JP2011200566A - 吸収体の製造装置、及び製造方法 - Google Patents

吸収体の製造装置、及び製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】SAPの歩留まり向上及び吸気ダクトの長寿命化を図りながらも、吸液初期の吸液阻害を抑制し得る吸収体を製造する。
【解決手段】液体吸収性繊維及び高吸収性ポリマーを堆積部に堆積して吸収体を成形する吸収体の製造装置である。前記堆積部に設けられた複数の吸気孔であって、散布ダクト内を流れる前記液体吸収性繊維及び前記高吸収性ポリマーを吸気によって前記堆積部に堆積する前記吸気孔と、前記吸気孔に連通して設けられ、前記吸気孔が吸気を行うように空気を吸引する吸気ダクトと、前記吸気ダクトを流れる空気の流れの中から、所定の大きさ以上の高吸収性ポリマーを分離して前記散布ダクトへ戻す分離装置と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、使い捨ておむつ等の吸収性物品の吸収体を製造する装置、及び製造方法に関する。
従来、排泄液等の液体を吸収する吸収性物品として使い捨ておむつ等が知られている。この吸収性物品は、その構成部品として、液体を吸収する吸収体を有する。
吸収体は、パルプ繊維等の液体吸収性繊維を所定形状に成形したものを基材とし、その中には、粒状の高吸収性ポリマーも混入されている。なお、高吸収性ポリマーとは、吸液により膨潤等して高い液体の保持性能を有した高分子重合体等のことであり、以下では、これを「SAP」とも言う。
このような吸収体は、例えば、適宜な散布ダクト内を流れる空気流中のパルプ繊維を、回転ドラムの外周面の堆積部に堆積して形成される。詳しくは、堆積部は、所定の配置パターンで配された多数の吸気孔を有し、それらの吸気によってパルプ繊維が堆積部の略外形形状で堆積して吸収体が生成される。
また、散布ダクト内には、SAPの供給用にノズルも配置されており、そのノズルから散布ダクト内にSAPが吐出される。これにより、SAPも、散布ダクト内の空気流に乗ってパルプ繊維と共に堆積部に堆積する。
特開2009−112347号公報
ここで、一部のSAPは、堆積部に堆積せずに、吸気孔を通ってそのまま廃棄されてしまう。但し、SAPは、パルプ繊維と比較して非常に高価である。そのため、製造コスト削減のためには、SAPを無駄に廃棄することはできない。
一方、上述の吸気孔の吸気は、吸気孔に連通する吸気ダクトによる空気の吸引によって行われる。よって、吸気孔を通ったSAPは、吸気ダクトを通過する。そこで、吸気ダクト内を流れる空気からSAPを分離して回収し、散布ダクトに再供給すれば、SAP歩留まりの向上を図れると考えられる。
また、この吸気ダクトを通過する空気の流れにSAPが混入していると、SAPの衝突により吸気ダクトの寿命が短くなってしまうが、この点についても、上述のように吸気ダクト内の空気の流れからSAPを回収すれば、改善される。
但し、吸気ダクト内を流れる全てのSAPを散布ダクトに戻してしまうと、吸収性物品の使用時に吸液不良を起こす吸収体が製造されてしまう虞がある。
詳しく説明すると、一般に、SAPの粒径は、その中央値で300〜500ミクロンであるとされている。しかし、実際には、散布ダクトへの供給過程等においてSAP同士が擦れ合う等して、上記の数値範囲よりも格段に細かいサイズ(例えば、粒径が10ミクロン以下)の微粉(以下、SAP微粉とも言う)も生じてしまう。そして、かかるSAP微粉は、吸収体のパルプ繊維の繊維間隙間に入り込んで、当該隙間を埋めてしまう。
ここで、理想的には、吸液の初期においては、吸収体内の繊維間隙間に、順次、液体が入っていって円滑な吸液がなされるはずのところ、かかる隙間がSAP微粉で埋まっていると、液体が入り込めずに吸液できなくなる。
