JP2011191416A - 画像形成装置、画像形成システム及び画像濃度調整方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】測定位置を増加させて、より精度の高い濃度バランスの調整を行う。
【解決手段】制御部10は、複数の用紙に対して帯状パターンを画像形成部40に形成させるとともに、測定間隔を帯状パターンを形成する用紙の枚数で除して得られた間隔ずつ形成開始位置を主走査方向にずらしてそれぞれの用紙に対して帯状パターンを画像形成部40に形成させる。そして、制御部10は、用紙上にそれぞれ形成された帯状パターンにおける複数の位置のそれぞれの濃度を示す複数の濃度情報を用紙単位で収集する。そして、制御部10は、収集した複数の濃度情報のそれぞれを用紙上の主走査方向における位置に対応させたデータを生成する。そして、制御部10は、生成したデータに基づいて画像データの主走査方向における濃度ムラを補正する。
【選択図】図2
【解決手段】制御部10は、複数の用紙に対して帯状パターンを画像形成部40に形成させるとともに、測定間隔を帯状パターンを形成する用紙の枚数で除して得られた間隔ずつ形成開始位置を主走査方向にずらしてそれぞれの用紙に対して帯状パターンを画像形成部40に形成させる。そして、制御部10は、用紙上にそれぞれ形成された帯状パターンにおける複数の位置のそれぞれの濃度を示す複数の濃度情報を用紙単位で収集する。そして、制御部10は、収集した複数の濃度情報のそれぞれを用紙上の主走査方向における位置に対応させたデータを生成する。そして、制御部10は、生成したデータに基づいて画像データの主走査方向における濃度ムラを補正する。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置、画像形成システム及び画像濃度調整方法に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置では、感光体を帯電する帯電器の歪みや汚れ、潜像の施された感光体とトナー等の現像剤による現像を行うための現像ローラとの距離偏差、あるいは、現像ローラによって搬送される現像剤の搬送量のムラ等、様々な要因によって主走査方向に濃度ムラが生じている。
そして、上述した問題を解決するべく、従来の画像形成装置では、良好な階調性を有する画像を出力するため、様々な形態のパッチを出力し、このパッチの濃度を測定して得られた値に基づいて階調の補正を行うものが知られている(例えば、特許文献1、2)。
ここで、出力されたパッチの測定方法としては、所定の測定開始地点から測定を開始し、主走査方向に予め定められた測定間隔毎に濃度測定を行うものが知られている。そして、このようにして得られた濃度プロファイルから測定位置に応じた階調の補正量を算出し、その後の画像出力時において、算出された補正量で補正した画像データを出力して、主走査方向における濃度ムラを改善するようにしている。
ここで、出力されたパッチの測定方法としては、所定の測定開始地点から測定を開始し、主走査方向に予め定められた測定間隔毎に濃度測定を行うものが知られている。そして、このようにして得られた濃度プロファイルから測定位置に応じた階調の補正量を算出し、その後の画像出力時において、算出された補正量で補正した画像データを出力して、主走査方向における濃度ムラを改善するようにしている。
しかしながら、測定位置を増加させて補正の精度を向上させようとしても、上記各特許文献に記載された何れの画像形成装置においても、予め定められた測定間隔よりも細かい測定を行うことができないので、より精度の高い階調の補正を行うことができない。
本発明の課題は、測定位置を増加させて、より精度の高い濃度バランスの調整を行うことができる画像形成装置、画像形成システム及び画像濃度調整方法を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、用紙上の主走査方向に延びた所定長さの帯状パターンの形成開始位置に対応した測定開始位置から所定の測定間隔毎に帯状パターンの濃度の測定を行わせるためのテストパターンを用紙上に形成する画像形成装置において、
前記帯状パターンを用紙上に形成する画像形成部と、
複数の用紙に対して前記帯状パターンを前記画像形成部に形成させるとともに、前記測定間隔を前記帯状パターンを形成する用紙の枚数で除して得られた間隔ずつ形成開始位置を主走査方向にずらしてそれぞれの用紙に対して帯状パターンを前記画像形成部に形成させ、前記用紙上にそれぞれ形成された帯状パターンにおける複数の位置のそれぞれの濃度を示す複数の濃度情報を用紙単位で収集し、該収集した複数の濃度情報のそれぞれを用紙上の主走査方向における位置に対応させたデータを生成し、該生成したデータに基づいて画像データの主走査方向における濃度ムラを補正する制御部と、
を備え、
前記画像形成部は、前記濃度ムラの補正後の画像データに基づいて用紙上に画像の形成を行うことを特徴とする。
前記帯状パターンを用紙上に形成する画像形成部と、
複数の用紙に対して前記帯状パターンを前記画像形成部に形成させるとともに、前記測定間隔を前記帯状パターンを形成する用紙の枚数で除して得られた間隔ずつ形成開始位置を主走査方向にずらしてそれぞれの用紙に対して帯状パターンを前記画像形成部に形成させ、前記用紙上にそれぞれ形成された帯状パターンにおける複数の位置のそれぞれの濃度を示す複数の濃度情報を用紙単位で収集し、該収集した複数の濃度情報のそれぞれを用紙上の主走査方向における位置に対応させたデータを生成し、該生成したデータに基づいて画像データの主走査方向における濃度ムラを補正する制御部と、
を備え、
前記画像形成部は、前記濃度ムラの補正後の画像データに基づいて用紙上に画像の形成を行うことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、複数階調の帯状パターンを用紙上に形成させるとともに、前記複数の濃度情報の用紙単位での入力、前記データの生成及び前記濃度ムラの補正を複数階調のそれぞれについて行うことを特徴とする。
前記制御部は、複数階調の帯状パターンを用紙上に形成させるとともに、前記複数の濃度情報の用紙単位での入力、前記データの生成及び前記濃度ムラの補正を複数階調のそれぞれについて行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、画像形成システムにおいて、
主走査方向に延びた所定長さの帯状パターンを用紙上に形成する画像形成部と、画像形成に関する制御を行う制御部と、を有する画像形成装置と、
前記画像形成部によって前記帯状パターンが形成された用紙を受け付け、該用紙上に形成された帯状パターンの形成開始位置に対応した測定開始位置から所定の測定間隔毎に前記帯状パターンの濃度の測定し、該測定結果の出力を行う測色装置と、
を備え、
前記制御部は、複数の用紙に対して前記帯状パターンを前記画像形成部に形成させるとともに、前記測定間隔を前記帯状パターンを形成する用紙の枚数で除して得られた間隔ずつ形成開始位置を主走査方向にずらしてそれぞれの用紙に対して帯状パターンを前記画像形成部に形成させ、前記測色装置より出力された前記帯状パターンにおける複数の位置のそれぞれの濃度を示す複数の濃度情報を用紙単位で収集し、該収集した複数の濃度情報のそれぞれを用紙上の主走査方向における位置に対応させたデータを生成し、該生成したデータに基づいて画像データの主走査方向における濃度ムラを補正し、
