JP6601304B2 - 供給管および吸収マットの形成装置ならびに吸収マットの形成方法 - Google Patents
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たとえば、ラップシートで被包される吸収マットに混合される高吸水性樹脂を分級する技術が検討されている。この技術では、ラップシートの細孔径よりも大きい粒径と小さい粒径とに高吸水性樹脂が分級されたうえで、大きい粒径の高吸水性樹脂のみが散布されたラップシートに対して、パルプに混合された小さい粒径の高吸水性樹脂が積層される。このようにして得られた吸収マットによれば、ラップシートの目詰まりが抑えられ、液透過性が高められるとされる(特許文献1参照)。
本供給管は、前記高吸水性樹脂を少なくとも二つに分級する分級部と、前記分級部で分級された一方の前記高吸水性樹脂を第一供給口から供給する第一通路と、前記分級部で分級された他方の前記高吸水性樹脂を第二供給口から供給する第二通路とを備える。
(3)さらに、前記複数の副通路のうち少なくとも一つを除く前記副通路に前記分級部が設けられ、前記分級部のそれぞれは、異なる粒径に前記高吸水性樹脂を分級することが好ましい。
(5)または、前記第一供給口の開口面積と前記第二供給口の開口面積とが相違することが好ましい。
(7)前記第一供給口および前記第二供給口は、前記ドラムの周方向に沿って配置されることが好ましい。
(8)また、前記第一供給口および前記第二供給口は、前記ドラムの軸方向に沿って配置されることが好ましい。
(10)または、前記外周の一部に対する前記第一供給口の最短距離と前記外周の一部に対する前記第二供給口の最短距離とが等しいことが好ましい。
(11)前記分級部は、前記ダクトの内部に配置されることが好ましい。
前記供給工程は、前記高吸水性樹脂を少なくとも二つに分級する分級工程と、前記分級工程で分級された一方の前記高吸水性樹脂を供給する第一供給工程と、前記分級工程で分級された他方の前記高吸水性樹脂を供給する第二供給工程とを有する。
なお、本形成方法は、前記供給工程で供給された前記高吸水性樹脂と前記繊維材料とを積層する積層工程も有する。
同様に、本件で示す吸収マットの形成装置および形成方法によれば、吸液性が高められた吸収マットを形成することができる。
以下、二つの実施形態を例示する。
[1.構成]
まず、図1を参照して、吸収マットの形成装置について、構成を述べる。
この装置で形成される吸収マット4には、パルプ繊維(繊維材料)4aおよび高吸水性樹脂(いわゆるSAP〈Superabsorbent polymer〉,高吸水性高分子あるいは高吸水性ポリマーとも称される)4bが含有される。たとえば、パルプ繊維4aによって拡散された液体を高吸水性樹脂4bが吸収し保持する。なお、パルプ繊維4aに替えてまたは加えて、繊維状のレーヨンやコットンといった繊維材料を用いてもよい。
高吸水性樹脂4bは、粒径が大きくなるほど、単位体積あたりの表面積(すなわち「比表面積」)が小さくなることから、液体の吸収速度が抑えられ、液体の保持量が高められる傾向にある。仮に、吸収マット4に高吸水性樹脂4bのみの層が形成されれば、この層ではゲルブロックが発生しやすくなる傾向にある。
ダクト5には、ドラム1の外周2の一部2a(図1では右上の外周縁部)を覆うように配置された下流端部5aに開口が設けられる。このダクト5は、下流端部5aに向けて広げられたスカート状に設けられる。また、ダクト5の内部では、粉砕あるいは解繊されたパルプ繊維4aが分散した状態でドラム1に向けて空気流で吹き付けられる。
供給管7には、ダクト5の内部に配置された下流端部(ここでは下方)に開口が設けられる。この供給管7は、複数に分岐しており、分岐数に応じた数の開口を有するパイプ部材(「多岐管」や「マニホールド」などとも称される)である。これらの開口が高吸水性樹脂4bの供給口として設けられている。ここでは、供給管7が上下に延びて配置されている。
この供給管7は、分岐箇所Pよりも上流側(ここでは上方)に設けられた一本の上流通路8と、分岐箇所Pよりも下流側(ここでは下方)で二つに分岐した分岐通路9とに大別される。
ここでは、第一供給口11の開口面積S1と第二供給口21の開口面積S2とが等しく設けられている。
ここでの供給口11,21は、周方向に沿って配置されている。具体的には、第二供給口21よりも第一供給口11のほうが、ドラム1に対して外周で回転方向下流側に配置されている。
分級部30は、篩状のメッシュ部材である。この分級部30のメッシュ(篩目開き)は、高吸水性樹脂4bの所定粒径に応じて設定される。具体的に言えば、所定粒径よりも大きい高吸水性樹脂4b(以下「大粒高吸水性樹脂41b」という)は通過することができず、所定粒径以下の高吸水性樹脂4b(以下「小粒高吸水性樹脂42b」という)は通過することができるメッシュが分級部30に採用される。そのため、高吸水性樹脂4bは、大粒高吸水性樹脂41bと小粒高吸水性樹脂42bとの二つに篩い分けられる。
