JP4461167B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4461167B2 JP4461167B2 JP2007278012A JP2007278012A JP4461167B2 JP 4461167 B2 JP4461167 B2 JP 4461167B2 JP 2007278012 A JP2007278012 A JP 2007278012A JP 2007278012 A JP2007278012 A JP 2007278012A JP 4461167 B2 JP4461167 B2 JP 4461167B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- pattern
- information
- analysis data
- prevention pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/04—Preventing copies being made of an original
- G03G21/046—Preventing copies being made of an original by discriminating a special original, e.g. a bank note
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00172—Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling
- G03G2215/00206—Original medium
- G03G2215/00299—Confidential, e.g. secret documents
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
- G03G2215/00919—Special copy medium handling apparatus
- G03G2215/00932—Security copies
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
これによれば、有効な情報が存在する領域の情報種別に対応した透かし見防止パターンを、その領域ごとに印字することができ、十分な秘匿性を確保できる。
また、前記マスク画像生成部は、前記背景領域を示す情報種別値と異なる数値を持つ解析データが存在する領域を、透かし見防止パターンを形成する秘匿対象領域に決定し、画像印字部は、秘匿対象領域に透かし見防止パターンを印字することを特徴とする。
これにより、背景領域以外の領域を秘匿対象領域として、その秘匿対象領域に透かし見防止パターンを印字させるようにしているので、十分な秘匿性の確保と、トナーの節約と給紙トラブルの減少ができる。
これにより、有効な情報が存在する領域との整合がとれ、秘匿性を確保するのに必要最小限の大きさの透かし見防止パターンを生成できる。
これにより、有効な情報の存在する領域と対応する記録用紙の裏面の位置に、透かし見防止パターンが印字できるようになる。
また、前記入力された選択情報が、前記マスク画像生成部に与えられ、前記マスク画像生成部は、与えられた選択情報と一致する情報種別を持つ解析データが存在する領域を、秘匿対象領域と判定することを特徴とする。
これにより、利用者が、入力部から所望の選択情報を入力することにより、原稿に予め記録された情報のうち文字領域あるいは画像領域など、利用者が意図した特定の情報の存在する領域のみを秘匿対象領域に選択して、この秘匿対象領域に透かし見防止パターンを印字することが可能であり、利用者が、自らの意思で透かし見防止パターンを印字する位置を制御できる。
これにより、テーブルとしては、不揮発性の書き換え可能な記憶素子を用いるので、予め定義された基本パターンを半永久的に記憶することができ、利用者が新たに定義した基本パターンを追加したり、基本パターンの変更,削除も可能となる。
また、透かし見防止パターンを、原稿の有効な情報が存在する領域と対応する記録用紙の裏面部分にのみ印字させるので、十分な秘匿性を確保することができる。
また、入力部により透かし見防止パターンを印字する秘匿対象領域を選択できるので、利用者は自らの意思で秘匿したい位置を制御できる。
<画像形成装置の構成>
図1に、本発明の実施の一形態である画像形成装置の構成ブロック図を示す。
図1に示す画像形成装置は、たとえばコンピュータに接続されコンピュータから入力される画像データに基づいて画像形成するプリンタに相当する部分(3,4)と、原稿に形成されている画像データを読み取る複写機(スキャナ)に相当する部分(1,2)の機能を兼ね備える複合機である。
ここで原稿に形成されている画像データには、図形,グラフ,写真などのいわゆる画像情報のみならず、アルファベット,数字,漢字などの文字情報,記号情報も含まれる。
すなわち、読み取り後は、文字も画像データの1つとして扱われる。
