JPH01147750A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は画像処理装置に係り、特にデジタル式普通紙複
写機の主機能である紙原稿から紙への複写以外に、異種
媒体相互間の複写機能を備えた多［１［複写機、所謂マ
ルチメディアコピーマシンに適用可能な画像処理装置に
関する。

〔従来技術〕

紙原稿から紙への複写以外に、紙とフロッピーディスク
等の異種媒体相互間の複写機能を具備した多種媒体複写
機が開発されつつある。

この種の多種媒体複写機においては、例えば紙からフロ
ッピーディスクへの複写と、フロッピーディスクから紙
への複写においては、スキャナによって紙原稿から一度
読み込んだ画像（文字を含む）データを保存しておき、
いつでも必要な枚数の複写（祇）を得たり、データを保
存したフロッピーディスクを他の複写機で複写すること
が可能となり、他の情報処理機器（コンピュータ、ワー
ドプロセッサ、ワークステーション等）で記録したデー
タを複写機で複写出力することができるという利点があ
る。

しかし、この様に文書が自由に流通するようになると、
極秘文書の管理が難しくなり、機密保持が困難となって
くる。

〔目　的〕

本発明は、紙から紙への複写に加えて、「紙からフロッ
ピーディスク等への複写」、「フロッピーディスク等か
ら紙への複写」の異種媒体相互間の複写機能を備えると
共に、スキャナで読み取った文書を複写紙へ複写する場
合には暗号化して記録し、これを再度スキャナで読み取
って文字認識あるいはパターン認識を暗号表を参照して
行い、元の文書を復元することによって、極秘文書の保
護を可能とした画像処理装置を提供することを目的とす
る。

〔構　成〕

上記目的を達成するため、本発明は、所定の画像を読み
取って電気的な画像信号に変換する画像変換手段と、こ
の画像変換手段で読み取った画像信号に基いて画像を形
成する画像形成手段と、フロッピーディスクのデータを
読み取るデータ読み取り手段と、このデータファイル読
み取り手段で読み取ったデータを上記画像形成手段によ
る画像形成のための画像信号に変換する信号変換手段を
備えた画像形成装置において、文書データを暗号表に従
って暗号文書あるいは暗号パターンに変換する暗号化手
段と、この暗号化手段により暗号化された暗号文書ある
いは暗号パターンを暗号表に従って文書データに復元す
る復元手段と、前記画像変換手段で読み取った画像信号
を認識して文字あるいはパターンのコードデータに変換
するコードデータ変換手段とを設け、文書データを暗号
化して複写用紙あるいはフロッピーディスクに複写する
様構成したことを特徴とする。

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明を適用する多種媒体複写機（マルチメデ
ィアコピーマシン）を示す斜視図、第２図はそのシ、ス
テムブロック図であって、ｌは画像読み取り装置（スキ
ャナ）で、デジタル複写機の入力部であり、原稿台に載
置した原稿の画像情報をＣＣＤ　（電荷結合素子）など
の撮像素子によって電気信号（画像信号）に変換する画
像変換手段である。

また、２はフロッピーディスクメモリ装置、３はプリン
タ（画像形成装置）、４は操作・表示部である。

第１図、第２図において、フロッピーディスクメモリ装
！２は画像信号を記録／再生するものでで、スキャナか
らの画像信号（ラスタデータ）の記録、およびこの記録
された信号の再生もしくは他システムによって記録され
た画像信号（ラスタデータ、ベクタデータ、テキストデ
ータ等）の再生を行う。また、内部にページメモリ、ス
キャナインターフェース、プリンタインターフェース。

操作・表示部インターフェースを有しており、この装置
全体の制御９画像信号のバッファリングも行う。

第３図は画像読み取り装置ｌの構成を示す概略図であっ
て、１１１はプラテンガラス、１１２は原稿であり、原
稿１１２はこのプラテンガラス１１１上に置かれる。原
稿１１２はスライドレール１１３上を移動するキャリッ
ジ１１４に設けられた光源（蛍光灯）１１５および１１
６によって照明される。可動ミラーユニット１１Ｂには
ミラー１１９および１１９′が設けられ、該ミラーユニ
ット１１８はスライドレール１１３上を移動しかつキャ
リッジ１１４に設けられた第１ミラー１１７との組み合
わせでプラテンガラスｌｌｌ上の原稿１１２の光像をレ
ンズ読み取りユニツ）１２０へ導き入れる。キャリッジ
１１４および可動ミラーユニット１１８はステッピング
モータ１２１にワイヤ１２６を介して駆動されるブーＩ
Ｊ１２２．１２３．１２４により、キャリッジ１１４が
速度Ｖでかつ可動ミラーユニット１１８が速度１／２　
ｖで同方向に駆動される。

