JPH11317858A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11317858A
JPH11317858A JP10316962A JP31696298A JPH11317858A JP H11317858 A JPH11317858 A JP H11317858A JP 10316962 A JP10316962 A JP 10316962A JP 31696298 A JP31696298 A JP 31696298A JP H11317858 A JPH11317858 A JP H11317858A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表裏の画像を比較することにより、純粋な表
面だけの画像を取り出すことを可能とする画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 画像形成装置は、両面原稿送り装置1、
スキャナ部(読み取り部)2、画像処理部3、プロッタ
部4、システム制御部5を備え、システム制御部5は、
両面原稿送り装置1、スキャナ部2、画像処理部3、プ
ロッタ部4と制御信号の授受を行っている。そして、シ
ステム制御部5は、読み取った原稿表面の左右反転画像
を記憶手段に記憶し、同原稿の裏面を読み取った場合、
記憶してある表面反転画像と裏面画像を比較して、同一
の個所で表面反転画像の方が裏面画像よりも濃度が薄い
場合は、その個所に対応する表面の画像を消去し出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的に読み取っ
た画像情報を電気信号に変換し、さらにデジタル化して
各種の画像処理を施した後、変調されたレーザビームに
より光書き込みを行うデジタル複写機に代表されるデジ
タル方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機は、コンタクトガラス上
にセットされた原稿に、ランプより光を照射し、その反
射光を、結像レンズによりCCDイメージセンサ上に結
像することで、電気信号に変換された画像情報を得る。
その後、このアナログ信号をA/D変換器によりA/D
変換し、さらに、シェーディング補正、ガンマ補正、階
調補正など各種の画像処理を施した後、この画像信号に
よりレーザを変調する。そして、変調されたレーザによ
り感光体上に光書き込みを行って、感光体上に静電潜像
を形成し、この静電潜像をトナーで現像することで顕画
像を得る。顕画像は転写部で用紙に転写され、定着部で
定着されることで最終的に画像が形成されるようになっ
ている。
【0003】ところで、原稿画像をスキャナで読み取
り、多値画像を出力する場合、原稿の地肌の濃淡も再現
されるため、出力画像中に地肌の汚れが目立つことにな
る。そこで従来より、原稿地肌の汚れを除去する技術が
多数提案されている。
【0004】例えば、特開平6−197216号公報に
は、白と白の近傍に位置する色データのみを濃度変換す
ると共に、その濃度の下げ幅を白さの程度に応じて変え
ることで、カラー画像をカラー出力装置で再生出力する
ときに、絵柄の色調変化を生じることなく、地肌汚れを
除去する技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の技術
では、裏側に色の濃い文字あるいは図柄があり、裏側の
図柄が表面に透けてしまうような原稿の複写において
は、透けた部分を消去しようとする場合、画像本体の所
在について表裏の判別が付かないため、単純に表面の濃
淡による地肌除去機能を使用することによってのみこれ
を行っていたが、この方法では裏側に無い図柄まで消去
してしまう危険性がある。
【0006】すなわち、従来技術では表面には無い透け
た裏側の図柄も、単に表面の読み取りのみによる濃淡判
別で消去するしか方法がなく、裏側の図柄と確定して消
去することが不可能であったため、裏面の透けに対し
て、消去対象の特定が曖昧であった。
【0007】そこで本発明は、表裏の画像を比較するこ
とにより、純粋な表面だけの画像を取り出すことを可能
とする画像形成装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、原稿画像を読み取るスキャ
ナ部と、スキャナ部で原稿の表面を読み取らせた後、同
原稿の裏面をスキャナ部で読み取らせる両面原稿送り装
置と、読み取った画像の濃淡を有限数の階調に分けて濃
