JP2011204232A - 緊急通報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車載緊急通報装置から送信された事前通報信号に対する処置を適切に行う。
【解決手段】センター装置3は、車載緊急通報装置2から送信された事前通報信号を受信すると、車載緊急通報装置2から緊急通報信号又はキャンセル信号の何れかを受信することを待機する事前通報処理を開始して経過時間監視タイマを起動し、車載緊急通報装置2から緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなく経過時間監視タイマがタイムアップしたと判定すると、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定し、緊急通報処理を行う必要があると判定すると、緊急通報処理を行った後に事前通報処理を終了し、一方、緊急通報処理を行う必要がないと判定すると、緊急通報処理を行うことなく事前通報処理を終了する。
【選択図】図1

Description

本発明は、緊急通報信号をセンター装置に送信する車載緊急通報装置と、車載緊急通報装置から送信された緊急通報信号を受信して緊急通報処理を行うセンター装置とを備えた緊急通報システムに関する。
緊急通報システムとして、車両に搭載されている車載緊急通報装置において、車両が衝突してエアバッグが展開されると、車両事故が発生した旨を示す緊急通報信号を通信網を通じて送信し、サービスセンターに設置されているセンター装置において、車載緊急通報装置から送信された緊急通報信号を通信網を通じて受信すると、緊急車両の要請をオペレータに促す等の緊急通報処理を行うものがある(例えば特許文献1参照)。
又、車載緊急通報装置において、車両が衝突して装置自体が故障したり衝突を検出するための信号線(エアバッグ信号線やIG(イグニッション)信号線等)が断線したりした場合であっても緊急通報を行えるように、車両が衝突する可能性があると、車両が衝突する可能性がある旨を示す事前通報信号を通信網を通じてセンター装置に送信し、その後、エアバッグが展開されたか否かを所定時間判定し、所定時間が経過する前にエアバッグが展開されると、緊急通報信号を通信網を通じてセンター装置に送信し、一方、エアバッグが展開されることなく所定時間が経過すると、キャンセル信号を通信網を通じてセンター装置に送信するものもある(例えば特許文献2参照)。
この場合、センター装置においては、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号を通信網を通じて受信した後では、車載緊急通報装置から緊急通報信号又はキャンセル信号の何れかを受信することを所定時間待機する事前通報処理を開始し、車載緊急通報装置から送信された緊急通報信号を通信網を通じて受信すると、緊急通報処理を行い、一方、車載緊急通報装置から送信されたキャンセル信号を通信網を通じて受信すると、事前通報処理を終了する。
特許第4245059号公報 特開2007−183865号公報
しかしながら、上記した構成では、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号がセンター装置に受信された後に、例えば車載緊急通報装置に不具合が発生する等して車載緊急通報装置から緊急通報信号及びキャンセル信号の何れもが送信されなかったり、車載緊急通報装置から緊急通報信号又はキャンセル信号の何れかが送信されたとしても通信障害が発生する等してセンター装置に受信されなかったりすると、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号が放置されることになり、事前通報信号に対する処置を適切に行うことが困難になるという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号がセンター装置に受信された後に緊急通報信号及びキャンセル信号の何れもがセンター装置に受信されない場合であっても、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号に対する処置を適切に行うことができる緊急通報システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、車両側に設けられている車載緊急通報装置では、車両が衝突する可能性があると判定すると、事前通報信号を通信網を通じてセンター装置に送信し、車両が衝突したと判定すると、緊急通報信号を通信網を通じてセンター装置に送信し、一方、車両が衝突する可能性があると判定した後に当該衝突を回避したと判定すると、キャンセル信号を通信網を通じてセンター装置に送信する。サービスセンター側に設けられているセンター装置では、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号を通信網を通じて受信したと判定すると、車載緊急通報装置から緊急通報信号又はキャンセル信号の何れかを受信することを所定時間待機する事前通報処理を開始し、車載緊急通報装置から送信された緊急通報信号を通信網を通じて受信したと判定すると、緊急通報処理を行い、一方、車載緊急通報装置から送信されたキャンセル信号を通信網を通じて受信したと判定すると、事前通報処理を終了する。
ここで、センター装置は、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号を通信網を通じて受信したと判定した後に緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなく所定時間が経過したと判定すると、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定し、緊急通報処理を行う必要があると判定すると、緊急通報処理を行い、一方、緊急通報処理を行う必要がないと判定すると、事前通報処理を終了する。
これにより、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号がセンター装置に受信された後に緊急通報信号及びキャンセル信号の何れもがセンター装置に受信されない場合であっても、センター装置において、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定し、緊急通報処理を行う又は事前通報処理を終了することで車載緊急通報装置から送信された事前通報信号が放置されることはなく、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号に対する処置を適切に行うことができる。又、このように車載緊急通報装置から送信された事前通報信号に対する処置をセンター装置が行うことで乗員に負担を与えることなく事前通報信号に対する処置を行うことができ、利便性に優れたシステムを構築することができる。
請求項2に記載した発明によれば、センター装置は、衝突確認信号を通信網を通じて車載緊急通報装置に送信し、衝突確認信号に対する車載緊急通報装置からの応答状態を判定することにより、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定する。これにより、センター装置において、車載緊急通報装置からの応答状態を判定することにより、例えばエアバッグが展開された旨を示す等の緊急通報処理を要する応答状態であると判定することで緊急通報処理を行う必要があると判定することができ、一方、例えばエアバッグが展開されていない旨を示す等の緊急通報処理を要しない応答状態であると判定することで緊急通報処理を行う必要がないと判定することができる。
請求項3に記載した発明によれば、センター装置は、車載緊急通報装置との間の通信回線の接続状態を判定し、車載緊急通報装置との間で通信回線を切断していると判定すると、当該通信回線を再接続する手順を開始し、通信回線の再接続に成功したと判定すると、衝突確認信号を通信網を通じて車載緊急通報装置に送信し、衝突確認信号に対する車載緊急通報装置からの応答状態を判定することにより、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定する。