プラテンガラス１１１のホームポジション部裏面側に標
準白色板１２７が設けられ、原稿読み取り走査開始前に
標準白色信号が得られるように構成されている。レンズ
読み取りユニット１２０は読み取りレンズ系としてレン
ズ１２８と読み取り基板に取り付けられたラインセンサ
１２９から構成されている。

第１ミラー１１７．ミラー１１９．１１９’により伝達
された原稿光像はレンズ１２Ｂにより集束され、ライン
センサＣＣＤ１２９の受光面に結像される。ラインセン
サＣＣＤ１２９は原稿像の濃淡を電気信号（画像信号）
に変換する。

第４図は画像信号の処理回路を示すブロック図である。

図において、ラインセンサＣＣＤＩ２９からの画像信号
は増幅回路１３０で増幅され、アナログ／デジタル（Ａ
／Ｄ）変換器１３１で画素毎に多値のデジタル画像信号
に変換される。このデジタル画像信号はシェーディング
補正回路１３２において、（１）光源の発光ムラ、（２
）光学系（ミラー、レンズ）の光度分布ムラ、（３）　
ＣＣＤの感゛度ムラ等に起因するシェーディングを除去
する。２値化回路１３３では、（１）文字や図面原稿等
の白黒のはつきりした画像信号を一定の２値レベルに変
換する、すなわち、中央処理ユニツ）　（ＣＰＵ）１３
４で演算処理した値をラッチ回路（ランダムアクセスメ
モリ：ＲＡＭ）１３５のパターンレベル（スレッシュホ
ールドレベル）で２値化する方法、（２）写真等の階調
を必要とするものにはリードオンリメモリ：ＲＯＭ１３
６に格納されたデイザパターンで２値化する方法（デイ
ザ処理）、を操作部４　（第１図、第２図）の原稿セレ
クトスイッチで選択し、セレクタ１３７で切り替えて最
適な複写像を得る。

画素毎に２値化された画像データは１ライン分、すなわ
ちＡ３版サイズのスキャナではＡ４版サイズ（２１０Ｘ
　２９７＋＋ｕｗ）の長手送りの解像度を４００ｄｐｉ
　（ドツト／インチ）とすると、２９７　Ｘ　１６−４
７５２ドツト（ビット）のＲＡＭにより構成されたライ
ンバッファ１３８を介してシリアルな画像信号ＶＤを出
力バッファ１３９でプリンタ２　（第１図、第２図）に
出力する。発振回路１４０はＣＣＤ１２９を駆動するた
めのＣＣＤ駆動回路１４１および画像（画素）信号の同
期信号発生回路１４２に信号を与えている。

なお、Ｌｓ　ｙｎｃはプリンタのレーザビーム位置信号
（走査同期信号）である。

発振回路１４０の出力はカウンタ１４３でカウントされ
、カウント値をデコーダ１４４に入力し、そのデコード
出力によりＣＣＤ駆動回路１４１でＣＣＤ１２９を駆動
するパルスを生成する。

デコーダ１４４の他の出力は同期発生回路１４２におい
て、（１１画素に同期したクロックｖｃい（２）ライン
（主走査）方向の主走査同期信号（ＬＧＡＴＥ）および
（３）副走査方向の副走査同期信号（ＦＧＡＴＥ）を生
成している。

ＣＰ　Ｕ１３４（例えば、インテル社８０８６）は、Ｒ
ＯＭ１４５に書き込まれた制御プログラムで動作し、ワ
ーキングメモリＲＡＭ１４６．入／出力（Ｉｌｏ）ポー
目４７．１４８．１４９により構成され、スキャナｌの
全体を制御する。Ｉ１０ポート１４７は駆動パルスモー
タ１２１．原稿の照明用蛍光灯１１５．１１６等のアク
チュエータをオン／オフ制御すると共にスキャナのホー
ムポジションスイッチやｉ稿検知等のセンサ類Ｓの検出
を行う。Ｉ１０ボート１４９はフロッピーディスクメモ
リ装置内の制御回路との通信を行うためのインターフェ
ースであり、ハンドシェーク方式によるパラレルデータ
転送を行う。

