JP4720533B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムに関し、特に地紋パターンを用いた画像の管理を行なう画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムに関する。
機密情報や個人情報などの重要な情報の漏洩を防ぐために、画像形成装置(MFP(Multi Function Peripheral)、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、パーソナルコンピュータなど)が扱うプリント画像やスキャン画像などに複写禁止情報を埋め込むことで、その画像の複写を禁止する技術が存在する。
また、必要とされる情報の共有を円滑に行なうために、複写が禁止されている原稿であっても、パスワード入力やユーザ認証などが行なわれることにより複写を可能とする技術が存在する。
さらに、複写禁止情報が原稿中の特定部分にのみ埋め込まれている場合には、その特定部分が切り貼りなどされることにより、簡単に複写が可能となるおそれがある。このような事態を防ぐため、複写禁止情報を原稿全面に地紋情報として埋め込む技術が存在する。
このような技術に関連して、下記特許文献1は、原稿画像の画像データに含まれる背景画像に埋め込まれた地紋パターン(背景ドットパターン)を画像データから検出する手段と、検出した地紋パターンを、記憶領域に記憶されている出力を禁止する地紋パターンと比較し、その同一性を判定する手段とを設けた画像処理装置を開示している。
特許文献1によると、原稿画像の種類を問わず、検出した地紋パターンと記憶領域に記憶されている地紋パターンとの同一性を確認することで、原稿画像の画像データの出力を禁止すべきかどうかを判定することが可能となる。
また下記特許文献2は、コンテンツデータを管理する際に、ウォーターマークを強弱2種類付加する技術を開示している。弱いウォーターマークが存在する場合にはその管理情報を、存在しない場合には強いウォーターマークの管理情報を用いて情報を取得する。
下記特許文献3は、原稿上の複写禁止情報とユーザIDの両者によって、複写可否の組合せを任意に設定できる画像形成装置を開示している。また、特許文献3は、複写禁止の原稿であっても複写必要時には複写可能とすることについて開示している。
特開2004−274092号公報 特開2001−344894号公報 特開平7−115537号公報
原稿の可読性を維持するために、一般的に地紋情報は薄い色で原稿画像に付加される。このため、下地除去機能を使用したり、複写物からの複写を繰り返した場合に地紋情報が消失あるいは劣化してしまい、正しく複写禁止管理ができなくなる可能性があるという問題がある。
この発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、情報の管理を適切に行なうことができる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、画像形成装置は、取得された画像データから地紋パターンとして埋め込まれた管理情報を検出する検出手段と、検出された管理情報に含まれるプリント可能枚数、およびプリント済み枚数に基づいて、画像の出力が可能か否かを判定する判定手段と、判定手段において画像の出力が可能と判定された場合、管理情報であるプリント済み枚数を更新し、画像データに、更新されたプリント済み枚数を含む新たな管理情報を地紋パターンとして埋め込む埋め込み手段と、地紋パターンとして新たな管理情報が埋め込まれた画像データを出力する出力手段とを備える。
この発明の他の局面に従うと画像形成装置は、取得された画像データから地紋パターンとして埋め込まれた管理情報を検出する検出手段と、検出された管理情報に含まれる複製可能回数、および複製回数に基づいて、画像の出力が可能か否かを判定する判定手段と、判定手段において画像の出力が可能と判定された場合、管理情報である複製回数を更新し、画像データに、更新された複製回数を含む新たな管理情報を地紋パターンとして埋め込む埋め込み手段と、地紋パターンとして新たな管理情報が埋め込まれた画像データを出力する出力手段とを備える。
好ましくは埋め込み手段は、次回に画像を出力する時の地紋パターンの濃度または色の情報をさらに含む管理情報を地紋パターンとして画像データに埋め込む。
好ましくは画像データに埋め込まれる地紋パターンの濃度または色は、管理情報の内容に従って変更される
特に画像データに埋め込まれる地紋パターンの濃度は、出力される世代に応じて地紋パターンの濃度が徐々に濃くなるように変更される
好ましくは出力手段は、検出された管理情報に含まれる地紋パターンの濃度または色の情報に従って新たな管理情報が地紋パターンとして埋め込まれた画像データを出力する
好ましくは管理情報は、複製可能回数、初回地紋濃度、最終地紋濃度および複製回数を含み、埋め込み手段は、それらの情報に基づいて、新たな管理情報として埋め込む地紋パターンの濃度を制御する
特に最終地紋濃度は、原稿画像濃度に対する地紋パターンの濃度の割合としての情報が含まれる
