JP2011170730A - 半導体装置及びデータ処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】中央処理装置が設定した低消費電力状態の解除に伴う電力消費と処理時間を短縮することができ、且つ、中央処理装置が既に設定した低消費電力状態の強制解除と復帰との関係の制御を容易に行うことができる半導体装置を提供する。
【解決手段】中央処理装置(41)自らに対して、そして被制御回路(12,22)に対して、電源及びクロックの停止と供給を制御する低消費電力のための制御機構に、所定の被制御回路から出力される電源及びクロックの停止を要求する信号(400)が要求する期間だけ、別の被制御回路に対して既に設定されている電源及びクロックの供給停止を強制解除する、強制解除制御回路(70)を採用し、強制解除に中央処理装置を介在させることを要さず、また、所定の被制御回路からの要求が終われば元の低消費電力状態に復帰されるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部回路のブロック単位で電源及びクロックの停止と供給の制御が行われる半導体装置に関し、例えばマイクロコンピュータに適用して有効な技術に関する。
マイクロコンピュータなどの半導体装置には、待機時の消費電力を削減するために、例えば半導体装置の内部を機能ブロック毎に分割し、個別に電源の供給や停止制御を行ったり、機能ブロックへのクロックを個別に供給又は停止したりする機能を備えるものがある。例えば電源やクロックの停止又は供給を指示する制御レジスタを機能ブロック毎に電源制御回路及びクロック制御回路に配置し、中央処理装置が命令を実行してそのレジスタを操作することによって電源やクロックの停止及び供給を制御することができる。その他に、特許文献1では電源制御回路に割り込み電源制御テーブルを配置し、これに従った割り込み制御によって電源及びクロックの供給再開を機能ブロック毎に行なうことが記載される。また、特許文献2には低消費電力モードを有するマイクロコンピュータにおいて外部端子から供給される外部信号によって低消費電力モードに遷移させることにより、低消費電力モードへの遷移に中央処理装置の動作を必要としないことが記載される。
特開2008−181329号公報 特開平11−202968号公報
しかしながら、中央処理装置の命令実行によって制御レジスタを操作して機能部ロック毎に電源やクロックの停止又は供給を制御する場合には、機能ブロックに対する電源及びクロックの停止又は供給状態を変更する場合には少なくとも制御レジスタを操作するための命令を中央処理装置に実行させなければならず、そのためだけに動作停止中の中央処理装置へ電源及びクロックの供給を再開しなければならない場合も生じ、中央処理装置による電力消費を思うように低減することができない。
特許文献1の割り込み電源制御テーブルを用いて電源及びクロックの供給を再開する技術においては低消費電力状態の解除に中央処理装置の動作を必要としない点で、低消費電力については実現されるが、CPUなどによって先に指示された低消費電力状態への復帰について考慮されていない。
特許文献2の技術は外部端子から供給される外部信号によって低消費電力モードに遷移させることにより、低消費電力モードへの遷移に中央処理装置の動作を必要としない点で、低消費電力は実現されるが、低消費電力モードの解除について考慮されていない。
外部端子からの入力によって低消費電力状態へ遷移し、割込みを用いて低消費電力状態から復帰するとしても、一旦設定された低消費電力状態とその後の低消費電力状態の解除との間の優先順位若しくは調停について考慮した制御を採用することが必要な場合がある。例えば、一時的に低消費電力状態を解除して必要な処理を行った後に再度低消費電力状態に復帰させるという処理を繰り返すような場合を想定すると、それに好適な低消費電力状態の解除及び復帰のための制御が必要になると考えられる。