第５図（ａ）、　（ｂ）はスキャナのタイミング関係の
説明図であって、同図（ａ）はタイミングチャートで、
ＬＳＹＮＣ信号はプリンタ２から出力され、レーザビー
ム走査の同期信号である。Ｖゎは読み取りデータ（画像
信号）であり、画像クロックｖｅにによりクロッキング
される。第５図（ａｌ中、下方に示したＶＤ、ＶＣＫは
上方に示したＶＤ、ＶＣＫを拡大したものである。第５
図〜）は紙と主走査信号（ＬＧＡＴＥ）および副走査信
号（ＦＧＡＴＥ）の関係図で、紙の長手方向の副走査信
号（ＦＧＡＴＥ）そして横方向を主走査信号（ＬＧＡＴ
Ｅ）によりカバーしている。

次に、第１図および第２図のフロッピーディスクメモリ
装置２の構成および作用を説明する。

第６図はフロッピーディスクメモリ装置の構成を示す概
略斜視図であって、２１０は８インチフロッピーディス
ク装置、２１１は５．２５インチフロッピーディスク装
置、２１２は３．５インチフロッピーディスク装置を示
す、同図では媒体サイズの異な為フロッピーディスク装
置を各１台実装しているが、゛必ずしもこのような構成
が必須ではなく、特定サイズのフロッピーディスク装置
のみで搭載台数も１台もしくは複数台でも構わない、２
１３は制御用電子回路、２１４はスキャナと接続するイ
ンターフェースコネクタケーブル、２１５はプリンタと
接続する゛インターフェースコネクタ／ケーブルそして
２１６は操作・表示部と接続するインターフェースコネ
クタケーブル、２１７はメモリカートリッジのコネクタ
で、ここではＲＯＭカセットを用いるが、ＩＣカード等
でもよい。

第７図はフロッピーディスクメモリ装置の制御回路ブロ
ック図であって、この制御回路は一般的なマイクロコン
ピュータシステムを基本としており、いわゆるバスを介
して各周辺を制御している。

同図において、２１３は第６図の制御用電子回路２１３
に対応し、２２１はマイクロプロセッサ（ＭＰＵ）でデ
ータ、アドレス、制御の各信号をバス２２９に供給して
いる。フロッピーディスク装Ｗ（以下、ＦＤＤと称する
）２１０．２１１．２１２はＦＤＤインターフェース（
１／Ｆ）２２０を通して物理的制御（読出し、書込み）
が行われる。ＲＡＭ２２２はワーキング用のＲＡＭでＭ
　Ｐ　Ｕ２２１により動作される。

ＲＯＭ２２３は本システムのプログラムが記憶されてい
る部分で、このプログラムはＦ　Ｄ　Ｄ２１０．２１１
゜２１２の制御、スキャナ（画像読み取り装置）ｌの　
　　　。

制御、プリンタ３の制御、ページメモリ２２８の制御を
行う、２２４はパラレルデータインターフェースにより
構成されるスキャナＩ／Ｆで、スキャナ１の動作制御を
行うものである。スキャナ１からの読み取りデータはこ
のスキャナＩ／Ｆ２２４を経由せずシリアル／パラレル
（Ｓ／Ｐ）変換器２２６を経由して行われる。Ｓ／Ｐ変
換器２２６からのデータはページメモリ２２８へ展開さ
れる。該ページメモリ２２８はプリンタ出力紙をフルド
ツトイメージで持つためのデータ容量を有している。ま
た、ページメモリ２２８内のイメージデータはパラレル
／シリアル（Ｐ／Ｓ）データ変換器２２７を通してプリ
ンタ３へ転送される。プリンタインターフェース（１／
　Ｆ）２２５はプリンタ３の動作（プリントスタート、
スティタスリード等）を行うためのもので、パラレルデ
ータインターフェースとなっている。そして、操作・表
示部４とはＩ１０ポート２３０によって接続される。２
３１はメモリカートリッジである。

次にプリンタ３の構成を説明する。

第８図は電子写真プロセスのレーザプリンタ（画像形成
装置）の構成図であって、感光体ドラム３０１は矢印Ａ
方向に回転し、帯電チャージャ３０２で帯電され、レー
ザ３１１の露光で潜像が形成され、現像器３０３で顕像
化される。