前記画像形成部は、前記濃度ムラの補正後の画像データに基づいて用紙上に画像の形成を行うことを特徴とする。
主走査方向に延びた所定長さの帯状パターンを用紙上に形成する画像形成部と、画像形成に関する制御を行う制御部と、を有する画像形成装置と、
前記画像形成部によって前記帯状パターンが形成された用紙を受け付け、該用紙上に形成された帯状パターンの形成開始位置に対応した測定開始位置から所定の測定間隔毎に前記帯状パターンの濃度の測定し、該測定結果の出力を行う測色装置と、
を備え、
前記制御部は、複数の用紙に対して前記帯状パターンを前記画像形成部に形成させるとともに、前記測定間隔を前記帯状パターンを形成する用紙の枚数で除して得られた間隔ずつ形成開始位置を主走査方向にずらしてそれぞれの用紙に対して帯状パターンを前記画像形成部に形成させ、前記測色装置より出力された前記帯状パターンにおける複数の位置のそれぞれの濃度を示す複数の濃度情報を用紙単位で収集し、該収集した複数の濃度情報のそれぞれを用紙上の主走査方向における位置に対応させたデータを生成し、該生成したデータに基づいて画像データの主走査方向における濃度ムラを補正し、
前記画像形成部は、前記濃度ムラの補正後の画像データに基づいて用紙上に画像の形成を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成システムにおいて、
前記制御部は、用紙に対して、前記帯状パターンとともに、前記測定開始位置を特定するための識別情報を前記画像形成部に形成させ、
前記測色装置は、前記用紙上に形成された識別情報を読み取ったときに、該用紙上に形成された帯状パターンの測定開始位置を決定することを特徴とする。
前記制御部は、用紙に対して、前記帯状パターンとともに、前記測定開始位置を特定するための識別情報を前記画像形成部に形成させ、
前記測色装置は、前記用紙上に形成された識別情報を読み取ったときに、該用紙上に形成された帯状パターンの測定開始位置を決定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、画像濃度調整方法において、
主走査方向に延びた所定長さの帯状パターンを、該帯状パターンの形成開始位置を所定間隔ずつ主走査方向にずらして複数の用紙に対してそれぞれ形成する帯状パターン形成工程と、
前記用紙上に形成された帯状パターンの形成開始位置に対応した測定開始位置から所定の測定間隔毎に、前記複数の用紙上にそれぞれ形成された帯状パターンの濃度を測定する濃度測定工程と、
該測定した前記帯状パターンにおける複数の位置のそれぞれの濃度を示す複数の濃度情報を用紙単位で収集し、該収集した複数の濃度情報のそれぞれを用紙上の主走査方向における位置に対応させたデータを生成するデータ生成工程と、
該生成したデータに基づいて画像データの主走査方向における濃度ムラの補正を行う濃度ムラ補正工程と、
を含み、
前記帯状パターン形成工程において、前記測定間隔を前記帯状パターンを形成する用紙の枚数で除して得られた間隔ずつ形成開始位置を主走査方向にずらして前記複数の用紙に対して帯状パターンを形成することを特徴とする。
主走査方向に延びた所定長さの帯状パターンを、該帯状パターンの形成開始位置を所定間隔ずつ主走査方向にずらして複数の用紙に対してそれぞれ形成する帯状パターン形成工程と、
前記用紙上に形成された帯状パターンの形成開始位置に対応した測定開始位置から所定の測定間隔毎に、前記複数の用紙上にそれぞれ形成された帯状パターンの濃度を測定する濃度測定工程と、
該測定した前記帯状パターンにおける複数の位置のそれぞれの濃度を示す複数の濃度情報を用紙単位で収集し、該収集した複数の濃度情報のそれぞれを用紙上の主走査方向における位置に対応させたデータを生成するデータ生成工程と、
該生成したデータに基づいて画像データの主走査方向における濃度ムラの補正を行う濃度ムラ補正工程と、
を含み、
前記帯状パターン形成工程において、前記測定間隔を前記帯状パターンを形成する用紙の枚数で除して得られた間隔ずつ形成開始位置を主走査方向にずらして前記複数の用紙に対して帯状パターンを形成することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像濃度調整方法において、
前記帯状パターン形成工程において、用紙に対して、前記帯状パターンとともに、前記測定開始位置を特定するための識別情報を形成し、
前記濃度測定工程において、前記用紙上に形成された識別情報を読み取って、該用紙上に形成された帯状パターンの測定開始位置を決定することを特徴とする。
前記帯状パターン形成工程において、用紙に対して、前記帯状パターンとともに、前記測定開始位置を特定するための識別情報を形成し、
前記濃度測定工程において、前記用紙上に形成された識別情報を読み取って、該用紙上に形成された帯状パターンの測定開始位置を決定することを特徴とする。
本発明によれば、測定位置を増加させて、より精度の高い濃度バランスの調整を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
画像形成装置1は、例えば、図1に示すように、画像読取部30、画像形成部40、給紙部50及び画像濃度測定部60を備えて構成されている。
画像読取部30は、自動原稿給紙装置(ADF:Auto Document Feeder)と、プラテンガラスと、CCD(Charge Coupled Device)と、光源とを備えている。そして、画像読取部30は、光源からADFによって供給された原稿や所定の位置にセットされた原稿に対して照明走査した光の反射光をCCDにより結像して光電変換することにより、原稿の画像をR,G,B信号として読み取り、読み取ったアナログ画像信号をR,G,Bの画像データに変換して出力する。
出力された画像データは、所定の画像処理を経て、YMCKデータに変換されて画像形成部40に送られる。なお、本実施の形態では、画像形成部40は、後述する補正モードにおいて、階調補正用のテストパターンを出力するように構成されている。
画像形成部40は、複数組の画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kと、無終端状の中間転写ベルト407と、給紙された用紙を搬送する搬送部420と、用紙に転写されたトナー像を定着するための定着部413とを備えている。
イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成ユニット40Yは、像担持体としての感光体ドラム401Yと、現像器402Yと、感光体ドラム401Yの周囲に配置された帯電器403Yと、レーザ部404Yと、クリーナ405Yと、1次転写ローラ406Yとを備えている。
マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成ユニット40Mも同様に、感光体ドラム401Mと、現像器402Mと、帯電器403Mと、レーザ部404Mと、クリーナ405Mと、1次転写ローラ406Mとを備えている。
シアン(C)色の画像を形成する画像形成ユニット40Cも同様に、感光体ドラム401Cと、現像器402Cと、帯電器403Cと、レーザ部404Cと、クリーナ405Cと、1次転写ローラ406Cとを備えている。
黒(K)色の画像を形成する画像形成ユニット40Kも同様に、感光体ドラム401Kと、現像器402Kと、帯電器403Kと、レーザ部404Kと、クリーナ405Kと、1次転写ローラ406Kとを備えている。
