JP2001218030A - 画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体

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JP2001218030A
JP2001218030A JP2000021433A JP2000021433A JP2001218030A JP 2001218030 A JP2001218030 A JP 2001218030A JP 2000021433 A JP2000021433 A JP 2000021433A JP 2000021433 A JP2000021433 A JP 2000021433A JP 2001218030 A JP2001218030 A JP 2001218030A
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Mitsuo Oki
三雄 大木
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 著作権情報を有する画像をより柔軟に印刷制
御可能とする。 【解決手段】 画像に埋め込まれた前記画像の最大印刷
回数情報を検出する検出手段、前記画像を特定するため
の情報を得る獲得手段、前記画像を特定するための情報
から前記画像の累計印刷回数情報を取得する取得手段、
前記最大印刷回数情報と前記累計印刷回数情報から前
記画像のプリントを制御する制御手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、画
像処理方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】著作権を有する画像の権利を守る必要性
が叫ばれているが、印刷されようとする画像が著作権情
報を保持しているかどうか判断して、その結果により印
刷を制御する印刷装置について検討の余地があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】印刷装置にて、画像の
種類を判定して画像の印刷を禁止する技術は紙幣の偽造
防止技術にて実現されているが、著作権を有する画像の
場合にはすべて印刷を防止するだけではなく、例えば印
刷対象画像に対して正当な対価を支払って画像コンテン
ツを得た場合所定枚数までは印刷を許可し、それ以上の
枚数については印刷を許可しない等のより柔軟な印刷制
御が必要となる。
【0004】本発明は、かかる問題点を踏まえ著作権情
報を有する画像をより柔軟に印刷制御可能とすることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、画像に埋め込まれた前記画像の最大印刷回
数情報を検出する検出手段、前記画像を特定するための
情報を得る獲得手段、前記画像を特定するための情報か
ら前記画像の累計印刷回数情報を取得する取得手段、前
記最大印刷回数情報と前記累計印刷回数情報から前記画
像のプリントを制御する制御手段とを有する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の一形態を詳細に説明する。
【0007】まず、本発明の一実施例の概要について説
明する。
【0008】本実施の形態は、印刷装置において、アプ
リケーションより印刷命令として渡された画像情報か
ら、電子透かし等特定の形式で付加された著作権情報を
読み取り、著作権情報内のその画像に対するユニークな
画像ID情報を抽出する著作権情報解読部と、著作権情報
解読部が抽出した画像IDと現在までこの印刷装置により
印刷した累計印刷回数を対の情報として、著作権画像毎
の印刷回数データベースとしてプリンタ内の不揮発性記
憶に保存する印刷回数データベース生成手段と、著作権
情報解読部が抽出した画像IDと、画像に対する最大許可
印刷回数と、プリンタ内の不揮発性記憶に保存された印
刷回数データベース内の現在までの累積印刷回数を比較
し、印刷すべき画像の印刷を許可、もしくは不許可を判
断した結果、印刷不許可ならば、画像が保持する最大印
刷許可回数を超えたことで、印刷が不可能である旨をユ
ーザに対し通知し、印刷処理を中止することによって画
像に対する印刷回数を制限する。
【0009】尚、上述した著作権情報は、画像情報の特
定周波数に不可視情報としてうめ込まれた電子透かしで
も人の目に見えにくい色(例えばイエロー等)により画
像情報にうめ込まれた可視の電子透かしでもよく、電子
透かしの種類は特定されない。又著作権情報は電子透か
しとして付加されるものに特定されず、所定パターン、
バーコード等で付加されていてもよい。又XML(eX
tensible Mavkup Lauguage)