給紙カセット３０４から給紙搬送部３０５で搬送された
紙はその先端と画像先端とを合わせるレジストローラ３
０６で調整搬送される。この紙が感光体ドラム３０１と
接触して転写分離チャージャ３０７で現像された像を紙
に転写し、矢印Ｂ方向に搬送されて定着器３０８で定着
された後排紙トレイ３０９へ排紙される。他方、感光体
ドラム３０１はクリーニング部３１０で残留トナーが回
収される。なお同図中、３１２はコリーメータレンズ、
３１３はポリゴンミラー、３１４はｆ−θレンズ、３１
５はミラーである。

第９図はレーザプリンタの制御回路のブロック図であっ
て、フロッピーディスクメモリ装置２がらの同期信号Ｌ
　ＧＡＴＥ、ＦＧＡＴＥ、Ｖｅｘに同期した画像信号Ｖ
ゎを入力バッファ３２３で受け、ラインメモリ３２０Ａ
または３２０Ｂに書き込む、ラインメモリ３２０Ａと３
２０ＢはＣＰ　Ｕ３２４のトグル切り替え信号３３１に
よりトグルされるようになっており、一方のラインメモ
リ、例えばラインメモリ３２０Ａが書き込み状態のとき
は、他方のラインメモリ３２０Ｂは読み出し状態にある
。ラインメモリのアドレスカウンタ３２１はＬＧＡＴＥ
で開かれたＶＣＩＩで計数し、トグル切り替え信号３３
１でリセットされ、常にアドレスゼロから読出し／書込
みが行われる。

読出し側メモリ３２０Ｂはレーザドライバ回路３１９に
ヨリレーザ３１１の点灯を制御し、その発光光はコリメ
ータレンズ３１２で平行光とされ、ポリゴンミラー３１
３で感光体ドラム３０１の幅に走査されてｆ−θレンズ
３１４で歪曲を補正されミラー３１５を介して感光体３
０１上に露光される。第９図中、３１６はビーム検出ミ
ラー（ＢＤミラー）、３１７はビーム位置検出器、３１
８はビーム位置検出回路、３２３はフロッピーディスク
メモリ装置からの画像信号Ｖゎを受は取る人、カバッフ
ァ、３２５はプリンタの制御およびＬＧＡＴＥカウンタ
３３４の制御プログラムを格納するＲＯＭ、３２６はＣ
Ｐ　Ｕ３２４のワーキングメモリであるＲＡＭ、３２７
はプリンタの駆動モータＭ１定着ヒータのアクチュエー
タＨＡ。

紙の有無、サイズの検出等のセンサーＳが接続されてい
る入／出力（Ｉ　１０）ボート、３２８はＬＧＡＴＥ３
３０を入力し、これをＬＧＡＴＥカウンタ３３４で計数
してＦＧＡＴＥ３３５をＡＮＤゲート３３３に出力する
と共に、ラインメモリのアドレスカウンタ３２１のリセ
ット信号３３１等を出力するためのＩ１０ボート、３２
９はフロッピーディスクＩ１０ボート１４９とプリンタ
インターフェース２２５との制御信号を送受信するＩ１
０ボートである。従って、制御プログラムを格納したＲ
　ＯＭ３２５によってＣＰ　Ｕ３２４が動作されている
。また、操作部４からの起動、停止指令、プリンタ３内
の紙詰まり等の異常状態、複写用紙サイズをフロッピー
ディスクメモリ装置２に伝えるためにＩ１０ボート３２
９を介して制御する。

第１０図は操作・表示部を説明する概略図であって、操
作・表示部４は複写機として標準の操作部４６０と、ド
ツト液晶表示部４６５およびデータ入力用のソフトキー
４６６を備えた特殊操作部４６１を備えている。標準操
作部４６０は「紙から紙へのコピー」機能使用時のため
のもので、コピー枚数設定用テンキ−４６２１枚数表示
部４６３．プリントスタートキー４６４およびコピー条
件設定用キーおよび表示部４７０等で構成される。

特殊操作部４６１はフロッピーディスクの記録／再生を
行うコピーモードのときに使用されるもので、ソフトキ
ー４６６、液晶表示部４６５とから構成される。これら
はフロッピーディスクメモリ装置２内（７）Ｉ１０ボー
ト２３０を通してマイクロコンピュータシステムと接続
されている（第７図参照）。

