JP2016106062A - 注出ポンプ及びそれを備えたポンプ付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を増やしたり、容器本体の口部の構成を変更したりすることなく、脚部を閉脚姿勢と開脚姿勢とに切換え可能な注出ポンプ及びそれを備えたポンプ付き容器を提供する。【解決手段】容器本体2の口部7aに着脱自在に取付けられるポンプ本体20と、ポンプ本体20から下側へ延びる複数本の脚部33であって、ポンプ本体30から斜め下側へ向けて広がった自然状態の開脚姿勢と、容器本体2の口部7aを挿通可能な閉脚姿勢に弾性変形可能となした複数本の脚部33と、口部7aにより閉脚姿勢に操作された脚部33を、閉脚姿勢に係止する係止手段34と、容器本体2にポンプ本体20を取付けたときに、容器本体2の底面部5に当接して、係止手段34による脚部33の係止を解除する解除手段35とを備えた。【選択図】図3

Description

本発明は、注出ポンプ及びそれを備えたポンプ付き容器に関する。
シャンプやリンス、ハンドソープなどの液状物を取り出し可能に収容する容器として、口部を有する容器本体と、前記口部に着脱自在に取り付けた押し操作式の注出ポンプとを有し、容器本体から上方へ突出する注出ポンプの操作部を下方へ押し操作することで、容器本体に収容した内容物を操作部に設けた注出ノズルから注出可能となしたポンプ付き容器が広く採用されている。また、浴槽用洗剤や窓ガラス用洗剤などの内容物を噴き付け可能な注出ポンプとして、トリガーの操作により、内容物を吐出可能なトリガー式の注出ポンプも広く採用されている。
通常、前記ポンプ付き容器においては、容器本体を少なくとも手で容易に潰すことができない程度の強度剛性を有するように構成し、内容物を使い切った後は、容器本体の口部から注出ポンプを取り外し、詰め替え用のパウチから容器本体内に内容物を移し替えて、注出ポンプ及び容器本体を繰り返し利用できるように構成している。しかし、内容物を詰め替える際には、空の容器本体を床等に設置した状態で、柔軟なパウチを手で保持しながら容器本体の口部に内容物を注ぎ込む必要があり、その作業が時間を要する大変煩雑な作業であった。しかも、容器本体とパウチとの位置がずれて、内容物をこぼしてしまうこともあり、詰め替え作業の簡略化に対する利用者の強い要望があった。
そこで、容器本体として、手で押し潰して減容化が可能な薄肉の容器本体を用い、内容物を使い切った後は、容器本体から注出ポンプを取り外して、内容物が充填された詰め替え用の容器本体に該注出ポンプを取付け、空になった容器本体は押し潰して廃棄するように構成したポンプ付き容器も提案されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
ところで、前記のように薄肉の容器本体を用いる場合には、操作部を押し下げて内容物を取り出すときにおける押し下げ操作力で、容器本体が破損しないようにするため、操作部の押し下げ操作力を受け止める支持構造を設ける必要がある。このような支持構造として、特許文献1には、注出ポンプの吸い上げ管として、操作部の押し下げ操作力を受け止め得る強度剛性のものを用いるとともに、吸い上げ管の下端部に容器本体の底部に当接する支持体を回動自在に設け、操作部の押し下げ操作力を支持体及び吸い上げ管により受け止めるように構成した支持構造が記載され、また特許文献2には、吸い上げ管に外装される支持管を設け、該支持管の下部を3つに分岐させて3本の脚部を形成し、これら3本の脚部の下端部を容器本体の底面に当接させて、操作部の押し下げ操作力を支持管により受け止めるように構成した支持構造が記載されている。
ところが、特許文献1記載の発明では、吸い上げ管の下端部に支持体を回動自在に設けている関係上、操作部を鉛直方向に押し下げ操作した場合には、操作部の押し下げ操作力を吸い上げ管及び支持体で効果的に受け止めることができるが、操作部を斜めに押し下げ操作した場合には、支持体が回動して、操作部の押し下げ操作力の一部が容器本体に作用し、容器本体が変形するという問題がある。また、特許文献1記載の発明では、吸い上げ管の下端部が、支持体の高さ分だけ高くなり、容器本体に充填した内容物を最後まで綺麗に吸い上げることができないという問題もある。
一方、特許文献2記載の発明では、操作部を斜めに押し下げ操作したときであっても、鉛直方向へ押し下げたときと同様に、脚部が弾性変形して、操作部に作用する押し下げ力を受け止めることができるが、脚部の弾性変形により操作力を受け止める関係上、操作力が大きくなると、それに応じて容器本体に大きな力が作用して、容器本体が変形するという問題がある。また、この特許文献2記載の発明では、容器本体からの注出ポンプの取り外し時には、複数の脚部は容器本体の口部との接触により自然にすぼまるが、容器本体に対する注出ポンプの取り付け時には、片方の手で複数の脚部をすぼめた状態に保持し、この状態で複数の脚部の下端部を容器本体の口部に同時に挿入する必要があるので、注出ポンプの組み付け作業が大変煩雑になるという問題もある。
そこで、本出願人は、特許文献3において、口部を有する容器本体と、前記口部に着脱自在に取り付けた注出ポンプとを有するポンプ付き容器において、前記注出ポンプは、上下方向に往復動可能な操作部を有し、前記容器本体の口部に着脱自在に取付けたポンプ本体と、前記容器本体の底部に下端部が当接することで、前記容器本体の口部に作用する下方への荷重を受け止める支柱部と、前記支柱部に設けられて、前記口部を挿通可能な閉脚姿勢と、前記支柱部の半径方向外方側へ広がった開脚姿勢とに姿勢切換え可能で、開脚姿勢において前記容器本体の底部に当接することで、前記容器本体の口部に作用する斜め下側への荷重を受け止める脚部とを備えたポンプ付き容器を提案した。また、このポンプ付き容器では、前記支柱部に沿って移動可能な絞りリングを設け、注出ポンプを容器本体に取り付けたときに、絞りリングが容器本体の口部に保持され、注出ポンプを容器本体から引き抜くと、絞りリングが脚部の下端部まで移動して、脚部が閉脚姿勢に保持され、注出ポンプを容器本体の口部に挿入すると、絞りリングが口部に保持されて、脚部が開脚姿勢に切換られるように構成した。