これにより、センター装置において、車載緊急通報装置との間で通信回線が切断されている場合であっても、車載緊急通報装置との間で通信回線を再接続する手順を開始し、通信回線の再接続に成功することで衝突確認信号を通信網を通じて車載緊急通報装置に送信することができ、衝突確認信号に対する車載緊急通報装置からの応答状態を判定することで緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定することができる。
請求項4に記載した発明によれば、センター装置は、車両が通信網の通信圏内又は通信圏外の何れに存在しているかを判定し、車両が通信網の通信圏外に存在していると判定すると、車両が通信網の通信圏外から通信圏内に移動したと予測される所定時間が経過した後に当該通信回線を再接続する手順を開始し、通信回線の再接続に成功したと判定すると、衝突確認信号を通信網を通じて車載緊急通報装置に送信し、衝突確認信号に対する車載緊急通報装置からの応答状態を判定することにより、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定する。
これにより、センター装置において、車両が通信網の通信圏外に存在している場合であっても、車両が通信網の通信圏外から通信圏内に移動したと予測される所定時間が経過した後に当該通信回線を再接続する手順を開始し、通信回線の再接続に成功することで衝突確認信号を通信網を通じて車載緊急通報装置に送信することができ、衝突確認信号に対する車載緊急通報装置からの応答状態を判定することで緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定することができる。
請求項5に記載した発明によれば、センター装置は、通信回線の再接続に失敗したと判定すると、予め登録されている緊急連絡先との通信を行う。これにより、センター装置において、通信回線の再接続に失敗した場合であっても、予め登録されている緊急連絡先(例えば乗員が携帯する携帯電話機の電話番号、知人が携帯する携帯電話機の電話番号及び自宅に設置されている電話機の電話番号等)との通信を行うことができる。
請求項6に記載した発明によれば、センター装置は、車両が通信網の通信圏外に存在していると判定すると、予め登録されている緊急連絡先との通信を行う。これにより、センター装置において、車両が通信網の通信圏外に存在している場合であっても、上記した請求項5に記載した発明と同様に、予め登録されている緊急連絡先との通信を行うことができる。
請求項7に記載した発明によれば、車載緊急通報装置は、緊急通報に関係する車両部品の状態を示す情報が含まれた事前通報信号を通信網を通じてセンター装置に送信する。センター装置は、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号を通信網を通じて受信したと判定した後に緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなく所定時間が経過したと判定すると、その事前通報信号に含まれている緊急通報に関係する車両部品の状態を示す情報に基づいて、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定する。
これにより、センター装置において、緊急通報に関係する車両部品の状態を示す情報として例えばエアバッグECUの故障情報(断線や異常等)、車両バッテリの故障情報(断線や異常等)、車載緊急通報装置に接続されている各種機器のダイアグ情報(異常検出情報等)、車載緊急通報装置のダイアグ情報(異常検出情報等)等が含まれた事前通報信号を受信し、緊急通報に関係する車両部品の状態を解析することで、緊急通報処理を行う必要があるか否かを当該解析結果に基づいて判定することができ、緊急通報処理を行う必要があるか否かの判定精度を高めることができる。
請求項8に記載した発明によれば、車載緊急通報装置は、車両位置と通信網の通信圏内及び通信圏外との関係を示す情報が含まれた事前通報信号を通信網を通じてセンター装置に送信する。これにより、センター装置において、車両位置と通信網の通信圏内及び通信圏外との関係を示す情報が含まれた事前通報信号を受信することで、車両位置が通信網の通信圏内及び通信圏外の何れであるかを特定することができ、車載緊急通報装置が各種信号を送信可能な状態であるか否かを特定することができる。
請求項9に記載した発明によれば、車載緊急通報装置は、走行経路や目的地を示す情報が含まれた事前通報信号を通信網を通じてセンター装置に送信する。これにより、センター装置において、走行経路や目的地を示す情報が含まれた事前通報信号を受信することで、走行経路や目的地を特定することができ、車両が過去に走行した走行経路と通信圏内や通信圏外を示す地図とを照合することで、車載緊急通報装置が各種信号を送信可能な状態であったか否かを特定することができ、又、車両がこれから走行する走行経路や目的地と通信圏内や通信圏外を示す地図とを照合することで、車載緊急通報装置がこれから各種信号を送信可能な状態であるか否かを特定することができる。
請求項10に記載した発明によれば、車載緊急通報装置は、車室内及び車室外のうち少なくとも何れかを撮影した映像が含まれた映像信号を通信網を通じてセンター装置に送信する。センター装置は、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号を通信網を通じて受信したと判定した後に緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなく所定時間が経過したと判定すると、その映像信号に含まれている車室内及び車室外のうち少なくとも何れかを撮影した映像に基づいて、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定する。
これにより、センター装置において、車室内及び車室外のうち少なくとも何れかを撮影した映像が含まれた映像信号を受信し、車室内及び車室外のうち少なくとも何れかを撮影した映像を解析することで、緊急通報処理を行う必要があるか否かを当該解析結果に基づいて判定することができ、緊急通報処理を行う必要があるか否かの判定精度を高めることができる。
請求項11に記載した発明によれば、車載緊急通報装置は、車両が通信網の通信圏内から通信圏外へと進入すると判定すると、圏外進入通知信号を通信網を通じてセンター装置に送信する。これにより、センター装置において、圏外進入通知信号を受信することで、車両位置が通信圏内から通信圏外へと移動することを特定することができる。
請求項12に記載した発明によれば、車載緊急通報装置は、通信網の規制が原因で緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したと判定すると、所定電話番号を発信電話番号として発信する。これにより、車載緊急通報装置において、通信網が規制されていたとしても、例えば警察への通報を目的とする電話番号を発信電話番号として発信することで車両事故を警察に通報したり、消防への通報を目的とする電話番号を発信電話番号として発信することで救援を消防に要請したりすることができ、適切に対応することができる。
請求項13に記載した発明によれば、車載緊急通報装置は、緊急通報以外のアプリケーションを実行していることが原因で緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したと判定すると、その緊急通報以外のアプリケーションの実行を停止する。これにより、車載緊急通報装置において、緊急通報以外のアプリケーションの実行を停止することで、緊急通報信号又はキャンセル信号をセンター装置に送信することができる。
請求項14に記載した発明によれば、車載緊急通報装置は、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したと判定すると、所定時間が経過した後に、緊急通報信号又はキャンセル信号を通信網を通じてセンター装置に送信する。これにより、車載緊急通報装置において、緊急通報信号又はキャンセル信号を継続的に繰返して送信することができる。