この発明のさらに他の局面に従うと画像形成装置の制御方法は、取得された画像データから地紋パターンとして埋め込まれた管理情報を検出する検出ステップと、検出された管理情報に含まれるプリント可能枚数、およびプリント済み枚数に基づいて、画像の出力が可能か否かを判定する判定ステップと、判定ステップにおいて画像の出力が可能と判定された場合、管理情報であるプリント枚数を更新し、画像データに、更新されたプリント済み枚数を含む新たな管理情報を地紋パターンとして埋め込む埋め込みステップと、地紋パターンとして新たな管理情報が埋め込まれた画像データを出力する出力ステップとを備える。
この発明のさらに他の局面に従うと画像形成装置の制御方法は、取得された画像データから地紋パターンとして埋め込まれた管理情報を検出する検出ステップと、検出された管理情報に含まれる複製可能回数、および複製回数に基づいて、画像の出力が可能か否かを判定する判定ステップと、判定ステップにおいて画像の出力が可能と判定された場合、管理情報である複製回数を更新し、画像データに、更新された複製回数を含む新たな管理情報を地紋パターンとして埋め込む埋め込みステップと、地紋パターンとして新たな管理情報が埋め込まれた画像データを出力する出力ステップとを備える。
この発明のさらに他の局面に従うと画像形成装置の制御プログラムは、取得された画像データから地紋パターンとして埋め込まれた管理情報を検出する検出ステップと、検出された管理情報に含まれるプリント可能枚数、およびプリント済み枚数に基づいて、画像の出力が可能か否かを判定する判定ステップと、判定ステップにおいて画像の出力が可能と判定された場合、管理情報であるプリント枚数を更新し、画像データに、更新されたプリント済み枚数を含む新たな管理情報を地紋パターンとして埋め込む埋め込みステップと、地紋パターンとして新たな管理情報が埋め込まれた画像データを出力する出力ステップとを備える処理をコンピュータに実行させる。
この発明のさらに他の局面に従うと画像形成装置の制御プログラムは、取得された画像データから地紋パターンとして埋め込まれた管理情報を検出する検出ステップと、検出された管理情報に含まれる複製可能回数、および複製回数に基づいて、画像の出力が可能か否かを判定する判定ステップと、判定ステップにおいて画像の出力が可能と判定された場合、管理情報である複製回数を更新し、画像データに、更新された複製回数を含む新たな管理情報を地紋パターンとして埋め込む埋め込みステップと、地紋パターンとして新たな管理情報が埋め込まれた画像データを出力する出力ステップとを備える処理をコンピュータに実行させる。
好ましくは、埋め込みステップは、次回に画像を出力する時の地紋パターンの濃度または色の情報をさらに含む管理情報を地紋パターンとして画像データに埋め込む。
特に、画像データに埋め込まれる地紋パターンの濃度または色は、管理情報の内容に従って変更される。
特に、画像データに埋め込まれる地紋パターンの濃度は、出力される世代に応じて地紋パターンの濃度が徐々に濃くなるように変更される。
好ましくは、出力ステップは、検出された管理情報に含まれる地紋パターンの濃度または色の情報に従って新たな管理情報が地紋パターンとして埋め込まれた画像データを出力する
好ましくは、管理情報は、複製可能回数、初回地紋濃度、最終地紋濃度および複製回数を含み、埋め込みステップは、それらの情報に基づいて、新たな管理情報として埋め込む地紋パターンの濃度を制御する。
特に、最終地紋濃度は、原稿画像濃度に対する地紋パターンの濃度の割合としての情報が含まれる。
これらの発明に従うと、情報の管理を適切に行なうことができる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムを提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態における画像形成装置について説明する。
本発明の実施の形態における画像形成装置は、地紋情報が付加された原稿を読取った場合には、地紋情報に含まれた管理情報やユーザのレベルに応じて、コピー可能な枚数、コピー可能な回数、地紋パターンの濃度などを変えることで情報の適切な管理を行なうこととしている。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態の画像形成装置であるダンデム方式のカラー複写機の概略構成を示す模式的断面図である。
図を参照して、カラー複写機100は、原稿から画像データを読取るイメージリーダ部101と、用紙上に画像を印刷するプリンタ部102とから構成されている。
イメージリーダ部101の原稿台103上に載置された原稿は、スキャナ104の備える露光ランプ105により照射される。原稿面からの反射光は、ミラー106〜108および集光レンズを介してCCD110上に像を結ぶ。CCD110は、原稿面からの反射光をRGBの色データ(アナログ信号)に変換して画像処理装置10に出力する。スキャナ104は、スキャナモータ112により矢印方向に移動して原稿全体を走査する。
