JP2011180239A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不要な撹拌を実行することなく、トナーに十分な帯電量を得ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】帯電器5及び露光装置6は、感光体ドラム4に静電潜像を形成する。現像装置7は、トナーを収容する収容部78、収容部78内のトナーを撹拌する撹拌ローラ76、及び、感光体ドラム4に対してトナーを付与することにより静電潜像に基づいたトナー画像を感光体ドラム4に現像する現像ローラ72、を有している。電圧印加部32は、現像バイアス電圧を現像ローラ72に印加する。制御部30は、テストパターンのトナー画像を感光体ドラム4に対して形成させる。センサ34は、テストパターンのトナー付着量を検知する。制御部30は、テストパターンのトナー付着量、及び、該テストパターンの形成時に電圧印加部32に印加させた現像バイアス電圧との関係に基づいて、トナーの撹拌の要否を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、トナーにより画像を形成する画像形成装置に関する。
画像形成装置において、現像装置内に収容されているトナーは、長時間にわたって撹拌されることなく放置されると、自重により嵩が低下する。このように、トナーの嵩が低下すると、トナーの帯電量が不十分となるおそれがある。その結果、トナー画像の形成の際に、十分なトナー付着量を得ることが困難となる。
上記問題を解決するための画像形成装置として、例えば、特許文献1に記載の画像形成装置が知られている。特許文献1に記載の画像形成装置では、現像装置が所定時間以上停止している場合には、撹拌ローラを通常よりも高速に回転させている。これにより、トナーの嵩が回復し、トナーの帯電量が回復する。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置は、不要な撹拌を実行しているおそれがある。より詳細には、トナーの帯電量は、トナーの嵩にのみ依存しているわけではない。そのため、長時間にわたって放置されてトナーの嵩が低下していたとしても、十分な帯電量を得ることが可能な場合がある。このような場合には、撹拌ローラを回転させる必要がない。ところが、特許文献1に記載の画像形成装置は、現像装置が所定時間以上停止していることを条件として、撹拌ローラを回転させている。その結果、特許文献1に記載の画像形成装置は、不要な撹拌を実行しているおそれがある。
特開平8−62984号公報
そこで、本発明の目的は、不要な撹拌を実行することなく、トナーに十分な帯電量を得ることができる画像形成装置を提供することである。
本発明の一形態に係る画像形成装置は、像担持体と、前記像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、トナーを収容する収容部、該収容部内のトナーを撹拌するための撹拌手段、及び、前記像担持体に対してトナーを付与することにより前記静電潜像を現像するトナー担持体、を有している現像手段と、前記像担持体と前記トナー担持体との間に現像バイアス電圧を印加する電圧印加手段と、前記静電潜像形成手段及び前記現像手段にテストパターンのトナー画像を前記像担持体に形成させる制御手段と、前記テストパターンのトナー付着量を検知する検知手段と、を備え、前記制御手段は、前記テストパターンのトナー付着量、及び、該テストパターンの形成時に前記電圧印加手段に印加させた前記現像バイアス電圧との関係に基づいて、前記撹拌手段によるトナーの撹拌の要否を決定すること、を特徴とする。
本発明によれば、不要な撹拌を実行することなく、トナーに十分な帯電量を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示した図である。 画像形成装置のブロック図である。 実験結果を示したグラフであり、現像特性を示したグラフである。 実験結果を示したグラフであり、放置されたトナーを用いた場合のトナー付着量と、放置されていないトナーを用いた場合のトナー付着量とを示したグラフである。 画像形成装置の制御部が行う動作のフローチャートである。 補給装置が設けられた現像装置を示した図である。
(画像形成装置の構成)
以下に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の全体構成を示した図である。
画像形成装置1は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を合成するように構成したものである。該画像形成装置1は、スキャナにより読み取った画像データに基づいて、用紙(印刷媒体)に画像を形成する機能を有し、印刷部2、給紙部15、定着装置20、排紙トレイ21、制御部30、電圧印加部32及びセンサ34を備えている。