度を判断する濃度判断手段と、読み取った画像を記憶す
る記憶手段とを備えるデジタル方式の画像形成装置にお
いて、読み取った原稿表面の左右反転画像を記憶手段に
記憶し、同原稿の裏面を読み取った場合、記憶してある
表面反転画像と裏面画像を比較して、同一の個所で表面
反転画像の方が裏面画像よりも濃度が薄い場合は、その
個所に対応する表面の画像を消去し出力する制御手段を
備えたことを特徴とするものである。
【0009】また上記目的を達成するために、請求項2
記載の発明は、請求項1記載の発明において、両面コピ
ーモードが選択されている場合、前記制御手段は、表面
反転画像の方が裏面画像よりも濃度が濃い場合は、裏面
の対応する個所の画像を消去して出力する機能を有する
ことを特徴とするものである。
【0010】また上記目的を達成するために、請求項3
記載の発明は、請求項1及び請求項2記載の発明におい
て、前記制御手段は、画像消去の基準となる濃度の判定
基準を変更できる機能を有することを特徴とするもので
ある。
【0011】また上記目的を達成するために、請求項4
記載の発明は、請求項1及び請求項2記載の発明におい
て、前記制御手段は、裏側に最も濃い図柄がある部分の
うち、最も薄い部分の濃度を、消去する濃度の上限とす
る機能を有することを特徴とするものである。
【0012】また上記目的を達成するために、請求項5
記載の発明は、請求項1及び請求項2記載の発明におい
て、前記記憶手段は、比較のために表裏の画像を記憶す
る第1の記憶領域と、比較消去の処理を終えた画像を記
憶する第2の記憶領域とを備え、1枚の原稿に付いて比
較の処理が終わると、比較用の第1の記憶領域を次の原
稿のために開放する機能を有することを特徴とするもの
である。
【0013】また上記目的を達成するために、請求項6
記載の発明は、請求項1記載の発明において、裏面の写
りを消去する処理が行われた画像をファクシミリ送信す
る機能を有することを特徴とするものである。
【0014】請求項1記載の発明では、表面反転画像と
裏面画像のパターンを比較する。読み取り時に各部位の
色の濃淡は階調分けして度合いの割り振りを行い、表裏
で同じパターンが検出された場合は、その薄い方は裏側
の面の透過画像と見做して画像データから消去し、透け
た裏面のパターンを除去することが可能となる。
【0015】請求項2記載の発明では、原稿の両面をコ
ピーする際に、請求項1の発明を利用し、表面の画像と
判断された部分は裏面から消去して出力することによ
り、原稿の両面について裏側のパターンが透ける場合に
ついても対応することを可能とする。
【0016】請求項3記載の発明では、読み取った面の
裏面の画像と判断する色の濃さに上限を付け、原稿の表
裏両面に実際に図柄があり、片面の図柄がもう一面の図
柄に比べて薄い場合に、薄いと判断された図柄が消去さ
れてしまう不具合を無くす。上限については濃淡の階調
の許す範囲で階調可能とし、各原稿に対応する。
【0017】請求項4記載の発明では、読み取り面の画
像の無い部分でかつその裏面には画像が存在する部分を
見つけ出すことにより、裏側の画像の透けが及ぼす読み
取り面への画像の濃さを上限基準とすることで、自動的
に基準を設定することを可能とする。
【0018】請求項5記載の発明では、表裏の画像を比
較するための記憶領域と、比較後の処理を終えた転写用
の記憶領域とを別とすることで、転写処理を行いながら
次の原稿の表裏画像の比較を行い、生産性を高める。
【0019】請求項6記載の発明では、FAXの送信で
の裏側の画像の透過を防止し、鮮明な受信原稿を得る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実
施の形態を示す画像形成装置のブロック図である。本画
像形成装置は、両面原稿送り装置1、スキャナ部(読み
取り部)2、画像処理部3、プロッタ部4、システム制
御部5を備え、システム制御部5は、両面原稿送り装置
1、スキャナ部2、画像処理部3、プロッタ部4と制御
信号の授受を行っている。
【0021】両面原稿送り装置1は、スキャナ部2で原
稿の表面を読み取った後に、同原稿の裏面をスキャナ部
2に配置し、スキャナ部2における原稿両面読み取りを
実現する既存の装置である。これを用いて原稿の表裏の
読み取りを行う。画像処理部3は、周知の各種画像処理
手段を備える他、表裏画像比較用メモリ31を備えてい
る。このメモリ31は、表面画像記憶領域31−1と裏
面画像記憶領域31−2を有する。
【0022】プロッタ部4は、実際に複写(印刷)を行
