JP2003128293A - 用紙搬送装置および用紙後処理装置 - Google Patents

用紙搬送装置および用紙後処理装置

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JP2003128293A
JP2003128293A JP2001330559A JP2001330559A JP2003128293A JP 2003128293 A JP2003128293 A JP 2003128293A JP 2001330559 A JP2001330559 A JP 2001330559A JP 2001330559 A JP2001330559 A JP 2001330559A JP 2003128293 A JP2003128293 A JP 2003128293A
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paper
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discharge
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JP2001330559A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Wakabayashi
裕之 若林
Takeshi Tsuchiya
毅 土屋
Toshio Shida
寿夫 志田
Mikihiko Yamakawa
幹彦 山川
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な機構で用紙を効率よく迅速に搬送でき
る用紙搬送装置を提供する。 【解決手段】 用紙を搬送する用紙搬送装置において、
一方向に移動する無端の搬送ベルトと、前記用紙の後端
部に当接するために前記搬送ベルトに形成した2つの排
出爪と、前記搬送ベルトを駆動して前記排出爪により前
記用紙を搬送することを特徴とする用紙搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙搬送装置およ
び用紙後処理装置に関し、用紙を搬送する用紙搬送装置
およびこの用紙搬送装置を備えた用紙後処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、用紙を搬送する用紙搬送装置
として、一方向に移動する無端の搬送ベルトを設け、こ
の搬送ベルトに形成した用紙の後端部を押す1つの排出
爪を形成し、排出爪を駆動して用紙を搬送するようにし
た用紙搬送装置が知られている。また、この用紙搬送装
置を備えた用紙後処理装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この無
端の搬送ベルトに1つのみ排出爪を形成した場合、排出
爪を初期位置にセットして用紙を搬送し、後に排出爪を
初期位置に戻してから次の用紙を搬送するため、用紙の
搬送に時間がかかり、また、搬送機構が複雑になるとい
う問題がある。
【0004】本発明の目的は、簡易な機構で用紙を効率
よく迅速に搬送できる用紙搬送装置およびこの用紙搬送
装置を適用した用紙後処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、下記のい
ずれかの手段により達成される。
【0006】(1)用紙を搬送する用紙搬送装置におい
て、一方向に移動する無端の搬送ベルトと、前記用紙の
後端部に当接するために前記搬送ベルトに形成した2つ
の排出爪と、前記搬送ベルトを駆動して前記排出爪によ
り前記用紙を搬送することを特徴とする用紙搬送装置。
【0007】(2)前記(1)に記載の用紙搬送装置に
より、後処理された用紙を機外に排出することを特徴と
する用紙後処理装置。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)最初に、実施の
形態の用紙搬送装置および用紙後処理装置を適用した画
像形成装置について説明する。図1は実施の形態の用紙
後処理装置を備えた画像形成装置の構成断面図である。
【0009】図1に示すように、画像形成装置Aは用紙
後処理装置Bと自動原稿送り装置ADFとを備えてい
る。画像形成装置Aは、画像読み取り部1、画像処理部
