JP4529374B2 - データ伝送用ケーブル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバケーブルや電気ケーブル等のデータ伝送用ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ファイバケーブルや電気ケーブル等の有線媒体を、住戸の壁、天井、床等に配線施行する場合、例えば、ケーブルの長手方向に沿って一定間隔で止め金具等を配置してケーブルを固定している。
【0003】
しかし、このような止め具等でケーブルを固定すると止め具を多数用いるので、その止め具のすべてを隠すことが難しく、その止め具と止め具との間でケーブルが自重で垂れ下がってしまうので見栄えが悪くなる。
【0004】
また、賃貸住戸においては、壁面に対してのネジや釘の使用が禁じられている場合もあり、ケーブルを壁、天井、床等の表面に配線施工することは事実上不可能である。
【0005】
このような問題を解決するために、例えば、住戸の壁等にケーブルを這わせる場合に、その壁等に両面粘着テープを貼ることで壁等にケーブルを接着させるようにしている(例えば、特許文献1参照。この文献では窓枠にケーブルを這わせている)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−353954号公報(第1項、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる技術では、壁等に両面粘着テープを貼り、さらにその両面粘着テープの上からケーブルを貼っているので、作業が二度手間になる。また両面粘着テープを貼る場合の作業として、テープを貼った部分にケーブルを沿わせて貼って行かなければならない。この場合、例えばテープを貼る箇所を間違えたとき、それを剥がしてから再度作業を行わなければならず面倒である。
【0008】
また、一方において、ケーブルの中には、外被覆層の中に芯線(いわゆる絶縁導体(裸導体線を絶縁体で被覆したもの))が複数設けられている、いわゆる多芯ケーブルがあるが、このような構造のケーブルでは、通常芯線同士が接触している状態で被覆層の中に入っているため芯線間のクロストークが大きく信号品質劣化を招くという問題もある。
【0009】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、壁、天井、床等の表面にダメージを与えず、止め具等を使わずに配線施工することができ、配線された箇所の外観を損なうことがないデータ伝送用のケーブルを提供することにある。しかも、本発明のさらなる目的は、複数の芯線が備えられたケーブルをクロストークが少ない状態のままで配線施工することができるデータ伝送用のケーブルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るデータ伝送用ケーブルは、データを伝送する媒体を有する芯線と、前記芯線の少なくとも一部を覆う被覆部材と、前記被覆部材は、その表面の一部がほぼ平面に形成された粘着性を有する平面部を有し、かつ、複数の層に分割され、分割されたそれぞれの層で前記芯線を挟むように設けられており、前記平面部に貼り付けられ、前記被覆部材から剥離することが可能な剥離部材と、前記被覆部材の表面における前記平面部以外の領域を覆うカバー部材とを具備する。
【0011】
データを伝送する媒体とは、本発明のケーブルが光ファイバケーブルである場合、例えばコア及びクラッド層からなる光導波路であり、電気ケーブルである場合、導体線のことをいう。芯線とは、本発明のケーブルが光ファイバケーブルである場合、例えばコア及びクラッド層からなる光導波路やバッファ層を含む光ファイバであり、電気ケーブルである場合、いわゆる絶縁導体線(絶縁体で被覆された状態の導体線)である。また、上記「電気ケーブル」とは、一般の電話線やLAN(Local Area Network)ケーブル等に使用されるツイストペアケーブル等、導体線が含まれているケーブルを全て含む概念である。
【0012】
本発明では、被覆部材に粘着性を持たせているので、簡単に壁、天井、床等に貼り付けることができる。また、止め金具、ネジや釘等をいっさい使用せずに壁、天井、床等の表面へのケーブルの配線施工が可能となるため壁等の表面への露出物がケーブルだけになり見栄えが良好になる。さらにケーブル自身が接着性を持っていることから、止め金具の位置を考慮する必要が無くなり、壁等の表面上の自由な位置に配線施工できるようになる。