により記述され画像に付加されていてもよい。このXM
Lは多種の情報機器にて用いられているので多種の情報
機器2画像を取り扱う場合に好適である。
【0010】以下、具体的な例を挙げて説明する。
【0011】(システム構成例1)図1は、本発明の一
実施例に係るシステムの構成例1を示す。
【0012】本システム構成例は、画像の印刷回数を制
限することで著作権保護可能な印刷装置およびその方法
を、従来の印刷装置におけるプリンタドライバとプリン
タ本体の構成にて実現可能なシステム構成例である。
【0013】本システム例は、ホストコンピュータ1
と、プリンタ10から構成される。ここで、画像の印刷回
数を制限することで著作権保護可能な印刷装置およびそ
の方法は、ホストコンピュータ1とプリンタ9から構成
され、セントロニクスパラレルインタフェース、USBイ
ンタフェース、IRDA等双方向通信可能なインタフェース
により接続されている。また、ホストコンピュータ1と
プリンタ10には、印刷回数制限手段が設けられている。
ここでは、印刷回数制限手段は、ホストコンピュータ1
上のプリンタドライバ2と、プリンタ10によって構成さ
れる。
【0014】プリンタドライバ2は、著作権情報解読部5
と、印刷許可判断部7と、イメージデータ生成部8と、表
示部3によって構成される。
【0015】プリンタ10は、著作権画像毎の印刷回数デ
ータベース管理部13と、著作権画像毎の印刷回数データ
ベース11と、印刷制御部14によって構成される。
【0016】これらプリンタドライバ2の各構成要素
は、コンピュータ内のハードディスクに格納される。な
お、ハードディスクに限るものではなく、別体個別とし
てフロッピーディスク等の記憶媒体を用いてもよい。
【0017】(システム構成例1のシステム動作)本動
作例においては、たとえば画像に対する最大許可印刷回
数が、画像に付加されている著作権情報内に保持されて
いるとした場合における動作例を示す。
【0018】アプリケーション4がプリンタドライバ2に
対し、画像の印刷命令を発行したタイミングにおいて、
著作権情報解読部5は画像に付加された著作権情報を解
析し、著作権情報に存在する画像に対するユニークな画
像ID情報を検索し印刷許可判断部7に渡す。尚、この画
像IP情報は画像に一意に付させる番号やこの画像に変
則処理を行うことで一意に決まる情報であってもよい。
また同時に、著作権情報解読部5は、著作権情報内に保
存されている画像に対する最大許可印刷回数も検索し、
印刷許可判断部7に渡す。次に、印刷許可判断部7は、
著作権情報解読部5より取得した画像IDと、著作権情報
解読部5より取得した最大許可印刷回数と、著作権画像
毎の印刷回数データベース管理部13から取得した、画像
IDに対応する現在までの累積印刷回数を比較し、本印刷
命令が最大許可印刷回数未満ならばイメージデータ生成
部8に処理を渡して印刷処理を続行し、また、本印刷命
令が最大許可印刷回数以上ならば、表示部3にて、ユー
ザに対し著作権情報として保護された最大許可印刷回数
を超えて印刷しようとしている旨を通知し、同時に印刷
処理を中断する。この結果、画像に対して、最大許可印
刷回数情報を含めた著作権情報を付加することにより、
その画像に対する印刷回数を制限することが可能とな
る。
【0019】(システム構成例2)図2は、本発明に係
るシステムの構成例2を示す。
【0020】本システム構成例は、画像の印刷回数を制
限することで著作権保護可能な印刷装置およびその方法
を、プリンタ本体の構成のみにて実現可能なシステム構
成例である。
【0021】本システム例は、ホストコンピュータ1
と、プリンタ4から構成され、セントロニクスパラレル
インタフェース、USBインタフェース、IRDA等双方向通
信可能なインタフェースにより接続されている。ここ
で、画像の印刷回数を制限することで著作権保護可能な
印刷装置およびその方法は、プリンタ4のみで構成さ
れ、また、プリンタ4には、印刷回数制限手段が設けら
れている。プリンタ4は、著作権情報解読部7と、印刷
許可判断部8と、表示部5と、著作権画像毎の印刷回数
データベース管理部9と、イメージデータ生成部10と、
著作権画像毎の印刷回数データベース6と、印刷制御部
11によって構成される。
【0022】(システム構成例2のシステム動作)本動
作例においては、たとえば画像に対する最大許可印刷回
数が、画像に付加されている著作権情報内に保持されて
いるとした場合における動作例を示す。
【0023】アプリケーション2がプリンタドライバ3
に対し、画像の印刷命令を発行したタイミングにおい
て、著作権情報解読部7は画像に付加された著作権情報
を解析し、著作権情報内に存在する画像に対するユニー
クな画像ID情報を検索し印刷許可判断部8に渡す。また