画像処理部2は、読み取った画像データの有効な情報が存在する領域を領域分離して、領域分離された各領域ごとに透かし見パターンの形状と、その透かし見防止パターンの形成位置を決定する部分である。
ここで、有効な情報が存在する領域とは、文字,記号,図形,グラフ,写真などが存在する領域をいい、視覚的に認識できる情報が印刷されている領域をいう。また、有効な情報が存在する領域のうち、主として多数の文字列が記載されている領域を文字領域と呼び、図形や写真などが印刷されている領域を画像領域と呼ぶ。
また、主として記録用紙の色と同じ色で残されている原稿部分、言いかえれば文字および画像などの有効な情報が存在しない部分を、背景領域と呼ぶ。文字領域や画像領域が秘匿対象領域の候補となる部分であり、背景領域は秘匿対象外の領域とする。
情報種別とは、領域分離処理によって分離された領域に主として含まれる情報の種類をいい、後述するように数値で表される。たとえば、主として文字情報が存在する文字領域は、情報種別が「1」である。
解析データは、有効な情報が存在する領域の情報種別が何であるかを識別することが可能な画素ごとのデータであり、少なくとも文字が存在する領域と、画像が存在する領域と、背景領域とを区別した情報種別を示す数値(情報種別値)で表される。たとえば、文字領域に属する各画素の解析データは、「1」で表される。
ここで、透かし見防止パターンの形状は、情報種別に予め対応づけられた透かし見防止パターン生成用基本パターン(以下、基本パターンとも呼ぶ)の集合として決定される。
この基本パターンは、情報種別の数値ごとに予め定義されたものであり、生成された解析データは、その解析データの数値(情報種別)に対応づけられた基本パターンに変換される。
また、生成された解析データのうち、文字領域や画像領域など、特定の情報種別を示す解析データが存在する領域を、透かし見防止パターンの形成領域に決定する。言いかえれば、原則として、文字領域などの有効な情報が存在する領域部分に、透かし見防止パターンが形成されることになる。ただし、後述するように有効な情報が存在する領域であっても秘匿対象外とされた領域には透かし見防止パターンは形成されない。
ここで、背景領域を示す情報種別値と異なる数値を持つ解析データが存在する領域を、透かし見防止パターンを形成すべき秘匿対象領域と呼ぶ。
画像印字部は、この秘匿対象領域に、透かし見防止パターンを印字する。
ここで、テーブル221は、透かし見防止パターンの最小構成単位データである基本パターンを記憶した部分である。セレクタ222は、画像解析部21で生成された解析データの情報を基に、テーブルの基本パターンを参照して透かし見防止パターンの形状を選択する部分である。
セレクタ222は、セレクト信号に基づいて、記録用紙の情報印字面と反対側の裏面に印字するための透かし見防止パターンを生成する。これにより、透かし見防止パターンの形状と位置が決定される。
この場合、解析データを基本パターンに変換する際に、予め定められた基本パターンの画素サイズを考慮していくつかの解析データを間引く処理をする。そして間引き後の解析データがセレクタに与えられ、この間引き後の解析データについてのみ、透かし見防止パターン生成用基本パターンに変換される。これにより、もとの原稿の有効な情報が存在する領域の大きさに対応した大きさを持つ透かし見防止パターンの形状が決定されることになる。
レーザ書込制御部32は、メモリ読出制御部31から読み出された画像データを、LSU4に適切なタイミングで転送するとともに、図示しない感光体ドラムの帯電制御、露光手段による静電潜像の書込制御、静電潜像の現像に係る制御等、感光体ドラム上に画像形成するための動作制御を実行する部分である。
また、画像印字部3は、画像記憶部から、秘匿対象領域に印字するための透かし見防止パターンを読み出す場合、マスク画像生成部で決定された透かし見防止パターンの鏡像パターンを生成しながら読み出す。そして、この鏡像パターンを利用して記録用紙の裏面に、透かし見防止パターンが印字される。
特に、ユーザーインターフェース5は、有効な情報が存在する領域のうち秘匿対象領域とすべき領域を選択するための選択情報を入力するのに利用される。
ここで、選択情報は、マスク画像生成部に与えられる情報であり、情報種別を示す数値と対応する値として与えられる。マスク画像生成部は、秘匿対象領域を判定するのに、この選択情報を用いる。すなわち、与えられた選択情報と一致する情報種別を持つ解析データが存在する領域を、秘匿対象領域と判定する。
図3に、この発明の透かし見防止パターンの形成処理についての概要説明図を示す。
まず、図3の原稿画像101が、画像データ読取部1で読取られ、画像解析部21へ与えられる。画像解析部21では、前記したように、画素ごとの濃度情報から原稿のどの部分に有効な情報があるかを解析し、画素ごとに文字領域や画像領域を認識し領域を分割する。この領域分割処理により、解析データ102が生成される。生成された解析データ102は、マスク画像生成部22に与えられる。
しかし、透かし見防止パターンは、実際には、原稿画像の情報が印字された表面とは反対側の裏面に印字されるものであるので、透かし見防止パターン103を鏡像化したパターン104を生成する。この鏡像パターン104が、用紙の裏面に印字される実際のパターンとなる。
