JP2018157897A - 分岐装置、通信装置、遊技機及び分岐方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ディスプレイの増設があったとしても、出力コネクタ及びケーブルに関連した設置コスト及びスペースの増大を抑制できる分岐装置、通信装置、遊技機及び分岐方法を提供する。【解決手段】演出制御部1からの演出信号を受け入れて表示部に出力する分岐部3を有し、該分岐3部は、表示部2及び/又は下流側に位置する他の分岐部3に演出信号を分配するスイッチング機能を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、パチンコ型スロットマシン等に適用される分岐装置、通信装置、遊技機及び分岐方法に関する。
遊技機に関して、例えば特許文献1に示される技術が知られている。
この特許文献1に示される遊技機は、遊戯に関連したメッセージ・画像などが表示される上部液晶ディスプレイ及び下部液晶ディスプレイを有するものであって、これら上部液晶ディスプレイ及び下部液晶ディスプレイは、CPUからの回路信号に基づき制御される液晶駆動回路を介して駆動が行われる。
この特許文献1に示される遊技機は、遊戯に関連したメッセージ・画像などが表示される上部液晶ディスプレイ及び下部液晶ディスプレイを有するものであって、これら上部液晶ディスプレイ及び下部液晶ディスプレイは、CPUからの回路信号に基づき制御される液晶駆動回路を介して駆動が行われる。
ところで、特許文献1に示される遊技機では、上部液晶ディスプレイ及び下部液晶ディスプレイという2つのディスプレイが設置されているが、これらディスプレイは、不正防止の観点から、液晶駆動回路を含むCPU(演出制御部)に設置された上部液晶専用の出力コネクタ、及び下部液晶専用の出力コネクタに、ケーブルを介してそれぞれ直接的に接続されるのが一般的である。
すなわち、上記遊技機では、CPUに上部液晶専用及び下部液晶専用という2つの出力コネクタを設けることで、CPU内の出力コネクタに不正操作が可能な空き端子を生じさせないようにしている。
しかしながら、このような接続形式の遊技機では、ディスプレイが増設される場合にCPUを含む基板を交換して、ディスプレイの数に対応した出力コネクタ及びケーブルを用意する必要があり、設置コスト及び設置スペースの点で問題があった。
しかしながら、このような接続形式の遊技機では、ディスプレイが増設される場合にCPUを含む基板を交換して、ディスプレイの数に対応した出力コネクタ及びケーブルを用意する必要があり、設置コスト及び設置スペースの点で問題があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、ディスプレイの増設があったとしても、出力コネクタ及びケーブルに関連した設置コスト及びスペースの増大を抑制可能な高い経済性を有する、分岐装置、通信装置、遊技機及び分岐方法を提供する。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の第1形態に示される分岐装置は、演出制御部からの演出信号を受け入れて表示部に出力する分岐部を有し、該分岐部は、前記表示部及び/又は下流側に位置する他の分岐部に該演出信号を分配するスイッチング機能を有することを特徴とする。
本発明の第1形態に示される分岐装置は、演出制御部からの演出信号を受け入れて表示部に出力する分岐部を有し、該分岐部は、前記表示部及び/又は下流側に位置する他の分岐部に該演出信号を分配するスイッチング機能を有することを特徴とする。
本発明の第2形態に示される通信装置は、表示部にて演出させるための演出信号を出力する演出制御部と、この演出制御部から入力された演出信号を分岐する一の分岐部と、を備え、この一の分岐部は、前記演出制御部からの演出信号を受け入れて、前記表示部及び/又は下流側に位置する他の分岐部に分配することを特徴とする。
本発明の第3形態に示される分岐方法は、演出制御部からの演出信号を受け入れて表示部に出力するとともに、下流側に他の分岐部が存在する場合に、前記表示部とともに下流側に位置する他の分岐部にも該演出信号を分配することを特徴とする。
本発明によれば、他の分岐部を、演出信号を受け入れる表示部の数に対応して増設することで、表示部の数の増加に対応して演出制御部の出力コネクタを増やす必要がなくなり、装置改良時に、演出制御部を含む基板を取り換えるなどのコストアップを抑制できる。
