JP2011183796A - 機能性容器成形方法、成形用金型およびこれらを用いて製造した機能性容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 所定の機能面21を有する底面部材2に筐体部3を成形するための機能性容器成形方法であって、機能面21と成形用金型5との間に機能面21の機能が損失するのを防止する保護領域9を形成し、成形用金型5と底面部材2との間に形成されたキャビティ8内に溶融樹脂を充填して成形を行う。
【選択図】 図2
Description
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてシクロオレフィンコポリマー(COC)[ポリプラスチック株式会社製TOPAS5013,接触角:83.7°,ガラス転移温度(Tg)134℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は250℃、射出圧力は135MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部はしっかりと接着していた。また、機能面の微細構造を保っており、特に外観上の不具合も見当たらなかった(図4参照)。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてシクロオレフィンコポリマー(COC)[ポリプラスチック株式会社製TOPAS6013,接触角:83.5°,ガラス転移温度(Tg)138℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は260℃、射出圧力は150MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部はしっかりと接着していた。また、機能面の微細構造を保っており、特に外観上の不具合も見当たらなかった。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてシクロオレフィンコポリマー(COC)[日本ゼオン株式会社製1060R,接触角:84.9°,ガラス転移温度(Tg)100℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は260℃、射出圧力は130MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部はしっかりと接着していた。また、機能面の微細構造を保っており、特に外観上の不具合も見当たらなかった。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてシクロオレフィンコポリマー(COC)[日本ゼオン株式会社製480R,接触角:84.9°,ガラス転移温度(Tg)138℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は275℃、射出圧力は175MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部はしっかりと接着していた。また、機能面の微細構造を保っており、特に外観上の不具合も見当たらなかった。
シクロオレフィンコポリマー(COC)[ポリプラスチック株式会社製TOPAS5013,接触角:84.1°,ガラス転移温度(Tg)134℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてPMMA{poly(methylmethacrylate)}[三菱レイヨン株式会社製アクリペットTM(グレードMD),接触角73.2°,ガラス転移温度(Tg)105℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は260℃、射出圧力は175MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部はしっかりと接着していた。また、機能面の微細構造を保っており、特に外観上の不具合も見当たらなかった。
シクロオレフィンコポリマー(COC)[ポリプラスチック株式会社製TOPAS6013,接触角:76.7°,ガラス転移温度(Tg)138℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてPMMA{poly(methylmethacrylate)}[三菱レイヨン株式会社製アクリペットTM(グレードMD),接触角73.2°,ガラス転移温度(Tg)105℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は260℃、射出圧力は175MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部はしっかりと接着していた。また、機能面の微細構造を保っており、特に外観上の不具合も見当たらなかった。
シクロオレフィンコポリマー(COC)[ポリプラスチック株式会社製TOPAS8007,接触角:86.0°,ガラス転移温度(Tg)78℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてポリスチレン(PS)[ALDRICH社製Mw=192,000ペレット,接触角:82.7°,ガラス転移温度(Tg)100℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は240℃、射出圧力は135MPa、金型温度は固定側を85℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部はしっかりと接着していた。また、機能面の微細構造を保っており、特に外観上の不具合も見当たらなかった。
PMMA{poly(methylmethacrylate)}[三菱レイヨン株式会社製アクリペットTM(グレードMD),接触角73.2°,ガラス転移温度(Tg)105℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてポリスチレン(PS)[ALDRICH社製Mw=192,000ペレット,接触角:82.7°,ガラス転移温度(Tg)100℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は240℃、射出圧力は135MPa、金型温度は固定側を85℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部はしっかりと接着していた。また、機能面の微細構造を保っており、特に外観上の不具合も見当たらなかった。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてポリスチレン(PS)[ALDRICH社製Mw=192,000ペレット,接触角:82.7°,ガラス転移温度(Tg)100℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は240℃、射出圧力は135MPa、金型温度は固定側を85℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、機能面の微細構造を保っており、外観上の不具合はないが、底面部材と筐体部は接着していなかった。