JP2011194495A - ロボットのアーム連結装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図るとともに関節の可動範囲を拡大することができるロボットのアーム連結装置を提供する。
【解決手段】ロータリジョイント37は、ハウジング10に固定されたスリーブ17の円筒内に回転可能な状態で挿入されたシャフト15を介して駆動源12の回転力を第2の上アーム6に伝達するとともに、第1の上アーム5側から供給される圧縮空気をスリーブ17とシャフト15との間に設けられた空気通路を通じて第2の上アーム6側に排出する。回転関節用配線装置20は、スリーブ17の外周を囲むように設けられた筒状をなすケース41と、ケース41の内周に沿ってスパイラル状に緩く巻かれた状態で収容されたフラットケーブル42とから構成される。第1の上アーム5側から供給される電気信号は、回転関節用配線装置20のフラットケーブル42を通じて第2の上アーム6側へと伝達される。
【選択図】図2

Description

本発明は、駆動源が配置される駆動元のアームと、その駆動源により回転駆動される駆動先のアームとを連結するロボットのアーム連結装置に関する。
例えば、産業用ロボットの関節部分には、駆動源(モータおよび減速機)が配置される駆動元のアームと、その駆動源により回転駆動される駆動先のアームとを連結するためのアーム連結装置が設けられる(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載のアーム連結装置には、駆動源から駆動先のアームに対して回転力を伝達するためにクランク部を有する軸(クランクシャフト)が使用されている。また、この場合、上記クランク部の内側を通すように中空状のパイプが設けられ、そのパイプの中に圧縮空気などを供給するための配管や電気信号を伝達するための配線を通すといった構造が採用されることになる。
上記構造によれば、配管や配線は、駆動源とは異なる位置(駆動元アームよりベースに近いアーム側の位置)から引き出されることになる。このため、クランクシャフトの回転中心付近に配管や配線を通すためだけの軸方向に延びる空間が必要となる。さらに、アームが回転される際に配管や配線の動きを許容するための空間(動きしろ)も必要となる。特に、配線に関しては回転に伴い捻れ運動するので、その分の空間を確保する必要がある。通常、ロボットには、ベース側から手先側まで引き回さなければならない配線が少なくとも十数本は存在する。このような事情から、配線が多くなるため、上記軸方向に延びる空間を広くとる必要があり、これに伴い、クランクシャフトの軸方向長さを長くしなければならず、その分だけアームが長くなっていた。
さて、ロボットは、周辺の設備との衝突の可能性を出来る限り抑えるため、そのサイズは小さいほうが望ましい。また、ロボットは、ユーザが要求する様々な動作に対応できるように、すなわち動作の多様化を実現できるように、その関節の可動範囲は広いほうが望ましい。このようなことから、ロボットには、小型化させることが求められるとともに、関節の可動範囲を拡大させることが求められている。このような要望を満たすためには、上記構造では限界があった。そこで、上記要望に答えるため、回転力を伝達する軸として中空状の回転軸を採用することが考えられる(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−239967号公報 国際公開第2004/078423号パンフレット
特許文献2記載の中空状の回転軸を採用すれば、クランクシャフトを用いた場合と比べてアームの長さを短くすることができる。しかし、配管や配線は、中空状の回転軸の中心を通ることになる。このため、配管や配線が捻れによる回転限界を有することになり、関節の可動範囲を拡大することが難しくなる。すなわち、中空状の回転軸を採用した場合、小型化の要望は達成可能であるかもしれないが、動作多様化の要望を達成することはできない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化を図るとともに関節の可動範囲を拡大することができるロボットのアーム連結装置を提供することにある。