【0013】
本発明によれば、この平面部を壁等の表面上に対面させて貼り付けることで、接着面積が増すので接着性を向上させることができる。
【0014】
本発明によれば、配線施工時には剥離部材をはがすだけで壁・天井・床等の表面へ接着していくことができ、止め金具、ネジや釘、工具もいっさい不要となる。
【0015】
本発明によれば、ケーブルの取り扱いやすさを向上させることができる。すなわち、被覆部材を裸のままにしておくと、配線施工時にケーブルが指にくっついたり、ケーブル同士が接着されてしまう。これを防止するため剥離部材で覆ってある部分以外をカバー部材で覆うことにより、ケーブルの表面の粘着性をなくしている。
【0016】
本発明の一の形態では、前記カバー部材が略透明な材料からなる。いろいろな色彩が考えられる壁、天井、床等への配線施工時後に、カバー部材を壁等の色彩と同化させることによりケーブルを目立たなくすることができる。また、カバー部材だけでなく、被覆部材も略透明な材料からなるようにすれば、壁等の色彩がカバー部材及び被覆部材を透してそのまま見えるので、特定の色に着色してあるケーブルに比べケーブルが目立たなくなる。
【0017】
本発明の一の形態では、前記カバー部材は遮光性を有する。本発明では、ケーブルが特に光ファイバケーブルである場合、ケーブル外部からの外乱光が芯線に混入することにより発生する信号の品質の劣化を防止することができる。
【0018】
本発明の一の形態では、前記カバー部材は電磁シールド性を有する。本発明では、ケーブルが特に導体線を有するケーブル(一般の電気ケーブル)である場合、ケーブル外部からの電磁波が芯線に混入することにより発生する信号の品質の劣化を防止することができる。
【0019】
本発明の一の形態では、複数の前記芯線がそれぞれ所定の間隔をおいて設けられている。本発明では、いわゆる多芯ケーブルを配線施工する場合に、簡単に壁、天井、床等に貼り付けることができるとともに、ケーブル内の各芯線間のクロストークを極力小さくすることができる。具体的には、被覆部材の中に必要な距離をあけて所定の間隔で有線媒体芯線を配列することにより簡単に多芯化が可能となる。また、被覆部材を多段化することによりさらに多数の芯線を配列させることができる。
【0020】
本発明の第3の観点に係るデータ伝送用ケーブルは、データを伝送する媒体を有する芯線と、前記芯線の少なくとも一部を覆う被覆部材と、前記被覆部材は、その表面の一部がほぼ平面に形成された粘着性を有する平面部を有し、かつ、複数の層に分割され、前記芯線を挟むように設けられており、前記平面部に貼り付けられ、前記被覆部材から剥離することが可能な剥離部材と、前記被覆部材の表面における前記平面部以外の領域を覆うカバー部材と、前記芯線と前記被覆部材との間に介在された介在部材とを具備する。
【0021】
例えば、データ伝送用ケーブルを外部の機器に接続したり、アダプタを介して2本のケーブル同士を接続したりする等の場合に、ケーブルの端部にコネクタを取り付ける必要がある。この場合、例えば工具等により芯線を露出させ、露出させた部分を中心としてケーブルにコネクタを取り付ける。しかしながら、このとき、本発明の介在部材がない場合には被覆部材の粘着性によって被覆部材が芯線に粘着してしまい、芯線をきれいに露出させることができない場合がある。そこで、本発明では、介在部材を芯線と被覆部材との間に介在させ、芯線と被覆部材との粘着を防止している。これにより、例えばケーブルの端部にコネクタを取り付ける場合、被覆部材を介在部材とともに簡単に剥離することができ、芯線を露出させることができる。また本発明では、ケーブルの端部にコネクタを取り付ける場合、必ずしも介在部材を芯線の全部に設ける必要はない。コネクタの取り付け作業時に、少なくとも芯線の、露出されることになる部位が覆われるように介在部材を設ければよいからである。したがって、ケーブルの端部または芯線の端部から所定の長さ分だけ介在部材を設けるようにしてもよい。介在部材の材質として、例えばシリコーン樹脂、またはポリエチレン樹脂等が挙げられる。
本発明の一の形態では、前記介在部材の断面が略C型であって、チューブ状である。
