JP7317594B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置による画質の向上技術に関する。
オンデマンド画像形成装置(以下、「プリンタ」と呼ぶ。)は、画質向上、生産性向上、及びコスト低下がめざましく、オフセット印刷市場にも進入しつつある。ただし、オフセット印刷の画質レベルが高いために、プリンタは限定的な使用にとどまっている。プリンタのさらなる市場拡大には、オフセット印刷の画質と同等以上の画質が求められる。特に重要なのは、画質の安定性、階調性、色再現範囲、カラーマッチング性能等の総合評価値、即ち「色再現性」の向上である。
色再現性の向上のために様々な提案がなされている。特許文献1は、複写機のリーダにより記録材に形成された画像の画像濃度を検出し、その検出結果に応じて画像形成条件を補正することで画像濃度を補正する技術を提案する。特許文献2、3は、搬送中の記録材に形成された画像の画像濃度を検出するインライン方式のセンサ(インラインセンサ)を備え、その検出結果に応じて画像形成条件を補正することで画像濃度を補正する技術を提案する。特許文献2の画像形成装置は、インラインセンサとしてRGBセンサが組み込まれる。特許文献3の画像形成装置は、インラインセンサとして、RGBセンサよりも読み取り範囲や精度が高い分光反射率センサが組み込まれる。センサは、例えば記録材に光を照射し、その反射光を受光することで画像濃度を検出する。そのためにセンサは、搬送中の記録材がばたつくと画像濃度を高精度に検出することができなくなる。特許文献4は、記録材の搬送方向に直交する方向(主走査方向)にセンサを移動させる構成を設け、記録材に形成された画像の画像濃度を検出して画像形成条件を補正することで画像濃度を補正する画像形成装置を提案する。
色再現性を向上させる画像形成条件には、ICCプロファイル等の多次色色変換プロファイルの作成や修正、一次色の階調補正、最大濃度補正、二次転写電圧補正、主走査ムラ補正等がある。画像形成装置は、これらの項目をインラインセンサを用いて自動調整することができる。
特開平11-75067号公報 特開2006-243276号公報 特開2004-86013号公報 特開2009-115690号公報
画像形成条件を補正する場合には、複数のパッチ画像からなる検出用画像がセンサにより検出される。複数のパッチ画像を検出する際のタイミング制御のために、検出用画像には基準となるパッチ画像(以下、「トリガーバー」という。)が含まれる。トリガーバーが主走査方向の端部に配置される場合、その位置のムラ(主走査ムラ)が検出できなくなる。これは、主走査方向の端部の主走査ムラ補正の精度の低下の原因となる。主走査ムラは、感光体が露光される際の配光ムラにより生じる画像濃度のムラである。
また、検出用画像の検出時に、局所的或いは一時的なゴミに起因して、検出用画像の検出結果にスジが発生することがある。この場合、検出結果から適切な主走査ムラの補正値が取得できなくなる。そのために従来は、スジが発生した検出結果を削除して、隣接のパッチ画像の検出結果から補間演算により補正値を生成している。しかしながら、パッチ画像の間隔が主走査方向に粗い場合、補正誤差が大きくなり、高精度な補正が困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画像形成条件の高精度の補正を行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、画像形成条件に基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により検出用画像が形成された記録材を検出位置へ搬送する搬送手段と、前記検出位置に搬送された前記記録材上の前記検出用画像を、前記記録材が搬送される搬送方向に交差する移動方向へ移動しながら検出する検出手段と、前記検出手段による前記検出用画像の検出結果に基づいて前記画像形成条件を生成する生成手段と、を有し前記検出手段は、前記移動方向としての第1方向へ移動しながら前記検出用画像を検出し、前記第1方向と逆方向である、前記移動方向としての第2方向へ移動しながら前記検出用画像を検出し、前記検出用画像は、第1パッチ画像と、前記検出手段による前記第1パッチ画像の検出タイミングを制御するために用いられ、前記第1パッチ画像よりも前記第1方向の上流に形成される第1トリガー画像と、を含む第1の検出用画像列と、第2パッチ画像と、前記検出手段による前記第2パッチ画像の検出タイミングを制御するために用いられ、前記第2パッチ画像よりも前記第2方向の上流に形成される第2トリガー画像と、を含む第2の検出用画像列と、を有し、前記第1の検出用画像列と前記第2の検出用画像列とは、前記搬送方向において前記記録材の異なる位置に形成され、前記第1トリガー画像と前記第2トリガー画像とは、前記移動方向において異なる位置に形成され、前記移動方向において、前記記録材上の前記第1トリガー画像の位置は前記記録材上の前記第2パッチ画像の位置と重なり、前記移動方向において、前記記録材上の前記第2トリガー画像の位置は前記記録材上の前記第1パッチ画像の位置と重なることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成条件の高精度の補正が可能となる。
LBPの構成図。 コントローラの説明図。 操作パネルの説明図。 色検出センサの説明図。 主走査ムラ補正処理を表すフローチャート。 主走査ムラ補正チャートの説明図。 従来の主走査ムラ補正チャートを例示図。 各主走査位置の濃度値の説明図。 画像不良発生時の各主走査位置の濃度値の説明図。 別の主走査ムラ補正チャートの説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
(画像形成装置)
図1は、本実施形態の画像形成装置であるレーザビームプリンタ(LBP:Laser
