JP2011173635A - 紙葉束結束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の紙葉束を積層して搬送する際、最下面の紙葉類のめくれ防止機構を備えた紙葉束結束装置を提供すること。
【解決手段】100枚束が5個積層された500枚紙葉類を搬送して結束して500枚束を形成する紙葉束結束装置において、500枚紙葉類を搬送する搬送上流側及び下流側に分離配置した2個の搬送ベース20a、20bと、この2個の搬送ベースの間に設けた帯排出溝40と、搬送上流側搬送ベースの終端に配置した板バネ30と、帯排出溝を開閉する溝塞ぎ板10と、500枚紙葉類を押し出すプッシャとを備え、500枚紙葉類が帯排出溝上を通過する際、当該500枚紙葉類の先端を上記板バネで持上げ、かつ、溝塞ぎ板で帯排出溝を塞いで通過させ、当該500枚紙葉類の先端が搬送方向に移動するのに従って溝塞ぎ板を固定する支持材が搬送方向に押し出されて帯排出溝を開き、結束帯により結束する。
【選択図】図1

Description

本発明は、有価証券などの紙葉束を結束する紙葉束結束装置に関する。
紙葉束結束装置は、有価証券などの紙葉類を100枚ごとに紙帯等で結束した100枚束をさらに5個または10個集積して結束するものである。
従来、この種の結束装置は、紙葉類を正券、損券又は排除券に区分処理する紙葉類集積装置と一体となって、又は、紙葉類処理装置の後処理装置として使用される。
前者の場合、紙葉類処理装置で正券、損券に区分処理された紙葉類は、集積され、100枚に達するごとに結束装置により紙帯で結束されて100枚束が形成されて排出される。このようにして排出された100枚束は、コンベアによって搬送されて5個または10個積層して500枚紙葉類または1000枚紙葉類とした後、紙葉類結束装置によってさらに結束し、500枚束または1000枚束を形成している。
以下、100枚束を5個積層して結束する場合に付いて説明する。従来、上記100枚束を5個積層した500枚紙葉類を結束するには以下の手順で結束している。以下図9〜図11を参照して説明する。
(1)積層された500枚紙葉類は、プッシャ150により押し出されて搬送路上を図示矢印A方向に搬送される(図9、図10)。
(2)500枚紙葉類が所定の結束位置に達すると、プッシャによる押出を停止する(図11)。
(3)紙葉束結束装置により、当該結束位置に結束帯K2で結束する。なお、この結束位置が搬送面と接触する部分には切り欠き部(帯排出溝)140が設けてあり、この帯排出溝140を通る結束帯K2により500枚紙葉類が結束され500枚束が形成される。
この際、500枚紙葉類の最下端の紙葉類P1が帯排出溝140から垂れ下がり、500枚紙葉類が押し出されるのに伴なって折り曲がり、めくれた状態になる場合がある(図10)。
このめくれを防止するために、従来、最下端の紙葉類が帯排出溝に入り込まないように排出溝140の直近搬送方向上流に搬送方向下流に向って所定の角度を有して配置した弾性体で構成した板バネなどを配置し、当該500枚紙葉類が搬送される際に、最下端の紙葉類が帯排出溝140に入り込まないように持上げ、当該500枚紙葉類を所定の結束位置まで押し出した際に当該500枚紙葉類の荷重によって当該130が搬送面まで押し下げられるように構成していた。なお、紙葉類の結束装置及び紙葉類の結束方法は、知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−91302号公報(第4−5頁、図1)
しかしながら、上述した板バネによるジャンプ台方式では、500枚紙葉類が所定の結束位置に到達した時点で、板バネが最下面である搬送面まで押し下げられている必要がある。それは、この押し下げられた状態で500枚紙葉類の外周に結束帯K2を回した後に帯締めをし、帯排出溝の搬送面上の位置で結束帯を結束帯の表裏から挟み込んで熱接着する必要性があるため、接着位置が常に一定の場所であることが好ましいことによる。なお、結束帯の熱接着を500枚紙葉類の最上面側で行うことも可能であるが、500枚紙葉類の正券と損券ではその厚さが最大2倍程度変動することから、熱接着位置が一定にならないため、上述した最下面で接着する場合に比べて複雑な処理が必要になる場合が多いことによる。
