積分回路で積分される電圧と前記出力電圧とに基づいて、帰還電圧を生成する帰還電圧生成回路と、前記目的レベルの前記出力電圧が生成されるよう、前記帰還電圧に基づいて前記トランジスタをスイッチングするスイッチング回路と、を備えることとする。
動作条件が変化した場合であっても、目的レベルの出力電圧を生成することが可能なリップルコンバータを提供することができる。
本発明の第1の実施形態であるリップルコンバータ10の構成を示す図である。 入力電圧Vinがツェナー電圧Vzより低い場合のリップルコンバータ10の動作を説明するための図である。 入力電圧Vinがツェナー電圧Vzより高い場合のリップルコンバータ10の動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態であるリップルコンバータ15の構成を示す図である。 一般的なリップルコンバータ100の構成を示す図である。 リップルコンバータ100の動作を説明するための図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
==リップルコンバータの第1の実施形態==
図1は、本発明の第1の実施形態であるリップルコンバータ10の構成を示す図である。リップルコンバータ10は、例えば、入力電圧Vinから目的レベルの出力電圧Voutを生成する回路であり、制御IC(Integrated Circuit)20、PMOSトランジスタ21、NMOSトランジスタ22、インダクタ23、コンデンサ24、電圧出力回路30、積分回路31、及び帰還電圧生成回路32を含んで構成されている。
制御IC20(スイッチング回路)は、帰還電圧生成回路27からの帰還電圧Vfbに基づいて、PMOSトランジスタ21、NMOSトランジスタ22をスイッチングする回路であり、ヒステリシスコンパレータ40、及び駆動回路41を含んで構成される。
ヒステリシスコンパレータ40は、所定の基準電圧Vrefに基づいて定まるヒステリシス電圧(V1,V2)と帰還電圧Vfbとを比較する。ヒステリシスコンパレータ40は、帰還電圧Vfbが電圧V1より低くなると、例えば、ハイレベル(以下、Hレベル)の比較電圧Vcompを出力し、帰還電圧が電圧V2(電圧V2>電圧V1)より高くなると、例えばローレベル(以下、Lレベル)の比較電圧Vcompを出力する。
駆動回路41は、比較電圧Vcompのレベルに基づいて、PMOSトランジスタ21、NMOSトランジスタ22を相補的にスイッチングする。具体的には、比較電圧VcompがHレベルとなると、PMOSトランジスタ21をオンし、NMOSトランジスタ22をオフする。一方、比較電圧VcompがLレベルとなると、PMOSトランジスタ21をオフし、NMOSトランジスタ22をオンする。
PMOSトランジスタ21のソース電極(入力電極)には、入力電圧Vinが印加され、ドレイン電極(出力電極)は、NMOSトランジスタ22のドレイン電極に接続される。前述のように、PMOSトランジスタ21とNMOSトランジスタ22は、相補的にオンオフされるため、いわゆる同期整流回路として動作する。なお、本実施形態では、PMOSトランジスタ21のドレイン電極の電圧を電圧Vmとする。また、PMOSトランジスタ21、NMOSトランジスタ22のオン抵抗は十分小さくなるように設計されている。このため、PMOSトランジスタ21がオンされ、NMOSトランジスタ22がオフされると電圧Vmのレベルは入力電圧Vinのレベルまで上昇する。一方、PMOSトランジスタ21がオフされ、NMOSトランジスタ22がオンされると電圧VmのレベルはグランドGNDの電位である0Vまで低下する。
インダクタ23及びコンデンサ24は、入力電圧Vinと0Vとの間で変化する電圧Vmを平滑化するLCフィルタである。本実施形態では、インダクタ23に流れる電流を電流ILとし、コンデンサ24に充電される電圧を出力電圧Voutとする。なお、ここでは、出力電圧Voutに含まれるリップル成分は、十分小さくなるようにコンデンサ24の容量値は設計されていることとする。