給紙部15は、用紙を一枚ずつ供給する役割を果たし、用紙トレイ16及び給紙ローラ17を含む。用紙トレイ16には、印刷前の状態の用紙が複数枚重ねて載置される。給紙ローラ17は、用紙トレイ16に載置された紙を一枚ずつ取り出す。
印刷部2は、給紙部15から供給されてくる用紙にトナー画像を形成し、作像部22Y,22M,22C,22K、転写部8Y,8M,8C,8K、中間転写ベルト11、駆動ローラ12、従動ローラ13、2次転写ローラ14及びクリーニング装置18を含んでいる。また、作像部22Y,22M,22C,22Kは、感光体ドラム(像担持体)4Y,4M,4C,4K、帯電器5Y,5M,5C,5K、露光装置6Y,6M,6C,6K、現像装置7Y,7M,7C,7K、クリーナー9Y,9M,9C,9K及びイレーサ10Y,10M,10C,10Kを含んでいる。なお、以下では、感光体ドラム、帯電器、露光装置、現像装置、転写部、クリーナー、イレーサ、及び、作像部のそれぞれを総称する場合には、単に、感光体ドラム4、帯電器5、露光装置6、現像装置7、転写部8、クリーナー9、イレーサ10及び、作像部22と記載し、個別の感光体ドラム、帯電器、露光装置、現像装置、転写部、クリーナー、イレーサ、及び、作像部を指す場合には、感光体ドラム4Y,4M,4C,4K、帯電器5Y,5M,5C,5K、露光装置6Y,6M,6C,6K、現像装置7Y,7M,7C,7K、転写部8Y,8M,8C,8K、クリーナー9Y,9M,9C,9K、イレーサ10Y,10M,10C,10K及び、作像部22Y,22M,22C,22Kと記載する。
帯電器5は、感光体ドラム4の周面を帯電させる。露光装置6は、制御部30の制御により、レーザを照射する。これにより、感光体ドラム4の周面には静電潜像が形成される。すなわち、帯電器5及び露光装置6は、感光体ドラム4の周面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段としての役割を果たしている。
現像装置7は、図1に示すように、現像ローラ72、供給ローラ74、撹拌ローラ76及び収容部78を備えている。図1では、図面が煩雑になることを防止するために、現像装置7Yの現像ローラ72Y、供給ローラ74Y、撹拌ローラ76Y及び収容部78Yのみ参照符号を付してある。収容部78は、現像装置7の本体を構成しており、トナーを収容していると共に、現像ローラ72、供給ローラ74及び撹拌ローラ76を格納している。撹拌ローラ76は、収容部78内のトナーを撹拌して負に帯電させる。供給ローラ74は、負に帯電したトナーを現像ローラ72に供給する。現像ローラ72は、感光体ドラム4にトナーを付与する。具体的には、電圧印加部32は、感光体ドラム4と現像ローラ72との間に現像電界を形成するための負の現像バイアス電圧を現像ローラ72に対して印加している。トナーは、負に帯電しているので、現像電界による影響を受けて、現像ローラ72から感光体ドラム4へと移動する。そして、感光体ドラム4には、静電潜像が形成されているので、静電潜像に基づいてトナーが感光体ドラム4に付着する。これにより、静電潜像に基づいたトナー画像が感光体ドラム4に現像される。
中間転写ベルト11は、駆動ローラ12と従動ローラ13との間に張り渡されており、感光体ドラム4に形成されたトナー画像が1次転写される。転写部8は、中間転写ベルト11の内周面に対向するように配置されており、1次転写電圧を印加されることにより、感光体ドラム4に形成されたトナー画像を中間転写ベルト11に1次転写する役割を果たす。クリーナー9は、1次転写後に感光体ドラム4の周面に残存したトナーを回収する役割を果たす。駆動ローラ12は、中間転写ベルト駆動部(図1には記載せず)により回転させられることにより、中間転写ベルト11を駆動させる。これにより、中間転写ベルト11は、トナー画像を2次転写ローラ14まで搬送する。センサ34は、中間転写ベルト11に対向するように設けられ、後述するテストパターンのトナー画像のトナー付着量を検知する。
2次転写ローラ14は、中間転写ベルト11と対向することによりニップ部Nを形成していると共に、中間転写ベルト11が搬送してきたトナー画像を、給紙部15から搬送されニップ部Nを通過する用紙に2次転写する。クリーニング装置18は、用紙へのトナー画像の2次転写後に、中間転写ベルト11に残存したトナーを除去する。
トナー画像が2次転写された用紙は、定着装置20に搬送される。定着装置20は、用紙に対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナー画像を用紙に定着させる。排紙トレイ21には、印刷済みの用紙が載置される。