従って、上記板バネのバネ力が強く、所定の結束位置で500枚紙葉類が持上げられた状態になると熱接着位置と500枚紙葉類の最下面の紙葉類との間に隙間が形成され、帯のゆるい500枚束が形成されることになる。また、板バネのバネ力が弱いと、500枚紙葉類が所定の位置に到達する前に最下面の紙葉類が垂れ下がりした紙葉類がめくれた500枚束が形成されるという課題があった。また、取り扱う紙葉類のサイズが券種によって異なるため、500枚紙葉類が形成された状態では重量が異なってくる。これらの重量変動があった場合であっても上述した板バネを用いて均一に結束することが課題になっていた。
本発明は上述した課題を解決するためになされたもので、積層された500枚紙葉類を所定の結束位置まで送り出して結束する紙葉束結束装置において、最下面の紙葉類のめくれ防止機構を備えた紙葉束結束装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の紙葉束結束装置は、所定枚数の紙葉類を第1の結束帯で結束して形成した第1の紙葉束を所定個数積層して搬送し第2の結束帯でさらに結束して第2の紙葉束を形成する紙葉束結束装置であって、前記所定個数の第1の紙葉束を搬送するために搬送上流側及び下流側に分離して配置した2個の搬送ベースと、この2個の搬送ベースの間に設けた前記第2の結束帯を通すための帯排出溝と、前記搬送上流側搬送ベースに配置した所定の角度を有する弾性体と、前記帯排出溝を開閉する溝塞ぎ板と、この溝塞ぎ板を固定する支持材と、前記所定個数の第1の紙葉束を前記搬送上流側の搬送ベースから搬送下流側の搬送ベースに押し出すプッシャと、このプッシャによって押し出された前記所定個数の第1の紙葉束を停止するシャッタと、このシャッタで停止した前記所定個数の第1の紙葉束を前記第2の結束帯で結束する帯巻機と、前記所定個数の第1の紙葉束が前記シャッタによって停止される位置に到達したことを検知する検知手段と、この検知手段により前記所定個数の第1の紙葉束が検知されたとき前記帯巻機で当該所定個数の第1の紙葉束を結束する制御手段と、を備え、前記弾性体は、前記所定個数の第1の紙葉束が前記プッシャによって押し出される際、その先端を持上げ、当該複数個の第1の紙葉束の通過に伴いその荷重で押し下げられ、当該弾性体の先端が前記支持材の載置面と同一面を形成するように配置され、前記支持材は、前記シャッタに組み込まれ、前記プッシャによって押し出される前記所定個数の第1の紙葉束の先端側端面と当接する当接面を有し、前記シャッタに設けられたバネ材によって前記所定個数の第1の紙葉束の搬送方向と反対方向に突出するように付勢されて前記シャッタに設けられた開口部から突出した位置に設けられ、前記所定個数の第1の紙葉束が前記プッシャによって搬送方向に押し出されると、それに伴なって前記溝塞ぎ板と共に後退することにより、前記帯排出溝上の前記第1の紙葉束を前記搬送上流側の搬送ベースから搬送下流側の搬送ベースに搬送することを特徴とする。
500枚紙葉類が押し出され、帯排出溝上を通過する際は、弾性体である板バネによって当該500枚紙葉類を持上げ、かつ、当該帯排出溝を閉じることにより当該500枚紙葉類の最下端の紙葉類が当該帯排出溝に入り込まないようにし、結束帯を通して結束する際には当該帯排出溝が開くようにすることにより紙葉類のめくれ防止を行うことができる。
本発明の実施例に係る紙葉束結束装置の構成を示す斜視図で、500枚紙葉類が載置されている状態を示す図である。 本発明に係る紙葉束結束装置で紙葉束が結束されるまでの流れを説明する図 図1に示す500枚紙葉類が結束位置まで押し出された状態の紙葉束結束装置の斜視図 図3に示す500枚紙葉類が結束後シャッタが開き、さらに押し出された状態を示す紙葉束結束装置の斜視図 図4に示す500枚束が次工程に送られ、初期状態に復帰した状態を示す紙葉束結束装置の斜視図 本発明の実施例に係る紙葉束結束装置の動作を説明する側面図で500枚紙葉類の先端が帯排出溝の先端に到達し板バネにより持上げられた状態を示す図 図6に示す500枚紙葉類がさらに押し出され溝塞ぎ板によって閉じられた帯排出溝を通過する状態を示す図 図7に示す500枚紙葉類がさらに押し出され結束位置に到達し結束された状態を示す図 従来の紙葉束結束装置の動作を説明する側面図で500枚紙葉類の先端が帯排出溝の先端に到達した状態を示す図 図9に示す500枚紙葉類がさらに押し出されて帯排出溝を通過する際最下面の紙葉類が垂れ下がった状態を示す図 図10に示す垂れ下がった紙葉類が折れ曲がった状態で結束されて500枚束が形成された状態を示す図