たとえば、画像領域に生成された透かし見防止パターン103の鏡像パターン104が、原稿画像101の画像データが印字された領域の裏面に印字されることになる。
また、一般に有効な情報が存在する領域が原稿の全面にわたって存在することは少なく、いくらかは背景領域が存在する。したがって、背景領域には透かし見防止パターンを印字しないようにすることで、透かし見防止パターンを印字するために使用するトナー量を減らすことができ、消耗部品の劣化を抑え、給紙トラブルも少なくすることができる。
ここで、画像解析部21で生成される解析データについて説明する。
解析データは、図3の102に示すように、原稿画像101のうち、文字や画像の情報が存在する領域とその領域の情報の種別を示す数値化されたデータであり、原稿画像の一画素毎に対応する数値情報として保持されるデータである。
図4に、解析データの具体例を示す。
解析データは、たとえば図4の102aのような数値情報であり、ここでは、文字や画像のない部分である背景を0、文字(A〜L)の存在する領域を1で示している。この他に、画像の存在する領域であれば2の値を付与し、その他の領域たとえば文字とも画像とも判別の付かなかった領域には3の値を付与するものとする。
図5に、テーブル221に記憶される透かし見防止パターンの基本パターンの一実施例を示す。
図5では、4つの解析データ(0,1,2,3)に対応させて定義した4つの基本パターンのパターン形状105を示している。
たとえば、解析データ0(背景)に対しては、全面が白パターンであり、この位置には、透かし見防止パターンは印字されないことを意味する。また、解析データ1(文字)に対しては、左上と右下の基本的な長方形形状の部分を黒色のパターンとしたパターンを用いる。また、解析データ2(画像)に対しては、図のような3つの領域を黒色パターンとしたパターンを用いる。さらに、解析データ3(その他)に対しては、全面が黒のぬりつぶしパターンを用いる。
このような4つの基本パターンを参照しながら、一画素ごとに解析データに対応した基本パターンを選択し、透かし見防止パターンを配置する位置と、透かし見防止パターンの形状とを決定する。
次に、透かし見防止パターンの生成と間引き処理について説明する。
マスク画像生成部22のセレクタ222は、画像解析部21で生成された解析データ(セレクタ信号)の示す数値(背景領域0、文字領域1、画像領域2,その他領域3)に応じて、テーブル221に記憶されている対応する透かし見防止パターンの基本パターンを選択する。これにより解析データが、基本パターンに変換される。
ここでは、左側の図の多数の解析データ102bのうち、点線領域の中の6つの解析データのみに注目する。また、後述する間引き処理は考慮しないものとする。点線領域の中には、0と1の解析データが存在するものとする。
テーブル221には、解析データ0に対応する基本パターンAと、解析データ1に対応する基本パターンBとが含まれているので、点線領域内の解析データ0に対しては、対応する基本パターンAを選択し、解析データ0の位置にこの基本パターンAを配置する。
また、点線領域内の解析データ1に対しては、対応する基本パターンBを選択し、解析データ1の位置に、基本パターンBを配置する。これにより、図6の点線領域内の6つの解析データ102bは、右側に示すような6つの基本パターンからなる透かし見防止パターン103bとなる。
たとえば、画像解析部21で生成された解析データ102Cを、セレクト信号生成部223により、図8に示すごとく横に4画素おき、縦に4ラインおきに間引く処理をする。これによりセレクタ222に与える解析データ(セレクタ信号)が必要数だけ間引かれるので、原稿サイズと同じサイズの透かし見防止パターンを、もとの原稿の文字領域等と対応した位置に生成することができる。
図7(a)では、横方向の解析データについての間引き処理を示している。
ここで、横方向の1ラインのみに注目し、8つの画素に相当する8つの「1」の解析データが並んでいたとする。この場合、左側から1番目と5番目の解析データのみ残し、他の6つの解析データは削除する。これにより、8つの解析データは、2つの「1」の解析データに間引かれる。
その後、間引き後の2つの「1」の解析データに対して、基本パターンの選択処理をする。この場合、1つの「1」の解析データごとに、対応する基本パターン(4画素×4画素)に変換され、もとの8つの解析データの部分は、図に示すような2つの基本パターンを横方向に並べた透かし見防止パターンに変換される。これにより、横方向に並んだ8画素分の解析データに対応して、横方向に同一サイズの8画素分の透かし見防止パターンが形成される。
すなわち、上側から1番目と5番目の解析データのみ残し、他の6つの解析データは削除する。
この後、間引き後の2つの「1」の解析データに対して、基本パターンの選択処理をする。これにより、図示したように縦方向に並んだ2つの基本パターン(4画素×4画素)からなる透かし見防止パターンが形成される。この場合も、縦方向について、8画素分の解析データと同じサイズの8画素分の透かし見防止パターンが形成される。
領域分離処理により、原稿の中に印字された有効な情報の存在する領域(文字領域,画像領域など)が認識され、生成された解析データの数値により、これらの領域が区別される。