う部分であり、感光体とその周囲の作像プロセス手段、
さらには給紙搬送系を有する。システム制御部5は、両
面原稿送り装置1、スキャナ部2、画像処理部3、プロ
ッタ部4を制御する。
【0023】以下、本発明の各制御動作例について説明
する。図2は第1の制御動作例のフローチャートであ
る。まず、スキャナ部2で表面の原稿を読み取り(S
1)、次にスキャナ部2で、読み取った画像について濃
淡の階調分けをする(S2)。そして、画像処理部3に
おいて濃淡の階調化された表面のデジタル画像の左右を
反転(以下、この画像の左右反転を単に「反転」と記
す)させて、表裏画像比較用メモリ31内にある表面画
像記憶領域31−1に格納する(S3)。
【0024】次に、両面原稿送り装置1により原稿を裏
返しし、スキャナ部2で原稿の裏面を読み取る(S
4)。そして裏面画像に対して同じく濃淡の画像処理を
行い(S5)、この裏面画像データを裏面画像記憶領域
31−2に格納する(S6)。
【0025】次に、比較用画像データの原点座標の表裏
の濃度を比較し(S7)、表面の方が裏面より薄い場合
は(S8でy)、該当する座標の表側の画像を消去(白
色と判断)する(S9)。そして、原稿の全ての座標に
ついて処理が終わるまで次の比較する座標をセットする
(S10)。
【0026】図3は第2の制御動作例のフローチャート
である。図2に示す第1の制御動作例の処理Aの後に、
原稿裏面のコピーも行うか否か、すなわち両面コピーモ
ードであるか否か判断する(S11)。両面コピーモー
ドの場合は、比較用画像データの原点座標の表裏の濃度
を比較し(S12)、裏面の方が表面より薄い場合は
(S13でy)、該当する座標の裏側の画像を消去(白
色と判断)する(S14)。そして、原稿の全ての座標
について処理が終わるまで次の比較する座標をセットす
る(S15)。
【0027】図4、図5は第3の制御動作例のフローチ
ャートである。この制御例では、消去する濃さの上限の
階調を決め、それ以上の濃さについては第1の制御例及
び第2の制御例で消去対象と判断された部分でも消去の
処理を行わない。
【0028】図4は原稿表面の処理の場合を示し、第1
の制御例の処理(A)の手法で比較用メモリ31に表裏
の画像を格納し(S21)、比較用画像データの原点座
標の表裏の濃度を比較し(S22)、表面の方が裏面よ
り薄い場合は(S23でy)、表面が設定された消去上
限より薄いか否か判断する(S24)。濃い場合は(S
24でn)該当する座標の表側の画像を消去(白色と判
断)する(S25)。そして、原稿の全ての座標につい
て処理が終わるまで次の比較する座標をセットする(S
26)。
【0029】図5は原稿裏面の処理の場合を示し、図4
に示す全体の処理Bの後に、比較用画像データの原点座
標の表裏の濃度を比較し(S31)、裏面の方が表面よ
り薄い場合は(S32でy)、裏面が設定された消去上
限より薄いか否か判断する(S33)。濃い場合は(S
33でn)該当する座標の裏側の画像を消去(白色と判
断)する(S34)。そして、原稿の全ての座標につい
て処理が終わるまで次の比較する座標をセットする(S
35)。
【0030】図6は第4の制御動作例のフローチャート
である。図6のフローは原稿表面消去基準決定フローで
あり、裏面については以下のフローにおいて表裏を入れ
替えて同様の処理で実現できる。この制御例では、裏面
画像記憶領域31−2に格納した原稿裏面画像のデータ
から濃淡の階調の最も濃い部分を検索する。次に、検索
した部分(範囲を限定)に対応する表面の画像データの
うち最も薄い部分を検索する。その結果得られた部分の
表側の濃さを、表面について消去する階調の上限(その
階調以下の濃さを消去する)とする。裏面については以
上の操作を表裏を逆に行い、裏面画像の消去上限を決定
する。
【0031】まず、第1の制御例の処理Aの手法による
表裏面の比較用メモリ31への格納を行う(S41)。
次に表裏の画像を比較するための座標として原点をセッ
トする(S42)。次に対象としている座標の裏面の濃
度をバッファ(1)にセットする。同様に表面の濃度を
バッファ(2)にセットする(S43)。次に裏面デー
タの未チェックの座標をチェックの対象に変更する(S
44)。
【0032】対象の座標の裏面の濃度が(1)より濃い
場合は(S45でy、S46でy)対象座標の裏面の濃
度を(1)に、表面の濃度を(2)にセットする(S4
7)。裏面の濃度が(1)より薄い場合は(S46で
n)、次に対象座標の表の濃度が(2)より薄いか否か