ここで、画像形成部40における画像形成動作について説明する。まず、画像形成ユニット40Yにおいて、感光体ドラム401Yが回転し、その表面が帯電器403Yにより帯電され、レーザ部404Yから出力されるレーザ光源の露光によりその帯電部分にYデータの画像の潜像が形成される。そして、現像器402Yによりその潜像部分が現像されイエローのトナー像が形成される。そのトナー像は1次転写ローラ406Yの圧接により中間転写ベルト407に一次転写される。トナー像は、出力対象の画像データに対応するイエローの像となる。一次転写されなかったトナーは、クリーナ405Yにより除去される。
画像形成ユニット40M,40C,40Kについても同様に、マゼンタのトナー像、シアンのトナー像、黒のトナー像がそれぞれ形成及び転写される。画像形成部40は、ローラ408、2次転写ローラ410をさらに備えており、これらのローラ408及び2次転写ローラ410や、1次転写ベルト406Y,406M,406C,406Kの回転により、中間転写ベルト407が回動される。そして、中間転写ベルト407が回動されることにより、YMCKのトナー像が中間転写ベルト407上に順に重ねられて転写される。
給紙部50は、給紙トレイ500A,500B,500Cと、給紙トレイ500A〜500Cにセットされた用紙を搬送部420に搬送するための給紙ローラ501A,501B,501Cとを備えている。
そして、画像形成部40によって用紙に画像を形成するときには、給紙ローラ501A〜501Cの何れかの回動により給紙トレイ500A〜500Cの何れかから用紙が1枚ずつ搬送され、搬送部420におけるレジストローラ409の回転により2次転写ローラ410に搬送される。
そして、画像形成部40によって用紙に画像を形成するときには、給紙ローラ501A〜501Cの何れかの回動により給紙トレイ500A〜500Cの何れかから用紙が1枚ずつ搬送され、搬送部420におけるレジストローラ409の回転により2次転写ローラ410に搬送される。
2次転写ローラ410の圧接部を用紙が通過するときに、中間転写ベルト410上のYMCKのトナー像が用紙に二次転写される。YMCKのトナー像が転写された用紙は、定着部413を通過する。定着部413の加圧及び加熱により、YMCKのトナー像が用紙上に定着されてカラーのトナー像が形成される。画像形成された用紙は、排紙ローラ417により排出される。
両面に画像形成をする場合には、片面(表面)に画像形成された用紙が、搬送路切換板414により両面搬送ユニット415に送り込まれ、両面搬送ユニット415により面が反転される。そして、画像形成されていない面(裏面)に再び画像形成されるように、用紙がレジストローラ409により2次転写ローラ410に搬送され、画像形成される。両面に画像が形成され、トナーの定着が行われた用紙は、排紙ローラ417により、排紙トレイ419に搬送される。なお、本実施の形態においては、レジストローラ409、2次転写ローラ410、両面搬送ユニット415及び排紙ローラ417等によって用紙が搬送される流路を搬送部420と称する。
用紙への画像形成後、ベルトクリーニング412により、中間転写ベルト407上に残留したトナーが除去される。また、2次転写ローラ410に対して、図示しない電源からプラス極性の電流及びマイナス極性の電流を交互に切り換えて所定時間流すことにより、2次転写ローラ410に残留したトナーが中間転写ベルト407に再転写され、2次転写ローラ410のクリーニングが行われる。
また、定着部413を通過した用紙が、搬送路切換板414により排紙ローラ417方向に送り込まれると、搬送部420の上方に設けられた画像濃度測定部60によって用紙上に形成されたテストパターンの画像濃度を検出することができるように構成されている。
次に、画像形成装置1の制御系の構成について説明する。画像形成装置1は、図2に示すように、画像読取部30、画像形成部40、給紙部50及び画像濃度測定部60の他、制御部10、HDD(Hard Disk Drive)14、操作表示部20、通信部70及びインターフェース(I/F)80を備えている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13等により構成される。ROM13には、各種処理プログラムが記憶されており、CPU11は、ROM13に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM12に展開し、展開したプログラムに従って画像形成装置1の各部の動作を制御する。
例えば、制御部11は、画像読取部30や通信部70から画像データが入力されると、入力された画像データに各種画像処理を施して1ページ毎に画像形成部40に出力し、画像形成を行わせる。画像処理としては、例えば、画像読取部30から入力されたR,G,B画像データのY,M,C,K画像データへの変換処理、通信部70を介してホスト装置(図示しない)等から入力された画像データを所定のページ記述言語によって画像形成装置1で画像形成可能なデータ形式のY,M,C,Kの画像データに変換する処理等が挙げられる。
HDD14は、制御部11からの指示に従って、各種データを記憶する。例えば、HDD14は、補正モードにおいて出力するテストパターンの画像データや階調補正量を記憶するテーブル等を記憶する。
操作表示部20は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、タッチパネル、テンキー等を備えて構成される。このように構成された操作表示部20は、制御部10からの表示信号を受信してLCDに表示を行い、タッチパネルやテンキーから入力される操作信号を制御部10に出力する。
通信部70は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークNに接続された伝送媒体に接続可能なインターフェースである。通信部70は、例えばLANカード等の通信制御カードにより構成され、LANケーブルとの通信回線を介して通信ネットワークNに接続されたホスト装置等の外部の装置との間で各種データの送受信を行う。
I/F80は、例えば、USB(Universal Serial Bus)規格のインターフェースであって、所定のケーブルを介して周辺機器と接続される。本実施の形態では、用紙上に形成されたテストパターンの画像の濃度を測定する測色装置800と接続されている。本実施の形態では、画像形成装置1と測色装置800とを含んで画像形成システムを構成している。
次に、画像形成部40の制御系の構成について説明する。画像形成部40の画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kは、それぞれ同様の構成を有しているので、ここでは、画像形成ユニット40Yの構成について説明し、他の画像形成ユニットの説明については省略する。
画像形成ユニット40Yは、図3に示すように、帯電グリッド高圧電源403Yaを備えており、この帯電グリッド高圧電源403Yaは、帯電器403Yに接続されている。
帯電グリッド高圧電源403Yaは、帯電器403Yが感光体ドラム401Yに帯電するためのバイアス電圧を供給する電源であり、制御部10からの指令に従った電圧値を出力する。
また、レーザ部404Yは、光源としてのレーザダイオード(LD)404Yaと、パワーコントローラ404Ybとを備えており、パワーコントローラ404YbによりLD404Yaのエネルギーの調整が行われる。
なお、レーザダイオードに代えて他の光源を用いてもよく、例えば、LED(Light-Emitting Diode)が適用できる。