そして、この点を考慮すると、上述のように吸気ダクトを流れる全てのSAPを回収して散布ダクトへ戻した場合には、SAP微粉による繊維間隙間の埋設作用を促進してしまい、その結果、吸液阻害を起こし易い吸収体を製造してしまう虞がある。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、SAPの歩留まり向上及び吸気ダクトの長寿命化を図りながらも、吸液初期の吸液阻害を抑制し得る吸収体を製造することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
液体吸収性繊維及び高吸収性ポリマーを堆積部に堆積して吸収体を成形する吸収体の製造装置であって、
前記堆積部に設けられた複数の吸気孔であって、散布ダクト内を流れる前記液体吸収性繊維及び前記高吸収性ポリマーを吸気によって前記堆積部に堆積する前記吸気孔と、
前記吸気孔に連通して設けられ、前記吸気孔が吸気を行うように空気を吸引する吸気ダクトと、
前記吸気ダクトを流れる空気の流れの中から、所定の大きさ以上の高吸収性ポリマーを分離して前記散布ダクトへ戻す分離装置と、を有することを特徴とする吸収体の製造装置である。
また、
液体吸収性繊維及び高吸収性ポリマーを堆積部に堆積して吸収体を成形する吸収体の製造方法であって、
前記堆積部に設けられた複数の吸気孔から吸気をすることにより、散布ダクト内を流れる前記液体吸収性繊維及び前記高吸収性ポリマーを前記堆積部に堆積することと、
前記吸気孔に連通して設けられた吸気ダクトの空気の吸引によって前記吸気孔が吸気をする際に、前記吸気ダクトを流れる空気の流れの中から、所定の大きさ以上の高吸収性ポリマーを分離して前記散布ダクトへ戻すことと、を有することを特徴とする吸収体の製造方法である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、SAPの歩留まり向上及び吸気ダクトの長寿命化を図りながらも、吸液初期の吸液阻害を抑制し得る吸収体を製造可能となる。
図1A及び図1Bは、本実施形態に係る吸収体1の製造装置10の全体配置図であり、図1Aには平面図を示し、図1Bには図1A中のB−B矢視の側面図を示している。 回転ドラム20の拡大中心縦断面図である。 図3Aは遠心分離装置63の側面図であり、図3Bは、図3A中のB−B矢視図である。 遠心分離装置63に係る分岐管65の拡大断面図である。 分離装置の変形例の斜視図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
液体吸収性繊維及び高吸収性ポリマーを堆積部に堆積して吸収体を成形する吸収体の製造装置であって、
前記堆積部に設けられた複数の吸気孔であって、散布ダクト内を流れる前記液体吸収性繊維及び前記高吸収性ポリマーを吸気によって前記堆積部に堆積する前記吸気孔と、
前記吸気孔に連通して設けられ、前記吸気孔が吸気を行うように空気を吸引する吸気ダクトと、
前記吸気ダクトを流れる空気の流れの中から、所定の大きさ以上の高吸収性ポリマーを分離して前記散布ダクトへ戻す分離装置と、を有することを特徴とする吸収体の製造装置。
このような吸収体の製造装置によれば、堆積部に堆積せずに吸気孔を通過して吸気ダクトを流れるSAPを捕捉して、堆積部へと再供給することができる。よって、液体吸収性繊維と比較して高価なSAPの歩留まり向上を図れる。
また、分離装置よりも下流に位置する吸気ダクトについては、通過するSAPの量が減る。よって、当該吸気ダクトの寿命延長を図れる。
更には、吸気ダクトを流れるSAPの中から、所定の大きさ以上のSAPを分離して散布ダクトへ戻すので、散布ダクト内にSAP微粉を再供給することは有効に防止され、その結果、吸液初期の吸液阻害が抑制された吸収体を製造可能となる。
かかる吸収体の製造装置であって、