このように認識された領域すべてに秘密情報が記載されている場合は、認識された領域すべてを秘匿対象として、それらの領域の位置に透かし見防止パターンを形成すればよい。
しかし、情報の存在する領域すべてに秘密情報が記載されているとは限らず、たとえば広告文や原稿用紙のデザイン模様など第三者に知られても全く問題のない情報が存在する領域もあり、そのような領域は秘匿対象としなくてもよい場合がある。
このように明らかに秘匿対象とする必要のない領域に対応する裏面の位置には、透かし見防止パターンを生成する必要はないと考えられる。
すなわち、秘匿対象外の領域については、透かし見防止パターンを生成しないようにすることにより、消費するトナーの節約や消耗部品の劣化を抑えることができ、裏面に印刷するパターンが減ることにより給紙トラブルも最小限に抑えることができる。
選択情報は、前記したように、どの分離領域を秘匿対象領域とすべきかを示す情報であり、この選択情報の設定は、利用者が自らの意思でユーザーインターフェース5を用いて行う。たとえば、利用者が、秘匿対象領域としたい領域の数値(1,2あるいは3)を入力すると、この数値が選択情報に設定される。
この選択情報は、秘匿対象領域とすべき解析データの数値として、ユーザーインターフェース5からセレクト信号生成部223へ与えられる。セレクト信号生成部223は、与えられた選択情報と同じ数値を持つ解析データを、そのままセレクト信号として、セレクタ222へ与える。
秘匿対象外領域に対応する裏面には、透かし見防止パターンは印字されないので、トナーの節約,消耗部品の劣化防止,および給紙トラブルの低減をすることができる。
マスク画像生成部22で生成された、たとえば、図3に示すような透かし見防止パターン103をそのまま記録用紙の裏面に印字した場合、表面の情報の存在する位置と、横方向に正反対の位置に透かし見防止パターンが印字されてしまう。したがって、表面の情報の存在する位置と対応する裏面に透かし見防止パターンを印字するためには、図3の鏡像パターン104を生成しなければならない。
そこで、画像印字部3のメモリ読出制御部31が、鏡像パターンを生成する鏡像処理を行いながら、透かし見防止パターンをメモリ232から読み出すようにする。
鏡像処理は、後述するように、たとえば、透かし見防止パターンを、横方向の後端から読み出すようにすればよい。これにより鏡像パターン104が生成される。
このような鏡像パターン104を生成すれば、表面の情報の存在する位置と、透かし見防止パターンを印字する位置とを整合させることができる。
ここでは、透かし見防止パターンを印字する処理フローについて説明する。
図2に、この発明の印字処理の一実施例の概略フローチャートを示す。
まず、ステップs1において、画像データ読取部1によって、すでに情報の記録された原稿101から画像データの読み取りを行う。これにより、濃度情報を持つ数値化された原稿画像データが生成され、画像解析部21に与えられるとともに、画像記憶部23のメモリ232に記憶される。
領域分離処理により、ある画素が情報の存在しない背景部分の画素であると判断された場合は、その画素に対して、数値の0を割り当てる。また、文字情報と判断された画素には数値の1を、写真や図形などの画像情報と判断された画素には数値の2を、ノイズや罫線などその他の情報であると判断された画素には数値の3を割り当てる。この場合、数値化された解析データは、4つの情報種別を示すデータであるので、一画素あたり2ビットの情報として記憶すればよい。
画像形成装置の操作者の所望する秘匿対象の値とは、前記した選択情報に相当し、文字情報であれば数値の1、画像情報であれば数値の2、その他の情報であれば数値の3として、予めユーザーインターフェース5により設定されている数値である。
出力されるセレクト信号は、セレクタ222に与えられる。
ここでは、透かし見防止パターンの形状の最小構成単位データである基本パターンが記憶されたテーブル221から、ステップs4で出力された解析データの示す数値情報に対応する基本パターンの形状105を選択し、解析データをパターン形状105に変換する。
ただし、ステップs4で出力された解析データの示す数値が0の位置は、透かし見防止パターン不要とみなし、テーブルからの選択は行わず、背景と同色のパターンデータ(原稿画像データ)を出力する。したがって、セレクタ222に与えられる解析データ(セレクト信号)の数値が1,2および3となっている位置のみ、対応するパターン形状105に変換する。透かし見防止パターンの形状の最小構成単位データである基本パターン105は、たとえば、図5に示したような横4画素、縦4画素のサイズで、白と黒の混在した画素、あるいは黒のみの画素で構成される濃度値を持つ画像データである。
以上の処理を実行することにより、秘匿化が必要な位置に透かし見防止パターンが印字されるので、十分な秘匿性が確保でき、トナー量の節約,給紙トラブルの減少を図ることができる。
2 画像処理部
3 画像印字部
4 LSU
5 ユーザーインターフェース
21 画像解析部
22 マスク画像生成部
23 画像記憶部
31 メモリ読出制御部