本発明の目的は、中央処理装置が設定した低消費電力状態の解除に伴う電力消費と処理時間を短縮することができ、しかも、中央処理装置が既に設定した低消費電力状態の強制解除と復帰との関係の制御を容易に行うことができる半導体装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、半導体装置の低消費電力制御の解除に伴う電力消費と処理時間を短縮することができ、しかも、半導体装置の低消費電力状態の強制解除と復帰との関係の制御が容易なデータ処理システムを提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、中央処理装置自らに対して、そして被制御回路に対して、電源及びクロックの停止と供給を制御する低消費電力のための制御機構に、所定の被制御回路から出力される電源及びクロックの停止を要求する信号が要求する期間だけ、別の被制御回路に対して既に設定されている電源及びクロックの供給停止を強制解除する、強制解除制御回路を採用し、強制解除に中央処理装置を介在させることを要さず、また、所定の被制御回路からの要求が終われば元の低消費電力状態に復帰されるようにする。
したがって、中央処理装置が低消費電力状態であっても他の被制御回路の低消費電力状態を強制解除するために中央処理装置を動作可能な状態に復帰させることが必要とされず、この点において低消費電力と処理時間の短縮に資することができる。また、所定の被制御回路からの要求が終われば元の低消費電力状態に復帰されるので、中央処理装置の命令実行によって既に設定された低消費電力状態の強制解除と復帰との関係を規定する制御が簡単である。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、中央処理装置が設定した低消費電力状態の解除に伴う電力消費と処理時間を短縮することができ、しかも、中央処理装置が既に設定した低消費電力状態の強制解除と復帰との関係を規定する制御が容易になる。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るマイクロコンピュータの構成を例示するブロック図である。 図2は図1のマイクロコンピュータにおける低消費電力制御の詳細な構成を例示するブロック図である。 図3は電源及びクロックの供給停止を強制解除する動作タイミングを例示するタイミングチャートである。 図4は電源及びクロックの供給停止が強制解除された状態から復帰する動作タイミングを例示するタイミングチャートである。 図5は図1のマイクロコンピュータによる音楽データ再生処理の全体的なタイミングチャートである。 図6は図5のタイミングaとタイミングbの期間における詳細な動作タイミングを示すタイミングチャートである。 図7は図1のマイクロコンピュータにおいて電源領域40、20A,20B、及び30への電源とクロックの供給が停止された状態を示すブロック図である。 図8は図1のマイクロコンピュータにおいてSDRAM121が保持する音楽データをDMAC14を用いてメモリ13に転送する動作の状態を例示するブロック図である。 図9は図1のマクロコンピュータにおいてSDRAM121上の音楽データがなくなる前に、メモリカードインタフェース31を介してメモリカード122から音楽データを読込んでSDRAM121に展開する動作の状態を示すブロック図である。 図10は本発明の第2の実施の形態に係るマイクロコンピュータの一部を例示するブロック図である。 図11は本発明の第3の実施の形態に係るマイクロコンピュータの構成を例示するブロック図である。 図12は図11のマイクロコンピュータ1001のスタンバイ状態におけるクロック及び電源の供給状態を示すブロック図である。 図13は図11のマクロコンピュータにおいて外部データ処理デバイス1121がマイクロコンピュータ1001のアドレス空間に配置された不揮発性メモリ1120をアクセスしようとする場合における電源及びクロックの遮断を解除した状態を示すブロック図である。 図14は本発明の第4の実施の形態に係るマイクロコンピュータを例示するブロック図である。
1.実施の形態の概要
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面中の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕<内部信号に基づく強制解除制御回路>
