JP5395547B2 - 紙葉束集積装置 - Google Patents

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本発明は、有価証券などの紙葉類の束を立位状態で集積する紙葉束集積装置に関する。
紙葉束集積装置は、有価証券などの紙葉類を区分処理する紙葉類処理装置から排出された紙葉束を立位状態で集積する集積装置として用いられる。
従来、紙葉類100枚の束(以下、100枚紙葉束と称する。)の結束位置を5個揃えて形成した500枚紙葉束又は一方の500枚紙葉束の結束方向に対して他方の500枚紙葉束の結束方向を反対にして形成した1000枚紙葉束を結束して流通させる場合がある。
この100枚紙葉束を10個まとめて1000枚紙葉束を形成する装置では(例えば、特許文献1参照。)、紙葉類の品質により下記の状態になることが知られている。
(1)紙葉類の厚さが2倍程度まで変化する場合がある。
(2)1000枚紙葉束を形成するにあたり、100枚紙葉束を10個積み重ねた場合には、最下部の紙葉類が底部に貼りつき、押込み搬送に適さない。
(3)1000枚紙葉束の重量が1kg程度になり、未結束状態の1000枚
紙葉束をベルトコンベアで搬送すると荷崩れしやすく搬送しにくい。
以上のことから、100枚紙葉束を10個まとめて1000枚紙葉束を形成する場合には、100枚紙葉束を形成後、コンベアなどにより搬送して所定の形状を有する収納庫に5個集積し、または、続けて搬送された5個の100枚紙葉束の結束位置を反転してさらに積み重ねて1000枚紙葉束を形成し、当該1000枚紙葉束を十文字結束して放出していた(例えば、特許文献2参照。)。
特開平1−41093号公報(第8−9頁、図15) 特開平2−269630号公報(第7頁、図14)
しかしながら、紙葉類処理装置の中に上述した1000枚紙葉束を結束する結束装置を有する場合は、1000枚紙葉束の搬送又は移動する距離も短かく処理が容易である反面、紙葉類処理装置ごとに上記1000枚紙葉束の結束装置が必要になること、また、紙葉類処理装置から正券及び損券が排出される場合には、その正券又は損券ごとに100枚紙葉束を10個集積する収納庫を準備する必要があること、また、このようにして収納した後1000枚紙葉束にするための結束を行うために当該1000枚紙葉束を移動する必要がある。紙葉類の処理量が多い場合には、各紙葉類処理装置内に上記1000枚紙葉束の結束装置をそれぞれ設けることは必ずしも効率的な方法とは言えないという課題があった。
本発明は、上記紙葉類処理装置に備えられた1000枚紙葉束の結束装置において「効率的な方法とは言えないという課題」を、分離配置することにより改善すると共に、背景技術に記載した(1)〜(3)に示す課題を解決するためになされたもので、紙葉類処理装置から放出された100枚紙葉束の底部の接触抵抗を低減するために立位状態で受け入れ、転倒防止を図りながら10個集積して1000枚紙葉束を形成する紙葉束集積装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の紙葉束集積装置は、紙葉束の側端面を立位状態に載置する底部と、この底部に対して所定の角度斜めに傾けて配置したバックアップ部と、このバックアップ部を押し込み方向に倒しこみながら前進して紙葉束を押込む押込手段と、この押込手段によって押込まれた紙葉束が後方に倒れるのを防止する転倒防止ガイドと、前記押込手段によって押込まれた紙葉束が前方に倒れるのを防止する転倒防止プッシャと、を備え、前記転倒防止ガイド及び前記転倒防止プッシャとの間に所定の個数の紙葉束を集積することを特徴とする。
紙葉類処理装置から放出された100枚紙葉束を底部の接触抵抗を低減するために立位状態で受け入れ、転倒防止を図りながら10個集積して1000枚紙葉束を形成する紙葉束集積装置を提供することができる。