判断し(S48)、薄ければ(S48でy)、(2)の
値を対象の座標の濃度に書き換える(S49)。そして
裏面データに未チェックの座標が無ければ(S50で
n)、(2)を表面消去の濃度の上限とする(S5
1)。
【0033】図7は本発明の第2の実施の形態を示す画
像形成装置のブロック図である。この画像形成装置は、
図1に示す第1の実施の形態の画像形成装置の構成に加
え、画像処理部3に、表面転写用画像記憶領域31−
3、裏面転写用画像記憶領域31−4を備えている。
【0034】本実施形態では、スキャナ部で読み込まれ
たデジタル画像データは画像処理部3に入力され、表裏
の濃淡を比較するメモリ31の記憶領域31−1,31
−2に格納される。そしてそこで比較され、対象となる
面の裏側の透過と判断された画像は消去され、対象の面
を格納する転写用画像記憶領域31−3(31−4)に
格納される。これと同時に同様の処理でその裏側の面も
対象面の裏側を格納する転写用画像記憶領域31−4
(31−3)に格納される。
【0035】プロッタ4は、この転写用画像記憶領域の
画像を転写紙に印刷するが、この間にスキャナ部2で取
り込まれた次原稿の画像は表裏画像比較用メモリ31に
蓄えられる。
【0036】図8、図9は第5の制御動作例のフローチ
ャートである。まず、スキャナ部2で表面の原稿を読み
取り(S61)、次にスキャナ部2で、読み取った画像
について濃淡の階調分けをする(S62)。そして、画
像処理部3において濃淡の階調化された表面のデジタル
画像の左右を反転させて、表裏画像比較用メモリ31内
にある表面画像記憶領域(表側メモリ領域)31−1に
格納する(S63)。
【0037】次に、両面原稿送り装置1により原稿を裏
返しし、スキャナ部2で原稿の裏面を読み取る(S6
4)。そして裏面画像に対して同じく濃淡の画像処理を
行い(S65)、この裏面画像データを裏面画像記憶領
域(裏側メモリ領域)31−2に格納する(S66)。
【0038】次に、比較用画像データの原点座標の表裏
の濃度を比較し(S67)、表面の方が裏面より薄い場
合は(S68−1でy)、該当する座標の表面のデータ
を消去した画像を表面転写用画像記憶領域31−3の対
応座標に格納する(S69−1)。また、該当する座標
の裏面の画像を裏面転写用画像記憶領域31−4の対応
座標に格納する(S70−1)。そして、原稿の全ての
座標について処理が終わるまで次の比較する座標をセッ
トする(S71)。
【0039】また、図9に示すように、裏の方が表より
薄い場合は(S68−2でy)、該当する座標の裏面の
データを消去した画像を裏面転写用画像記憶領域31−
4の対応座標に格納する(S69−2)。また、該当す
る座標の表面の画像を表面転写用画像記憶領域31−3
の対応座標に格納する(S70−2)。そして、原稿の
全ての座標について処理が終わるまで次の比較する座標
をセットする(S71)。
【0040】図10は本発明の第3の実施の形態を示す
画像形成装置のブロック図である。この画像形成装置
は、図7に示す第2の実施形態の画像形成装置の構成に
加え、FAX部6を備え、画像読み取りの際の裏写り除
去処理を施された画像データ(FAXデータ)を電話回
線7を介して相手側に送信することが出来るようにした
ものである。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、読み取っ
た原稿表面の左右反転画像を記憶手段に記憶し、同原稿
の裏面を読み取った場合、記憶してある表面反転画像と
裏面画像を比較して、同一の個所で表面反転画像の方が
裏面画像よりも濃度が薄い場合は、その個所に対応する
表面の画像を消去し出力するようにしたので、裏面画像
の特定が可能となり、透けた図柄か印刷すべき図柄かを
明確に判別することが可能となる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、原稿の裏面
についても上記と同様の処理を行うことにより、原稿の
表裏について上記と同様の効果を得ることができる。
【0043】請求項3記載の発明によれば、透けの図柄
の濃さに限度を設定することができ、誤消去を防止する
効果を得ることができる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、消去基準を
自動的に得ることが可能となる。
【0045】請求項5記載の発明によれば、表裏の画像
を比較するための記憶領域と、比較後の処理を終えた転