2、画像書き込み部3、画像形成部4、カセット給紙部
5、大容量給紙部6、定着装置7、排紙部8、自動両面
コピー給紙部9等を備えている。
【0010】また、画像形成装置Aの上部には、自動原
稿送り装置ADFが搭載されている。画像形成装置Aの
図示の左側面の排紙部8側には、用紙後処理装置Bが連
結されている。
【0011】自動原稿送り装置ADFの原稿台上に載置
された原稿dは矢印方向に搬送され画像読み取り部(走
査露光装置)1の光学系により原稿の片面又は両面の画
像が読みとられ、CCDイメージセンサ1Aに読み込ま
れる。
【0012】CCDイメージセンサ1Aにより光電変換
されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナロ
グ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処
理等を行った後、画像書き込み部3に信号を送る。
【0013】画像書き込み部3においては、半導体レー
ザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラムに照射
し、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯電、
露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行わ
れ、カセット給紙部5又は大容量給紙部6から搬送され
た記録用紙Sに画像が転写される。画像を担持した記録
用紙Sは、定着装置7により定着され、排紙部8から用
紙後処理装置Bに送り込まれる。或いは搬送路切り替え
板8Aにより自動両面コピー給紙部9に送り込まれた片
面画像処理済みの記録用紙Sは再び画像形成部4におい
て、両面画像処理後、排紙部8から用紙後処理装置Bに
送り込まれる。
【0014】用紙後処理装置Bには、図1に示すよう
に、用紙送り出し装置40、固定排紙部60、可動排紙
部65、シフト穿孔部50、第1折り部20、第2折り
部25、スタック部70、ステープル機構80、中折り
手段90、中折り排紙部96等が配置されている。ま
た、用紙後処理装置Bの図示の右上方には入口搬送部3
0が配置されている。
【0015】用紙送り出し装置40はカバー用紙Kを送
り出す装置であり、固定排紙部60はシフト処理(幅寄
せ)済み用紙、第1折り済み用紙、第2折り済み用紙を
排紙する排紙部があり、可動排紙部65はシフト処理
(幅寄せ)済み用紙、第1折り済み用紙、第2折り済み
用紙、さらに平綴じ(含む端綴じ)済み用紙、中綴じ済
み用紙を排紙する排紙部であり、中折り排紙部96は中
折り済み用紙を排紙する排紙部である。
【0016】用紙後処理装置Bは画像形成装置Aから搬
出された記録用紙Sの受け入れ部31が画像形成装置A
の排紙部8と合致するように位置と高さを調節して設置
されている。
【0017】受け入れ部31の用紙搬送に接続する記録
用紙Sの搬送路は、上段の第1搬送路と中段の第2搬
送路および下段の第3搬送路の3系統に分岐されて
いて、切り替えゲートG1、G2の占める角度の選択に
より記録用紙Sが何れかの搬送路に給送されるようにな
っている。
【0018】(1)第1搬送路(ノンステープル、ノ
ンソートモード、固定排紙皿61に排紙) 画像形成装置Aから排出された画像形成済みの記録用紙
Sは、受け入れ部31に導入され、シフト穿孔部50、
第1折り部20を通過して、搬送ローラ対32により搬
送されて、上方の第1の切り替えゲートG1を通過し
て、上方の搬送ローラ対33及び搬送ローラ対34に挟
持されて搬送されて上昇して、機外上部の固定排紙皿6
1上に排出され、順次積載される。この用紙搬送過程で
は、切り替えゲートG1は、通路36を閉止し、通路3
5を開放状態にして、記録用紙Sの固定排紙皿61への
通過を可能にする。なお、この固定排紙皿61には最大
約200枚の記録用紙Sを収容することが可能であり、
用紙後処理装置Bの上部から容易に取り出すことができ
る。
【0019】(2)第2搬送路(オフセットモード又
はノンソートモード、可動排紙皿66に排紙) この搬送モードに設定されると、切り替えゲートG1
は、通路35を閉止し、通路36を開放状態に保持し、
記録用紙Sの通路36の通過を可能にする。画像形成装
置Aから排出された画像形成済みの記録用紙Sは、受け