請求項1記載の手段によれば、2つのアームのうち一方のアーム(以下、駆動元アームと称す)に設けられた駆動源により発生された回転力は、ロータリジョイントのシャフトを介して他方のアーム(以下、駆動先アームと称す)に伝達される。このロータリジョイントは、駆動元アームのフレームに固定された筒状をなすボディと、そのボディの中央部(筒の内部空間)に回転可能な状態で挿入されるシャフトとから構成されている。また、シャフトの一端は、駆動元アームに設けられた軸受により回転可能に支持されている。そして、駆動元アーム側から供給される気体(例えば圧縮空気など)は、ボディとシャフトとの間に設けられた気体通路を通じて駆動先アーム側に排出される。このような構成により、従来技術のような配管を用いることなく、駆動元アームから駆動先アームへと圧縮空気などを供給することができる。従って、従来技術のように、アームが回転する際における配管の動作を許容するための空間(動きしろ)を確保する必要がなくなり、その分だけ装置の小型化を図ることができる。
また、駆動元アーム側から供給される電気信号(制御用の信号や、電力供給用の信号など)は、回転フラットケーブルユニットを介して駆動先アーム側へと伝達される。この回転フラットケーブルユニットは、ロータリジョイントのボディの外周部の少なくとも一部を囲むように設けられた筒状をなすケースと、そのケースの外周よりも長い帯状をなすフラットケーブルとから構成されている。フラットケーブルは、ケースの内周に沿って少なくとも1回転された状態で収容されている。つまり、フラットケーブルを収納するための空間は、ロータリジョイントの軸方向に重なる位置に設けられている。このようなフラットケーブルは、通常、同じ数の信号を伝達するための配線と比べて非常にコンパクトになっている。さらに、アームが回転する際におけるフラットケーブルの動作を許容するための空間(動きしろ)は、ロータリジョイントのボディの外周側の空間となる。すなわち、フラットケーブルの動きしろのための空間についても、ロータリジョイントの軸方向に重なる位置に設けられている。従って、従来技術のように、電気信号を伝達する配線を収納する空間や、その動作を許容する空間を軸方向に広く確保する必要がなくなり、その分だけ装置の小型化を図ることができる。特に、軸方向の長さを短くすることができる。
また、上記構成によれば、従来技術の構成に比べてアームの回転可能な角度範囲を大きくとることができる。すなわち、駆動先アームの回転可能な角度範囲は、フラットケーブルの長さに依存して決定される。このため、フラットケーブルを長くすればするほど、関節の可動範囲を拡大することが可能となる。しかも、フラットケーブルを長くしたとしても、上記構成によれば、フラットケーブルをケースの内周に収容する際の巻き回転が増えるだけである。また、このようにケースの内周に沿って収容されるフラットケーブルとしては、通常、その厚み方向の長さが通常のケーブルに比べて格段に短い(通常のケーブルに比べて格段に薄い)、例えばフレキシブルプリント配線板(FPC)やフレキシブルフラットケーブル(FFC)が用いられる。このため、この巻き回数が増えてもフラットケーブルの厚み分だけ余分に収容空間および動作の許容空間が必要になるだけであり、これら空間を大幅に増やす必要はない。従って、関節の可動範囲を拡大させるためにフラットケーブルを長くしたとしても、アームの小型化への支障は生じない。このように、本手段によれば、ロボットの小型化を実現可能にするとともに、その関節の可動範囲を拡大させることが可能となる。
請求項1記載の手段では、ロータリジョイントのシャフトは、駆動元アームに設けられた軸受によってのみ支持された状態(いわゆる片持ちの状態)となっていた。ロボットを最高負荷状態で動作させた場合、上記片持ち状態のシャフトには大きな応力が加わる。そして、ロータリジョイントにおけるボディとシャフトとの間の距離(ボディの内径およびシャフトの外径)は、最高負荷状態での動作時にシャフトに加わる応力によるシャフトのずれを考慮した上で気密性が確保できるように設計されている。しかし、例えば、軸受の経年劣化などが原因でシャフトが想定されるよりも大きくずれた場合には、気体通路を通過する気体が外部に漏れる事態(エア漏れ)が生じてしまう。
このような問題は、ロータリジョイントのシャフトの両側に(駆動先アーム側と駆動元アーム側に)軸受を設けた構成を採用することで解消可能であるが、この構成を採用することは、ロボットの小型化を実現するという目的に相反することになる。そこで、請求項2記載の手段を採用するとよい。
請求項2記載の手段によれば、ロータリジョイントのボディは、一方のアームのフレームに固定される側の端に鍔部を備えた筒状をなし、その鍔部に形成された孔に挿入されたショルダボルトを介して駆動元アームのフレームに固定されている。また、ショルダボルトの胴部の一部と孔の内壁との間には、その内壁に接した弾性部材が設けられている。そして、このような構成において、胴部の一部とは異なる部分と孔の内壁との間には第1の隙間が設けられ、胴部の一部と弾性部材との間には第2の隙間が設けられている。第1の隙間と第2の隙間との関係は、「第1の隙間>第2の隙間」となっている。すなわち、ロータリジョイントのボディと駆動元アームのフレームとの間は、フローティング支持構造を介して固定されていることになる。