次に、画像形成装置1の制御構成について図面を参照しながら説明する。図2は、画像形成装置1のブロック図である。図2には、帯電器5、露光装置6、現像装置7、転写部8、制御部30、電圧印加部32及びセンサ34が記載されている。図2に示すように、帯電器5、露光装置6、現像装置7、転写部8、電圧印加部32及びセンサ34は、制御部30に対して、バスを介して接続されている。そして、制御部30は、帯電器5、露光装置6、現像装置7、転写部8、電圧印加部32及びセンサ34の動作を制御し、例えば、CPUにより構成されている。
(実験)
次に、本願発明者が、行った実験について説明する。本願発明者は、長期間にわたって撹拌することなくトナーを放置すると、用紙に対して十分なトナー付着量を得られないことを確認するために、以下の実験を行った。具体的には、本願発明者は、長期間にわたって放置したトナーと放置されていないトナーとを用いて、現像バイアス電圧を変化させながら、画像形成装置1にベタパターンのトナー画像を用紙に印刷させた。次に、本願発明者は、トナー画像が印刷された用紙の透過濃度を調べた。透過濃度とは、用紙に入射する光がトナー画像により遮られている度合いを示している。透過濃度が高い場合には、光の透過量が少なく、トナーが多く付着していることを示し、透過濃度が低い場合には、光の透過量が多く、トナーが少なく付着していることを示している。すなわち、透過濃度とトナー付着量とは同義である。図3は、実験結果を示したグラフであり、現像特性を示したグラフである。横軸は現像バイアス電圧を示し、縦軸は透過濃度を示している。また、実線は、放置されたトナーを用いて行った実験結果を示し、点線は、放置されていないトナーを用いて行った実験結果を示している。
図3によれば、放置されたトナーを用いた場合には、放置されていないトナーを用いた場合に比べて、絶対値の大きな現像バイアス電圧を印加しなければ、同等の透過濃度を得ることができないことが分かる。すなわち、放置されたトナーではトナーの帯電量が不十分であり、通常よりも大きな現像バイアス電圧を印加しなければ、トナーが用紙に十分に付着しないことを意味している。
次に、本願発明者は、放置されたトナーを用いた場合には、常に、トナーが用紙に十分に付着しないのか否かを確認するために、以下の実験を行った。具体的には、本願発明者は、放置したトナー及び放置していないトナーを用いて、画像形成装置1に安定化動作を行わせて、ベタパターンのテストパターンのトナー画像を中間転写ベルト11に形成させた。そして、センサ34を用いて、中間転写ベルト11に形成されたテストパターンのトナー付着量を検知させた。図4は、実験結果を示したグラフであり、放置されたトナーを用いた場合のトナー付着量と、放置されていないトナーを用いた場合のトナー付着量とを示したグラフである。
図4によれば、放置されていないトナーを用いた場合には、トナー付着量は、4.5g/m2〜5.1g/m2の間に分布していることが分かる。一方、放置されたトナーを用いた場合には、トナー付着量は、3.8g/m2〜5.1g/m2の間に分布していることが分かる。すなわち、放置されたトナーを用いた場合には、放置されていないトナーを用いた場合に比べて、トナー付着量の分布が広がっていることが分かる。これは、トナーを撹拌することなく長期間にわたって放置したとしても、常に、トナーの帯電量が低下しないことを意味している。よって、トナーを撹拌することなく長期間にわたって放置した後であっても、常に、撹拌ローラ76によりトナーを撹拌する必要がないことが分かる。そこで、本願発明者は、以下に説明する動作を行う画像形成装置1を発明した。
(画像形成装置の動作)
以下に、画像形成装置1の動作について図面を参照しながら説明する。図5は、画像形成装置1の制御部30が行う動作のフローチャートである。
制御部30は、前回に撹拌ローラ76にトナーを撹拌させてから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS1)。所定時間は、トナーを放置することによりトナーの嵩が低下し、トナーの帯電量が不十分となりうる最短の時間として設定された値である。所定時間の一例としては、12時間程度である。所定時間が経過した場合には、本処理はステップS2に進む。所定時間が経過していない場合には、本処理は終了する。