請求項15に記載した発明によれば、車載緊急通報装置は、携帯電話機との間で通信する機能を有し、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したと判定すると、携帯電話機との間で通信することで、緊急通報信号又はキャンセル信号を携帯電話機から通信網を通じてセンター装置に送信させる。これにより、車載緊急通報装置において、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したとしても、携帯電話機を利用した別の通信経路を経由して、緊急通報信号又はキャンセル信号をセンター装置に送信させることができる。
請求項16に記載した発明によれば、車載緊急通報装置は、路上に設置されている路上通信機や車両に搭載されている車載通信機との間で通信する機能を有し、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したと判定すると、路上通信機や車載通信機との間で通信することで、緊急通報信号又はキャンセル信号を路上通信機や車載通信機から通信網を通じてセンター装置に送信させる。これにより、車載緊急通報装置において、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したとしても、路上に設置されている路上通信機や車両に搭載されている車載通信機を利用した別の通信経路を経由して、緊急通報信号又はキャンセル信号をセンター装置に送信させることができる。
請求項17に記載した発明によれば、車載緊急通報装置は、車両が電力を駆動源とする構成であり、路側の充電設備に接続する機能を有し、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したと判定すると、充電設備に接続することで、緊急通報信号又はキャンセル信号を充電設備からセンター装置に送信させる。これにより、車載緊急通報装置において、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したとしても、路側の充電設備を利用した別の通信経路を経由して、緊急通報信号又はキャンセル信号をセンター装置に送信させることができる。
本発明の第1の実施形態の全体構成を示す機能ブロック図 車載緊急通報装置が行う処理を示すフローチャート センター装置が行う処理を示すフローチャート 図3相当図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 図3相当図 本発明の第3の実施形態を示す図1相当図 図3相当図 その他の実施形態を示す図1相当図 図9相当図 図9相当図 図9相当図 図9相当図 図9相当図
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1乃至図4を参照して説明する。図1は緊急通報システムの全体構成を機能ブロック図として示している。緊急通報システム1は、車両に搭載されている車載緊急通報装置2とサービスセンターに設置されているセンター装置3とが通信網4を通じて通信可能に構成されている。ここでいう通信網4は移動体通信網及び固定通信網を含む。
車載緊急通報装置2は、CPU5、無線通信部6、GPS測位部7、メモリ管理部8、音声処理部9、衝突検出部10、タイマ管理部11、電源制御部12、周辺装置処理部13及び車両LAN制御部14を備えて構成されている。CPU5は、制御プログラムを実行して車載緊急通報装置2の動作全般を制御する。無線通信部6は、センター装置3との間で通信網4を通じて行う無線通信を制御し、通信回線を接続したままで音声通話とデータ通信とを切換え、車両の乗員とサービスセンターに配置されているオペレータとの間で音声通話とデータ通信とを可能とする。
GPS測位部7は、GPS衛星から送信されたGPS信号を受信すると、そのGPS信号から抽出したパラメータを演算して車両位置を取得する(測位する)。メモリ管理部8は、各種のメモリ情報を記憶管理し、乗員情報(ユーザ情報)、車両情報、上記したGPS測位部7により取得された車両位置等を記憶管理する。音声処理部9は、マイクロホン(図示せず)により入力された送話音声を音声処理すると共に、スピーカ(図示せず)から出力される受話音声を音声処理する。
タイマ管理部11は、CPU5から計時開始信号を入力すると計時を開始し、予め規定されている所定時間の計時を終了すると(タイムアップすると)、計時終了信号をCPU5に出力する。電源制御部12は、車両に搭載されている車両バッテリ15から供給される電力を動作電力として各機能ブロックに供給して車載緊急通報装置2を動作させる。周辺装置処理部13は、エアバッグECU16、メーデースイッチ17、電源スイッチ18及びプリクラッシュセーフティECU19を接続している。
エアバッグECU16は、エアバッグ(図示せず)を接続しており、電源スイッチ18から出力されているIG(イグニッション)信号の入力がオンであることを条件として動作可能であり、エアバッグを展開すると、エアバッグ展開信号を出力する。メーデースイッチ17は、乗員が操作すると、操作検出信号を出力する。電源スイッチ18は、IGスイッチ及びACC(アクセサリ)スイッチを備えて構成されており、IGスイッチのオンオフを示すIG信号及びACCスイッチのオンオフを示すACC信号を出力する。プリクラッシュセーフティECU19は、カメラ20、ミリ波レーダー21、車速センサ22、舵角センサ23、ブレーキ制御ECU24、エアサスペンションECU25及びシートベルトECU26を接続している。
プリクラッシュセーフティECU19は、電源スイッチ18から出力されているIG信号の入力がオンであることを条件として動作可能であり、例えばカメラ20から入力した映像信号、ミリ波レーダー21から入力したレーダー検出信号、車速センサ22から入力した車速信号及び舵角センサ23から入力したステアリング27の舵角を示す舵角信号を解析して車両が先行車や障害物等に衝突する可能性があるか否かを判定する。この場合、プリクラッシュセーフティECU19は、車両が衝突する可能性があると判定すると、プリクラッシュ検出信号を出力する。
そして、プリクラッシュセーフティECU19は、プリクラッシュ検出信号を出力すると、ブレーキ制御ECU25を通じてブレーキアクチェータ28を作動させ、エアサスペンションECU26を通じてエアサスペンション29を作動させ、シートベルトECU26を通じてシートベルト30を巻取らせ、車両が衝突した場合に発生する衝撃を和らげる準備を行う。又、プリクラッシュセーフティECU19は、コンビネーションメータ(図示せず)をも接続しており、車両が衝突する可能性があると判定すると、車両が衝突する可能性がある旨を示す警告をコンビネーションメータに表示させる。
車両LAN制御部14は、ナビゲーション装置31、メーター装置32、アラーム装置33及びエンジン制御装置34を車両LAN35を通じて接続しており、これら各装置31〜34との間で各種信号を送受信して各装置31〜34の動作を制御する。尚、アラーム装置33はホーン36、ヘッドライト37及びハザードランプ28を接続している。
次に、上記した構成の作用について、図2乃至図4を参照して説明する。図2は車載緊急通報装置2が行う処理をフローチャートとして示しており、図3及び図4はセンター装置3が行う処理をフローチャートとして示している。以下、車載緊急通報装置2が行う処理及びセンター装置3が行う処理を順次説明する。
(1)車載緊急通報装置2が行う処理
車載緊急通報装置2において、CPU5は、電源スイッチ18からのIG信号の入力がオンである場合には、衝突可能性判定処理を所定周期にしたがって定期的に行う。CPU5は、衝突可能性判定処理を開始すると、プリクラッシュセーフティECU19からプリクラッシュ検出信号を周辺装置処理部13を通じて入力した否かを判定し、車両が衝突する可能性があるか否かを判定する(ステップA1)。ここで、CPU5は、プリクラッシュセーフティECU19からプリクラッシュ検出信号を入力していないと判定し、車両が衝突する可能性がないと判定すると(ステップA1にて「NO」)、衝突可能性判定処理を終了してリターンする。