画像処理装置10は、CCD110から入力されるアナログ信号に処理を施してレーザ装置113にデジタル信号を出力する。
ここで画像処理装置10からレーザ装置113に出力されるデジタル信号は、シアン用の画像色データと、マゼンタ用の画像色データと、イエロー用の画像色データと、ブラック用の画像色データである。レーザ装置113は、入力された画像色データに基づいて、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックそれぞれの感光体ドラム115C,115M,115Y,115Kにレーザビームを出力する。
プリンタ部102において、レーザ装置113から出力されるレーザビームは、帯電チャージャ114C,114M,114Y,114Kによって帯電された感光体ドラム115C,115M,115Y,115Kを露光し、静電潜像を形成する。シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの4色の現像器116C,116M,116Y,116Kにより、感光体ドラム115C,115M,115Y,115K上の静電潜像が現像される。
一方、無端ベルト320は、駆動ローラ322Aと固定ローラ322B,322C,322Dとにより弛まないように懸架されている。駆動ローラ322Aが図中で反時計回りに回転すると、無端ベルト320が所定速度で図中で反時計回りに回転する。
給紙カセット120〜122より適当な用紙が搬送され、タイミングローラ123から無端ベルト320に用紙が供給される。無端ベルト320に供給された用紙は、無端ベルト320上に担持され、図中で左方向に搬送される。これにより、用紙がシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの順に感光体ドラム115C,115M,115Y,115Kと接触する。用紙がそれぞれの感光体ドラム115C,115M,115Y,115Kと接触したときに、感光体ドラムと対をなす転写チャージャ127C,127M,127Y,127Kにより感光体ドラム上に現像されたトナー像が用紙に複写される。
トナー像が転写された用紙は、定着ローラ対132により加熱される。これにより、トナーは溶かされて用紙を定着する。その後、用紙はプリンタ部102から排出される。
図2は、図1の画像形成装置100の制御構成を示すブロック図である。
図を参照して、画像形成装置は、内部にROM8、ワークメモリ9、および制御部7を有し、任意の画像を光学式に読取って電子データに変換する画像入力部(スキャナ)1と、画像データを所定の用紙に印刷する画像出力部(プリンタ)2と、LANまたは電話回線を通じて外部との間で通信を行なう通信部10と、画像入力部1で入力しまたは通信部10を介して外部から与えられた画像データを一時的に格納する画像メモリ部3と、種々の操作入力を行なうとともに操作にかかわる種々の設定情報等を表示する操作/表示部(操作パネル)4と、画像データの圧縮および復号を行なう圧縮/復号部5と、電子メールの送受信を行なうメーラ(電子メール送受信用アプリケーション)6と、画像データのファイル形式および電子メールファイル形式等の種々のファイル変換を行なうファイル変換部12と、外部接続用の外部インターフェイス部11とを備える。
なお実際には、ワークメモリ9と画像メモリ部3とは、同一の揮発性メモリが共用される。
操作/表示部4でユーザが指令を行なったことに応じて操作信号が生じ、その操作信号に基づいて、制御部7は、ROM8内に予め格納されたソフトウェアプログラムに従って動作する。
この画像形成装置内のソフトウェアプログラムの実行手順は後述する。
画像入力部1は、CCD等のイメージセンサ、スライダ制御部、各種画像処理制御部等により構成され、原稿を光学的に読取り電気信号に変換するブロックである。
画像出力部2は、レーザやインクジェット等のエンジン制御部、各種画像処理制御部等により構成され、電気信号を記録紙上へ出力するブロックである。
画像メモリ部3は、画像入力部1により入力した画像データや、通信部10、外部インターフェイス部11から入力した画像データを格納するブロックである。また、画像メモリ部3は、画像データを圧縮/復号部5により圧縮処理した後、その符号データを格納する。
操作/表示部4は、テンキーやスタートキー、LCD(液晶表示器)等などから構成されるユーザインタフェイス部であり、モードの選択や簡単なキー入力操作を行なう。
圧縮/復号部5は、入力された画像データを必要に応じて圧縮する。もしくは符号データを伸張するブロックである。
制御部7は、各ブロック1〜13の全体を制御するCPUおよび周辺回路からなり、システムバスを介して接続されている。また制御部7は、制御プログラムや制御データを格納するROMや、制御変数等の一時記憶用に使用されるRAMなどに接続されている。
通信部10は、モデムやNCUを用いて、電話回線を用いた通信装置や、図示しないLAN制御部を介してネットワークに接続し、他の通信装置と画像情報等の送受信を行なう。
図3は、地紋プリントの基本メカニズムを説明するための図である。