写用の記憶領域とを別とすることで、転写処理を行いな
がら次の原稿の表裏画像の比較を行い、生産性を高める
ことができる。
【0046】請求項6記載の発明によれば、FAXの送
信での裏側の画像の透過を防止し、鮮明な受信原稿を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す画像形成装置
のブロック図である。
【図2】第1の制御動作例のフローチャートである。
【図3】第2の制御動作例のフローチャートである。
【図4】第3の制御動作例のフローチャートである。
【図5】第3の制御動作例のフローチャートである。
【図6】第4の制御動作例のフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す画像形成装置
のブロック図である。
【図8】第5の制御動作例のフローチャートである。
【図9】第5の制御動作例のフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施の形態を示す画像形成装
置のブロック図である。
【符号の説明】
1 両面原稿送り装置 2 スキャナ部 3 画像処理部 31 表裏画像比較用メモリ 31−1 表面画像記憶領域 31−2 裏面画像記憶領域 31−3 表面転写用画像記憶領域 31−4 裏面転写用画像記憶領域 4 プロッタ部 5 システム制御部 6 FAX部 7 電話回線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取るスキャナ部と、スキ
    ャナ部で原稿の表面を読み取らせた後、同原稿の裏面を
    スキャナ部で読み取らせる両面原稿送り装置と、読み取
    った画像の濃淡を有限数の階調に分けて濃度を判断する
    濃度判断手段と、読み取った画像を記憶する記憶手段と
    を備えるデジタル方式の画像形成装置において、 読み取った原稿表面の左右反転画像を記憶手段に記憶
    し、同原稿の裏面を読み取った場合、記憶してある表面
    反転画像と裏面画像を比較して、同一の個所で表面反転
    画像の方が裏面画像よりも濃度が薄い場合は、その個所
    に対応する表面の画像を消去し出力する制御手段を備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 両面コピーモードが選択されている場合、前記制御手段
    は、表面反転画像の方が裏面画像よりも濃度が濃い場合
    は、裏面の対応する個所の画像を消去して出力する機能
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載において、 前記制御手段は、画像消去の基準となる濃度の判定基準
    を変更できる機能を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1及び請求項2記載において、 前記制御手段は、裏側に最も濃い図柄がある部分のう
    ち、最も薄い部分の濃度を、消去する濃度の上限とする
    機能を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1及び請求項2記載において、 前記記憶手段は、比較のために表裏の画像を記憶する第
    1の記憶領域と、比較消去の処理を終えた画像を記憶す
    る第2の記憶領域とを備え、 1枚の原稿に付いて比較の処理が終わると、比較用の第
    1の記憶領域を次の原稿のために開放する機能を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載において、 裏面の写りを消去する処理が行われた画像をファクシミ
    リ送信する機能を有することを特徴とする画像形成装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6348980B1 (en) * 1997-05-07 2002-02-19 Ricoh Company Limited System for aligning document images when scanned in duplex mode
WO2009022382A1 (ja) * 2007-08-10 2009-02-19 Fujitsu Limited 画像処理システム,画像処理方法,画像処理プログラムおよびイメージスキャナ

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