Beam Printer)の構成図である。このLBP100は電子写真方式である。なお、本実施形態の画像形成装置は、インクジェットプリンタや昇華型プリンタであってもよい。
LBP100は、筐体101内に画像形成のためのエンジン部を構成する各機構及び各機構の動作を制御する後述のコントローラを備える。筐体101の上部には操作パネル180及びリーダ400が設けられる。操作パネル180はユーザインタフェースであり、ユーザからの指示を受け付ける入力装置と、操作画面等の画面を表示する出力装置と、を備える。リーダ400は、コピージョブやプリンタエンジン調整機能を実行する際に使用される画像読取装置である。エンジン部を構成する各機構は、画像を形成する機構(画像形成機構)、記録材110に画像を転写する機構(転写機構)、記録材110を給送する機構(給送機構)、及び記録材110に画像を定着させる機構(定着機構)を含む。
画像形成機構は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応する4つの画像形成部120、121、122、123を備える。画像形成部120、121、122、123は、形成する画像の色が異なるのみで、同じ構成である。ここでは画像形成部120の構成について説明し、他の画像形成部121、122、123の構成の説明は省略する。
画像形成部120は、感光ドラム105、帯電器111、レーザスキャナ107、及び現像器112を備える。感光ドラム105はドラム形状の感光体であり、ドラム軸を中心に回転する。帯電器111は、回転する感光ドラム105の表面を一様に帯電させる。レーザスキャナ107は、形成する画像を表す画像データに基づいて変調されたレーザ光により、感光ドラム105を走査する。レーザスキャナ107は、半導体レーザから出射されるレーザ光を一方向に走査する発光部108と、発光部108からのレーザ光を感光ドラム105に向けて反射する反射ミラー109と、を備える。なお、レーザスキャナ107が感光ドラム105を走査する方向(図中奥行き方向)が主走査方向である。
感光ドラム105は、帯電した後にレーザ光により走査されることで、表面に静電潜像が形成される。現像器112は、感光ドラム105に形成された静電潜像を現像剤により現像する。これにより感光ドラム105の表面に静電潜像が顕像化された画像が形成される。画像形成部120の感光ドラム105には、イエローの画像が形成される。画像形成部121の感光ドラム105には、マゼンタの画像が形成される。画像形成部122の感光ドラム105には、シアンの画像が形成される。画像形成部123の感光ドラム105には、ブラックの画像が形成される。なお、感光ドラム105及び現像器112は、筐体101に対して着脱可能である。
転写機構は、中間転写体106及び転写ローラ114を備える。中間転写体106は、画像形成部120、121、122、123の各感光ドラム105から、画像が順次重畳して転写される。本実施形態では、中間転写体106は、図中時計回りに回転しており、画像形成部120(イエロー)、画像形成部121(マゼンタ)、画像形成部122(シアン)、画像形成部123(ブラック)の順に画像が転写される。中間転写体106の回転方向で画像形成部123の下流側には、中間転写体106上に形成される画像濃度検出用の画像から画像濃度を検出するための画像濃度検出センサ117が設けられる。
中間転写体106に転写された画像は、中間転写体106が回転することで転写ローラ114まで搬送される。中間転写体106の回転方向で転写ローラ114の上流側には、記録材110への転写位置を決めるための画像形成開始位置検出センサ115が設けられる。転写ローラ114は、記録材110を中間転写体106に圧接すると同時に、中間転写体106上の画像と逆特性のバイアスが印加されることで、中間転写体106から記録材110に画像を転写する。
給送機構は、記録材110を収納する給紙カセット113と、記録材110が給送される搬送経路と、記録材110を搬送経路に搬送するための各種ローラと、を備える。記録材110は、給紙カセット113から給紙され、搬送経路を搬送されながら画像が転写、定着されることで画像が形成され、筐体101の外部に排出される。
そのために記録材110は、まず、給紙カセット113から給紙されて、搬送経路を転写ローラ114まで搬送される。給紙カセット113から転写ローラ114までの搬送経路の途中には、記録材110の搬送タイミングを調整するための給紙タイミングセンサ116が設けられる。画像形成開始位置検出センサ115が中間転写体106上の画像を検出するタイミングと、給紙タイミングセンサ116が記録材110を検出するタイミングとにより、記録材110が転写ローラ114へ搬送されるタイミングが調整される。これにより記録材110の所定の位置に、中間転写体106から画像が転写される。
画像が転写された記録材110は、定着機構へ搬送される。本実施形態のLBP100の定着機構は、第1定着器150及び第2定着器160を備える。第1定着器150は、記録材110に画像を熱圧着するために、記録材110を加熱するための定着ローラ151、記録材110を定着ローラ151に圧接させるための加圧ベルト152、及び定着完了を検知する定着後センサ153を含む。定着ローラ151は中空ローラであり、内部にヒータ1510を有し、回転することで記録材110を搬送するように構成されている。第2定着器160は、第1定着器150よりも記録材110の搬送方向で下流側に配置され、第1定着器150により定着処理された記録材110上の画像に対するグロスの付加や、定着性の確保に用いられる。第2定着器160は、定着ローラ161、加圧ローラ162、及び定着後センサ163を有する。定着ローラ161は定着ローラ151と同様の構成であり、同様に機能する。加圧ローラ162は、加圧ベルト152と同様に機能する。定着後センサ163は、定着後センサ153と同様に機能する。第2定着器160は、第1定着器150と同様に記録材110への定着処理を行う。