ここでは地紋として、その原稿がコピーされることにより文字「A」が浮き出る情報を埋め込むものとする。文字「A」の内側部分が1dot孤立点、背景(外側)部分が4dot孤立点となるように画像データを作成し、それをプリントすると、どちらもB(black)/W(white)比が25%のグレーデータとなるため、文字「A」は見え難い状態となる。
図4は、図3の原稿をコピーした時の状態を示す図である。
図3の原稿をコピーした場合には、1dotの孤立点は、スキャナの読取り特性により読み飛ばされてしまう一方、4dotの孤立点は確実に読取られる。このため、文字「A」の内側部分は白地となり、背景部分はB/W比25%のグレースケールとなり、文字「A」が図4のように白抜き文字として浮かび上がるようになる。
図5は、画像データの孤立点を削除する処理を示す図である。
スキャナ特性により1dot孤立点の読み飛ばしがなかったとしても、図5のように、画像データに対して1dot細らせ処理(エロージョン)を行なった後に、1dot太らせ処理(ダイレーション)を行なうことで、1dot孤立点を削除することが可能である。
以上のように、コピーしたときに飛ばしたい部分を1dot孤立点の集まりで、残したい部分を4dot孤立点の集まりで、両者をほぼ同じ濃度で地紋パターンとして印字しておくと、それをコピーした場合には地紋が浮かび上がることとなる。
なお上述の説明では、分かり易いように1dot当たりの階調を2値で説明したが、当然多値でもよい。また、孤立点のパターンも図3の4×4dot以外でもよい。さらに、B/W比も25%以外でもよい。
次に地紋パターンとして目には見えない管理情報を埋め込む技術について説明する。
図6は、4dot孤立点の並べ方のバリエーションを示した図である。
図6に示されるどの組み合わせを用いてドットを並べても、B/W比は25%となる。通常、B/W比25%のハーフトーン画像は、図6に示される9個のパターンのうちどれか1つをエリア全てに並べることで再現可能である。このようなハーフトーン領域に管理情報を埋め込む場合は、パターンの組み合わせ方を決めておき、どのパターンをどの位置に配置するかにより、情報を表せばよい。ハーフトーン領域を読込む時に、パターンの並び順を解析することで管理情報を得ることができる。
さらに、孤立点の形状を用いて管理情報を表わすこととしてもよいし、図6の孤立点の並べ方と形状との組合せにより管理情報を表わすこととしてもよい。
図7は、4dot孤立点の形状のバリエーションを示す図であり、図8は、3dot孤立点と5dot孤立点との組合せを示す図である。
図7に示すように、4dot孤立点の形状は2×2dotに限らず、様々なバリエーションが存在し、図8に示すように、3dot孤立点と5dot孤立点の組合わせ方も無数に存在する。これらの組合わせを用いることで管理情報を表すことも可能である。
図9は、管理情報の変更方法を説明するための図である。
ここでは、管理情報として原稿の複製済み回数を加算して記録する場合を説明する。
3回分の加算を行う場合、図9上段に示されるように3箇所のエリアを1dot孤立点で印字しておく。1dot孤立点は、「0」を示すものとする。図9中段に示されるように、図9上段の情報は、コピーした際に消える(スキャナによっては読取られない)こととなる。そこで、図9下段に示すように、情報を変更しないエリアに対しては1dot孤立点を再び埋め込み、情報を変更したいエリアには4dot孤立点を埋め込めば、回数の情報を変更して記録していくことが可能となる。4dot孤立点が「1」を示すものとすれば、図9下段の情報は「001」を示すこととなる。
図9下段の画像をスキャナで読取ると、「0」の部分が消去されるが、「1」の部分は残る。これにより、「001」の情報を読取ることが可能である。
管理情報として、複写物に以下のような内容を含めることができる。
・プリント可能枚数:その原稿から何枚のコピーを許可するかを示す値。
・プリント済み枚数:その原稿から何枚のコピーをしたかを示す値。
・複製可能回数:オリジナルの原稿を0、そのコピーを1、孫コピーを2として、最大何世代目までの複製を許可するかを示す値。
・複製回数:何世代目のコピーであるかを示す値。
・地紋パターン色:地紋パターンを何色で再現するかを示す情報。
・初回地紋濃度:1世代目のコピーに対する地紋の濃度を示す情報。
・最終地紋濃度:複製可能な最後の世代のコピーにおける地紋の濃度を示す情報。
「初回地紋濃度+{(最終地紋濃度−初回地紋濃度)/複製可能回数}×複製回数」から求められる濃度で地紋パターンは印字される。
・次回地紋濃度:次回の地紋パターン濃度を直接指定する情報(なお、全ての世代用の濃度の情報を管理情報に持たせても良い)。
・作成ユーザID:作成者を示す情報。
・複製ユーザID:複製者を示す情報。なお、複製回数が増えると当該情報は増えていくこととなる。
・ユーザレベル:例えば、部長/課長/一般従業員のような階層情報と所属部署とを組み合わせた、ユーザの権原を示すための情報。
・送信可能回数:スキャンデータの送信を何回まで許可するかを示す値。
・送信可能宛先数:スキャンデータの同報送信宛先を何件まで許可するかを示す値。