帯電グリッド高圧電源403Yaは、帯電器403Yが感光体ドラム401Yに帯電するためのバイアス電圧を供給する電源であり、制御部10からの指令に従った電圧値を出力する。
また、レーザ部404Yは、光源としてのレーザダイオード(LD)404Yaと、パワーコントローラ404Ybとを備えており、パワーコントローラ404YbによりLD404Yaのエネルギーの調整が行われる。
なお、レーザダイオードに代えて他の光源を用いてもよく、例えば、LED(Light-Emitting Diode)が適用できる。
次に、測色装置800の概観について、図4(a)を参照しながら説明する。
測色装置800は、図4(a)に示すように、測色装置本体801を備えており、その上面後方に用紙挿入口802と、前面下部に用紙排出口803とを有する。また、測色装置本体801の内部には、用紙挿入口802と用紙排出口803とに連通する用紙搬送通路804が設けられている。また、用紙搬送通路804の用紙排出口803の近傍の上方には、画像濃度測定部805が設けられている。
測色装置800は、図4(a)に示すように、測色装置本体801を備えており、その上面後方に用紙挿入口802と、前面下部に用紙排出口803とを有する。また、測色装置本体801の内部には、用紙挿入口802と用紙排出口803とに連通する用紙搬送通路804が設けられている。また、用紙搬送通路804の用紙排出口803の近傍の上方には、画像濃度測定部805が設けられている。
次に、画像濃度測定部805の構成について、図4(b)を参照しながら説明する。図4(b)は、画像濃度測定部805の平面視拡大図である。
画像濃度測定部805は、図4(b)に示すように、測定本体部805aと、測定本体部805aの水平方向Hへの移動を案内するガイド軸805bと、測定本体部805aをガイド軸805bに沿って移動させるための駆動モータ805cとを備えている。
画像濃度測定部805は、図4(b)に示すように、測定本体部805aと、測定本体部805aの水平方向Hへの移動を案内するガイド軸805bと、測定本体部805aをガイド軸805bに沿って移動させるための駆動モータ805cとを備えている。
次に、測定本体部805aについて、図4(c)を参照しながら説明する。図4(c)は、測定本体部805aの概略側面図である。
測定本体部805aは、LED805dが底面前方に設けられるとともに、LED805dから出力され、用紙Pによって反射された光Lを入光させるためのアパーチャ805eが底面中央に開設されている。また、測定本体部805aは、アパーチャ805eから入光した光Lを分光する分光器805fと、分光された光Lの光量を波長毎に測定する受光部805gとを備えている。
なお、LED805dに代えて他の光源を用いるようにしてもよい。
測定本体部805aは、LED805dが底面前方に設けられるとともに、LED805dから出力され、用紙Pによって反射された光Lを入光させるためのアパーチャ805eが底面中央に開設されている。また、測定本体部805aは、アパーチャ805eから入光した光Lを分光する分光器805fと、分光された光Lの光量を波長毎に測定する受光部805gとを備えている。
なお、LED805dに代えて他の光源を用いるようにしてもよい。
このように構成された測色装置800は、テストパターンが形成された用紙Pが用紙挿入口802より挿入されると、用紙搬送通路804によって搬送される。そして、用紙搬送通路804によって搬送された用紙Pが画像濃度測定部805の下方に到達すると、画像濃度測定部805によるテストパターンの画像濃度の測定が開始される。
画像濃度測定部805は、水平方向に往復移動しながら、用紙Pに形成されたテストパターンについて主走査方向に所定間隔毎の画像濃度の測定を行う。画像濃度測定部805における画像濃度の測定間隔は、アパーチャ805eの口径よりも大きい間隔に設定され、本実施の形態では、測定間隔はαmmに設定されている。用紙搬送通路804では、主走査方向における画像濃度の測定が完了するごとに、用紙Pの搬送が所定距離だけ行われる。
ここで、用紙P上に形成されるテストパターンは、例えば、図6〜図8に示すように、主走査方向に延びた帯状パターン1001が副走査方向に複数配列されてなしている。各帯状パターン1001は、主走査方向における濃度ムラを検出するため、画像形成部40により同一の階調にて出力されている。なお、本実施の形態では、画像の濃度測定に用いる用紙PとしてA3サイズの普通紙を用いているが、これに限定されず、測定に適した任意の用紙を用いることができる。
ここで、用紙P上に形成されるテストパターンは、例えば、図6〜図8に示すように、主走査方向に延びた帯状パターン1001が副走査方向に複数配列されてなしている。各帯状パターン1001は、主走査方向における濃度ムラを検出するため、画像形成部40により同一の階調にて出力されている。なお、本実施の形態では、画像の濃度測定に用いる用紙PとしてA3サイズの普通紙を用いているが、これに限定されず、測定に適した任意の用紙を用いることができる。
次に、本実施の形態における濃度バランスを調整する手順について、図5を参照しながら説明する。
制御部10は、操作表示部20における所定の操作が行われたことを検知し、補正モードに移行すると、図5に示すように、テストパターンの出力枚数を示すカウンタnの値を0にリセットする(ステップS201)。
制御部10は、操作表示部20における所定の操作が行われたことを検知し、補正モードに移行すると、図5に示すように、テストパターンの出力枚数を示すカウンタnの値を0にリセットする(ステップS201)。
そして、制御部10は、階調の入力値がそれぞれ異なる複数の帯状パターンをCMYKの各色について作成する(ステップS202)。すなわち、制御部10は、図6に示すように、階調の入力値が32であるシアン色の帯状パターン(C色入力値32の帯状パターン)1001Caと、階調の入力値が64であるシアン色の帯状パターン(C色入力値64の帯状パターン)1001Cbと、階調の入力値が96であるシアン色の帯状パターン(C色入力値96の帯状パターン)1001Ccと、階調の入力値が128であるシアン色の帯状パターン(C色入力値128の帯状パターン)1001Cdと、階調の入力値が160であるシアン色の帯状パターン(C色入力値160の帯状パターン)1001Ceと、階調の入力値が192であるシアン色の帯状パターン(C色入力値192の帯状パターン)1001Cfと、階調の入力値が224であるシアン色の帯状パターン(C色入力値224の帯状パターン)1001Cgと、階調の入力値が255であるシアン色の帯状パターン(C色入力値255の帯状パターン)1001Chとが、副走査方向に連続配置して用紙P上に形成されるよう、画像形成部40を制御する。また、制御部10は、シアン色の各階調の帯状パターンに続いて、マゼンタ色、イエロー色、黒色の各階調の帯状パターンが用紙P上に形成されるよう、画像形成部40を制御する。このとき、各帯状パターン1001は、図6に示すように、全体的に用紙Pの左端部に寄せられて形成される。
なお、これらの帯状パターン1001の長さは、主走査方向の画像形成可能幅をカバーできる長さとするのが好ましい。例えば、A3サイズの用紙に画像形成が可能な画像形成装置の場合には、約300mmの長さの帯状パターンがA3サイズの用紙上に形成されるのが好ましい。