入れ部31に導入され、シフト穿孔部50、第1折り部
20を通過して、搬送ローラ対32により搬送されて、
上方の第1の切り替えゲートG1を通過して、下方に開
放状態に形成された通路36を通過して、搬送ローラ対
37に挟持されて、第2の切り替えゲートG2の上方の
通路38Aを通過して、搬送ローラ対39、搬送ローラ
対67に挟持され、排出ローラ対68により機外の可動
排紙皿66上に排出、載置される。この可動排紙皿66
には多量の記録用紙Sを収容することが可能である。
【0020】(3)第3搬送路(平綴じモード、可動
排紙皿66に排紙) 画像形成装置Aから排出された画像形成済みの記録用紙
Sは、受け入れ部31に導入され、シフト穿孔部50、
第1折り部20を通過して、搬送ローラ対32により搬
送されて、第1の切り替えゲートG1を通過して、下方
に開放状態に形成された通路36を通過して、搬送ロー
ラ対37に挟持されて、第2の切り替えゲートG2の下
方の通路38Bを通過して、さらに、第3の切り替えゲ
ートG3の通路38Cを通過し、下流の搬送ローラ73
A、搬送ローラ73Bにより挟持、搬送される。なお、
2枚搬送の際は、1枚目は通路38Cを通過し、2枚目
は通路38Dを通過して2枚が重ねられる。傾斜配置さ
れた搬送ベルト72の用紙先端支持部72aに放出さ
れ、その後、搬送ローラ73Bから記録用紙Sの後端部
が排出された後には、記録用紙Sの自重により下降に転
じ、中間皿75の傾斜面上を滑落し、平綴じの場合、ス
テープル機構80の近傍に形成した可動ストッパ部材
(用紙突き当て面)87に記録用紙Sの後端部が当接し
て停止する。
【0021】74は中間皿75の両側面に移動可能に設
けた整合手段である。整合手段74は用紙搬送方向と直
交する方向に一対の板が移動可能であり、記録用紙Sが
中間皿75上に放出される用紙受け入れ時には、用紙幅
より広く開放され、中間皿75上を滑落して可動ストッ
パ部材87に当接して停止するときには、記録用紙Sの
幅方向の側縁を軽打して用紙束の幅揃え(幅整合)を行
う。この停止位置において、中間皿75上に所定枚数の
記録用紙Sが積載、整合されると、ステープル機構80
によりステープル処理が行われ、用紙束が綴じ合わされ
る。
【0022】中間皿75の用紙積載面の一部には切り欠
き部が形成されていて、駆動プーリ76aと従動プーリ
76bに巻回された複数の搬送ベルト77が回動可能に
駆動される。搬送ベルト77の一部には、排出爪77
a、77bが一体に形成されていて、その先端部は、長
円軌跡を描くようになっている。
【0023】ステープル処理された用紙束は、搬送ベル
ト77の排出爪77aまたは77bにより記録用紙Sの
後端部を押されて、搬送ベルト77上に載せられ、中間
皿75の載置面上を滑走して斜め上方に押し上げられ、
排出ローラ対68の位置に進行する。回転する排出ロー
ラ対68に挟持された用紙束は、可動排紙皿66上に排
出、積載される。なお、第3搬送路には後述するカバ
ー用紙Kも搬送される。
【0024】(4)第4搬送路(カバー用紙の給紙モ
ード) カバー用紙(用紙ともいう)Kを収納した用紙収納部4
1の最上面にあるカバー用紙Kを、送り出しローラ44
を当接させて送り出しローラ44の回転により送り出
す。カバー用紙Kの先端部を突き当てる突き当て部41
aにカバー用紙Kの先端部を突き当ててループを形成さ
せ、そのループの形成を検知してカバー用紙Kのループ
形成部を吸着保持し、送り出しローラ44の送り停止と
用紙からの離間を行い、ループ形成部を吸着保持下状態
で一旦、用紙搬送の上流側に搬送してカバー用紙Kの先
端部の突き当てを解除し、カバー用紙Kを吸着保持して
用紙搬送の下流側に搬送し、カバー用紙Kをさらに搬送
ローラ491で把持搬送する。用紙収納部41から給紙
された1枚のカバー用紙Kは、通路49を通過して、搬
送ローラ対492、493を通過して搬送される。シフ
ト穿孔部50、第1折り部20を経由して、第3搬送路
を経て、中間皿75上に到達する。
【0025】(5)第5搬送路(中綴じモード) 中綴じモードに設定されると、ステープル機構80のス
テープル処理位置近傍の可動ストッパ部材87が搬送路
から待避し、ほぼ同時にそれより下流の可動ストッパ部
89が起動する。可動ストッパ部89は、カバー用紙K
及び記録用紙Sのサイズ(搬送方向の長さ)が設定又は
