JP2011204289A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メモリセルは、第1配線と第2配線との間に配置され且つ可変抵抗素子を有する。制御回路は、第1及び第2配線を介してメモリセルのフォーミング動作に必要な電圧をメモリセルに印加する。電流制限回路は、第1配線に接続されフォーミング動作時にメモリセルに流れるセル電流を所定の制限値に制限する。電流制限回路は、所定の時点におけるセル電流よりも所定の倍率だけ大きい第1電流を生成し、セル電流の値が第1電流の値以下になるよう制御する。
【選択図】図3
Description
メモリセルに対するデータの書き込みは、いわゆるユニポーラ型素子においては、可変抵抗素子に所定のセット電圧Vsetを短時間印加することにより行う。これにより、可変抵抗素子が高抵抗状態から低抵抗状態へと変化する。以下、この可変抵抗素子を高抵抗状態から低抵抗状態へ変化させる動作をセット動作という。
このような抵抗変化メモリにおいて、メモリセル構造を形成した後、それをメモリセルとして使用可能な状態、すなわち、高抵抗状態と低抵抗状態との間で遷移可能な状態にするため、書き込み電圧よりも大きい電圧であるフォーミング電圧を印加するフォーミング動作を実行する必要がある。
[構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置のブロック図である。この半導体記憶装置は、データを記憶するメモリセルアレイ101、メモリセルアレイ101を制御するロウデコーダ102、カラムデコーダ103、制御回路104、電源105、センスアンプ回路110を備える。
また、センスアンプ回路110は、ビット線4に流れる電流を検知して、メモリセルMCが保持するデータを判定する機能を有する。また、センスアンプ回路110内には、電流制限回路106が設けられている。電流制限回路106は、セット動作時、フォーミング動作時において、メモリセルMCに流れるセル電流Icellが所定の上限値(制限電流Icomp)を超えないように制御する機能を有する。
出力ノードOUTは、ビット線BLに接続される。電流制限回路106は、電流ミラー回路10、電流ミラー回路20、電流ミラー回路30を備える。
NMOSトランジスタ22は、そのゲートをNMOSトランジスタ21のゲートに接続され、ソースは接地されている。NMOSトランジスタ22は、NMOSトランジスタ21に比べα倍のサイズを有している。キャパシタ23は、その一端をNMOSトランジスタ21及び22のゲートに接続され、他端を接地端子に接続されている。
フォーミング動作開始前の初期状態においては、スイッチ24、34はいずれもオフ状態であり、キャパシタ23、35も放電状態にある。
ここで、本実施の形態のようにメモリセルの特性に応じた制限電流の設定をせず、固定的な制限電流を設定する場合を考える。この場合には、バラツキの度合に応じて制限電流を微小なステップアップ幅でステップアップさせる必要が生じる。これは、フォーミング動作に要する時間を長くし、コストアップの原因となる。
これに対し、本実施の形態では、セルの特性の違いを反映した制限電流が設定可能であり、メモリセルの破壊等を生じさせることなく、適切にしかも短時間でフォーミング動作を実行することが可能になる。
次に、本発明の第2の実施の形態を、図4を参照して説明する。この第2の実施の形態の半導体記憶装置の全体構成は、第1の実施の形態と同様である。ただし、この実施の形態では、電流制限回路106とは異なる電流制限回路106’を設けており、この点において第1の実施の形態と異なっている。
この電流制限回路106’は、フォーミング動作の開始直後において、未だセル電流Icellが微小である場合に、セル電流Icellに基づいて生成される制限電流Icomp=α・Icellに代えて、固定的な電流Iminを制限電流として用いる。この点、第1の実施の形態では、終始セル電流Icellに基づいて生成される制限電流Icomp(=α・Icellsw)を用いているのと異なっている。
電流ミラー回路10’及び30’は、第1の実施の形態の電流ミラー回路10、30と同一の構造を有しており、図4中のトランジスタ111、112、131〜133、スイッチ134、及びキャパシタ135は、図3中のトランジスタ11,12,31〜33、スイッチ34、及びキャパシタ35に対応するものである。
電流生成回路40は、イネーブル信号Enに従い、セル電流Icellに基づいて制限電流Icomp(=α・Icellsw)を生成する。この電流生成回路40は、図3の電流ミラー回路20と同様の構成を有していてもよい。
電圧制御回路70は、ラッチ回路60の保持データに基づき、発生させる電圧を切り替える。
まず、カラムデコーダ103を介して、ビット線4に対しフォーミング動作に必要な電圧Vformが印加される(S11)。ワード線WLには、例えば接地電圧VSS(0V)が印加される。これにより、メモリセルMCの両端に電圧が印加され、セル電流IcellがメモリセルMCに流れ始める。このセル電流Icellは、トランジスタ111から112にミラーされ、更に電流生成回路40において、制限電流Icomp(=α・Icell)が生成される。
その後、セル電流Icellが、制限電流α・Icellswに達した場合には、フォーミング動作が完了したとして処理を終了する(S17,S19)。
一方、所定時間内にセル電流Icellがα・Icellswに達しない場合には、再びその時点でのセル電流Icellに基づき、再度制限電流Icompを設定(制限電流Icompを更新)し(S18)、再びS12から同様の動作を繰り返す。
このように、比較基準の固定電流を電流Iminから電流β・Iminに切り替えることにより、制限電流Icompが、セル電流Icellに基づいて生成される電流α・Icellと、固定の電流Iminとの間で頻繁に切り替えられる事態を回避することができる。なお、セル電流Icellの振動が少なく、ほぼ単調に増加することが見込まれる場合には、このような切り替えを行わず、固定の電流Iminとα・IcellとをOPアンプ50において常に比較するようにしてもよい。
Claims (5)
- 第1配線と第2配線との間に配置され且つ可変抵抗素子を有するメモリセルを配列してなるメモリセルアレイと、
前記第1及び第2配線を介して前記メモリセルのフォーミング動作に必要な電圧を前記メモリセルに印加する制御回路と、
前記第1配線に接続され前記フォーミング動作時に前記メモリセルに流れるセル電流を所定の制限値に制限する電流制限回路と
を備え、
前記電流制限回路は、所定の時点における前記セル電流よりも所定の倍率だけ大きい第1電流を生成し、前記セル電流の値が前記第1電流の値以下になるよう制御を実行する
ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 前記電流生成回路は、
前記セル電流を流す第1トランジスタと、
前記第1トランジスタとミラー接続され前記第1電流を発生させる第2トランジスタと、
前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタのゲートに一端を接続され固定電位の端子に他端を接続されるキャパシタと、
前記第1トランジスタのドレインとゲートとの間を短絡させるか切断するかを切り替える第1スイッチと
を備え、
前記第1スイッチは、前記所定のタイミングにて非導通状態となり、前記ドレインとゲートを切断する
ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記第2トランジスタと直列接続され前記第1電流を流すように構成された第3トランジスタと、
前記第3トランジスタのドレインとゲートとの間を短絡させるか切断するかを切り替える第2スイッチと、
前記第3トランジスタとミラー接続される第4トランジスタと
を備え、
前記セル電流は、前記第4トランジスタに流れる電流を上限値として制御される
ことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。 - 前記第4トランジスタのゲートに一端を接続され固定電位の端子に他端を接続されるキャパシタを更に備えた請求項3記載の半導体記憶装置。
- 前記第1電流を、固定の第2電流と比較する比較回路を更に備え、
前記制御回路は、前記比較回路の比較結果に基づいて、前記第1の電流又は前記第2電流のいずれか一方を前記第4トランジスタに流す制御を行う
ことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
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