所定時間が経過した場合には、制御部30は、印刷部2に安定化動作を実行させる(ステップS2)。具体的には、制御部30は、帯電器5、露光装置6及び現像装置7にテストパターンのトナー画像を感光体ドラム4の周面に形成させる。更に、制御部30は、テストパターンを感光体ドラム4から中間転写ベルト11に対して転写部8に転写させる。そして、制御部30は、中間転写ベルト駆動部に中間転写ベルト11を駆動させる。更に、制御部30は、センサ34より出力されてくるテストパターンのトナー付着量を取得する。なお、安定化動作では、制御部30は、複数種類の現像バイアス電圧を電圧印加部32に印加させて、複数種類のトナー付着量を得る。すなわち、制御部30は、安定化動作において、テストパターンのトナー濃度と、テストパターンの形成時に電圧印加部32に印加させた現像バイアス電圧との関係を示した現像特性(図3参照)を得る。
次に、制御部30は、ステップS2において得た図3に示す現像特性に基づいて、トナーの撹拌を実行するか否かの判定を行う(ステップS3)。具体的には、制御部30は、ステップS3の現像特性において、現像バイアス電圧の絶対値をx軸としトナー付着量をy軸としたときにおいて現像バイアス電圧の絶対値とトナー付着量との関係の傾きの平均が、所定の値よりも大きいか否かを判定する。そして、制御部30は、傾きの平均が所定の値よりも大きい場合には、トナーを十分に帯電させることができると判定し、トナーの撹拌を撹拌ローラ76に行わせないと判定する。一方、制御部30は、傾きの平均が所定の値よりも大きくない場合には、トナーを十分に帯電させることができないと判定し、トナーの撹拌を撹拌ローラ76に行わると判定する。
なお、傾きの平均は、例えば、最小2乗法によって求めることが挙げられる。また、図3に示すように、透過濃度は、現像バイアス電圧の絶対値が大きくなると、飽和している。よって、傾きの平均を求める場合には、透過濃度が飽和していない領域(例えば、−100V〜−200V)の値を利用することが望ましい。また、ここでの所定の値とは、トナーの帯電量が不十分であり、十分なトナー付着量を得ることができない状態となったとみなせる最大の傾きとして設定された値である。例えば、図3では、点線の実験結果の傾きの平均と実線の実験結果の傾きの平均との間の値である。
撹拌を実行する場合には、本処理はステップS4に進む。撹拌を実行しない場合には、本処理は終了する。
撹拌を実行する場合には、制御部30は、撹拌ローラ76にトナーの撹拌を実行させる(ステップS4)。更に、制御部30は、ステップS2と同様に、安定化動作を実行する(ステップS5)。以上で、本処理を終了する。
(効果)
画像形成装置1は、トナーを撹拌することなく長期間にわたって放置した場合には、安定化動作を行っている。更に、画像形成装置1は、十分なトナーの帯電量を得られるか否かを確認し、十分なトナーの帯電量を得ることができない場合にのみ、トナーの撹拌を行っている。すなわち、画像形成装置1は、トナーを撹拌することなく長期間にわたって放置した場合であっても、十分なトナーの帯電量を得ることができる場合には、トナーの撹拌を行わない。よって、画像形成装置1では、不要なトナーの撹拌が実行されなくなる。
(その他の実施形態)
前記画像形成装置1は、前記実施形態に示されたものに限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。制御部30は、例えば、ステップS3における撹拌の要否の判定は、現像特性の傾きの平均以外の条件に基づいて判定してもよい。具体的には、制御部30は、所定の現像バイアス電圧を電圧印加部32に印加させたときのトナー付着量が所定の値よりも大きいか否かにより、撹拌の要否を判定してもよい。この際、制御部30は、トナー付着量が所定のトナー付着量よりも大きい場合には撹拌を不要と判定し、トナー付着量が所定のトナー付着量よりも大きくない場合には撹拌を必要と判定する。なお、所定の現像バイアス電圧とは、図3において、透過濃度が飽和していない現像バイアス電圧の範囲(例えば、−100V〜−200V)内で設定される値である。また、所定のトナー付着量とは、トナーの帯電量が不十分であり、十分なトナー付着量を得ることができなくなるとみなせる最大のトナー付着量である。
ところで、画像形成装置1において、トナーを撹拌することなく長期間にわたって放置した場合には、トナーの嵩が低下しているため、現像装置7内には見かけよりも多くのトナーが収容されている。この状態で、現像装置7に対してトナーの補給がされると、現像装置7内のトナーが許容量よりも多くなってしまう。
そこで、画像形成装置1では、トナーの補給動作を、通常の画像形成装置とは異ならせている。以下に、画像形成装置1のトナーの補給について図面を参照しながら説明する。図6は、補給装置100が設けられた現像装置7を示した図である。