32 レーザ書込制御部
51 入力ボタン
52 タッチパネル式表示装置
221 テーブル
222 セレクタ
223 セレクト信号生成部
231 メモリ制御部
232 メモリ
Claims (7)
- 原稿に形成されている画像データを読み取る画像データ読取部と、
前記読み取った画像データの有効な情報が存在する領域を領域分離して、
領域分離された各領域ごとに透かし見防止パターンの形状と、その透かし見防止パターンの形成位置を決定する画像処理部と、
前記決定された透かし見防止パターンの形成位置の情報に基づいて、前記決定された透かし見防止パターンを、原稿を印字した記録用紙の裏面であって、前記原稿の有効な情報が存在する領域のいずれかと対応する領域に印字する画像印字部とを備え、
前記画像処理部が、前記読み取られた画像データから、画素ごとに前記有効な情報が存在する領域の情報種別が識別可能な解析データを生成する画像解析部と、
前記解析データを、前記情報種別に予め対応づけられた透かし見防止パターン生成用基本パターンに変換して各分離領域ごとに前記透かし見防止パターンの形状を決定し、
前記生成された解析データのうち特定の情報種別を示す解析データが存在する領域を、前記透かし見防止パターンの形成領域に決定するマスク画像生成部とを備え、
前記マスク画像生成部は、前記解析データを透かし見防止パターン生成用基本パターンに変換する際に、予め定められた前記基本パターンの画素サイズを考慮して解析データを間引き、間引き後の解析データについて透かし見防止パターン生成用基本パターンに変換し、もとの原稿の有効な情報が存在する領域の大きさに対応した大きさを持つ透かし見防止パターンの形状を決定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記マスク画像生成部は、前記情報種別に対応づけられた透かし見防止パターン生成用基本パターンを予め記憶したテーブルを備え、前記テーブルは、不揮発性の書きかえ可能な記憶素子で構成されることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
- 前記解析データは、少なくとも文字が存在する領域と、画像が存在する領域と、文字および画像のいずれも存在しない背景領域とを区別した情報種別を示す数値で表されることを特徴とする請求項1または2の画像形成装置。
- 前記マスク画像生成部は、前記背景領域を示す情報種別値と異なる数値を持つ解析データが存在する領域を、透かし見防止パターンを形成する秘匿対象領域に決定し、画像印字部は、秘匿対象領域に透かし見防止パターンを印字することを特徴とする請求項3の画像形成装置。
- 前記有効な情報が存在する領域のうち秘匿対象領域とすべき領域を選択するための選択情報を入力する入力部をさらに備え、前記画像印字部は、入力された選択情報によって選択された秘匿対象領域に、透かし見防止パターンを印字することを特徴とする請求項1または2の画像形成装置。
- 前記入力された選択情報は、前記マスク画像生成部に与えられ、前記マスク画像生成部は、与えられた選択情報と一致する情報種別を持つ解析データが存在する領域を、秘匿対象領域と判定することを特徴とする請求項5の画像形成装置。
- 原稿に形成されている画像データを読み取る画像データ読取ステップと、
前記読み取った画像データの有効な情報が存在する領域を領域分離して、
領域分離された各領域ごとに透かし見防止パターンの形状と、その透かし見防止パターンの形成位置を決定する画像処理ステップと、
前記決定された透かし見防止パターンの形成位置の情報に基づいて、前記決定された透かし見防止パターンを、原稿を印字した記録用紙の裏面であって、前記原稿の有効な情報が存在する領域のいずれかと対応する領域に印字する画像印字ステップとを備え、
前記画像処理ステップが、前記読み取られた画像データから、画素ごとに前記有効な情報が存在する領域の情報種別が識別可能な解析データを生成する画像解析ステップと、
前記解析データを、前記情報種別に予め対応づけられた透かし見防止パターン生成用基本パターンに変換して各分離領域ごとに前記透かし見防止パターンの形状を決定し、
前記生成された解析データのうち特定の情報種別を示す解析データが存在する領域を、前記透かし見防止パターンの形成領域に決定するマスク画像生成ステップとからなり、
前記マスク画像生成ステップは、前記解析データを透かし見防止パターン生成用基本パターンに変換する際に、予め定められた前記基本パターンの画素サイズを考慮して解析データを間引き、間引き後の解析データについて透かし見防止パターン生成用基本パターンに変換し、もとの原稿の有効な情報が存在する領域の大きさに対応した大きさを持つ透かし見防止パターンの形状を決定することを特徴とする画像形成装置の画像形成方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007278012A JP4461167B2 (ja) | 2007-10-25 | 2007-10-25 | 画像形成装置 |