第2定着器160は、記録材110の種類や画像形成処理の内容によっては使用されないことがある。搬送経路130は、第1定着器150で定着処理された記録材110を、第2定着器160を経由せずに排出するために設けられる。そのために、記録材110の搬送方向で第1定着器150の下流側には、記録材110を第2定着器160と搬送経路130とのいずれかに誘導するためのフラッパ131が設けられる。
第2定着器160と搬送経路130とのいずれか一方を経由した記録材110は、そのまま排出される場合と、搬送経路135に搬送される場合とがある。そのために、第2定着器160後の搬送経路と搬送経路130とが合流した後に、フラッパ132が設けられる。フラッパ132は、記録材110を搬送経路135と記録材110の排出経路とのいずれかに誘導する。排出経路に誘導された記録材110は、画像が形成された面を上に向けて筐体101の外部に排出される。
搬送経路135は、記録材110の表裏面の反転に用いられる反転経路136まで記録材110を搬送する経路である。反転経路136には、記録材110を検出する反転センサ137が設けられる。反転センサ137が記録材110の後端を検出すると、記録材110は反転経路136で搬送方向が反転される。搬送方向が反転した記録材110は、搬送経路135と反転経路138とのいずれかに搬送される。そのために搬送経路135と反転経路138との分岐にフラッパ133が設けられる。搬送経路135に搬送される場合、記録材110は、フラッパ133により搬送経路135に誘導され、表裏面が反転されて(画像が形成された面を下に向けて)筐体101の外部に排出される。反転経路138に搬送される場合、記録材110は、フラッパ133により反転経路138に誘導される。反転経路138に誘導された記録材110は、表裏面が反転されて、再度転写ローラ114へ搬送される。これにより記録材110は、裏面への画像形成が行われる。
搬送経路135には、記録材110に形成される画像形成条件を調整する補正値検出用の検出用画像を検出する色検出センサ200が設けられる。色検出センサ200は、記録材110の搬送方向に直交する方向(非紙搬送方向)に移動走査可能なインライン方式のインラインセンサである。非紙搬送方向はレーザスキャナ107が感光ドラム105を走査する際の主走査方向と同じ方向である。よって、色検出センサ200の主走査方向と、レーザスキャナ107が感光ドラム105を走査する際の主走査方向と、が一致する。記録材110の搬送方向は、主走査方向に直交する副走査方向である。搬送経路135を挟んで色検出センサ200に対向する位置に、色検出センサ200の校正に用いられる白色基準板250(基準部材)が設けられる。
ユーザが操作パネル180により色検出動作を指示すると、色検出センサ200は、記録材110に形成された検出用画像を検出する。コントローラは、色検出センサ200の検出結果に基づいて、画像濃度の均一性を合わせるための主走査ムラ補正、最大濃度や単色の階調性を維持する自動階調補正、及び多次色の変動を合わせる自動色調補正等を行う。
(コントローラ)
図2は、LBP100のコントローラの説明図である。LBP100は、外部装置であるホストコンピュータ301との間で所定の通信プロトコルにより通信を行う。コントローラは、プリンタコントローラ300及びエンジン制御CPU(Central Processing Unit)102を備える。プリンタコントローラ300は、LBP100全体の動作を制御する。エンジン制御CPU102は、プリンタコントローラ300の指示に応じてエンジン部を構成する各機構の動作を制御する。
プリンタコントローラ300は、ホストI/F302、パネルI/F311、リーダI/F312、エンジンI/F318、及び入出力バッファ303を備える。ホストI/F302は、ホストコンピュータ301との間の通信インタフェースである。パネルI/F311は、操作パネル180との間のインタフェースであり、操作パネル180からの指示を受け付け且つ操作パネル180に画面表示させる。リーダI/F312は、リーダ400との間のインタフェースであり、リーダ400が読み取った画像を表す読取データを取得する。エンジンI/F318は、エンジン制御CPU102に、形成する画像を表す画像データを送信する。エンジンI/F318は、色検出センサ200の検出結果を取得する。入出力バッファ303は、ホストI/F302により取得した制御コードやパネルI/F311、リーダI/F312、エンジンI/F318により送受信する各種データを一時保管する。
プリンタコントローラ300は、プリンタコントローラCPU313、PROM(Program Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)309を備える。プリンタコントローラCPU313は、プリンタコントローラ300の動作を制御する。PROM304は、プリンタコントローラCPU313により実行される制御プログラムや制御データを格納する。プリンタコントローラCPU313は、PROM304に格納された制御プログラムを実行することで、プリンタコントローラ300の各種機能を実現する。RAM309は、制御コード、データの解釈や印刷に必要な計算、或いは印字データの処理のためのワークメモリに利用される。