本発明に係る分岐装置100について図1(A)及び(B)を参照して説明する。
この分岐装置100は、演出制御部1からの演出信号を受け入れて表示部2に出力する分岐部3を有するものであって、該分岐部3は、表示部2及び/又は下流側に位置する他の分岐部3に分配するスイッチング機能を有する。
この分岐装置100は、演出制御部1からの演出信号を受け入れて表示部2に出力する分岐部3を有するものであって、該分岐部3は、表示部2及び/又は下流側に位置する他の分岐部3に分配するスイッチング機能を有する。
具体的には、図1(A)に示される分岐装置100では、2つの表示部2(2A,2B)がある場合に、演出制御部1の出力コネクタ4からの演出信号を1つの分岐部3を介して各表示部2に分岐する。
また、図1(B)に示される分岐装置100では、3つ以上の表示部2(2A,2B・・)がある場合に、表示部2の数に応じた分岐部3(3A,3B・・)を直列に配置する。
この状態で、最初の第1分岐部3(3A)を介して、演出制御部1の出力コネクタ4からの演出信号を、第1表示部2(2A)と第2分岐部3(3B)に分岐する。
その後、第2分岐部3(3B)にて、第1分岐部3(3A)を経由した演出制御部1からの演出信号を、第2表示部2(2B)と下流の第3表示部(図示略)に分岐する。
また、図1(B)に示される分岐装置100では、3つ以上の表示部2(2A,2B・・)がある場合に、表示部2の数に応じた分岐部3(3A,3B・・)を直列に配置する。
この状態で、最初の第1分岐部3(3A)を介して、演出制御部1の出力コネクタ4からの演出信号を、第1表示部2(2A)と第2分岐部3(3B)に分岐する。
その後、第2分岐部3(3B)にて、第1分岐部3(3A)を経由した演出制御部1からの演出信号を、第2表示部2(2B)と下流の第3表示部(図示略)に分岐する。
なお、本例では、2つの表示部2(2A,2B)がある場合(図1(A)参照)、及び3つ以上の表示部2(2A,2B・・)がある場合(図1(B)参照)について説明したが、多数の表示部2がある場合には、表示部2の数に応じた分岐部3を連続かつ直列接続すると良い。
そして、以上のような構成の分岐装置100では、演出制御部1からの演出信号を受け入れて表示部2に出力する分岐部3を有し、該分岐部3に、表示部2及び/又は下流側に位置する他の分岐部3に分配するスイッチング機能を設けるようにした。
これにより、本発明の分岐装置100では、分岐部3を、演出信号を受け入れる表示部2の数に対応して増設することで、表示部2の数の増加に対応して演出制御部1の出力コネクタ4を増やす必要がなくなる。
その結果として、装置改良時等に、演出制御部1を含むメイン基板を取り換えるなどのコストアップを抑制することが可能となる。
これにより、本発明の分岐装置100では、分岐部3を、演出信号を受け入れる表示部2の数に対応して増設することで、表示部2の数の増加に対応して演出制御部1の出力コネクタ4を増やす必要がなくなる。
その結果として、装置改良時等に、演出制御部1を含むメイン基板を取り換えるなどのコストアップを抑制することが可能となる。
また、本発明の分岐装置100では、1つ又は複数の分岐部3を経由して、演出制御部1からの演出信号を各表示部2に分岐させる構成であるので、各表示部2から演出制御部1にそれぞれ直接的に至るケーブル配線が不要となり、この点においても構成の簡素化ができ、コストアップを抑制することが可能となる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について、図2〜図5を参照して説明する。
図2は、第1実施形態に係る通信装置101であって、演出信号を出力する演出制御部11と、演出制御部11からの演出信号を受け入れて表示部12に出力する分岐部13とを有する。なお、この通信装置101は、パチンコ型スロットマシン等の遊戯機にて使用可能である。
本発明の第1実施形態について、図2〜図5を参照して説明する。
図2は、第1実施形態に係る通信装置101であって、演出信号を出力する演出制御部11と、演出制御部11からの演出信号を受け入れて表示部12に出力する分岐部13とを有する。なお、この通信装置101は、パチンコ型スロットマシン等の遊戯機にて使用可能である。
