JP2021005161A - 印画物作製システム - Google Patents

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Abstract

【課題】イベントに参加するユーザが、イベント限定の図柄をユーザ自身の好みに合わせて編集して画像を生成し、この画像を用いた印画物を作製する。【解決手段】印画物作製システムは、それぞれ識別情報が付与された複数の画像アイテムを保存し、前記複数の画像アイテムをユーザ端末へ送信するサーバ装置と、前記サーバ装置から印画物の作製に使用可能な画像アイテムの識別情報を受信し、前記ユーザ端末から前記画像アイテムを使用した編集画像及び前記編集画像に使用されている画像アイテムの識別情報を受信し、前記ユーザ端末から受信した画像アイテムの識別情報が、前記サーバ装置から受信した画像アイテムの識別情報に含まれている場合、前記編集画像を用いて印画処理を行い、印画物を作製する印画物作製装置と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、印画物作製システムに関する。
コンサートやイベント会場では、ブロマイドやポスターなど会場限定のグッズが販売されることがある。顧客は販売ブースに陳列されている物の中から気に入った物を選んで購入していた。
これらのグッズはイベント主催者側が事前に製作・準備したものであり、顧客が自由にデザインすることは出来なかった。
特開2005−11041号公報 特許第6060290号公報
本発明は、イベントに参加するユーザが、イベント限定の図柄をユーザ自身の好みに合わせて編集して画像を生成し、この画像を用いた印画物を作製する印画物作製システムを提供することを課題とする。
本発明の印画物作製システムは、それぞれ識別情報が付与された複数の画像アイテムを保存し、前記複数の画像アイテムをユーザ端末へ送信するサーバ装置と、前記サーバ装置から印画物の作製に使用可能な画像アイテムの識別情報を受信し、前記ユーザ端末から前記画像アイテムを使用した編集画像及び前記編集画像に使用されている画像アイテムの識別情報を受信し、前記ユーザ端末から受信した画像アイテムの識別情報が、前記サーバ装置から受信した画像アイテムの識別情報に含まれている場合、前記編集画像を用いて印画処理を行い、印画物を作製する印画物作製装置と、を備えるものである。
本発明の一態様において、前記サーバ装置は、前記印画物作製装置が所定領域内に位置している場合に、印画物の作製に使用可能な画像アイテムの識別情報を送信する。
本発明の一態様において、前記印画物作製装置が自装置の位置情報を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記位置情報に基づいて前記印画物作製装置が所定領域内に位置しているか否か判定し、前記印画物作製装置が所定領域内に位置している場合、印画物の作製に使用可能な画像アイテムの識別情報を前記印画物作製装置へ送信する。
本発明の印画物作製システムは、ユーザからユーザ情報の入力を受け付ける印画物作製装置と、それぞれ識別情報が付与された複数の画像アイテムを保存し、前記複数の画像アイテムを前記印画物作製装置へ送信するサーバ装置と、を備え、前記サーバ装置は、前記印画物作製装置から前記ユーザ情報を受信し、前記ユーザ情報に基づいて、印画物の作製に使用可能な画像アイテムの識別情報を前記印画物作製装置に通知し、前記印画物作製装置は、前記サーバ装置から通知された識別情報に対応する画像アイテムを用いた画像編集指示を前記ユーザから受け付けて編集画像を生成し、前記編集画像を用いて印画処理を行い、印画物を作製するものである。
本発明の印画物作製システムは、ユーザから画像編集指示を受け付けて編集画像を生成する印画物作製装置と、複数の画像アイテムを保存し、前記印画物作製装置の位置に応じた画像アイテムを前記印画物作製装置へ送信するサーバ装置と、を備え、前記印画物作製装置は、前記サーバ装置から受信した画像アイテムを用いた画像編集指示を前記ユーザから受け付けて編集画像を生成し、前記編集画像を用いて印画処理を行い、印画物を作製するものである。
