JP2011195191A - ストッパー付きノズルカバーキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】ポンプ式吐出容器に対して着脱自在に装着されるストッパー付きノズルカバーキャップについて、容器側の装着部分に対して、振動や衝撃を受けても外れることなく、しかも、弱い力で容易に着脱できるようにする。
【解決手段】ノズルヘッドカバー部11と連結部12とストッパー部13とが一体的に形成されたストッパー付きノズルカバーキャップ10において、ノズル2の吐出口21を覆うノズルヘッドカバー部11に対して、その下方でノズル2の外筒部22の外周面に沿う連結部12を、ノズル2の吐出口21とは反対側で半周分以上切除された横断面円弧形状に形成し、ステム状の小径筒状部4に沿うストッパー部13を、ノズル2の吐出口21とは反対側で半周分未満だけ切除された横断面C字形状に形成すると共に、ストッパー部13には、指掛け用のリブ14と、薄肉化された変形容易部15とを形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ポンプ式吐出容器に対して着脱自在に装着されるノズルカバーキャップに関し、特に、ノズルの吐出口を覆うノズルヘッドカバー部と、ノズルの下降を阻止するストッパー部とが、両者を連結する連結部を介して一体的に形成されている、ポンプ式吐出容器用のストッパー付きノズルカバーキャップに関する。
容器のキャップから上方に突設されたノズルを操作することで、容器内に収納された内容液を、そのまま或いは泡状態として、ノズルの吐出口から容器外に吐出するようなポンプ機構を備えたポンプ式吐出容器については、従来から様々な構成のものが提案されていて、シャンプー,リンス,ハンドソープ,洗顔剤,整髪剤,ひげ剃り剤等の液体を内容物として既に数多く商品化されている。
そのようなポンプ式吐出容器では、容器内のシリンダとピストン、及び、容器外のノズルとを主な構成部材とするポンプ機構によって、容器のキャップから上方に突出したノズルを操作することにより、容器の口部から容器内に垂設されたシリンダの内部で、キャップの天板部を貫通してノズルと連結されたピストンを、バネ力により常に上方に付勢された状態で所定範囲だけ上下動させることで、容器内に収納されている液体をシリンダの下端から吸い上げて、そのままの状態で、或いは、空気を混入して泡状態としてから、ノズルの吐出口から容器外に吐出するようにしている。
そのようなポンプ式吐出容器に対して、ノズルの吐出口から埃が入ったりするのを防止すると共に、ノズルが上限位置から不用意に下降するのを防止するために、ノズルの吐出口を覆うノズルヘッドカバー部と、ノズルの下降を阻止するストッパー部とを、両者を連結する連結部を介して一体的に形成した、ストッパー付きノズルカバーキャップといえるものが、下記の特許文献等により従来公知となっている。
特開平10−263443号公報 特開2003−104415号公報
ところで、上記のような従来公知のストッパー付きノズルカバーキャップでは、ポンプ式吐出容器に対して着脱自在に装着できるように、その上下方向全体にわたって、ノズルの吐出口とは反対側の部分が切除されており、容器への装着時には、この切除部分を拡開して容器側の装着部分(被装着部分)と嵌合するようになっていて、この切除部分については、ノズルカバーキャップ上下方向全体にわたって、ノズルカバーキャップの周方向で半周分よりも小さくなるように切除されている。
すなわち、特許文献1に記載された「カバーキャップ7」では、該文献の「請求項1」の「周方向の間隔が押下げヘッド6周壁の外径よりも小さく、かつ押下げヘッド6周壁の正面部6aに摺動自在に係合して拡開する装着口8」という記載、および、図6に示すように、「カバーキャップ7」の上下方向全体にわたって、切除部分に相当する「装着口8」が、「カバーキャップ7」の周方向で半周分よりも小さくなるように切除されている。