また、図6中M1で示されるパターンは、複数の帯状パターン1001が形成されたテストパターンの先端部分であることを示すスタートパターンM1である。本実施の形態では、測色装置800の画像濃度測定部805がこのスタートパターンM1を読み取ることにより、副走査方向における帯状パターン1001の形成が開始されている位置を容易に特定することができる。
また、図6中M2で示されるパターンは、帯状パターン1001の主走査方向における濃度測定開始位置を特定するための識別情報としてのポスマーカーM2である。本実施の形態では、測色装置800の画像濃度測定部805がこのポスマーカーM2を読み取ることにより、主走査方向における帯状パターン1001の測定開始位置を容易に特定することができる。
本実施の形態では、スタートパターンM1やポスマーカーM2の形状や位置及び配置数等について予め規定し、正確な画像濃度測定を容易にしているが、任意に設定してもよい。また、これらのスタートパターンM1やポスマーカーM2を設けない構成としてもよい。
また、図6中M2で示されるパターンは、帯状パターン1001の主走査方向における濃度測定開始位置を特定するための識別情報としてのポスマーカーM2である。本実施の形態では、測色装置800の画像濃度測定部805がこのポスマーカーM2を読み取ることにより、主走査方向における帯状パターン1001の測定開始位置を容易に特定することができる。
本実施の形態では、スタートパターンM1やポスマーカーM2の形状や位置及び配置数等について予め規定し、正確な画像濃度測定を容易にしているが、任意に設定してもよい。また、これらのスタートパターンM1やポスマーカーM2を設けない構成としてもよい。
次に、制御部10は、テストパターンの出力枚数を示すカウンタnの値をインクリメントする(ステップS203)。
そして、制御部10は、カウンタnの値が規定枚数Nとなったか否かを判定する(ステップS204)。すなわち、制御部10は、予め定められた枚数(濃度バランス調整を行うために使用する用紙の枚数)のテストパターンが出力されたか否かを判定する。本実施の形態では、規定枚数を、例えば、3枚に設定している。
そして、制御部10は、カウンタnの値が規定枚数Nとなったか否かを判定する(ステップS204)。すなわち、制御部10は、予め定められた枚数(濃度バランス調整を行うために使用する用紙の枚数)のテストパターンが出力されたか否かを判定する。本実施の形態では、規定枚数を、例えば、3枚に設定している。
制御部10は、カウンタnの値が規定枚数Nとなったと判定したときは(ステップS204:Y)、ステップS206の処理を実行し、カウンタnの値が規定枚数Nとなったと判定しないときは(ステップS204:N)、ステップS205の処理を実行する。
制御部10は、ステップS205において、次に出力するテストパターンにおける帯状パターンの書き出し位置をβmm主走査方向にずらすように設定する(ステップS205)。書き出し位置のずらし距離βは、画像濃度測定部805の測定間隔αを濃度バランス調整を行うために使用する用紙の枚数Nで除して得た値である。
そして、制御部10は、再びステップS202を実行して、2枚目の用紙Pに帯状パターンを形成する。2枚目の用紙Pに形成される帯状パターンの書き出し位置は、図7に示すように、1枚目の帯状パターンの書き出し位置よりもβmm、すなわち、α/3mm主走査方向ずれている。
以上の要領で、制御部10は、3枚目の用紙Pにも帯状パターンを形成する。3枚目の用紙Pに形成される帯状パターンの書き出し位置は、図8に示すように、2枚目の帯状パターンの書き出し位置よりもβmm、すなわち、α/3mm主走査方向にずれている。
以上のようにして、3枚の用紙にそれぞれテストパターンを形成した後、測色装置800は、画像濃度測定部805によって、用紙毎の濃度プロファイルを測定し、その測定結果を画像濃度情報として画像形成装置1に送信する(ステップS206)。
具体的には、測色装置800は、図6を参照して説明すると、用紙Pが用紙搬送通路804によって搬送され、画像濃度測定部805によってスタートマークM1が読み取られてテストパターンのスタート位置が認識されると、画像濃度測定部805が、用紙P上に形成された複数のポスマーカーM2のうちの左側最上部の位置となるように、用紙Pを搬送するとともに、画像濃度測定部805を移動させる。そして、画像濃度測定部805が左側最上部のポスマーカーM2を読み取ると、測色装置800は、画像濃度測定部805をその位置から所定距離だけ主走査方向に離れた測定開始位置(aの位置)まで移動させる。その後、測色装置800は、画像濃度測定部805に、ポスマーカーM2に並べて主走査方向に配置された帯状パターン1001Ca上におけるaの位置の画像濃度の測定を行わせ、所定の測定間隔αずつ主走査方向に移動させながら、b〜rの地点についても画像濃度の測定を行わせる。ここで、図中a〜rは、ポスマーカーM2に対する関係での測定位置を表している。そして、画像濃度測定部805によって右側最上部のポスマーカーM2が読み取られると、測色装置800は、画像濃度測定部805を左側2段目のポスマーカーM2まで移動させ、その後、同様にして帯状パターン1001Cb上におけるa〜rの地点についての画像濃度の測定を行わせる。測色装置800は、このような動作を、用紙P上に形成された全ての帯状パターン1001Ca〜1001Ch,1001Ma〜1001Mh,1001Ya〜1001Yh,1001Ka〜1001Khについて行う。
そして、測色装置800は、2枚目及び3枚目の用紙Pについても同様にして測定を行う。ここで、2枚目及び3枚目の用紙Pは、それぞれ、帯状パターン1001の形成位置が1枚目の用紙Pに形成された帯状パターン1001よりも、それぞれ、α/3mm、2α/3mmずつ主走査方向にずれて形成されている。そのため、ポスマーカーM2に対する測定位置a〜rの関係については何れの用紙Pについても同一であるが、用紙Pに対する測定位置a〜rについては、各用紙とも異なっている。なお、図6〜図8において、用紙Pに対する測定位置の位置関係を表すため、1枚目の用紙Pについては、図6に示すように、a〜rについて、それぞれa−1〜r−1と表し、2枚目の用紙Pについては、図7に示すように、a〜rについて、それぞれa−2〜r−2と表し、3枚目の用紙Pについては、図8に示すように、a〜rについて、それぞれa−3〜r−3と表している。
そして、測色装置800は、図9(a)〜(c)に示すような、用紙毎の帯状パターン1001の各測定位置a〜rにおける画像濃度の測定値が得られる。なお、図9(a)〜(c)に示される濃度測定値は、黒色のものを示しているが、他の色についても同様に濃度測定値が取得される。
測色装置800は、上述のようにして測定した、帯状パターン1001の各測定位置a〜rにおける濃度測定値を示す画像濃度情報を用紙単位で画像形成装置1に送信する。