本発明によれば、イベントに参加するユーザが、イベント限定の図柄をユーザ自身の好みに合わせて編集して画像を生成し、この画像を用いた印画物を作製できる。
本発明の第1の実施形態に係る印画物作製システムの概略構成図である。 (a)は印画物の一例を示し、(b)〜(d)は印画物の使用例を示す図である。 サーバ装置の機能ブロック図である。 ユーザ端末の機能ブロック図である。 印画物作製装置の斜視図である。 印画物作製装置のブロック構成図である。 印画物作製装置の機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る印画物作製方法を説明するフローである。 第2の実施形態に係る印画物作製方法を説明するフローである。 第3の実施形態に係る印画物作製方法を説明するフローである。 第4の実施形態に係る印画物作製方法を説明するフローである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る印画物作製システムの概略構成を示す。印画物作製システムは、サーバ装置1と、1台又は複数台の印画物作製装置2とを備え、ユーザPがイベントに関連した画像アイテムを使用して画像を編集してオリジナル画像を生成し、オリジナル画像をプリントして印画物を作製するものである。
サーバ装置1は、イベントに関連した複数の画像アイテムを保存している。複数の画像アイテムには、それぞれ画像アイテムを識別する識別情報(ID)が付与されている。画像アイテムは、例えば、アイドルやミュージシャンの人物画像、背景、スタンプ等である。スタンプは、アイドルグループのロゴを含む。
印画物作製装置2はGPS機能を持ち、起動時に自機の位置情報をサーバ装置1へ送信する。あるいはまた、印画物作製装置2は、毎日、所定時刻に、位置情報をサーバ装置1へ送信してもよい。
サーバ装置1は、印画物作製装置2から受信した位置情報から、この印画物作製装置2が、その日にイベントが行われるイベント会場内又は会場近辺に設置されたものであるか否か判定する。イベント会場内又は会場近辺に設置されたものであると判定した場合、サーバ装置1は、印画物の作製に使用可能な画像アイテムのIDを印画物作製装置2に通知する。
ユーザは、スマートフォン等のユーザ端末3(ユーザ端末3にインストールされているアプリケーションプログラム)を利用してサーバ装置1にアクセスし、観覧予定のイベントに関連する画像アイテムを取得する。
ユーザは、ユーザ端末3の画像編集画面を操作し、1つ又は複数の画像アイテムを配置し、文字を合成して、オリジナル画像(編集画像)を作成する。ユーザはイベント会場へ移動し、イベント会場内又は会場近辺に設置された印画物作製装置2に対し、ユーザ端末3からオリジナル画像を転送する。ユーザ端末3は、オリジナル画像と共に、オリジナル画像に使用されている画像アイテムのIDを印画物作製装置2へ転送する。
印画物作製装置2は、ユーザ端末3から受信した画像アイテムのIDが、事前にサーバ装置1から受信している画像アイテムのIDに含まれているか否か判定する。ユーザ端末3から受信した全てのIDが、サーバ装置1から受信しているIDに含まれている場合、印画物作製可と判定する。
ユーザ端末3から受信したIDと、サーバ装置1から受信しているIDとが一致しない場合、印画物作製装置2は印画物作製不可と判定する。例えば、この印画物作製装置2が設置されたイベント会場で開催されるイベントとは異なるイベントに関連する画像アイテムが使用されている場合、印画物作製不可と判定される。
また、イベント会場内又は会場近辺に設置されたものではない印画物作製装置2に対して、ユーザがユーザ端末3からオリジナル画像を転送した場合、この印画物作製装置2はサーバ装置1から画像アイテムのIDを受信していないため、印画物作製不可と判定する。これにより、イベントとは関係のない場所に設置された印画物作製装置2で、イベントに関連する印画物が作製されることを防止できる。