特開2004−149199号 特開2001−213489号 特開2012−184033号
ところが、特許文献3記載の発明においても、手を汚すことなく、脚部を開脚姿勢と閉脚姿勢とに自動的に切り換えるためには、絞りリングが必須の構成となり、部品点数が増えるという問題があった。また、絞りリングを容器本体の口部に保持させる関係上、口部の内周面に係止突部や保持突部を形成する必要があり、容器本体の口部として一般的な構成のものを採用できないという問題もある。更に、取り外した注出ポンプを容器本体に組み付けるときに、脚部の下端部に保持された絞りリングが、脚部との係合が解除されたときに、脚部の弾性力で上側に跳ね上がり、利用者をびっくりさせるという問題もある。
本発明の目的は、部品点数を増やしたり、容器本体の口部の構成を変更したりすることなく、脚部を閉脚姿勢と開脚姿勢とに切換え可能な注出ポンプ及びそれを備えたポンプ付き容器を提供することである。
本発明に係る注出ポンプは、容器本体の口部に着脱自在に取付けられるポンプ本体と、前記ポンプ本体から下側へ延びる複数本の脚部であって、前記ポンプ本体から斜め下側へ向けて広がった自然状態の開脚姿勢と、前記容器本体の口部を挿通可能な閉脚姿勢に弾性変形可能となした複数本の脚部と、前記脚部を容器本体の口部から抜き取るときに、前記口部により閉脚姿勢に操作された脚部を、閉脚姿勢に係止する係止手段と、前記容器本体の口部にポンプ本体を取付けたときに、前記容器本体に当接して、前記係止手段による脚部の係止を解除する解除手段とを備え、前記容器本体に組み付けた状態で、前記脚部が開脚姿勢となり、前記脚部の下端部が容器本体の底部に当接或いは接近配置されるものである。
この注出ポンプでは、これを容器本体から抜き取る際には、複数の脚部が容器本体の口部の内面で内側に操作されて、係止手段により閉脚姿勢に保持され、この状態で、容器本体を交換することができる。一方、注出ポンプを容器本体に取り付ける際には、係止手段により閉脚姿勢に保持された複数の脚部を容器本体の口部に挿通させ、注出ポンプに設けた解除手段が容器本体の口部の内側面や底部に当接すると、係止手段による脚部の係止が解除され、複数の脚部が開脚姿勢となり、該脚部の下端部が容器本体の底部に当接或いは接近配置される。このため、注出ポンプを容器本体に取付ける際に、手で脚部を閉脚姿勢に弾性変形させながら、その下端部を容器本体の口部に挿入するという煩雑な作業を省略でき、容器本体に対する注出ポンプの着脱作業を大幅に簡略にできる。また、特許文献3記載の発明のように、容器本体の口部として、絞りリングを保持するための係止突部や保持突部を有する、特殊な構成のものを採用する必要がないので、容器本体の製造ラインに関しては既存の製造ラインをそのまま利用することができる。更に、注出ポンプを容器本体に組み付けた状態で、該注出ポンプの複数の脚部が開脚姿勢となり、該複数の脚部の下端部が容器本体の底部に当接或いは接近配置されて、容器本体の自立安定性や保形性が高められるので、容器本体として、既存の容器本体よりも薄肉で柔らかい容器本体を採用することが可能となり、容器本体の材料を極力少なくできる。また、空の容器本体に対する、パウチ容器による内容物の移し替え作業を省略すべく、詰め替え用の内容物を容器本体とともに空の容器本体と交換するように構成した場合であっても、容器本体を使い捨てにすることによる無駄を極力少なくできるし、容器本体を押し潰し可能に構成することで、廃棄物の減容化も可能となる。
ここで、前記解除手段として、前記脚部の下端部に、前記容器本体の底部に当接して、閉脚姿勢に係止された脚部を開脚姿勢側へ案内操作する案内操作部を設けることが好ましい実施の形態である。このように構成することで、部品点数を増やすことなく解除手段を設けることができる。なお、容器本体としては、底面を略平坦に構成した容器本体に対しても本発明を適用できるが、底面中央部に上側へ突出する突出部を有するような、ブロー成形により製作した容器本体に、本発明を適用すると、複数の脚部の案内操作部が該突出部のテーパ面に当接するように構成することで、閉脚姿勢に係止された脚部を開脚姿勢側へ一層円滑に案内操作することができる。
前記ポンプ本体から下方へ延びて、前記容器本体の底部に下端部が当接することで、前記ポンプ本体に作用する下方への荷重を受け止める支柱部を設けることが好ましい実施の形態である。この場合には、注出ポンプとして、操作部を押し下げ操作することで、内容物を吐出可能な押し操作式の注出ポンプを採用するときに好ましい。つまり、押し操作式の注出ポンプでは、操作部を押し下げて、内容物を取り出すことになるが、このとき支柱部の下端部と脚部の下端部が容器本体の底部に当接することで、操作部の押し下げ操作力が、支柱部と脚部とで受け止められて、容器本体には殆ど作用しないことになる。より具体的には、操作部を鉛直方向に押し下げ操作した場合には、操作部の押し下げ操作力は、支柱部のみ或いは支柱部と脚部との協働で受け止められ、操作部を斜めに押し下げ操作した場合には、支柱部と脚部との協働により、操作部の押し下げ操作力が受け止められることになる。このため、操作部を鉛直方向に押し下げ操作した場合であっても、操作部を斜めに押し下げ操作した場合であっても、操作部の押し下げ操作力を効果的に受け止めることができ、容器本体として使い捨て可能な軟質素材からなるものを採用しつつ、注出ポンプの操作時における容器本体の変形を効果的に防止できる。