このような構成によれば、ロータリジョイントのシャフトが軸受の経年劣化などが原因でずれた場合(芯ずれした場合)、軸受より駆動先アーム側に位置する全ての構成がシャフトのずれと同じ量だけ変位する。すなわち、シャフトがずれると、ボディもシャフトと同じ方向へ同じ量だけ移動する。さらに、このとき、上述したとおり、第1の隙間よりも第2の隙間のほうが小さいため、ショルダボルトの胴部は、ボディよりも先に弾性部材に接触することで衝撃が吸収された後(粘性を持たされた後)、ボディに接触する。このため、ショルダボルトがボディに激しく衝突することはなく、ショルダボルトとボディとの接触は、音が出ない程度の弱い衝突に過ぎない。従って、この衝突により構成部品が変形して、上記芯ずれが拡大する事態は起こり難い。また、このフローティング支持構造によるボディの移動可能な範囲は、弾性部材がショルダボルトの胴部に押されて弾性変形することで、ショルダボルトの胴部がボディに接触するまでとなる。すなわち、第1の隙間から第2の隙間を減じた間だけボディは移動可能となっている。従って、軸受の経年劣化などに起因してシャフトがずれるなどのガタが生じても、上記フローティング支持構造によるボディの移動可能な範囲のガタであれば、そのガタを拡大させることなく、ボディを含めた構成部品がシャフトのずれと同じ量だけ変位する。これにより、ロータリジョイントにおけるボディとシャフトとの位置関係が変化することがないので、気体通路におけるエア漏れの発生を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態を示すロボットの斜視図 回転関節部分の構造を示す一部断面図 図2の一部を拡大して示す図 回転関節用配線装置の断面図 フラットケーブルの斜視図 フローティング支持構造を示す断面図 芯ずれした場合の図2相当図 本発明の第2の実施形態を示す図6相当図
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1〜図5を参照しながら説明する。
図1は、一般的な産業用ロボットの構成を示している。図1に示すロボット1は、例えば6軸の垂直多関節型ロボットとして構成されている。ロボット1は、ベース2と、このベース2に水平方向に回転可能に支持されたショルダ部3と、このショルダ部3に上下方向に回転可能に支持された下アーム4と、この下アーム4に上下方向に回転可能に支持された第1の上アーム5と、この第1の上アーム5に捻り回転可能に支持された第2の上アーム6と、この第2の上アーム6に上下方向に回転可能に支持された手首7と、この手首7に捻り回転可能に支持されたフランジ8とから構成されている。そして、アーム先端であるフランジ8には、図示はしないが、エンドエフェクタ(手先)が取り付けられる。
ベース2、ショルダ部3、下アーム4、第1の上アーム5、第2の上アーム6、手首7およびフランジ8は、ロボット1のアームとして機能し、ベース2を除く各アームは、下段のアームに対し回転関節によって順次回転可能に連結されている。このアーム同士を連結する回転関節は、例えば前段のアームにシャフトを回転可能に設け、このシャフトに後段のアームを連結するという構造のもので、後段のアームがシャフトと一体的に回転するように構成される。
上記したベース2を除く各アームは、それぞれアクチュエータ、例えばモータ(図示せず)を駆動源としている。これらのモータに電源を供給したり、あるいはロボットコントローラ(図示せず)からモータの駆動回路に制御信号を送信したり、モータの近傍に設けられたロータリエンコーダ(図示せず)からロボットコントローラに回転検知信号を送信したりするために、ベース2から先端の手首7に至るまでのロボット1内部にはケーブル(図示せず)が通されている。
また、フランジ8に取り付けられるエンドエフェクタがハンドであれば、当該ハンドのアクチュエータであるモータに電源を供給したり、ハンドのモータとロボットコントローラとの間で制御信号や回転検知信号を送受信したりするためのケーブルがロボット1内部に通される。エンドエフェクタが視覚検査装置のカメラである場合には、カメラに電源を供給したり、カメラからの撮影画像信号をロボットコントローラに送信したりするためのケーブルがロボット1内部に通される。