印画物作製可と判定された後、ユーザが印画物作製装置2に所定の料金を投入すると、印画物作製装置2はオリジナル画像を用いて印画物を作製する。例えば、印画物作製装置2は、オリジナル画像をOHPシート等の光透過性のある透明シートに印画して、図2(a)に示すようなペンライトシート4を作製する。ペンライトシート4には、人物画像40、文字41、スタンプ42等を含むユーザが作成したオリジナル画像が印刷されている。
ペンライトシート4は、図2(b)〜図2(d)に示すように、ペンライト5に巻き付けて使用するものである。ユーザは、オリジナルの画像で装飾されたペンライト5を用いて、イベントを楽しむことができる。
印画物作製装置2で作製される印画物はペンライトシートに限定されず、写真やステッカーなどであってもよい。
このように、本実施形態によれば、イベント限定の画像アイテムをユーザの好みに合わせて編集してオリジナル画像を作成し、このオリジナル画像を用いた印画物をイベント会場又は会場近辺で作製できる。また、オリジナル画像を用いた印画物の作製をイベント会場又は会場近辺に設置された印画物作製装置2のみに制限し、イベント限定の印画物とすることができる。
ユーザは、画像アイテムを事前に入手できるため、イベント開始前に落ち着いて画像編集し、オリジナルの画像を作成できる。
次に、サーバ装置1の構成について説明する。サーバ装置1は、ユーザ端末3へイベント関連の画像アイテムを配信すると共に、イベント会場又は会場近辺に設置された印画物作製装置2に対し、イベント関連の印画物の作製に使用可能な画像アイテムのIDを通知する。
図3に示すように、サーバ装置1は、イベント情報及び画像アイテムを格納する記憶部10を備えたコンピュータである。記憶部10には、ハードディスクや半導体メモリ等が用いられ、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムが格納されている。
記憶部10に格納されている画像アイテムは、様々なイベントに関連した、アイドルやミュージシャンの人物画像、背景、スタンプ等の画像データである。各画像アイテムにはIDが割り当てられている。
イベント情報は、イベントの開催場所や開催日時の情報を含む。
サーバ装置1の中央処理装置(CPU)が、記憶部10に格納されたプログラムを実行することで、位置情報受信部11、判定部12、ID通知部13及び画像アイテム送信部14の機能が実現される。
位置情報受信部11は、印画物作製装置2から位置情報を受信する。
判定部12は、印画物作製装置2から受信した位置情報と、記憶部10に格納されたイベント情報とに基づいて、印画物作製装置2が、その日に開催されるイベントのイベント会場又はその近辺(イベント会場を中心とした所定領域内)に設置されているものであるか否か判定する。
印画物作製装置2が、その日に開催されるイベントのイベント会場又はその近辺に設置されているものであると判定された場合、ID通知部13は、このイベントに関連する画像アイテムのIDを印画物作製装置2に通知する。印画物作製装置2に通知されるIDが、印画物作製に使用してよい画像アイテムのIDとなる。画像アイテムのIDだけでなく、印画物作製可能な時間帯を通知してもよい。例えば、印画物作製可能な時間帯として、イベント開始2時間前から、イベント終了2時間後までの時間を通知する。
画像アイテム送信部14は、ユーザ端末3から要求されたイベントの画像アイテムを、ユーザ端末3へ送信する。
次に、ユーザ端末3の構成について説明する。ユーザ端末3は、スマートフォンやタブレット端末等の携帯可能な通信機器である。図4に示すように、ユーザ端末3のCPUが、記憶部30に格納されたプログラムを実行することで、画像取得部31、編集処理部32及び画像転送部33の機能が実現される。
画像取得部31は、サーバ装置1から、ユーザが選択したイベントに関連する画像アイテムを取得する。画像アイテムは記憶部30に格納される。
編集処理部32は、タッチパネル等に画像編集画面を表示し、ユーザから画像アイテムの選択・配置や、文字入力等の編集指示を受け付け、オリジナル画像(編集画像)を生成する。