本発明の実施例に係る紙葉束集積装置を備えた紙葉束包装装置及びこの紙葉束包装装置に100枚紙葉束を供給する紙葉類処理装置 図1に示す紙葉類処理装置及び紙葉束包装装置に内臓される紙葉束集積装置の動作の流れを示す図 図2に示す紙葉束集積装置の構成を示す主要部分を示す図 図3に示す押込バーに押込み力を付与する押込手段としてのリンク機構の正面図 図4に示すリンク機構を図示矢印Z1方向から見た背面斜視図 スライドレールが前方に突出したことにより押込バーも前方に突出した状態を示す図 図6に示すレバーがさらに回動し、押込バーを押込み方向に倒しこみながら前進した状態を示す図 図7に示す転倒防止機構を図示矢印Z2方向から見た斜視図
本実施例では、100枚紙葉束を10個集積する集積装置として紙葉束包装装置に当該紙葉束集積装置を用いた場合を例に以下の実施例で説明する。
図1は、本発明の実施例に係る紙葉束集積装置を備えた紙葉束包装装置1及びこの紙葉束包装装置1に100枚紙葉束を供給する紙葉類処理装置100を示す。図2は、図1に示す紙葉類処理装置100及び紙葉束包装装置1に内臓される紙葉束集積装置の動作の流れを示す図である。以下、図1及び図2を参照して説明する。
紙葉類処理装置100は、一括して供給された紙葉束SBの最上面の紙葉類Pから順番に1枚ずつ取出して図示矢印A1方向に搬送し(図2(1)、(2))、内部に配置された紙葉類判別装置102によって当該紙葉類Pを判別し、その判別結果に基づいて1枚ごとに図示矢印A2又はA3で示す方向に搬送して、正券(カテゴリA)又は損券(カテゴリB)に区分し、判別不能の紙葉類Pは排除券に区分する。正券及び損券に区分された紙葉類Pは、区分ごとに集積装置(図示しない)に集積され、100枚に達するごとに施封装置によって紙帯などの結束帯Kを用いて結束される(図2(3))。このようにして100枚紙葉束Hが形成され、紙葉類処理装置100から次工程に搬送するためにコンベア110上に排出される(図2(3))。
このコンベ110上に排出された100枚紙葉束Hは、コンベア110によって図示矢印A4方向に搬送され、所定の位置に到達するとリフト装置120のリフタ121上に載置される。リフタ121に載置された100枚紙葉束Hは図示矢印A5方向に持上げられると共に(図2(4)、この100枚紙葉束Hの一方の側端部が持上げられ、他方の側端部を底面とする立位状態が形成され、保持される(図2(5))。
立位状態に保持された100枚紙葉束Hは、この立位状態のまま、当該100枚紙葉束Hの背面から押し出されて受入部10に受け渡される(図2(6))。この際、当該100枚紙葉束Hの種類を示すカテゴリ(カテゴリA又カテゴリB)信号も紙葉束包装装置1に送信される。
受入部10は、紙葉束処理装置100から受入れた100枚紙葉束Hを取込み、さらに押し込んでシャッタ21上に滑落させる(図2(7))。その後、シャッタ21を閉じて100枚紙葉束Hをコンベア部40のコンベア41上に滑落させる(図2(8))。
本実施例では、紙葉束包装装置1内に損券(カテゴリB)の100枚紙葉束Hの集積装置も設けられおり、上記コンベア41条の100枚紙葉束HのカテゴリがカテゴリBの場合には、当該コンベア41によってカテゴリBを集積する集積装置に立位状態のまま搬送される。このようにして搬送された100枚紙葉束Hの集積方法は、カテゴリAの集積方法と共通であるため、その説明を省略し、正券(カテゴリA)を対象にして説明する。
コンベア41上に滑落した100紙葉束Hは、押込部30の押込バー31によって集積部60の集積トレー61の方向に押し込まれる。押込部30の機構の詳細は後述するが、バックアップとしての押込バー31は、押込部30を構成するリンク機構によって押込む方向に倒しこみながら前進して押込む(図2(9))。
押し込まれた100枚紙葉束Hは、転倒防止機構50(図3参照)によって上端面が支えられ、かつ上記押込バー31によって裏面から押込まれる。
このようにして押込まれた100枚紙葉束Hは、集積部60の集積トレー61上に集積される(図2(10)。当該100枚紙葉束Hの先端面は、プッシャ62が定荷重バネ力によって後方に押圧することにより当該100枚紙葉束を表面側及び裏面側から挟持することになり、当該100枚紙葉束Hを立位状態に保持する。
以上の方法によって100枚紙葉束Hが1個、集積トレー401に集積される。また、続けて搬送された100枚紙葉側Hが同様に搬送され、受入部10に受入れられ、先に集積された100枚紙葉束の後ろ側から同様に集積される。