前記分離装置は、遠心分離装置であるのが望ましい。
このような吸収体の製造装置によれば、分離装置は遠心分離装置なので、目詰まりを起し難く、もって、目詰まり要因の保守点検作業の軽減化を図れる。
かかる吸収体の製造装置であって、
前記遠心分離装置は、前記吸気ダクトの一部として設けられた螺旋状に旋回した流路を有し、
前記流路における旋回半径方向の外方部分には、前記流路から分岐した分岐路が設けられており、
前記流路に沿って流れる際に作用する遠心力によって、前記所定の大きさ以上の高吸収性ポリマーが、前記流路の前記外方部分へと移動して前記分岐路に誘導され、
前記所定の大きさ以上の高吸収性ポリマーが、前記分岐路を介して前記散布ダクトへと送られるのが望ましい。
このような吸収体の製造装置によれば、螺旋状の流路と、分岐路という簡易な構成で、所定の大きさ以上のSAPを捕捉することができる。よって、製造装置を安価にできて、当該吸収体を用いた吸収性物品のコスト削減を図れる。
また、
液体吸収性繊維及び高吸収性ポリマーを堆積部に堆積して吸収体を成形する吸収体の製造方法であって、
前記堆積部に設けられた複数の吸気孔から吸気をすることにより、散布ダクト内を流れる前記液体吸収性繊維及び前記高吸収性ポリマーを前記堆積部に堆積することと、
前記吸気孔に連通して設けられた吸気ダクトの空気の吸引によって前記吸気孔が吸気をする際に、前記吸気ダクトを流れる空気の流れの中から、所定の大きさ以上の高吸収性ポリマーを分離して前記散布ダクトへ戻すことと、を有することを特徴とする吸収体の製造方法。
このような吸収体の製造方法によれば、堆積部に堆積せずに吸気孔を通過して吸気ダクトを流れるSAPを捕捉して、堆積部へと再供給することができる。よって、液体吸収性繊維と比較して高価なSAPの歩留まり向上を図れる。
また、高吸収性ポリマーを分離する位置よりも下流に位置する吸気ダクトについては、通過するSAPの量が減る。よって、当該吸気ダクトの寿命延長を図れる。
更には、吸気ダクトを流れるSAPの中から、所定の大きさ以上のSAPを分離して散布ダクトへ戻すので、散布ダクト内にSAP微粉を再供給することは有効に防止され、その結果、吸液初期の吸液阻害が抑制された吸収体を製造可能となる。
===本実施形態===
図1A及び図1Bは、本実施形態に係る吸収体1の製造装置10の全体配置図である。図1Aには平面図を示し、図1Bには図1A中のB−B矢視の側面図を示している。なお、これらの図中には、説明の関係上、透視して示している部位や断面視で示している部位もある。
図1Bに示すように、この製造装置10は、いわゆる積繊装置10である。すなわち、製造装置10は、外周面20aに凹状の成形型21(堆積部に相当)が設けられ、周方向Dcに回転する回転ドラム20と、回転ドラム20の外周面20aに向けてパルプ繊維2を散布することにより、成形型21内にパルプ繊維2を堆積させて吸収体1を成形する散布ダクト31と、散布ダクト31を介して成形型21にSAPを供給するSAP供給装置50と、散布ダクト31の設置位置よりも周方向Dcの下流側に配置され、成形型21から吸収体1を離型して搬送するベルトコンベア101と、を備えている。
なお、以下では、回転ドラム20の周方向Dcのことを単に「周方向Dc」とも言い、回転ドラム20の幅方向のことを「CD方向」とも言う。
図2は、回転ドラム20の拡大側面図である。
回転ドラム20は、例えばCD方向に沿った水平な回転軸C20周りに駆動回転する円筒体を本体とする。そして、この回転ドラム20の幅方向の両端開口は一対の円形壁部20b,20b(図1A、図1B)で覆われて塞がれ、これにより回転ドラム20の内周側にはドーナツ型の略閉空間Sが区画されている。
回転ドラム20の外周面20aには、上述のように成形型21,21…が周方向Dcに所定ピッチで設けられている。そして、各成形型21の底面は、多数の吸気孔22,22…を有しており、これら吸気孔22,22…を介して、各成形型21内と前記略閉空間Sとは通気可能に連通している。