本発明の第4の観点に係るデータ伝送用ケーブルは、データを伝送する媒体を有する複数の芯線がそれぞれ所定の間隔をおいて設けられ、表面の一部がほぼ平面に形成された粘着性を有する平面部を有し、前記複数の芯線のそれぞれの少なくとも一部を覆う被覆部材と、前記平面部に貼り付けられ、前記被覆部材から剥離することが可能な剥離部材と、前記被覆部材の表面における前記平面部以外の領域を覆うカバー部材と、前記複数の芯線のそれぞれと前記被覆部材との間に介在された介在部材とを具備し、前記被覆部材が、複数の層に分割され、それぞれが前記介在部材を具備した前記複数の芯線を挟むように設けられている。
本発明の一の形態では、前記介在部材がシート状の部材からなり、上側の前記シート状の部材と、下側の前記シート状の部材とで前記複数の芯線を上下から覆うように挟み、更に分割された前記被覆部材が、前記上側及び下側のシート状の部材を挟むように設けられている。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0023】
図1は参考例に係るデータ伝送用のケーブルを示す断面図である。このケーブル1は、例えば光ファイバケーブルや一般の電気ケーブルである。このケーブル1は、芯線2が粘着性を有した被覆部材4で覆われ、この被覆部材4がカバーフィルム3と剥離紙5とで覆われている。この被覆部材4は、その表面の一部が平面に形成された平面部4aと、その平面部4aと対向する位置に曲率形状に形成された部位を含む曲率部4bとを有している。
【0024】
剥離紙5は、被覆部材4の表面の一部が平面に形成された平面部4aに、被覆部材4の粘着性によって貼り付けられており、カバーフィルム3は、曲率部4bに貼り付けられている。カバーフィルム3は被覆部材4に対して、被覆部材4の粘着性にのみによって貼り付けられるようにしてもよいし、あるいは接着剤等により貼り付けられるようにしてもよい。被覆部材4は、粘着シリコンや粘着ゴム等を用いることができる。また、カバーフィルム3は例えば樹脂からなっている。
【0025】
芯線2は、ケーブル1が光ファイバケーブルである場合、例えばコア及びクラッド層からなる光導波路やバッファ層を含む光ファイバであり、電気ケーブルである場合、いわゆる絶縁導体線(絶縁体で被覆された状態の導体線)である。
【0026】
このような構成を有したケーブル1を配線施工する場合、剥離紙5を被覆部材4から剥がし、平面部4aを露出させ、図2に示すように壁6等に貼り付け固定していくことができる。これは、粘着性を有した平面部4aによって貼り付けられる。
【0027】
このように、本実施の形態では、被覆部材4に粘着性を持たせているので、簡単に壁、天井、床等に貼り付けることができる。
【0028】
ここで、図7は、従来のケーブルの施工状態であって、止め金具を用いて配線した状態を示す断面図である。図7(a)では、壁等6に芯線52を有するケーブル50を這わせ、そのケーブル50の上から例えば止め金具53でケーブル50を押さえ、ネジや釘54により止め金具53を壁6に対して固定している。図7(b)は、ケーブル60が例えば芯線62がより合ったツイストペアケーブルを示している。図7(c)は、例えば図7(a)で示すケーブル50を多数一度に止め金具53で固定した状態を示している。
【0029】
これら図7(a)〜(c)に示すような施工状態では、止め金具を用いてケーブルを固定しているので、壁6に穴等をあけてしまう。しかし、本実施形態によれば、止め金具、ネジや釘等をいっさい使用せずにケーブルを固定でき、そのような問題を避けることができる。また、本実施形態では、止め金具、ネジや釘等をいっさい使用していないので、壁6等の表面への露出物がケーブル1だけになり見栄えが良好になる。さらにケーブル1自身が接着性を持っていることから、止め金具の位置を考慮する必要が無くなり、壁等の表面上の自由な位置に配線施工できるようになる。
【0030】
また、本実施の形態では、従来のように両面テープでケーブルを貼り付ける場合に比べ作業が二度手間とならず、容易に作業を行うことができる。さらに、従来のように両面テープで貼る場合、両面テープの幅がケーブルの幅より大きい場合には、ケーブルを貼ったときにケーブルが両面テープからはみ出すので、見栄えが悪くなっていた。しかし、本実施の形態によれば露出物がケーブルだけであるので見栄えが良い。
【0031】
また、本実施の形態では、被覆部材4に平面部4aを設けたので、接着面積が増すので接着性を向上させることができる。
【0032】
さらに、被覆部材4を裸のままにしておく場合には、配線施工時にケーブル1が指にくっついたり、ケーブル同士が接着されてしまうが、本実施の形態では、剥離紙5で覆ってある部分以外をカバーフィルム3で覆うことにより、ケーブル1の表面の粘着性をなくしている。またカバーフィルム3により、ケーブル1の強度を確保できる。