演出制御部11は、表示部12にて演出させるための演出信号(映像信号及び音声信号)を出力するための出力コネクタ14を1つ実装している。
また、この演出制御部11では、起動時または接続変更時に表示部12及び分岐部13の接続構成を収集し、アドレスの割当を行う。そして、各表示部12や、スピーカ15に接続される音声変換部16(後述する)に対し、アドレス情報を付加したマイクロパケット形式の信号を出力する。
また、この演出制御部11では、起動時または接続変更時に表示部12及び分岐部13の接続構成を収集し、アドレスの割当を行う。そして、各表示部12や、スピーカ15に接続される音声変換部16(後述する)に対し、アドレス情報を付加したマイクロパケット形式の信号を出力する。
表示部12は、映像をLCD等に表示する機能を有するとともに、演出信号から音声信号を分離する機能も有する。
分岐部13は、1つの入力コネクタ17と2つ以上の出力コネクタ18(後述する)を持ち、前段から入力されたマイクロパケットのアドレス情報と後段に接続された表示部12のアドレス情報を照合し、合致するものを各コネクタ18に出力する。
分岐部13は、1つの入力コネクタ17と2つ以上の出力コネクタ18(後述する)を持ち、前段から入力されたマイクロパケットのアドレス情報と後段に接続された表示部12のアドレス情報を照合し、合致するものを各コネクタ18に出力する。
演出制御部11から出力される演出信号としては、表示部12に画像/映像を表示するための映像信号G、及びスピーカ15から音声を出力するための音声信号Sがある。
なお、図2において、映像信号Gと音声信号Sとを含有した演出信号を「黒矢印」で示し、映像信号Gのみの演出信号を「白抜き矢印」で示し、音声信号Sのみの演出信号を「斜線矢印」で示す。
なお、図2において、映像信号Gと音声信号Sとを含有した演出信号を「黒矢印」で示し、映像信号Gのみの演出信号を「白抜き矢印」で示し、音声信号Sのみの演出信号を「斜線矢印」で示す。
上述したように、演出制御部11には演出信号を出力させるための出力コネクタ14が設けられており、分岐部13には演出信号を受け入れるための入力コネクタ17が設けられている。
これら出力コネクタ14と入力コネクタ17との間はケーブルCにより接続されている。
これら出力コネクタ14と入力コネクタ17との間はケーブルCにより接続されている。
また、分岐部13の出力側には少なくとも2つの出力コネクタ18が設けられている。これら出力コネクタ18は、ケーブルCを介して、他の分岐部13の入力コネクタ17又は表示部12の入力コネクタ19に接続されている。
図2に示されるように、本例では3つ以上の表示部12(12A,12B,12C)があり、これに対応して3つの分岐部13(13A,13B,13C)が直列配置されている場合を示している。
これにより、第1分岐部13(13A)では、演出制御部11からの演出信号を、第1表示部12(12A)と第2分岐部13(13B)に分岐する。
その後、第2分岐部13(13B)にて、第1分岐部13(13A)を経由した演出制御部11からの演出信号を、第2表示部12(12B)と第3分岐部13(13C)に分岐する。
その後、第3分岐部13(13C)にて、第2分岐部13(13B)を経由した演出制御部11からの演出信号を、第3表示部12(12C)と次の分岐部(図示略)に分岐する。このとき、第3分岐部13(13C)の出力コネクタ13には、分岐部ではなく、第4表示部を接続しても良い。
これにより、第1分岐部13(13A)では、演出制御部11からの演出信号を、第1表示部12(12A)と第2分岐部13(13B)に分岐する。
その後、第2分岐部13(13B)にて、第1分岐部13(13A)を経由した演出制御部11からの演出信号を、第2表示部12(12B)と第3分岐部13(13C)に分岐する。
その後、第3分岐部13(13C)にて、第2分岐部13(13B)を経由した演出制御部11からの演出信号を、第3表示部12(12C)と次の分岐部(図示略)に分岐する。このとき、第3分岐部13(13C)の出力コネクタ13には、分岐部ではなく、第4表示部を接続しても良い。
なお、本例では、3つの表示部12(12A,12B,12C)と分岐部13(13A,13B,13C)がある場合について図示したが、表示部12が4つ以上ある場合には、さらに下流側に分岐部13を連続して直列接続する。