本発明の代表的な実施の形態に係る半導体装置(1)は、電源及びクロックの停止と供給の制御対象にされると共に命令を実行する中央処理装置(41)と、電源及びクロックの停止と供給の制御対象にされる複数の被制御回路(10,20A,20B,30に配置された回路)と、前記中央処理装置の命令実行に基づいて、前記中央処理装置及び前記被制御回路に対する電源及びクロックの停止と供給を制御する電源及びクロックの制御回路路(80,90)と、所定の前記被制御回路(12)から出力される電源及びクロックの要求信号(400)が要求する期間だけ、前記電源及びクロックの制御回路路が別の被制御回路(20Bに配置された回路)に対して行う電源及びクロックの供給停止を強制解除する、強制解除制御回路(70)と、を有する。
上記によれば、中央処理装置自らが特定の被制御回路に設定した電源及びクロックの停止状態を強制解除するのに中央処理装置を介在させることを要しないから、中央処理装置が低消費電力状態であっても他の被制御回路の低消費電力状態を強制解除するのに中央処理装置を動作可能な状態に復帰させることを必要としない。この点において低消費電力と処理時間短縮に資することができる。また、所定の被制御回路からの電源及びクロック供給の要求が終われば元の低消費電力状態に復帰されるから、中央処理装置の命令実行によって既に設定される電源及びクロックの停止状態に対する強制解除と復帰との関係を規定する制御が簡単になる。
〔2〕<電源クロック制御回路>
項1の半導体装置において、前記電源及びクロックの制御回路は、複数の前記被制御回路毎に電源及びクロックの停止と供給を制御するための制御データを保持する制御レジスタ(81〜84,91)と、前記制御レジスタに設定された制御データと前記強制解除制御回路による前記強制解除の指示信号とを入力して前記被制御回路に対する電源及びクロックの供給と停止を制御する制御ロジック(86〜88,92)とを有する。前記制御ロジックは、前記制御データが電源及びクロックの供給を指示するときは電源及びクロックを供給させ、前記制御データが電源及びクロックの停止を指示し且つ電源及びクロックの要求信号が電源及びクロックの供給を要求していないときは電源及びクロックを停止させ、前記制御データが電源及びクロックの停止を指示し且つ電源及びクロックの要求信号が電源及びクロックの供給を要求しているときは電源及びクロックを供給させる。
中央処理装置の命令実行によって既に設定される電源及びクロックの停止状態に対する強制解除と復帰との関係を規定する制御を制御ロジックによって簡単に行うことができる。
〔3〕<解除タイミングと復帰タイミング>
項1又は2の半導体装置において、前記強制解除制御回路は前記被制御回路に対する電源及びクロックの供給及び停止の状態を示す状態信号(404_1〜404_4,406)を前記電源及びクロックの制御回路から受けとり、受取った状態信号を参照して前記電源及びクロックの供給停止の解除タイミングと解除からの復帰タイミングを制御する。
ハンドシェークで的確に解除と復帰のタイミング制御を行うことができる。
〔4〕<解除タイミングと復帰タイミング>
項1又は2の半導体装置において、前記強制解除制御回路は、タイマを用いて、前記電源及びクロックの供給停止の解除タイミングと解除からの復帰タイミングを制御する。
タイミング制御のために状態を把握する信号を不要とすることができる。
〔5〕<割込みコントローラ>
項1の半導体装置において、前記所定の被制御回路から供給される割込み要求(402)に応答して、電源及びクロックの供給が停止されている前記中央処理装置に対する電源及びクロックの供給を前記電源及びクロックの制御回路に再開させる割込みコントローラ(60)を有する。
自らへの電源及びクロックの供給停止を制御する中央処理装置の低消費電状態の解除を割込みによって行うことができる。
〔6〕<データを処理する回路と第1のインタフェース回路>
項5の半導体装置において、前記所定の被制御回路は取り込んだデータを処理する回路(12)であり、前記別の被制御回路は前記被制御回路からの要求に基づいて前記所定の被制御回路が取り込むためのデータを供給する第1のインタフェース回路(22)である。