前記係止手段として、前記支柱部に対して脚部を閉脚姿勢に係止する第1係止手段を設けることが好ましい。この場合には、第1係止手段として、例えば支柱部との凹凸嵌合などにより脚部を閉脚姿勢に係止する第1係止手段を設けることで、部品点数を増やすことなく係止手段を設けることができる。
前記ポンプ本体から容器本体の底部側へ延びる吸い上げ管を設け、前記支柱部を筒状に構成して、前記支柱部を前記吸い上げ管に外嵌状に設けることが好ましい実施の形態である。この場合には、既存の注出ポンプに対して支柱部や脚部を組み付けることで、本発明に係る注出ポンプを構成できる。しかも、吸い上げ管の下端部を容器本体の底部外周部に配置させることで、底面中央部が上側へ突出しているような、ブロー成形により製作した容器本体であっても、内容物を略完全に取り出すことができる。
前記係止手段として、隣接する脚部のそれぞれに両脚部を閉脚姿勢に保持する第2係止手段を設けることができる。この場合には、支柱部を省略した注出ポンプであっても、該注出ポンプを容器本体から抜き取るときに、複数の脚部を閉脚姿勢に保持することができるので、注出ポンプの製作コストを安くできる。例えば、トリガー式の注出ポンプにおいては、押し操作式の注出ポンプとは異なり、内容物の注出時に、容器本体に対して上下方向への荷重がほとんど作用せず、支柱部は必須の構成ではないので、第2係止手段を設けて、脚部の姿勢切換えを自動化させつつ、支柱部を省略して、注出ポンプの製作コストを安くできる。
前記脚部の下端部を容器本体の底部の外周部に配置することも好ましい実施の形態である。この場合には、容器本体の下端外周部に作用する外力を複数の脚部で一層効果的に受け止めて、容器本体の自立安定性や保形性を一層向上できる。
本発明に係るポンプ付き容器は、自立可能で且つ減容化が可能な軟質素材からなる容器本体と、前記容器本体の口部に着脱自在に取付けた前記注出ポンプとを備えたものである。このポンプ付き容器では、前記注出ポンプを用いているので前述と同様の作用効果が得られる。
ここで、前記容器本体が、軟質フィルムからなる本体部と、前記本体部の上端開口部に融着した口部とからなることが好ましい実施の形態である。容器本体として、ブロー成形により製作したものを採用することもできるし、本体部を軟質フィルムで構成した容器本体を採用することもできる。特に、軟質フィルムで構成する場合には、容器本体の形状に対する設計自由度が大きくなり、デザイン性に優れた容器本体を製作できる。また、軟質フィルムを積層フィルムで構成することで、遮光性やガスバリア性に優れた容器本体を製作することも可能となる。なお、本明細書においてフィルムとは、厚みに関して厳密な意味を有するものではなく、シート材を含む総称として用いるものとする。
本発明に係る注出ポンプ及びそれを用いたポンプ付き容器によれば、注出ポンプを容器本体に取付ける際に、手で脚部を閉脚姿勢に弾性変形させながら、その下端部を容器本体の口部に挿入するという煩雑な作業を省略でき、容器本体に対する注出ポンプの着脱作業を大幅に簡略にできる。また、特許文献3記載の発明のように、容器本体の口部として、絞りリングを保持するための係止突部や保持突部を有する、特殊な構成のものを採用する必要がないので、容器本体の製造ラインに関しては既存の製造ラインをそのまま利用することができる。更に、注出ポンプを容器本体に組み付けた状態で、該注出ポンプの複数の脚部が開脚姿勢となり、該複数の脚部の下端部が容器本体の底部に当接或いは接近配置されて、容器本体の自立安定性や保形性が高められるので、容器本体として、既存の容器本体よりも薄肉で柔らかい容器本体を採用することが可能となり、容器本体の材料を極力少なくできる。また、空の容器本体に対する、パウチ容器による内容物の移し替え作業を省略すべく、詰め替え用の内容物を容器本体とともに空の容器本体と交換するように構成した場合であっても、容器本体を使い捨てにすることによる無駄を極力少なくできるし、容器本体を押し潰し可能に構成することで、廃棄物の減容化も可能となる。
ポンプ付き容器の斜視図 注出ポンプの斜視図 ポンプ付き容器の縦断面図 注出ポンプの抜き取り途中における注出ポンプ及び容器本体上部の縦断面図 脚部の下端部が口部を通過するときにおける注出ポンプ下部及び容器本体上部の縦断面図 注出ポンプの抜き取り直後における注出ポンプ下部及び容器本体上部の縦断面図 注出ポンプを容器本体に挿入して、脚部の下端部が底面部に当接した状態における注出ポンプ下部と容器本体下部の縦断面図 他の構成の容器本体を備えたポンプ付き容器の一部切欠き斜視図 同容器本体の本体部の展開斜視図 他の構成の注出ポンプを組付けたポンプ付き容器の縦断面図 他の構成の係止手段を備えたポンプ付き容器の縦断面図 (a)は同ポンプ付き容器の注出ポンプの抜き取り直後における容器本体上部及び注出ポンプの下部の縦断面図、(b)は図12(a)のb−b線断面図 (a)は他の構成の係止手段を備えたポンプ付き容器の注出ポンプの抜き取り直後における容器本体上部及び注出ポンプの下部の縦断面図、(b)は図13(a)のb−b線断面図 他の構成の係止手段を備えた注出ポンプの斜視図 (a)は同注出ポンプの閉脚姿勢での斜視図、(b)は図15(a)のb−b線断面図 他の構成の係止手段を備えた注出ポンプの斜視図 (a)は同注出ポンプの閉脚姿勢での斜視図、(b)は図16(a)のb−b線断面図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1〜図3に示すように、ポンプ付き容器1は、シャンプやリンスなどの液状の内容物を収容する容器本体2と、この容器本体2の口部材7に着脱自在に取り付けた注出ポンプ20とを備えている。
(容器本体)