同時に、著作権情報解読部8は、著作権情報内に保存さ
れている画像に対する最大許可印刷回数も検索し、印刷
許可判断部8に渡す。
【0024】次に、印刷許可判断部8は、著作権情報解
読部7より取得した画像IDと、著作権情報解読部7より
取得した最大許可印刷回数と、著作権画像毎の印刷回数
データベース管理部9から取得した、画像IDに対応する
現在までの累積印刷回数を比較し、本印刷命令が最大許
可印刷回数以内ならばイメージデータ生成部10に処理
を渡して印刷処理を続行し、また、本印刷命令が最大許
可印刷回数以上ならば、表示部5にて、ユーザに対し著
作権情報として保護された最大許可印刷回数を超えて印
刷しようとしている旨を通知し、同時に印刷処理を中断
する。この結果、画像に対して、最大許可印刷回数情報
を含めた著作権情報を付加することにより、その画像に
対する印刷回数を制限することが可能となる。
【0025】また、図3は、著作権画像毎の印刷回数デ
ータベースの詳細を表すものである。データベースの内
容は、画像ID1と現在までの累積印刷回数2を対の情報
として記憶可能な形式で構成される。
【0026】(印刷許可判断部における印刷許可/不許
可の判定の判断制御)次に、システム構成例1、システ
ム構成例2において、最大許可印刷回数が画像に付加さ
れた著作権情報に保持されているとした場合において、
印刷命令が許可されているかどうかの判断制御を図4の
フローチャートに基づいて説明する。
【0027】ステップS1では、アプリケーションから印
刷命令として渡された画像に最大許可印刷回数情報が指
定されているかどうか調査する。本実施例においては、
電子透かし等特定の形式で、最大許可印刷回数を含む著
作権情報が存在するかどうかを検索する。
【0028】ステップS2では、ステップS1の結果、画像
に最大許可印刷回数情報が指定されているかどうか調査
した結果により処理を分岐する。本実施の形態において
は、画像が最大許可印刷回数を含む著作権情報を保持す
るかどうかにより処理を分岐する。画像に最大許可印刷
回数情報が指定されていた場合はステップS3に進む。
【0029】一方ステップS2において、画像に最大許可
印刷回数情報が指定されていない場合は、該当画像は印
刷回数を制限されていないと判断し、ステップS9へ進
み、印刷処理を続行する。ステップS3では、画像に付加
された著作権情報内の画像に対するユニークな画像IDを
抽出する。
【0030】ステップS4では、プリンタ本体内の不揮発
性記憶領域に保持された著作権画像毎の印刷回数データ
ベースにおいて、ステップS3で抽出された画像IDに該当
する、現在までの累積印刷回数情報が存在するかどうか
検索する。
【0031】ステップS5では、ステップS4の検索処理の
結果、ステップS3で生成された画像IDに該当した現在ま
での累積印刷回数情報が存在するかどうかにより処理を
分岐する。画像IDに該当した現在までの累積印刷回数情
報が存在する場合はステップS7へ進む。
【0032】一方ステップS5において、ステップS3で抽
出された画像IDに該当した現在までの累積印刷回数情報
が著作権画像毎の印刷回数データベースに存在しなかっ
た場合は、ステップS6へ進む。
【0033】ステップS6では、今回の印刷命令は、著作
権情報を保持した画像が、本印刷装置で初めて印刷され
た場合と判断し、プリンタ本体内の不揮発性記憶領域に
保持された著作権画像毎の印刷回数データベースに、新
規に画像IDと現在までの累積印刷回数0のテーブルを追
加し、ステップS7へ進む。
【0034】ステップS7では、画像IDに該当した現在ま
での累積印刷回数と、ステップS1で検索した画像に対す
る最大許可印刷回数を比較した結果により処理を分岐す
る。画像IDに該当した現在までの累積印刷回数が最大許
可印刷回数未満であった場合はステップS8へ進む。一方
ステップS7において、画像IDに該当した現在までの累積
印刷回数が、最大許可印刷回数以上であった場合は、ス
テップS10へ進む。
【0035】ステップS8では、著作権画像毎の印刷回数
データベース内に存在した、画像IDに該当した現時の印
刷回数に1をプラスし、ステップS9へ進む。
【0036】ステップS9では、最終的に、今回の印刷命
令は最大許可印刷回数を超えていない、許可された回数
内の印刷であると判断し、印刷処理を続行する。
【0037】ステップS10では、最終的に、今回の印刷
命令は最大許可印刷回数を越えた、許可されていない印
刷であると判断し、ユーザに最大許可印刷回数を超えた
印刷命令である旨を通知しステップS11へ進む。
【0038】ステップS11では、許可されていない印刷
であるため、印刷処理を中断する。
【0039】(プログラムの利用形態)次に、前述した
図4のフローチャートに基づいて、印刷装置の利用形態