画像転送部33は、印画物作製装置2に対し、オリジナル画像を転送する。画像転送部33は、オリジナル画像と共に、オリジナル画像に使用されている画像アイテムのIDも転送する。
次に、印画物作製装置2の構成について説明する。図5は印画物作製装置2の斜視図であり、図6は印画物作製装置2のブロック構成図である。図6に示すように、印画物作製装置2は、第1タッチパネル20A、第2タッチパネル20B、通信部21、課金部22、プリンタ23、CPU24、記憶部25、及びGPS26を有する。
第1タッチパネル20A及び第2タッチパネル20Bは、画像を含む情報を表示したり、ユーザから各種指示の入力を受け付けたりする。
通信部21は、サーバ装置1やユーザ端末3と通信を行う。
課金部22は、筐体Hの前面側に設けられた硬貨投入口22A、紙幣投入口22B、釣銭返却口22Cを有し、硬貨投入口22A及び紙幣投入口22Bから投入された貨幣を識別計数し、釣銭を釣銭返却口22Cから放出する。また、課金部22は、電子マネーによる決済機能を有していてもよい。また、課金部22は、プリント枚数、単価、請求金額、投入金額、釣銭額等をレシートに印字して出力するレシートプリンタを有していてもよい。
プリンタ23は、昇華型又はインクジェット型などの高解像度カラープリンタであり、注文内容に基づいて、画像データをプリントして出力する。プリンタ23は筐体H内に収容されている。プリンタ23は複数台設置されていてもよい。筐体Hの前面側には、透明な開閉扉Dが開閉自在に設けられている。開閉扉Dを開けると、プリンタ23から出力された印画物を取り出せるようになっている。
記憶部25は、制御プログラムを格納する。記憶部25は、例えば、ハードディスクドライブ、ROM、RAM等を含む。
GPS26は、印画物作製装置2の位置情報を取得する。
CPU24は、記憶部25内の制御プログラムを実行する。制御プログラムの実行により、図7に示すように、位置情報送信部241、ID受信部242、画像受信部243、判定部244及びプリント処理部245の機能が実現される。
位置情報送信部241は、GPS26が取得した位置情報をサーバ装置1へ送信する。例えば、位置情報送信部241は、印画物作製装置2の起動時や、所定時刻に位置情報を送信する。
ID受信部242は、サーバ装置1から、印画物の作製に使用可能な画像アイテムのIDを受信する。
画像受信部243は、ユーザ端末3から、ユーザ作成のオリジナル画像と、オリジナル画像に使用されている画像アイテムのIDを受信する。
判定部244は、ユーザ端末3から受信した画像アイテムのIDと、サーバ装置1から受信した画像アイテムのIDとを比較し、オリジナル画像を用いた印画物の作製が可能か否か判定する。ユーザ端末3から受信した全ての画像アイテムのIDが、サーバ装置1から受信した画像アイテムのIDに含まれている場合、判定部244は、オリジナル画像を用いた印画物の作製が可能であると判定する。一方、ユーザ端末3から受信した画像アイテムのIDに、サーバ装置1から受信した画像アイテムのIDに含まれないものがある場合、判定部244は、オリジナル画像を用いた印画物は作製できないと判定する。
判定部244が印画物作製可と判定すると、プリント処理部245は、プリンタ23を制御し、オリジナル画像を透明シート、用紙、シール紙等に印画して、印画物を作製させる。
次に、この印画物作製システムを用いて印画物を作製する処理を、図8のフローに沿って説明する。
印画物作製装置2が位置情報をサーバ装置1へ送信する(ステップS1)。サーバ装置1は、位置情報に基づいて、この印画物作製装置2が、その日にイベントが行われるイベント会場内又は会場近辺に設置されたものであるか否か判定する(ステップS2)。イベント会場内又は会場近辺に設置されたものであると判定した場合、サーバ装置1は、印画物の作製に使用可能な画像アイテムのIDを印画物作製装置2に通知する(ステップS3)。
ユーザが、ユーザ端末3を利用して、サーバ装置1から、観覧予定のイベントに関連する画像アイテムを取得する(ステップS4、S5)。