検知されると、所定位置に移動して停止する。
【0026】カバー用紙Kが中間皿75上の所定位置に
載置された後、画像形成装置Aから搬出された記録用紙
Sが、用紙後処理装置Bの入口搬送部30から第3搬送
路を通過して、中間皿75上に載置されたカバー用紙
Kの上面に順次積載され、記録用紙Sの後端部が可動ス
トッパ部材87に当接して位置決めされる。最終の記録
用紙Sが中間皿75上に位置決め載置された後、カバー
用紙Kと記録用紙Sの全頁とから成る用紙束にステープ
ル機構80による中綴じ処理を行う。この中綴じ処理に
より、カバー用紙K及び記録用紙Sの搬送方向の中央部
にステープル針が打ち込まれる。なお、カバー用紙Kが
なく記録用紙Sのみであってもよい。
【0027】(6)第6搬送路(中折り処理モード) 中綴じ処理後、可動ストッパ部89が、通路88の下流
の通路を開放する。中綴じ処理されたカバー用紙Kと記
録用紙Sから成る用紙束は、可動ストッパ部89に用紙
束の後端部が当接して、所定位置に停止する。可動スト
ッパ部89は用紙サイズの設定又は検知と駆動手段によ
り所定位置に移動可能である。停止状態の用紙束の搬送
方向の中央部、即ち中綴じ位置の斜め下方には、中折り
手段90が設置されている。
【0028】突き出し板92は、薄型のナイフ状をな
し、その先端部は鋭角をなす。図示の斜め下方に突出し
た突き出し板92の先端部は、カバー用紙Kと記録用紙
Sから成る用紙束の中央部を押し、用紙束を介して折り
ローラ対93、94のニップ部を押し広げて揺動、離間
させる。
【0029】突き出し板92の先端部がニップ部を通過
後、突き出し板92が後退して用紙束の中央部は、折り
ローラ対93、94により挟圧されて、折り目が形成さ
れる。この折り目は、前述の中綴じ処理による用紙束へ
のステープル針の打ち込み位置とほぼ一致する。中折り
された用紙束は搬送ローラ対95により搬送され中折り
排紙部96に排紙される。
【0030】次に、用紙搬送装置を有するスタック部の
構成を説明する。図2は図1の用紙搬送装置を有するス
タック部の構成を示す断面図、図3は用紙搬送の各工程
を示す図である。
【0031】図2、図3に示すように、スタック部70
は第1搬送手段、中間皿、整合手段および用紙搬送装置
等で構成されている。搬送ローラ73Bはカバー用紙
K、記録用紙Sを搬送する。また、従動プーリ71aと
駆動プーリ71bに巻回された搬送ベルト72には用紙
の先端部を支持する用紙先端支持部72aが形成されて
いる。なお、用紙先端支持部72aは搬送ベルト72に
より往復動する(第1搬送手段)。
【0032】中間皿75は、傾斜して用紙を載置する載
置台である。また、整合手段74は用紙が中間皿75上
に放出される用紙受け入れ時には、用紙幅より広く開放
され、中間皿75上を滑落して可動ストッパ部材87に
当接して停止するときには、用紙の幅方向の側縁を軽打
して用紙束の幅整合を行う。
【0033】後処理手段であるステープル機構80は、
用紙に平綴じまたは中綴じを行う。中間皿75の用紙積
載面の一部に切り欠き部が形成されていて、駆動プーリ
76aと従動プーリ76bに巻回された複数の搬送ベル
ト77が回動可能に駆動される。搬送ベルト77の一部
に排出爪77a、77bが形成されており用紙を搬送す
る(用紙搬送装置)。
【0034】ここで、カバー用紙Kと記録用紙Sの2枚
を平綴じする場合を例に用紙の搬送を説明する。図1、
図3に示すように、用紙送り出し装置40から排出され
たカバー用紙Kは第4搬送路と第3搬送路を搬送さ
れる。カバー用紙Kは搬送ローラ73Bにより挟持搬送
され、カバー用紙Kの先端部は傾斜配置された搬送ベル
ト72に形成した用紙先端支持部72aに支持されて移
動する(図3(a)参照)。
【0035】その後、搬送ローラ73Bからカバー用紙
Kの後端部が離れた後は、カバー用紙Kの自重により下
降に転じ、中間皿75の傾斜面上を滑落し、ステープル
機構80の近傍に形成した可動ストッパ部材(用紙突き
当て面)87にカバー用紙Kの後端部が当接して停止す
る。
【0036】次に、図1に示すように、画像形成装置A
から排出された画像形成済みの記録用紙Sは、受け入れ
部31に導入され、第3の搬送路を搬送される。
【0037】用紙先端支持部72aは待避した状態で、
搬送ローラ73Bにより記録用紙Sの後端部が搬送され