電圧出力回路30(出力回路)は、電圧Vmに応じた電圧を積分回路31に出力する回路であり、抵抗60、ツェナーダイオード61、及びダイオード62を含んで構成される。抵抗60(第1抵抗)の一端は、PMOSトランジスタ21のドレインに接続され、抵抗60の他端は、ツェナーダイオード61のカソードに接続される。ダイオード62は、カソードが抵抗60の一端に接続され、アノードが抵抗60の他端に接続される。ここで、ツェナーダイオード61のカソードの電圧を電圧Vcとし、ツェナーダイオード61のツェナー電圧をVzとすると、電圧Vmがツェナー電圧Vz(しきい値電圧)より低い場合は、ツェナーダイオード61はオフしているため電圧Vcは電圧Vmと等しくなる。一方、電圧Vmがツェナー電圧Vzより高くなると、ツェナーダイオード61はオンするため、電圧Vcはツェナー電圧Vzにクランプされる。前述のように、PMOSトランジスタ21がオンされると電圧Vmのレベルは入力電圧Vinのレベルまで上昇し、NMOSトランジスタ22がオンされると電圧Vmのレベルは0Vまで低下する。このため、電圧Vcは0Vからツェナー電圧Vzまでの範囲で電圧Vmと同様に変化する。なお、ダイオード62は、電圧Vmが例えば0Vまで低下した際に、後述するコンデンサ52に充電された電荷を放電するために設けられている。
積分回路31は、電圧Vcを積分する回路であり、抵抗70,71、コンデンサ72を含んで構成されている。抵抗70(第2抵抗)とコンデンサ72とは直列に接続されているため、抵抗70及びコンデンサ72が接続されるノードには、電圧Vcが積分された電圧が発生する。ところで、電圧VcはPMOSトランジスタ21がオンされると上昇し、NMOSトランジスタ22がオンされると低下する。このため、電圧Vcが積分された電圧は、電流ILと同様に変化することになる。このため、ここでは、電圧Vcが積分され、抵抗70及びコンデンサ72が接続されるノードに発生する電圧をリップル電圧Vrと称する。なお、抵抗71(第3抵抗)は、コンデンサ72に並列に接続されることにより、抵抗70及びコンデンサ72が接続されるノードの直流レベルを安定化させる。
帰還電圧生成回路32は、リップル電圧Vrと出力電圧Voutとに基づいて、リップルコンバータ10を安定に動作させるための帰還電圧Vfbを生成する回路であり、抵抗80,81、及びコンデンサ82を含んで構成される。抵抗80の一端には出力電圧Voutが印加され、コンデンサ82の一端にはリップル電圧Vrが印加される。また、抵抗80の他端とコンデンサ82の他端とは、抵抗81の一端に接続される。このため抵抗81の一端には、出力電圧Voutが抵抗80,81で分圧された電圧とリップル電圧Vrの交流成分との和の電圧が生成されることになる。本実施形態では、抵抗81の一端に生成される電圧を帰還電圧Vfbとする。
==入力電圧Vinが低い場合(Vin<Vz)のリップルコンバータ10の動作==
ここで、入力電圧Vinがツェナー電圧Vzより低い場合のリップルコンバータ10の動作を、図2を参照しつつ説明する。
まず、時刻t0において、帰還電圧Vfbが電圧V1となると、PMOSトランジスタ21はオンされ、NMOSトランジスタ22はオフされる。このため、電圧Vmの電圧レベルは0Vから入力電圧Vinのレベルへと変化する。前述のように、入力電圧Vinはツェナー電圧Vzよりも低いためツェナーダイオード61はオンすることはない。したがって、電圧Vcのレベルは電圧Vmと同様に、0Vから入力電圧Vinのレベルへと変化する。電圧Vcのレベルが上昇すると、電圧Vcが積分されたリップル電圧Vrも徐々に上昇する。この結果、帰還電圧Vfbもリップル電圧Vrと同様に上昇する。そして、時刻t1に帰還電圧Vfbが電圧V2となると、PMOSトランジスタ21はオフされ、NMOSトランジスタ22はオンされる。この結果、電圧Vm,Vcの電圧レベルは、入力電圧Vinのレベルから0Vへと変化する。また、電圧Vcの低下にともない、電圧Vcが積分されたリップル電圧Vr、帰還電圧Vfbも低下する。そして、時刻t2に帰還電圧Vfbが電圧V1まで低下すると、PMOSトランジスタ21はオンされ、NMOSトランジスタ22はオフされる。このため、時刻t2以降も時刻t0〜t2までの動作が繰り返されることになる。
==入力電圧Vinが高い場合(Vin>Vz)のリップルコンバータ10の動作==
入力電圧Vinがツェナー電圧Vzより高い場合のリップルコンバータ10の動作を、図3を参照しつつ説明する。