の例について説明する。
【0040】例えば、以下のような画像が存在するとす
る。
【0041】画像A最大許可印刷回数が指定されていな
い。
【0042】画像B最大許可印刷回数 1回 が指定され
ている。
【0043】画像C最大許可印刷回数 0回 が指定され
ている。
【0044】上記3つの画像を、それぞれ2回づつ、アプ
リケーションより印刷した場合の印刷装置の動作は以下
のようになる。
【0045】(例1) 画像Aを1回目にアプリケーショ
ンより印刷した場合 (例2) 画像Aを2回目にアプリケーションより印刷し
た場合 画像Aには最大許可印刷回数が指定されていないと判断
し、印刷処理を続行する。よって正常に印刷は終了す
る。
【0046】(例3) 画像Bを1回目にアプリケーショ
ンより印刷した場合 画像Bには最大許可印刷回数=1が指定されていると判断
され、また、著作権情報からユニークな画像IDが抽出さ
れる。プリンタ内不揮発性記憶領域の「現在までの累積
印刷回数データベース」には該当する画像IDが存在しな
いため、新規に画像IDと現在までの累積印刷回数=0の
テーブルが追加される。現在までの累積印刷回数=0が最
大許可印刷回数=1未満であるために印刷許可と判断さ
され正常に印刷は終了する。また、印刷後には「現在ま
での累積印刷回数データベース」の印刷回数は1とな
る。
【0047】(例4) 画像Bを2回目にアプリケーショ
ンより印刷した場合 画像Bには最大許可印刷回数=1が指定されていると判断
され、また、ユニークな画像IDが抽出される。プリンタ
内不揮発性記憶領域の「現在までの累積印刷回数データ
ベース」から、該当する画像IDの現在までの累積印刷回
数1が検索される。現在までの累積印刷回数=1が最大許
可印刷回数1未満でないために印刷不許可と判断ささ
れ、ユーザに最大印刷許可回数を超えていることを通知
し、印刷処理は中断される。
【0048】(例5) 画像Cを1回目にアプリケーショ
ンより印刷した場合 画像Cには最大許可印刷回数=0が指定されていると判
断され、また、ユニークな画像IDが抽出される。プリン
タ内不揮発性記憶領域の「現在までの累積印刷回数デー
タベース」には該当する画像IDが存在しないため、新規
に画像IDと現在までの累積印刷回数=0のテーブルが追
加される。しかしながら、現在までの累積印刷回数=0が
最大許可印刷回数=0未満でないために印刷不許可と判断
さされ、ユーザに最大印刷許可回数を超えていることを
通知し、印刷処理は中断される。
【0049】(例6) 画像Cを2回目にアプリケーショ
ンより印刷した場合 画像Cには最大許可印刷回数=0が指定されていると判
断され、また、ユニークな画像IDが生成される。プリン
タ内不揮発性記憶領域の「現在までの累積印刷回数デー
タベース」から、該当する画像IDの現在までの累積印刷
回数=0が検索される。現在までの累積印刷回数=0が最大
許可印刷回数0未満でないために印刷不許可と判断ささ
れ、ユーザに最大印刷許可回数を超えていることを通知
し、印刷処理は中断される。
【0050】上の例で示したように、最大許可印刷回数
が指定された画像においては、その指定された最大許可
印刷回数を超えた印刷を防ぐことが可能である。また、
特に1度も印刷を許可したくない画像に対しては、最大
許可印刷回数に0回を指定することで、印刷処理そのも
のをさせなくすることも可能となる。また、最大許可印
刷回数が指定されていない画像に対しては、処理を中断
することなく、正しく印刷処理を続行することが可能で
ある。
【0051】以上の説明から、本実施の形態利点をまと
めると、下記の(1)、(2)のようになる。 (1) 最大許可印刷回数を特定画像に対して指定する
ことが可能な印刷装置を提供できる。 (2) 画像に対して、最大許可印刷回数0を指定するこ
とにより、「印刷することができない画像」とすること
が可能な印刷装置を提供できる。 (3) 「現在までの累積印刷回数データベース」をプ
リンタ本体内の不揮発性記憶領域に保存することによ
り、たとえば、同じ画像を異なるホストコンピュータで
印刷しようとした場合でも、プリンタ本体毎により、正
しく最大許可印刷回数を超えた印刷処理を防ぐことが可
能である。
【0052】以上説明したように、最大許可印刷回数が
指定された画像に対して、アプリケーションが印刷命令
を発行したタイミングにおいて、アプリケーションより
印刷命令として渡された画像情報から、印刷すべき画像
情報に電子透かし等の特定の形式で付加された著作権情
報から画像に対するユニークな画像IDを抽出し、また、
その画像IDと、現在までの累積印刷回数を対の情報とし
てプリンタ本体内の不揮発性記憶領域にデータベースと
して保存し、これらの情報から、本印刷命令が画像に指
定されている最大許可印刷回数を超えていないかどうか