また、特許文献2に記載された「カバー31」では、該文献中の「請求項1」の「上記押下げヘッド26、および該押下げヘッド周壁の下端からシリンダ付き装着部材上面までの間のステム外方露出部分のほぼ前過半部外面を覆い、ステム覆合部分33は、ステム前面への強制押圧により後方開口部が弾性拡開して嵌合する横断面C字形状をなし、」という記載、および、図2に示すように、「カバー31」の上下方向全体にわたって、切除部分に相当する「後方開口部」が、「カバー31」の周方向で半周分よりも小さくなるように切除されている。
上記のような従来公知のストッパー付きノズルカバーキャップ(「カバーキャップ7」や「カバー31」)によれば、切除部分に相当する「装着口8」や「後方開口部」を半周分よりも小さく切除していることで、換言すれば、「カバーキャップ7」や「カバー31」を半周分よりも大きく覆うように嵌合させていることで、例えば、ノズルカバーキャップが装着された容器が、カートンケースに入れられて輸送されている間に強い振動を受けたり、或いは、カートンケースから取り出されて店頭陳列中に誤って落下させられてノズルヘッドに落下衝撃を受けたとしても、ノズルカバーキャップが容器側の装着部分から外れてしまう虞はない。
しかしながら、そのように容器側の装着部分に対してノズルカバーキャップを強く装着していることで、力の弱い女性や高齢者等にとっては、容器側の装着部分からノズルカバーキャップを取り外す際に、比較的大きな力が必要になって取り外し難いものとなり、また、ノズルカバーキャップを再装着する際にも、容器側の装着部分の外径以上に切除部分を拡開するように弾性変形させる力が必要となるので、ノズルカバーキャップを再装着するのが難しいという印象を与えることになる。
すなわち、ストッパー付きノズルカバーキャップは、例えば、ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂等のような、比較的硬質で剛性を有し、且つ、適度の弾力性を有する熱可塑性樹脂で製造されることが好ましく、また、振動や落下衝撃等を受けても容器側の装着部分から外れることのないように、容器側の装着部分を半周分以上覆うように嵌合させることが望ましいのであるが、そのようにすることで、上記のようにノズルカバーキャップを着脱するのに強い力が必要になるという問題が生じることとなる。
本発明は、上記のような問題の解消を課題とするもので、具体的には、ポンプ式吐出容器に対して着脱自在に装着されるストッパー付きノズルカバーキャップについて、容器側の装着部分(被装着部分)に対して、振動や衝撃を受けても外れることなく、しかも、弱い力で容易に着脱できるようにすることを課題とするものである。
本発明は、上記のような課題を解決するために、容器の口部に冠着されるキャップの上方に、ノズルヘッドの側方に吐出口を突出させたノズルが配設され、ノズルの外筒部とキャップの天板部との間に、ノズルの外筒部よりも小径の筒状部がステム状に露出しているポンプ式吐出容器に対して着脱自在に装着されるストッパー付きノズルカバーキャップであって、ノズルの吐出口を覆うノズルヘッドカバー部と、ノズルの下降を阻止するストッパー部とが、両者を連結する連結部を介して一体的に形成されているストッパー付きノズルカバーキャップにおいて、
ノズルの吐出口を覆うノズルヘッドカバー部に対して、その下方に続く連結部が、ノズルの外筒部の外周面に沿うように、ノズルの吐出口とは反対側で半周分以上切除された横断面円弧形状に形成されており、ストッパー部が、ステム状に露出する小径筒状部の外周面に沿うように、ノズルの吐出口とは反対側で半周分未満だけ切除された横断面C字形状に形成されていると共に、横断面C字形状のストッパー部には、指掛け用となる一対のリブが、ストッパー部の切除部分の縁部同士をつなぐ仮想面と平行したストッパー部の最大外径部の付近で、ストッパー部の外面から突出するように形成され、且つ、ストッパー部の軸線方向に延びる薄肉化された変形容易部が、連結部の切除部分の下方でストッパー部の適所に形成されていることを特徴とするものである。
上記のような本発明のストッパー付きノズルカバーキャップによれば、小径筒状部の外周面に沿うように形成されるストッパー部が、ノズルの吐出口とは反対側で半周分未満だけ切除された横断面C字形状に形成されていることから、換言すれば、容器側の装着部分(小径筒状部)の外周面を半周分よりも大きく覆うようにストッパー部を嵌合させていることから、容器側の装着部分にノズルカバーキャップを確実に保持させることができて、振動や衝撃によりノズルカバーキャップが外れるのを防止することができる。