図2は、前段のアームである第1の上アーム5に、後段のアームである第2の上アーム6を回転可能に連結する回転関節の構造を中心に示している。図3は、回転関節の構造を拡大して示している。回転関節9(ロボットのアーム連結装置に相当)において、第1の上アーム5(一方のアームに相当)のフレームを構成するハウジング10の後端部には、第1の上アーム5を上下方向に回転させるための駆動力を発生させる駆動源11が設けられている。ハウジング10の中央部には、第2の上アーム6(他方のアームに相当)を捻り回転させるための駆動力を発生させる駆動源12が設けられている。
駆動源12を構成する減速装置13は、ハウジング10の中間部の内側に固定されている。減速装置13の図示しない入力軸には、駆動源12を構成するモータ14の回転軸が連結されている。また、減速装置13の図示しない出力軸には、シャフト15が連結されている。シャフト15には、連結部材18を介して第2の上アーム6が連結されている。シャフト15は、減速装置13側の端部において、軸受16により回転可能に支持されている。軸受16は、ハウジング10に固定されている。従って、シャフト15は、減速装置13の出力トルクを第2の上アーム6に伝達する機能と、第2の上アーム6を片持ち支持する機能を有する。このような構成により、モータ14が駆動されると、その回転が減速装置13により減速されてシャフト15に伝達され、第2の上アーム6が捻り回転する。
シャフト15の外側には、スリーブ17(ボディに相当)が設けられている。このスリーブ17は円筒状をなしており、その円筒内(中央部)にシャフト15が回転可能に嵌合(収納)されている。また、スリーブ17は、その後端(図2中、右端)部に鍔部19を有している。この鍔部19は、後述するフローティング支持構造により、ハウジング10に固定された軸受16に固定されている。スリーブ17の鍔部19以外の外周部を囲むように、回転関節用配線装置20が設けられている。この回転関節用配線装置20は、ロボット1内部に前述した各電気信号を伝達するためのケーブルを通す配線のうち、回転関節部分を通す配線に用いられるものである(詳細は後述する)。
さて、フランジ8の先端部には、エンドエフェクタとしての例えばハンドを駆動する空圧アクチュエータが配設されている(いずれも図示せず)。この空圧アクチュエータには、作動用の圧縮空気(気体に相当)が供給される。また、空圧アクチュエータに供給された圧縮空気は作動後、空圧アクチュエータから吐出される。本実施形態では、各アームのハウジング内を通るように、圧縮空気を空圧アクチュエータに供給するための給気用通路と、空圧アクチュエータから吐出された空気を所定の排気場所まで導くための排気用通路が配設されている。
給気用通路および排気用通路は、第1の上アーム5に対する第2の上アーム6の回転を吸収しなければならないため、それら通路の一部は回転関節9のシャフト15およびスリーブ17を利用して形成されている。すなわち、スリーブ17には、軸方向に位置を異ならせて2つの中継路、つまり給気入口側中継路21および排気出口側中継路22が形成されている。これら給気入口側中継路21および排気出口側中継路22は、スリーブ17を内外方向に貫通して形成されており、その両端開口のうち、スリーブ17の外周面における一端開口には、後段の下アーム4へと通じる給気用通路および排気用通路(いずれも図示せず)が接続されている。図示はしないが、これら給気用通路および排気用通路は、いずれかのアーム、例えばベース2内まで、各アーム内に形成された空気通路を介して延長され、ベース2から外方に導出される。給気用通路の一端部は、圧縮空気供給源であるコンプレッサ(図示せず)に接続され、排気用通路の一端部は、所定の排気場所まで延長されるようになっている。
シャフト15の外周面には、軸方向に隔てて2本の環状溝、つまり給気用環状溝23および排気用環状溝24がシャフト15の外周面を一周するように形成されている。これら給気用環状溝23および排気用環状溝24の軸方向の形成位置は、それぞれスリーブ17の給気入口側中継路21および排気出口側中継路22の形成位置に一致している。従って、給気入口側中継路21は、給気用環状溝23内に開口して当該給気用環状溝23と常時連通した状態に維持される。また、排気出口側中継路22は、排気用環状溝24内に開口して当該排気用環状溝24と常時連通した状態に維持される。
シャフト15の中には、2本の中継路、つまり給気出口側中継路25および排気入口側中継路26がL形に形成されている。これら給気出口側中継路25および排気入口側中継路26の一端開口は、それぞれ給気用環状溝23および排気用環状溝24内に開口されている。また、これら給気出口側中継路25および排気入口側中継路26の他端開口は、それぞれシャフト15の外面、例えば第2の上アーム6側の一端面において開口されている。これら給気出口側中継路25および排気入口側中経路26の他端開口には、それぞれ管継手27、28を介して給気用接続管29および排気用接続管30が接続されている。