ここで、この略閉空間Sは、図2に示すように隔壁27,27によって周方向Dcにゾーン分割されているとともに、同図2に示す第1ゾーンZ1には、吸気ダクト41が接続されていて、当該吸気ダクト41の吸い込み開口部41aから第1ゾーンZ1内の空気が吸い出され、第1ゾーンZ1内は、外気よりも低い気圧の負圧状態に維持されている。
よって、第1ゾーンZ1に対応する外周面20aの位置を成形型21が移動する際には、成形型21の吸気孔22は吸気する。これにより、散布ダクト31内のパルプ繊維2やSAPは、成形型21内に堆積し、吸収体1が成形される。
他方、第2ゾーンZ2には、吸気ダクト41が接続されておらず、もって、第2ゾーンZ2に対応する外周面20aの位置に成形型21が入ったら、成形型21の吸気は、ほぼ停止する。そして、この第2ゾーンZ2に対応して配置された前記ベルトコンベア101からの吸気によって、成形型21内の吸収体1は、ベルトコンベア101へと受け渡され、以降、ベルトコンベア101によって次工程へ搬送される。
ちなみに、図2に示すように、このベルトコンベア101上に不織布やティッシュペーパー等のシート状部材9を供給し、当該シート状部材9上に吸収体1を受け渡しても良く、その場合には、当該シート状部材9が、使い捨ておむつや生理用ナプキンに係る表面シート(着用者の肌と当接するシート)等となる。
図2に示すように、散布ダクト31は、例えば回転ドラム20の上方に配置された略矩形断面の管状部材であり、その管軸方向を略上下方向に向けつつ、その下端の散布口31aは回転ドラム20の外周面20aの上部を周方向Dcの所定範囲に亘って覆っている。また、前記散布口31aと逆側の端たる上端の開口31bからは、不図示の粉砕器によってパルプシートが粉砕されてなるパルプ繊維2が供給され、これに前述の吸気孔22からの吸気が相まって、散布ダクト31内には、上方から下方へ向かってパルプ繊維2を含有した空気流3が形成されている。これにより、前述したように、回転ドラム20の回転により成形型21が当該散布口31aの位置を通過する際には、成形型21内にパルプ繊維2やSAPが堆積して吸収体1が成形される。
図1A及び図1Bに示すように、SAP供給装置50は、新品のSAPを散布ダクト31に供給する正規供給系統51と、吸気ダクト41を流れる空気流4(空気の流れに相当)から比較的大粒のSAPを回収して散布ダクト31に再供給する回収供給系統61との二つの系統を有する。そして、後者の回収供給系統61を具備することにより、SAP歩留まりの向上、及び吸気ダクト41の長寿命化を図るとともに、吸液阻害の抑制された吸収体1を製造可能としている。
正規供給系統51は、新品のSAPを貯留する貯留部としてのホッパー53と、ホッパー53の下端開口部53aに連通して設けられ、ホッパー53内のSAPを定量送りするスクリューフィーダ54と、スクリューフィーダ54から落下供給されるSAPを受け止めて滑落させるシュート55と、シュート55から滑落するSAPを、散布ダクト31へ圧送すべく適宜な配管で形成されたSAP供給路56と、を有する。
ここで、SAP供給路56の一方の管端56aには、SAP吐出口としてのノズル57が設けられ、同ノズル57は散布ダクト31内に配置されている。一方、SAP供給路56の他方の管端56bには、ブロワ58が接続されており、ブロワ58からの送風によって、SAP供給路56には、他方の管端56bからノズル57へ向かう空気流5が生じている。また、このSAP供給路56の途中の部位には、前述のシュート55が設けられている。よって、シュート55から滑落供給されるSAPは、SAP供給路56及びノズル57を経て散布ダクト31内へと圧送される。