次に、画像形成装置1の制御部10は、測色装置800から送信された画像濃度情報に基づいて、用紙毎の濃度プロファイル、すなわち、帯状パターン1001の各測定位置a〜rにおける濃度測定値を1つのテーブル上に展開するインターリーブを行う(ステップS207)。具体的には、制御部10は、用紙毎の帯状パターン1001の各測定位置a〜rにおける濃度測定値を、用紙Pに対する測定位置の位置関係が特定されるように、所定のテーブル上に展開する。その結果、黒色の帯状パターン1001Ka〜1001Khでは、図10(a)に示されるようなテーブルが得られる。このテーブル上に展開された濃度測定値は、例えば、K色入力値32の帯状パターン1001Kaでは、図11に示されるグラフにて表すことができる。図11において、縦軸は濃度測定値を示し、横軸は測定位置を示している。また、図中実線は、本実施の形態により、3枚の用紙Pを用いて得られた濃度測定値を示し、測定位置を丸印にて示している。図中破線は、1枚の用紙Pのみによって得られた濃度測定値を示し、測定位置を三角印にて示している。図11によって明らかなように、測定結果から、K色入力値32の帯状パターン1001Kaは、測定位置によって濃度が異なっており、濃度ムラが生じている。これは、例えば、帯電器の帯電グリッドがトナーやオゾン等によって汚染されて感光体ドラムの位置によって帯電電圧が異なってしまう場合などが原因と考えられる。また、他にも、現像器の現像ローラの回転軸と感光体ドラムの回転軸とが完全に平行となっておらず、位置によって、現像ローラと感光体ドラムとの距離偏差が生じる結果、現像剤の搬送量に偏りが生じる濃度傾斜等も濃度ムラの1つとして挙げられる。
そして、本実施の形態によれば、図11によって明らかなように、1枚の用紙のみによって画像濃度の測定を行うよりも、より細かい測定結果が得られるようになる。上述の処理は、黒色の他、シアン色、マゼンタ色及びイエロー色についてもそれぞれ同様に行われる。
そして、本実施の形態によれば、図11によって明らかなように、1枚の用紙のみによって画像濃度の測定を行うよりも、より細かい測定結果が得られるようになる。上述の処理は、黒色の他、シアン色、マゼンタ色及びイエロー色についてもそれぞれ同様に行われる。
次に、制御部10は、ステップS207において得られたテーブルに基づいて、最小の濃度を示す最小濃度値を各色について階調毎に検出する(ステップS208)。具体的には、制御部10は、色毎及び階調毎に、図10(a)に示されるようにして得られたインターリーブ後の濃度測定値をa−1〜r−3間で比較し、最小濃度値を検出する。黒色における階調毎の最小濃度値は、図10(a)に示される表において網掛けにて示すように、K色入力値32の帯状パターン1001Kaでは、b−3上における濃度測定値「0.19」である。また、同様に、K色入力値64の帯状パターン1001Kbの最小濃度値は、b−2上における「0.29」である。また、同様に、K色入力値96の帯状パターン1001Kcの最小濃度値は、a−2上における「0.44」である。また、同様に、K色入力値128の帯状パターン1001Kdの最小濃度値は、a−3上における「0.61」である。また、同様に、K色入力値160の帯状パターン1001Keの最小濃度値は、b−2上における「0.83」である。また、同様に、K色入力値192の帯状パターン1001Kfの最小濃度値は、b−3上における「1.14」である。また、同様に、K色入力値224の帯状パターン1001Kgの最小濃度値は、b−2上における「1.41」である。また、同様に、K色入力値255の帯状パターン1001Khの最小濃度値は、a−1上における「1.67」である。これら求められた階調値の最小濃度は、図10(b)に示すように、後述するステップS209において、濃度目標値として用いられることとなる。
次に、制御部10は、ステップS208において検出した最小濃度値を濃度目標値として、図10(a)に示される濃度測定値との差異を求め、これに基づいて階調補正量の算出を階調毎及び色毎に行う(ステップS209)。具体的には、制御部10は、a−1〜r−3の各位置に対応する濃度測定値と濃度目標値との差異を求め、「0.01」の差異に対して基本となる入力階調を「1」変動させるようなテーブルを生成する。例えば、濃度目標値に対して濃度測定値の差異が「+0.03」であれば、補正する階調の量(階調補正量)を「−3」としてテーブルに記憶する。以上のようにして、制御部10は、例えば、黒色の帯状パターン1001Ka〜Khに対して、図12に示すような階調補正量が設定されたテーブルを生成し、RAM12あるいはHDD14等に記憶する。なお、シアン色、マゼンタ色、イエロー色についても同様に階調補正量が設定されたテーブルが生成される。
そして、制御部10は、画像読取部30又はホスト装置等から画像データを入力すると、ステップS209において作成されたテーブルを参照して、階調毎の濃度バランス調整を行う(ステップS210)。具体的には、制御部10は、入力した画像データについて、画像の出力する位置毎に入力階調(基本入力階調)に対応する階調補正量を、テーブルを参照して読み出す。次に、制御部10は、読み出した階調補正量から補正後の入力階調(補正入力階調)を算出することにより階調の補正を行う。そして、制御部10は、補正後の階調にて用紙に画像を形成する制御を行うことによって濃度バランス調整を実現する。この結果、例えば、黒色の画像を形成する場合には、図13に示されるような補正入力階調により画像形成が行われる。ここで、制御部10は、基本入力階調が255に対して補正入力階調が255未満である場合には、その階調に応じたハーフトーニングを行うことで階調の調整を行う。なお、シアン色、マゼンタ色、イエロー色についても同様に入力階調の補正が行われた上で、画像形成される。
このように、本実施の形態では、帯状パターン1001の書き出し位置をずらしながら複数枚の用紙に形成し、これらを測色装置800によって測定させることによって、予め測定間隔が定められている測色装置800を用いて、より分解能の高い濃度バランスの調整を行うことができる。
また、本実施の形態では、測定位置が増加されることにより、感光体ドラムの表面や現像器の現像ローラの表面にキズが生じた場合等によって生じる、比較的高い周波数の濃度ムラであるスパイク状の筋ノイズ等を容易に検出できるようになり、このような濃度ムラに対しても適切に調整を行うことができるようになる。
このように、本実施の形態では、帯状パターン1001の書き出し位置をずらしながら複数枚の用紙に形成し、これらを測色装置800によって測定させることによって、予め測定間隔が定められている測色装置800を用いて、より分解能の高い濃度バランスの調整を行うことができる。
また、本実施の形態では、測定位置が増加されることにより、感光体ドラムの表面や現像器の現像ローラの表面にキズが生じた場合等によって生じる、比較的高い周波数の濃度ムラであるスパイク状の筋ノイズ等を容易に検出できるようになり、このような濃度ムラに対しても適切に調整を行うことができるようになる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、画像形成部40は、帯状パターン1001を用紙上に形成する。そして、制御部10は、複数の用紙Pに対して帯状パターン1001を画像形成部40に形成させるとともに、測定間隔αを帯状パターン1001を形成する用紙Pの枚数で除して得られた間隔βずつ形成開始位置を主走査方向にずらしてそれぞれの用紙Pに対して帯状パターン1001を画像形成部40に形成させる。そして、制御部10は、用紙P上にそれぞれ形成された帯状パターン1001における複数の位置のそれぞれの濃度を示す複数の濃度情報を用紙単位で収集する。そして、制御部10は、収集した複数の濃度情報のそれぞれを用紙P上の主走査方向における位置に対応させたデータを生成する。そして、制御部10は、生成したデータに基づいて画像データの主走査方向における濃度ムラを補正する。そして、画像形成部40は、濃度ムラの補正後の画像データに基づいて用紙上に画像の形成を行う。その結果、測定位置が増加し、より精度の高い濃度バランスの調整を行うことができる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部10は、複数階調(入力階調32,64,96,128,160.192,224,255)の帯状パターン(1001Ya〜1001Yh,1001Ma〜1001Mh,1001Ca〜1001Ch,1001Ka〜1001Kh)を用紙P上に形成させるとともに、複数の濃度情報の用紙単位での収集、データの生成及び濃度ムラの補正を複数階調のそれぞれについて行う。その結果、複数の階調毎に濃度バランスの調整を行うことができ、濃度バランスの調整の精度がさらに向上する。