また、本例の第2表示部12(12B)にはさらに音声用の出力コネクタ20があり、この出力コネクタ20を介してスピーカ15が接続されている。
その際、第2表示部12(12B)の出力コネクタ20とスピーカ15との間には、演出信号を音声に変換する音声変換部16を駆動回路として設けるようにする。なお、図2において、符号21、22は音声変換部16の入力コネクタ、出力コネクタをそれぞれ示している。
なお、この音声変換部16では、デジタル形式の音声信号をアナログ信号に変換すると共に、スピーカ15を駆動する増幅機能を有する。
また、本例の第2表示部12(12B)にはさらに音声用の出力コネクタ20があり、この出力コネクタ20を介してスピーカ15が接続されている。
その際、第2表示部12(12B)の出力コネクタ20とスピーカ15との間には、演出信号を音声に変換する音声変換部16を駆動回路として設けるようにする。なお、図2において、符号21、22は音声変換部16の入力コネクタ、出力コネクタをそれぞれ示している。
なお、この音声変換部16では、デジタル形式の音声信号をアナログ信号に変換すると共に、スピーカ15を駆動する増幅機能を有する。
次に、本実施形態に適用されて演出制御部11、表示部12及び分岐部13を互いに接続するケーブルCについて説明する。
このケーブルCは、図3に示されるように、GND層30上に連続するように絶縁層31が積層され、かつこの絶縁層31上に、複数の線状導体32が一定の間隔をおいて配置されたFFC(フレキシブルフラットケーブル)により構成されている。また、このケーブルCの上面には、不正防止のために、線状導体32を目視確認できるような透明な被覆膜33、又は線状導体32の形状が分かるように、凹凸状(線状導体32の存在個所ではその輪郭に沿って凸状に変形し、存在個所以外では相対的に凹状に変形している)に塑性変形可能な不透明な材料からなる被覆膜33が積層されている。すなわち、内部の線状導体32に分岐線等が接続されて、制御部11へ外部から不正な信号を供給される余地がない旨を外部から目視確認することができるように配慮されている。なお前記凹凸状に変形することができる材料として、例えば極めて薄い合成樹脂、あるいは、前記線状導体32に対して電気的に絶縁された金属箔等を用いることができる。なお、GND層30、絶縁層31、被覆膜33をシート状に形成し、これらを粘着剤層(接着剤層)を介して互いに積層し、膜と膜との間に前記線状導体32を挟む構造を採用しても良い。
このケーブルCは、図3に示されるように、GND層30上に連続するように絶縁層31が積層され、かつこの絶縁層31上に、複数の線状導体32が一定の間隔をおいて配置されたFFC(フレキシブルフラットケーブル)により構成されている。また、このケーブルCの上面には、不正防止のために、線状導体32を目視確認できるような透明な被覆膜33、又は線状導体32の形状が分かるように、凹凸状(線状導体32の存在個所ではその輪郭に沿って凸状に変形し、存在個所以外では相対的に凹状に変形している)に塑性変形可能な不透明な材料からなる被覆膜33が積層されている。すなわち、内部の線状導体32に分岐線等が接続されて、制御部11へ外部から不正な信号を供給される余地がない旨を外部から目視確認することができるように配慮されている。なお前記凹凸状に変形することができる材料として、例えば極めて薄い合成樹脂、あるいは、前記線状導体32に対して電気的に絶縁された金属箔等を用いることができる。なお、GND層30、絶縁層31、被覆膜33をシート状に形成し、これらを粘着剤層(接着剤層)を介して互いに積層し、膜と膜との間に前記線状導体32を挟む構造を採用しても良い。
また、ケーブルC内の線状導体32において、外側と中央部にはGND、電源又は低速信号を送る低速ラインL1が設けられ、これらラインL1の間には、映像信号及び音声信号を高速で送る一対の差動ペアL2が2組設けられている。
そして、このケーブルCでは、差動ペアL2間に1本あるいは2本以上のGND・電源・低速信号等の直流や低周波の交流を送る低速ラインL1のいずれかを配置することにより、矢印(イ)で示すような、ペア間の相互干渉(クロストーク)を軽減し伝送品質を向上させると共に伝送距離を長くすることができる。
すなわち、データ伝送線となる差動ペアL2に設置された低速ラインL1を、シールド用導体として機能させることができる。