以下、各部の詳細な動作を説明する。
図3は、図2に示す紙葉束集積装置1の構成を示す主要部分を示す図で、受入部10、シャッタ部20、押込部30、コンベア部40、転倒防止機構50及び集積部60の外観図である。
受入部10は、平面板状体で構成され、100枚紙葉束Hを受入れる上流側の進行方向右側端部10aを他の端部の高さより低い位置になるように配置してある。このような配置により、100枚紙葉束Hを受入れた際、当該紙葉束Hの重心が当該端部10a側に移動することになる。この結果、100枚紙葉束Hは整位されると共に、立位状態が保持される。
なお、受入部10の投入口シャッタ10bは、100枚紙葉束Hを受入れる際には、当該100枚紙葉束Hが図示矢印A方向に押し出されてくるのでその付勢力によって図示矢印B方向に回転して100枚紙葉束Hを受入れる。
立位状態の100枚紙葉束Hは、図示しないプッシャによってさらに押し出され斜面を滑落してシャッタ21(シャッタ21a〜21cの総称)上に落下する。
シャッタ部20は、シャッタ21及び当該シャッタ21を開閉駆動する駆動手段(図示しない)で構成される。シャッタ21は、棒状体で構成され、滑落手段を構成する斜面から開閉可能に突出するように配置される。
このシャッタ21の開時(シャッタ21を構成する棒状体が滑落面から突出した状態)に100枚紙葉束Hの束端面を底部にして当該100枚紙葉束Hの表面又は裏面が滑落面に当接しながらシャッタ21上に滑落して載置される。
また、このシャッタ21を閉時(複数の棒状体が滑落面から突出していない状態)に滑落面によって滑落させながら当該100枚紙葉束Hをコンベア41上に載置する。従って、この底部が100枚紙葉束Hを立位状態に載置する底部に該当する。
このシャッタ21があることにより、受入部10の高さとコンベア41の高さの調整を行うことができる。コンベア41による搬送方向下流に転倒防止機構50及び集積部60と同様のものを配置することにより、100枚紙葉束Hの種類又は正損などのカテゴリにより区分して集積することができる。当該コンベア41はそのために配置されているが、100枚紙葉束Hを集積する集積装置としては共通である。
従って、例えば、コンベア41上に載置された100枚紙葉束Hが、図2に示すカテゴリBの集積部に向って搬送中であり、次の100枚紙葉束Hを当該集積部60に集積する場合は、当該コンベア41が停止するまでシャッタ21を閉じておくことにより、カテゴリAに集積する100枚紙葉束HとカテゴリBに集積する100枚紙葉束Bの入り繰りを防止することができる。
押込部30は、バックアップ部としての押込バー31(押込バー31a〜31cの総称)及びこの押込バー31を押込み方向に倒しこみながら前進して当該100枚紙葉束Hを押込む押込手段で構成される。
押込手段は、リンク機構及びカム機構で構成される。リンク機構は、押込バーホルダ31d、スライドレール32、レバー33・34及びリンク溝35・36などで構成される。また、カム機構は、カム及びカム溝で構成される。なお、これらリンク機構及びカム機構に関する詳細は後述する。
押込バー31は、シャッタ21を開いたときに滑落する100枚紙葉束Hを倒れないように当該100枚紙葉束Hの背面から支えるバックアップとしての機能を有する。この押込バー31は、一体に構成されたものでも、本実施例のように分離して製造したものを組み合わせて一体動作できるようにしたものでもよい。
押込バーホルダ31dは、一体に構成された押込バー31を固定するものでスライドレール32に連結して用いられ、スライドレール32のリンク動作に従って直進動作の後に一部楕円軌道の動作を行う。
スライドレール32は、リンク溝35・36にそれぞれ移動可能に組み込まれたアイドルローラと、このアイドルローラの対向位置に配置されたリンク動作可能なレバー33・34の間に配置され、レバー33の軸33a及びレバー34の軸34aによって支えられる。
図4は、図3に示す押込バー31に押込み力を付与する押込手段としてのリンク機構の正面斜視図である。また、図5は、図4に示すリンク機構を図示矢印Z1方向から見た背面斜視図である。以下これらの図を参照してリンク機構を説明する。
リンク機構部は、上述したようにスライドレール32、レバー33・34、リンク溝35・36及びリンク溝にはめ込まれたアイドルローラ35a・36aで構成され、押込バー31に押込み力を与える。
押込バーホルダ31dは、押込バー31を固定し、リンク機構を構成するスライドレール32に接続される。
スライドレール32は、レバー33・34の上部に設けられたレバー軸33a・34aと、リンク溝35・36に嵌めこまれたアイドルローラ35a・36aを連結する軸に軸支される。
カム機構は、カム37、アイドルローラ33b、及び駆動モータ38で構成される。
カム37は、U文字状に一部に切り欠きを有する板状体で構成される。この切り欠き部分にアイドルローラ33bが嵌めこまれる。このアイドルローラ33bとレバー33の軸とは同軸上に、又は連結して配置される。
カム37は、正逆回転可能な駆動モータ38の回転軸に固定される。この結果、図5に示す駆動モータ38が、例えば、右側に所定の角度回動すると、その駆動力はカム37によってアイドルローラ33bをリンク溝35に沿って右側に移動させる。
カム37に嵌めこまれたアイドルローラ33bは、駆動モータ38の回動運動(円運動)を、カム溝に沿った直進運動に変換するもので、駆動モータ38が正回転することによりカム37を右回動するとき、当該アイドルローラ33bを右方向に移動する(図5において)。
このアイドルローラ33bが右側に移動するのに伴なって、当該アイドルローラ33aも右側に移動する。
この結果、アイドルローラ33a・34aの軸を同軸とするレバー33・34は図5から見て右側に回動する。
このレバー33・34の回動によりレバー33・34に軸支されたスライドレール32が前方に突出する。スライレール32に連結された押込バーホルダ31dに固定された押込バー31も前方に突出する。図6は、スライドレール32が前方に突出したことにより、押込バー31も前方に突出した状態を示す図である。
図7は、図6に示すレバー34・35がさらに回動した状態を示す。この場合には、レバー34・35に連結されたスライドレール32がさらに前方に突出すると共に楕円起動上に前方に倒れこむ。この結果、スライドレール32に連結された押込バーホルダ31dも連動して前方に倒れこむ。この押込バーホルダ31dに固定された押込バー31も連動して前方に倒れこむ。
図に示す押込バー31が倒れこむように構成した理由について説明する。100枚紙葉束Hを立位状態で受入部10からコンベア部40のコンベア41に載置するまでの間保持するのは困難であるため、受入部10からコンベア41に滑落させるとき、及び滑落した100枚紙葉束Hを保持するときに、その保持状態を安定に保持するために、当該100枚紙葉束Hを、コンベア41の進行方向右側の側壁に寄りかかる状態に保持する。即ち100枚紙葉束Hは側壁に寄りかかる状態で保持される。
このような状態で保持された100枚紙葉束Hを次工程である集積部に移動させるには、当該100枚紙葉束Hを次工程に押込むだけでなく起き上がらせる必要がある。そのために、上述したような構成により押込バー31が前方に倒れこむような動作を行わせている。
この結果、当該押込バー31に押し出された100枚紙葉束Hは集積部60の集積トレー61に向って押込まれる。
図8は、図7に示す転倒防止機構50を図示矢印Z2方向から見た斜視図である。押込み機構30の押込バー31が100枚紙葉束Hを押し出すと、押し出された100枚紙葉束Hは板状体のプレート51aに載置される。その後転倒防止プッシャ52aが底部からせり出して当該100枚紙葉束Hの下部を集積部60の方向に向って押し出す。この際、立位状態に載置されている100枚紙葉束Hの上部は転倒防止ガイド53a・53bによって後ろ側への転倒防止が行われる。
転倒防止ガイド53a・53bは、100枚紙葉束Hの挿入部分が内側に向って狭くなるように構成した楔形形状の板状体を有し、かつ、この楔形形状の最下面の一部に切欠部53a1を有し、100枚紙葉束Hが当該楔形形状の最下面に接触しながら押込バー(押込手段)31によって押込まれると、当該100枚紙葉束Hの上端面によって転倒防止ガイド53a・53bが押し上げられる。この状態からさらに押込まれて、上記切欠部53a1に達すると、この切欠部53a1に入り込んで、当該押し上げられた転倒防止ガイド53a・53bが自重により下降し、当該100枚紙葉束Hが後方に転倒するのを防止する。