ソフトキーの意味付け、液晶表示器の表示データは全て
のマイクロコンピュータシステム内のプログラムによっ
て決定される。

以上のような構成において、本発明は、スキャナから読
み取った画像信号をプリンタに出力するという「紙から
紙への複写機能」という従来のデジタル複写機能に加え
、スキャナから読み取った画像信号をフロッピーディス
ク（ＦＤ）に記録するという「紙からＦＤへ複写機能」
とＦＤに記録された画像信号（ラスタデータ、ベクタデ
ータ。

テキストデータの３種を扱う）を再生し、プリンタに出
力するというｒＦＤから紙への複写機能」の３つの機能
に、「スキャナで読み取った画像信号から文字あるいは
パターンを認識して対応するコードデータに変換する機
能」と「文字あるいはパターンのコードデータを暗号表
に従って別のコードに変換する機能」を付加したもので
ある。

以下、上記本発明の各機能についてフローチャートを参
照して説明する。

第１１図は「紙から紙への複写」の動作を示すフローチ
ャートである。

先ず、複写したい原稿をスキャナ２にセットし、操作・
表示部４を操作して複写条件の設定を行う（ステップ１
）、ここで、複写条件とは、例えば、紙から紙への複写
モード選択、複写範囲の設定。

清書出力の選択、暗号モードの選択、コピー枚数の設定
、コピー濃度の設定０等である。その後、第１０図の操
作・表示部４のプリントスタートキー４６４を押して操
作は終了する。複写条件の設定は、第７図に示したフロ
ッピーディスクメモリ装置（以下、ＦＤＭと記す）内の
ＲＯＭ２２３に格納されたプログラムがＩ１０ポート２
２８を通して操作・表示部４内の特殊操作部４６１の液
晶表示部４６５とソフトキー４６６１．及び標準操作部
４６０のコピー枚数設定用テンキ−４６２９枚数表示部
４６３．コピー条件設定用キーおよび表示部４７０にて
会話的に行う。

複写条件の設定が終了し、オペレータがプリントスター
トキーを押すと（ステップ２）、スキャナの読み取り動
作を第７図に示したスキャナ■／Ｆ２２４を通して実行
する（ステップ３）。スキャナで読み取られたデータは
、Ｓ／Ｐ変換器２２６を通してページメモリ２２８に展
開される。ページメモリの容量は原稿紙の分だけ確保さ
れているので、原稿読み取り動作終了まで、メモリへの
展開は続けられる。読み取り動作が終了すると、プログ
ラムは選択されたモードにより分岐する（ステップ４）
。

清書出力モードが選択されている場合は、ページメモリ
２２８の内容はバス２２９を通してＲＡ　Ｍ２２２に読
み出され（ステップ６）　、ＲＯＭ２２３のプログラム
に従って認識処理され、文字コードあるいはパターンコ
ードに変換される　（ステップ７）。

認識処理が終了すると、暗号モードが選択されている場
合は暗号化処理に分岐する（ステップ８）。

暗号化処理ステップ（ステップ９）では、フロッピーデ
ィスクドライブ（Ｆ　Ｄ　Ｄ）２１０〜２１１のＦＤあ
るいはＲＯＭ２２３に格納されている暗号表に従って上
記コードを暗号コードに変換し、暗号コードに対応した
文字あるいはパターンをページメモリ２２８に展開する
　（ステップ１０）　。

ページメモリ２２８に暗号コードに対応した文字あるい
はパターンの展開が終了すると、ページメモリ２２８の
内容をプリンタ３に出力してプリントする（ステップ５
）。なお、コピー枚数が２枚以上の場合は、その枚数骨
プリンタに出力する。

第１１図において、暗号モードが選択されていない場合
は、暗号コードへの変換は行わずに、文字あるいはパタ
ーンコードに対応した文字あるいはパターンを、ページ
メモリ２２８に展開してプリンタに出力する。

清書モードが選択されていない場合は、スキャナで読み
取ったページメモリのデータをそのままプリンタに出力
する。

次に、紙からＦＤへの複写について説明する。

第１２図は「紙からＦＤへの複写」の動作を示すフロー
チャートである。

先ず、ＦＤに記録したい原稿をスキャナ２ヘセツトし、
操作・表示部４を操作して複写条件の設定を行う　（ス
テップ２０）、ここでいう複写条件とは、例えば、紙か
らＦＤへの複写モード選択、複写範囲の設定、ＦＤ種別
の選択、ＦＤ内ファイル識別用ファイルＮｏ、　、もし
くはファイル名の入力。