・送信可能宛先:スキャンデータの宛先を制限するための情報。例えば特定ドメインのアドレスのみ許可するなどの情報である。
なお、上記プリント可能枚数などはユーザレベル毎に設定しても良い。
図10は、画像形成装置による原稿の作成処理を示す図である。
ここでは、原稿に管理情報としてプリント可能回数を埋め込み、指定された枚数のプリントのみを許容することとしている。
図を参照して、ステップS101においてユーザ認証を行なう。ステップS103において、原稿の読取り(または画像データの入力)を行なう。ステップS105において、ユーザの操作パネルの操作などによるプリント可能枚数の入力を受け付ける。ステップS107において、プリント可能枚数を地紋データに変換し、原稿画像データを合成する。そしてステップS109において、合成後の画像データをプリントする。
以上の処理により、プリント可能枚数が埋め込まれた原稿を得ることができる。
図11は、図10のユーザ認証処理(S101)の内容を示すフローチャートである。
ユーザ認証とは、予め登録されたユーザだけがその装置を使用できるようにするため、予めユーザIDとパスワードを登録しておき、装置を使用するユーザが正しいユーザIDとパスワードを入力することで、装置の使用を許可するものである。
図を参照してステップS201において、操作パネルなどからユーザIDの入力を受付ける。ステップS203において、さらにパスワードの入力を受付ける。ステップS205において、ユーザ認証を行ない、登録されたデータと一致するか否かを判断し、一致すればメインルーチンへ戻り、一致しなければステップS201へ戻る。
図12は、図10の処理により作成された原稿またはその複写物をコピーする場合の処理を示すフローチャートである。
図を参照してステップS301において、ユーザ認証を行ない、ステップS303で原稿のスキャナによる読取りを行なう。ステップS305で原稿画像に含まれる管理情報を検出する。
ステップS307において管理情報があった場合には、ステップS309において管理情報として埋め込まれたプリント可能枚数と、同じく管理情報として埋め込まれたプリント枚数(プリント済みの枚数)とが比較され、後者が前者未満であればプリントを許可し、ステップS311へ進む。
ステップS311においては、管理情報のプリント枚数に、今回のコピーでのプリント枚数が加算される。それが新たなプリント枚数となり、管理情報とされる。ステップS313でプリント枚数(および必要であればプリント可能枚数)が管理情報として原稿画像に埋め込まれ、ステップS315で出力される。
なお、ステップS307で管理情報が原稿画像に含まれていなければ、ステップS315へ進む。
また、ステップS309でプリント枚数がプリント可能枚数以上であれば、プリントを禁止し、ステップS317で複写禁止である旨を表示した後、終了する。
このような処理により、地紋情報としてプリント可能な枚数を適切に管理することができるという効果がある。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態における画像形成装置では、画像形成装置においてプリント可能枚数を管理することとしたが、第2の実施の形態においては、複製可能な回数を管理することとしている。
図13は、第2の実施の形態における画像形成装置による原稿の作成処理を示す図である。
ここでは、原稿に管理情報として複製可能回数を埋め込み、指定された回数の複製のみを許容することとしている。
図13におけるステップS401、S403、およびS409での処理は、図10におけるステップS101、S103、およびS109での処理と同じであるためここでの説明を繰返さない。
図13においては、ステップS405でユーザから複製可能回数の入力を受付け、ステップS407で原稿に管理情報として複製可能回数を埋め込み、指定された回数の複製のみを許容することとしている。
図14は、図13の処理により作成された原稿またはその複写物をコピーする場合の処理を示すフローチャートである。
図14におけるステップS501〜S507、S515、およびS517での処理は、図12におけるステップS301〜S307、S315、およびS317での処理と同じであるためここでの説明を繰返さない。
図14においては、ステップS507において管理情報があった場合には、ステップS509において管理情報として埋め込まれた複製可能回数と、同じく管理情報として埋め込まれた複製回数とが比較され、後者が前者未満であればプリントを許可し、ステップS511へ進む。
ステップS511においては、管理情報の複製回数が+1される。それが新たな複製回数となり、管理情報とされる。ステップS513で複製回数(および必要であれば複製可能回数)が管理情報として原稿画像に埋め込まれ、ステップS515で出力される。
ステップS509で複製回数が複製可能回数以上であれば、プリントを禁止し、ステップS517で複写禁止である旨を表示した後、終了する。
このような処理により、地紋情報として原稿の複製回数を適切に管理することができるという効果がある。
[第3の実施の形態]