そして、このケーブルCでは、差動ペアL2間に1本あるいは2本以上のGND・電源・低速信号等の直流や低周波の交流を送る低速ラインL1のいずれかを配置することにより、矢印(イ)で示すような、ペア間の相互干渉(クロストーク)を軽減し伝送品質を向上させると共に伝送距離を長くすることができる。
すなわち、データ伝送線となる差動ペアL2に設置された低速ラインL1を、シールド用導体として機能させることができる。
そして、このケーブルCでは、差動ペアL2を通じて映像信号と音声信号を分岐部13に伝送し、その分岐部13から別の表示部12や分岐部13、音声変換部16に信号を伝送していくという接続方法(ディジーチェーン接続)を用いている。この方式としてディスプレイポート(DisplayPort)規格のマルチストリーミング機能を使用する。なお、本例では、ケーブルCにFFC(フレキシブルフラットケーブル)を使用したが、FFCに代えてFPC(フレキシブルプリンテッドサーキット)を使用しても良い。
なお、図3に示されるケーブルCでは、8つの端子に対応した8本の線状導体32を設け、その中の4本の差動ペアL2を通じて演出信号(映像信号、音声信号)にディスプレイポートに供給するようにした。
しかし、これに限定されずに、図4に示すように、21本の線状導体32を設け、その中の10本の差動ペアL2(端子番号2,3,6,7,10,11,14,15,17,18)を通じて演出信号(映像信号、音声信号)にディスプレイポートに供給するようにしても良い。
また、上記端子番号以外の端子は低速ラインL1となるものであるが、その低速ラインLについても、図5で示されるような各種用途の信号が供給可能である。
また、本例では、GND層30の上面に線状導体32を配置したが、これに限定されず、GND層30の両面に線状導体32を配置して、より多数の演出信号を配信しても良い。
しかし、これに限定されずに、図4に示すように、21本の線状導体32を設け、その中の10本の差動ペアL2(端子番号2,3,6,7,10,11,14,15,17,18)を通じて演出信号(映像信号、音声信号)にディスプレイポートに供給するようにしても良い。
また、上記端子番号以外の端子は低速ラインL1となるものであるが、その低速ラインLについても、図5で示されるような各種用途の信号が供給可能である。
また、本例では、GND層30の上面に線状導体32を配置したが、これに限定されず、GND層30の両面に線状導体32を配置して、より多数の演出信号を配信しても良い。
そして、以上のように構成された通信装置101では、演出制御部11からの演出信号を受け入れて表示部12に出力する分岐部13を有し、該分岐部13に、表示部12及び/又は下流側に位置する他の分岐部13に分配するスイッチング機能を設けるようにした。
これにより、本実施形態の通信装置101では、分岐部13を、演出信号を受け入れる表示部12の数に対応して増設することで、表示部12の数の増加に対応して演出制御部11の出力コネクタを増やす必要がなくなり、装置改良時に、演出制御部11を含むメイン基板を取り換えるなどのコストアップを抑制することが可能となる。
すなわち、本実施形態の通信装置101では、表示部12の台数に関わりなく、演出制御部11に実装されるコネクタの数が1つで済むため、全体のケーブルの本数を減らすこともでき、コスト及びスペース面での改善が見込める。また、表示部12の構成に変更があったとしても演出制御部11の設計には変更が無いため、演出制御部11の共通化が容易になり、開発費用の削減や生産効率化が見込める。
これにより、本実施形態の通信装置101では、分岐部13を、演出信号を受け入れる表示部12の数に対応して増設することで、表示部12の数の増加に対応して演出制御部11の出力コネクタを増やす必要がなくなり、装置改良時に、演出制御部11を含むメイン基板を取り換えるなどのコストアップを抑制することが可能となる。
すなわち、本実施形態の通信装置101では、表示部12の台数に関わりなく、演出制御部11に実装されるコネクタの数が1つで済むため、全体のケーブルの本数を減らすこともでき、コスト及びスペース面での改善が見込める。また、表示部12の構成に変更があったとしても演出制御部11の設計には変更が無いため、演出制御部11の共通化が容易になり、開発費用の削減や生産効率化が見込める。