本発明の紙葉束結束装置は、紙葉類処理装置に組み込んで一体となって用いられる。または紙葉類処理装置の後処理装置として、紙葉類処理装置から排出された100枚束をコンベア等により搬送して5個または10個積層したものを当該紙葉束結束装置の結束位置に搬送または送り出し、当該紙葉束結束位置で結束する。以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例に係る紙葉束結束装置1の構成を示す斜視図で、500枚紙葉類が載置されている状態を示す図である。
紙葉束結束装置1は、所定枚数(例えば、100枚)の紙葉類を紙帯(第1の結束帯)で結束して形成した100枚束(第1の紙葉束)が5個積層された500枚紙葉類を搬送する分離して配置された2個の搬送ベース20a、20b、板バネ(弾性体)30、溝塞ぎ板10、シャッタ12、センサ(検知手段)13、帯巻機6及びプッシャを有して構成される。
搬送上流側に配置された搬送ベース20a及び搬送下流側に配置された搬送ベース20bは、その間に本実施例に係る結束帯(第2の結束帯)を巻き回することの可能な空間である帯排出溝40を設けて配置される。
帯排出溝40の直近上流である搬送上流側搬送ベース20aの終端には逆「へ」文字状の板バネ30が配置される。この板バネ30は、弾力材(例えば、SUS304CPS−H)で構成し、かつ、搬送ベース20aの終端に向って15度の角度を有して配置される。
溝塞ぎ板10は、L文字状支持材11に固定され、シャッタ12に組み込まれている。
支持材11は、シャッタ12に組み込まれ、後述するプッシャによって押し出される500枚紙葉類の先端側端面と当接する当接面を有し、シャッタ12に設けられたバネ材によって500枚紙葉類の搬送方向と反対の方向に突出するように付勢されており、シャッタ12に設けられた開口部から突出した位置にある。しかしながら、500枚紙葉類がプッシャによって押し出され、当該500枚紙葉類の先端側端面が上記支持材11の当接面を搬送方向に押し出すと、当該支持材11は搬送方向に押し出されて後退する。
シャッタ12は、搬送方向と直交する方向に進退移動可能に構成されており、進出(シャッタ閉)時、搬送ベース20b上の500枚紙葉類の搬送を停止して結束処理を行うことができ、退出(シャッタ開)時、結束された500枚束Sを搬送方向にさらに搬送することができる。
また、このシャッタ12には上述した支持材11が組み込まれているため、当該シャッタの進退移動に伴なって支持材及びこの支持材に固定された溝塞ぎ板10もシャッタ12の進退移動方向に移動する。
図2は、本発明に係る紙葉束結束装置1で紙葉束Sが結束されるまでの流れを説明する図である。以下これらの図を参照して説明する。
紙葉類処理装置(図示しない)で形成された100枚束Hはベルトコンベア2によって図示矢印B1方向に搬送される。搬送された100枚束Hはベルトコンベア2の終端から放出され、図示矢印B2方向に搬送されてリフタ3上に積載される(図2(1))。
このようにしてリフタ3に積載された100枚束Hが5個に達し500枚紙葉類になると、図示矢印B3方向にリフタが下降し所定の位置に到達する(図2(3))。
所定の位置に到達した500枚紙葉類はリフタ3からキャリア4に受け渡される。リフタ3は、次の100枚束を受取るために上昇して復帰する。
キャリア4に載置された500枚紙葉類は、プッシャ50によって図示矢印B4方向に押し出され(図2(4))、紙葉束結束装置1に供給される(図2(5))。
紙葉束結束装置1に供給された500枚紙葉類は上記プッシャ50によってさらに押込まれて所定の位置に達するとセンサ(検知手段)13によって所定の位置に到達したことが検知され、500枚紙葉類は結束帯K2によって結束されて500枚束Sになる。
このようにして形成された500枚束Sは、プッシャ5によって紙葉束結束装置1から放出される(図2(5))。