PROM304は、画像情報生成部305、主走査ムラ補正テーブル生成部306、自動階調補正生成部307、及び多次色テーブル生成部308を、プログラムモジュールとして格納する。プリンタコントローラCPU313は、これらのプログラムモジュールを実行することで各機能を実現する。画像情報生成部305は、ホストコンピュータ301から受信したデータの設定に基づいて各種の画像オブジェクトを生成する。主走査ムラ補正テーブル生成部306は、主走査方向の濃度ムラをレーザ発光強度を調整することで抑制するための、濃度ムラと補正値との関係を表す主走査ムラ補正テーブルを生成する。自動階調補正生成部307は、単色の濃度階調補正を行うためのテーブル(γLUT(Look Up Table))を生成する。多次色テーブル生成部308は、多次色の変動を補正するため、多次元LUTであるICCプロファイルを生成する。
RAM309は、テーブル格納部310が形成される。テーブル格納部310は、主走査ムラ補正テーブル、γLUT、及びICCプロファイルを格納する。また、テーブル格納部310は、主走査ムラ補正テーブル生成部306、自動階調補正生成部307、及び多次色テーブル生成部308による調整結果を一時格納する。
プリンタコントローラ300は、RIP(Raster Image Processor)部314、色処理部315、階調補正部316、及び疑似中間調処理部317を備える。RIP部314は、画像オブジェクトをビットマップ画像に展開する。色処理部315は、ICCプロファイルによる多次色の色変換処理を行う。階調補正部316は、γLUTによる単色の階調補正を行う。疑似中間調処理部317は、ディザマトリクスや誤差拡散法などの擬似中間調処理を行う。
プリンタコントローラ300の各部は、システムバス319を介して相互にデータの送受信が可能に接続される。プリンタコントローラ300は、ホストI/F302によりホストコンピュータ301から画像データを取得すると、RIP部314、色処理部315、階調補正部316、及び疑似中間調処理部317により、取得した画像データの処理を行う。なお、コピージョブの場合、プリンタコントローラ300は、リーダI/F312によりリーダ400から読取データを取得して、RIP部314、色処理部315、階調補正部316、及び疑似中間調処理部317により処理を行い、画像データを生成する。プリンタコントローラ300は、処理後の画像データを、エンジンI/F318を介してエンジン制御CPU102へ送信する。この際、プリンタコントローラ300は、主走査ムラ補正テーブルに応じたレーザ光量情報を、エンジンI/F318を介してエンジン制御CPU102へ送信する。エンジン制御CPU102は、該画像データ及びレーザ光量情報に基づいて各機構の動作を制御することで、記録材110へ画像データに応じた画像を形成する。色処理部315や階調補正部316は、画像形成時に使用されるICCプロファイル、γLUT、主走査ムラ補正テーブルを管理更新し、所望の色の出力を可能にする。
(操作パネル)
図3は、操作パネル180の説明図である。図3は、ユーザモードの調整、CLN(クリーニング)をユーザが選択したときに操作パネル180に表示される画面を例示する。記録材110に検出用画像を形成して調整を行う調整モードは、自動階調補正、自動色調補正、主走査ムラ補正を選択可能であり、各種画像形成条件を最適化するための動作モードである。ユーザは、「自動階調補正」ボタン、「自動色調補正」ボタン、「主走査ムラ補正」ボタンのいずれかを選択してLBP100に調整を行わせる。
「自動階調補正」ボタン、「自動色調補正」ボタン、「主走査ムラ補正」ボタンは、ユーザが補正可能な給紙カセットを選択し、画像形成条件の補正を行うためのボタンである。自動階調補正は単色の階調を合わせる。自動色調補正は自動階調補正(単色)では合わせきれなかった多次色のズレを補正する。主走査ムラ補正は主走査方向の濃度ムラを補正するために、レーザスキャナ107の露光条件を補正する。
(色検出センサ)
図4は、色検出センサ200の説明図である。色検出センサ200は、記録材110上に形成された検出用画像220の分光反射率を検出して測色を行う。色検出センサ200は、白色LED(Light Emitting Diode)201と、回折格子202と、ラインセンサ203と、演算部204と、メモリ205と、レンズ206と、を備える。
白色LED201は、発光部であり、搬送経路135を搬送される記録材110上の検出用画像220に対して光を照射する。回折格子202は、検出用画像220による反射光を分光する。レンズ206は、白色LED201から照射される光を検出用画像220に集光し、且つ検出用画像220による反射光を回折格子202に集光する。
ラインセンサ203は、n画素分の受光素子203-1~203-nを有する受光部である。ラインセンサ203の各受光素子203-1~203-nは、回折格子202により波長毎に分光された反射光を受光する。各受光素子203-1~203-nは、検出結果として、例えば受光した反射光の強度を表す光強度値を出力する。演算部204は、各受光素子203-1~203-nから出力された光強度値に所定の演算を行う。例えば演算部204は、分光演算やLab値を演算する。メモリ205は、演算結果等の各種データを保存する。
白色基準板250は、搬送経路135に記録材110が搬送されるときに、色検出センサ200から見て記録材110により隠れないような位置に、搬送経路135を挟んで色検出センサ200に対向して配置される。白色基準板250は、白色LED201の光量調整や、白色強度標準補正等の色検出センサ200の校正に用いられる。白色基準板250は、経年劣化を抑制するために耐光性が高く、着脱動作耐性のために強度が高い素材で構成される。例えば白色基準板250は、酸化アルミニウムをセラミック加工した素材が用いられる。白色基準板250は、各波長の分光反射率(標準分光反射率データ)が工場出荷時に基準測定器により測定される。色検出センサ200は、白色基準板250とともに、測定された標準分光反射率データを添付して出荷される。白色基準板250は、1つの色検出センサ200に対して1つ用意される。
上記の通り、色検出センサ200は、搬送方向に直交する方向(非紙搬送方向)に移動走査可能となっている。色検出センサ200と白色基準板250とは、1つの組となる。