給気用接続管29および排気用接続管30は、第2の上アーム6以降の給気用通路および排気用通路(いずれも図示せず)にそれぞれ接続されている。そして、これら第2の上アーム6以降の給気用通路および排気用通路は、空圧アクチュエータの2つの空気出入口にそれぞれ接続されている。
シャフト15の外周面には、給気用環状溝23および排気用環状溝24の両側に位置するようにして第1のOリング溝31、第2のOリング溝32および第3のOリング溝33が形成されている。なお、中央の第2のOリング溝32は、給気用環状溝23および排気用環状溝24の片側のOリング溝を兼用している。これら第1のOリング溝31、第2のOリング溝32および第3のOリング溝33には、それぞれOリング34〜36が嵌め込まれており、Oリング34〜36によってシャフト15とスリーブ17との間が密閉され、スリーブ17とシャフト15との間の僅かな隙間を通じて空気が給気用環状溝23および排気用環状溝24に対して出入りすることが防止される。なお、本実施形態では、シャフト15、スリーブ17およびOリング34〜36によりロータリジョイント37が構成される。
図4は、回転関節用配線装置20の構成を示している。回転関節用配線装置20(回転フラットケーブルユニットに相当)は、ケース41内に帯状の長尺なフラットケーブル42を収納してなる。ケース41は、両端面が開放された円筒状をなしている。このケース41は、スリーブ17の外周部を囲むように、当該スリーブ17に対して相対回転可能に組み付けられている。ケース41には、その内周面から外周面に向かって円弧を描くようにしてスリット41aが形成されている。このスリット41aは、ケース41の外周面において所定幅で開口している。
ケース41内に収納されたフラットケーブル42の一端部は、図示しない保持部材を介してスリーブ17の外周面に保持されている。フラットケーブル42の他端部は、ケース41のスリット41a内に挿入されている。このスリット41a内に挿入されたフラットケーブル42の他端部は、ケース41の外周面におけるスリット41aの開放口を塞ぐようにして当該ケース41に固定された押え具44によってスリット41a内面に押圧されている。このようにして両端部がケース41とスリーブ17に取り付けられたフラットケーブル42は、スリーブ17の外周に所要回数(少なくとも1回)スパイラル状に緩く巻かれた状態となっている。言い換えれば、フラットケーブル42は、ケース41の内周に沿ってスパイラル状に緩く巻かれた状態で収容されている。すなわち、フラットケーブル42を収納するための空間は、シャフト17の軸方向に重なる位置に設けられている。
図5はフラットケーブルの構成を示している。本実施形態では、フラットケーブル42として、フレキシブルプリント配線板(FPC)を用いている。なお、フラットケーブル42として、フレキシブルフラットケーブル(FFC)を用いてもよい。このようなフラットケーブル42は、通常、同じ数の信号を伝達するためのケーブルと比べて非常にコンパクトになる。フラットケーブル42は、両端部に互いに逆方向に直角に延びる延長部42a、42bを有している。この延長部42a、42bの先端部には、それぞれ接続端子45、46が取り付けられている。このような構成により、フラットケーブル42の両端部をケース41から導出させることを可能としている。
図2に示すように、回転関節用配線装置20は、ケース41およびスリーブ17の相対回転の中心を、第2の上アーム6および第1の上アーム5の相対回転の中心に一致させるようにして回転関節9に配置されている。ケース41は、図示しない取付機構を介して第2の上アーム6のハウジング47に取り付けられている。
図示はしないが、ケース41から導出されたフラットケーブル42の一方の延長部42aは第1の上アーム5内に収納され、その接続端子45が第1の上アーム5の所定部位に固定される。そして、この接続端子45に第1の上アーム5内に配線されたケーブルが接続端子を介して接続される。また、ケース41から導出されたフラットケーブル42の他方の延長部42bは第2の上アーム6内に収納され、その接続端子46が第2の上アーム6の所定部位に固定される。そして、この接続端子46に第2の上アーム6内に配線されたケーブルが接続端子を介して接続される。以上のようにして第1の上アーム5内に配線されたケーブルと、第2の上アーム6内に配線されたケーブルとが回転関節用配線装置20を介して接続される。