しかも、ストッパー付きノズルカバーキャップを着脱する際には、連結部の部分で半周分以上切除されていることから、ノズルの吐出口を覆うノズルヘッドカバー部と、その下方に続く連結部の部分では、着脱の際に殆ど抵抗を受けることはなく、また、ストッパー部では、指掛け用となる一対のリブと薄肉化された変形容易部とが形成されていることから、ストッパー部を指先で挟んだ際に、指先がリブに掛かって滑らず、リブに指先を掛けてストッパー部を着脱するときには、変形容易部が変形してストッパー部の切除部分が容易に拡開することとなる。その結果、容器側の装着部分に対してノズルカバーキャップを弱い力で容易に着脱することができる。
本発明のストッパー付きノズルカバーキャップが装着されたポンプ式吐出容器の一例を示す部分断面側面図である。 本発明のストッパー付きノズルカバーキャップの一実施例を示す斜視図である。 図2に示したストッパー付きノズルカバーキャップを側方から見た状態を示す側面図である。 図2に示したストッパー付きノズルカバーキャップを下方から見た状態を示す下面図である。 本発明のストッパー付きノズルカバーキャップの他の実施例を示す斜視図である。 図5に示したストッパー付きノズルカバーキャップを側方から見た状態を示す側面図である。
容器の口部に冠着されるキャップの上方に、ノズルヘッドの側方に吐出口を突出させたノズルが配設され、ノズルの外筒部とキャップの天板部との間に、ノズルの外筒部よりも小径の筒状部がステム状に露出しているポンプ式吐出容器に対して着脱自在に装着されるストッパー付きノズルカバーキャップであって、ノズルの吐出口を覆うノズルヘッドカバー部と、ノズルの下降を阻止するストッパー部とが、両者を連結する連結部を介して一体的に形成されているストッパー付きノズルカバーキャップについて、
容器の装着部分に対して、振動や衝撃を受けても外れることなく、しかも、弱い力で容易に着脱できるようにするという目的を、以下の実施例に具体的に示すように、
ノズルの吐出口を覆うノズルヘッドカバー部に対して、その下方に続く連結部を、ノズルの外筒部の外周面に沿うように、ノズルの吐出口とは反対側で半周分以上切除された横断面円弧形状に形成し、ストッパー部を、ステム状に露出する小径筒状部の外周面に沿うように、ノズルの吐出口とは反対側で半周分未満だけ切除された横断面C字形状に形成すると共に、横断面C字形状のストッパー部には、指掛け用となる一対のリブを、ストッパー部の切除部分の縁部同士をつなぐ仮想面と平行したストッパー部の最大外径部の付近で、ストッパー部の外面から突出するように形成し、且つ、ストッパー部の軸線方向に延びる薄肉化された変形容易部を、連結部の切除部分の下方でストッパー部の適所に形成する、ということで実現した。
ポンプ式吐出容器については、容器内に収納された液体をそのまま吐出するもの、また、容器内に収納された液体に空気を混入して泡状態としてから吐出するもの、その何れについても、従来から様々な構成のポンプ機構を備えたものが数多く提案されて商品化されている。これに対して、本発明のストッパー付きノズルカバーキャップは、容器の口部に冠着されるキャップの上方に、ノズルヘッドの側方に吐出口を突出させたノズルが配設され、ノズルの外筒部とキャップの天板部との間に、ノズルの外筒部よりも小径の筒状部がステム状に露出している限りにおいて、どのような構成のポンプ機構によるポンプ式吐出容器に対しても適用可能なものである。
具体的には、例えば、ノズルの外筒部とキャップの天板部との間に露出する「ステム状の小径筒状部」については、ポンプ機構の具体的な構成の相違により内容が異なるものであって、図1に示したものでは、キャップの天板部の開口縁から上方に突出する筒状のガイド部であるが、そのようなものに限らず、ノズルの内筒部である場合もあるし、ノズルの内筒部と連結するピストンの上部筒部である場合もあるし、ノズルとピストンを連結するロッド部である場合もある等、具体的な構造や外径が異なっていても、ノズルの外筒部の下方にステム状の小径筒状部が露出している限りにおいて、本発明のストッパー付きノズルカバーキャップが適用可能である。