上述の実施の形態では、複写により地紋情報を浮かび上がらせる場合に、その濃度は元の原稿に付加された地紋情報の濃さ、色に依存していた。第3の実施の形態では、浮かび上がらせる濃度や色を原稿作成者が設定できるようにする。これにより、元の原稿の可読性を損なわずに、その複写物に対する地紋を浮かび上がらせる度合いを設定することが可能となる。
本実施の形態においては、図13のフローチャートにおいて、ステップS405でユーザが複製可能回数とともに、複製回数に応じた地紋の濃度と色とを指定する。その指定が、ステップS407で地紋に管理情報として埋め込まれる。その後、その原稿をコピーする場合に図15の処理が行なわれる。
図15は、上述の処理により作成された原稿またはその複写物をコピーする場合の処理を示すフローチャートである。
図15のフローチャートが図14のフローチャートと異なる点は、ステップS511での処理の後に、管理情報に基づいて地紋の濃度と色とを設定し、ステップS513において管理情報を地紋パターンとして、設定された濃度と色とに基づいて画像に埋め込むものである。
これにより、何世代目の複写物であるかを容易にわかるようにすることができるとともに、世代に応じて地紋の判別しやすさなどを制御することができるという効果がある。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態においても第3の実施の形態と同様に、地紋の濃さや色を原稿作成者が設定できるようにしている。これにより、元の原稿の可読性を損なわずに、その複写物に対する地紋を浮かび上がらせる度合いを設定することが可能となる。
図16は、第4の実施の形態における画像形成装置による原稿の作成処理を示す図である。
ここでは、原稿に管理情報として地紋濃度および色の設定を埋め込むこととしている。
図16におけるステップS601、S603、およびS609での処理は、図10におけるステップS101、S103、およびS109での処理と同じであるためここでの説明を繰返さない。
図16においては、ステップS605でユーザから管理情報として地紋濃度および色の設定の入力を受付け、ステップS607で原稿に管理情報として地紋濃度および色の設定を埋め込み、プリント物に含まれる地紋の濃度や色を制御することとしている。
図17は、図16の処理により作成された原稿またはその複写物をコピーする場合の処理を示すフローチャートである。
図を参照してステップS701において、ユーザ認証を行ない、ステップS703で原稿のスキャナによる読取りを行なう。ステップS705において読取られた原稿の画像データから地紋データを分離する。
ステップS707で原稿画像に含まれる管理情報を検出する。ステップS709において管理情報(地紋)があった場合には、ステップS711において管理情報が複写を禁止するものであるかを判定する。禁止するものでない場合は、ステップS713において、管理情報の設定に従って地紋の濃度と色とを設定する。ステップS715で、ステップS705において分離された地紋が、ステップS713での設定に従って原稿画像データに合成され、ステップS717で出力される。
なお、ステップS709で管理情報が原稿画像に含まれていなければ、ステップS717へ進む。
また、ステップS711で、管理情報に複写を禁止する情報が埋め込まれている場合は、ステップS719で複写禁止である旨を表示した後、終了する。
このような処理により、地紋の濃度や色を適切に管理することができるという効果がある。
なお、地紋の濃度や色は、ユーザに応じて変えるようにしても良いし、コピー枚数、何世代目のコピーかなどに応じて変えるようにしても良い。または、これらの組合せに応じて変えるようにしても良い。たとえば、管理情報に含まれる世代情報に応じて、複写回数が多くなる度に、プリントする際の地紋パターンの濃度を徐々に濃くすることなどが可能である。
さらに、図17のステップS705では地紋を分離することとしたが、図12のステップS303の後、図14のステップS503の後、図15のステップS503の後においても地紋を分離し、後のステップで再度埋め込むようにしてもよい。
[その他]
なお、地紋パターンを付加する画像および地紋パターンを読取る画像は、画像読取部(スキャナ)で読取った画像、外部装置から(PCプリント、FAX受信、ダイレクトプリントデータとして)受取った画像、および画像形成装置内部(BOX)に蓄積された画像などいずれの画像であっても良い。
また、上記実施の形態においては地紋パターンが付加された画像をプリント出力することとしたが、画像データとして蓄積、送信したり、ディスプレイに表示することで出力するようにしてもよい。
また、第3、第4の実施の形態においては、1世代目のコピーに対する地紋の濃度を示す情報である初回地紋濃度と、複製可能な最後の世代のコピーにおける地紋の濃度を示す情報である最終地紋濃度とに基づいて、「初回地紋濃度+{(最終地紋濃度−初回地紋濃度)/複製可能回数}×複製回数」から求められる濃度で地紋パターンを印字するようにしてもよい。
また、最終地紋濃度の指定をユーザから受付ける際に、原稿画像濃度に対する濃度の割合として受付けるようにしてもよい。