また、本実施形態の通信装置101では、1つ又は複数の分岐部13を経由して、演出制御部11からの演出信号を各表示部12に分岐させる構成であるので、各表示部12から演出制御部11にそれぞれ直接的に至る長いケーブル配線が不要となり、この点においても構成の簡素化ができ、コストアップを抑制することが可能となる。
また、本実施形態の通信装置101では、ケーブル配線の短縮化が可能となるので、FFC(フレキシブルフラットケーブル)、FPC(フレキシブルプリンテッドサーキット)を使用した場合に発生し易い外来ノイズの影響による画面の乱れや、音声が途切れを最小限に抑えることができるとの効果も奏される。
さらに、本実施形態の通信装置101が適用される遊技機内の装置内配線において、ディスプレイポート(DisplayPort)規格などの高周波信号の伝送を安価に行うことができる。また、伝送品質の向上によって、波形整形・延長用のバッファIC等の回路を削減できるとの効果も奏される。
また、本実施形態の通信装置101では、ケーブル配線の短縮化が可能となるので、FFC(フレキシブルフラットケーブル)、FPC(フレキシブルプリンテッドサーキット)を使用した場合に発生し易い外来ノイズの影響による画面の乱れや、音声が途切れを最小限に抑えることができるとの効果も奏される。
さらに、本実施形態の通信装置101が適用される遊技機内の装置内配線において、ディスプレイポート(DisplayPort)規格などの高周波信号の伝送を安価に行うことができる。また、伝送品質の向上によって、波形整形・延長用のバッファIC等の回路を削減できるとの効果も奏される。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について、図6を参照して説明する。
図6に示される通信装置102が、第1実施形態に係る通信装置101と構成を異にするのは、分岐部13(13D〜13F)と表示部12(12D〜12G)の配置にある。
本発明の第2実施形態について、図6を参照して説明する。
図6に示される通信装置102が、第1実施形態に係る通信装置101と構成を異にするのは、分岐部13(13D〜13F)と表示部12(12D〜12G)の配置にある。
第1実施形態に係る通信装置101では分岐部13が直列に配置されているが、第2実施形態に係る通信装置102では、分岐器13がトーナメント状に配置される。
具体的には、第1分岐部13(13D)では、演出制御部1からの演出信号を、第2分岐部13(13E)と第3分岐部13(13F)に分岐する。
その後、第2分岐部13(13E)にて、第1分岐部13(13D)を経由した演出制御部11からの演出信号を、第1表示部12(12D)と第2表示部12(12E)に分岐する。
一方、第3分岐部13(13F)にて、第1分岐部13(13D)を経由した演出制御部11からの演出信号を、第3表示部12(12F)と第4表示部12(12G)に分岐する。
具体的には、第1分岐部13(13D)では、演出制御部1からの演出信号を、第2分岐部13(13E)と第3分岐部13(13F)に分岐する。
その後、第2分岐部13(13E)にて、第1分岐部13(13D)を経由した演出制御部11からの演出信号を、第1表示部12(12D)と第2表示部12(12E)に分岐する。
一方、第3分岐部13(13F)にて、第1分岐部13(13D)を経由した演出制御部11からの演出信号を、第3表示部12(12F)と第4表示部12(12G)に分岐する。
なお、第2実施形態では、4つの表示部12(12D〜12G)がある場合の例を説明したが、5つの表示部12がある場合には、第2分岐部13(13E)及び/又は第3分岐部13(13F)の出力コネクタ18にて表示部12ではなく、さらにトーナメント状に分岐部13を接続して、表示部12の接続箇所を増加させるようにする。
そして、以上のように構成された通信装置102では、演出制御部11からの演出信号を受け入れて表示部12に出力する分岐部13を有し、該分岐部13に、表示部12及び/又は下流側に位置する他の分岐部13に分配するスイッチング機能を設けるようにした。
これにより、本実施形態の通信装置102では、分岐部13を、演出信号を受け入れる表示部12の数に対応してトーナメント状に増設することで、表示部12の数の増加に対応して演出制御部11の出力コネクタを増やす必要がなくなり、装置改良時に、演出制御部11を含むメイン基板を取り換えるなどのコストアップを抑制することが可能となる。