これにより、データを処理する回路は、処理するデータが尽きる前に又は尽きたとき、低消費電力状態の第1のインタフェース回路の低消費電力状態を解除して必要なデータの供給を受け、データを取得した後に第1のインタフェース回路を低消費電力状態に復帰させることができる。
〔7〕<第2のインタフェース回路>
項6の半導体装置において、前記別の被制御回路が前記所定の被制御回路に供給するためのデータを前記中央処理装置の制御によって取得する第2のインタフェース回路(31)を更に備える。
これにより、データを処理する回路に第1のインタフェース回路が供給するデータが尽きる前に又は尽きたとき、そのデータの供給を受けるデータを処理する回路は割込みなどによって中央処理装置に第2のインタフェース回路を介して取得したデータを第1のインタフェース回路に渡すことができる。
〔8〕<メモリコントローラ、ファイルメモリコントローラ>
項7の半導体装置において、前記データを処理する回路は、DMAC(14)、前記DMACで取り込んだデータを保持するバッファメモリ(13)、及び前記バッファッメモリに取り込んだデータを演算処理する演算回路(15)を備えて成る。前記第1のインタフェース回路は半導体装置の外部に接続されるメモリを制御するメモリコントローラ(22)である。前記第2のインタフェース回路は半導体装置の外部に接続されるファイルメモリを制御するファイルメモリコントローラ(31)である。
〔9〕<データ処理システム>
本発明の別の実施の形態に係るデータ処理システムは、項8の半導体装置(1)と、前記半導体装置が備える前記メモリコントローラに当該半導体装置の外部から接続されたメモリ(121)と、前記半導体装置が備える前記ファイルメモリコントローラに当該半導体装置の外部から接続されたファイルメモリ(122)と、を有する。
〔10〕<外部信号に基づく強制解除制御回路>
本発明の別の実施の形態に係る半導体装置は、電源及びクロックの停止と供給の制御対象にされると共に命令を実行する中央処理装置(41)と、電源及びクロックの停止と供給の制御対象にされる複数の被制御回路(1010,1030,1302に配置された回路)と、前記中央処理装置の命令実行に基づいて、前記中央処理装置及び前記被制御回路に対する電源及びクロックの停止と供給を制御する電源及びクロックの制御回路路(1080,1090)と、第1の外部入力端子(1400)から入力される電源及びクロックの要求信号(1401)が要求する期間だけ、前記電源及びクロックの制御回路路が所定の被制御回路(1030,1010に配置された回路)に対して行う電源及びクロックの供給停止を強制解除する、強制解除制御回路(1070)と、を有する。
前記項1の半導体装置とは、第1の外部入力端子からの入力に従って電源及びクロックの供給停止を強制解除する点が相違される。項10の半導体装置においても同様に、中央処理装置が低消費電力状態であっても他の被制御回路の低消費電力状態を強制解除するのに中央処理装置を動作可能な状態に復帰させることを必要としないから、低消費電力と処理時間短縮に資することができ、また、中央処理装置の命令実行によって既に設定される電源及びクロックの停止状態に対する強制解除と復帰との関係を規定する制御が簡単になる。
〔11〕<電源及びクロックの制御回路>
項10の半導体装置において、前記電源及びクロックの制御回路は、複数の前記被制御回路毎に電源及びクロックの停止と供給を制御するための制御データを保持する制御レジスタ(81〜84,91)と、前記制御レジスタに設定された制御データと前記強制解除制御回路による前記強制解除の指示信号とを入力して前記被制御回路に対する電源及びクロックの供給と停止を制御する制御ロジック(86〜88,92)とを有する。前記制御ロジックは、前記制御データが電源及びクロックの供給を指示するときは電源及びクロックを供給させ、前記制御データが電源及びクロックの停止を指示し且つ電源及びクロックの要求信号が電源及びクロックの供給を要求していないときは電源及びクロックを停止させ、前記制御データが電源及びクロックの停止を指示し且つ電源及びクロックの要求信号が電源及びクロックの供給を要求しているときは電源及びクロックを供給させる。