図6に示すように、現像装置7の上方には補給装置100が設けられている。また、現像装置7には、発光素子80、受光素子82及び導光体84,86が設けられている。発光素子80は、光を放射する。導光体84,86は、収容部78の所定の高さの位置に設けられている。導光体84は、発光素子80が放射した光を収容部78に導く。収容部78に導かれた光は、収容部78内を通過し、導光体86に入射する。導光体86は、収容部78内を通過した光を受光素子82に導く。受光素子82は、光を受光したか否かを検知し、検知結果を制御部30に対して出力する。制御部30は、受光素子82の検知結果に基づいて、収容部78内にトナーが十分に収容されているか否かを判定する。具体的には、制御部30は、光を受光した旨の検知結果を受光素子82から得た場合には、収容部78内のトナーが所定量よりも減少していると判定する。一方、制御部30は、光を受光しない旨の検知結果を受光素子82から得た場合には、収容部78内のトナーが所定量よりも減少していないと判定する。
ここで、制御部30は、収容部78内のトナーが所定量よりも減少していると判定した場合には、前回に撹拌ローラ76にトナーの撹拌を行わせてから所定時間(例えば、12時間)以上経過しているか否かを判定する。そして、制御部30は、所定時間以上経過していると判定した場合には、撹拌ローラ76にトナーの撹拌を行わせるまで補給装置100にトナーの補給を行わせない。そして、制御部30は、トナーの撹拌終了後に、収容部78内のトナーが所定量よりも減少していないと判定した場合には、補給装置100にトナーの補給を行わせない。これにより、現像装置7内のトナーが許容量よりも多くなってしまうことが防止される。
本発明は、画像形成装置に有用であり、特に、不要な撹拌を実行することなく、トナーに十分な帯電量を得ることができる点において優れている。
1 画像形成装置
2 印刷部
4Y,4M,4C,4K 感光体ドラム
5Y,5M,5C,5K 帯電器
6Y,6M,6C,6K 露光装置
7Y,7M,7C,7K 現像装置
8Y,8M,8C,8K 転写部
11 中間転写ベルト
22Y,22M,22C,22K 作像部
30 制御部
32 電圧印加部
34 センサ
72Y 現像ローラ
74Y 供給ローラ
76Y 撹拌ローラ
78Y 収容部
100 補給装置

Claims (5)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
    トナーを収容する収容部、該収容部内のトナーを撹拌するための撹拌手段、及び、前記像担持体に対してトナーを付与することにより前記静電潜像を現像するトナー担持体、を有している現像手段と、
    前記像担持体と前記トナー担持体との間に現像バイアス電圧を印加する電圧印加手段と、
    前記静電潜像形成手段及び前記現像手段にテストパターンのトナー画像を前記像担持体に形成させる制御手段と、
    前記テストパターンのトナー付着量を検知する検知手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記テストパターンのトナー付着量、及び、該テストパターンの形成時に前記電圧印加手段に印加させた前記現像バイアス電圧との関係に基づいて、前記撹拌手段によるトナーの撹拌の要否を決定すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、複数種類の前記現像バイアス電圧を前記電圧印加手段に印加させたときの前記各テストパターンのトナー付着量を前記検知手段より取得し、現像バイアス電圧の絶対値をx軸としトナー付着量をy軸としたときにおいて、現像バイアス電圧の絶対値とトナー付着量との関係の傾きの平均が、所定の値よりも大きいときには、トナーの撹拌を前記撹拌手段に行わせないこと、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、所定の前記現像バイアス電圧を前記電圧印加手段に印加させたときの前記テストパターンのトナー付着量が、所定のトナー付着量よりも大きいときには、トナーの撹拌を前記撹拌手段に行わせないこと、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前回にトナーの撹拌を前記撹拌手段に行わせてから所定時間以上経過している場合には、前記静電潜像形成手段及び前記現像手段にテストパターンを前記像担持体に対して形成させること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記現像手段は、前記収容部にトナーを補給する補給手段を、更に有しており、
    前記制御手段は、前回にトナーの撹拌を前記撹拌手段に行わせてから所定時間以上経過している場合には、該撹拌手段にトナーの撹拌を行わせるまで、前記補給手段にトナーの補給を行わせないこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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