以上の動作によって立位状態で集積トレー61に押込まれた100枚紙葉束Hは、転倒防止プッシャ62によって押圧されて立位状態が保持される。
転倒防止プッシャ62は、立位状態で集積トレー61上に集積され100枚紙葉束Hを転倒防止ガイド53a・53b側に定荷重バネ(図示しない)によるバネ力によって押圧する。従って、当該集積トレー61に集積される100枚紙葉束Hの個数によらず定荷重による押圧が可能になる。
以上説明したように本発明の実施例によれば、立位状態で滑落してきた紙葉束を立位状態のまま受け取り、当該100枚紙葉束の姿勢を起こしながら集積トレーが配置されている方向に倒しこみながら押込むことにより10こ集積して1000枚紙葉束を形成することができる。
なお、本実施例では、100枚紙葉束を10個同一方向に集積して1000枚紙葉束としたが、これに限らず100枚紙葉束を5個同一方向に集積して500枚紙葉束を形成することが可能なのはいうに及ばない。
また、本実施例では、滑落する100枚紙葉束を受けるためのバックアップとして押込バーを用いたが、同一の機能を果たすことが可能であれば、この形状に限るものではない。
1 紙葉類包装装置
10 受入部
20 シャッタ部
21a〜21c シャッタ
30 押込機構
31a〜31c 押込バー
31d スライダ
32 スライドレール
32c スライドレール溝
33、34 レバー
33a、34a 軸
35、36 リンク溝
40 コンベア部
41 コンベア
50 転倒防止機構
51a プレート
52a プッシャ
53a、53b 転倒防止ガイド
60 集積部
61 集積トレー
62 転倒防止プッシャ
100 紙葉類処理装置

Claims (4)

  1. 紙葉束の側端面を立位状態に載置する底部と、
    この底部に対して所定の角度斜めに傾けて配置したバックアップ部と、
    このバックアップ部を押し込み方向に倒しこみながら前進して紙葉束を押込む押込手段と、
    この押込手段によって押込まれた紙葉束が後方に倒れるのを防止する転倒防止ガイドと、
    前記押込手段によって押込まれた紙葉束が前方に倒れるのを防止する転倒防止プッシャと、
    を備え、
    前記転倒防止ガイド及び前記転倒防止プッシャとの間に所定の個数の紙葉束を集積することを特徴とする紙葉束集積装置。
  2. 前記転倒防止ガイドは、
    前記押込手段によって押込まれた紙葉束の挿入部分が内側に向って狭くなるように構成した楔形形状の板状体であって、
    この楔形形状の最下面の一部に切欠部を有し、紙葉束が当該楔形形状の最下面に接触しながら前記押込手段によって押込まれると、当該紙葉束によって当該転倒防止ガイドが押し上げられ、さらに押込まれて前記切欠部に達すると、この切欠部に入り込んで、当該押し上げられた転倒防止ガイドが自重により下降することにより当該紙葉束が後方に転倒するのを防止することを特徴とする請求項1記載の紙葉束集積装置。
  3. 前記転倒防止プッシャは、
    前記押込手段によって押込まれ、立位状態に載置された紙葉束を保持する板状体と、
    この板状体を前記転倒防止ガイド側に定荷重バネ力によって押圧する押圧手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の紙葉束集積装置。
  4. 前記押込手段は、
    前記バックアップ部の一端に接続され、押込み方向に伸びたスライドレールと、
    このスライドレールを楕円周上に移動させるリンク機構と、
    このリンク機構を駆動するカム機構と、
    このカム機構を駆動する駆動手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の紙葉束集積装置。
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