分級部30によって分級された大粒高吸水性樹脂41bは、第一分岐通路10を流通して第一供給口11から排出される。また、分級部30によって分級された小粒高吸水性樹脂42bは、第二分岐通路20を流通して第二供給口21から排出される。
たとえば、供給管7に供給される高吸水性樹脂4bは、ダクト5の内部に過不足なく供給されるようにするために、供給口11,21からダクト5内部への高吸水性樹脂41b,42bの各供給量に応じて、大粒高吸水性樹脂41bおよび小粒高吸水性樹脂42bの供給割合を設定することができる。
供給口11,21のそれぞれからダクト5の内部に排出され供給された高吸水性樹脂41b,42bは、ダクト5の内部で分散した状態のパルプ繊維4aに混合され、ドラム1に供給される。
ドラム1は、供給されたパルプ繊維4aおよび高吸水性樹脂4bを内周側へ吸引して積重することで、吸収マット4を外周2に形成する円筒状の回転体である。このドラム1の外周2には、吸収マット4の概形に応じた形状の金型3が設けられており、金型3の内部に積重されたパルプ繊維4aおよび高吸水性樹脂4bが吸収マット4として形成される。
つづいて、図3を参照して、吸収マットの形成方法を説明する。この形成方法は、上述した形成装置によって吸収マット4を形成する方法である。
この形成方法では、供給工程(ステップA1),積層工程(ステップA20)の順に各工程を実施する。さらに、供給工程では、分級工程(ステップA5)の後に、第一供給工程(ステップA10)および第二供給工程(ステップA20)の二つの供給工程を並列的に実施する。
ステップA1の供給工程では、はじめに供給管7によって高吸水性樹脂4bをダクト5の内部に供給する。
この供給工程では、ステップA5の分級工程において、供給管7の分級部30によって、大粒高吸水性樹脂41bと小粒高吸水性樹脂42bとに高吸水性樹脂4bを篩い分けて二つに分級する。その後、ステップA10の第一供給工程とステップA20の第二供給工程とを同時に実施する。
それから、ステップA30の積層工程では、ダクト5の内部に供給された高吸水性樹脂41b,42bの混合されたパルプ4aがドラム1の金型3に積層される。そして、吸収マット4が形成される。
本実施形態の供給管および吸収マットの形成装置ならびに吸収マットの形成方法は、上述のように構成されるため、以下のような作用および効果を得ることができる。
〈供給管〉
まず、供給管7についての作用および効果を述べる。
そのため、ダクト5の内部において、パルプ繊維4aに対する高吸水性樹脂4bの混合領域や混合密度を、高吸水性樹脂4bの粒径に応じて調整することができる。パルプ繊維4aおよび高吸水性樹脂4bが積層される吸収マット4においても、パルプ繊維4aに対する高吸水性樹脂4bの混合領域や混合密度を、高吸水性樹脂4bの粒径に応じて調整することができる。
また、粒径によらず全ての高吸水性樹脂4bは、分散されたパルプ繊維4aに混合されることから、吸収マット4に高吸水性樹脂4bのみの層が形成されることがない。そのため、ゲルブロックの発生を抑えることができる。この観点からも、吸収マット4の吸液性を高めることができる。
なお、供給管7に供給される高吸水性樹脂4bとして、所定粒径およびこの周辺粒径の割合が小さいものを用いれば、分級部30の目詰まりを抑えることができる。
さらに、分級部30は、第二分岐通路20の上流端部に配置されることによっても、目詰まりが抑えられる。
つぎに、吸収マットの形成装置についての作用および効果を述べる。この形成装置は、上記した(1)および(2)の作用および効果に加えて、下記の(3)〜(6)の作用および効果を得ることができる。
なお、第一供給口11の開口面積を小さくしたり、ドラム1に対する最短距離L1を長くすることで、吸収マット4の表面側への大粒高吸水性樹脂41bの供給量を減少させることで、大粒高吸水性樹脂41bによるゲルブロックの発生を確実に抑えることができる。
更に言えば、タンデム配置された形成装置のそれぞれに対して、従来の分級機で予め分級された高吸水性樹脂のそれぞれを供給すれば、吸収マットにおいて粒径ごとに高吸水性樹脂の混合領域や混合密度を調整することはできるものの、装置が複雑化あるいは大型化するという不具合がある。
なお、供給管7の第一供給口11に供給される高吸水性樹脂4bは、おもに大粒高吸水性樹脂41bであるものの一部に小粒高吸水性樹脂42bが混在しているが、吸収マット4において高吸水性樹脂4bの混合領域や混合密度を少なくとも調整することができる。