中央処理装置の命令実行によって既に設定される電源及びクロックの停止状態に対する強制解除と復帰との関係を規定する制御を制御ロジックによって簡単に行うことができる。
〔12〕<所定の被制御回路>
項10の半導体装置において、前記所定の被制御回路は外部デバイス(1121)に対してスレーブインタフェース動作されるスレーブインタフェース回路(1031)である。
所定の被制御回路としてスレーブインタフェース回路に着目すると、中央処理装置によって低消費電力状態に設定されたスレーブインタフェース回路をマスタデバイスのような外部デバイスがアクセスするとき、当該外部デバイスの必要に応じてスレーブインタフェース回路の低消費電力状態を解除して動作させることが可能になる。
〔13〕<割込みコントローラ>
項12の半導体装置において、第2の外部入力端子(1402)から入力される割込み要求(1403)に応答して、電源及びクロックの供給が停止されている前記中央処理装置に対する電源及びクロックの供給を前記電源及びクロックの制御回路に再開させる割込みコントローラ(1060)を有する。
自らへの電源及びクロックの供給停止を制御する中央処理装置の低消費電状態の解除を外部からの割込み要求によって行うことができる。
〔14〕<データ処理システム>
本発明の別の実施の形態に係るデータ処理システムは、項13の半導体装置(1001)と、前記半導体装置が備える前記スレーブインタフェース回路(1031)、前記第1外部端子及び第2外部端子に接続された前記外部デバイス(1121)と、を有する。
〔15〕<所定の被制御回路>
項10の半導体装置において、前記所定の被制御回路は、前記半導体装置の外部から制御を受ける第1の被制御回路(1031)及び前記第1の被制御回路によって制御される第2の被制御回路(1011)である。
これによれば、中央処理装置によって第2の制御回路と共に低消費電力状態に設定された第1の被制御回路を半導体装置の外部から制御するとき、当該外部の必要に応じて第1の被制御回路及び第2の被制御回路の低消費電力状態を解除して外部から第1の被制御回路を動作させ、動作された第1の被制御回路で第2の被制御回路を動作させることが可能になる。
〔16〕<スレーブインタフェースとメモリインタフェース>
項15の半導体装置において、前記第1の被制御回路は外部データ処理デバイスによってスレーブインタフェース動作されるスレーブインタフェース回路(1031)であり、前記第2の被制御回路は前記スレーブインタフェース回路及び前記中央処理装置によって制御されるメモリインタフェース回路(1011)である。
所定の被制御回路としてスレーブインタフェース回路とメモリインタフェース回路に着目すると、中央処理装置によってメモリインタフェース回路と共に低消費電力状態に設定されたスレーブインタフェース回路をマスタデバイスのような外部デバイスが制御して前記メモリインタフェースに接続する外部メモリなどをアクセスするとき、当該外部デバイスの必要に応じてスレーブインタフェース回路及びメモリインタフェース回路の低消費電力状態を解除して外部からスレーブインタフェース回路を通してメモリインタフェース回路を動作させることが可能になる。
〔17〕<割込みコントローラ>
項16の半導体装置において、第2の外部入力端子(1402)から入力される割込み要求(1403)に応答して、電源及びクロックの供給が停止されている前記中央処理装置に対する電源及びクロックの供給を前記電源及びクロックの制御回路に再開させる割込みコントローラ(1060)を有する。
自らへの電源及びクロックの供給停止を制御する中央処理装置の低消費電状態の解除を外部からの割込み要求によって行うことができる。
〔18〕<データ処理システム>
本発明の別の実施の形態に係るデータ処理システムは、項17の半導体装置(1001)と、前記半導体装置が備える前記スレーブインタフェース、前記第1外部端子及び第2外部端子に接続された前記外部データ処理デバイス(1121)と、前記メモリインタフェース回路に接続された外部メモリデバイス(1120)と、有する。
〔19〕<スレーブインタフェースと内部メモリ>