まず、時刻t10において、帰還電圧Vfbが電圧V1となると、PMOSトランジスタ21はオンされ、NMOSトランジスタ22はオフされる。このため、電圧Vmの電圧レベルは、0Vから入力電圧Vinのレベルへと変化する。前述のように、入力電圧Vinはツェナー電圧Vzよりも高いためツェナーダイオード61はオンする。したがって、電圧Vcのレベルは0Vから上昇してツェナー電圧Vzのレベルでクランプされる。また、電圧Vcのレベルが上昇すると、電圧Vcが積分されたリップル電圧Vrも徐々に上昇する。ただし、本実施形態では、電圧Vcはツェナー電圧Vzのレベルより高くなることは無い。このため、リップル電圧Vrの立ち上がりの傾斜は、電圧Vcがツェナー電圧Vzとなる際の傾斜より急峻になることは無い。したがって、入力電圧Vinが大きく上昇した場合であっても、リップル電圧Vrの立ち上がり時間は時刻t10〜t11までの時間よりも短くなることは無く、スイッチング周波数の変化は抑制される。
そして、時刻t11に帰還電圧Vfbが上昇して電圧V2となると、PMOSトランジスタ21はオフされ、NMOSトランジスタ22はオンされる。この結果、電圧Vm,Vcの電圧レベルは0Vへと低下する。また、電圧Vcの低下にともない、電圧Vcが積分されたリップル電圧Vr、帰還電圧Vfbも低下する。そして、時刻t12に帰還電圧Vfbが電圧V1まで低下すると、PMOSトランジスタ21はオンされ、NMOSトランジスタ22はオフされる。このため、時刻t12以降も時刻t10〜t12までの動作が繰り返されることになる。
==リップルコンバータの第2の実施形態==
図4は、本発明の第2の実施形態であるリップルコンバータ15の構成を示す図である。なお、図4のリップルコンバータ15において、図1のリップルコンバータ10と同じ符号の付されているブロックは同じである。リップルコンバータ15では、リップルコンバータ10における積分回路31の代わりに、積分回路35が設けられている。
積分回路35は、電圧Vcを積分する回路であり、抵抗100、コンデンサ101を含んで構成されている。抵抗100(第2抵抗)とコンデンサ82とは直列に接続され、コンデンサ101の一端はグランドGNDに接続されている。このため、抵抗100及びコンデンサ101が接続されるノードには、電圧Vcが積分されたリップル電圧が発生する。なお、積分回路35で生成されるリップル電圧は、コンデンサ82を介して制御IC20へと帰還される。このため、リップルコンバータ15もリップルコンバータ10と同様に動作する。
以上、本実施形態のリップルコンバータについて説明した。リップルコンバータ10の入力電圧Vinとして例えばバッテリーの電圧等が用いられた場合、入力電圧Vinは大きく変化することがある。このような場合に電圧Vmを積分してリップル電圧を生成すると、入力電圧Vinの変化に応じてリップル電圧の振幅も同様に変化する。本実施形態では、振幅レベルが0Vからツェナー電圧Vzの範囲で制限された電圧Vcが積分回路31へと出力される。したがって、入力電圧Vinが大きく変化した場合であっても、積分回路31で生成されるリップル電圧Vrの振幅の変化は抑制されることになる。このため、入力電圧Vinが大きく変化した場合であっても、リップルコンバータ10のスイッチング周波数の変化は抑制される。つまり、リップルコンバータ10では、入力電圧Vinが変化した場合であっても、目的レベルの出力電圧Voutを生成することが可能である。
また、抵抗60の他端の電圧Vcは、ツェナー電圧Vzより高くならないようにツェナーダイオード61でクランプされる。ツェナーダイオード61は、入力電圧Vinがツェナー電圧Vzより低い場合はオフされている。このため、リップルコンバータ10に不要な電流を消費させることを防ぐことができる。
また、例えば、PMOSトランジスタ21がオフし、NMOSトランジスタ22がオンした際に、コンデンサ72に充電された電荷が十分放電されないと、リップル電圧Vrの直流レベルが上昇し、リップル電圧Vrの交流成分が所望の三角波状の波形とならないことがある。本実施形態では、PMOSトランジスタ21がオフし、NMOSトランジスタ22がオンした際には、コンデンサ72,82に充電された電荷はダイオード62を介して放電される。このため、リップルコンバータ10では、リップル電圧Vrの交流成分を所望の三角波状の波形とすることができる。
また、積分回路31は、インダクタ23とコンデンサ24とが接続された端子と、抵抗60の他端との間に接続されている。電圧Vcはインダクタ23の電流ILを生成させる電圧Vmと同様に変化する。このため、積分回路31で生成されるリップル電圧Vrは、電流ILと同様に変化することになる。
また、積分回路31のコンデンサ72には並列に抵抗71が接続されているため、リップル電圧Vrの直流レベルを安定化させることができる。