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてPMMA{poly(methylmethacrylate)}[三菱レイヨン株式会社製アクリペットTM(グレードMD),接触角73.2°,ガラス転移温度(Tg)105℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は260℃、射出圧力は175MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、機能面の微細構造を保っており、外観上の不具合はないが、底面部材と筐体部は接着していなかった。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてPMMA{poly(methylmethacrylate)}[住友化学株式会社製、商品名スミペックスMG5,接触角76.3°,ガラス転移温度(Tg)99℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は250℃、射出圧力は135MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を80℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、機能面の微細構造を保っており、外観上の不具合はないが、底面部材と筐体部は接着していなかった。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてアクリロニトリル/ブタジエン/スチレン樹脂(ABS)[東レ株式会社製、商品名トヨラック100,接触角86.1°,ガラス転移温度(Tg)83℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は250℃、射出圧力は1405MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を80℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、機能面の微細構造を保っており、外観上の不具合はないが、底面部材と筐体部は接着していなかった。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてシクロオレフィンコポリマー(COC)[ポリプラスチック株式会社製TOPAS8007,接触角:86.0°,ガラス転移温度(Tg)78℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は210℃、射出圧力は135MPa、金型温度は固定側を85℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部はしっかりと接着していた。その結果、底面部材と筐体部は接着していたが、製品として歪みが発生したり、フィルムが溶けるという外観上の不具合が生じた。
シクロオレフィンコポリマー(COC)[ポリプラスチック株式会社製TOPAS8007,接触角:86.0°,ガラス転移温度(Tg)78℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてシクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は260℃、射出圧力は165MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部は接着していたが、製品として歪みが発生したり、フィルムが溶けるという外観上の不具合が生じた。
シクロオレフィンコポリマー(COC)[ポリプラスチック株式会社製TOPAS8007,接触角:86.0°,ガラス転移温度(Tg)78℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてシクロオレフィンコポリマー(COC)[日本ゼオン株式会社製480R,接触角:84.9°,ガラス転移温度(Tg)138℃]を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は290℃、射出圧力は140MPa、金型温度は固定側を80℃、可動側を80℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部は接着していたが、フィルムが熱により大きくたわむという外観上の不具合が生じた。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてシンジオタクチックポリスチレン樹脂(SPS)[出光興産株式会社製XAREC S-131(GF30%),接触角:93.8°,融点270℃]とシクロオレフィンポリマー(COP)[日本ゼオン株式会社製1420R,接触角:94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]を6:4で混合した樹脂を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は290℃、射出圧力は165MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部はしっかりと接着していた。また、機能面の微細構造を保っており、特に外観上の不具合も見当たらなかった。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてシンジオタクチックポリスチレン樹脂(SPS)[出光興産株式会社製XAREC S-131(GF30%),接触角:93.8°,融点270℃]とシクロオレフィンポリマー(COP)[日本ゼオン株式会社製1420R,接触角:94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]を8:2で混合した樹脂を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は290℃、射出圧力は165MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を85℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、機能面の微細構造を保っており、外観上の不具合はないが、底面部材と筐体部は接着していなかった。