【0033】
図3は、参考例に係るデータ伝送用のケーブルの断面図である。このケーブル10では、第1の実施の形態における被覆部材4と同様に粘着性を有する被覆部材14が、その凹部14bに芯線2を嵌め込ませている。本実施の形態においても、剥離紙5を剥がしてからケーブル10を壁等に貼り付けることにより簡単に配線施工ができる。
【0034】
図4は、本発明の第3の実施の形態に係るデータ伝送用のケーブルの断面図であり、このケーブル20では、粘着性を有する被覆部材が、図中上部の部材16Aと下部の部材16Bとで2層に分割され、芯線2を挟むようにして設けられている。剥離紙5は、下部の被覆部材16Bの平面部16Baに貼り付けられている。
【0035】
図5は、本発明の第4の実施の形態に係るデータ伝送用のケーブルの断面図であり、このケーブル30は、いわゆる多芯ケーブルである。この実施の形態では、例えば4本の芯線2が粘着性を有する上部被覆部材16Aと下部被覆部材16Bとで挟まれて固定されている。本実施の形態では、芯線同士が所定の間隔だけ離れて配置されているので、クロストークを低減することができ、信号の品質劣化を防止できる。
【0036】
図6は、本発明の第5の実施の形態に係るデータ伝送用のケーブルの断面図であり、これも図5におけるケーブル30と同様、多芯ケーブルである。本実施の形態では、被覆部材16A、16B、16C、16Dが多層化されており、被覆部材16Aと16Bとの間、16Cと16Dとの間に芯線2が例えば4本ずつ挟まれて固定され、16Bと16Cとの間、には芯線2が3本挟まれて固定されている。このように被覆部材を多層化することで、簡単に多芯化が可能となる。
【0037】
図8(a)、(b)はそれぞれ、従来において多芯ケーブルを止め金具で固定した状態を示す断面図である。図8(a)では、複数の芯線72同士が近接していたり、あるいは接触していたりしていた。また、図8(b)に示すケーブル80も同様に、ツイストペアケーブル85同士が近接していたり、あるいは接触していたりしていた。これにより、従来のケーブル70や80は、クロストークが増加し、信号の品質劣化が大きかったが、図5、図6に示す本発明に係るケーブル30、40によればクロストークを低減することができる。
【0038】
本発明は以上説明した実施の形態には限定されるものではなく、種々の変形が可能であり、後述する参考例や第8〜10の実施の形態についても同様に以下説明する変形が可能である。
【0039】
例えば、カバーフィルム3や被覆部材4、14、16を透明、略透明、あるいは半透明等とすることもできる。その材質としては、透明エポキシ樹脂、透明スチロール樹脂等があげられるが、これらには限られない。このように透明とすることにより、ケーブルを壁等の色彩と同化させることができケーブルを目立たなくすることができる。
【0040】
ただし、ケーブルが光ファイバケーブルである場合には、例えば黒等の色素を有したカバーフィルムを用いることで遮光性を持ったケーブルとすることができる。これにより外乱光の芯線2への混入を防止でき、信号の品質劣化を防止することができる。
【0041】
また、カバーフィルムに電磁シールド性を持たせることにより、ケーブルが特に導体線を有するケーブル(一般の電気ケーブル)である場合、ケーブル外部からの電磁波が芯線2に混入することにより発生する信号の品質の劣化を防止することができる。電磁シールド性を持たせるには、例えばカバーフィルム3を導体フィルムにしたり、樹脂製のカバーフィルム3内部に導体層を設けたりすればよい。
【0042】
さらに、上記実施の形態では被覆部材4、14、16の全体に粘着性を持たせる構造としたが、下面部分だけ、例えば平面部4a、14a、16Ba、16Daの近傍だけに粘着性を持たせるようにしてもよい。あるいは、図4、図5、図6では、図中最下層の被覆部材16Bや16Dの全体に粘着性を持たせる構造としてもよい。
【0043】
図9は参考例に係るデータ伝送用のケーブルの断面図である。このケーブル90は、上述した第1の実施の形態におけるケーブル1(図1参照)に介在部材7をさらに設けた構成を有している。図9に示すように、介在部材7は芯線2と粘着性の被覆部材4との間に介在されている。このような介在部材7を芯線2に取り付ける場合、例えば一般的な電線の被覆と同じ手段を用いればよい。
【0044】