項15の半導体装置において、前記第1の被制御回路は外部データ処理デバイスによってスレーブインタフェース動作されるスレーブインタフェース回路(1031)であり、前記第2の被制御回路は前記スレーブインタフェース回路及び前記中央処理装置によって制御される内部メモリ(2011)である。
所定の被制御回路としてスレーブインタフェース回路と内部メモリに着目すると、中央処理装置によって内部メモリと共に低消費電力状態に設定されたスレーブインタフェース回路をマスタデバイスのような外部デバイスが制御して前記内部メモリをアクセスするとき、当該外部デバイスの必要に応じてスレーブインタフェース回路及び内部メモリの低消費電力状態を解除して外部からスレーブインタフェース回路を通して内部メモリを動作させることが可能になる。
〔20〕<割込みコントローラ>
項19の半導体装置に置いて、第2の外部入力端子(1402)から入力される割込み要求(1403)に応答して、電源及びクロックの供給が停止されている前記中央処理装置に対する電源及びクロックの供給を前記電源及びクロックの制御回路に再開させる割込みコントローラ(1060)を有する。
自らへの電源及びクロックの供給停止を制御する中央処理装置の低消費電状態の解除を外部からの割込み要求によって行うことができる。
〔21〕<データ処理システム>
本発明の別の実施の形態に係るデータ処理システムは、請求項20記載の半導体装置(2001)と、前記半導体装置が備える前記スレーブインタフェース、前記第1外部端子及び第2外部端子に夫々接続された前記外部データ処理デバイス(1121)と、有する。
〔22〕<内部信号に基づく強制解除制御回路>
本発明の別の観点によるデータ処理システムは、低消費電力状態の設定と解除の制御対象にされると共に命令を実行する中央処理装置と、低消費電力状態の設定と解除の制御対象にされる複数の被制御回路と、前記中央処理装置の命令実行に基づいて、前記中央処理装置及び前記被制御回路に対する低消費電力状態の設定と解除を制御する低消費電力制御回路路と、所定の前記被制御回路から出力される要求信号が要求する期間だけ、前記低消費電力制御回路路が別の被制御回路に対して設定した低消費電力状態を強制解除する、強制解除制御回路と、を有する。
これは、項1の半導体装置における電源及びクロックの停止と供給を、電源やクロックの停止と供給だけでなく電源の電圧やクロックの周波数制御などの手段にまで拡張される低消費電力状態の設定と解除という概念に置き換えたものである。
〔23〕<外部信号に基づく強制解除制御回路>
本発明の別の観点によるデータ処理システムは、低消費電力状態の設定と解除の制御対象にされると共に命令を実行する中央処理装置と、低消費電力状態の設定と解除の制御対象にされる複数の被制御回路と、前記中央処理装置の命令実行に基づいて、前記中央処理装置及び前記被制御回路に対する低消費電力状態の設定と解除を制御する低消費電力制御回路路と、第1の外部入力端子から入力される要求信号が要求する期間だけ、前記低消費電力制御回路路が所定の被制御回路に対して設定した低消費電力状態を強制解除する、強制解除制御回路と、を有する。
これは項10の半導体装置に対して項24と同様の観点による概念の拡張を行ったものである。
2.実施の形態の詳細
実施の形態について更に詳述する。
[実施の形態1]
《マイクロコンピュータの全体的な構成》
図1には本発明の第1の実施の形態に係るマイクロコンピュータの構成が例示される。マイクロコンピュータ1は半導体装置の一例であり、特に制限されないが、単結晶シリコンのような1個の半導体基板に相補型電界効果トランジスタ製造技術によって形成される。
マイクロコンピュータ1は内部の回路ブロック毎に電源及びクロックの停止と供給による低消費電力制御機能を備える。マイクロコンピュータ1の内部への電源供給は内部電源スイッチ回路110が行い、内部へのクロックの供給はクロックパルスジェネレータ(CPG)100が行う。内部電源スイッチ回路110は内部電源301〜307を出力し、クロックパルスジェネレータ100はクロック201〜209を出力する。