色検出センサ200は、演算部204により、光強度値を標準分光反射率データに基づいて分光反射率情報に変換する。本実施形態では、分光反射率情報は、波長が380[nm]~720[nm]までの範囲で、10[nm]間隔で35バンド(チャネル)の情報として検出される。色検出センサ200は、分光反射率情報を検出結果としてプリンタコントローラ300へ送信する。
プリンタコントローラ300は、分光反射率情報に基づいて、主走査ムラ補正、自動階調補正、自動色調補正等の処理を行う。プリンタコントローラ300は、既知のstatusAフィルタやvisualフィルタを用いて、分光反射率情報から算出した検出用画像の濃度値に基づいて、主走査ムラ補正、自動階調補正を行う。
プリンタコントローラ300は、主走査ムラ補正により、濃度値に基づいて主走査方向のムラを把握し、主走査方向の濃度ムラを抑制するように感光ドラム105を走査する際のレーザ光の出力(パワー)を補正するための主走査ムラ補正テーブルを作成する。
プリンタコントローラ300は、自動階調補正により、検出用画像の検出結果に応じて、出力濃度が規定の階調ターゲットになるようにγLUTを生成する。通常の画像形成時には、このγLUTにより画像データを変換して階調補正が行われる。
プリンタコントローラ300は、自動色調補正により、分光反射率情報を、ISO13655の変換方法である等色関数と標準光源D50を用いてCIE L*a*b*に変換し、自動色調補正に使用する。自動色調補正により、多次元LUTであるICCプロファイルが作成される。
(主走査ムラ補正)
図5は、主走査ムラ補正処理を表すフローチャートである。ユーザにより操作パネル180から「主走査ムラ補正」ボタンが選択されることで、プリンタコントローラCPU313は、主走査ムラ補正の実行指示を受け付ける。プリンタコントローラCPU313は、主走査ムラ補正の実行指示を受け付けると、エンジン制御CPU102に対して主走査ムラ補正の実行を指示する。エンジン制御CPU102は、プリンタコントローラCPU313から主走査ムラ補正の実行が指示されることで、主走査ムラ補正処理を開始する。
エンジン制御CPU102は、主走査ムラ検出用の検出用画像を記録材110に形成して主走査ムラ補正チャートを作成する(S101)。主走査ムラ補正チャートは、搬送ローラ139により搬送経路135に沿って色検出センサ200の検出位置へ搬送される。
図6は、主走査ムラ補正チャートの説明図である。主走査ムラ補正チャート600は、各色22個のパッチ画像を組み合わせた検出用画像が記録材110に印刷されて形成される。検出用画像は、非紙搬送方向(主走査方向)に複数個(本実施形態では11個)並んで構成されるパッチ画像列が、記録材110の搬送方向(副走査方向)に2列配置されて形成される。搬送方向の上流側(1列目)の11個のパッチ画像列と搬送方向の下流側(2列目)の11個のパッチ画像列とは、非紙搬送方向にずらして配置される。本実施形態では、1列目のパッチ画像列と2列目のパッチ画像列とが、非紙搬送方向にパッチ画像のサイズの1/2分だけずらされており、22個のパッチ画像が千鳥状に配置される。図中、1列目のパッチ画像列の左端及び2列目のパッチ画像列の右端には、ブラックのトリガーバー601、602が配置される。色検出センサ200は、トリガーバー601、602は、1列目、2列目のパッチ画像列の検出タイミングの基準となる基準画像である。トリガーバー601の検出タイミングを基準として、1列目のパッチ画像列の検出が行われ、トリガーバー602の検出タイミングを基準として、2列目のパッチ画像列の検出が行われる。各色22個のパッチ画像及びトリガーバー601、602により、検出用画像は全体として矩形に形成される。本実施形態では、各色のパッチ画像が、記録材110の搬送方向の上流側からシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの順に配置される。
色検出センサ200は、検出用画像の検出前に、白色基準板250を検出する。プリンタコントローラCPU313は、白色基準板250の検出結果に基づいて、色検出センサ200の光量補正、検出値の分光反射率補正等の校正を行う(S102)。色検出センサ200の校正が終了すると、エンジン制御CPU102は、シアンの1列目のパッチ画像C1~C11が色検出センサ200の検出位置に到達するまで主走査ムラ補正チャート600を搬送して、停止させる(S103)。
記録材110が停止すると、エンジン制御CPU102は、色検出センサ200を主走査方向に移動させて、シアンのパッチ画像C1~C11の検出を開始する(S104)。色検出センサ200は、トリガーバー601を基準にしてパッチ画像C1~C11の測色を開始する。シアンのパッチ画像C1~C11の検出が終了すると(S105:Y)、エンジン制御CPU102は、色検出センサ200の移動を停止する(S106)。S104~S106の処理により、シアンの1列目のパッチ画像C1~C11の検出が終了する。
シアンの1列目のパッチ画像C1~C11の検出が終了すると、エンジン制御CPU102は、シアンの2列目のパッチ画像C12~C22が色検出センサ200の検出位置に到達するまで主走査ムラ補正チャート600を搬送して、停止させる(S107)。記録材110が停止すると、エンジン制御CPU102は、色検出センサ200を主走査方向に移動させて、シアンの2列目のパッチ画像C22~C12の検出を開始する(S108)。色検出センサ200は、トリガーバー602を基準にして測色を開始する。シアンのパッチ画像C22~C12の検出が終了すると(S109:Y)、エンジン制御CPU102は、色検出センサ200の移動を停止する(S110)。S108~S110の処理により、シアンの2列目のパッチ画像C12~C22の検出が終了する。