容器本体2は、略円筒状の胴部3と、胴部3の上面開口を閉塞する上面部4と、胴部3の下面開口を閉塞する底部としての底面部5とを有する軟質素材からなる本体部6と、上面部4の中央部に取付けた口部材7とを備え、胴部3を縦向きにして自立可能で且つ手で折り畳んだり潰したりして容易に減容化ができるように構成されている。
胴部3は、合成樹脂製の軟質フィルムを円筒状に丸めて両端部をヒートシールや超音波シールなどにより融着したもので、胴部3には長さ方向に延びる側部接合部3aが形成され、胴部3の上端部には外方へ突出する鍔状の上部接合部3bが形成され、胴部3の下端部には外方へ突出する鍔状の下部接合部3cが形成されている。
上面部4は、合成樹脂製の円板状の軟質フィルムからなり、胴部3の上面開口を閉塞するように配置され、その外周部は胴部3の上部接合部3bにヒートシールや超音波シールなどにより融着されて、胴部3の上端部に液密状に取付けられ、本体部6の上端外周部には胴部3の上部接合部3bと上面部4の外周部とを接合してなる環状の上部接合部6aが形成され、上面部4の中央部には口部材7を取り付けるための取付孔4aが形成されている。
底面部5は、合成樹脂製の円板状の軟質フィルムからなり、胴部3の下端開口を閉塞するように配置され、その外周部は胴部3の下部接合部3cにヒートシールや超音波シールなどにより融着されて、胴部3の下端部に液密状に取付けられ、本体部6の下端外周部には胴部3の下部接合部3cと底面部5の外周部とを接合してなる環状の下部接合部6bが形成されている。
胴部3と上面部4と底面部5とは同じ素材からなる軟質フィルムで構成することも可能であるし、異種素材からなる軟質フィルムで構成することも可能である。また、軟質フィルムとしては、合成樹脂材料からなる単層構造又は複層構造の軟質フィルムを用いることもできるし、アルミニウム箔などの金属箔をラミネートした複層構造の軟質フィルムを用いることもできる。
口部材7は、図1〜図5に示すように、外周に雄ネジを形成した略円筒状の口部7aと、口部7aの下端部から外方へ延びる平面視円形状のフランジ部7bとを備え、合成樹脂製の一体成形品で構成されている。フランジ部7bの上面には環状突部からなるシール部7cがフランジ部7bの外周部に沿って同心円状に形成され、口部材7は、胴部3の取付孔4aに口部7aを下側から挿入して、フランジ部7bの上面を上面部4の下面に重ね合わせて、ヒートシールや超音波シールなどにより融着することで、液密状に胴部3に接合されている。口部7aの下部には環状溝7dが形成され、この環状溝7dに対して側方よりフォークを差し入れることで、容器本体2をハンドリングできるように構成されている。
なお、容器本体2としては、自立可能で且つ減容化が可能な軟質素材からなる本体部と、注出ポンプ20を取付けるために本体部に取付けた口部材とを有するものであれば、任意の構成のものを採用できる。
例えば、胴部3として、円筒状のものを採用したが、横断面を楕円形や扁平な円形や流線型、4角形や6角形などの多角形状に形成した筒状のものを採用することもできる。また、胴部3の高さ方向の途中部にクビレ部を形成したり、下側へ行くにしたがって横断面積が大きくなるように、胴部3を円錐台状や角錐台状に形成したりして、ポンプ付き容器1のハンドリング性や自立安定性などの機能性、意匠性などを高めたりすることもできる。更に、上面部4を省略して、胴部3の上端部を緩やかに縮径させたり、胴部3の前面と後面との上端部を重ね合わせて接合し、下端部から上側へ行くにしたがって前後幅を狭くした扁平な断面形状の胴部3を採用したりすることもできる。更にまた、胴部3を折り畳み易くするため、胴部3の周方向の途中部に上下方向に延びる複数の折目線を形成したり、ガセットを形成したりすることも可能である。
また、1枚の軟質フィルムを筒状に丸めてその両端部を融着することで胴部3を筒状に構成したが、2枚の軟質フィルムを重ね合わせてその側部を融着したり、3枚以上の軟質フィルムを接合したりして、胴部3を筒状に構成することも可能である。また、インフレーション成形により成形した筒状のインフレーションフィルムで胴部3を構成することも可能である。
底面部5は、胴部3の下端部に適合する形状に形成することになり、胴部3の下端部を楕円形や扁平な円形や流線型、4角形や6角形などの多角形状に形成する場合には、底面部5はそれに適合する形状に形成することになる。また、胴部3を折り畳むときに、底面部5が折畳み易くなるように、底面部5に対して折目線を形成することも好ましい。
更に、口部材7としては、容器本体2の構成などに応じて、図8、図9に示すように、平面視において、中央部が最も幅広で、両端部側へ行くにしたがって幅狭に形成され、高さを有する舟形形状の取付部10aと、取付部10aに立設した筒状の口部10bとを備えた、舟形形状の口部材10を採用することも可能である。また、容器本体2の本体部6に対する口部材7の取付構造も、口部材7の形状などに応じた適宜の構成の取付構造を採用できる。
なお、容器本体2としては、図8、図9に示す容器本体2Aのように、1枚の軟質フィルム11Aからなる本体部11と舟形形状の口部材10からなり、本体部11を前面11aと後面11bと左右の側面11cと底面11dとで構成し、前面11aと後面11bの上端部間に口部材10の取付部10aを取り付けたものを採用できる。より具体的には、軟質フィルム11Aの長さ方向の両端部に上部接合代11Aeを形成し、両上部接合代11Aeの幅方向の途中部に舟形形状の口部材10の取付部10aを配置させた状態で、両上部接合代11Aeを重ね合わせて融着して、容器本体2Aの上端部に上部接合部11eを形成するとともに口部材10を取り付ける。また、軟質フィルム11Aの幅方向の両側部に長さ方向に延びる側部接合代11Afを形成し、軟質フィルム11Aの長さ方向及び幅方向の中央部に方形状の底面11dを形成し、底面11dの幅方向の両側に底面11dの側縁を底辺とする三角形状の第1折込部11gと、第1折込部11gの斜辺を斜辺とする直角三角形状の2つの第2折込部11hとを折目線に沿って折り曲げることにより形成可能に構成し、第1折込部11gを上側へ立ち上げるとともに、第1折込部11gの斜辺を中心に第2折込部11hを下側へ折り曲げて、両第2折込部11hを第1折込部11gの外側に重ね合わせ、この状態で前面11a側と後面11b側の側部接合代11Afを融着して上下方向に延びる側部融着部11fを形成したものである。