また、本発明の実施の形態によれば、画像形成装置1は、主走査方向に延びた所定長さの帯状パターン1001を用紙P上に形成する画像形成部40と、画像形成に関する制御を行う制御部10と、を有する。そして、測色装置800は、画像形成部40によって帯状パターン1001が形成された用紙Pを受け付け、用紙P上に形成された帯状パターン1001の形成開始位置に対応した測定開始位置(測定位置a)から所定の測定間隔α毎に帯状パターン1001の濃度を測定する。そして、測色装置800は、該測定結果の出力を行う。そして、制御部10は、複数の用紙Pに対して帯状パターン1001を画像形成部40に形成させるとともに、測定間隔αを帯状パターン1001を形成する用紙の枚数で除して得られた間隔βずつ形成開始位置を主走査方向にずらしてそれぞれの用紙に対して帯状パターン1001を画像形成部40に形成させる。そして制御部10は、測色装置800より出力された帯状パターン1001における複数の位置(a−1〜r−1,a−2〜r−2,a−3〜r−3)のそれぞれの濃度を示す複数の濃度情報を用紙単位で収集する。そして、制御部10は、収集した複数の濃度情報のそれぞれを用紙上の主走査方向における位置に対応させたデータを生成する。そして、制御部10は、生成したデータに基づいて画像データの主走査方向における濃度ムラを補正する。そして、画像形成部40は、濃度ムラの補正後の画像データに基づいて用紙上に画像の形成を行う。その結果、
測定位置が増加し、より精度の高い濃度バランスの調整を行うことができる。
測定位置が増加し、より精度の高い濃度バランスの調整を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、制御部10は、用紙Pに対して、帯状パターン1001とともに、測定開始位置(測定位置a)を特定するためのポスマーカーM2を画像形成部40に形成させ、測色装置800は、用紙P上に形成されたポスマーカーM2を読み取ったときに、用紙P上に形成された帯状パターン1001の測定開始位置(測定位置a)を決定する。その結果、測定位置が増加し、より精度の高い濃度バランスの調整を容易に行うことができる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成装置及び画像形成システムの一例であり、これに限定されるものではない。画像形成装置及び画像形成システムを構成する各機能部の細部構成及び細部動作に関しても適宜変更可能である。
また、本実施の形態では、3枚の用紙を用い、測色装置800の画像濃度測定部805による測定間隔を用紙の枚数で除した間隔だけ主走査方向にずらしてテストパターンをそれぞれ出力し、これらの測定結果をインターリーブして濃度バランスの調整を行ったが、用紙の枚数は任意に設定することができ、使用する用紙の枚数が多いほど測定間隔が小さくなるので、補正精度の向上が図れるようになる。
また、測定間隔については、画像の濃度を測定する装置の仕様に応じて適宜決定することができる。この場合、測定間隔が小さいほど測定位置を増加させることができるので、より精度の高い調整が実現できるようになる。
また、本実施の形態では、複数枚の用紙に、テストパターンを主走査方向にずらしながらそれぞれ出力し、これらの測定結果をインターリーブして濃度バランスの調整を行ったが、本実施の形態による画像濃度の測定を複数回行って、これらの平均を得て、濃度バランスの調整を行うようにしてもよい。これにより、帯状パターンの出力毎の濃度ムラの収束が図れ、補正精度をさらに向上させることができる。
また、本実施の形態において、作像プロセスの条件を変更して、全体的な画像の濃度の調整を行った上で濃度バランスの調整を行うようにしてもよい。作像プロセスの条件の変更方法は、黒色の作像プロセスの条件を変更するときは、図3に示される画像形成ユニット40Kにおける帯電グリッド高圧電源403Kaのバイアス電圧を変更し、帯電器403Kを介して感光体ドラム401Kにおける帯電電圧を調整するように、制御部10が画像形成部40を制御することにより実現することができる。例えば、帯電グリッド高圧電源403Kaのバイアス電圧を上昇させて、感光体ドラム401Kの帯電電圧を上昇させることにより濃度の上昇を図ることができる。一例を挙げると、濃度測定値を「1.67」から「1.68」に引き上げるため、帯電グリッド高圧電源403Kaのバイアス電圧を10V上昇させるように、制御部10によって画像形成部40を制御することで、濃度の上昇を図ることができる。
また、他の変更方法としては、図3に示されるパワーコントローラ404KbによってLD404Kaの露光エネルギーを調整するように、制御部10が画像形成部40を制御することにより実現することもできる。露光エネルギーの調整方法としては、出力パルス幅の変更や出力電圧の変更等が適用できる。例えば、LD404Kaの露光エネルギーを高めることにより感光体ドラム401Kにおける露光部分の帯電電圧をより低くすることができ、その結果、濃度の上昇を図ることができる。
ここで、帯電グリッド高圧電源のバイアス電圧の変更とLDの露光エネルギーの調整の両方を行うことにより作像プロセスの条件を変更するようにしてもよい。上述した何れの方法によっても、全体的な画像の濃度の調整を行うことができる。
また、一度テストパターンを出力し、所望の濃度測定値を得るために作像プロセスの条件を変更した後、再度テストパターンを出力して濃度バランスの調整を行うようにしてもよい。このようにすれば、濃度バランス調整の確度を高めることができる。
また、他の変更方法としては、図3に示されるパワーコントローラ404KbによってLD404Kaの露光エネルギーを調整するように、制御部10が画像形成部40を制御することにより実現することもできる。露光エネルギーの調整方法としては、出力パルス幅の変更や出力電圧の変更等が適用できる。例えば、LD404Kaの露光エネルギーを高めることにより感光体ドラム401Kにおける露光部分の帯電電圧をより低くすることができ、その結果、濃度の上昇を図ることができる。
ここで、帯電グリッド高圧電源のバイアス電圧の変更とLDの露光エネルギーの調整の両方を行うことにより作像プロセスの条件を変更するようにしてもよい。上述した何れの方法によっても、全体的な画像の濃度の調整を行うことができる。
また、一度テストパターンを出力し、所望の濃度測定値を得るために作像プロセスの条件を変更した後、再度テストパターンを出力して濃度バランスの調整を行うようにしてもよい。このようにすれば、濃度バランス調整の確度を高めることができる。
また、本実施の形態において、測定位置の間において濃度バランス調整を行う場合には、例えば、上述のようにして得られた階調補正量に基づいて補間処理を行うことにより、測定位置間における階調補正量を求めるようにしてもよい。補間処理の方法としては、例えば、線形補間法、多項式補間法あるいはスプライン補間法等が適用できる。