これに対して、本実施形態の吸収マット4によれば、上述したように粒径に応じた高吸水性樹脂4bの混合領域や混合密度を調整することで、吸収マット4の肌面側における液体の拡散性を向上させることができる。そのため、吸収性物品から液拡散シートを省略することもできる。
なお、吸収マットの形成方法についても、上記した(1)〜(6)と同様の作用および効果を得ることができる。
つぎに、図4を参照して、第一実施形態の変形例を説明する。なお、ここで説明する点を除いては第一実施形態と同様の構成になっている。これらの構成については、同様の符号を付し、各部の説明を省略する。
この変形例の供給管7′は、上述した第一実施形態の供給管7に対して、上流通路8′よりも下流の分岐通路9′の構成が異なる。具体的には、第一分岐通路10′の上流端部12′に分級部30′が設けられ、この上流端部12′に突出部13′が設けられる点が異なる。
分級部30′は、高吸水性樹脂4bの流通方向に交差して配置される。具体的には、第一分岐通路10′の上流端部12′において、突出部13′の基端部と先端部とを結ぶ方向かつ上下方向に沿って分級部30′が配置される。
よって、吸収マット4の吸液特性を幅広く調整することができる。
ここで、吸収マット4の表面側が肌面側であれば、この表面側における大粒高吸水性樹脂41bの過密化が抑えられ、吸液速度を高めて液漏れを確実に抑えることができる。
つぎに、図5を参照して、第二実施形態を説明する。なお、ここで説明する点を除いては第一実施形態と同様の構成になっている。これらの構成については、各部の説明を省略する。
[1.構成]
第二実施形態の供給管70は、第一実施形態の供給管7が二つに分岐して一つの分級部30が設けられるのに対して、三つに分岐して二つの分級部31,32が設けられる点が異なる。
この分岐通路200には、第二分岐箇所P2よりも上流側の主通路201と、第二分岐箇所P2よりも下流で二つに分岐した第一副通路(第一通路)210および第二副通路(第二通路)220とが設けられている。
ここでは、供給口101,211,221の開口面積S11,S21,S22が互いに相違している。具体的には、第一供給口101の開口面積S11,第一副供給口211の開口面積S21,第二副供給口221の開口面積S22の順に小さくなる(S11>S21>S22)ように設けられている。
さらに、供給口101,211,221は、ドラム1の外周2に対する最短距離L11,L21,L22が等しく(L11=L21=L22)なるように配置されている。
この第二分級部32のメッシュには、第一分級部31のメッシュよりも小さいものが用いられる。
さらに、供給管7に供給される高吸水性樹脂40bは、ダクト5の内部に過不足なく供給されるようにするために、供給口101,211,221からの高吸水性樹脂410b,420b,430bの各供給量に応じて、大粒高吸水性樹脂410b,中粒高吸水性樹脂420bおよび小粒高吸水性樹脂430bの供給割合を設定することができる。
中粒高吸水性樹脂420bは、第二分岐通路200の第一副通路210を流通して第一副供給口211から排出される。なお、第二分級機32を通過しなかった小粒高吸水性樹脂430bも第一副供給口211から排出される。
小粒高吸水性樹脂430bは、第二分岐通路200の第二副通路220を流通して第二副供給口221から排出される。
本実施形態は、上述のように構成されるため、第一実施形態と同様の作用および効果に加えて、以下のような作用および効果を得ることができる。
〈供給管〉
まず、供給管70についての作用および効果を述べる。
つぎに、吸収マットの形成装置についての作用および効果を述べる。この形成装置は、上記した(1)〜(3)の作用および効果に加えて、下記の(4)および(5)の作用および効果を得ることができる。
最後に、その他の実施形態について述べる。
供給管には、第一分岐通路に複数の副通路が設けられてもよいし、これらの副通路のうち少なくとも一つを除く副通路のそれぞれに分級部が設けられてもよい。この場合の第一分岐通路に設けられた分級部には、異なる粒径(たとえば下流のものほど大きい)に高吸水性樹脂を分級するものを用いることができる。
この供給管70″の分岐通路90″は、第一分岐通路100″と第二分岐通路200″との二つに第一分岐箇所P1″で分岐している。第一分岐通路100″は、三つの副通路110″,120″,130″に分岐しており、第二分岐通路200″は、二つの副通路210″,220″に分岐している。
第一分岐通路100″では、第一副通路110″の上流端部に第一分級部31″が設けられ、第二副通路120″の上流端部に第二分級部32″が設けられ、第三副通路130″には分級部が設けられていない。
ここでは、第一分級部31″のメッシュを「M1」とし、第二分級部32″のメッシュを「M2」とし、第三分級部33″のメッシュを「M3」とし、第二分級部34″のメッシュを「M4」としたときに、不等式「M4<M3<M1<M2」を満たすように各分級部31″,32″,33″,34″のメッシュが設定されている。