なお、本実施の形態では、軟質フィルムを接合してなる本体部6と、本体部6に接合してなる口部材7とを有する容器本体2を用いたが、本体部及び口部材をブロー成形により一体成形してなる容器本体を用いたり、予め製作した口部材をブロー成形により製作した本体部に一体化させてなる容器本体を用いたりすることも可能である。
(注出ポンプ)
注出ポンプ20は、図1〜図3に示すように、上下方向に往復動可能な操作部21を有し、容器本体2の口部7aに着脱自在に取付けたポンプ本体22と、操作部21を押し下げ操作したときの操作力を受け止める支持部材30とを備えている。ただし、注出ポンプ20としては、操作部21を押し操作することで、内容物を注出可能な押し操作式のポンプ本体22を備えた注出ポンプ20だけでなく、図10に示すポンプ付き容器1Aのように、トリガー41の回動操作により内容物を噴霧可能となしたトリガー式のポンプ本体42を備えた注出ポンプ40を採用することも可能である。
ポンプ本体22は、出荷時には、図3に実線で図示のように、操作部21のステム23の上端部に形成したネジ部23aをシリンダ24の上端部に螺合させた出荷姿勢に保持され、注出ポンプ20を使用する際には、操作部21とシリンダ24との螺合を解除し、シリンダ24に内装した図示外のバネ部材により、図3に2点鎖線で示すように操作部21を突出させることになる。そして、内容物を吐出させる際には、図3に1点鎖線で示すように、操作部21を下側へ押圧操作することで、ステム23を介して図示外のピストンがシリンダ24内において下方へ移動し、シリンダ24内の内容物がステム23内の通路を通って、操作部21に設けたノズル21aから吐出され、操作部21から手を離すと、シリンダ24に内装した図示外のバネ部材により、図3に2点鎖線で示すように、操作部21がピストンとともに上方へ移動して、容器本体2内の内容物が吸い上げ管25を介してシリンダ24内に吸い上げられるように構成した、周知の構成のものである。ただし、ポンプ本体22としては、上述した構成以外の任意の構成のものを採用することもできる。
シリンダ24の上端近傍部には蓋体26が回転自在で且つ上下移動不能に外嵌され、ポンプ本体22は、この蓋体26を容器本体2の口部7aに螺合することで、口部7aを閉塞するように容器本体2に取り付けられている。また、シリンダ24の下端部には小径な円筒状の取付部24aが下方へ突出状に一体的に形成され、この取付部24aに吸い上げ管25の上端部を内嵌させて、シリンダ24に吸い上げ管25を接続できるように構成されている。なお、符号27は口部7aを密閉するためのシールリングである。
(支持部材)
支持部材30は、シリンダ24の取付部24aに外嵌固定される固定部31と、固定部31から下側へ延びて、容器本体2の底面部5の中央部に下端部が当接することで、容器本体2の口部7aに作用する下方への荷重を受け止める支柱部32と、支柱部32を囲繞するように固定部31の下端部から下方へ延びる複数の脚部33であって、固定部31から斜め下側へ向けて広がった自然状態の開脚姿勢と、容器本体2の口部7aを挿通可能な閉脚姿勢に弾性変形可能で、開脚姿勢において容器本体2の底面部5及び胴部3に当接することで、容器本体2の口部7aに作用する斜め下側への荷重を受け止める複数本の脚部33と、注出ポンプ20を容器本体2から抜き取るときに、口部7aにより閉脚姿勢に操作された脚部33を、閉脚姿勢に係止する第1係止手段としての係止手段34と、容器本体2の口部7aにポンプ本体22を取付けたときに、容器本体2の底面部5に当接して、係止手段34による脚部33の係止を解除する解除手段35とを備えている。
支持部材30は、合成樹脂材料を用いて一体成形することもできるが、金型構造が複雑になる場合には、支柱部32を別部材で構成して、固定部31に嵌合固定するように構成することもできる。また、本実施の形態では、支持部材30をシリンダ24とは別部材で構成したが、シリンダ24に一体成形することも可能である。また、吸い上げ管25を省略して、支柱部32を吸い上げ管25として兼用させたり、支柱部32を省略して吸い上げ管25を支柱部32として兼用させたりすることもできる。
支柱部32は中空パイプ状に構成され、支柱部32内には吸い上げ管25が内嵌され、吸い上げ管25は支柱部32よりも多少短尺に構成されている。支柱部32の下端部には切欠部32aが形成され、支柱部32の下端部を容器本体2の底面部5に当接させた状態で、支柱部32内が切欠部32aを介して容器本体2内に連通され、容器本体2内の内容物は切欠部32aを通って支柱部32内に導入され、支柱部32から吸い上げ管25の下端部と底面部5間の隙間を通って吸い上げ管25内に導入されるように構成されている。ただし、吸い上げ管25の少なくとも下端部は支柱部32から容器本体2の外周部側へ導出させてもよい。この場合には、底面中央部が上側へ突出しているような、ブロー成形により製作した容器本体であっても、内容物を略完全に取り出すことができる。