回収供給系統61は、吸気ダクト41内の空気流4からSAPを回収する分離装置の一例としての遠心分離装置63と、遠心分離装置63によって回収されたSAPを散布ダクト31へ再供給する再供給路66と、を有している。
再供給路66は適宜な配管で形成され、一方の管端66aにはノズル67が設けられ、同ノズル67は散布ダクト31内に配置されている。一方、同供給路66の他方の管端66bは、前述のSAP供給路56におけるシュート55よりも上流側の部位P66に接続されており、これにより、前述のブロワ58からの送風によって、再供給路66内には、ノズル67へ向かう空気流6が生じている。よって、この空気流6により、遠心分離装置63で回収されたSAPは、再供給路66及びノズル67を経て散布ダクト31内へと圧送される。
図3Aに遠心分離装置63の側面図を示す。また、図3Bには、図3A中のB−B矢視図を示す。遠心分離装置63は、図1Aに示すように、吸気ダクト41内の空気流4から、例えば粒径が100ミクロン(「所定の大きさ」に相当)以上のSAPを回収する。すなわち、吸気ダクト41内の空気流4には、SAPやパルプ繊維が含まれており、この中から、粒径が100ミクロン以上の比較的大きいサイズのSAPを分離して回収する。これにより、SAP微粉を含まない比較的大きいサイズのSAPが、散布ダクト31へ再供給される。
ここで、吸気ダクト41の空気流4がSAPやパルプ繊維を含んでいる理由は、次の通りである。基本的に大半のSAPやパルプ繊維は、回転ドラム20の成形型21に堆積してそこに留まるが、そのうちの一部は、成形型21の吸気孔22を通り抜けてしまうためである。
より詳しくは、吸気孔22の孔径(例えば、エッチング等による丸孔又はメッシュ等の矩形孔の孔径)は、例えば0.15〜0.6mmに、より望ましくは0.17〜0.37mmに設定されている。よって、成形型21内にパルプ繊維がある程度堆積して、当該パルプ繊維がSAPを引き留めるようになるまでは、SAPは吸気孔22を通り抜けてしまうのである。そして、その結果として、吸気ダクト41の空気流4内には、SAP微粉以外に、100〜600ミクロンといった比較的大サイズのSAPも含まれ得るのである。
また、上述では、SAP微粉と分離して回収すべきSAPの大きさの下限値を、粒径で規定しているが、場合によっては、長径等の別の指標で規定しても良い。また、粒径で規定する場合も、下限値は上述の100ミクロンに何等限るものではなく、同下限値を、例えば、10〜500ミクロンの範囲から選択しても良い。なお、以下では、回収すべき比較的大きいサイズのSAPのことを「大SAP」とも言う。
図3A及び図3Bに示すように、遠心分離装置63は、螺旋状(渦巻き状)に旋回した螺旋流路を有する渦巻き管64を本体とする。そして、この渦巻き管64は、吸気ダクト41の所定位置P41の配管が外された後に、その配管の代わりとして同所定位置P41に介装されており、これにより、渦巻き管64は、吸気ダクト41の流路の一部を構成している。すなわち、渦巻き管64の一端開口64aが、吸気ダクト41の上流側の管端41cに接続され、また、他端開口64bが、吸気ダクト41の下流側の管端41dに接続されている。また、渦巻き管64における旋回半径方向の外方部分たる外周部分には、その空気流4の流れる方向に沿って、つまり前記外周部分の略接線方向に沿って分岐管65(分岐路に相当)が設けられている。そして、この分岐管65は、上述の再供給路66に接続されており、これにより、遠心分離された大SAPが、分岐管65を通って再供給路66へ送り込まれるようになっている。詳しくは次の通りである。