US12/256,821 US8422067B2 (en) | 2007-10-25 | 2008-10-23 | Image forming apparatus and method utilizing see-through prevention patterns to increase transillumination document security |
CN2008101691228A CN101419423B (zh) | 2007-10-25 | 2008-10-27 | 成像设备 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007278012A JP4461167B2 (ja) | 2007-10-25 | 2007-10-25 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009105843A JP2009105843A (ja) | 2009-05-14 |
JP4461167B2 true JP4461167B2 (ja) | 2010-05-12 |
Family
ID=40582921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007278012A Expired - Fee Related JP4461167B2 (ja) | 2007-10-25 | 2007-10-25 | 画像形成装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8422067B2 (ja) |
JP (1) | JP4461167B2 (ja) |
CN (1) | CN101419423B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4189518B2 (ja) * | 2007-03-15 | 2008-12-03 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成システム |
JP2010130659A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2011191416A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、画像形成システム及び画像濃度調整方法 |
JP6045548B2 (ja) * | 2014-10-28 | 2016-12-14 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
US10357962B2 (en) | 2016-03-08 | 2019-07-23 | Nike, Inc. | Printing utilizing a virtual mask |
CN111208955B (zh) * | 2018-11-21 | 2024-01-30 | 珠海金山办公软件有限公司 | 打印方法、装置及服务器 |
JP7310319B2 (ja) | 2019-05-31 | 2023-07-19 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100270196B1 (ko) * | 1995-09-01 | 2000-10-16 | 박관우 | 비밀유지 가능한 팩시밀리 수신용 이중지 |
JP3427692B2 (ja) * | 1996-11-20 | 2003-07-22 | 松下電器産業株式会社 | 文字認識方法および文字認識装置 |
JP4265715B2 (ja) | 1999-12-21 | 2009-05-20 | トッパン・フォームズ株式会社 | 重ね合わせ用接着シート |
US7286682B1 (en) * | 2000-08-31 | 2007-10-23 | Xerox Corporation | Show-through watermarking of duplex printed documents |
JP4396165B2 (ja) | 2003-07-09 | 2010-01-13 | 富士ゼロックス株式会社 | 印刷処理装置、プログラムおよび情報漏洩防止方法 |
JP2005238636A (ja) | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成システム、プリントサーバ、画像形成方法、及び画像形成プログラム |
JP2005242864A (ja) | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Seiko Epson Corp | 画像情報処理システム、画像情報処理装置 |
JP2005269432A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Sharp Corp | 画像形成装置及び画像形成システム |
JP4338625B2 (ja) | 2004-12-16 | 2009-10-07 | 株式会社リコー | 機密用紙処理装置 |
JP4186122B2 (ja) * | 2006-04-28 | 2008-11-26 | 村田機械株式会社 | 通信端末装置 |