を総合的に判断することにより、画像に対して、最大許
可印刷回数を超えた印刷を防ぐことが可能である。
【0053】(他の実施の形態)上述の説明では、最大
許可印刷回数情報と、累積印刷回数情報を比較すること
で印刷の正否を制御したが、印刷可能枚数情報を電子透
かしもしくはXMLにて画像に付加しておきこの印刷枚数
情報をプリンタドライバにてプリント時に検索すること
で、プリントの要否を決定してもよい。
【0054】この場合、まずプリント指示が入力される
と画像に付加された印刷枚数情報を検索し、この印刷枚
数情報が1以上の場合は、この画像をプリントするとと
もに画像に付加された印刷枚数情報を印刷した枚数分だ
け減らして画像に電子透かしもしくはXMLにて付加す
る。
【0055】最大許可印刷回数と累積印刷回数にてプリ
ント回数を制御する方法では、印刷プリンタを変更する
ことで最大印刷枚数以上のプリントが可能となってしま
うという問題が、印刷可能枚数情報を用いることで許可
した枚数以上のプリントを確実に防ぐことができる。
【0056】また、この画像のファイルをコピーしよう
とした場合、印刷可能枚数情報を検索してこの情報を表
示部3に表示する。
【0057】操作者はオリジナルのファイルとコピーし
たファイルそれぞれに対して印刷可能枚数を割り当てる
べく不図示のキーボードにて印刷可能枚数を分配する。
【0058】例えば、印刷可能枚数が5枚の場合操作者
の指示に応じてオリジナルについては3枚の印刷を可能
とし、コピーについては2枚の印刷を可能にするように
指示できる。
【0059】この指示に応じて、オリジナルとコピーそ
れぞれに対して印刷可能枚数情報が電子透かしもしくは
XMLにて付加される構成とする。
【0060】この構成を採用することでファイルのコピ
ーをおこなっても画像のトータルプリント枚数を印刷枚
数情報によって設定された枚数に限定することができ
る。
【0061】印刷された画像を複写することで著作権つ
きの画像が簡単に複写されることを防ぐために、印刷さ
れた画像に対しては可視(例えばイエロー)や不可視の
電子透かしを用いて印刷画像に著作権付き画像であるこ
とを示す情報を付加する。
【0062】この印刷された画像を読み取る際に電子透
かしを検出して複写を禁止する機能を複写機に搭載すれ
ば、著作権付き画像の不正な複写を禁止することができ
る。
【0063】前述した実施形態の機能を実現するように
前述した実施形態の構成を動作させるプログラムを記憶
媒体に記憶させ、該記憶媒体に記憶されたプログラムを
コードとして読み出し、本実施形態をクライアントコン
ピュータ及びサーバーコンピュータにおいて実行する処
理方法も上述の実施形態の範疇に含まれるし、前述のプ
ログラムが記憶された記憶媒体も上述の実施形態に含ま
れる。
【0064】かかる記憶媒体としてはたとえばフロッピ
ーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク、CD―ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカー
ド、ROMを用いることができる。
【0065】また前述の記憶媒体に記憶されたプログラ
ム単体で処理を実行しているものに限られず、他のソフ
トウエア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作
し前述の実施形態の動作を実行するものも前述した実施
形態の範疇に含まれる。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、著作権情
報を有する画像を、印刷許可枚数に応じて柔軟に印刷制
御可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である、印刷装置の構成
例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2である、印刷装置の構成
例を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る著作権画像毎の印刷回数データベ
ースの一例を表す説明図である。
【図4】本発明の一実施形態にに係る、印刷許可された
印刷命令かを判定する処理を示すフローチャートであ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04N 1/40 Z 5C076 1/387 G06F 15/66 B 5C077 7/08 H04N 7/08 Z 7/081 Fターム(参考) 2C061 AP01 HH01 HJ06 HK11 HK15 HK23 HN05 HN22 5B021 AA01 BB01 KK01 LL01 5B057 AA11 CE08 DA06 DC30 DC36 5C062 AA05 AB21 AB40 AC04 AC58 AF00 5C063 AA20 AB03 AC02 AC10 CA23 DA07 DA13 DA20 DB09 5C076 AA14 BA02 5C077 LL14 PP23 PP65 PP66 PP74 TT02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 著作権を有する画像に埋め込まれた前記