ユーザは、ユーザ端末3の画像編集画面を操作し、画像アイテムを配置したり、文字を合成したりして、オリジナル画像を作成する(ステップS6)。
ユーザは、イベント会場へ移動し、イベント会場内又は会場近辺に設置された印画物作製装置2に対し、ユーザ端末3からオリジナル画像(及び使用されている画像アイテムのID)を転送する(ステップS7)。
印画物作製装置2は、ステップS7でユーザ端末3から受信した画像アイテムのIDと、ステップS3でサーバ装置1から受信した画像アイテムのIDとを比較し、印画物の作製可否を判定する(ステップS8)。ユーザ端末3から受信した全てのIDが、サーバ装置1から受信しているIDに含まれている場合、印画物作製可と判定する。
印画物作製可と判定すると、印画物作製装置2は、オリジナル画像を透明シートやシール紙等にプリントして、印画物を作製する(ステップS9)。
このように、本実施形態によれば、イベント限定の画像アイテムをユーザの好みに合わせて編集してオリジナル画像を作成し、このオリジナル画像を用いた印画物をイベント会場又は会場近辺で作製できる。
上記実施形態では、印画物作製装置2が位置情報をサーバ装置1へ送信する例について説明したが、自機の号機番号を送信してもよい。サーバ装置1は、複数の印画物作製装置2の各々について、号機番号と、その位置情報とを対応付けたテーブルを有する。サーバ装置1は、印画物作製装置2から号機番号を受信すると、テーブルを参照して位置を特定し、その日にイベントが行われる会場内又は会場近辺に設置されたものか否かを判定する。
あるいはまた、サーバ装置1が、所定の時刻に、イベント情報と各印画物作製装置2の位置情報とに基づいて、その日にイベントが行われる会場内又は会場近辺に設置された印画物作製装置2を特定し、特定した印画物作製装置2に対して画像アイテムのIDを通知してもよい。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、イベント会場内又は会場近辺に設置された印画物作製装置2が、印画物作製に利用できる画像アイテムのIDをサーバ装置1から取得する例について説明したが、サーバ装置1が、イベント会場内又は会場近辺にいるユーザのユーザ端末3に対し、画像アイテムを送信してもよい。このような印画物作製方法を図9に示すフローに沿って説明する。
ユーザが、ユーザ端末3を利用して、サーバ装置1に対し、観覧予定のイベントに関連する画像アイテムを要求する(ステップS11)。画像アイテムの要求にあたり、ユーザ端末3は、GPS機能を用いて取得した自端末の位置情報をサーバ装置1へ送信する。
サーバ装置1は、ユーザ端末3から受信した位置情報から、ユーザ(ユーザ端末3)がイベント会場内又は会場近辺にいるか否か判定する(ステップS12)。ユーザがイベント会場内又は会場近辺(所定領域内)にいると判定した場合、サーバ装置1は、画像アイテムをユーザ端末3へ送信する(ステップS13)。
ユーザがイベント会場内や会場近辺にいないと判定した場合、サーバ装置1は、画像アイテムを送信できないことをユーザ端末3に通知する。
ユーザは、ユーザ端末3の画像編集画面を操作し、画像アイテムを配置したり、文字を合成したりして、オリジナル画像を作成する(ステップS14)。ユーザは、印画物作製装置2に対し、ユーザ端末3からオリジナル画像を転送する(ステップS15)。
印画物作製装置2は、オリジナル画像を透明シートやシール紙等にプリントして、印画物を作製する(ステップS16)。
これにより、イベント会場内又は会場近辺にいるユーザのみが、イベント限定の画像アイテムをユーザの好みに合わせて編集してオリジナル画像を作成し、このオリジナル画像を用いた印画物を作製できる。また、印画物作製装置2は、サーバ装置1との通信機能を省略できる。