図6は、スリーブ17を軸受16に固定するためのフローティング支持構造を示している。図6に示すように、スリーブ17の鍔部19には、貫通孔51が形成されている。この貫通孔51の内壁の中央部分には、突起部51aが形成されている。一方、軸受16には、ねじ穴52が形成されている。鍔部19の貫通孔51の下部(図6中、右部)には、円筒状をなすとともに弾性変形可能な弾性部材53の一部(上部、図6中、左部)が、内壁に接した状態で嵌め込まれている。弾性部材53の下部は、貫通孔51からはみ出した状態となっている。鍔部19は、貫通孔51に挿通されるとともに軸受16のねじ穴52にねじ込まれたショルダボルト54により、軸受16に固定される。
ショルダボルト54は、頭部54a、円筒状の胴部54bおよびねじ部54cから構成されている。ショルダボルト54の頭部54aは、貫通孔51の突起部51aの上面に接している。ショルダボルト54の胴部54bの頭部54a側の部分は、突起部51aの内壁面と第1の隙間D1を介して対向している。ショルダボルト54の胴部54bのねじ部54c側の部分は、弾性部材53の内壁面と第2の隙間D2を介して対向している。第1の隙間D1および第2の隙間D2の関係は、下記(1)式により表される。
D1>D2 …(1)
ショルダボルト54のねじ部54cは、軸受16のねじ穴52にねじ込まれている。弾性部材53の高さ方向(図6中、左右方向)の長さは、鍔部19がショルダボルト54を介して軸受16に固定された際に、弾性部材53の下端部が軸受16に接触する程度の長さとなっている。このような図6に示す構成が、鍔部19および軸受16の複数個所(例えば3箇所)に設けられている(図2では1箇所のみ図示)。これにより、スリーブ17は、軸受16、ひいては第1の上アーム5のハウジング10に固定されている。
上記構成によれば、次のような作用および効果が得られる。
圧縮空気供給源から供給される圧縮空気は、第1の上アーム5および第2の上アーム6を連結する回転関節9におけるスリーブ17とシャフト15との間に形成された空気通路(気体通路に相当)を含む給気用通路を通って空圧アクチュエータに供給される。空圧アクチュエータは、この圧縮空気の供給によって所定の動作を行う。一方、空圧アクチュエータの動作に伴って当該空圧アクチュエータから吐出される空気は、回転関節9におけるスリーブ17とシャフト15との間に形成された空気通路(気体通路に相当)を含む排気用通路を通って所定の排気場所に導かれ、当該排気場所で排出される。
従って、第1の上アーム5側の給気用通路および排気用通路と、第2の上アーム6側の給気用通路および排気用通路とを、従来技術のような配管(例えばゴムホースなど)を用いることなく、第1の上アーム5に対する第2の上アーム6の回転を吸収できる状態にして接続することができる。このため、捻りや曲げ、または絡まりを生ずる部分がなく、耐久性が向上するとともに、第2の上アーム6の回転角度に制約を受けることがない。また、第1の上アーム5から第2の上アーム6にかけての部分の小型化、ひいてはロボット1の小型化に寄与することができる。
また、回転関節用配線装置20において、第2の上アーム6が第1の上アーム5に対して相対回転すると、その相対回転の方向により、フラットケーブル42は、スリーブ17に巻き付き、または、巻き戻されるように両端間において曲がるように撓み、または、曲がりが伸ばされるようになり、これによって、ケース41とスリーブ17、ひいては、第2の上アーム6と第1の上アーム5の相対回転を吸収する。このように、第2の上アーム6が回転する際におけるフラットケーブル42の動作を許容するための空間は、スリーブ17の外周側の空間となっている。
このような動作を行う回転関節用配線装置20は、ケース41がフラットケーブル42をスパイラル状に収容できる程度の比較的小型のもので済むため、狭いスペースでも配線可能で、余分なスペースの余りない小型ロボットに対しても、大型化を招来せず、または、大型化を伴っても僅かに大きくするだけで済むようになる。また、回転関節用配線装置20は、フラットケーブル42を収容する空間およびその動作を許容するための空間を軸方向(図2中、左右方向)に広く確保する必要がないため、第1の上アーム5の軸方向の長さを短くできるという効果も得られる。