一方、CPU5は、プリクラッシュセーフティECU19からプリクラッシュ検出信号を入力したと判定し、車両が衝突する可能性があると判定すると(ステップA1にて「YES」)、例えば事前通報許可が設定されており、車速が所定速度以上であり、車両が先行車や障害物等に接近する接近速度が所定速度以上であることを条件として、無線通信部6とセンター装置3との間で通信回線を接続させる(ステップA2)。
次いで、CPU5は、計時開始信号をタイマ管理部11に出力し、タイマ管理部11による経過時間監視タイマを起動し(ステップA3)、事前通報信号を無線通信部6から通信網4を通じてセンター装置3に送信させる(ステップA4)。ここでいう経過時間監視タイマの計時時間は、例えば車速や車両が先行車や障害物等に接近する接近速度等に応じて車両が衝突すると想定される時間である。又、車載緊急通報装置2からセンター装置3に送信される事前通報信号には、乗員情報、車両情報、GPS測位部7により取得された最新の車両位置、車両が衝突する可能性がある例えば先行車や障害物に接近する接近速度、電波状況及び舵角情報等が含まれる。
次いで、CPU5は、エアバッグECU16から周辺装置処理部13を通じてエアバッグ展開信号を入力したか否かを判定すると共に、タイマ管理部11から計時終了信号を入力したか否か(経過時間監視タイマがタイムアップしたか否か)を判定する(ステップA5、S6)。ここで、CPU5は、タイマ管理部11から計時終了信号を入力する前にエアバッグECU16からエアバッグ展開信号を入力したと判定し、エアバッグが展開されたと判定すると(ステップA5にて「YES」)、車両事故が発生したと特定し(ステップA7)、緊急通報信号を無線通信部6から通信網4を通じてセンター装置3に送信させ、緊急通報を行う(ステップA8)。車載緊急通報装置2からセンター装置3に送信される緊急通報信号には、乗員情報、車両情報及びGPS測位部7により取得された最新の車両位置等が含まれる。そして、CPU5は、緊急通報を終了すると、無線通信部6とセンター装置3との間で接続させている通信回線を切断させ(ステップA9)、衝突可能性判定処理を終了してリターンする。
一方、CPU5は、エアバッグECU16からエアバッグ展開信号を入力する前にタイマ管理部11から計時終了信号を入力したと判定すると(ステップA6にて「YES」)、車両事故が発生しなかった(衝突を回避した)と特定し(ステップA10)、キャンセル信号を無線通信部6から通信網4を通じてセンター装置3に送信させ、事前通報のキャンセルを行う(ステップA11)。そして、CPU5は、無線通信部6とセンター装置3との間で接続させている通信回線を切断させ(ステップA12)、衝突可能性判定処理を終了してリターンする。
このように車載緊急通報装置2は、車両が衝突する可能性があると判定し、事前通報信号を無線通信部6から通信網4を通じてセンター装置3に送信した後では、正常動作している限り(信号を送信不可能とならない限り)緊急通報信号又はキャンセル信号の何れかを無線通信部6から通信網4を通じてセンター装置3に送信する。
(2)センター装置3が行う処理
センター装置3は、装置電源がオンである場合には、信号受信判定処理及び衝突監視判定処理を所定周期にしたがって定期的に行う。センター装置3は、信号受信判定処理を開始すると、車載緊急通報装置2から送信された何れかの信号を通信網4を通じて受信したか否かを判定する(ステップB1)。ここで、センター装置3は、車載緊急通報装置2から送信された何れかの信号を通信網4を通じて受信していないと判定すると(ステップB1にて「NO」)、信号受信判定処理を終了してリターンする。
一方、センター装置3は、車載緊急通報装置2から送信された何れかの信号を通信網4を通じて受信したと判定すると(ステップB1にて「YES」)、その受信した信号が事前通報信号、緊急通報信号及びキャンセル信号の何れであるかを判定する(ステップB2〜B4)。センター装置3は、受信した信号が事前通報信号であると判定すると(ステップB2にて「YES」)、その受信した事前通報信号が最初の事前通報信号であるか否かを判定し(ステップB5)、最初の事前通報信号であると判定すると(ステップB5にて「YES」)、緊急通報信号又はキャンセル信号の何れかが受信されることを待機する事前通報処理を開始し、衝突監視タイマを起動する(ステップB6)。ここでいう衝突監視タイマの計時時間は上記した経過時間監視タイマの計時時間と同じ性質を有する時間であり、例えば車速や車両が先行車や障害物等に接近する接近速度等に応じて車両が衝突すると想定される時間である。
そして、センター装置3は、その受信した事前通報信号に含まれている情報を保存し(ステップB7)、信号受信判定処理を終了してリターンする。一方、センター装置3は、最初の事前通報信号でないと判定すると(ステップB5にて「NO」)、その時点では事前通報処理を既に開始している(衝突監視タイマを既に起動している)ことから、その受信した事前通報信号に含まれている情報を保存し(ステップB7)、信号受信判定処理を終了してリターンする。
又、センター装置3は、受信した信号が緊急通報信号であると判定すると(ステップB3にて「YES」)、その受信した緊急通報信号に含まれている情報を保存し(ステップB8)、緊急通報処理を行う(ステップB9)。具体的には、センター装置3は、車載緊急通報装置2との間で音声回線を接続することにより、乗員とオペレータとが音声通話(会話)することを可能とし、乗員が救援を要請したり被害状況を報告したりすることを可能とし、オペレータが乗員からの救援の要請や報告の内容を判断して緊急車両を手配することを可能とする。そして、センター装置3は、緊急通報処理を終了すると、これに先立って開始した事前通報処理を終了し(解除し)、これに先立って起動した衝突監視タイマを停止し(ステップB10)、信号受信判定処理を終了してリターンする。
又、センター装置3は、受信した信号がキャンセル信号であると判定すると(ステップB4にて「YES」)、上記した緊急通報処理を行うことなく、これに先立って開始した事前通報処理を終了し、これに先立って起動した衝突監視タイマを停止し(ステップB11)、信号受信判定処理を終了してリターンする。
即ち、センター装置3は、車載緊急通報装置2から送信された事前通報信号を通信網4を通じて受信した後では、車載緊急通報装置2が正常動作しており且つ通信網4が正常である限り(通信障害が発生しない限り)車載緊急通報装置2から送信された緊急通報信号又はキャンセル信号の何れかを通信網4を通じて受信し、緊急通報信号を受信すれば、緊急通報処理を行った後に事前通報処理を終了し、一方、キャンセル信号を受信すれば、緊急通報処理を行うことなく事前通報処理を終了する。
さて、上記したように車載緊急通報装置2から事前通報信号が送信され、その事前通報信号が通信網4を通じてセンター装置3に受信された後では、車載緊急通報装置2が正常動作しており且つ通信網4が正常である限り(通信障害が発生しない限り)車載緊急通報装置2から緊急通報信号又はキャンセル信号の何れが送信され、それら緊急通報信号又はキャンセル信号の何れが通信網4を通じてセンター装置3に受信される。その一方で、車載緊急通報装置2が信号を送信不可能となったり通信障害が発生したりすると、車載緊急通報装置2から緊急通報信号及びキャンセル信号の何れもが送信されなくなったり、車載緊急通報装置2から緊急通報信号又はキャンセル信号の何れが送信されたとしてもセンター装置3に受信されなかったりする。本実施形態では上記した状況を救済するためにセンター装置3が衝突監視判定処理を行う。
センター装置3は、衝突監視判定処理を開始すると、最初の事前通報信号を受信したことに応じて起動した衝突監視タイマが車載緊急通報装置2から緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなくタイムアップしたか否かを判定する(ステップB21)。ここで、センター装置3は、衝突監視タイマがタイムアップしていないと判定すると(ステップB21にて「NO」)、衝突監視判定処理を終了してリターンする。