このように色検出センサ200は、非紙搬送方向への往復移動により、シアンの22個のパッチ画像C1~C22を検出する。色検出センサ200は、往路で1列目のパッチ画像C1~C11を検出し、復路で2列目のパッチ画像C12~C22を検出する。エンジン制御CPU102は、マゼンタのパッチ画像M1~M22、イエローのパッチ画像Y1~Y22、及びブラックのパッチ画像K1~K22についても、同様に色検出センサ200の往復移動により検出する(S111、S112)。
主走査ムラ補正テーブル生成部306は、各色の22個のパッチ画像の検出結果に基づいて、主走査ムラ補正テーブルを作成する。主走査ムラ補正テーブル生成部306は、検出結果をISO5-3濃度演算方法に従って分光反射率情報から濃度に変換する。イエロー、マゼンタ、シアンのパッチ画像の検出結果は、statusA濃度に変換される。ブラックのパッチ画像の検出結果はVisual濃度に変換される。主走査ムラ補正テーブル生成部306は、検出した各色の濃度値に基づいて、主走査ムラを補正する補正値を含む主走査ムラ補正テーブルを作成する。プリンタコントローラCPU313は、主走査ムラ補正テーブルの補正値により、主走査ムラを補正するようなレーザ光量情報を生成してエンジン制御CPU102に通知する。エンジン制御CPU102は、次回以降の画像形成に備えてレーザ光量情報を設定する(S113)。このように主走査ムラ補正処理が行われる。
(主走査ムラ補正チャート)
図6に例示する本実施形態の主走査ムラ補正チャート600は、各パッチ画像の濃度値が、ユーザ感度の高いハイライトから中間調(例えば40%)の範囲で決定される。濃度値は、ユーザが重視する濃度に応じて変更可能であってもよい。また、上記の通り、各色のパッチ画像は、2列に千鳥状に配置される。トリガーバー601とトリガーバー602とは、主走査方向の異なる位置に配置される。このような主走査ムラ補正チャートでは、トリガーバー601の位置の画像濃度は、2列目の左端のパッチ画像により検出可能であり、トリガーバー602の位置の画像濃度は、1列目の右端のパッチ画像により検出可能である。このような配置により、主走査ムラ補正チャート600の主走査方向の端部まで主走査ムラが検出でき、画像形成条件の高精度な補正が可能となる。
比較のために、図7に従来の主走査ムラ補正チャートを例示する。この主走査ムラ補正チャート700は、各色のパッチ画像列が非紙搬送方向に1列ずつ配列された検出用画像を含む。各色のパッチ画像列の左端にはトリガーバー702が設けられる。手動走査型の測色器701が主走査ムラ補正チャート700の左側に配置される。ユーザは、測色器701を把持して右側に移動させることで主走査ムラ補正チャート700を走査して、各パッチ画像の測色を行う。
トリガーバー602を設ける構成は、本実施形態の主走査ムラ補正チャート600と同様である。しかし、オフラインで用いられる測色器701で測色する場合、トリガーバー702を読み取る前に一定量の非印字領域(余白エリア703)が必要になる。主走査ムラ補正チャート700のバッキング部材704は、白、黒、グレー等が選択可能である。測色器701は、どのような色のバッキング部材704であっても測色可能でなければならない。
そのためにオフラインで用いられる測色器701は、バッキング部材704に接地することなく、主走査ムラ補正チャート700の余白エリア703に接地してから走査を開始し、トリガーバー702による測色のタイミング制御を行う。この場合、バッキング部材704がブラックであれば以下のような問題が生じる。即ち、ユーザが黒のバッキング部材704に測色器701を接地して走査を開始すると、測色器701は、バッキング部材704をトリガーバー702と判断して、パッチ画像ではなくバッキング部材704から測色を開始する。
また、ユーザが測色器701を手で移動させるために、測色器701の走査速度にバラツキがある。確実にトリガーバー702を検出するためには、走査開始からトリガーバー702の検出までの時間や測色器701の測定径を考慮して、余白エリア703に余裕を持たせる必要がある。
さらに、パッチ画像の検出後の非印字領域(余白エリア705)も、測色器701の動作停止のために広く設ける必要がある。これは、測色器701が、規定数のパッチ画像の測色が終了し、反射率が高い状態が所定時間継続した場合に、走査が終了したと判断するためである。
以上のように図7の手動型の測色器701を用いて主走査ムラ補正チャート700の測色を行う場合、主走査ムラ補正チャート700は、図6に示す主走査ムラ補正チャート600よりも主走査方向の余白エリアを広く設ける必要がある。そのために測色器701は、主走査ムラ補正チャート700の端部まで測色することが困難である。その結果、手動型の測色器701を用いて主走査ムラ補正チャート700の測色を行う場合、主走査方向の両端部のムラを高精度に補正することが困難となる。
本実施形態では、非紙搬送方向を主走査方向として走査するインラインセンサである色検出センサ200と、パッチ画像が千鳥状に配置される主走査ムラ補正チャート600とにより、主走査方向の両端部のムラを高精度に補正することが可能となる。
主走査ムラ補正チャート600のシアンの1列目のパッチ画像C1~C11は、色検出センサ200が左から右へ走査することを想定した位置にトリガーバー601が配置される。同様にシアンの2列目のパッチ画像C12~C22は、色検出センサ200が右から左へ走査することを想定した位置にトリガーバー602が配置される。トリガーバー601、602は、色検出センサ200の測色開始タイミングを制御するパッチ画像であるため、測色用のパッチ画像の検出直前に検出される必要がある。
そのために、色検出センサ200の主走査方向と主走査ムラ補正チャート600内のトリガーバー601、602の位置は、予め決定される必要がある。また、色検出センサ200にインラインセンサを用いることで、主走査ムラ補正チャート600と色検出センサ200の測色動作との関係性が良好になる。