清書モードの選択、暗号モードの選択１等である。

その後、第１０図の操作・表示部４のプリントスタート
キー４６４を押して操作は終了する（ステップ２１）。

複写条件の設定動作は、前記と同様である。

複写条件の設定が終了し、オペレータがプリントスター
トキーを押すと、プログラムはＦＤＩ／Ｆ２２０を通し
てＦＤのチエツクを行う　（ステップ２２）。ここでい
うＦＤのチエツクとは、例えば、ＦＤがＦＤＤ内にセッ
トされているか、フォーマットがなされているか、ファ
イル名もしくはファイルＮｏ、が二重登録されていない
か１等である。

ＦＤのチエツクが終了すると、プログラムはスキャナの
読み取り動作をスキャナＩ　／　Ｆ　２２４を通して実
行する（ステップ２３）。スキャナで読み取られたデー
タは、Ｓ／Ｐ変換器２２６を通してページメモリ２２８
に展開される。ページメモリ２２８の容量は、原稿紙の
分だけ確保されているので、原稿読み取り動作終了まで
メモリへの展開は続けられる。

読み取り動作が終了すると、選択されたモードにより処
理が分岐する。

清書モードが選択されている場合は、ページメモリ２２
８の内容をバス２２９を通してＲＡＭ２２２に読み出さ
れ（ステップ２６）　、ＲＯＭ２２３のプログラムに従
って認識処理を行い（ステップ２７）、文字コードある
いはパターンコードに変換する。認識処理が終了すると
、暗号モードが選択されている場合には（ステップ２８
）、ＦＤあるいはＲＯＭ２２３に格納された暗号表に従
って暗号コードに変換しくステップ２９）、ＦＤに記録
する（ステップ３０）。この記録動作は、ＦＤＤＩ／Ｆ
２２０を通して行われる。暗号モードが選択されていな
い場合は、暗号コードへの変換は行わずに、文字コード
あるいはパターンコードをそのままＦＤに記録する。ま
た、清書モードが選択されていない場合には、ページメ
モリ２２８の内容をそのままＦＤに記録する（ステップ
２５）。

第１３図はｒＦＤから紙への複写」の動作を示すフロー
チャートである。

先ず、紙に複写したいファイルが記録されたＦＤを、そ
のサイズに合ったＦＤＤ　（第６図の２１０〜２１１）
にセットし、操作・表示部４を操作して複写条件の設定
を行う　（ステップ４０）。ここでいう複写条件とは、
例えば、ＦＤから紙への複写モードの選択、複写枚数の
設定、複写するＦＤＤの選択（８’、　５．２５’、　
３．５’、等）、清書モードの選択、暗号モードの選択
９等である。複写条件の設定動作は、前記と同様に、Ｒ
ＯＭ２２３に格納されたプログラムに基いて行われる。

複写条件の設定が終了すると、プログラムは、Ｆ　Ｄ　
ｉ　／　Ｆ　２２０を通してＦＤのチエツクを行う（ス
テップ４１）。ここでいうＦＤのチエツクとは、例えば
ＦＤがＦＤＤ内にセットされているが、ファイルフォー
マットが使用可能フォーマットになっているか１等であ
る。

ＦＤのチエツクが終了すると、プログラムはファイル−
覧を表示するので（ステップ４２）、オペレータは目的
のファイル選択後（ステップ４３）プリントスタートキ
ーを押す（ステップ４４）。

次に、プログラムは、ＦＤの読み取り動作を実行する（
ステップ４５）。読み取りデータがラスターデータか否
かを判断しくステップ４６）、ラスターデータの場合は
そのままページメモリ２２８に展開するが、読み取りデ
ータがワードプロセッサめ文書ファイルの様に、テキス
トコードデータの場合は、−時ワーキング用のＲＡＭに
ストアする。

ラスターデータの場合は、清書モードが選択されている
場合はバスを介してページメモリの内容がＲＡＭに読み
出され（ステップ５１）　、ＲＯＭ２２３のプログラム
に従って認識処理を行い（ステップ５２）、文字コード
あるいはパターンコードに変換される。この認識処理が
終了すると、文字コードあるいはパターンコードに対応
した文字あるいはパターンをページメモリに展開して（
ステップ５３）、プリンタに出力し、プリントを得る（
ステップ４８）。