そのような本発明のストッパー付きノズルカバーキャップの一実施例について以下に説明する。なお、ストッパー付きノズルカバーキャップが装着されるポンプ式吐出容器のポンプ機構それ自体については、従来から様々なものが数多く公知となり商品化されていて、本発明では特に構成を限定していないことから、その具体的な構成についての詳細な説明は省略する。
本実施例のストッパー付きノズルカバーキャップは、ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂等のような比較的硬質で弾性変形に優れた熱可塑性樹脂材料から一体成形されるものであって、図1に示すように、容器1の口部に冠着されるキャップ3の上方に、ノズルヘッドの側方に吐出口21を突出させたノズル2が配設され、ノズル2の外筒部22とキャップ3の天板部との間に、ノズル2の外筒部22よりも小径の筒状部4がステム状に露出しているポンプ式吐出容器に対して着脱自在に装着されるものである。なお、ポンプ式吐出容器1のステム状の小径の筒状部4は、本実施例では、キャップ3の天板部の中央開口部の開口縁から上方に突出する筒状のガイド部である。
そのようなポンプ式吐出容器1に対して着脱自在に装着される本実施例のストッパー付きノズルカバーキャップ10は、ノズル2の吐出口21を覆うためのノズルヘッドカバー部11と、ノズル2が上限位置から下降するのを防止するためのストッパー部13とが、両者を連結する連結部12を介して一体的に形成されたものである。ノズル2の吐出口を覆うノズルヘッドカバー部11は、ノズル2の頭部であるノズルヘッドに対応する部分であって、ノズルヘッドで側方に突出する吐出口21の部分を完全に覆っていると共に、ノズルヘッドの側面や下面を部分的に覆っている。
ノズル2の吐出口を覆うノズルヘッドカバー部11は、ノズルヘッドの側面や下面を覆う部分で、下方に続く連結部12と自然な形状で連結されている。ノズルヘッドカバー部11の下方に続く連結部12は、ノズルヘッドの下面から下方に垂下するノズル2の外筒部22に対応する部分であって、ノズル2の外筒部22の外周面に沿うように形成されており、ノズル2の吐出口21とは反対側で、図2〜図4に示すように、周方向で半周分以上、上下方向に切除されていて、この切除部分を除いた部分を連結部12として、横断面が半円以下の円弧形状となるように形成されている。
連結部12の下方に続くストッパー13は、ノズル2の外筒部22とキャップ3の天板部との間に露出するステム状の小径筒状部4(本実施例では、キャップの天板部の開口縁から上方に突出する筒状のガイド部)に対応する部分であって、ステム状の小径筒状部4の外周面に沿うように形成されており、ノズル2の吐出口とは反対側で、図2〜図4に示すように、周方向で半周分未満(本実施例では、全周の約1/4分)の幅だけ、上下方向に切除されていて、この切除部分を除いた部分をストッパー部13として、横断面が半円よりも大きいC字形状となるように形成されている。
この横断面C字形状に形成されたのストッパー部13には、指掛け用となるリブ14が、ストッパー部13の切除部分の縁部同士をつなぐ仮想面と平行したストッパー部13の最大外径部の付近で、ストッパー部13の略対向する位置で左右一対となって、ストッパー部13の外面から小さく突出する(指掛け性の観点からは、ストッパー部13の外面からの突出高さは2〜4mmが好ましい)ように形成されていると共に、薄肉化された変形容易部15が、連結部12の切除部分の下方(連結部12と接続されない部分)でストッパー部13の適所に、ストッパー部13の軸線方向に延びるように形成されている。
なお、このストッパー部13の変形容易部15について、本実施例では、図2及び図4に示すように、左右一対の指掛け用リブ14に対応して、該リブ14の裏側で、該リブ14の部分から連結部12の切除部分の縁部下方までの領域に、左右一対となるように形成されている。すなわち、ストッパー付きノズルカバーキャップ10を着脱する際に、拡開する必要のある部分に変形容易部15を設けているので、着脱操作が容易となる。