また、図15のステップS513、図17のステップS715で管理情報(地紋データ)を画像に埋め込む時には、次回の(あるいはさらに将来の)プリントを行なう時の地紋の濃度や色の情報を管理情報として埋め込むようにしてもよい。
さらに、コピー可能な枚数、回数、プリントする地紋パターンの濃度、色などをユーザに応じて変えるように管理情報を設定してもよい。
なお、上述の実施の形態における処理は、ソフトウエアにより行なってもよいし、ハードウエア回路を用いて行なってもよい。
また、上述の実施の形態におけるフローチャートの処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供することにしてもよい。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態の画像形成装置であるタンデム方式のカラー複写機の概略構成を示す模式的断面図である。 図1の画像形成装置100の制御構成を示すブロックである。 地紋プリントの基本メカニズムを説明するための図である。 図3の原稿をプリントした時の状態を示す図である。 画像データの孤立点を削除する処理を示す図である。 4dot孤立点の並べ方のバリエーションを示した図である。 4dot孤立点の形状のバリエーションを示す図である。 3dot孤立点と5dot孤立点との組合せを示す図である。 管理情報の変更方法を説明するための図である。 画像形成装置による原稿の作成処理を示す図である。 図10のユーザ認証処理(S101)の内容を示すフローチャートである。 図10の処理により作成された原稿またはその複写物をコピーする場合の処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における画像形成装置による原稿の作成処理を示す図である。 図13の処理により作成された原稿またはその複写物をコピーする場合の処理を示すフローチャートである。 原稿またはその複写物をコピーする場合の処理を示すフローチャートである。 第4の実施の形態における画像形成装置による原稿の作成処理を示す図である。 図16の処理により作成された原稿またはその複写物をコピーする場合の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像入力部、2 画像出力部、3 画像メモリ部、4 操作/表示部、5 圧縮/復号部、6 メーラ、7 制御部、8 ROM、9 ワークメモリ、10 通信部、11 外部インターフェイス部、12 ファイル変換部。

Claims (18)

  1. 取得された画像データから地紋パターンとして埋め込まれた管理情報を検出する検出手段と、
    前記検出された管理情報に含まれるプリント可能枚数、およびプリント済み枚数に基づいて、画像の出力が可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段において画像の出力が可能と判定された場合、前記管理情報である前記プリント済み枚数を更新し、前記画像データに、更新された前記プリント済み枚数を含む新たな管理情報を地紋パターンとして埋め込む埋め込み手段と、
    地紋パターンとして前記新たな管理情報が埋め込まれた画像データを出力する出力手段とを備えた、画像形成装置。
  2. 取得された画像データから地紋パターンとして埋め込まれた管理情報を検出する検出手段と、
    前記検出された管理情報に含まれる複製可能回数、および複製回数に基づいて、画像の出力が可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段において画像の出力が可能と判定された場合、前記管理情報である前記複製回数を更新し、前記画像データに、更新された前記複製回数を含む新たな管理情報を地紋パターンとして埋め込む埋め込み手段と、
    地紋パターンとして前記新たな管理情報が埋め込まれた画像データを出力する出力手段とを備えた、画像形成装置。
  3. 前記埋め込み手段は、次回に画像を出力する時の地紋パターンの濃度または色の情報をさらに含む前記管理情報を地紋パターンとして前記画像データに埋め込む、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像データに埋め込まれる前記地紋パターンの濃度または色は、前記管理情報の内容に従って変更される、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像データに埋め込まれる前記地紋パターンの濃度は、出力される世代に応じて前記地紋パターンの濃度が徐々に濃くなるように変更される、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記出力手段は、前記検出された管理情報に含まれる前記地紋パターンの濃度または色の情報に従って前記新たな管理情報が前記地紋パターンとして埋め込まれた画像データを出力する、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記管理情報は、前記複製可能回数、初回地紋濃度、最終地紋濃度および前記複製回数を含み、