ステップS11で画像アイテムの要求と共にサーバ装置1へ送信する情報は、GPSによる位置情報でなくてもよく、例えば、イベント会場で発表されるキーワードでもよいし、イベント会場で配布又は掲示される二次元コードをユーザ端末3で読み取ったキーワードなど、ユーザが会場にいることがわかるものであればよい。キーワード(キー情報)はサーバ装置1に事前に登録されている。サーバ装置1は、ユーザ端末3から受信したキーワードが一致した場合、画像アイテムをサーバ装置1へ送信する。このようなキーワードを利用することで、イベントに参加しているユーザか否かを判定できる。
ステップS11で画像アイテムの要求と共にサーバ装置1へ送信する情報は、イベントの参加チケットにプリントされている識別情報でもよい。この識別情報は、チケット毎に異なるものであることが好ましい。英数字からなる識別情報がチケットにプリントされていてもよいし、識別情報を示す二次元コードがチケットにプリントされていてもよい。チケットにプリントされた識別情報を用いることで、ユーザは、会場へ移動する前に画像アイテムを入手することができ、時間をかけて画像編集を行うことができる。
[第3の実施形態]
上記第1、第2の実施形態では、ユーザ端末3を用いて画像編集を行っていたが、印画物作製装置2を用いて画像編集を行ってもよい。このような印画物作製方法を図10に示すフローに沿って説明する。
印画物作製装置2がサーバ装置1と通信を行い、サーバ装置1に保存されている画像アイテムを取得する(ステップS21)。印画物作製装置2は、様々なイベントに関連する画像アイテムを取得する。
ユーザが印画物作製装置2のタッチパネルを操作し、識別情報を入力する(ステップS22)。ここで入力する識別情報は、例えばイベントの参加チケットにプリントされている識別情報など、各ユーザを識別するユーザ情報である。
印画物作製装置2は、入力された識別情報をサーバ装置1へ送信する(ステップS23)。サーバ装置1は、識別情報からイベントを特定し、このイベントに対応する画像アイテムのIDを印画物作製装置2に通知する(ステップS24)。
ユーザは、印画物作製装置2の画像編集画面を操作し、画像アイテムを配置したり、文字を合成したりして、オリジナル画像を作成する(ステップS25)。ここで使用可能な画像アイテムは、ステップS24でサーバ装置1から通知されたIDを持つものだけである。
印画物作製装置2は、オリジナル画像を透明シートやシール紙等にプリントして、印画物を作製する(ステップS26)。
これにより、イベントに参加するユーザのみが、イベント限定の画像アイテムをユーザの好みに合わせて編集してオリジナル画像を作成し、このオリジナル画像を用いた印画物を作製できる。また、印画物作製装置2に設けられた大きな画面を用いて、画像編集を行うことができる。
[第4の実施形態]
上記第3の実施形態では、ユーザが印画物作製装置2に識別情報を入力する必要があったが、識別情報の入力を不要とし、イベント会場内又は会場近辺に設置された印画物作製装置2で印画物を作製するものとしてもよい。このような印画物作製方法を図11に示すフローに沿って説明する。
印画物作製装置2が位置情報をサーバ装置1へ送信する(ステップS31)。サーバ装置1は、位置情報に基づいて、この印画物作製装置2が、その日にイベントが行われるイベント会場内又は会場近辺に設置されたものであるか否か判定する(ステップS32)。
イベント会場内又は会場近辺に設置されたものであると判定した場合、サーバ装置1は、印画物の作製に使用可能な画像アイテムを印画物作製装置2へ送信する(ステップS33)。このとき、サーバ装置1は、印画物作製可能な時間帯を印画物作製装置2に通知してもよい。
ユーザは、イベント会場内又は会場近辺に設置された印画物作製装置2の画像編集画面を操作し、画像アイテムを配置したり、文字を合成したりして、オリジナル画像を作成する(ステップS34)。サーバ装置1から印画物作製可能な時間帯が通知されている場合、印画物作製装置2は、通知された時間帯のみ画像編集を可能としてもよい。
印画物作製装置2が、オリジナル画像を透明シートやシール紙等にプリントして、印画物を作製する(ステップS35)。
このように、本実施形態によれば、イベント会場内又は会場近辺に設置された印画物作製装置2の大きな画面で画像編集を行い、イベント限定の画像アイテムを用いたオリジナル画像を作成し、印画物を作製できる。