また、本実施形態の回転関節用配線装置20によれば、従来技術の構成に比べて第2の上アーム6の回転可能な角度範囲を大きくとることができる。すなわち、第2の上アーム6の回転可能な角度範囲は、フラットケーブル42の長さに依存して決定される。このため、フラットケーブル42を長くすればするほど、関節の可動範囲を拡大することが可能となる。しかも、フラットケーブル42を長くしたとしても、上記構成によれば、フラットケーブル42をケース41の内周に収容する際の巻き回数が増えるだけである。この巻き回数が増えても、通常のケーブルと比べて格段に厚みの薄いフラットケーブル42の厚み分だけ余分に収容空間および動作の許容空間が必要になるだけであり、これら空間を大幅に増やす必要はない。従って、関節の可動範囲を拡大させるためにフラットケーブル42を長くしたとしても、装置の小型化への支障は生じない。このように、本実施形態の回転関節用配線装置20によれば、ロボット1の小型化を実現可能にするとともに、その関節の可動範囲を拡大させることが可能となる。
さて、回転関節9において、シャフト15は、第1の上アーム5に設けられた軸受16によってのみ支持された状態(いわゆる片持ちの状態)となっている。ロボット1を最高負荷状態で動作させた場合、上記片持ち状態のシャフト15には大きな応力が加わる。そして、このシャフト15とスリーブ17との間の距離(スリーブ17の内径およびシャフト15の外径)は、最高負荷状態での動作時にシャフト15に加わる応力によるシャフト15のずれを考慮した上で空気通路の気密性が確保できるように設計されている。しかし、例えば、軸受16の経年劣化などが原因でシャフト15が想定されるよりも大きくずれた(傾いた)場合には、空気通路を通過する圧縮空気が外部に漏れる事態(エア漏れ)が生じてしまう。
本実施形態では、スリーブ17を第1の上アーム5のハウジング10に固定されている軸受16に固定する部分において、図6に示すようなフローティング支持構造を採用した。これにより、シャフト15が軸受16の経年劣化などが原因で芯ずれした場合、図7に示すように、軸受16より第2の上アーム6側に位置する全ての構成がシャフト15のずれと同じ量だけ変位する。なお、図7では、ずれる前の状態を二点鎖線で示し、ずれた後の状態を実線で示している。このため、シャフト15がずれた場合にはスリーブ17も同じ方向へ同じ量だけ移動する。フローティング支持構造によるスリーブ17の移動可能な範囲は、弾性部材53がショルダボルト54の胴部54bに押されて弾性変形することで、胴部54bがスリーブ17に接触するまでの範囲となる。
すなわち、上記フローティング支持構造においては、第1の隙間D1から第2の隙間D2を減じた範囲だけスリーブ17が移動可能な状態となっている。従って、軸受16の経年劣化などに起因してシャフト15がずれるなどのガタが生じても、上記フローティング支持構造によるスリーブ17の移動可能な範囲のガタであれば、スリーブ17を含めた構成部品がシャフト15のずれと同じ量だけ変位する。これにより、スリーブ17とシャフト15との位置関係が変化することがないので、空気通路におけるエア漏れの発生を抑制することができる。
さらに、ショルダボルト54の胴部54bと突起部51aの内壁面との間の第1の隙間D1よりも、ショルダボルト54の胴部54bと弾性部材53の内壁面との間の第2の隙間D2のほうが小さくなるようにした。このため、上記フローティング支持構造によりスリーブ17が移動する際、ショルダボルト54の胴部54bは、スリーブ17よりも先に弾性部材53に接触する。これにより、ショルダボルト54の胴部54bは、弾性部材53によるクッション作用を受けて衝撃が吸収された後、スリーブ17に接触する。このため、ショルダボルト54とスリーブ17との接触は、激しいものではなく、音が出ない程度の弱い衝突に過ぎない。従って、この衝突により構成部品が変形して、上記芯ずれが拡大する事態が起こり難くなる。このように、スリーブ17の移動に伴ってガタを拡大させることが起こり難いフローティング支持構造を採用しているため、上述したシャフト15のずれを吸収する作用および効果を確実に得ることができる。
(第2の実施形態)
以下、第1の実施形態に対し、スリーブ17を軸受16に固定するためのフローティング支持構造を変更した第2の実施形態について図8を参照しながら説明する。
図8は、第1の実施形態における図6相当図である。図8に示すフローティング支持構造は、図6に示した第1の実施形態のフローティング支持構造に対し、ショルダボルト54に代えてショルダボルト71を用いている点が異なる。