また、本実施の形態では、各色について複数階調の帯状パターンを出力して濃度バランスの調整を行うようにしたが、各色の特定の階調(例えば、最高階調)の帯状パターンのみを複数枚の用紙に出力して上述したような濃度バランスの調整を行うようにしてもよい。例えば、最大階調の帯状パターンのみによって濃度バランスの調整を行う場合には、測定された最大階調の入力値(255)の帯状パターンの濃度測定値から、一定の係数を乗じて他の階調の濃度測定値をそれぞれ得て、これに基づいて階調補正値を算出することができる。また、最大階調の入力値の帯状パターンの濃度測定値から最大階調の入力値に対応する階調補正値を算出するとともに、他の階調に対応する階調補正値も最大階調の入力値に対応する階調補正値を採用するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、測色装置800によって帯状パターンの濃度測定を行うようにしたが、画像形成装置1によって行うようにしてもよい。例えば、測色装置800の画像濃度測定部805と同様の構成を画像形成装置1の画像濃度測定部60に適用して濃度バランス調整を行うようにしてもよい。また、このような画像濃度測定部を有するオプション装置を画像形成装置1に連設し、画像形成装置1から排出された用紙を受け付けて、受け付けた用紙に形成された帯状パターンの画像をオプション装置にて測定するようにしてもよい。
また、画像濃度測定の対象とする帯状パターンの階調の入力値は本実施の形態において採用されたものと異なってもよく、任意に設定することができる。
また、本実施の形態では、各階調の最小濃度値を検出し、各位置における濃度測定値が最小濃度値となるように階調毎の階調補正値を設定するようにしたが、他の濃度バランス調整方法を採用してもよい。例えば、各位置における濃度測定値から平均の濃度測定値を階調毎に算出し、各位置における濃度測定値が平均の濃度測定値となるように階調補正値の設定を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では、4色カラーの画像形成装置を用いたが、単色モノクロの画像形成装置においても適用することができる。
また、本実施の形態では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリ等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
1 画像形成装置
10 制御部
40 画像形成部
40Y,40M,40C,40K 画像形成ユニット
800 測色装置
805 画像濃度測定部
805a 測定本体部
805d LED
805g 受光部
1001 帯状パターン
P 用紙
M2 ポスマーカー
10 制御部
40 画像形成部
40Y,40M,40C,40K 画像形成ユニット
800 測色装置
805 画像濃度測定部
805a 測定本体部
805d LED
805g 受光部
1001 帯状パターン
P 用紙
M2 ポスマーカー
Claims (6)
- 用紙上の主走査方向に延びた所定長さの帯状パターンの形成開始位置に対応した測定開始位置から所定の測定間隔毎に帯状パターンの濃度の測定を行わせるためのテストパターンを用紙上に形成する画像形成装置において、
前記帯状パターンを用紙上に形成する画像形成部と、
複数の用紙に対して前記帯状パターンを前記画像形成部に形成させるとともに、前記測定間隔を前記帯状パターンを形成する用紙の枚数で除して得られた間隔ずつ形成開始位置を主走査方向にずらしてそれぞれの用紙に対して帯状パターンを前記画像形成部に形成させ、前記用紙上にそれぞれ形成された帯状パターンにおける複数の位置のそれぞれの濃度を示す複数の濃度情報を用紙単位で収集し、該収集した複数の濃度情報のそれぞれを用紙上の主走査方向における位置に対応させたデータを生成し、該生成したデータに基づいて画像データの主走査方向における濃度ムラを補正する制御部と、
を備え、
前記画像形成部は、前記濃度ムラの補正後の画像データに基づいて用紙上に画像の形成を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、複数階調の帯状パターンを用紙上に形成させるとともに、前記複数の濃度情報の用紙単位での入力、前記データの生成及び前記濃度ムラの補正を複数階調のそれぞれについて行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 主走査方向に延びた所定長さの帯状パターンを用紙上に形成する画像形成部と、画像形成に関する制御を行う制御部と、を有する画像形成装置と、
前記画像形成部によって前記帯状パターンが形成された用紙を受け付け、該用紙上に形成された帯状パターンの形成開始位置に対応した測定開始位置から所定の測定間隔毎に前記帯状パターンの濃度の測定し、該測定結果の出力を行う測色装置と、
を備え、
前記制御部は、複数の用紙に対して前記帯状パターンを前記画像形成部に形成させるとともに、前記測定間隔を前記帯状パターンを形成する用紙の枚数で除して得られた間隔ずつ形成開始位置を主走査方向にずらしてそれぞれの用紙に対して帯状パターンを前記画像形成部に形成させ、前記測色装置より出力された前記帯状パターンにおける複数の位置のそれぞれの濃度を示す複数の濃度情報を用紙単位で収集し、該収集した複数の濃度情報のそれぞれを用紙上の主走査方向における位置に対応させたデータを生成し、該生成したデータに基づいて画像データの主走査方向における濃度ムラを補正し、
前記画像形成部は、前記濃度ムラの補正後の画像データに基づいて用紙上に画像の形成を行うことを特徴とする画像形成システム。 - 前記制御部は、用紙に対して、前記帯状パターンとともに、前記測定開始位置を特定するための識別情報を前記画像形成部に形成させ、
前記測色装置は、前記用紙上に形成された識別情報を読み取ったときに、該用紙上に形成された帯状パターンの測定開始位置を決定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。 - 主走査方向に延びた所定長さの帯状パターンを、該帯状パターンの形成開始位置を所定間隔ずつ主走査方向にずらして複数の用紙に対してそれぞれ形成する帯状パターン形成工程と、
前記用紙上に形成された帯状パターンの形成開始位置に対応した測定開始位置から所定の測定間隔毎に、前記複数の用紙上にそれぞれ形成された帯状パターンの濃度を測定する濃度測定工程と、
該測定した前記帯状パターンにおける複数の位置のそれぞれの濃度を示す複数の濃度情報を用紙単位で収集し、該収集した複数の濃度情報のそれぞれを用紙上の主走査方向における位置に対応させたデータを生成するデータ生成工程と、
該生成したデータに基づいて画像データの主走査方向における濃度ムラの補正を行う濃度ムラ補正工程と、
を含み、
前記帯状パターン形成工程において、前記測定間隔を前記帯状パターンを形成する用紙の枚数で除して得られた間隔ずつ形成開始位置を主走査方向にずらして前記複数の用紙に対して帯状パターンを形成することを特徴とする画像濃度調整方法。 - 前記帯状パターン形成工程において、用紙に対して、前記帯状パターンとともに、前記測定開始位置を特定するための識別情報を形成し、
前記濃度測定工程において、前記用紙上に形成された識別情報を読み取って、該用紙上に形成された帯状パターンの測定開始位置を決定することを特徴とする請求項5に記載の画像濃度調整方法。
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