ステップS31で、印画物作製装置2は位置情報でなく自機の号機番号をサーバ装置1に送信してもよい。サーバ装置1は、複数の印画物作製装置2の各々について、号機番号と、その位置情報とを対応付けたテーブルを有する。サーバ装置1は、印画物作製装置2から号機番号を受信すると、テーブルを参照して位置を特定し、その日にイベントが行われる会場内又は会場近辺に設置されたものか否かを判定する。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 サーバ装置
2 印画物作製装置
3 ユーザ端末
4 ペンライトシート
5 ペンライト

Claims (5)

  1. それぞれ識別情報が付与された複数の画像アイテムを保存し、前記複数の画像アイテムをユーザ端末へ送信するサーバ装置と、
    前記サーバ装置から印画物の作製に使用可能な画像アイテムの識別情報を受信し、前記ユーザ端末から前記画像アイテムを使用した編集画像及び前記編集画像に使用されている画像アイテムの識別情報を受信し、前記ユーザ端末から受信した画像アイテムの識別情報が、前記サーバ装置から受信した画像アイテムの識別情報に含まれている場合、前記編集画像を用いて印画処理を行い、印画物を作製する印画物作製装置と、
    を備える印画物作製システム。
  2. 前記サーバ装置は、前記印画物作製装置が所定領域内に位置している場合に、印画物の作製に使用可能な画像アイテムの識別情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の印画物作製システム。
  3. 前記印画物作製装置が自装置の位置情報を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、前記位置情報に基づいて前記印画物作製装置が所定領域内に位置しているか否か判定し、前記印画物作製装置が所定領域内に位置している場合、印画物の作製に使用可能な画像アイテムの識別情報を前記印画物作製装置へ送信することを特徴とする請求項2に記載の印画物作製システム。
  4. ユーザからユーザ情報の入力を受け付ける印画物作製装置と、
    それぞれ識別情報が付与された複数の画像アイテムを保存し、前記複数の画像アイテムを前記印画物作製装置へ送信するサーバ装置と、
    を備え、
    前記サーバ装置は、前記印画物作製装置から前記ユーザ情報を受信し、前記ユーザ情報に基づいて、印画物の作製に使用可能な画像アイテムの識別情報を前記印画物作製装置に通知し、
    前記印画物作製装置は、前記サーバ装置から通知された識別情報に対応する画像アイテムを用いた画像編集指示を前記ユーザから受け付けて編集画像を生成し、前記編集画像を用いて印画処理を行い、印画物を作製することを特徴とする印画物作製システム。
  5. ユーザから画像編集指示を受け付けて編集画像を生成する印画物作製装置と、
    複数の画像アイテムを保存し、前記印画物作製装置の位置に応じた画像アイテムを前記印画物作製装置へ送信するサーバ装置と、
    を備え、
    前記印画物作製装置は、前記サーバ装置から受信した画像アイテムを用いた画像編集指示を前記ユーザから受け付けて編集画像を生成し、前記編集画像を用いて印画処理を行い、印画物を作製することを特徴とする印画物作製システム。
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JP2001218030A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体
JP2019068316A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 株式会社Forest 画像処理システムおよび画像処理装置

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