また、本実施形態の通信装置101では、演出制御部11に近いケーブル程データ量が多くなるが、トーナメント形式の接続にすることで、2段目でデータ量が半分になり、ディジーチェーン接続よりもケーブルCを通過するデータ量を分散することができる。これにより、上記通信装置101では通信速度を落とすことができ、ノイズの影響を受け難くなったり、長距離の伝送が可能になるといった効果が期待できる。
これにより、本実施形態の通信装置102では、分岐部13を、演出信号を受け入れる表示部12の数に対応してトーナメント状に増設することで、表示部12の数の増加に対応して演出制御部11の出力コネクタを増やす必要がなくなり、装置改良時に、演出制御部11を含むメイン基板を取り換えるなどのコストアップを抑制することが可能となる。
また、本実施形態の通信装置101では、演出制御部11に近いケーブル程データ量が多くなるが、トーナメント形式の接続にすることで、2段目でデータ量が半分になり、ディジーチェーン接続よりもケーブルCを通過するデータ量を分散することができる。これにより、上記通信装置101では通信速度を落とすことができ、ノイズの影響を受け難くなったり、長距離の伝送が可能になるといった効果が期待できる。
(変形実施例)
なお、上記実施形態では、演出制御部11、表示部12、分岐部13、音声変換部16を個別の構成としているが、これらのいずれかまたは全てを一体としても良い。
また、上記実施形態では、演出信号に音声信号を含み、音声をスピーカ15から出力させるようにしているが、この音声出力は必須ではなく、適宜省略しても良い。
また、上記実施形態に示される表示部12及び分岐部13は、ディスプレイポート(DisplayPort)規格からLVDS等へ映像信号を変換する機能を備えていても良い。
なお、上記実施形態では、演出制御部11、表示部12、分岐部13、音声変換部16を個別の構成としているが、これらのいずれかまたは全てを一体としても良い。
また、上記実施形態では、演出信号に音声信号を含み、音声をスピーカ15から出力させるようにしているが、この音声出力は必須ではなく、適宜省略しても良い。
また、上記実施形態に示される表示部12及び分岐部13は、ディスプレイポート(DisplayPort)規格からLVDS等へ映像信号を変換する機能を備えていても良い。
また、上記実施形態での伝送方式は、マイクロパケット形式であれば、ディスプレイポート(DisplayPort)規格でなくても良い。
また、上記実施形態では、演出信号として映像信号、音声信号を例示したが、映像及び音声以外の信号を同時に伝送しても良い。
また、上記実施形態では、演出信号として映像信号、音声信号を例示したが、映像及び音声以外の信号を同時に伝送しても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、パチンコ型スロットマシン等に適用される分岐装置、通信装置、遊技機及び分岐方法に関する。
1 演出制御部
2(2A,2B) 表示部
3(3A,3B) 分岐部
11 演出制御部
12(12A〜12G) 表示部
13(13A〜13F) 分岐部
30 GND層
31 絶縁層
32 線状導体
33 被覆膜
100 分岐装置
101 通信装置
102 通信装置
C ケーブル
2(2A,2B) 表示部
3(3A,3B) 分岐部
11 演出制御部
12(12A〜12G) 表示部
13(13A〜13F) 分岐部
30 GND層
31 絶縁層
32 線状導体
33 被覆膜
100 分岐装置
101 通信装置
102 通信装置
C ケーブル
Claims (15)
- 演出制御部からの演出信号を受け入れて表示部に出力する分岐部を有し、
該分岐部は、前記表示部及び/又は下流側に位置する他の分岐部に該演出信号を分配するスイッチング機能を有することを特徴とする分岐装置。 - 表示部にて演出させるための演出信号を出力する演出制御部と、
この演出制御部から入力された演出信号を分岐する一の分岐部と、を備え、
この一の分岐部は、前記演出制御部からの演出信号を受け入れて、前記表示部及び/又は下流側に位置する他の分岐部に分配することを特徴とする通信装置。 - 前記分岐部は、前記演出信号を受け入れる表示部の数に対応して直列状又はトーナメント状に増設されることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