主走査ムラ補正チャート600のバッキング部材の色は、ホワイトであれば、トリガーバー601、602との混同が生じず、コントラストを確保することもできる。しかしながら、オフラインの測色器701で説明したように、バッキング部材は変更されることもある。図6の主走査ムラ補正チャート600では、ブラックのバッキング部材であっても、色検出センサ200がブラック→ホワイト→ブラックの順に所定のタイミングで検出することで測色を開始すれば、従来のような問題は発生しない。バッキング部材の色がグレーの場合も同様に、色検出センサ200がグレー→ホワイト→ブラックの順に所定のタイミングで検出することで測色を開始すれば、従来のような問題は発生しない。重要なのは、色検出センサ200で検出できる波長及び強度で、バッキング部材か否かを判断できていることである。トリガーバー601、602検出時の条件を変更することにより、オフラインセンサで20[mm]程度必要であった余白部分が、2.5[mm]程度であっても測色可能になる。
なお、バッキング部材が変更できない仕組みであれば、その状態のみが登録されればよい。一方バッキング部材を変更できる場合は、バッキング部材変更時に自動的にバッキング部材の色を検出し、登録する構成を取ればよい。本実施形態の色検出センサ200であれば、可視光領域の分光反射率情報が得られるため、幅広いバッキング部材の色に対応できる。そのために、ユーザがバッキング条件を変更しても、色検出センサ200は、図6の主走査ムラ補正チャート600の測色を行うことができる。
図8は、図6の主走査ムラ補正チャート600の検出結果から得られる主走査方向の各位置(主走査位置)の濃度値の説明図である。プリンタコントローラCPU313は、色検出センサ200の検出結果から得られる主走査位置毎の濃度値が主走査平均濃度値になるように、主走査ムラ補正テーブルを算出してエンジン制御CPU102へ送信する。主走査ムラ補正テーブルは、レーザスキャナ107から出力されるレーザ光の光量を、主走査位置毎に補正するレーザ光量補正プロファイル情報である。
プリンタコントローラ300には、レーザスキャナ107のレーザ光量と濃度値が40%のときの記録材110上の画像濃度との関係を表す情報(LPW-Densityカーブ)が予め登録されている。プリンタコントローラCPU313は、LPW-Densityカーブを参照して、各主走査位置の濃度値が主走査平均濃度値になるようなレーザ光量補正プロファイル情報を算出し、主走査ムラ補正テーブルを作成する。
レーザ光量補正プロファイル情報は、主走査方向に25分割したブロック毎に用意される。1ブロックを13.2[mm]とする場合、レーザ光量補正プロファイル情報は、330[mm]幅で濃度補正を可能とする。この場合、A3サイズの記録材110についての画像形成条件を調整して、高画質な画像形成を実現することができる。なお、25個のブロック間のレーザ光量補正プロファイル情報は、補間処理を行うことで、ブロック間段差を回避することができる。
LBP100は、帯電器111やレーザスキャナ107へのゴミの付着や、現像器112内部への異物侵入により発生するスリーブオート不良等により、一時的にスジ画像等の画像不良が発生することがある。図9は、画像不良発生時の主走査ムラ補正チャート600の検出結果から得られる各主走査位置の濃度値の説明図である。
図9では、パッチ画像C19に画像不良が発生しており、検出された濃度値が0.3程度と低くなっている。このような場合、プリンタコントローラCPU313は、検出した濃度値の主走査方向に隣接するブロックとの差分を確認し、主走査ムラの補正演算に使用できるか否かを判断する。例えば差分ΔDが0.2以上である場合、プリンタコントローラCPU313は、画像不良が発生したパッチ画像であると判断し、該パッチ画像の濃度値を補正演算に使用せずに、隣接するパッチ画像の濃度値を用いて補正演算を行う。パッチ画像C19が画像不良の場合、プリンタコントローラCPU313は、主走査方向に隣接するパッチ画像C7、C8の濃度値から点線で示すように補間演算を行ってパッチ画像C19の濃度値を補間する。
このように画像不良の発生位置に対して、当該位置の検出結果を削除し、隣接する位置の検出結果に基づいて補間することは、一般的な技術である。しかしながら、本実施形態では、パッチ画像が2列に千鳥状に配列されており、その検出結果により補間を行うために、主走査ムラのブロック数が増加して分解能が高くなる。そのために補間演算精度が高くなる。
(主走査ムラ補正チャートの変形例)
図10は、別の主走査ムラ補正チャートの説明図である。図6の主走査ムラ補正チャート600では、パッチ画像が千鳥状に配置されているが、この主走査ムラ補正チャート1000は、パッチ画像が格子状に配置される。即ち、1列目のパッチ画像列と2列目のパッチ画像列とが、非紙搬送方向にパッチ画像のサイズ分だけずらされる。
図7で説明したように、バッキング部材704をブラックにすると検出用画像の正確な検出ができなくなる可能性がある。そのために図6では、バッキング部材をホワイトにしてパッチ画像を千鳥状に配置することで、トリガーバー601、602が記録材110の端部に配置される構成とした。
バッキング部材は、インラインセンサで検出用画像を検出する場合であっても、ユーザが目的に応じて変更できることが望ましい。インラインセンサでブラックのバッキング部材を検出することで測色モードが実行される場合、主走査ムラ補正チャートの斜行や余白の大きさ、インラインセンサの移動精度、インラインセンサの個体差等により、確実なトリガーを発することが困難になる。