支柱部32の長さは、容器本体2に注出ポンプ20を組み付けた状態で、図3に示すように、支柱部32の下端部が容器本体2の底面部5に当接するか、支柱部32の下端部が底面部5に当接して底面部5の中央部を多少押し下げるような長さに設定され、操作部21を下方へ押し操作することで、支柱部32の下端部が底面部5を介して容器本体2の載置面に当接し、操作部21の下方への押し操作力が受け止められるように構成されている。ただし、容器本体2に注出ポンプ20を組み付けた状態で、支柱部32の下端部が底面部5に僅かな隙間をあけて配置され、操作部21を下方へ押し操作することで、支柱部32の下端部が底面部5に当接するように構成することも可能である。
脚部33は、固定部31の下端部の周方向に間隔をあけた複数位置から下側へ延設され、固定部31から斜め下側へ向けて放射状に広がった、図3に示す自然状態の開脚姿勢と、支柱部32に沿うように弾性変形した、図6に示す閉脚姿勢とに姿勢切換え可能に構成されている。
脚部33の本数は任意に設定可能であるが、操作部21の斜め下側への押し操作力を全周にわたって効果的に受け止めることができるように、少なくとも3本以上設けることが好ましく、また本数が多くなりすぎると製作コストが高くなるので、6本〜8本程度設けることが好ましい。また、胴部3を多角筒状に形成する場合には、胴部3の各角部に対応させて脚部33が配置されるように構成したり、1つ置きの角部に対応させて脚部33を配置させたりすることが好ましい。脚部33の長さは、注出ポンプ20を容器本体2に組み付けて、脚部33を開脚させた状態で、その下端部が容器本体2の胴部3付近に配置される長さで、且つ注出ポンプ20を容器本体2から抜き取って、脚部33が閉脚した状態で、支柱部32よりも下側へ突出する長さに設定されている。
脚部33の下端部には開脚姿勢において略水平に側方へ延びて底面部5に面的に接触可能な受圧部33aが形成され、脚部33の下端部と底面部5との接触圧を小さくして、脚部33との接触により底面部5が容易に損傷しないように構成されている。また、受圧部33aの先端部は平面視において円弧状に形成され、受圧部33aの先端部との接触により胴部3や底面部5が容易に損傷しないように構成されている。
脚部33の受圧部33aは、自然状態の開脚姿勢において、支柱部32の下端部と略同じ高さ位置に配置され、容器本体2に注出ポンプ20を組み付けた状態で、受圧部33aの下面が容器本体2の底面部5に当接して、図3に示すように、操作部21を下方へ押し操作することで、受圧部33aの下面が底面部5に当接しながら外側へ広がって、受圧部33aの先端部が胴部3の下端部に当接し、操作部21を鉛直方向に安定性良く押し操作できるとともに、操作部21を斜め下側へ押し操作したときの押し操作力を脚部33で受け止めて、該押し操作力による容器本体2の変形を防止できるように構成されている。ただし、容器本体2に注出ポンプ20を組み付けた状態で、脚部33の下端部が底面部5に僅かな隙間をあけて配置されるように構成し、操作部21を下方へ押し操作することで、脚部33の下端部の受圧部33aが容器本体2の底面部5に当接して、外側へ広がるように構成することも可能である。
なお、本実施の形態では、支柱部32の下端部と開脚姿勢での脚部33の下端部の受圧部33aとを略同じ高さに配置したが、操作部21を押し下げた状態で、支柱部32の下端部と脚部33の下端部の受圧部33aとが底面部5に当接して、操作部21の押し下げ操作力を支持部材30で支持できるように構成されていれば、底面部5の形状などに応じて、異なる高さに配置することも可能である。更に、開脚姿勢における脚部33の下端部と支柱部32間の距離は任意に設定できるが、操作部21を斜めに押し下げ操作したときの操作の安定性が向上するため、支柱部32からできるだけ離れた位置、即ち脚部33の下端部が底面部5の外縁部に配置されるように構成することが好ましい。
容器本体2から注出ポンプ20を抜き取るときに複数の脚部33を閉脚姿勢に操作するため、口部7aの内周面の高さ方向の途中部には断面半円状のリブ部7eが周方向に間隔をあけて縦向きに形成され、リブ部7eにより受圧部33aが内側へ操作されることで、複数の脚部33が閉脚姿勢に同時に操作されるように構成されている。なお、リブ部7eに代えて口部7aの内周面の高さ方向の途中部に断面半円状の環状の突条を形成することも可能である。また、リブ部7eを省略して、口部7aの内径を受圧部33aが適切に内周面7fと当接する大きさに設定し、口部7aの内周面7fや口縁で受圧部33aを内側へ操作して、複数の脚部33を閉脚姿勢に操作するように構成することも可能で、この場合には、口部材7として、特殊な構成のものを採用する必要がないので、既存の製造ラインをそのまま用いて容器本体2を製作することができる。
(係止手段)
係止手段34は、各脚部33の下端部に支柱部32側へ向けて突出状に設けたフック部34aを備え、容器本体2から注出ポンプ20を抜き取るときに、容器本体2の口部7aで脚部33が閉脚姿勢に操作されると、図5、図6に示すように、フック部34aが支柱部32の下端部に引っ掛けられて、容器本体2から抜き取った状態においても、注出ポンプ20の脚部33が閉脚姿勢に係止保持されるように構成されている。
(解除手段)
解除手段35は、閉脚姿勢における受圧部33aの下端部に設けた円弧の操作案内面35aで構成され、係止手段34により脚部33を閉脚姿勢に係止保持した状態で、容器本体2に注出ポンプ20を挿入したときに、図7に示すように、操作案内面35aが容器本体2の底面部5に当接することで、脚部33の下端部が外方側へ案内され、係止手段34のフック部34aが支柱部32の下端部から離脱されて、複数の脚部33が素材の弾性により開脚姿勢に復帰することになる。また、図5に示すように、脚部33の外面側の高さ方向の途中部に外方へ突出する突起からなる解除手段としての解除補助部35bを設けてもよい。この場合には、容器本体2に対する脚部33の挿入途中において、解除補助部35bがリブ部7eに当接して内側へ押され、解除補助部35bを中心に脚部33が内方へ弾性変形することにより、係止手段34のフック部34aが支持柱32の下端部から離脱され、これにより脚部33が確実に開脚姿勢に切り換えられるので好ましい。なお、解除補助部35bにより、支持柱32の下端部からフック部34aを離脱させるときに、受圧部33aの先端部が口部7aの内側面7fの下端部に当接して、解除補助部35bによる解除操作が阻害されないように、閉脚姿勢の脚部33における解除補助部35bの下端部から受圧部33aの先端部までの高さは、リブ部7eの上端部から口部材7の下端部までの高さよりも大きく設定することが好ましい。