マイクロコンピュータ1の内部は、内部電源スイッチ回路110から個別に電源の停止と供給が制御される領域として複数の電源領域に区分けされる。例えば電源領域は、電源304が供給される音関係IP電源領域10、電源305が供給される内部バスB1電源領域20A、電源306が供給される内部バスB2及びC電源領域20B、電源303が供給されるCPU周辺回路電源領域30、電源301が供給されるCPU電源領域40、電源302が供給されるマルチメディア電源領域50、及びそれ以外の領域である電源307が供給される常時電源オン領域に区分けされる。各電源領域に対する電源の停止と供給に同期的にクロックの停止と供給が制御されるものであるが、一部では同じ電源領域に対して周波数などの異なるクロック信号が供給されるようになっている。内部電源301〜307は、特に限定しないが、全て同一の電源電位であってもよい。また、必要に応じて1以上の電源領域に供給する第1電源電位とそれ以外の電源領域に供給する第1電源電位とは異なる第2電源電位の組合せで構成されてもよい。
CPU電源領域40には命令フェッチし、フェッチした命令を解読して、命令を実行するCPU(中央処理装置)41が配置される。CPU41にはクロック201が供給され、これに同期してCPU41は命令を実行する。
内部バスB1電源領域20AにはCPU41に接続する内部バス(B1)25が配置され、内部バス(B1)25はクロック203に同期して動作される。
マルチメディア電源領域50にはバスブリッジ51を介して内部バス(B1)25に接続される内部バス(A)53を備え、内部バス53に接続されたマルチメディアCPU52及びそれによって制御されてマルチメディア処理を行う1若しくは複数のマルチメディアモジュール54が設けられる。マルチメディア電源領域50の回路はクロック302に同期動作される。
内部バスB2及びC電源領域20Bにはバスブリッジ24を介して内部バス(B1)25に接続される内部バス(B2)21及びこれに接続された内部バス(C)23を備え、内部バス21にはDRAMインタフェース22が接続される。内部バス(B2)21はクロック204に同期して伝送動作を行い、内部バス(C2)23はクロック205に同期して伝送動作を行う。DRAMインタフェース22はマイクロコンピュータ1の外部配置されたシンクロナスDRAM(SDRAM)121のメモリ動作をクロック206に同期して制御する。
音関係IP電源領域10には内部バス21に接続される音楽再生用の信号処理を行う信号処理回路(SPU)12とオーディオインタフェース11が設けられ、それらはクロック208に同期動作させる。信号処理回路12はメモリ13、ダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMAC)14及びディジタルシグナルプロセッサ(DSP)15を有する。DMAC14はDSP15によってそのデータ転送の起動が指示されるとDRAMインタフェース206を介してSDRAM121から音楽データをメモリ13に転送し、DSP15はメモリ13が保持する音楽データを再生可能な所定のフォーマットに伸張する処理などを行ってオーディオインタフェース11に渡す。オーディオインタフェース11にはオーディオアンプなどを備えた半導体装置であるオーディオLSI120にマイクロコンピュータ1の外部で接続される。オーディオインタフェース11はオーディオLSI120からのサンプリングレートに同期して伸張された音楽データをオーディオLSI120に供給する。
CPU周辺回路電源領域30には内部バス23に夫々接続されたメモリカードインタフェース31及びタイマなどの他に1若しくは複数のCPU周辺回路32が配置され、それらはクロック207に同期動作される。メモリカードインタフェース31にはマイクロコンピュータ1の外部でメモリカード122が着脱自在に接続される。メモリカードインタフェース31はCPU41などからのアクセス指示に従ってメモリカード122をファイルメモリとしてファイルアクセスのためのインタフェース制御を行う。