確実なトリガーのために、主走査ムラ補正チャート1000は、図6の主走査ムラ補正チャート600よりもトリガーバー601、602が内側に配置される。つまり、トリガーバー601、602が検出されるまでの余白領域が主走査ムラ補正チャート600よりも拡大される。主走査ムラ補正チャート1000では、2列目のパッチ画像列により濃度が検出される。また、主走査ムラ補正チャート1000のパッチ画像は、主走査ムラ補正チャート600と同様に千鳥状に配置されていてもよい。
以上、例示した主走査ムラ補正チャート600、1000のいずれであっても記録材110の主走査方向の端部まで、画像濃度を検出することが可能である。記録材110の端部まで画像濃度を検出可能な場合、従来よりもパッチ画像の数を増やすことができる。ICCプロファイル作成時には1617個のパッチ画像が用いられるために、従来よりもパッチ画像を増やすことができる検出用画像は、主走査ムラ補正チャートの枚数削減に寄与することができる。
本実施形態では、画像濃度を補正する場合について説明したが主走査ムラ補正チャート600、1000のようなパッチ画像やトリガーバーの配置は、他の画像形成条件の補正用の検出用画像であっても有効である。このように本実施形態の主走査ムラ補正チャート600、1000を用いることで、トリガーバーが配置された主走査位置であっても当該位置の濃度ムラを検出することができ、自動的かつ高精度に主走査濃度ムラ補正を行うことができる。

Claims (6)

  1. 画像形成条件に基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により検出用画像が形成された記録材を検出位置へ搬送する搬送手段と、
    前記検出位置に搬送された前記記録材上の前記検出用画像を、前記記録材が搬送される搬送方向に交差する移動方向へ移動しながら検出する検出手段と、
    前記検出手段による前記検出用画像の検出結果に基づいて前記画像形成条件を生成する生成手段と、を有し
    前記検出手段は、前記移動方向としての第1方向へ移動しながら前記検出用画像を検出し、前記第1方向と逆方向である、前記移動方向としての第2方向へ移動しながら前記検出用画像を検出し、
    前記検出用画像は、
    第1パッチ画像と、前記検出手段による前記第1パッチ画像の検出タイミングを制御するために用いられ、前記第1パッチ画像よりも前記第1方向の上流に形成される第1トリガー画像と、を含む第1の検出用画像列と、
    第2パッチ画像と、前記検出手段による前記第2パッチ画像の検出タイミングを制御するために用いられ、前記第2パッチ画像よりも前記第2方向の上流に形成される第2トリガー画像と、を含む第2の検出用画像列と、を有し、
    前記第1の検出用画像列と前記第2の検出用画像列とは、前記搬送方向において前記記録材の異なる位置に形成され、
    前記第1トリガー画像と前記第2トリガー画像とは、前記移動方向において異なる位置に形成され、
    前記移動方向において、前記記録材上の前記第1トリガー画像の位置は前記記録材上の前記第2パッチ画像の位置と重なり、
    前記移動方向において、前記記録材上の前記第2トリガー画像の位置は前記記録材上の前記第1パッチ画像の位置と重なることを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記搬送手段は、前記検出用画像が形成された前記記録材を前記検出位置において間欠に搬送し、
    前記検出手段は、前記搬送手段が前記記録材を間欠に搬送する際、該記録材が停止した状態で前記第1方向に移動しながら前記第1の検出用画像列を検出し、
    前記検出手段は、前記搬送手段が前記記録材を間欠に搬送する際、該記録材が停止した状態で前記第2方向に移動しながら前記第2の検出用画像列を検出することを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記検出用画像はさらに、
    第3パッチ画像と、前記検出手段による前記第3パッチ画像の検出タイミングを制御するために用いられ、前記第3パッチ画像よりも前記第1方向の上流に形成される第3トリガー画像と、を含む第3の検出用画像列と、
    第4パッチ画像と、前記検出手段による前記第4パッチ画像の検出タイミングを制御するために用いられ、前記第4パッチ画像よりも前記第1方向の上流に形成される第4トリガー画像と、を含む第4の検出用画像列と、を有し、
    前記移動方向において、前記記録材上の前記第3トリガー画像の位置は前記記録材上の前記第2パッチ画像の位置と重なり、
    前記移動方向において、前記記録材上の前記第4トリガー画像の位置は前記記録材上の前記第1パッチ画像の位置と重なり、
    前記第2の検出用画像列は前記搬送方向において前記第1の検出用画像列と前記第3の検出用画像列との間に形成され、
    前記第3の検出用画像列は前記搬送方向において前記第2の検出用画像列と前記第4の検出用画像列との間に形成されることを特徴とする、
    請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記第1トリガー画像の位置と前記第3トリガー画像の位置とは、前記搬送方向において重なり、
    前記第2トリガー画像の位置と前記第4トリガー画像の位置とは、前記搬送方向において重なることを特徴とする、
    請求項記載の画像形成装置。
  5. 前記第1トリガー画像と前記第2トリガー画像の両方は、所定の色の画像であることを特徴とする、
    請求項1乃至のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成条件は、前記画像形成手段により形成される画像の前記搬送方向に直交する方向の画像濃度ムラを抑制するために用いる情報であることを特徴とする、
    請求項1乃至5のいずれか1項記載の画像形成装置。
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