る(図3(b)参照)。
【0038】その後、用紙の後端部が離れ、記録用紙S
は自重により下降に転じ、中間皿75の傾斜面上を滑落
し、ステープル機構80の近傍に形成した可動ストッパ
部材87に記録用紙Sの後端部が当接して停止する。カ
バー用紙Kと記録用紙Sとは幅方向の側縁を軽打して用
紙束の幅揃え(幅整合)を行う。カバー用紙Kと記録用
紙Sが整合されると、ステープル機構80により平綴じ
が行われる。
【0039】ステープル処理された用紙束は、駆動プー
リ76aと従動プーリ76bに巻回された搬送ベルト7
7に形成した2つの排出爪の内、排出爪77bにより用
紙束の後端部を押して中間皿75の載置面上を滑走して
斜め上方に押し上げられる。この間に搬送ベルトに形成
したもう1つの排出爪77aは次の用紙搬送準備のため
に移動する。排出ローラ対68のニップ位置に進行す
る。ステープルされた用紙束が排出中に、次の用紙の先
端部を用紙先端支持部72aで支持されステープルされ
た用紙束と干渉しないように搬送される。以降は、図1
に示すように、可動排紙皿66に排出される(図3
(c)参照)。
【0040】なお、上記の実施の形態では、用紙先端支
持部72aは、搬送ベルト72により往復動したが、図
4に示すように、搬送ベルト72に2つの用紙先端支持
部72a、72bを設けて、一方向に移動するように
し、用紙先端支持部72aまたは72bと搬送ローラ7
3Bにより用紙を搬送し、搬送された用紙は後処理後に
搬送ベルト77に形成した排出爪77a、77bにより
さらに搬送される。なお、用紙先端支持部72a、72
bの待避位置を図4において2点鎖線で示す。
【0041】以上のように、搬送ベルト77に2つの排
出爪76a、76bを設けた簡易な機構で、用紙を効率
よく迅速に搬送できる。
【0042】(実施の形態2)次に、用紙を2枚重ねて
記録用紙を平綴じして用紙を搬送する場合を例に説明す
る。実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。図
5、図6は用紙搬送の各工程を示す図である。
【0043】図1に示すように、画像形成装置Aから排
出された1枚目の記録用紙Sは、受け入れ部31に導入
され、シフト穿孔部50、第1折り部20を通過して、
搬送ローラ対32により搬送されて、上方の第1の切り
替えゲートG1を通過して、下方に開放状態に形成され
た通路36を通過する。さらに、図2に示すように、搬
送ローラ対37に挟持されて、第2の切り替えゲートG
2の下方の通路38Bを通過して、さらに第3の切り替
えゲートG3の上方の通路38Cを通過して下流の搬送
ローラ73Aにより挟持搬送され、一旦、搬送ローラ7
3Bで停止する。同様にして、2枚目の記録用紙Sは第
2の切り替えゲートG2の下方の通路38Bを通過し
て、さらに第3の切り替えゲートG3の下方の通路38
Dを通過して下流の搬送ローラ73Aにより挟持搬送さ
れ用紙2枚が重なって搬送ローラ73Bで停止する(図
5(a)参照)。
【0044】ここで、搬送ローラ73Bの回転により、
2枚の用紙束の先端部が用紙先端支持部72aに支持さ
れて搬送される(図5(b)参照)。
【0045】その後、搬送ローラ73Bから2枚の記録
用紙Sの後端部が離れた後は、2枚の記録用紙Sは自重
により下降に転じ、中間皿75の傾斜面上を滑落し、ス
テープル機構80の近傍に形成した可動ストッパ部材8
7に2枚の記録用紙Sの後端部が当接して停止する。
【0046】この停止位置において、中間皿75上に2
枚の記録用紙Sが整合されると、ステープル機構80に
より用紙束が平綴じ合わされる(図5(c)参照)。
【0047】ステープル処理された用紙束は、駆動プー
リ76aと従動プーリ76bに巻回された搬送ベルト7
7に形成した2つの排出爪の内、排出爪77bにより2
枚の記録用紙Sの後端部を押し、中間皿75の載置面上
を滑走して斜め上方に押し上げられる。搬送ベルト77
に形成されたもう一つの排出爪77aも移動する。用紙
は排出ローラ対68のニップ位置に進行する。同時に、
次の2枚の記録用紙Sが中間皿75に載置を始める(図
6(d)参照)。
【0048】次の2枚の記録用紙Sが中間皿75に載置
される。ステープル処理後に今度は搬送ベルト77に形
成した2つの排出爪の内、排出爪77aにより2枚の記
録用紙Sの後端部を押し搬送される(図6(e)参