介在部材7としては粘着性の低い、または、粘着性のないものを用いる。介在部材7の材質としては例えばシリコーン樹脂やポリエチレン樹脂等が挙げられ、後に説明する他の実施の形態においても同様である。介在部材7の形状はチューブ状となっている。
【0045】
一般的に、例えば、データ伝送用ケーブル90を外部の機器に接続したり、アダプタを介して2本のケーブル同士を接続したりする等の場合に、ケーブル90の端部に図示しないコネクタを取り付ける必要がある。この場合、例えばワイヤストリッパ等の工具により芯線2を露出させ、露出させた部分を中心としてケーブル90にコネクタを取り付ける。具体的には、例えば、コネクタに設けられたフェルールに、露出させた芯線2を接続して保持させ、ケーブル90にコネクタを取り付ける。しかしながら、このような作業中において、介在部材7がない場合には被覆部材4の粘着性によって被覆部材4が芯線2に粘着してしまい、芯線2をきれいに露出させることができない場合がある。そこで、本実施の形態では、介在部材7を芯線2と被覆部材4との間に介在させることで、芯線2と被覆部材4との粘着を防止している。これにより、例えばケーブル90の端部に図示しないコネクタを取り付ける場合、被覆部材4を介在部材7とともに簡単に剥離することができ、芯線2をきれいに露出させることができる。
【0046】
図10は、参考例に係るデータ伝送用のケーブルの断面図である。このケーブル100では、例えば介在部材17が断面が略C型であってチューブ状をなしている。介在部材17は芯線2と被覆部材4との粘着を防ぐためにそれらの間に介在されている。このような介在部材17を芯線2に取り付ける場合、例えば介在部材17をスリット部17aから開きながら、つまり介在部材17を展開させながら芯線2に被せていくことができる。介在部材17の材質等は上記第6の実施の形態で説明したものと同様のものを用いることができる。
【0047】
本実施の形態によっても、例えばケーブル100の端部に図示しないコネクタを取り付ける場合、被覆部材4を介在部材17とともに簡単に剥離することができ、芯線2をきれいに露出させることができる。
【0048】
図11は、本発明の第8の実施の形態に係るデータ伝送用のケーブルの断面図である。このケーブル110は、上述した第3の実施の形態におけるケーブル20(図4参照)の芯線2の周囲に介在部材27をさらに設けた構成を有している。介在部材27は、粘着性の被覆部材16Aの下面側に設けられたシート状部材27aと、粘着性の被覆部材16Bの上面側に設けられたシート状部材27bとでなっている。介在部材27の材質等は上記第6の実施の形態で説明したものと同様のものを用いることができる。
【0049】
本実施の形態によっても、芯線2と被覆部材16A及び16Bとの粘着を防止することができる。これにより例えばケーブル110の端部に図示しないコネクタを取り付ける場合、被覆部材16A、16Bを介在部材27とともに簡単に剥離することができ、芯線2をきれいに露出させることができる。
【0050】
図11に示す例において、介在部材27をシート状の部材とせず、断面が略円形であってチューブ状の部材であってもよいし、断面がC型であってチューブ状の部材であってもよい。
【0051】
図12は、本発明の第9の実施の形態に係るデータ伝送用のケーブルの断面図である。このケーブル120は、上述した第4の実施の形態におけるケーブル30(図5参照)に介在部材37をさらに設けた構成を有している。介在部材37は、断面が略円形であってチューブ状の部材であり、複数の芯線2にそれぞれ対応して複数設けられている。介在部材37の材質等は上記第6の実施の形態で説明したものと同様のものを用いることができる。
【0052】
本実施の形態によっても、芯線2と被覆部材16A及び16Bとの粘着を防止することができる。これにより例えばケーブル120の端部に図示しないコネクタを取り付ける場合、被覆部材16A、16Bを介在部材37とともに簡単に剥離することができ、芯線2をきれいに露出させることができる。
【0053】
図12に示す例において、介在部材37を断面略円形とせず、断面略C型であってチューブ状の部材であってもよい。
【0054】
図13は、本発明の第10の実施の形態に係るデータ伝送用のケーブルの断面図である。このケーブル130は、図12に示すケーブル120の介在部材37の代わりに、シート状の部材47aと47bとで介在部材47を構成している。シート状部材47aは、粘着性の被覆部材16Aの下面側に設けられ、シート状部材47bは、粘着性の被覆部材16Bの上面側に設けられている。
【0055】