清書モードが選択されていない場合には、ページメモリ
の内容をそのままプリンタに出力する。また、コードデ
ータ（テキスト）については、暗号モードが選択されて
いる場合は（ステップ４９）、ＦＤあるいはＲＯＭ２２
３内に格納された暗号表に従って暗号コードを解読しく
ステップ５０）、通常のテキストデータに変換してペー
ジメモリに展開する。

暗号モードが選択されていない場合には、そのまま文字
コードあるいはパターンコードに対応した文字あるいは
パターンをページメモリに展開し、プリンタに出力する
。

以上のように構成することによって、例えば、ワードプ
ロセッサで作成した文書を暗号モードで紙に複写して配
布し、配布元では清書モード、暗号モードで祇あるいは
ＦＤに複写するか、文書を読み込んで清書モード、暗号
モードでＦＤに複写して配布し、配布先で暗号モードで
紙に複写する　４様にすれば、極秘文書の管理が容易に
なり、機密保持が達成される。

以上の説明では、データ保存手段としてＦＤを対象に説
明したが、これに替えて、ハードディスク、ＩＣカード
等、他の形式のデータファイルを用いるようにすること
もできる。

〔効　果〕

以上説明したように、本発明によれば、紙原稿から紙へ
の複写の他、紙原稿からフロッピーディスクへの複写と
フロッピーディスクから複写用紙への印刷出力が可能で
あり、紙原稿が手書きの文字を含むものであっても、こ
れを文字認識により認識してコード化してフロッピーデ
ィスクに収納できるので、フロッピーディスクから複写
用紙に印刷出力するときに、清書された文字として出力
することができ、また、原稿の文書を暗号化して印刷出
力し、あるいはフロッピーディスクに保存できるので、
機密の保護が確実となり、従来技術にない優れた機能の
画像処理装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を適用する多種媒体複写機を
示す斜視図、第２図はそのシステムブロック図、第３図
は画像読み取り装置（スキャナ）の構成を示す概略図、
第４図は画像信号の処理回路を示すブロック図、第５図
（ａｌ、　（ｂ）はスキャナのタイミング関係の説明図
、第６図はフロッピーデイスクメモリ装置の構成を示す
概略斜視図、第７図はフロッピーディスクメモリ装置の
制御回路のブロック図、第８図はレーザプリンタ（画像
形成装置）の構成図、第９図はレーザプリンタの制御回
路のブロック図、第１０図は操作・表示部を説明する概
略図、第１１図、第１２図、第１３図は本発明の詳細な
説明するフローチャートである。 １・・・スキャナ、２・・・フロッピーディスクメモリ
装置、３・・・プリンタ、４・・・操作・表示部、２１
７・・・コネクタ装置、２２０・・・フロッピーディス
クインターフェース（ＦＤ　Ｉ／Ｆ）　、２２１・・・
マイクロコンピュータ、２２２・・・ワーキングＲＡＭ
、２２３・・・ＲＯＭ、２２６・・・シリアル／パラレ
ル（Ｓ／Ｐ）変換器、２２８・・・ページメモリ、２３
０・・・入／出力（Ｉｌｏ）ボート、２３１・・・メモ
リカートリッジ、４６４・・・プリントスタートキー、
４６６・・・ソフトキー。 第１図 竺　２　図 第５図 １Ｆ４其イ侶号とｈ　俊（亀ンデ°−タｎタイ電シダ団
第６図 第７図 第１Ｉ図 第１２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定の画像を読み取つて電気的な画像信号に変換する画
   像変換手段と、この画像変換手段で読み取つた画像信号
   に基いて画像を形成する画像形成手段と、フロッピーデ
   ィスクのデータを読み取るデータ読み取り手段と、この
   データ読み取り手段で読み取つたデータを上記画像形成
   手段による画像形成のための画像信号に変換する信号変
   換手段を備えた画像形成装置において、文書データを暗
   号表に従つて暗号文書あるいは暗号パターンに変換する
   暗号化手段と、この暗号化手段により暗号化された暗号
   文書あるいは暗号パターンを暗号表に従つて文書データ
   に復元する復元手段と、前記画像変換手段で読み取つた
   画像信号を認識して文字あるいはパターンのコードデー
   タに変換するコードデータ変換手段とを設け、文書デー
   タを暗号化して複写用紙あるいはフロッピーディスクに
   復元する様構成したことを特徴とする画像処理装置。