一方、センター装置3は、車載緊急通報装置2から緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなく衝突監視タイマがタイムアップしたと判定すると(ステップB21にて「YES」)、車載緊急通報装置2との間で通信回線を接続中であるか否かを判定する(ステップB22)。ここで、センター装置3は、車載緊急通報装置2との間で通信回線を接続中であると(ステップB22にて「YES」)、衝突確認信号を車載緊急通報装置2に送信する(ステップB23)。センター装置3から車載緊急通報装置2に送信される衝突確認信号には、エアバッグ展開信号の出力状態、IG信号の出力状態、車速及び車両位置等を問合せる内容が含まれる。
車載緊急通報装置2において、CPU5は、無線通信部6が正常状態であり、センター装置3から送信された衝突確認信号を無線通信部6により受信したと判定すると、衝突確認信号に対する衝突応答信号を無線通信部6からセンター装置3に送信するが、一方、無線通信部6が異常状態であり、センター装置3から送信された衝突確認信号を無線通信部6により受信しなかったり衝突確認信号を受信したとしても衝突応答信号を送信不可能であったりすると、衝突応答信号を無線通信部6からセンター装置3に送信しない。
センター装置3は、衝突確認信号に対する車載緊急通報装置2からの応答状態を判定し、車両が衝突した可能性があるか否かを判定する(ステップB24)。即ち、センター装置3は、車載緊急通報装置2から送信された衝突応答信号を通信網4を通じて受信し、その受信した衝突応答信号が異常を示す信号であると判定したり、車載緊急通報装置2から衝突応答信号を受信していないと判定したりし、車両が衝突した可能性があると判定すると(ステップB24にて「YES」)、上記したステップB9と同様にして、緊急通報処理を行う(ステップB25)。尚、この場合、車両が衝突した可能性があるか否かをセンター装置3が例えば数値を閾値と比較する等の論理的に判定することに限らず、オペレータが乗員からの報告を判断した上で車両が衝突した可能性があるか否かを判断しても良い(オペレータの判断に委ねても良い)。
そして、センター装置3は、緊急通報処理を終了すると、これに先立って開始した事前通報処理を終了し、これに先立って起動した衝突監視タイマを停止し(ステップB26)、車載緊急通報装置2との間で接続させている通信回線を切断させ(ステップB27)、衝突監視判定処理を終了してリターンする。
又、センター装置3は、車載緊急通報装置2との間で通信回線を接続中でないと判定すると(ステップB22にて「NO」)、車載緊急通報装置2との間で通信回線を接続する接続処理を行い(ステップB28)、車載緊急通報装置2との間で通信回線の接続に成功したか否かを判定する(ステップB29)。そして、センター装置3は、車載緊急通報装置2との間で通信回線の接続に成功したと判定すると(ステップB29にて「YES」)、上記したステップB23〜B27を行う。
一方、センター装置3は、車載緊急通報装置2との間で通信回線の接続に成功しなかった(失敗した)と判定すると(ステップB29にて「NO」)、車両位置が通信圏外であるか否かを判定する(ステップB30)。この場合、センター装置3は、例えば事前通報信号の受信電界強度が閾値未満であるか否かを判定したり、事前通報信号に含まれる車両位置と基地局地図(通信圏内及び通信圏外の境界を示す地図)とを照合して車両位置が通信圏外であるか否かを判定したり、車載緊急通報装置2から定期的に送信される車両位置の履歴と舵角情報とに基づいて車両位置が通信圏外であるか否かを判定したりすることにより、車両位置が通信圏外であるか否かを判定する。
ここで、センター装置3は、車両位置が通信圏外であると判定すると(ステップB30にて「YES」)、車両が通信圏内を通過する(通信圏外から通信圏内に移動する)と予測される時間を計時する通信圏外通過タイマを起動し(ステップB31)、通信圏外通過タイマがタイムアップするまで待機する(ステップB32)。次いで、センター装置3は、通信圏外通過タイマがタイムアップしたと判定すると(ステップB32にて「YES」)、上記したステップB28、B29と同様にして、車載緊急通報装置2との間で通信回線を接続する接続処理を行い(ステップB33)、車載緊急通報装置2との間で通信回線の接続に成功したか否かを判定する(ステップB34)。そして、センター装置3は、車載緊急通報装置2との間で通信回線の接続に成功したと判定すると(ステップB34にて「YES」)、この場合も、上記したステップB23〜B27を行う。
一方、センター装置3は、車両位置が通信圏外でない(通信圏内である)と判定すると(ステップB30にて「NO」)又は車載緊急通報装置2との間で通信回線の接続に成功しなかった(失敗した)と判定すると(ステップB34にて「NO」)、予め登録されている緊急連絡先に音声発信し(ステップB35)、上記したステップB26、B27を行う。予め登録されている緊急連絡先とは、例えば乗員が携帯する携帯電話機の電話番号、知人が携帯する携帯電話機の電話番号及び自宅に設置されている電話機の電話番号等である。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、センター装置3において、車載緊急通報装置2から送信された事前通報信号を受信すると、車載緊急通報装置2から緊急通報信号又はキャンセル信号の何れかを受信することを待機する事前通報処理を開始して経過時間監視タイマを起動し、車載緊急通報装置2から緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなく経過時間監視タイマがタイムアップしたと判定すると、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定し、緊急通報処理を行う必要があると判定すると、緊急通報処理を行った後に事前通報処理を終了し、一方、緊急通報処理を行う必要がないと判定すると、緊急通報処理を行うことなく事前通報処理を終了するように構成した。
これにより、車載緊急通報装置2から送信された事前通報信号が放置されることなく、車載緊急通報装置2から送信された事前通報信号に対する処置を適切に行うことができる。又、このように車載緊急通報装置2から送信された事前通報信号に対する処置をセンター装置3にて行うことにより、乗員に負担を与えることなく事前通報信号に対する処置を行うことができ、利便性に優れたシステムを構築することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図5及び図6を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第2の実施形態では、車載緊急通報装置2において、CPU5は、車両が衝突する可能性があると判定すると(ステップA1にて「YES」)、無線通信部6とセンター装置3との間で通信回線を接続させ(ステップA2)、タイマ管理部11による経過時間監視タイマを起動し(ステップA3)、事前通報信号を無線通信部6から通信網4を通じてセンター装置3に送信させるが(ステップA4)、この場合、故障情報やダイアグ情報を含めた事前通報信号を無線通信部6から通信網4を通じてセンター装置3に送信させる。故障情報やダイアグ情報は、緊急通報に関係する車両部品の状態を示す情報であり、故障情報としては例えばエアバッグECU16の故障情報(断線や異常等)や車両バッテリ15の故障情報(断線や異常等)等が挙げられ、ダイアグ情報としては例えば周辺装置処理部13に接続されている各種機器のダイアグ情報(異常検出情報等)や車載緊急通報装置1自体のダイアグ情報(異常検出情報等)等が挙げられる。
センター装置3は、車載緊急通報装置2から送信された事前通報信号を通信網4を通じて受信したと判定した後に(ステップB2にて「YES」)、車載緊急通報装置2から緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなく衝突監視タイマがタイムアップしたと判定すると(ステップB21にて「YES」)、その事前通報信号に故障情報やダイアグ情報が含まれているか否かを判定する(ステップB41)。