図8に示すように、ショルダボルト71は、ボルト72およびカラー73により構成されている。ボルト72は、頭部72aおよびねじ部72bを有している。カラー73は、両端が開放された円筒状をなしている。そして、カラー73の円筒内にボルト72のねじ部72bを挿入することで、ショルダボルト71が構成されている。このように、ボルト72およびカラー73を組み合わせることにより、第1の実施形態におけるショルダボルト54と同様の構成を有するショルダボルト71が構成されている。なお、この場合、カラー73がショルダボルト71の胴部に相当する。従って、本実施形態の構成によっても、第1の実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した各実施形態に限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
上記各実施形態では、第1の上アーム5に第2の上アーム6を回転可能に連結する回転関節9の構造について説明したが、他のアーム同士を回転可能に連結する回転関節(アーム連結装置)についても同様の構造を採用することが可能である。
スリーブ17は、第1の上アーム5のハウジング10に軸受16を介して間接的に固定されていたが、これに限らずともよく、スリーブ17は、第1の上アーム5のハウジング10に直接的または間接的に固定されていればよい。スリーブ17は、鍔部19を有さない単なる筒状の構成でもよい。ただし、その場合には、図6に示したフローティング支持構造を採用することができなくなるため、別途、スリーブ17を第1の上アーム5のハウジング10に直接的または間接的に固定する構造を採用する必要がある。
スリーブ17を第1の上アーム5のハウジング10に直接的または間接的に固定する構造は、図6に示したフローティング支持構造に限らずともよく、シャフト15のずれを吸収することができる他のフローティング支持構造を採用してもよい。さらに、シャフト15のずれが問題にならない場合には、スリーブ17を単に固定するだけの構造を採用してもよい。
上記各実施形態では、本発明を6軸の垂直多関節型のロボット1に適用した例を説明したが、本発明は、回転関節を有するロボット全般に適用可能である。
図面中、1はロボット、2はベース(アーム)、3はショルダ部(アーム)、4は下アーム(アーム)、5は第1の上アーム(アーム)、6は第2の上アーム(アーム)、7は手首(アーム)、8はフランジ(アーム)、9は回転関節(アーム連結装置)、10はハウジング(フレーム)、12は駆動源、15はシャフト、16は軸受、17はスリーブ(ボディ)、19は鍔部、20は回転関節用配線装置(回転フラットケーブルユニット)、37はロータリジョイント、41はケース、42はフラットケーブル、51は貫通孔(孔)、53は弾性部材、54、71はショルダボルト、54bは胴部、73はカラー(胴部)を示す。

Claims (2)

  1. 2つのアームを回転可能に連結するロボットのアーム連結装置において、
    前記2つのアームのうち一方のアームに設けられ、前記2つのアームのうち他方のアームを回転させるための回転力を発生する駆動源と、
    前記一方のアームのフレームに固定された筒状をなすボディおよび当該ボディの中央部に回転可能な状態で挿入されるシャフトから構成され、前記シャフトを介して前記駆動源の回転力を前記他方のアームに伝達するとともに、前記一方のアーム側から供給される気体を前記ボディと前記シャフトとの間に設けられた気体通路を通じて前記他方のアーム側に排出するロータリジョイントと、
    前記一方のアーム側に設けられ、前記シャフトの一端を回転可能に支持する軸受と、
    前記ロータリジョイントのボディの外周部の少なくとも一部を囲むように設けられた筒状をなすケースおよび当該ケースの外周よりも長い帯状をなすとともに当該ケースの内周に沿って少なくとも1回転された状態で収容されたフラットケーブルから構成され、前記フラットケーブルを通じて前記一方のアーム側から供給される電気信号を前記他方のアーム側へと伝達する回転フラットケーブルユニットとを備えていることを特徴とするロボットのアーム連結装置。
  2. 前記ロータリジョイントのボディは、前記一方のアームのフレームに固定される側の端に鍔部を備えた筒状をなし、前記鍔部に形成された孔に挿入されたショルダボルトを介して前記一方のアームのフレームに固定されており、
    前記ショルダボルトの胴部の一部および前記孔の内壁の間には、当該内壁に接した弾性部材が設けられており、
    前記胴部の一部とは異なる部分および前記孔の内壁の間には、第1の隙間が設けられ、
    前記胴部の一部および前記弾性部材の間には、前記第1の隙間よりも小さい第2の隙間が設けられていることを特徴とする請求項1記載のロボットのアーム連結装置。
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