上記のような本実施例のストッパー付きノズルカバーキャップ10によれば、小径筒状部4の外周面に沿うように形成されるストッパー部13が、ノズル2の吐出口21とは反対側で半周分未満だけ切除された横断面C字形状に形成されていることから、換言すれば、容器側の装着部分(小径筒状部4)の外周面を半周分よりも大きく覆うようにストッパー部13を嵌合させていることから、ノズルカバーキャップ10を、容器側の装着部分に確実に保持させることができて、振動や衝撃によりノズルカバーキャップ10が外れるのを防止することができる。
しかも、ストッパー付きノズルカバーキャップ10を着脱する際には、連結部12の部分で半周分以上切除されていることから、ノズル2の吐出口21を覆うノズルヘッドカバー部11と、その下方に続く連結部12の部分では、着脱の際に殆ど抵抗を受けることはない。また、ストッパー部13では、指掛け用となる一対のリブ14と薄肉化された変形容易部15とが形成されていることから、ストッパー部13を指先で挟んだ際に、指先がリブ14に掛かって滑らず、リブ14に指先を掛けてストッパー部13を着脱する際に、変形容易部15が変形してストッパー部13の切除部分が容易に拡開することとなる。その結果、容器側の装着部分に対してノズルカバーキャップ10を弱い力で容易に着脱することができる。
以上、本発明のストッパー付きノズルカバーの一実施例について説明したが、本発明は、上記のような実施例に限定されるものではなく、例えば、上記の本実施例に示したノズルヘッドカバー部では、ノズルヘッドの頂面を覆うようにしていないが、図5及び図6に示すように、ノズルヘッドの頂面を覆うようにしても良く、また、上記の実施例に示したストッパー部では、切除部分を全周の約1/4分としているが、半周分未満である限りにおいて適宜に変更可能であり、また、上記の実施例に示したストッパー部では、変形容易部を左右一対に形成しているが、場合によっては何れか一方でも良い等、適宜に変更可能なものであることは言うまでもない。
1 ポンプ式吐出容器
2 ノズル
3 キャップ
4 ステム状の小径筒状部
10 ストッパー付きノズルカバーキャップ
11 ノズルヘッドカバー部
12 連結部
13 ストッパー部
14 指掛け用のリブ
15 薄肉化された変形容易部
21 ノズルの吐出口
22 ノズルの外筒部

Claims (2)

  1. 容器の口部に冠着されるキャップの上方に、ノズルヘッドの側方に吐出口を突出させたノズルが配設され、ノズルの外筒部とキャップの天板部との間に、ノズルの外筒部よりも小径の筒状部がステム状に露出しているポンプ式吐出容器に対して着脱自在に装着されるノズルカバーキャップであって、ノズルの吐出口を覆うノズルヘッドカバー部と、ノズルの下降を阻止するストッパー部とが、両者を連結する連結部を介して一体的に形成されているストッパー付きノズルカバーキャップにおいて、
    ノズルの吐出口を覆うノズルヘッドカバー部に対して、その下方に続く連結部が、ノズルの外筒部の外周面に沿うように、ノズルの吐出口とは反対側で半周分以上切除された横断面円弧形状に形成されており、ストッパー部が、ステム状に露出する小径筒状部の外周面に沿うように、ノズルの吐出口とは反対側で半周分未満だけ切除された横断面C字形状に形成されていると共に、横断面C字形状のストッパー部には、指掛け用となる一対のリブが、ストッパー部の切除部分の縁部同士をつなぐ仮想面と平行したストッパー部の最大外径部の付近で、ストッパー部の外面から突出するように形成され、且つ、ストッパー部の軸線方向に延びる薄肉化された変形容易部が、連結部の切除部分の下方でストッパー部の適所に形成されていることを特徴とするストッパー付きノズルカバーキャップ。
  2. ストッパー部の変形容易部が、指掛け用リブの部分から連結部の切除部分の縁部下方までの領域に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のストッパー付きノズルカバーキャップ。
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