ここで、センター装置3は、事前通報信号に故障情報やダイアグ情報が含まれていると判定すると(ステップB41にて「YES」)、その事前通報信号から故障情報やダイアグ情報を抽出し、その抽出した故障情報やダイアグ情報を解析し(ステップB42)、緊急通報処理を行う必要があるか否かを当該解析結果に基づいて判定する(ステップB43)。そして、センター装置3は、緊急通報処理を行う必要があると判定すると(ステップB43にて「YES」)、緊急通報処理を行う(ステップB25)。即ち、センター装置3は、車載緊急通報装置2から緊急通報信号を受信することなく衝突監視タイマがタイムアップした以降では、緊急通報信号を受信しなくとも、故障情報やダイアグ情報に基づいて緊急通報を行う必要があると判定すれば、緊急通報処理を行う。
一方、センター装置3は、事前通報信号に故障情報やダイアグ情報が含まれていないと判定すると(ステップB41にて「NO」)、又は事前通報信号に故障情報やダイアグ情報が含まれていると判定したが(ステップB41にて「YES」)、緊急通報処理を行う必要がないと判定すると(ステップB43にて「NO」)、上記したステップB22以降の処理を行う。
以上に説明したように第2の実施形態によれば、車載緊急通報装置2において、事前通報信号を送信した後に緊急通報信号やキャンセル信号を送信不可能となることに備え、故障情報やダイアグ情報を含めた事前通報信号を通信網4を通じてセンター装置3に送信し、センター装置3において、車載緊急通報装置2から事前通報信号を受信した後に緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなく衝突監視タイマがタイムアップすると、車載緊急通報装置2から受信した事前通報信号に含まれている故障情報やダイアグ情報に基づいて緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定するよう構成した。
これにより、緊急通報処理を行う必要があるか否かを故障情報やダイアグ情報の解析結果に基づいて判定することができ、緊急通報処理を行う必要があるか否かの判定精度を高めることができる。又、故障情報やダイアグ情報が明らかに緊急通報を必要とする情報であると判定し、緊急通報処理を行う必要があると判定すれば、衝突確認信号を車載緊急通報装置2に送信することなく、緊急通報処理を速やかに行うことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図7及び図8を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
第3の実施形態では、車載緊急通報装置2において、CPU5は、事前通報信号、緊急通報信号、キャンセル信号とは別に、カメラ20が撮影した映像を含めた映像信号を無線通信部6から通信網4を通じてセンター装置3に送信させる。カメラ20が撮影した映像は、車室内の映像及び車室外の映像の何れであっても良いし、又、それら車室内及び車室外の双方を含む映像であっても良い。尚、CPU5は、車両が走行状態であるときに定期的に(例えば経過時間が所定時間に達する毎に又は走行距離が所定距離に達する毎に)映像信号を送信させても良いし、事前通報信号を送信させたことを条件とし、即ち、事前通報信号を送信させた以降に限って映像信号を送信させても良い。
センター装置3は、車載緊急通報装置2から送信された事前通報信号を通信網4を通じて受信したと判定し(ステップB2にて「YES」)、車載緊急通報装置2から緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなく衝突監視タイマがタイムアップしたと判定すると(ステップB21にて「YES」)、車載緊急通報装置2から送信された映像信号を通信網4を通じて受信したか否かを判定する(ステップB51)。
ここで、センター装置3は、車載緊急通報装置2から送信された映像信号を通信網4を通じて受信したと判定すると(ステップB51にて「YES」)、その映像信号から映像を抽出し、その抽出した映像を解析し(ステップB52)、緊急通報処理を行う必要があるか否かを当該解析結果に基づいて判定する(ステップB53)。そして、センター装置3は、緊急通報処理を行う必要があると判定すると(ステップB53にて「YES」)、緊急通報処理を行う(ステップB25)。即ち、センター装置3は、車載緊急通報装置2から緊急通報信号を受信することなく衝突監視タイマがタイムアップした以降では、緊急通報信号を受信しなくとも、映像に基づいて緊急通報を行う必要があると判定すれば、緊急通報処理を行う。
一方、センター装置3は、車載緊急通報装置2から送信された映像信号を通信網4を通じて受信していないと判定すると(ステップB51にて「NO」)、又は車載緊急通報装置2から送信された映像信号を通信網4を通じて受信したと判定したが(ステップB51にて「YES」)、緊急通報処理を行う必要がないと判定すると(ステップB53にて「NO」、上記したステップB22以降の処理を行う。
以上に説明したように第3の実施形態によれば、車載緊急通報装置2において、事前通報信号を送信した後に緊急通報信号やキャンセル信号を送信不可能となることに備え、カメラ20が撮影した映像を含めた映像信号を通信網4を通じてセンター装置3に送信し、センター装置3において、車載緊急通報装置2から事前通報信号を受信した後に緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなく衝突監視タイマがタイムアップすると、車載緊急通報装置2から受信した映像信号に含まれている映像に基づいて緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定するよう構成した。
これにより、緊急通報処理を行う必要があるか否かを映像の解析結果に基づいて判定することができ、緊急通報処理を行う必要があるか否かの判定精度を高めることができる。又、映像が明らかに緊急通報を必要とする映像であると判定し、緊急通報処理を行う必要があると判定すれば、衝突確認信号を車載緊急通報装置2に送信することなく、緊急通報処理を速やかに行うことができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
車載緊急通報装置2は、装置単体として構成されていても良いしモジュールの形態として車両に組込まれて構成されていても良い。又、その機能の一部がナビゲーションシステムの構成要件から構成されていても良い。
車載緊急通報装置2が緊急通報信号を送信する条件として、エアバッグECU16からエアバッグ展開信号が出力されることに限らず、ユーザがメーデースイッチを操作したことに応じてメーデースイッチから操作検出信号が出力されることであっても良い。又、別のシステムが適用される構成であっても良い。
第2の実施形態で説明したように、車載緊急通報装置2において、故障情報やダイアグ情報を含めた事前通報信号を通信網4を通じてセンター装置3に送信する構成に限らず、車両位置と通信網4の通信圏内及び通信圏外との関係を示す情報を含めた事前通報信号を通信網4を通じてセンター装置3に送信するようにしても良い。このように構成すれば、センター装置3において、車両位置が通信網4の通信圏内及び通信圏外の何れであるかを特定することができ、車載緊急通報装置2が各種信号を送信可能な状態であるか否かを特定することができる。
又、車載緊急通報装置2において、走行経路や目的地を示す情報を含めた事前通報信号を通信網4を通じてセンター装置3に送信するようにしても良い。このように構成すれば、センター装置3において、通信網4の通信圏内及び通信圏外を示す地図を保持し、車両が過去に走行した走行経路と当該地図とを照合することで、車載緊急通報装置2が各種信号を送信可能な状態であったか否かを特定することができ、又、車両がこれから走行する走行経路や目的地と当該地図とを照合することで、車載緊急通報装置2がこれから各種信号を送信可能な状態であるか否かを特定することができる。