本実施の形態によっても、芯線2と被覆部材16A及び16Bとの粘着を防止することができる。これにより例えばケーブル130の端部に図示しないコネクタを取り付ける場合、被覆部材16A、16Bを介在部材47とともに簡単に剥離することができ、芯線2をきれいに露出させることができる。
【0056】
本発明は以上説明した第6〜10の実施の形態には限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
【0057】
例えば上記第6の実施の形態では、ケーブル90の端部にコネクタを取り付ける場合、必ずしも介在部材7を芯線2の全部、つまり全長にわたって設ける必要はない。コネクタ取り付け作業時に、少なくとも芯線2の、露出されることになる部位が覆われるように介在部材7を設ければよいからである。したがって、ケーブル90の端部または芯線2の端部から所定の長さ分だけ介在部材7を設けるようにしてもよい。この場合、例えば介在部材7を当該所定の長さに切断し、芯線2の、露出されることになる所定の部位を覆うようにすればよい。コネクタ取り付けに必要な所定の長さは10mm〜50mm程度である。このような例は、上記第7〜10の実施の形態においても同様である。
【0058】
また、例えば図6に示す例において、芯線2と被覆部材16A〜16Dとの間に上記第6〜10の実施の形態において説明した介在部材を介在させるようにすることももちろん可能である。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、壁、天井、床等の表面にダメージを与えず、止め具等を使わずに配線施工することができ、配線された箇所の外観を損なうことなく、しかも、複数の芯線が備えられたケーブルをクロストークが少ない状態のままで配線施工することができる。また、芯線から粘着性の被覆部材を簡単に剥離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例に係るデータ伝送用のケーブルを示す断面図である。
【図2】 図1に示すケーブルの配線施工時の状態を示す断面図である。
【図3】 本発明の参考例に係るケーブルを示す断面図である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態に係るケーブルを示す断面図である。
【図5】 本発明の一実施の形態(第4の実施の形態)に係る多芯ケーブルを示す断面図である。
【図6】 多芯ケーブルの他の実施形態(第5の実施の形態)を示す断面図である。
【図7】 (a)〜(c)それぞれ、従来のケーブルを配線施工した状態を示す断面図である。
【図8】 (a)、(b)それぞれ、従来の多芯ケーブルを配線施工した状態を示す断面図である。
【図9】 本発明の参考例に係るケーブルを示す断面図である。
【図10】 本発明の参考例に係るケーブルを示す断面図である。
【図11】 本発明の第8の実施の形態に係るケーブルを示す断面図である。
【図12】 本発明の第9の実施の形態に係るケーブルを示す断面図である。
【図13】 本発明の第10の実施の形態に係るケーブルを示す断面図である。
【符号の説明】
1、10、20、30、40、90、100、110、120、130…ケーブル
2…芯線
3…カバーフィルム
4、14、16A〜16D…被覆部材
4a、14a、16Ba、16Da…平面部
5…剥離紙
7、17、27、37、47…介在部材
Claims (1)
- データを伝送する媒体を有する複数の芯線がそれぞれ所定の間隔をおいて設けられ、
表面の一部がほぼ平面に形成された粘着性を有する平面部を有し、前記複数の芯線のそれぞれの少なくとも一部を覆う被覆部材と、
前記平面部に貼り付けられ、前記被覆部材から剥離することが可能な剥離部材と、
前記被覆部材の表面における前記平面部以外の領域を覆うカバー部材と、
前記複数の芯線それぞれと前記被覆部材との間に介在された介在部材と
を具備し、
前記被覆部材が、複数の層に分割され、それぞれが前記介在部材を具備した前記複数の芯線を挟むように設けられ、
前記介在部材がシート状の部材からなり、上側の前記シート状の部材と、下側の前記シート状の部材とで前記複数の芯線を上下から覆うように挟み、更に分割された前記被覆部材が、前記上側及び下側のシート状の部材を挟むように設けられていることを特徴とするデータ伝送用ケーブル。
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