照)。
【0049】以上のように、搬送ベルト77に2つの排
出爪77a、77bを設けた簡易な機構で、用紙を効率
よく迅速に搬送できる。
【0050】
【発明の効果】以上のように構成したので下記のような
効果を奏する。
【0051】本発明の用紙搬送装置によれば、簡易な機
構で用紙を効率よく迅速に搬送できるようになった。ま
た、本発明の用紙後処理装置によれば、簡易な機構で確
実に後処理された用紙を効率よく迅速に搬送できるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の用紙後処理装置を備えた画像形成
装置の構成断面図である。
【図2】図1の用紙搬送装置を有するスタック部の構成
を示す断面図である。
【図3】用紙搬送の各工程を示す図である。
【図4】他のスタック部の構成を示す断面図である。
【図5】用紙搬送の各工程を示す図(その1)である。
【図6】用紙搬送の各工程を示す図(その2)である。
【符号の説明】
75 中間皿 77 搬送ベルト 77a、77b 排出爪 80 ステープル機構 S 記録用紙(用紙) K カバー用紙(用紙) B 用紙後処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山川 幹彦 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 3F049 AA02 BA02 LA01 LB02 LB03 3F054 AA01 AC02 BA04 BJ06 BJ11 DA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を搬送する用紙搬送装置において、
    一方向に移動する無端の搬送ベルトと、前記用紙の後端
    部に当接するために前記搬送ベルトに形成した2つの排
    出爪と、前記搬送ベルトを駆動して前記排出爪により前
    記用紙を搬送することを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送ベルトの上部は前記用紙が自重
    で滑る傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記載
    の用紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 2つの排出爪は前記搬送ベルトに等分割
    の位置に形成したことを特徴とする請求項1または2に
    記載の用紙搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送ベルトの上面と平行に前記用紙
    を載置する中間皿を設け、前記用紙が前記排出爪に押さ
    れ前記中間皿上を摺動することを特徴とする請求項1、
    2または3に記載の用紙搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記用紙はステープルされた用紙束であ
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記
    載の用紙搬送装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項に記載の
    用紙搬送装置により、後処理された用紙を機外に排出す
    ることを特徴とする用紙後処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007084252A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Toshiba Tec Corp 紙葉類処理装置
US7992864B2 (en) 2007-01-22 2011-08-09 Kyocera Mita Corporation Sheet processing device and image forming apparatus
JP2013006688A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Ricoh Co Ltd シート後処理装置

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