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてPMMA{poly(methylmethacrylate)}[住友化学株式会社製、商品名スミペックスMG5,接触角76.3°,ガラス転移温度(Tg)99℃]とシクロオレフィンポリマー(COP)[日本ゼオン株式会社製1420R,接触角:94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]を6:4で混合した樹脂を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は260℃、射出圧力は135MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を80℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部はしっかりと接着していた。また、機能面の微細構造を保っており、特に外観上の不具合も見当たらなかった。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてPMMA{poly(methylmethacrylate)}[住友化学株式会社製、商品名スミペックスMG5,接触角76.3°,ガラス転移温度(Tg)99℃]とシクロオレフィンポリマー(COP)[日本ゼオン株式会社製1420R,接触角:94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]を8:2で混合した樹脂を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は260℃、射出圧力は135MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を80℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、機能面の微細構造を保っており、外観上の不具合はないが、底面部材と筐体部の接着は不十分であり、軽い力で容易にはがれた。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてアクリロニトリル/ブタジエン/スチレン樹脂(ABS)[東レ株式会社製、商品名トヨラック100,接触角86.1°,ガラス転移温度(Tg)83℃]とシクロオレフィンポリマー(COP)[日本ゼオン株式会社製1420R,接触角:94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]を6:4で混合した樹脂を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は250℃、射出圧力は140MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を80℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、底面部材と筐体部はしっかりと接着していた。また、機能面の微細構造を保っており、特に外観上の不具合も見当たらなかった。
シクロオレフィンポリマー[日本ゼオン株式会社製ZF-14,接触角94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]からなる底面部材に対し、筐体部の材料としてアクリロニトリル/ブタジエン/スチレン樹脂(ABS)[東レ株式会社製、商品名トヨラック100,接触角86.1°,ガラス転移温度(Tg)83℃]とシクロオレフィンポリマー(COP)[日本ゼオン株式会社製1420R,接触角:94.2°,ガラス転移温度(Tg)136℃]を8:2で混合した樹脂を用いてインサート成形を行った。溶融樹脂の温度は250℃、射出圧力は140MPa、金型温度は固定側を120℃、可動側を80℃に調節した。樹脂を射出後、成形体が固化する温度以下まで冷却し、成形用金型から成形体を離型して取り出した。その結果、機能面の微細構造を保っており、外観上の不具合はないが、底面部材と筐体部の接着は不十分であり、軽い力で容易にはがれた。
2 底面部材
3 筐体部
5 成形用金型
6 成形部
7 機能面保護部
8 キャビティ
9 保護領域
21 機能面
61 コアピン
62 曲面
69 突き出しピン
Claims (14)
- 所定の機能面を有する底面部材に筐体部を成形するための機能性容器成形方法であって、
前記機能面と成形用金型との間に前記機能面の機能が損失するのを防止する保護領域を形成し、前記成形用金型と前記底面部材との間に形成されたキャビティ内に溶融樹脂を充填して成形を行うことを特徴とする機能性容器成形方法。 - 前記底面部材の材料と筐体部の材料の水の接触角の差が11°以下であることを特徴とする請求項1記載の機能性容器成形方法。
- 前記底面部材の材料と筐体部の材料のガラス転移温度又は融点の差が50℃以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の機能性容器成形方法。
- 筐体部の材料は、前記底面部材の材料との水の接触角の差が11°以下で、かつガラス転移温度又は融点の差が50℃以下である材料を少なくとも40重量%以上含有することを特徴とする請求項1記載の機能性容器成形方法。
- 前記成形用金型を複数に分割し、それぞれを異なるタイミングで離型することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の機能性容器成形方法。
- 前記溶融樹脂の温度を前記機能面の機能が損失しない温度以下に調節することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の機能性容器成形方法。
- 前記機能面の機能が損失しない温度以下に底面部材の温度を調節することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の機能性容器成形方法。
- 所定の機能面を有する底面部材に筐体部を成形するための成形用金型であって、
前記底面部材に前記筐体部を成形するための成形部と、
成形する際に前記機能面と成形用金型との間に前記機能面の機能が損失するのを防止する保護領域を形成するための機能面保護部と、
を具備することを特徴とする成形用金型。 - 前記成形部は複数に分割され、独立して移動させることができることを特徴とする請求項8記載の成型用金型。
- 前記機能面保護部は、成形時に機能面と対向する部分が凹状に形成されることを特徴とする請求項8又は9記載の成形用金型。
- 前記機能面保護部は、前記底面部材に近接する部分が曲面に形成されることを特徴とする請求項10記載の成形用金型。
- 前記機能面保護部は、成形部より熱伝導率の低い材料で形成されることを特徴とする請求項8ないし11のいずれかに記載の成形用金型。
- 所定の機能面を有する底面部材と、
前記底面部材にインサート成形によって結合された筐体部と、
を具備することを特徴とする機能性容器。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載の機能性容器成形方法によって成形されたことを特徴とする請求項13記載の機能性容器。
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