JP5196987B2 (ja) * | 2007-12-20 | 2013-05-15 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 |
US7965421B2 (en) * | 2008-04-16 | 2011-06-21 | Xerox Corporation | Show-through reduction method and system |
-
2007
- 2007-10-25 JP JP2007278012A patent/JP4461167B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-10-23 US US12/256,821 patent/US8422067B2/en active Active
- 2008-10-27 CN CN2008101691228A patent/CN101419423B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8422067B2 (en) | 2013-04-16 |
JP2009105843A (ja) | 2009-05-14 |
CN101419423A (zh) | 2009-04-29 |
CN101419423B (zh) | 2011-06-29 |
US20090110290A1 (en) | 2009-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4461167B2 (ja) | 画像形成装置 | |
CN102404478A (zh) | 图像形成装置及系统、信息处理装置、图像形成方法 | |
US8405882B2 (en) | Method and apparatus for secure document printing | |
JP5264311B2 (ja) | 画像処理装置、制御方法、及びプログラム | |
JPH0736317A (ja) | 複写機 | |
JP2007201850A (ja) | 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム | |
JP2009182850A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007019841A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0738737A (ja) | 複写機 | |
US8681384B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method and image processing program | |
JP4605259B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JPH0670134A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4803243B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理プログラム | |
JP7559382B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP2012109748A (ja) | 画像生成装置、画像形成装置、および画像生成方法 | |
JP2002278390A (ja) | 画像形成装置 | |
WO2009104606A1 (ja) | 地紋画像埋め込み方法、電子透かし埋め込み方法、電子透かし検出方法、地紋画像埋め込み装置、電子透かし埋め込み装置、電子透かし検出装置、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体 | |
JP4803242B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理プログラム | |
JPH0736325A (ja) | 複写機 | |
JP4504223B2 (ja) | 印刷システム、テストチャート印刷方法、テストチャート印刷プログラム、テストチャート印刷プログラムを記録した記録媒体、テストチャート | |
JPH0447512B2 (ja) | ||
CN110677547A (zh) | 图像形成装置及图像形成方法 | |
JP2003230002A (ja) | 画像回転処理方法および画像処理装置並びにそれを備えた画像形成装置 | |
JP2009141487A (ja) | デジタル複写機 | |
JPH11317858A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091013 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100119 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |