JP3427692B2 - 文字認識方法および文字認識装置 - Google Patents

文字認識方法および文字認識装置

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JP3427692B2
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷文書や手書き
文書などのテキストデータ化されていない文書をテキス
トデータに変換する文字認識方法および文字認識装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の方式では、印刷文書または手書き
文書をテキストデータに変換する文字認識装置におい
て、文書中の各文字に対して正確に文字認識をできない
場合は、複数の候補文字を提示し、その複数の候補文字
から正解の文字を判定する後処理を導入する装置があ
り、この装置により認識率の向上が図られている。
【0003】図45は、従来の文字認識装置の構成を示
す図である。以下、図45を用いて従来の文字認識装置
の動作について説明する。画像入力手段10が紙文書を
読み込みビットマップ形式の画像データに変換し、領域
分割手段31は画像データを文字領域と写真や図表など
の文字領域以外の領域に分割する。
【0004】文字切り出し手段32は分割された文字領
域から1文字を切り出して文字認識手段33へ渡す。文
字認識手段33では、その文字を認識して文字データに
変換し、複数の候補に対して複数の変換候補文字を作成
する。文字領域の全ての文字について認識処理が終了し
たら、後処理手段34は変換候補文字の組み合わせから
なる文を形態素解析する。
【0005】即ち、単語を検索条件として辞書検索手段
20に検索要求を出し、辞書検索手段20では、与えら
れた単語について単語辞書40中を探索してその単語の
有無を返す。後処理手段34では単語辞書40に存在す
る場合にその単語を正解として出力する。
【0006】以上のようにして、辞書を用いて文字認識
手段33が誤って認識した文字を修正する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、後処理として辞書を用いて形態素解析
を行うため、単語辞書などの辞書の作成に膨大な人手と
作成時間とメンテナンスが必要となる。
【0008】また形態素解析では複雑な処理が必要であ
り、構築や運用に多くの時間を要し、一部に認識できな
い単語が存在した場合等、誤りも多い。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るもので、システム構築が容易に短時間で行うことがで
き、かつ誤認識を短時間で正確に修正することがてきる
文字認識方法及び文字認識装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に第1に、本発明の文字認識方法は、1文字の画像デー
タに対し、少なくとも1つの文字を画像データが表す文
字として認識する文字認識処理と、テキストデータ化さ
れた文書に対し文字認識処理により認識された任意の文
字列を全文検索する処理と、全文検索の結果に基づき画
像データが表す文字を決定する処理からなる。
【0011】これにより、単語辞書等の辞書を用いるこ
となく、また形態素解析等の複雑な処理を必要とせず、
誤認識を正確に修正することが可能となる。
【0012】また、第2に、本発明の文字認識方法は、
1文字の画像データに対し、少なくとも1つ文字を評価
値と共に画像データが表す文字として認識する文字認識
処理と、評価値に基づき誤認識の可能性がある文字に対
し候補文字を判定する処理と、テキストデータ化された
文書に対し候補文字を含む文字認識結果の任意の文字列
を全文検索する処理と、全文検索の結果に基づき画像デ
ータが表す文字を候補文字の中から1つ決定する処理か
らなる。
【0013】これにより、単語辞書等の辞書を用いるこ
となく、また形態素解析等の複雑な処理を必要とせず、
評価値に基づき誤認識を正確に修正することが可能とな
る。
【0014】第3に、本発明の文字認識装置は、画像デ
ータから文字の画像データを切り出す文字切り出し手段
と、前記文字切り出し手段により切り出された1文字の
画像データを少なくとも1つのテキストデータに変換す
る文字認識手段と、前記文字認識手段の変換結果から画
像データが表す文字を決定する後処理手段と、テキスト
データ化された文書を記憶するテキストデータ記憶部
と、前記テキストデータ記憶部に記憶されたテキストデ
ータを任意の文字列で全文検索する全文検索手段とを備
え、前記後処理手段が、文字認識手段により認識された
任意の文字列の前記全文検索手段による検索結果に基づ
き画像データが表す文字を決定する構成を備えたもので
ある。
【0015】これにより、辞書の作成、メンテナンスを
不要とし、簡単な構成でかつ誤認識を正確に修正てきる
文字認識装置を実現することができる。
【0016】第4に、本発明の文字認識装置は、画像デ
ータから文字の画像データを切り出す文字切り出し手段
と、前記文字切り出し手段により切り出された1文字の
画像データを評価値と共に少なくとも1つのテキストデ
ータに変換する文字認識手段と、前記文字認識手段の変
換結果から画像データが表す文字を決定する後処理手段
と、テキストデータ化された文書を記憶するテキストデ
ータ記憶部と、前記テキストデータ記憶部に記憶された
テキストデータを任意の文字列で全文検索する全文検索
手段とを備え、前記後処理手段が、評価値に基づき画像
データが表す文字の候補を判定し、当該候補を含む前記
文字認識手段により認識された任意の文字列の前記全文
検索手段による検索結果に基づき候補の中から画像デー
タが表す文字を決定する構成を備えたものである。
【0017】これにより、辞書の作成、メンテナンスを
不要とし、簡単な構成でかつ誤認識を認識手段の評価値
に基づき正確に修正てきる文字認識装置を実現すること
ができる。
【0018】第5に、本発明は第3、第4の手段におい
て、全文検索手段が、文字認識手段から出力される文字
認識の対象である文書自身を検索対象とし、後処理手段
が、文字認識の対象である文書を検索対象とした検索結
果に基づき画像データが表す文字を決定するものであ
り、これにより、文字認識の対象である文書の特性を反
映した誤認識の修正が可能となる。
【0019】第6に、本発明は、第4の手段において、
後処理手段が、検索結果に基づき候補の中から画像デー
タが表す文字を決定する際に、全ての候補に対する検索
結果が一定値以下の場合、文字切り出し手段に画像デー
タの再切り出しを指示するものである。
【0020】これにより、画像データから文字の画像デ
ータを切り出す際の誤りに基づく誤認識を辞書等を用い
ずに修正することが可能となる。
【0021】第7に、第3または第4の手段に加え、画
像データを異なる属性の領域に分割し、文字領域を分離
し文字切り出し手段に出力する領域分割手段と、複数の
文字領域に分割された画像データに対する後処理手段の
出力を連結する領域結合手段とを備え、前記領域結合
が、異なる文字領域間に渡る任意の文字列の全文検索結
果に基づき複数の文字領域の連結を行うものである。
【0022】これにより、複数の領域に分離された文章
を、人手を介さず文書単位でテキストデータに変換する
ことが可能となる。
【0023】第8に、第3または第4の手段に加え、入
力された画像データのうち文字認識対象の文字データ部
分の属性を取得する属性取得手段を備え、後処理手段
が、属性を指定して全文検索手段に検索要求を出し、全
文検索手段が、指定された属性を持つテキストデータの
みを検索対象として全文検索を行い、後処理手段が、そ
の検索結果に基づき画像データが表す文字を決定するも
のである。
【0024】これにより、検索対象のデータ量が減るの
で検索時間が短縮され、かつ文字認識の対象である文書
の特性を反映した誤認識の修正が可能となる。第9に、
第3または第4の手段に加え、後処理手段が誤認識を修
正する際に全文検索手段に検索条件として検索要求を行
った誤認識を含む文字列と、誤認識の修正の結果得られ
た正解文字を含む文字列を対応づけた誤認識データを全
文検索手段に登録する誤認識蓄積手段と、誤認識データ
を記憶する誤認識記憶部を備え、全文検索手段が前記誤
認識データを検索対象とし、後処理手段が、誤認識デー
タに対する検索結果に基づき画像データが表す文字を決
定するものである。これにより、過去の誤認識データを
活用し、画像入力手段の特性を反映した誤認識の修正が
可能となる。第10に、第3または第4の手段に加え、
領域分割手段で分割した画像データのそれぞれの領域の
位置情報を記憶する領域位置記憶部と、写真や図などの
文字データ部分以外のデータを記憶する図データ記憶部
と、文字データの位置とフォントの情報を記憶する文字
フォント記憶部を備え、テキストデータ出力手段が、テ
キストデータに変換した文書データを出力する際に、入
力した画像データと同様のレイアウトで表示するもので
ある。これにより、入力された画像データと同様のレイ
アウトで表示することができるので、非常に見やすく、
かつ単に画像データを表示するのと異なり、テキストデ
ータとなっているので、文書を編集することができ、紙
文書と同様のレイアウトの別文書を容易に作成すること
が可能となる第11に、第1から10のいずれかの手段
において、文字認識対象の文書が例えばハングルや英語
のように、空白などの区切り文字で文字列が区切られて
記述されている文書を認識する場合、後処理手段が誤認
識を修正する際に、区切り文字で挟まれた文字列を検索
条件として全文検索手段に検索要求を行うものである。
これにより、区切り文字で区切られた文字列(例えば単
語)の一部分のような無意味な文字列による検索を最小
限にすることができ、言語や文書の特性にあった誤認識
の修正が可能となる。
【0025】
【発明実施の形態】
(実施の形態1)以下、本発明の実施の形態について、
図1から図44を用いて説明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施の形態における
文字認識装置の構成を表すブロック図である。
【0027】図1において110はスキャナやFAXな
どの印刷された文書、又は手書きの文書を画像データと
して入力する画像入力手段、120は画像入力手段11
0が読み込んだ画像データをビットマップ形式などで格
納しておく画像データ記憶部、170は利用者がシステ
ムに必要な情報を入力したり、システムからの情報を出
力する端末、130は画像データ記憶部120に格納さ
れた画像データをテキストデータに変換するテキストデ
ータ変換手段、140はテキストデータ変換手段130
からの要求を受けて登録済みデータに対して任意の文字
列を検索条件として全文をサーチしてその検索条件の全
データにおける出現回数を結果として返す検索部とテキ
ストデータ化された文書データからインデックスファイ
ルを作成しその文書データをファイル形式で記憶部に格
納する登録部からなる全文検索手段、150は全文検索
手段140で作成されたインデックスファイルを格納し
ておくインデックスファイル記憶部、180は全文検索
手段に登録された文書データをファイル形式で格納する
テキストデータ記憶部、160はテキストデータ化され
た文書データを出力するテキストデータ出力手段であ
る。
【0028】テキストデータ変換手段130の内部は、
画像データを異なる属性の領域(文字領域、図表領域、
写真領域)に分離する領域分割手段131、前記分割さ
れた領域の内、文字領域を対象とし、画像データから文
字の画像データを1文字づつ切り出す文字切り出し手段
132、前記文字として切り出された画像データをその
確からしさを表す数値と共に文字データに変換する文字
認識手段133、前記文字認識手段で文字データ化され
た誤認識を含んだテキストデータに対して誤認識を修正
する後処理手段134、文字認識手段で認識した結果を
格納する認識結果記憶部135で構成されている。
【0029】次に、以上のように構成された本装置の動
作を説明する。図2は、本実施の形態における文字認識
装置の全体の処理の流れを説明した図である。以下、印
刷された文書を例として説明する。
【0030】印刷された文書は、画像入力手段110に
おいて1回で読み込み可能な大きさであり、かつ図3に
示すように文字領域が分離していない文書とする。
【0031】まず、画像入力手段110から印刷文書、
又は手書き文書を画像データとして入力した後、入力し
た画像データにユニークな名前をつけて画像データ記憶
部120にファイル形式で格納する。ここでは、ファイ
ル名を例としてbunsyo1.bmpとする(ステップ1)。
【0032】次に、利用者が端末170から画像データ
ファイルbunsyo1.bmpを選択し、テキストデータに変換
することを指示する。このとき、テキストデータ変換手
段130は指示された画像データをテキストデータに変
換する。
【0033】テキストデータ変換手段130は、画像デ
ータ記憶部120からユーザが指示した画像データファ
イル(bunsyo1.bmp)を取得し、まず領域分割手段13
1で画像データを写真、図表領域、文字領域などの異な
る領域に分割し(ステップ2)、文字領域の位置情報を
文字切り出し手段132に渡す。
【0034】文字切り出し手段132では、文字領域の
先頭から文字と文字の間の空白などから1文字としての
範囲を切り出し、1文字づつその1文字の位置情報を文
字認識手段133に渡す。例えば、図4に示すように
「ば」という1文字範囲を切り出し、その位置を文字認
識手段に渡す(ステップ3)。
【0035】文字認識手段133では、文字切り出し手
段132から受け取った位置情報から得られる1文字に
ついて認識処理を行い文字データに変換する。ここで、
複数の候補を認識結果として、それから変換候補文字を
作成する。また、文字認識手段133はその変換候補文
字の確からしさを数値(その数値を評価値と呼ぶ)で表
し、全ての変換候補文字の評価値を求め、評価値の高い
順に変換候補を出力する。ここで求めた変換候補文字と
その評価値を認識結果記憶部135に図5に示す形式で
格納する(ステップ4)。この評価値としては、例えば
標準パターンとの類似度を用いて計算することができ
る。ここまでの処理で、例えば、図4に示すような文字
列は図6のような判定結果となる。
【0036】以下同様に、再び文字切り出し手段132
に戻り次の文字に対して同様の処理を行う。上記の文字
切り出し手段132と文字認識手段133の処理を文字
領域の最後の文字まで行う(ステップ5)。
【0037】後処理手段134では、まず、認識結果記
憶部135に格納されているテキストデータの全ての文
字について、変換候補1の誤読の判定を行う。
【0038】図9に誤読判定の処理の流れを示す。図9
のiは変換候補文字のカウンタ、jは文字領域の文字の
カウンタである。誤読の判定は、変換候補1の評価値と
変換候補2以降の文字の評価値を比較し、その差がある
しきい値以下の場合、その文字は変換候補1と非常に類
似していると判定しその文字が正解である確率が高いと
して、上位変換候補文字とする。
【0039】また、上位変換候補文字を有する変換候補
1は誤読文字と判定する。この方法では、図6の例でし
きい値を0.4とした場合、図7に示す○印の文字が上
位変換文字となり、△印の文字が誤読文字と判定され
る。
【0040】または、単に変換候補文字の評価値がある
しきい値以上の場合、その文字を全て上位変換候補文字
とするなど、誤読文字と上位変換候補文字からなる候補
文字の判定方法は、本発明では特定しない(ステップ
6)。
【0041】図10で誤読文字の修正方法の処理の流れ
を示す。誤読文字と判定した文字と前後の文字をあわせ
た3文字を検索条件として全文検索手段140に要求を
出す。さらに、誤読文字を上位変換候補文字に置き換え
て同様に検索要求を行う。上位変換候補文字が複数の時
は全ての上位変換候補文字に対して検索要求を行う。
【0042】全文検索手段140では、インデックスフ
ァイル記憶部150に格納されているインデックスファ
イルを使用して、テキストデータ記憶部180に格納さ
れている登録済みデータに対して全文検索を行い、全登
録済みデータ中における検索条件文字列の出現回数を結
果として後処理手段134に返す。ただし、テキストデ
ータ記憶部180にはすでに全文検索手段140を使用
してテキストデータ化されている文書データが多数登録
してあるものとする。
【0043】全文検索の結果得られた3文字の文字列の
出現回数を比較して、最も回数が多い文字列が正解であ
る確率が高いと判定して、後処理手段134は検索条件
としてあてはめた変換候補文字を正解文字として誤読文
字の修正を行う。
【0044】全文検索の検索条件の作成方法の例を図8
に示す。図8では、「最近の」と「届近の」の検索結果
を比較すると、「最近の」の検索結果の方が大きいので
「最」を正解とする(ステップ7)。
【0045】全文検索を行う検索条件の設定の仕方とし
ては、文字数を変えたり、句読点と句読点で挟まれた文
字列にしたり、文書中でひらがな、カタカナ、漢字など
の文字種が異なる場所で区切られた文字列など、文字認
識対象の文書の性質によって使い分けられる。
【0046】前述したように、後処理手段134は全て
の誤読文字について検索文字列を作成し、誤読文字の修
正を行う。登録済みデータは、ことばとして成立する文
字の連鎖情報が蓄積されており、上記のような全文検索
手段を用いると、知識データベースとなる。
【0047】誤読文字の修正が完了したテキストデータ
はbunsyo1.txtというようなユニークな名前を付けて、
全文検索手段140に登録する。このとき、ファイル名
は画像入力手段110でつけた名前の拡張子.bmpを.txt
に変えると画像データとテキストデータを対応づけるこ
とができる。また、このテキストデータbunsyo1.txtを
テキストデータ出力手段160に渡す。
【0048】全文検索手段140はテキストデータbuns
yo1.txtをテキストデータ記憶部180に格納し、かつ
bunsyo1.txtからインデックスファイルを作成する。図
11に登録処理の流れを示す。このインデックスファイ
ルはインデックスファイル記憶部150に格納され、次
のデータの処理からbunsyo1.txtは後処理手段の知識デ
ータベースとして活用される(ステップ8)。
【0049】テキストデータ出力手段160ではテキス
トデータbunsyo1.txtをディスプレイやFAXなどに出
力する。
【0050】従って、以上のような実施の形態の構成に
よれば、認識困難な文字を変換候補文字に置き換えて検
索文字列を作成し、すでにテキストデータ化されている
複数の文書に対して全文検索を行って変換候補文字のな
かから正解の文字を見つけるので、膨大な人手と作成時
間とメンテナンスを必要とする単語辞書などの辞書を作
成する必要がなく、複雑な処理を行うため構築や運用に
多くの時間を要し誤りの多い形態素解析なども必要とし
ないので、システム構築が容易に短時間で行うことがで
き、かつ誤認識の修正も短時間で行うことができる。
【0051】また、次々に全文検索手段を用いてテキス
トデータ化された文書のインデックスファイルが作成さ
れ、そのインデックスファイルがインデックスファイル
記憶部に格納されるので、メンテナンスをしなくても知
識データベースが自動的に増えていく。
【0052】特に、最近の文書の多くはテキストデータ
化されているので、過去の紙文書をテキストデータ化し
たい場合、すでに持っているテキストデータを全文検索
手段に登録しておき、過去にさかのぼって文字認識を行
うと、いわゆる未登録語の出現による誤認識を防ぐこと
ができる。
【0053】また、キーワード検索ではなく全文をサー
チする全文検索を行うので、検索文字列の切り出し方は
単語、文、節等の概念に拘束されず、自由に設定できる
ので、後処理のスピードや正確さを検索文字列の切り出
し方により必要に応じて設定することができる。
【0054】また、本実施の形態では、変換されたテキ
ストデータからインデックスファイルを生成し、全文検
索の対象としているため、文書管理もあわせて行うこと
ができる。
【0055】尚、全文検索の手法としては、インデック
スファイルを用いるものに限られるものではない。
【0056】また、本実施の形態では、既存の全文検索
装置を活用することにより、システム構築を容易に短時
間で行うことができる。
【0057】(実施の形態2)本発明の第2の実施の形
態について図面を用いて説明する。図12は本発明の第
2の実施の形態における文字認識装置の構成を示すブロ
ック図である。図1の構成と異なるのは、後処理手段で
誤読文字の修正を行う際に、後処理前のテキストデータ
からインデックスを作成し、登録済みデータだけでな
く、この文字認識対象である文書自体も知識データとし
て使用する点である。
【0058】本実施の形態では、同じ文字列が繰り返し
使用されている文書で、多くが正確に認識され何カ所か
で誤認識されたような場合、例えば、手書きの文書を認
識するような場合に、文字認識対象である文書自体を検
索対象とすることで、より高速・高精度に誤りを修正す
ることが可能となる。
【0059】以下に、本装置の動作について説明する。
全体の処理の流れを図13に示す。図13のステップ1
からステップ5までは図2のステップ1からステップ5
までと同様の処理を行い、図13のステップ6では、後
処理手段231は認識結果記憶部135から認識結果を
取得する。
【0060】後処理手段231では、まず認識結果記憶
部135から取得したテキストデータを全文検索手段2
40に渡す。このテキストデータは、文字認識対象とな
っている文書なので、以下自文書と呼ぶことにする。
【0061】全文検索手段240では、受け取ったテキ
ストデータから変換候補1のみからなるインデックスフ
ァイルを作成し、既に登録済みのインデックスと区別し
てインデックスファイル記憶部250に格納する。
【0062】後処理手段231では、次に、そのテキス
トデータに対して誤読文字の判定処理を行う。誤読文字
の判定処理は実施の形態1と同様である。その後、誤読
文字の修正処理を行う。
【0063】誤読文字の修正処理の流れを図14に示
す。誤読文字の修正は、まず、誤読文字と判定した文字
と前後の文字をあわせた3文字を検索条件として作成す
る。次に、全文検索手段240に、前記検索条件で自文
書に対して全文検索を行うように要求を出す。全文検索
手段240はインデックスファイル記憶部250に格納
されているインデックスファイルを使用して、自文書に
対して全文検索を行い、結果として自文書中の検索条件
文字列の出現回数を結果として後処理手段231に返
す。後処理手段231ではこの結果を結果1として保持
しておく。
【0064】次に、同じ検索条件で登録済みデータに対
して全文検索を行うように全文検索手段240に要求を
出す。全文検索手段240は、インデックスファイル記
憶部250に格納されているインデックスファイルを使
用して、テキストデータ記憶部180に格納されている
登録済みデータに対して全文検索を行い、全登録済デー
タ中における検索条件文字列の出現回数を結果として後
処理手段231に返す。
【0065】ただし、テキストデータ記憶部180には
すでに全文検索手段240を使用してテキストデータ化
されている文書データが多数登録してあるものとする。
【0066】後処理手段231ではこの結果を結果2と
して保持する。さらに、検索条件文字列の誤読文字を上
位変換候補文字に置き換えて同様に上記の2つの検索を
行う。上位変換候補文字が複数の時は全ての上位変換候
補文字に対して行う。
【0067】こうして得られた結果2を比較して、最も
出現回数が多い文字列が正解である確率が高いので、こ
こで検索条件文字列としてあてはめた変換候補文字を正
解文字として誤読文字の修正を行う。
【0068】ただし、変換候補1を検索条件文字列とし
てあてはめた場合の検索出現回数を基準としたときの出
現回数の差があるしきい値以下の場合、それらの文字列
の結果1を参照し、出現回数の多い方を正解とする。
【0069】例えば、図7に示すような変換候補文字が
あって、前記の方法で検索を行った結果を図15とし、
出現回数の差のしきい値を10とすると、結果2では正
解の判断ができないので、結果1をみると「とばの」の
自文書に対する出現回数が一番多いので「ば」を正解と
する。以降の処理は実施の形態1と同様である。
【0070】従って、以上のような実施の形態の構成に
よれば、文法的に統一されている一文書、即ち、同じ単
語が何度も出現したり、同じ文調、同じ文書表現等が繰
り返し使われている一文書に対しては、文字認識の対象
となる文書自身も知識データベースとして利用すること
で、その文書の中で使われている単語や文法などの文書
の傾向が誤認識の修正に反映され、また、いわゆる未登
録語についてもその文書自身に複数出現することにより
対応できるので、認識率の向上をはかることができる。
【0071】なお、本実施の形態では、検索条件文字列
を3文字としたが、検索条件文字列の作成方法は3文字
に限らず、何文字でも設定可能である。
【0072】(実施の形態3)本発明の第3の実施の形
態について図面を用いて説明する。第1の実施の形態と
異なる点は、後処理手段が、全文検索手段を用いて誤認
識を修正する際に、全文検索の結果である出現回数が一
様に極端に少ない時は、画像データの文字の切り出し位
置の誤りとして、文字の切り出しをやり直すという再切
り出し指示を行うことである。
【0073】図16は本発明の第3の実施の形態におけ
る文字認識装置の構成を示すブロック図である。図16
において、図1と比較して異なるところは、文字切り出
しを行う際に、切り出した文字の位置情報をファイル形
式で格納する文字位置記憶部334を設け、後処理手段
333から文字切り出し手段331に対して再切り出し
を指示するところにある。
【0074】以下、本装置の動作について説明する。全
体の処理の流れを図17に示す。図17のステップ1、
2は図2のステップ1、2と同様の処理を行い、ステッ
プ3の文字切り出しの際に、実施の形態1の処理に文字
切り出し手段331は切り出した文字の位置情報をファ
イル形式で格納する処理を行う。このとき、ファイル名
は例えば、bunsyo1.locとする。文字の位置情報は、例
えば、図19にしめすように、紙の左上端を原点とし
て、原点から文字の左端までの水平距離をX1、原点か
ら右端までの水平距離をX2とし、原点から文字の上端
までの垂直距離をY1、原点から文字の下端までの垂直
距離をY2として、それぞれの距離をcmやポイント数
などで表す。
【0075】次からのステップ4からステップ6までも
図2のステップ4からステップ6までと同様の処理を行
う。
【0076】図17のステップ7では、誤読文字の修正
を行う。誤読文字の修正の流れを図18に示す。ここで
は、検索条件の作成方法や全文検索の要求の仕方は実施
の形態1と同様であるが、検索結果を比較して正解を判
定する前に、そこで得た検索結果が全てあるしきい値よ
りも低い場合は、後処理手段333は文字切り出し手段
331におけるその文字の切り出し誤りと判断してその
文字の先頭からの文字番号を文字切り出し手段331に
渡して再切り出しを指示する。
【0077】文字切り出し手段331では、渡された文
字番号の位置情報を文字位置記憶部334から取得し、
その位置を左右上下の適当な方向にずらし、その結果得
た位置情報を再び文字位置記憶部334に格納し、かつ
その位置情報を文字認識手段332に渡す。
【0078】文字認識手段332は、渡された文字位置
の文字を認識して結果を後処理手段333に渡す。
【0079】後処理手段333は渡された文字認識の結
果をもとに、誤読文字の判定を行い、それが誤読文字な
らば再度全文検索を用いて正解を求め、誤読文字でなけ
れば次の文字に進む。
【0080】このように全ての文字について誤読文字の
修正が終わったら、以降の処理は実施の形態1と同様で
ある。
【0081】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、文字認識装置の後処理手段で誤認識の修正を行う際
に、画像データの文字の切り出し位置を間違えたことに
よる誤認識を検出し、文字の再切り出しを行うことで認
識率の向上を図ることができる。
【0082】なお、本実施の形態では、検索条件文字列
を3文字としたが、検索条件文字列の作成方法は3文字
に限らず、何文字でも設定可能である。
【0083】(実施の形態4)第4の実施の形態とし
て、画像データの領域分割で複数の文字領域に分割され
た場合に、分割されたいくつかの領域を全文検索を用い
て結合する領域結合手段を用いて構成されている。
【0084】本実施の形態における文字認識装置の構成
を図20に示す。本構成は図1と比較して、異なるのは
テキストデータ変換手段430のなかに、領域分割手段
131で分割されたいくつかの領域を、全文検索手段1
40を用いて結合する領域結合手段431を設けた点で
ある。
【0085】以上のように構成された本装置の動作を説
明する。図21は本装置の全体の処理の流れを説明する
ための流れ図である。ここでは、印刷された文書とし
て、1文書は画像入力手段110において1回で読み込
み可能な大きさであり、かつ図22に示すように文字領
域が分離している場合とし、この文書を使用して本実施
の形態を説明する。
【0086】図21のステップ3までは、図2のステッ
プ3までと同様の処理である。ステップ4では、実施の
形態1と同様に文字の認識を行い、その認識結果を認識
結果記憶部135に格納する際に、領域毎に異なる名前
を付けて認識結果記憶部135に格納する。例えば、bu
nsyo1_1.moj,bunsyo1_2.mojのよう名前を付ける。
【0087】次に、後処理手段134は、認識結果記憶
部135から1ファイルづつ取得して、全ての領域に対
して実施の形態1と同様に誤認識の判定と誤認識の修正
を行う。
【0088】前記の誤認識の判定と誤認識の修正が全て
の領域に対して終わったら、後処理手段134は領域結
合手段431にその結果を渡す。
【0089】領域結合手段431では、それぞれの領域
がどの領域に続くものかを判断して、結合して1つのフ
ァイルにする。例えば、分割した領域が3つあって、そ
れぞれが領域1、領域2、領域3とすると、領域1の最
後の文字と領域2の先頭文字をつなげた文字列を検索条
件として全文検索手段140に検索要求を出す。
【0090】さらに、領域1の最後と領域3の先頭、領
域2最後と領域3の先頭、領域2最後と領域1の先頭、
のように領域を組み合わせて検索条件を作成し、全文検
索手段140に検索要求を出す。
【0091】全文検索手段140では、要求を受けた検
索条件で登録済みデータに対して全文検索を行い、結果
として全登録済みデータにおける出現回数を返す。領域
結合手段431では、全文検索手段140から受け取っ
た検索結果を比較して、出現回数が多いものが文法的に
正しい文字のつながりと判断して、領域を結合する。
【0092】図23の例では、検索結果から、領域1領
域2領域3の順になっていることがわかる。なお、通常
文書は上から下に向かって読むように書かれているの
で、文は位置が下の領域にある方が後に続く文書と判断
できるので、領域分割の際の位置情報を判定値として使
用することも可能である。
【0093】このようにして、領域を結合して、bunsyo
1.txtというようなユニーク名前をつけて1つのファイ
ルにまとめる。以降、このファイルを全文検索手段14
0に登録し、テキストデータ出力手段160に渡す。こ
の処理は、実施の形態1と同様である。
【0094】以上のような実施の形態の構成によれば、
1つの文書が複数の領域に分離されている場合であって
も、自動的に領域をつなげて判定するので、人手が必要
なく効率的に文字認識を行うことができる。
【0095】なお、本実施の形態では、印刷された文書
として、1文書は画像入力手段110において1回で読
み込み可能な大きさとしたが、1文書を順不同で数回に
分けて読み込む場合でもそれらの分けて読み込んだ複数
の画像データに対する認識結果を正しい順序で結合する
ことも可能である。
【0096】また、検索条件文字列を2文字としたが、
検索条件文字列の作成方法は2文字に限らず、何文字で
も設定可能である。
【0097】(実施の形態5)第5の実施の形態とし
て、図面を用いて説明する。図24は本発明の第5の実
施の形態における文字認識装置を示すブロック図であ
る。第1の実施の形態と異なるのは、文字認識手段53
3で文字として切り出された画像データを評価値を持た
ずに少なくとも1つの文字データに変換する点である。
【0098】以下、本装置の動作について説明する。全
体の処理の流れを図25に示す。図25のステップ1か
らステップ3までは図2のステップ1からステップ3ま
でと同様の処理を行う。図25のステップ4では、文字
認識手段533は文字切り出し手段132から受け取っ
た位置情報から得られる1文字について認識処理を行い
少なくとも1つの文字データに変換し、その結果を認識
結果記憶部535に図26に示す形式で格納する。文字
認識手段530で変換された文字データは以下変換候補
文字と呼ぶことにする。ここまでの処理で、例えば、図
4に示すような文字列は図27のような認識結果とな
る。図25のステップ5は図2のステップ5と同様であ
る。
【0099】次に図25のステップ6では、後処理手段
534は認識結果記憶部535に格納されている、少な
くとも1つの変換候補文字から正しい認識結果を1つ決
定する。
【0100】後処理手段534は、認識結果記憶部53
5に格納されている1文字目の変換候補文字1と2文字
目の変換候補文字1を組み合わせて検索条件として全文
検索手段140に検索要求を出す。さらに、1文字目の
変換候補文字2と2文字目の変換候補文字1を組み合わ
せて検索条件として全文検索手段140に検索要求を出
す。同様に、1文字目と2文字目の全ての変換候補文字
を組合わせて検索条件として検索要求を出し、その結果
を比較して、回数が0または極端に少ないものを除外す
る。
【0101】残った2文字の文字列の後ろに3文字目の
変換候補文字1を付加した3文字の文字列を検索条件と
して全文検索手段140に検索要求を出す。同様に全て
の変換候補文字を付加して検索要求を出し、その結果を
比較して、最も回数の多い検索条件にあてはめた変換候
補文字を正解文字とする。
【0102】4文字目は、変換候補文字とすでに正解と
判定された2文字目と3文字目とをつなげて検索条件と
して検索要求を出す処理を全ての変換候補文字について
行い、その結果を比較して最も回数の多い検索条件にあ
てはめた変換候補文字を正解文字とする。5文字目以降
は、4文字目と同様の処理を行い、全ての文字について
正解文字を決定する。全文検索の検索条件の作成方法の
例を図28に示す。以降の処理は実施の形態1と同様で
ある。
【0103】なお、本実施の形態では、検索条件文字列
は3文字としたが、検索条件文字列の作成方法は本方法
に限定しない。
【0104】以上のように、本実施の形態によれば、評
価値を生成しない(できない)文字認識手段に対して
も、実施の形態1と同様、膨大な人手と作成時間とメン
テナンスを必要とする単語辞書などの辞書を作成する必
要がなく、複雑な処理を行うため構築や運用に多くの時
間を要し誤りの多い形態素解析なども必要としないの
で、システム構築が容易に短時間で行うことができ、か
つ誤認識の修正も短時間で行うことができる。
【0105】(実施の形態6)本発明の第6の実施の形
態について図面を用いて説明する。図29は本発明の第
6の実施の形態における文字認識装置の構成を示すブロ
ック図である。図1の構成と異なるのは、領域分割手段
131で分割された領域に関する属性を取得する属性取
得手段636を設け、後処理手段634が誤認識を修正
する際に、属性が付与されている登録済みデータに対し
て属性を指定して検索要求を行う点である。
【0106】以下に、本装置の動作について説明する。
全体の処理の流れを図30に示す。図30のステップ1
からステップ2までは図2のステップ1からステップ2
までと同様の処理を行い、図30のステップ3では、属
性取得手段636がステップ2で分割された文字領域の
文書の属性を取得する。ここでは、例として作成者、作
成日、手書きか印刷といった文書の形態、報告書や論文
といった文書の種類の4属性をユーザーが端末670か
ら入力するものとする。
【0107】次からのステップ4からステップ6までも
図2のステップ3から5までと同様の処理を行う。
【0108】ステップ7と図2のステップ6で異なるの
は、後処理手段634が全文検索手段640に検索要求
を出す際に、属性を指定する点と、全文検索手段が指定
された属性をもつテキストデータに対して検索を行って
結果を返す点で、他の処理は同様である。
【0109】テキストデータ記憶部680に格納されて
いるテキストデータのデータ構造の例を図31に示す。
テキストデータ記憶部680には、各文書に対して作成
日、作成者、文書の形態、文書の種類の4つの属性が与
えられた文書が格納されており、そのテキストデータか
ら作成されたインデックスファイルがインデックスファ
イル記憶部650に格納されている。
【0110】例えば、後処理手段634では、誤認識修
正の対象の文書が1992年に作成されたもので、作成
者が松下太郎で、文書の形態が印刷で、文書の種類が論
文であったとすると、検索要求を出す際に、作成日19
92年、作成者松下太郎、文書の形態は印刷、文書の種
類は論文と属性を指定して全文検索手段640に検索要
求を出す。全文検索手段640では、指定された属性を
もつ文書、ここではレコード番号4、6の本文に対して
のみ全文検索を行う。その後、実施の形態1と同様に正
解文字を決定する。属性の指定の方法は、誤認識修正の
対象の文書の作成日の前後数年としたり、作成者のみ指
定したりと、文字認識対象の文書の性質によって使い分
けられる。
【0111】誤読文字の修正が終了した文書は、その文
書の属性を含めて全文検索手段640に登録する。以降
の処理は実施の形態1と同様である。従って、以上のよ
うな実施の形態の構成によれば、作成された年代が大き
く異なっていたり、複数の作成者によって作成された
り、様々な性質の文書が知識データベースとして混在し
ている場合でも、文字認識対象の文書の性質に近い文書
に対してのみ全文検索を行うので、文字認識の対象であ
る文書の特性を反映した誤認識の修正が可能となる。ま
た、大量のテキストデータを検索することなく正解文字
を得られるので、短時間で誤認識を修正することが可能
となる。
【0112】また、すでに大量の文書を知識データベー
スとして保有している場合でも、文書の性質によって知
識データベースを分ける必要がなく、文書の性質を意識
せず文字認識装置を構築することができるので、システ
ムの構築が容易に短時間で行うことができる。
【0113】なお、本実施の形態では、属性取得手段6
36で文字認識対象の文書に対してユーザーが端末から
属性を与えているが、文字領域の位置情報から属性を取
得するなど、自動に属性を取得することも可能であり、
属性の取得方法は本方法に限定しない。
【0114】(実施の形態7)本発明の第7の実施の形
態について図面を用いて説明する。第1の実施の形態と
異なる点は、後処理手段734が、検索要求を行った誤
認識を含む文字列と、全文検索の結果得られた正解文字
を含む文字列を対応づけた誤認識データを、誤認識を修
正した後に全文検索手段740に登録しておき、この誤
認識データも利用して誤認識を修正する点である。図3
2は本発明の第7の実施の形態における文字認識装置の
構成を示すブロック図である。図1の構成と異なるの
は、後処理手段734で誤読文字を修正する際に検索文
字列として使用した誤読文字を含む文字列(以下、誤認
識文字列とする)と正解文字を含む文字列(以下、正解
文字列とする)を対応づけた誤認識データを全文検索手
段740に登録する誤認識蓄積手段736と、全文検索
手段740に登録された誤認識データをファイル形式で
格納する誤認識データ記憶部780と、全文検索手段7
40で誤認識データから作成されたインデックスファイ
ルを格納しておく誤認識インデックスファイル記憶部7
50を設けた点である。以下、本装置の動作について説
明する。全体の処理の流れを図33に示す。図33のス
テップ1からステップ5までは図2のステップ1からス
テップ5までと同様の処理を行う。図33のステップ6
での処理の流れを図34に示す。実施の形態1と同様に
誤読文字の判定を行い、検索条件を作成する。全文検索
手段740に誤認識データに対する検索要求を行う。全
文検索手段740では、誤認識インデックスファイル記
憶部750に格納されているインデックスファイルを使
用して、誤認識データ記憶部780に格納されている登
録済みの誤認識データの誤認識文字列に対して全文検索
を行い、該当するデータが存在した場合はそのレコード
の正解文字列を結果として後処理手段734に返す。該
当するデータが存在しない場合は、後処理手段734に
該当データなしと返す。誤認識データ記憶部780に格
納されている誤認識データのデータ構造を図35に示
す。全文検索手段740は実施の形態1で文書データが
登録された場合と同様に、誤認識データの誤認識文字列
からインデックスファイルを作成するものとする。後処
理手段734では、全文検索手段740から、結果とし
て正解文字列が返ってきた場合はその文字列を正解とす
る。該当データなしと返ってきた場合は、全文検索手段
740にテキストデータに対する検索要求を行う。同様
に後処理手段734では、誤認識データに対する検索結
果から正解文字が得られない場合は、すべての検索条件
で前記の2種類の検索要求を行い、実施の形態1と同様
にその検索結果を比較して正解文字を決定する。いずれ
かの方法で正解文字が決定したならば、後処理手段73
4は正解文字を決定するために検索条件として用いた誤
認識文字列と正解文字列を図35に示したデータ構造で
誤認識蓄積手段736に渡す。誤認識蓄積手段736で
は、後処理手段734から受け取った誤認識データを全
文検索手段740に登録する。以降の処理は実施の形態
1と同様である。従って、以上のような実施の形態によ
れば、誤認識を修正する毎に誤認識文字とそれに対する
正解文字のデータを蓄積し、過去の誤認識データを知識
データベースとすることにより、画像入力手段の特性を
反映した誤認識の修正が可能となる。
【0115】また、大量のテキストデータを検索するこ
となく誤認識データのみを検索して正解文字を得られる
ので、短時間で誤認識を修正することが可能となる。
【0116】なお、誤認識データを検索する際に、実施
の形態6に示したように属性を付与した構造で登録し、
属性を指定して検索を行うことも可能である。
【0117】(実施の形態8)本発明の第8の実施の形
態について図面を用いて説明する。第1の実施の形態と
異なる点は、テキストデータ化された文書データを出力
する際に、画像データのレイアウトと同様のレイアウト
で表示する点である。図36は本発明の第8の実施の形
態における文字認識装置の構成を示すブロック図であ
る。図1の構成と異なるのは、領域分割手段831で領
域を分割する際にそれぞれの領域の位置情報を記憶する
領域位置記憶部836と、図や写真などの文字データ以
外のデータを記憶する図データ記憶部838と、文字切
り出し手段832で文字のフォントと位置情報を記憶す
る文字フォント記憶部837を設けた点である。
【0118】以下、本装置の動作について説明する。全
体の処理の流れを図37に示す。ここでは。印刷された
文書として、1文書は画像入力手段110において1回
で読み込み可能な大きさであり、かつ図38に示すよう
に文字領域と画像領域が分離している場合とし、この文
書を使用して本実施の形態を説明する。図37のステッ
プ1からステップ2までは図2のステップ1からステッ
プ2までと同様の処理を行う。図37のステップ3で
は、ステップ2で分割されたおのおのの領域の位置情報
を、例えば、図39に示すように、紙の左上端を原点と
し、原点から領域の左上端までの水平距離X1、垂直距
離Y1と、原点から領域の右下端までの水平距離X2、
垂直距離Y2をcmで表したものと、領域が文字データ
の場合はNULL、図データの場合は図データのファイ
ル名とを対応づけて領域位置記憶部836に格納し、
図、写真などの文字データ以外のデータは図データ記憶
部838にファイル形式でzu1.bmpとういうような名前
で格納する。次にステップ4では図2のステップ3と同
様に文字切り出し手段832で文字領域の文字を切り出
し、その文字の位置情報とフォント情報を、例えば、図
40に示すように、紙の左上端を原点とし、原点から文
字の左上端までの水平距離X1、垂直距離Y1と、原点
から文字の右下端までの水平距離X2、垂直距離Y2を
mmで表したものと、文字のフォントを対応づけて文字
フォント記憶部837に格納する。次からのステップ5
からステップ8までも図2のステップ4から7までと同
様の処理を行う。図37のステップ9では、テキストデ
ータ出力手段860で、テキストデータに変換された文
書データを出力する際に、領域位置記憶部836から領
域位置情報を取得し、図データを図データ記憶部838
から取得し、文字フォント記憶部837から文字フォン
ト情報を取得して、その情報から図データと文書データ
を入力データと同様に配置し、文字の大きさやフォント
が入力データと最も近いものを使用して出力する。
【0119】以上のような実施の形態によれば、入力さ
れた画像データと同様のレイアウトで表示することがで
きるので、非常に見やすく、かつ、単に画像データを表
示するのと異なり、テキストデータとなっているので、
文書を編集することができ、紙文書と同様のレイアウト
の別文書を容易に作成することが可能となる。
【0120】(実施の形態9)本発明の実施の形態につ
いて図面を用いて説明する。図41は本発明の第9の実
施の形態における文字認識装置を示すブロック図であ
る。第1の実施の形態と異なるのは、後処理手段934
で文字列が空白などで区切られて記述される(以下これ
を分かち書きと呼ぶ)例えば英語やハングルなどの他言
語の文書の誤認識を修正する際に、分かち書きされた文
字列、すなわち空白で挟まれた文字列を検索文字列とす
る点である。以上のように構成された本装置の動作につ
いて説明する。全体の処理の流れを図42に示す。ここ
では、印刷された文書として、英語やハングルなどのよ
うに分かち書きされている場合とし、図43に示すよう
な英文文書を使用して本実施の形態を説明する。図41
のステップ1からステップ6までは図2のステップ1か
らステップ6までと同様の処理を行う。ステップ7で
は、後処理手段934はステップ6で判定した誤読文字
と前後の文字を組み合わせて検索条件を作成する際に、
図44に示すように誤読文字の直前の空白から直後の空
白までの文字列を検索条件として全文検索手段140に
検索要求を出す。さらに、誤読文字を上位変換候補文字
に置き換えて同様に検索要求を行う。上位変換候補文字
が複数の時は全ての上位変換候補文字に対して検索要求
を行う。以降の処理は実施の形態1と同様である。な
お、本実施の形態では区切り文字を空白としたが、ピリ
オドや特定の文字や制御コード、記号とするなど、区切
り文字は限定しない。また、本実施の形態では区切り文
字で挟まれた文字列1つを検索条件としたが、複数個つ
なげて連語として検索条件とすることも可能である。従
って以上のような実施の形態の構成によれば、例えば英
語やハングルなどの分かち書きされている文書の誤認識
を修正する場合は、区切り文字で挟まれた文字列を検索
条件として全文検索を行うので、例えばcharacterとい
う単語が記述されているのにharacを検索条件とするよ
うな、単語の一部分である無意味な文字列を検索条件と
することがなくなり、言語や文書の特性にあった誤認識
の修正が可能となる。
【0121】また、以上の説明は画像データをテキスト
データに変換する構成で説明したが、誤認識の修正処理
として扱うデータは、音声認識などパターン化されたデ
ータに対しても同様に実施可能である。
【0122】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、認識困難
な文字を候補文字に置き換えて検索文字列を作成し、す
でにテキストデータ化されている複数の文書に対して全
文検索を行って候補文字のなかから正解の文字を見つけ
ることにより、膨大な人手と作成時間とメンテナンスを
必要とする単語辞書などの辞書を作成する必要がなく、
また、複雑な処理を行うため構築や運用に多くの時間を
要し誤りの多い形態素解析を必要とすることなく、シス
テム構築が容易に短時間で行うことができ、かつ誤認識
を短時間で正確に修正することがてきる。
【0123】また、自分書を検索の対象とすることによ
り、文字認識の対象である文書の特性を反映した誤認識
の修正が可能となる。
【0124】また、後処理手段が検索結果に基づき文字
切り出し手段に画像データの再切り出しを指示すること
により、画像データから文字の画像データを切り出す際
の誤りに基づく誤認識を辞書等を用いずに修正すること
が可能となる。
【0125】また、領域結合手段が、異なる文字領域間
に渡る任意の文字列の全文検索結果に基づき複数の文字
領域の連結を行うことにより、複数の領域に分離された
文章を、人手を介さず文書単位でテキストデータに変換
することが可能となる。また、後処理手段が文字認識対
象の文書の属性に合わせて属性を指定して、その属性を
持つテキストデータのみを検索対象とすることにより、
検索対象のデータ量が減るので検索時間が短縮され、か
つ文字認識の対象である文書の特性を反映した誤認識の
修正が可能となる。また、誤認識を修正する毎に誤認識
文字とそれに対する正解文字のデータを蓄積し、過去の
誤認識データを知識データベースとすることことによ
り、画像入力手段の特性を反映した誤認識の修正が可能
となり、かつ大量のテキストデータを検索することなく
誤認識データのみを検索して正解文字を得られるので、
短時間で誤認識を修正することが可能となる。また、テ
キストデータに変換された文書データを出力する際に、
入力された画像データと同様のレイアウトで表示するの
で、非常に見やすく、かつ、単に画像データを表示する
のと異なり、テキストデータとなっているので、文書を
編集することができ、紙文書と同様のレイアウトの別文
書を容易に作成することが可能となる。また、例えば英
語やハングルなどのように空白などの区切り文字で文字
列が区切られて記述されている文書の場合は、区切り文
字で挟まれた文字列を検索条件とすることにより、言語
の特性や文書の特性を反映した誤認識の修正が可能とな
り、かつ分かち書き文書とそうでない文書とで共通の全
文検索手段を利用することもできるので、システムの構
築が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における文字列認識
装置の構成を示すブロック図
【図2】第1の実施の形態における全体の処理流れ図
【図3】第1の実施の形態における画像データの説明図
【図4】第1の実施の形態における文字切り出し処理の
説明図
【図5】第1の実施の形態における文字認識処理結果の
データ構造図
【図6】第1の実施の形態における文字認識処理結果の
一例図
【図7】第1の実施の形態における誤読文字判定結果の
一例図
【図8】第1の実施の形態における全文検索の結果の一
例図
【図9】第1の実施の形態における誤読文字判定処理の
流れ図
【図10】第1の実施の形態における誤読文字修正の処
理の流れ図
【図11】第1の実施の形態における全文検索手段の登
録処理の流れ図
【図12】本発明の第2の実施の形態における文字列認
識装置の構成を示すブロック図
【図13】第2の実施の形態における全体の処理の流れ
【図14】第2の実施の形態における誤読文字修正の処
理の流れ図
【図15】第2の実施の形態における全文検索の結果の
一例図
【図16】本発明の第3の実施の形態における文字列認
識装置の構成を示すブロック図
【図17】第3の実施の形態における全体の処理の流れ
【図18】第3の実施の形態における誤読文字修正の処
理の流れ図
【図19】第3の実施の形態における文字の位置情報の
データ構造図
【図20】本発明の第4の実施の形態における文字列認
識装置の構成を示すブロック図
【図21】第4の実施の形態における全体の処理の流れ
【図22】第4の実施の形態における画像データの説明
【図23】第4の実施の形態における領域結合処理の説
明図
【図24】第5の実施の形態における文字列認識装置の
構成を示すブロック図
【図25】第5の実施の形態における全体の処理フロー
チャート
【図26】第5の実施の形態における文字認識処理結果
のデータ構造図
【図27】第5の実施の形態における文字認識処理結果
の一例図
【図28】第5の実施の形態における全文検索の結果の
一例図
【図29】第6の実施の形態における文字列認識装置の
構成を示すブロック図
【図30】第6の実施の形態における全体の処理フロー
チャート
【図31】第6の実施の形態におけるテキストデータ記
憶部のデータ構造図
【図32】第7の実施の形態における文字列認識装置の
構成を示すブロック図
【図33】第7の実施の形態における全体の処理フロー
チャート
【図34】第7の実施の形態における誤読文字修正の処
理の流れ図
【図35】第7の実施の形態における誤認識データのデ
ータ構造図
【図36】第8の実施の形態における文字列認識装置の
構成を示すブロック図
【図37】第8の実施の形態における全体の処理フロー
チャート
【図38】第8の実施の形態における画像データの説明
【図39】第8の実施の形態における領域の位置情報の
データ構造図
【図40】第8の実施の形態における文字の位置とフォ
ント情報のデータ構造図
【図41】第9の実施の形態における文字列認識装置の
構成を示すブロック図
【図42】第9の実施の形態における全体の処理フロー
チャート
【図43】第9の実施の形態における印刷文書の一例図
【図44】第9の実施の形態における検索条件作成方法
の一例図
【図45】従来の文字認識装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
110 画像入力手段 120 画像データ記憶部 130 テキストデータ変換手段 131 領域分割手段 132 文字切り出し手段 133 文字認識手段 134 後処理手段 135 認識結果記憶部 140 全文検索手段 150 インデックスファイル記憶部 160 テキストデータ出力手段 170 端末 180 テキストデータ記憶部 230 テキストデータ変換手段 231 後処理手段 240 全文検索手段 250 インデックスファイル記憶部 330 テキストデータ変換手段 331 文字切り出し手段 332 文字認識手段 333 後処理手段 334 文字位置記憶部 430 テキストデータ変換手段 431 領域結合手段 530 テキストデータ変換手段 533 文字認識手段 534 後処理手段 535 認識結果記憶部 630 テキストデータ変換手段 634 後処理手段 636 属性取得手段 640 全文検索手段 650 インデックスファイル記憶部 670 端末 680 テキストデータ記憶部 730 テキストデータ変換部 734 後処理手段 736 誤認識蓄積手段 740 全文検索手段 750 誤認識インデックスファイル記憶部 780 誤認識データ記憶部 830 テキストデータ変換手段 831 領域分割手段 832 文字切り出し手段 836 領域位置記憶部 837 文字フォント記憶部 838 図データ記憶部 860 テキストデータ出力手段 838 図データ記憶部 930 テキストデータ変換手段 934 後処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−214990(JP,A) 特開 平9−305716(JP,A) 特開 平10−69494(JP,A) 特開 平7−85074(JP,A) 特開 平3−198180(JP,A) R.Malyan & S.Sunt hankar,Handprinted text reader that learns by experien ce,microprocessors and microsystems, 英国,Butterworth,1986年 9月,vol.10 no.7,pp. 377−385 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 9/00 - 9/82 G06F 17/21 G06F 17/30

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1文字の画像データに対し、少なくとも
    1つの文字を画像データが表す文字として認識する文字
    認識処理と、テキストデータ化された文書に対し、前記
    文字認識処理によ得られた候補文字群から作成された
    複数の文字列を全文検索する処理と、全文検索により得
    られた当該文字列の出現回数に基づいて、前記候補文字
    群から正解文字を決定する処理からなる文字認識方法。
  2. 【請求項2】 1文字の画像データに対し、少なくとも
    1つの文字を評価値と共に画像データが表す文字として
    認識する文字認識処理と、評価値に基づき誤認識の可能
    性がある文字に対し候補文字を判定する処理と、テキス
    トデータ化された文書に対し候補文字を含む文字認
    処理により得られた複数の文字列を全文検索する処理
    と、全文検索により得られた当該文字列の出現回数に基
    づいて、正解文字を前記候補文字の中から決定する処理
    からなる文字認識方法。
  3. 【請求項3】 文字の画像データを評価値と共にテキス
    トデータに変換し、当該評価値に基づき画像データが表
    す文字を決定するテキストデータ変換手段と、テキスト
    データ化された文書を記憶するテキストデータ記憶部
    と、前記テキストデータ記憶部に記憶されたテキストデ
    タで全文検索する全文検索手段とを備え、 前記テキストデータ変換手段が、前記評価値に基づき得
    られた候補文字群から作成された複数の文字列で前記全
    文検索手段により得られた当該文字列の出現回数に基づ
    いて、前記候補文字群から正解文字を決定することを特
    徴とする文字認識装置。
  4. 【請求項4】 画像データから文字の画像データを切り
    出す文字切り出し手段と、前記文字切り出し手段により
    切り出された1文字の画像データを少なくとも1つのテ
    キストデータに変換する文字認識手段と、前記文字認識
    手段の変換結果から画像データが表す文字を決定する後
    処理手段と、テキストデータ化された文書を記憶するテ
    キストデータ記憶部と、前記テキストデータ記憶部に記
    憶されたテキストデータで全文検索する全文検索手段と
    を備え、前記後処理手段が、前記文字認識手段により得
    られた候補文字群から作成された複数の文字列につい
    て、前記全文検索手段により得られた当該文字列の出現
    回数に基づいて、前記候補文 字群から正解文字を決定す
    ることを特徴とする文字認識装置。
  5. 【請求項5】 画像データから文字の画像データを切り
    出す文字切り出し手段と、前記文字切り出し手段により
    切り出された1文字の画像データを評価値と共に少なく
    とも1つのテキストデータに変換する文字認識手段と、
    前記文字認識手段の変換結果から画像データが表す文字
    を決定する後処理手段と、テキストデータ化された文書
    を記憶するテキストデータ記憶部と、前記テキストデー
    タ記憶部に記憶されたテキストデータで全文検索する全
    文検索手段とを備え、前記後処理手段が、評価値に基づ
    き得られた候補文字群から作成された複数の文字列を
    定し、当該文字列を、前記全文検索手段により得られた
    当該文字列の出現回数に基づいて、前記候補文字群の中
    から正解文字を決定することを特徴とする文字認識装
    置。
  6. 【請求項6】 全文検索手段が、文字認識手段から出力
    される文字認識の対象である文書を検索対象とし、後処
    理手段が、文字認識の対象である文書を検索対象とした
    検索結果に基づき前記正解文字を決定することを特徴と
    する請求項4または請求項5のいずれかに記載の文字認
    識装置。
  7. 【請求項7】 全文検索手段が、文字認識手段から出力
    される文字認識の対象である文書の少なくとも最も評価
    値の高い変換結果からなるテキストデータを検索対象と
    して、後処理手段が、文字認識の対象である文書を検索
    対象とした検索結果に基づき前記正解文字を決定するこ
    とを特徴とする請求項5記載の文字認識装置。
  8. 【請求項8】 後処理手段が、検索結果に基づき候補の
    中から画像データが表す文字を決定する際に、全ての候
    補に対する検索結果が一定値以下の場合、文字切り出し
    手段に画像データの再切り出しを指示することを特徴と
    する請求項5記載の文字認識装置。
  9. 【請求項9】 請求項4または請求項5のいずれかに記
    載の構成に加え、画像データを異なる属性の領域に分割
    し、文字領域を分離し文字切り出し手段に出力する領域
    分割手段と、複数の文字領域に分割された画像データに
    対する後処理手段の出力を連結する領域結合手段とを備
    え、前記領域結合手段が、異なる文字領域間に渡る任意
    の文字列の全文検索結果に基づき複数の文字領域の連結
    を行う文字認識装置。
  10. 【請求項10】 後処理手段が、全文検索手段に属性を
    指定して検索要求を出し、全文検索手段が、後処理手段
    で指定された属性を持つテキストデータのみを検索対象
    として全文検索を行い、後処理手段がその検索結果に基
    き前記正解文字を決定することを特徴とする請求項4
    または請求項5記載の文字認識装置。
  11. 【請求項11】 全文検索手段が、後処理手段が誤認識
    を修正する際に全文検索手段に検索条件として検索要求
    を行った誤認識を含む文字列と、誤認識の修正の結果得
    られた正解文字を含む文字列を対応づけた誤認識データ
    を検索対象として全文検索を行い、後処理手段が、誤認
    識データに対する全文検索結果に基づき前記正解文字を
    決定することを特徴とする請求項4または請求項5のい
    ずれかに記載の文字認識装置。
  12. 【請求項12】 請求項4または請求項5のいずれかに
    記載の構成に加え、領域分割手段で分割した画像データ
    のそれぞれの領域の位置情報を記憶する領域位置記憶部
    と、文字データ部分以外のデータを記憶する図データ記
    憶部と、文字データの位置とフォントの情報を記憶する
    文字フォント記憶部を備え、テキストデータに変換した
    文書データを出力する際に、入力した画像データと同様
    のレイアウトで表示する文字認識装置。
  13. 【請求項13】 後処理手段が、文字列が区切られて記
    述されている文書を認識する場合、誤認識を修正する際
    に、区切りで挟まれた文字列を検索条件として全文検索
    手段に検索要求を出すことを特徴とする請求項4から1
    2のいずれかに記載の文字認識装置。
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