前述したように、吸気ダクト41内の空気流4には、SAPやパルプ繊維が含まれている。よって、これらSAPやパルプ繊維も、渦巻き管64の螺旋流路を流れる。そして、この螺旋流路を流れている間に亘り、これらSAPやパルプ繊維には、螺旋流路の旋回半径に応じた遠心力が作用し、各々、旋回半径方向の外方に移動される。ここで、この移動の度合いは、作用する遠心力の大きさに応じて相違し、質量の大きい大SAPは、より外方へ移動し、質量の小さいSAP微粉やパルプ繊維はあまり外方へは移動しない。これにより、大SAPは、渦巻き管64の外周部分に設けられた前記分岐管65へ誘導され、再供給路66へと送られるが、他方、SAP微粉やパルプ繊維については、遠心力が小さいために、そのまま、吸気ダクト41を流れていき、吸気ダクト41の末端に設けられた不図示の排気ブロワ付属の集塵機(不図示)によって集塵・廃棄される。これにより、大SAPが、遠心分離によって略選択的に回収されて、散布ダクト31に再供給される。
なお、螺旋流路の旋回半径(断面中心での旋回半径)や、螺旋流路の巻数(図示例では約1巻き)、螺旋流路の全長等の仕様は、螺旋流路を流れる空気流4の流速や、SAPやパルプ繊維の質量分布、並びに分離すべき大SAPの粒径(ここでは100ミクロン以上)等に応じて適宜決められる。
また、図3Aに示すように、分岐管65は、螺旋流路の後半部、より望ましくは後端部に接続されていると良い。このようになっていれば、螺旋流路の全長を短くしながらも、分岐管65に到達するまでに、取り出すべき大SAPを確実に、分岐管65が位置する旋回半径方向の外方位置へと誘導することができる。
更には、図4の分岐管65の拡大断面図に示すように、分岐管65と再供給路66との接続角度θ(接続位置Pjにおいて、互いの流れ方向(管軸方向)がなす挟角θのこと)は、鋭角であると良く、望ましくは、0°よりも大きく80°以下の範囲から選択され、より望ましくは、0°よりも大きく60°以下の範囲から選択される。
そして、このようになっていれば、再供給路66を流れる空気流6の動圧や、分岐管65内の空気流7の動圧、更には、これら空気流6,4の粘性に基づくエジェクター効果等によって、分岐管65を流れる大SAPを速やか且つ円滑に再供給路66に引き込むことができる。ちなみに、この引き込み効果は、接続位置Pjにおける再供給路66の空気流6の流速V6が速いと、より高くなる。よって、図4の例では、再供給路66における接続位置Pjの直近上流の位置に、流路断面積を小さくする絞り部68が設けられており、接続位置Pjでの空気流6の流速V6が高められている。
ところで、ここで、上述の回収供給系統61を具備することにより、吸液初期の吸液阻害が抑制された吸収体1を製造可能となる理由について説明する。
先ず、前述したように、遠心分離装置63は、吸気ダクト41内の空気流4から、例えば粒径が100ミクロン以上のSAPを回収する。これにより、SAP微粉以外の比較的大きいサイズのSAPを散布ダクト31へ再供給することができる。
よって、吸気ダクト41内を流れる全てのSAPを回収して散布ダクト31へ再供給する構成との比較においては、本実施形態の方が、格段に吸収体1の吸液阻害を抑制できる。
更に言えば、上述のように、分離装置63は、100ミクロン以上のSAPを散布ダクト31へ再供給する。よって、大SAP、つまり比較的大きいサイズに粒の揃ったSAPが、散布ダクト31を介して成形型21に再供給されることとなり、これにより、吸収体1内に堆積されるSAPに対する大SAPの割合を高めることができる。その結果、SAPのトータルの吸液能力、つまり吸収体1内のSAPの総量を所定値に維持しながらも、大SAPの割合増加分だけSAP微粉の吸収体1への混入量を減らすことができて、以上をもって、吸液初期の吸液阻害が抑制された吸収体1を製造可能となる。
図5は、分離装置の変形例の斜視図であり、一部破断して示している。この変形例の分離装置70も遠心分離装置であるが、サイクロン方式である点で上述の実施形態の分離装置63とは相違する。なお、これ以外の構成は概ね同じであるので、以下では、サイクロン方式の分離装置70についてだけ説明する。