図9に示すように、車載緊急通報装置2において、車両が通信網4の通信圏内から通信圏外へと進入するときに、通信圏内から通信圏外へと進入する直前で、圏外進入通知信号を通信網4を通じてセンター装置3に送信するようにしても良い。このように構成すれば、センター装置3において、車載緊急通報装置2から送信された圏外進入通知信号を受信することで、車両位置がこれから通信圏内から通信圏外へと移動する、即ち、車載緊急通報装置2がこれから各種信号を送信不可能になることを特定することができる。
また、これとは反対に、車載緊急通報装置2において、車両が通信網4の通信圏外から通信圏内へと進入したときに、通信圏外から通信圏内へと進入した直後で、圏内進入通知信号を通信網4を通じてセンター装置3に送信するようにしても良い。このように構成すれば、センター装置3において、車載緊急通報装置2から送信された圏内進入通知信号を受信することで、車両位置が通信圏外から通信圏内へと移動した、即ち、車載緊急通報装置2が各種信号を送信可能になったことを特定することができる。
図10に示すように、車載緊急通報装置2において、通信網4が規制(発信制限)されており、通信網4の規制が原因で緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置3への送信を失敗したときに、発信が制限されていない警察への通報を目的する電話番号(「110」)(所定電話番号に相当)や消防への通報を目的する電話番号(「119」)(所定電話番号に相当)を発信電話番号として発信するようにしても良い。このように構成すれば、車載緊急通報装置2において、通信網が規制されていたとしても、車両事故を警察に通報したり救援を消防に要請したりすることができ、適切に対応することができる。
車載緊急通報装置2において、緊急通報以外のアプリケーションを実行していることが原因で緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置3への送信を失敗したときに、その緊急通報以外のアプリケーションの実行を停止するようにしても良い。このように構成すれば、車載緊急通報装置2において、緊急通報以外のアプリケーションの実行を停止することで、緊急通報信号又はキャンセル信号をセンター装置3に送信することができる。
車載緊急通報装置2において、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置3への送信を失敗したときに、例えば緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置3への送信を失敗した時点から所定時間が経過した後に、緊急通報信号又はキャンセル信号を通信網4を通じてセンター装置3に送信するようにしても良い。このように構成すれば、車載緊急通報装置2において、緊急通報信号又はキャンセル信号を継続的に繰返して送信することができる。
図11に示すように、車載緊急通報装置41において、例えばBluetooth(登録商標)(以下、BTと称する)通信機能を有する携帯電話機43との間でBT通信を行うBT通信部42を備え、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置3への送信を失敗したときに、BT通信部42と携帯電話機43との間でBT通信を行うことで、緊急通報信号又はキャンセル信号を携帯電話機43から通信網4を通じてセンター装置3に送信させるようにしても良い。このように構成すれば、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置3への送信を失敗したとしても、携帯電話機43を利用した別の通信経路を経由して、緊急通報信号又はキャンセル信号をセンター装置3に送信することができる。尚、車載緊急通報装置41と携帯電話機43との間で行う通信は、BT通信に限らず、無線LAN等の別の通信方式による通信であっても良いし、無線通信に限らず、有線通信であっても良い。
図12に示すように、車載緊急通報装置51において、路上に設置されている路上通信機53との間でDSRC通信(狭域通信)を行うDSRC通信部52を備え、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置3への送信を失敗したときに、DSRC通信部52と路上通信機53との間でDSRC通信を行うことで、緊急通報信号又はキャンセル信号を路上通信機53から通信網4を通じてセンター装置3に送信させるようにしても良い。このように構成すれば、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置3への送信を失敗したとしても、路上通信機53を利用した別の通信経路を経由して、緊急通報信号又はキャンセル信号をセンター装置3に送信することができる。
図13に示すように、車載緊急通報装置61において、車両に搭載されているETC(電子料金収受)車載機63(車載通信機に相当)と接続するETC接続部62を備え、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置3への送信を失敗したときに、ETC接続部62とETC車載機63との間で通信を行うことで、緊急通報信号又はキャンセル信号をETC車載機63から路上に設置されているETC路上機64に送信させ、ETC路上機64から通信網4を通じてセンター装置3に送信させるようにしても良い。このように構成すれば、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置3への送信を失敗したとしても、ETC車載機63及びETC路上機64を利用した別の通信経路を経由して、緊急通報信号又はキャンセル信号をセンター装置3に送信することができる。
図14に示すように、車載緊急通報装置71を搭載した車両が電力を駆動源とする電気自動車である場合、車載緊急通報装置71において、車両バッテリ15への充電を制御する充電制御部72を備え、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置3への送信を失敗したときに、接続部(コンセント)73を路側(例えばガソリンスタンドやコンビニエンスストア等)に設置されている充電設備74に接続することで、緊急通報信号又はキャンセル信号を充電設備74からセンター装置3に送信させるようにしても良い。このように構成すれば、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置3への送信を失敗したとしても、路側の充電設備74を利用した別の通信経路を経由して、緊急通報信号又はキャンセル信号をセンター装置3に送信することができる。
図面中、1は緊急通報システム、2は車載緊急通報装置、3はセンター装置、4は通信網、43は携帯電話機、53は路上通信機、63はETC車載機(車載通信機)、74は充電設備である。

Claims (17)

  1. 車両側に設けられ、車両が衝突する可能性があると判定した場合に、事前通報信号を通信網を通じてセンター装置に送信し、車両が衝突したと判定した場合に、緊急通報信号を通信網を通じてセンター装置に送信し、車両が衝突する可能性があると判定した後に当該衝突を回避したと判定した場合に、キャンセル信号を通信網を通じてセンター装置に送信する車載緊急通報装置と、
    サービスセンター側に設けられ、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号を通信網を通じて受信したと判定した場合に、車載緊急通報装置から緊急通報信号又はキャンセル信号の何れかを受信することを所定時間待機する事前通報処理を開始し、車載緊急通報装置から送信された緊急通報信号を通信網を通じて受信したと判定した場合に、緊急通報処理を行い、車載緊急通報装置から送信されたキャンセル信号を通信網を通じて受信したと判定した場合に、事前通報処理を終了するセンター装置とを備え、