図3は、図1に示す500枚紙葉類が結束位置まで押し出された状態の紙葉束結束装置1の斜視図である。500枚紙葉類が搬送方向後端からプッシャによって前方に押し出されると、当該500枚紙葉類の先端が溝塞ぎ板10の突出部を押込みながらシャッタ12によって遮られて停止する。500枚紙葉類が所定の結束位置に到達した状態である。
図4は、図3に示す500枚紙葉類が結束後シャッタ12が開き、さらに押し出された状態を示す紙葉束結束装置1の斜視図である。500枚紙葉類の先端がシャッタ12に接する所定の結束位置に到達すると、それに基づいて溝塞ぎ板10が押し出されて帯排出溝40が開けられた状態になる。500枚紙葉類がシャッタ12の位置まで押し出されたのがセンサ13によって検知されると、結束帯K2が放出されて500枚紙葉類の周囲に巻き回され、帯締め後熱接着されて500枚束Sが形成される。
その後、シャッタ12が開いて500枚束Sの進行方向が開放され、搬送ベース20上をさらに押し出されて紙葉束結束装置1から放出される。
図5は、図4に示す500枚束Sが次工程に送られ、初期状態に復帰した状態を示す紙葉束結束装置1の斜視図である。
この状態では、開いたシャッタ12が閉じる。また、このシャッタ12に組み込まれている溝塞ぎ板10がシャッタ12の背面に取り付けられたバネのバネ力にシャッタ12の前面から突出して復帰する。図はこの復帰した状態を示す。
図6は、本発明の実施例に係る紙葉束結束装置の動作を説明する側面図で500枚紙葉束の先端が帯排出溝40の先端に到達し、板バネ30により持上げられた状態を示す図である。500枚紙葉類はプッシャ50により図示矢印B4方向に押込まれる。
プッシャ50は、500枚紙葉類の後端側端面と当接して押圧する押圧部と、500枚紙葉類の底面と当接する底部を備えたL文字状の板状体で構成される。500枚紙葉類は、このように構成された底部に500枚紙葉類の後端部を載置した状態でプッシャ50に押し出されて図示B4方向に搬送される。
このような構成により、プッシャ50の底部がL文字状に構成されていない場合には、最下面の紙葉類が搬送ベース20aとの摩擦により、搬送ベース20aに取り残される場合があるのを防止している。
以上のように構成された搬送ベース20a上を500枚紙葉類が図示矢印方向に搬送されると、500枚紙葉類の先端が板バネ30によって持上げられ、底部にある紙葉類が垂れ下がり帯排出板10に入り込むのを防止する。さらに、支持材11もシャッタ12から搬送方向と反対の方向に突出し、その先端に固定された溝塞ぎ板10によって帯排出溝40の搬送ベース20(搬送ベース20a、20bの総称)の上面が閉じられる。
この結果、500枚紙葉類の最下端の紙葉類の垂れ下がりが帯排出溝40にはいりこむのが防止される。
図7は、図6に示す500枚紙葉類がさらに押し出されて溝塞ぎ板10によって閉じられた帯排出溝40を通過する状態を示す図である。
プッシャ50によって押し出された500枚紙葉類は図示矢印B4方向に押し出されて溝塞ぎ板10の上に移動しながら載置され、その先端は支持材11に達する。図はまさにこの支持材11に達した状態を示す。この状態では、板バネ30は500枚紙葉類の荷重によって押し下げられ、その先端が支持材11の載置面と同一面を形成する状態が好ましい。板バネ30のバネ力が強すぎると500枚紙葉類の先端が上がりすぎ、上述したように結束する場合に良好な結束の障害になる。一方、バネ力が弱すぎると500枚紙葉類の先端を持上げることができず、板バネ30の効果が少なくなるからである。
図8は、図7に示す500枚紙葉類がさらに押し出され結束位置に到達し結束された状態を示す図である。図7において、溝塞ぎ板10に載置された500枚紙葉類は、プッシャ50によってさらに搬送方向に押し込まれ、バネ材によって付勢されている支持材11とプッシャ50に挟持された状態でシャッタ12に当接するまで移動する。従って、支持材11は、500枚紙葉類の搬送方向に沿って押し出されて後退した状態になる。
センサ(検知手段)13は、上記500枚紙葉類の先端側端部がシャッタ12の位置に到達したことを検知する。
制御部(制御手段)6aは、紙葉束結束装置1を制御するCPUによって制御され、上記検知手段によって支持材11が所定の位置にあることが検知されると、そのときの500枚紙葉類の搬送位置が帯巻機6による帯巻き位置にあるため、帯巻機6を駆動する。
帯巻機6は、制御手段6からの指示に基づいて帯排出溝40から結束帯(第2の結束帯)K2を繰出して当該500枚紙葉類を結束して500枚束Sを形成する。
上記支持材11の移動に伴なって溝塞ぎ板10も移動し、帯排出溝40が開いた状態になる。この状態で帯巻機6は、結束帯K2を500枚紙葉類の外周に巻き回して500枚紙葉類を結束して500枚束Sを形成する。図はまさにこの状態である。
以上説明したように本発明の紙葉類結束装置によれば、帯排出溝40に500枚紙葉類の最下端の紙葉類が入り込むことがなく紙葉類のめくれ防止が可能である。
なお、上述した板バネ30は、本実施例に係る紙葉類を処理する際に用いられた一例であり、これに限るものではないが、板バネ30及び溝塞ぎ板11による本実施例に係る構成を用いることにより、紙葉類の券種またはサイズが変更になった場合でも紙葉束の最下端の紙葉類がめくれた状態で搬送されさらに結束されることを防止することができる。
H 100枚束
S 500枚束
10 溝塞ぎ板
11 支持材
12 シャッタ
20a、20b搬送ベース
30 板バネ
40 帯排出溝
50 プッシャ

Claims (4)

  1. 所定枚数の紙葉類を第1の結束帯で結束して形成した第1の紙葉束を所定個数積層して搬送し第2の結束帯でさらに結束して第2の紙葉束を形成する紙葉束結束装置であって、
    前記所定個数の第1の紙葉束を搬送するために搬送上流側及び下流側に分離して配置した2個の搬送ベースと、
    この2個の搬送ベースの間に設けた前記第2の結束帯を通すための帯排出溝と、
    前記搬送上流側搬送ベースに配置した所定の角度を有する弾性体と、
    前記帯排出溝を開閉する溝塞ぎ板と、
    この溝塞ぎ板を固定する支持材と、
    前記所定個数の第1の紙葉束を前記搬送上流側の搬送ベースから搬送下流側の搬送ベースに押し出すプッシャと、
    このプッシャによって押し出された前記所定個数の第1の紙葉束を停止するシャッタと、
    このシャッタで停止した前記所定個数の第1の紙葉束を前記第2の結束帯で結束する帯巻機と、
    前記所定個数の第1の紙葉束が前記シャッタによって停止される位置に到達したことを検知する検知手段と、
    この検知手段により前記所定個数の第1の紙葉束が検知されたとき前記帯巻機が当該所定個数の第1の紙葉束を結束するように帯巻機を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記弾性体は、
    前記所定個数の第1の紙葉束が前記プッシャによって押し出される際、その先端を持上げ、当該複数個の第1の紙葉束の通過に伴いその荷重で押し下げられ、当該弾性体の先端が前記支持材の載置面と同一面を形成するように配置され、
    前記支持材は、
    前記シャッタに組み込まれ、前記プッシャによって押し出される前記所定個数の第1の紙葉束の先端側端面と当接する当接面を有し、前記シャッタに設けられたバネ材によって前記所定個数の第1の紙葉束の搬送方向と反対方向に突出するように付勢されて前記シャッタに設けられた開口部から突出した位置に設けられ、
    前記所定個数の第1の紙葉束が前記プッシャによって搬送方向に押し出されると、それに伴なって前記溝塞ぎ板と共に後退することにより、前記帯排出溝上の前記第1の紙葉束を前記搬送上流側の搬送ベースから搬送下流側の搬送ベースに搬送することを特徴とする紙葉束結束装置。
  2. 前記シャッタは、
    搬送方向と交差する方向に進退移動可能に構成され、前記所定個数の第1の紙葉束を停止して前記帯巻機で結束する際には前進し、当該帯巻機による結束終了後は退出して当該所定個数の第1の紙葉束を搬送方向にさらに押し出すことができることを特徴とする請求項1記載の紙葉束結束装置。
  3. 前記プッシャは、
    前記所定個数の第1の紙葉束の後端側端面と当接して押圧する押圧部と底面と当接する底部を備えたL文字状の板状体で構成され、前記所定個数の第1の紙葉束を搬送方向に押し出すことにより搬送することを特徴とする請求項1記載の紙葉束結束装置。
  4. 前記弾性体は、
    弾力材であるSUS304CPS−Hで構成し、かつ、上流側搬送ベースの終端に向って15°の角度を有して配置されたことを特徴とする請求項1記載の紙葉束結束装置。
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