この分離装置70は、筒軸方向を鉛直方向に沿わせた円筒体71を本体とする。そして、この円筒体71の下部は漏斗状にすぼまり、その最下端には第1開口部71aを有している。また、円筒体71の上端部は、蓋部71fで閉じられているが、当該蓋部71fの平面中心には第2開口部71bが設けられている。また、円筒体71の上部にも第3開口部71cが設けられている。
そして、かかる分離装置70も、上述の実施形態に係る渦巻き管64と同様に、吸気ダクト41の流路に介装されている。すなわち、第3開口部71cが吸気ダクト41の上流側の管端41c(図3A)に接続され、第2開口部71bが吸気ダクト41の下流側の管端41d(図3A)に接続されている。また、第1開口部71aは、適宜な配管72を介して、前述の再供給路66に接続されている。
そして、このような構成のサイクロン方式の分離装置70では、次のようにして大SAPが分離・回収される。
先ず、第3開口部71cから、吸気ダクト41の空気流4が、円筒体71の内周面に向けて、その周方向に沿って螺旋を描くように流入する。すると、空気流4中の大SAPは、円筒体71の内壁面71wを伝って旋回するとともに自重により落下して、下方の第1開口部71aへ至り、当該第1開口部71aを通って再供給路66へ送出される。一方、軽量のSAP微粉やパルプ繊維は、図5に示すように、円筒体71の平面中心に生じる上昇気流に乗って、蓋部71fの第2開口部71bから吸気ダクト41へと排出される。以上により、SAP微粉から大SAPは分離され、再供給路66を経て散布ダクト31内に投入される。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態では、遠心分離装置63に係る分岐管65を、再供給路66に接続していたが、何等これに限るものではない。例えば、SAP供給路56に接続し、SAP供給路56内を流れるSAPに、回収した大SAPを戻しても良い。但し、回収した大SAPを混ぜると、散布ダクト31内へのSAPの供給量の管理が難しくなるので、上述の実施形態のように別系統にするのが好ましい。
上述の実施形態では、堆積部の一例として回転ドラム20の外周面20aに凹状に形成された成形型21を示したが、何等これに限るものではない。例えば、外周面20aを略平滑面で構成し、この外周面20aにおける所定領域にのみ吸気孔22を形成して吸引力を作用させ、これにより当該所定領域を前記堆積部としてパルプ繊維2やSAPを堆積させて吸収体1を成形しても良い。また、回転ドラム20に代えて、チェーンコンベアやベルトコンベア等を用いても良い。すなわち、当該コンベアによって成形型21に所定の周回軌道を移動させるとともに、その周回軌道上の所定位置に前記散布ダクト31を配置しても良い。
上述の実施形態では、液体吸収性繊維としてパルプ繊維2(繊維状に粉砕されたパルプ)を例示したが、この液体吸収性繊維としては、従来生理用ナプキンや使い捨ておむつ等の吸収性物品の吸収体1に用いられる各種のものを、特に制限なく用いることができる。例えば、レーヨン繊維やコットン繊維等のセルロース系繊維の短繊維や、ポリエチレン等の合成繊維の短繊維等を使用可能である。これら繊維は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いても良い。
上述の実施形態では、SAPの具体例について詳しく述べていなかったが、当該SAPとしては、従来使い捨ておむつや生理用ナプキンなどの吸収性物品の吸収体1に用いられる各種のものを特に制限なく用いることができる。例えば、デンプン系、セルロース系、合成ポリマー系のもの等を使用可能である。ここで、SAPは、通常粒子状である。SAPとしては、自重の20倍以上の液吸収性保持力を有し、且つ、ゲル化する性質を有するものが好ましく、例えば、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物、アクリル酸(塩)重合体などが好ましい。これらSAPは、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いても良い。