    センター装置は、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号を通信網を通じて受信したと判定した後に緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなく所定時間が経過したと判定した場合に、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定し、緊急通報処理を行う必要があると判定した場合に、緊急通報処理を行い、緊急通報処理を行う必要がないと判定した場合に、事前通報処理を終了することを特徴とする緊急通報システム。
  2. 請求項1に記載した緊急通報システムにおいて、
    センター装置は、衝突確認信号を通信網を通じて車載緊急通報装置に送信し、衝突確認信号に対する車載緊急通報装置からの応答状態を判定することにより、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定することを特徴とする緊急通報システム。
  3. 請求項2に記載した緊急通報システムにおいて、
    センター装置は、車載緊急通報装置との間の通信回線の接続状態を判定し、車載緊急通報装置との間で通信回線を切断していると判定した場合に、当該通信回線を再接続する手順を開始し、通信回線の再接続に成功したと判定した場合に、衝突確認信号を通信網を通じて車載緊急通報装置に送信し、衝突確認信号に対する車載緊急通報装置からの応答状態を判定することにより、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定することを特徴とする緊急通報システム。
  4. 請求項2又は3に記載した緊急通報システムにおいて、
    センター装置は、車両が通信網の通信圏内又は通信圏外の何れに存在しているかを判定し、車両が通信網の通信圏外に存在していると判定した場合に、車両が通信網の通信圏外から通信圏内に移動したと予測される所定時間が経過した後に当該通信回線を再接続する手順を開始し、通信回線の再接続に成功したと判定した場合に、衝突確認信号を通信網を通じて車載緊急通報装置に送信し、衝突確認信号に対する車載緊急通報装置からの応答状態を判定することにより、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定することを特徴とする緊急通報システム。
  5. 請求項3又は4に記載した緊急通報システムにおいて、
    センター装置は、通信回線の再接続に失敗したと判定した場合に、予め登録されている緊急連絡先との通信を行うことを特徴とする緊急通報システム。
  6. 請求項4に記載した緊急通報システムにおいて、
    センター装置は、車両が通信網の通信圏外に存在していると判定した場合に、予め登録されている緊急連絡先との通信を行うことを特徴とする緊急通報システム。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載した緊急通報システムにおいて、
    車載緊急通報装置は、緊急通報に関係する車両部品の状態を示す情報が含まれた事前通報信号を通信網を通じてセンター装置に送信し、
    センター装置は、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号を通信網を通じて受信したと判定した後に緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなく所定時間が経過したと判定した場合に、その事前通報信号に含まれている緊急通報に関係する車両部品の状態を示す情報に基づいて、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定することを特徴とする緊急通報システム。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載した緊急通報システムにおいて、
    車載緊急通報装置は、車両位置と通信網の通信圏内及び通信圏外との関係を示す情報が含まれた事前通報信号を通信網を通じてセンター装置に送信することを特徴とする緊急通報システム。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載した緊急通報システムにおいて、
    車載緊急通報装置は、走行経路や目的地を示す情報が含まれた事前通報信号を通信網を通じてセンター装置に送信することを特徴とする緊急通報システム。
  10. 請求項1乃至9の何れかに記載した緊急通報システムにおいて、
    車載緊急通報装置は、車室内及び車室外のうち少なくとも何れかを撮影した映像が含まれた映像信号を通信網を通じてセンター装置に送信し、
    センター装置は、車載緊急通報装置から送信された事前通報信号を通信網を通じて受信したと判定した後に緊急通報信号及びキャンセル信号の何れも受信することなく所定時間が経過したと判定した場合に、その映像信号に含まれている車室内及び車室外のうち少なくとも何れかを撮影した映像に基づいて、緊急通報処理を行う必要があるか否かを判定することを特徴とする緊急通報システム。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載した緊急通報システムにおいて、
    車載緊急通報装置は、車両が通信網の通信圏内から通信圏外へと進入すると判定した場合に、圏外進入通知信号を通信網を通じてセンター装置に送信することを特徴とする緊急通報システム。
  12. 請求項1乃至11の何れかに記載した緊急通報システムにおいて、
    車載緊急通報装置は、通信網の規制が原因で緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したと判定した場合に、所定電話番号を発信電話番号として発信することを特徴とする緊急通報システム。
  13. 請求項1乃至12の何れかに記載した緊急通報システムにおいて、
    車載緊急通報装置は、緊急通報以外のアプリケーションを実行していることが原因で緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したと判定した場合に、その緊急通報以外のアプリケーションの実行を停止することを特徴とする緊急通報システム。
  14. 請求項1乃至13の何れかに記載した緊急通報システムにおいて、
    車載緊急通報装置は、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したと判定した場合に、所定時間が経過した後に、緊急通報信号又はキャンセル信号を通信網を通じてセンター装置に送信することを特徴とする緊急通報システム。
  15. 請求項1乃至14の何れかに記載した緊急通報システムにおいて、
    車載緊急通報装置は、携帯電話機との間で通信する機能を有し、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したと判定した場合に、携帯電話機との間で通信することで、緊急通報信号又はキャンセル信号を携帯電話機から通信網を通じてセンター装置に送信させることを特徴とする緊急通報システム。
  16. 請求項1乃至15の何れかに記載した緊急通報システムにおいて、
    車載緊急通報装置は、路上に設置されている路上通信機や車両に搭載されている車載通信機との間で通信する機能を有し、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したと判定した場合に、路上通信機や車載通信機との間で通信することで、緊急通報信号又はキャンセル信号を路上通信機や車載通信機から通信網を通じてセンター装置に送信させることを特徴とする緊急通報システム。
  17. 請求項1乃至16の何れかに記載した緊急通報システムにおいて、
    車載緊急通報装置は、車両が電力を駆動源とする構成であり、路側の充電設備に接続する機能を有し、緊急通報信号又はキャンセル信号のセンター装置への送信を失敗したと判定した場合に、充電設備に接続することで、緊急通報信号又はキャンセル信号を充電設備からセンター装置に送信させることを特徴とする緊急通報システム。
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