- 前記分岐部は、前記演出制御部からの演出信号を少なくとも2箇所に分配する出力コネクタを有することを特徴とする請求項2又は3のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記演出制御部、分岐部及び表示部との間は、連続する面に一列に並べられた複数の線状導体を有するケーブルにより接続されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載に記載の通信装置。
- 前記線状導体は、複数対のデータ伝送線と、各対の間に配置されたシールド用導体とを有することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
- 前記線状導体は、偏平な横断面形状を有することを特徴とする請求項5又は6のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記ケーブルは、前記線状導体を覆いかつ前記各線状導体を絶縁させる被覆膜がさらに設けられることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記被覆膜は、前記線状導体の少なくとも一方に配置されたシート状の絶縁体であることを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
- 前記被覆膜は、前記線状導体の両側に設けられ、少なくとも一方の側で前記線状導体の存在個所では凸状に、存在個所以外では相対的に凹状に変形していることを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
- 前記被覆膜は、前記線状導体の両側に設けられ、少なくとも一方の側は透明または半透明の材料により構成されたことを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
- 前記演出信号は、前記表示部に画像/映像を表示するための映像信号とともに、音を出するための音声信号を有することを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の通信装置。
- 請求項2〜12のいずれか1項に記載の通信装置と、該通信装置により伝送される信号を表示する表示部とを有する遊技機。
- 前記遊技機は、パチンコまたはパチンコ型スロットマシンである請求項13に記載の遊戯機。
- 演出制御部からの演出信号を受け入れて表示部に出力するとともに、下流側に他の分岐部が存在する場合に、前記表示部とともに下流側に位置する他の分岐部にも前記演出信号を分配することを特徴とする分岐方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017055819A JP2018157897A (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | 分岐装置、通信装置、遊技機及び分岐方法 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018157897A true JP2018157897A (ja) | 2018-10-11 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003135776A (ja) * | 2002-09-13 | 2003-05-13 | Sanyo Product Co Ltd | パチンコ遊技機 |
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JP2004200135A (ja) * | 2002-10-23 | 2004-07-15 | Sony Corp | データ伝送用ケーブル |
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JP2012143317A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
-
2017
- 2017-03-22 JP JP2017055819A patent/JP2018157897A/ja active Pending
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