このポンプ付き容器1では、注出ポンプ20を容器本体2に組み付けた状態で、複数の脚部33は素材の弾性により開脚姿勢に保持され、複数の脚部33の下端部が容器本体2の底面部5に当接或いは接近配置される。このため、容器本体2の自立安定性や保形性が高められ、容器本体2として、既存の容器本体2よりも薄肉で柔らかい容器本体2を採用することが可能となり、容器本体2の材料を極力少なくできる。
また、内容物を取り出すときには、図3に二点鎖線で示す位置から一点鎖線で示す位置まで、操作部21を押し下げて、内容物を取り出すことになるが、このとき支柱部32の下端部と脚部33の下端部が容器本体2の底面部5に当接することで、操作部21の押し下げ操作力は、支柱部32と脚部33とで受け止められて、容器本体2には殆ど作用しないことになる。このように、このポンプ付き容器1では、支柱部32と脚部33とで、操作部21の押し下げ操作力を受け止めるので、操作部21を鉛直方向に押し下げ操作した場合であっても、操作部21を斜めに押し下げ操作した場合であっても、操作部21の押し下げ操作力を効果的に受け止めることができる。なお、操作部21を下方へ押し下げた場合は、操作部21の押し下げ操作力を、支柱部32のみで受け止めるように構成してもよいし、支柱部32と脚部33との協働により、受け止めるように構成することもできる。また、操作部21を斜め下側へ押し下げた場合には、支柱部32と脚部33の協働により、操作部21の押し下げ操作力を受け止めることになる。
このように、操作部21の押し下げ操作力を支柱部32と脚部33とで受け止めることができるので、容器本体2として、既存の容器本体2よりも薄肉で柔らかい容器本体2を採用することが可能となり、容器本体2の材料を極力少なくできる。また、空の容器本体2に対する、パウチ容器による内容物の移し替え作業を省略すべく、詰め替え用の内容物を容器本体2とともに空の容器本体2と交換するように構成した場合であっても、容器本体2を使い捨てにすることによる無駄を極力少なくできるし、容器本体2を押し潰し可能に構成することで、廃棄物の減容化も可能となる。
更に、このポンプ付き容器1では、容器本体2の内容物を使い切ったときには、該容器本体2から注出ポンプ20を取り外して、該注出ポンプ20を内容物が充填された新たな容器本体2に取り付けることになる。
具体的には、先ず注出ポンプ20を取り外すため、蓋体26を緩めて注出ポンプ20を引き抜くことになるが、このとき、図5に示すように、口部7aのリブ部7eにより脚部33が内側へ操作されて、脚部33が閉脚姿勢に操作され、係止手段34のフック部34aが支柱部32の下端部に係合して、脚部33が閉脚姿勢に係止保持されることになる。そして、図6に示すように、脚部33を閉脚姿勢に係止保持した状態で、内容物を使い切った容器本体2から注出ポンプ20を取り外すことになる。
次に、空の容器本体2から取り外した注出ポンプ20を内容物が充填された容器本体2に取り付けることになるが、このとき脚部33は係止手段34により閉脚姿勢に保持されているので、この閉脚姿勢の状態で、複数の脚部33を、口部7aを通じて容器本体2に挿入することになる。そして、複数の脚部33を容器本体2の下端部まで挿入すると、図7に示すように、脚部33の下端部の操作案内面35aが容器本体2の底面部5に当接し、操作案内面35aにより脚部33の下端部が半径方向外方側へ操作され、係止手段34のフック部34aと支柱部32の下端部との係合が解除されて、脚部33が開脚姿勢となり、この状態で蓋体26を口部7aに螺合させて、注出ポンプ20を新たな容器本体2に組み付けることができる。
このように、このポンプ付き容器1では、注出ポンプ20を容器本体2に取付ける際に、手で脚部33を閉脚姿勢に弾性変形させながら、その下端部を容器本体2の口部7aに挿入するという煩雑な作業を省略でき、容器本体2に対する注出ポンプ20の着脱作業を大幅に簡略にできる。
次に、前記係止手段34の構成を部分的に変更した他の実施の形態について説明する。なお、前記実施の形態と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
(1)図11、図12に示す第1係止手段としての係止手段50のように、フック部34aに代えて、各脚部33の高さ方向の途中部に支柱部32側へ突出する係止片50aを突出状に形成するとともに、閉脚姿勢における脚部33の係止片50aに嵌合する嵌合孔50bを支柱部32に形成したものを用いることができる。この場合には、容器本体2から注出ポンプ20を抜き取るときに、口部7aのリム部7eにより脚部33が閉脚姿勢に操作されると、係止片50aが嵌合孔50bに嵌合して、脚部33が閉脚姿勢に保持されることになる。なお、この係止手段50では、係止片50aの厚さを嵌合孔50bの開口幅よりも多少大きく設定して、嵌合孔50bとの摩擦により係止片50aを嵌合孔50bに保持するように構成したが、図13に示す第1係止手段としての係止手段50Aのように、係止片50aに代えて、嵌合孔50bの上端部又は下端部に係合するフック部50cを有する係止片50Aaを設けることも好ましい実施の形態である。なお、係止片50aは脚部33の高さ方向の途中部に形成したが、脚部33の下端部に形成してもよい。