    画像の最大印刷回数情報を検出する検出手段、 前記画像を特定するための情報を得る獲得手段、 前記画像を特定するための情報から前記画像の累計印刷
    回数情報を取得する取得手段、 前記最大印刷回数情報と前記累計印刷回数情報から前記
    画像のプリントを制御する制御手段とを有する画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記最大印刷回数情報は、前記画像に電
    子透かしとして埋め込まれているもしくはXMLにより
    記述されていることを特徴とすることを特徴とする請求
    項1項記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記累積印刷回数が前
    記最大印刷回数未満であれば前記画像を印刷することを
    特徴とする請求項1項記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記累積印刷回数情報は、前記画像を特
    定するための情報と対応して記憶されていることを特徴
    とする請求項1項記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段と獲得手段は、プリンタド
    ライバにより実現されることを特徴とする画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画像を特定するための情報は、前記
    画像に電子透かしとして埋め込まれるもしくはXMLで
    記述されていることを特徴とする請求項1項記載の画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記累計印刷回数情報は、前記画像を特
    定するための情報とともにプリンタ部にて記憶されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記累積印刷回数が前
    記最大印刷回数であるなら印刷をしないことを特徴とす
    る請求項1項記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記累積印刷回数情報と前記画像を特定
    するための情報は不揮発性記憶媒体に記憶されることを
    特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 著作権を有する画像に埋め込まれた前
    記画像の印刷可能枚数情報を検出する検出手段、 前記検出された印刷枚数情報が1枚以上なら前記画像の
    印刷を許可する制御手段とを有することを特徴する画像
    処理装置。
  11. 【請求項11】 前記印刷可能枚数情報は、電子透かし
    もしくはXMLで記述されて埋め込まれていることを特
    徴とする請求項10項記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記印刷が行われた後、前記印刷可能
    枚数情報は、印刷枚数分減少させ、前記画像に再度埋め
    込まれることを特徴とする請求項10項記載の画像処理
    装置。
  13. 【請求項13】 前記印刷された画像には、著作権付き
    画像であることを示す電子透かしを埋め込むことを特徴
    とする請求項10項記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記画像に応じたファイルをコピーす
    る際には、前記画像に応じたファイルのオリジナルとコ
    ピーにそれぞれ前記印刷可能枚数を割り振られることを
    特徴とする請求項10項記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14項記載の画像処理装置
    における処理を行なう画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記請求項15項記載の画像処理方法
    を実現するためのコードが記憶された記憶媒体。
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