1 吸収体、2 パルプ繊維、3 空気流、
4 空気流、5 空気流、6 空気流、7 空気流、
9 シート状部材、
10 積繊装置(製造装置)、10a 製造装置、
20 回転ドラム、20a 外周面、20b 円形壁部、
21 成形型(堆積部)、22 吸気孔、27 隔壁、
31 散布ダクト、31a 散布口、31b 上端の開口、
41 吸気ダクト、41a 吸い込み開口部、
41c 上流側の管端、41d 下流側の管端、41e 部分、
50 SAP供給装置、
51 正規供給系統、53 ホッパー(貯留部)、53a 下端開口部、
54 スクリューフィーダ、55 シュート、
56 SAP供給路、
56a 一方の管端、56b 他方の管端、
57 ノズル、58 ブロワ、
61 回収供給系統、
63 遠心分離装置(分離装置)、
64 渦巻き管、64a 一端開口、64b 他端開口、
65 分岐管(分岐路)、
66 再供給路、66a 一方の管端、66b 他方の管端、
67 ノズル、
68 絞り部、
70 分離装置、71 円筒体、71a 第1開口部、
71b 第2開口部、71c 第3開口部、
71f 蓋部、71w 内壁面、72 配管、
101 ベルトコンベア、
S 略閉空間、Z1 第1ゾーン、Z2 第2ゾーン、
C20 回転軸、C80 回転軸、
P41 所定位置、Pj 接続位置、P66 部位、
SAP 高吸収性ポリマー、

Claims (4)

  1. 液体吸収性繊維及び高吸収性ポリマーを堆積部に堆積して吸収体を成形する吸収体の製造装置であって、
    前記堆積部に設けられた複数の吸気孔であって、散布ダクト内を流れる前記液体吸収性繊維及び前記高吸収性ポリマーを吸気によって前記堆積部に堆積する前記吸気孔と、
    前記吸気孔に連通して設けられ、前記吸気孔が吸気を行うように空気を吸引する吸気ダクトと、
    前記吸気ダクトを流れる空気の流れの中から、所定の大きさ以上の高吸収性ポリマーを分離して前記散布ダクトへ戻す分離装置と、を有することを特徴とする吸収体の製造装置。
  2. 請求項1に記載の吸収体の製造装置であって、
    前記分離装置は、遠心分離装置であることを特徴とする吸収体の製造装置。
  3. 請求項2に記載の吸収体の製造装置であって、
    前記遠心分離装置は、前記吸気ダクトの一部として設けられた螺旋状に旋回した流路を有し、
    前記流路における旋回半径方向の外方部分には、前記流路から分岐した分岐路が設けられており、
    前記流路に沿って流れる際に作用する遠心力によって、前記所定の大きさ以上の高吸収性ポリマーが、前記流路の前記外方部分へと移動して前記分岐路に誘導され、
    前記所定の大きさ以上の高吸収性ポリマーが、前記分岐路を介して前記散布ダクトへと送られることを特徴とする吸収体の製造装置。
  4. 液体吸収性繊維及び高吸収性ポリマーを堆積部に堆積して吸収体を成形する吸収体の製造方法であって、
    前記堆積部に設けられた複数の吸気孔から吸気をすることにより、散布ダクト内を流れる前記液体吸収性繊維及び前記高吸収性ポリマーを前記堆積部に堆積することと、
    前記吸気孔に連通して設けられた吸気ダクトの空気の吸引によって前記吸気孔が吸気をする際に、前記吸気ダクトを流れる空気の流れの中から、所定の大きさ以上の高吸収性ポリマーを分離して前記散布ダクトへ戻すことと、を有することを特徴とする吸収体の製造方法。
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