また、リップルコンバータ15における積分回路35は抵抗60の他端とグランドGNDとの間に設けられ、電圧Vcを積分する。このため、積分回路30の代わりに積分回路35を用いる場合であっても、積分回路30で生成されるリップル電圧Vrと同様のリップル電圧を生成することができる。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
リップルコンバータ10では、PMOSトランジスタ21及びNMOSトランジスタ22を含む同期整流回路が用いられたが、これに限られるものでは無い。例えば、NMOSトランジスタ22の代わりにダイオードを用いてもよい。
また、リップルコンバータ10では、いわゆるハイサイド側のトランジスタにPMOSトランジスタ21が用いられているが、ハイサイド側もローサイド側と同様にNMOSトランジスタであっても良い。さらに、負荷を駆動するトランジスタ(例えば、PMOSトランジスタ21)は、バイポーラトランジスタ等であっても良い。
また、電圧Vcを生成する際にはツェナーダイオード61が用いられたが、これに限られない。例えば、アノードが抵抗60の他端に接続され、カソードに定電圧が印加された一般的なダイオードを用いて電圧Vcを生成しても良い。この場合、電圧Vmのレベルが定電圧から一般的なダイオードの順方向電圧だけ高くなると、ダイオードはオンする。このため、抵抗60の他端の電圧Vcは、定電圧とダイオードの順方向電圧との和の電圧でクランプされることになる。
10,15 リップルコンバータ
20 制御IC
21 PMOSトランジスタ
22 NMOSトランジスタ
23 インダクタ
24,72,82,101 コンデンサ
30 電圧出力回路
31 積分回路
32 帰還電圧生成回路
40 ヒステリシスコンパレータ
41 駆動回路
60,70,71,80,81,100 抵抗
61 ツェナーダイオード
62 ダイオード

Claims (6)

  1. 入力電圧から目的レベルの出力電圧を生成するリップルコンバータであって、
    入力電極に前記入力電圧が印加され、出力電極にインダクタが接続されるトランジスタと、
    前記出力電極の電圧が所定レベルのしきい値電圧より低い場合、前記出力電極の電圧を出力し、前記出力電極の電圧が前記しきい値電圧より高い場合、前記しきい値電圧を出力する出力回路と、
    前記出力回路から出力される電圧を積分する積分回路と、
    前記積分回路で積分される電圧と前記出力電圧とに基づいて、帰還電圧を生成する帰還電圧生成回路と、
    前記目的レベルの前記出力電圧が生成されるよう、前記帰還電圧に基づいて前記トランジスタをスイッチングするスイッチング回路と、
    を備えることを特徴とするリップルコンバータ。
  2. 請求項1に記載のリップルコンバータであって、
    前記出力回路は、
    一端が前記出力電極と接続される第1抵抗と、
    前記第1抵抗の他端の電圧が前記しきい値電圧より高くならないよう、前記第1抵抗の他端の電圧をクランプするツェナーダイオードと、
    を含むことを特徴とするリップルコンバータ。
  3. 請求項2に記載のリップルコンバータであって、
    前記出力回路は、
    カソードが前記第1抵抗の一端と接続され、アノードが前記第1抵抗の他端と接続されるダイオードを更に含むこと、
    を特徴とするリップルコンバータ。
  4. 請求項2または請求項3に記載のリップルコンバータであって、
    前記積分回路は、
    一端が前記第1抵抗の他端と接続される第2抵抗と、
    前記インダクタの端子のうち前記出力電極と前記インダクタとが接続されていない側の端子と、前記第2抵抗の他端との間に接続されるコンデンサと、
    を含むことを特徴とするリップルコンバータ。
  5. 請求項4に記載のリップルコンバータであって、
    前記積分回路は、
    前記コンデンサに並列接続される第3抵抗を更に含むこと、
    を特徴とするリップルコンバータ。
  6. 請求項2または請求項3に記載のリップルコンバータであって、
    前記積分回路は、
    一端が前記第1抵抗の他端と接続される第2抵抗と、
    一端が前記第2抵抗の他端と接続され、他端が接地側に接続されるコンデンサと、
    を含むことを特徴とするリップルコンバータ。
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