このような供給管70″によれば、高吸水性樹脂の粒径をより多段階(ここでは五段階)に分級することができ、高吸水性樹脂の混合範囲や混合領域を細密に調整することができる。よって、多種多様な吸液特性の吸液マットを形成することができる。
この軸方向が、吸収マット4の幅方向(長手方向と厚み方向に直交する方向)に対応していれば、吸収マット4の幅方向において高吸水性樹脂4bの粒径ごとに混合密度や混合領域を調整することができる。たとえば、幅方向中央において粒径の大きい高吸水性樹脂の密度を高めることで、吸収マット4の吸液特性を向上させることができる。
なお、分級部としては、篩状に形成される構造のほか、サイクロン型の分級機を用いてもよい。
2 外周
2a 一部
3 金型
4 吸収マット
4a パルプ繊維(繊維材料)
4b 高吸水性樹脂
41b 大粒高吸水性樹脂
42b 小粒高吸水性樹脂
5 ダクト
5a 下流端部
7 供給管
8 上流通路
9 分岐通路
10 第一分岐通路(第一通路)
11 第一供給口
20 第二分岐通路(第二通路)
21 第二供給口
30 分級部
L1 ドラム1に対する第一供給口11の最短距離
L2 ドラム1に対する第二供給口21の最短距離
P 分岐箇所(一箇所)
S1 第一供給口11の開口面積
S2 第二供給口21の開口面積
Claims (12)
- 繊維材料に混合された高吸水性樹脂を有する吸収マットを形成する形成装置において、
前記繊維材料が分散されたダクトの内部に前記高吸水性樹脂を供給する供給管であって、
前記高吸水性樹脂を少なくとも二つに分級する分級部と、
前記分級部で分級された一方の前記高吸水性樹脂を第一供給口から前記ダクトの内部に供給する第一通路と、
前記分級部で分級された他方の前記高吸水性樹脂を第二供給口から前記ダクトの内部に供給する第二通路と
を備えたことを特徴とする供給管。 - 前記第一通路または前記第二通路は分岐した複数の副通路を有する
ことを特徴とする請求項1に記載された供給管。 - 前記複数の副通路のうち少なくとも一つを除く前記副通路に前記分級部が設けられ、前記分級部のそれぞれは、異なる粒径に前記高吸水性樹脂を分級する
ことを特徴とする請求項2に記載された供給管。 - 前記第一供給口の開口面積と前記第二供給口の開口面積とが等しい
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載された供給管。 - 前記第一供給口の開口面積と前記第二供給口の開口面積とが相違する
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載された供給管。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載された供給管と、
前記ダクトで外周の一部が覆われ、前記繊維材料および前記高吸水性樹脂を前記外周の一部に積層して前記吸収マットを形成するドラムと
を備えたことを特徴とする吸収マットの形成装置。 - 前記第一供給口および前記第二供給口は、前記ドラムの周方向に沿って配置された
ことを特徴とする請求項6に記載された吸収マットの形成装置。 - 前記第一供給口および前記第二供給口は、前記ドラムの軸方向に沿って配置された
ことを特徴とする請求項6または7に記載された吸収マットの形成装置。 - 前記外周の一部に対する前記第一供給口の最短距離と前記外周の一部に対する前記第二供給口の最短距離とが相違する
ことを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載された吸収マットの形成装置。 - 前記外周の一部に対する前記第一供給口の最短距離と前記外周の一部に対する前記第二供給口の最短距離とが等しい
ことを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載された吸収マットの形成装置。 - 前記分級部は、前記ダクトの内部に配置された
ことを特徴とする請求項6〜10の何れか1項に記載された吸収マットの形成装置。 - 繊維材料が分散されたダクトの内部に高吸水性樹脂を供給する供給工程を有し、
前記供給工程は、
前記高吸水性樹脂を少なくとも二つに分級する分級工程と、
前記分級工程で分級された一方の前記高吸水性樹脂を第一供給口から前記ダクトの内部に供給する第一供給工程と、
前記分級工程で分級された他方の前記高吸水性樹脂を第二供給口から前記ダクトの内部に供給する第二供給工程とを有し、
前記第一供給工程と前記第二供給工程とが別個の場所にて行われる
ことを特徴とする吸収マットの形成方法。
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