    前記埋め込み手段は、それらの情報に基づいて、前記新たな管理情報として埋め込む地紋パターンの濃度を制御する、請求項2に記載の画像形成装置。
  8. 前記最終地紋濃度は、原稿画像濃度に対する前記地紋パターンの濃度の割合としての情報が含まれる、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 取得された画像データから地紋パターンとして埋め込まれた管理情報を検出する検出ステップと、
    前記検出された管理情報に含まれるプリント可能枚数、およびプリント済み枚数に基づいて、画像の出力が可能か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて画像の出力が可能と判定された場合、前記管理情報である前記プリント枚数を更新し、前記画像データに、更新された前記プリント済み枚数を含む新たな管理情報を地紋パターンとして埋め込む埋め込みステップと、
    地紋パターンとして前記新たな管理情報が埋め込まれた画像データを出力する出力ステップとを備えた、画像形成装置の制御方法
  10. 取得された画像データから地紋パターンとして埋め込まれた管理情報を検出する検出ステップと、
    前記検出された管理情報に含まれる複製可能回数、および複製回数に基づいて、画像の出力が可能か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて画像の出力が可能と判定された場合、前記管理情報である前記複製回数を更新し、前記画像データに、更新された前記複製回数を含む新たな管理情報を地紋パターンとして埋め込む埋め込みステップと、
    地紋パターンとして前記新たな管理情報が埋め込まれた画像データを出力する出力ステップとを備えた、画像形成装置の制御方法。
  11. 画像形成装置のコンピュータに、
    取得された画像データから地紋パターンとして埋め込まれた管理情報を検出する検出ステップと、
    前記検出された管理情報に含まれるプリント可能枚数、およびプリント済み枚数に基づいて、画像の出力が可能か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて画像の出力が可能と判定された場合、前記管理情報である前記プリント枚数を更新し、前記画像データに、更新された前記プリント済み枚数を含む新たな管理情報を地紋パターンとして埋め込む埋め込みステップと、
    地紋パターンとして前記新たな管理情報が埋め込まれた画像データを出力する出力ステップとを備えた、処理を実行させる画像形成装置の制御プログラム
  12. 画像形成装置のコンピュータに、
    取得された画像データから地紋パターンとして埋め込まれた管理情報を検出する検出ステップと、
    前記検出された管理情報に含まれる複製可能回数、および複製回数に基づいて、画像の出力が可能か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて画像の出力が可能と判定された場合、前記管理情報である前記複製回数を更新し、前記画像データに、更新された前記複製回数を含む新たな管理情報を地紋パターンとして埋め込む埋め込みステップと、
    地紋パターンとして前記新たな管理情報が埋め込まれた画像データを出力する出力ステップとを備えた、処理を実行させる画像形成装置の制御プログラム
  13. 前記埋め込みステップは、次回に画像を出力する時の地紋パターンの濃度または色の情報をさらに含む前記管理情報を地紋パターンとして前記画像データに埋め込む、請求項11または12に記載の画像形成装置の制御プログラム。
  14. 前記画像データに埋め込まれる前記地紋パターンの濃度または色は、前記管理情報の内容に従って変更される、請求項13に記載の画像形成装置の制御プログラム。
  15. 前記画像データに埋め込まれる前記地紋パターンの濃度は、出力される世代に応じて前記地紋パターンの濃度が徐々に濃くなるように変更される、請求項14に記載の画像形成装置の制御プログラム。
  16. 前記出力ステップは、前記検出された管理情報に含まれる前記地紋パターンの濃度または色の情報に従って前記新たな管理情報が前記地紋パターンとして埋め込まれた画像データを出力する、請求項11〜15のいずれかに記載の画像形成装置の制御プログラム。
  17. 前記管理情報は、前記複製可能回数、初回地紋濃度、最終地紋濃度および前記複製回数を含み、
    前記埋め込みステップは、それらの情報に基づいて、前記新たな管理情報として埋め込む地紋パターンの濃度を制御する、請求項12に記載の画像形成装置の制御プログラム。
  18. 前記最終地紋濃度は、原稿画像濃度に対する前記地紋パターンの濃度の割合としての情報が含まれる、請求項17に記載の画像形成装置の制御プログラム
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