(2)図14、図15に示す第1係止手段としての係止手段51のように、フック部34aに代えて、支柱部32の下端外周部に、閉脚姿勢の複数の脚部における隣接する脚部33間に対応させて、係止突部51aを外方へ突出状に形成するとともに、係止突部51aの両側に隣接する脚部33の側縁をそれぞれ保持する1対の嵌合凹部51bを形成したものを用いることができる。この場合には、容器本体2から注出ポンプ20を抜き取るときに、口部7aのリム部7eにより脚部33が閉脚姿勢に操作されると、脚部33の側部が嵌合凹部51bに嵌合することで、脚部33が閉脚姿勢に係止保持されるように構成することもできる。
(3)図16、図17に示す第2係止手段としての係止手段52のように、フック部34aに代えて、各脚部33の下端近傍部に閉脚姿勢において環状に配置される係止部52aを形成するとともに、隣接する係止部52aの一方に凹部52bを、また他方に凸部52cを形成したものを用いることができる。この場合には、容器本体2から注出ポンプ20を抜き取るときに、口部7aのリム部7eにより脚部33が閉脚姿勢に操作されると、隣接する係止部52aの凹部52bと凸部52cとが凹凸嵌合することで、脚部33が閉脚姿勢に保持されることになる。また、この係止手段52を設ける場合には、押し操作式のポンプ本体22を設けることもできるが、支柱部32を省略することができるので、容器本体2に対して大きな力が作用しない、図10に示すようなトリガー式のポンプ本体42を用いるときに好適である。
なお、前記係止手段50、51、52は、任意に組み合わせて設けることもできる。また、脚部33が閉脚姿勢に操作されたときに、該脚部33を閉脚姿勢に係止保持できる構成であれば、前述した以外の凹凸嵌合やフックによる係止や、磁石による係止などの任意の係止手段を採用することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲においてその構成を変更し得ることは勿論である。
1 ポンプ付き容器 2 容器本体
3 胴部 3a 側部接合部
3b 上部接合部 3c 下部接合部
4 上面部 4a 取付孔
5 底面部 6 本体部
6a 上部接合部 6b 下部接合部
7 口部材 7a 口部
7b フランジ部 7c シール部
7d 環状溝 7e リブ部
7f 内周面
2A 容器本体 10 口部材
10a 取付部 10b 口部
11 本体部 11A 軟質フィルム
11Ae 上部接合代 11Af 側部接合代
11a 前面 11b 後面
11c 側面 11d 底面
11e 上部接合部 11f 側部融着部
11g 第1折込部 11h 第2折込部
20 注出ポンプ 21 操作部
21a ノズル 22 ポンプ本体
23 ステム 23a ネジ部
24 シリンダ 24a 取付部
25 吸い上げ管 26 蓋体
27 シールリング
30 支持部材 31 固定部
32 支柱部 32a 切欠部
33 脚部 33a 受圧部
34 係止手段 34a フック部
35 解除手段 35a 操作案内面
35b 解除補助部
1A ポンプ付き容器 40 注出ポンプ
41 トリガー 42 ポンプ本体
50 係止手段 50a 係止片
50b 嵌合孔
50A 係止手段 50Aa 係止片
50c フック部
51 係止手段 51a 係止突部
51b 嵌合凹部
52 係止手段 52a 係止部
52b 凹部 52c 凸部

Claims (9)

  1. 容器本体の口部に着脱自在に取付けられるポンプ本体と、
    前記ポンプ本体から下側へ延びる複数本の脚部であって、前記ポンプ本体から斜め下側へ向けて広がった自然状態の開脚姿勢と、前記容器本体の口部を挿通可能な閉脚姿勢に弾性変形可能となした複数本の脚部と、
    前記脚部を容器本体の口部から抜き取るときに、前記口部により閉脚姿勢に操作された脚部を、閉脚姿勢に係止する係止手段と、
    前記容器本体の口部にポンプ本体を取付けたときに、前記容器本体に当接して、前記係止手段による脚部の係止を解除する解除手段と、
    を備え、前記容器本体に組み付けた状態で、前記脚部が開脚姿勢となり、前記脚部の下端部が容器本体の底部に当接或いは接近配置される、
    ことを特徴とする注出ポンプ。
  2. 前記解除手段として、前記脚部の下端部に、前記容器本体の底部に当接して、閉脚姿勢に係止された脚部を開脚姿勢側へ案内操作する案内操作部を設けた請求項1記載の注出ポンプ。
  3. 前記ポンプ本体から下方へ延びて、前記容器本体の底部に下端部が当接することで、前記ポンプ本体に作用する下方への荷重を受け止める支柱部を設けた請求項1又は2記載の注出ポンプ。
  4. 前記係止手段として、前記支柱部に対して脚部を閉脚姿勢に係止する第1係止手段を設けた請求項3記載の注出ポンプ。
  5. 前記ポンプ本体から容器本体の底部側へ延びる吸い上げ管を設け、前記支柱部を筒状に構成して、前記支柱部を前記吸い上げ管に外嵌状に設けた請求項3又は4記載の注出ポンプ。
  6. 前記係止手段として、隣接する脚部のそれぞれに両脚部を閉脚姿勢に保持する第2係止手段を設けた請求項1〜5のいずれか1項記載の注出ポンプ。
  7. 前記脚部の下端部を容器本体の底部の外周部に配置した請求項1〜6のいずれか1項記載の注出ポンプ。
  8. 自立可能で且つ減容化が可能な軟質素材からなる容器本体と、
    前記容器本体の口部に着脱自在に取付けた、請求項1〜7のいずれか1項記載の注出ポンプと、
    を備えたポンプ付き容器。
  9. 前記容器本体が、軟質フィルムからなる本体部と、前記本体部の上端開口部に融着したスパウトとからなる請求項8記載のポンプ付き容器。

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