例えばメモリカード122が音楽データを保持する場合、CPU41がメモリカードインタフェース31を介してメモリカード122からバス23を経由して音楽データを読み出し(データパスDPS1)、読み出した音楽データをバス25,21を経由してDRAMインタフェース22を用いてSDRAM121に蓄積される(データパスDPS2)。SDRAM121に格納された音楽データは順次DMAC14による転送制御によってメモリ13に一次的に格納され(データパスDPS3)、格納された音楽データはDSP15に読み出されて伸長処理などのディジタル信号処理の対象にされる(データパスDPS4)。伸長された音楽データはオーディオインタフェース11を経由してオーディオLSI120に供給される(データパスDPS5)。
電源307が供給される常時電源オン領域には、特に制限されないが、前記クロックパルスジェネレータ100及び内部電源スイッチ回路110のほかに、割込みコントローラ60、強制解除制御回路70、クロック制御回路80、及び内部電源制御回路90等が配置される。常時電源オン領域の回路には常時動作クロック209が供給される。常時電源オン領域以外に配置された回路はクロック及び電源の停止と供給の制御対象にされる被制御回路の一例とされる。
前記クロックパルスジェネレータ100は、マイクロコンピュータ1の外部に配置されたクロック発振器123からの原発振が高周波デバイス(RFIC)で分周処理されて外部端子から入力される外部クロックEXCLKが供給される。フェーズロックドループ回路(PLL)111は外部クロックEXCLKに同期する内部クロックを生成し、内部クロックは分周器112で分周され、分周された各種クロックは停止制御スイッチ回路113を通して前記クロック201〜208として各部に供給される。また、分周器112から出力される一つのクロック又はマイクロコンピュータ1の外部に配置されたリアルタイムクロック回路125から供給されるリアルタイムクロックがセレクタ114で選択されて常時動作クロック209として常時電源オン領域の回路に供給される。また、前記内部クロック201〜208は、特に限定されないが、それぞれ異なる周波数であってよい。例えば、CPUクロック201が高速、内部バス203〜204及びDRAMI/Fクロック206が中速、内部バス205およびCPU周辺回路クロック207が低速であってもよい。またそれ以外の組合せの周波数であってもよい。
クロック制御回路80はクロックパルスジェネレータ100によるクロック201〜208の停止及び供給を制御する。内部電源制御回路90は内部電源スイッチ回路110による電源301〜306の停止及び供給を制御する。強制解除制御回路70はCPU41の制御によってクロック及び電源の供給が停止された所定の内部回路(被制御回路)に対して、別の内部回路(被制御回路)からの要求に従って一時的にその所定の内部回路に対するクロック及び電源の供給をクロックパルスジェネレータ100及び内部電源スイッチ回路110に再開させ、要求のネゲートに呼応して再度クロック及び電源の供給を停止させる制御を行う。本実施の形態においてクロック及び電源の供給を停止した状態を単に低消費電力状態とも記す。
本実施の形態では、理解を容易化するために、所定の被制御回路をDSP15とし、別の被制御回路を内部バスB2及びC電源領域20Bの回路(DRAMコントローラ22、内部バス21、バスブリッジ24、及び内部バス23)とする。400は、DSP15が別の被制御回路である内部バスB2及びC電源領域20Bの回路に対する低消費電力状態を強制解除する要求信号(クロック・電源要求信号)であり、401は、別の被制御回路である内部バスB2及びC電源領域20Bの回路における低消費電力状態をDSP15に通知する状態信号(クロック・電源状態信号)である。405は強制解除制御回路70からクロック制御回路80に与えられる内部バスB2及びC電源領域20Bの回路に対する低消費電力状態の強制解除と復帰の制御信号であり、407は強制解除制御回路70から内部電源制御回路90に与えられる内部バスB2及びC電源領域20Bの回路に対する低消費電力状態の強制解除と復帰の制御信号(LSI内部電源要求信号)である。404は、別の被制御回路である内部バスB2及びC電源領域20Bの回路におけるクロックの状態をクロック制御回路80から強制解除制御回路70に通知する状態信号であり、406は、別の被制御回路である内部バスB2及びC電源領域20Bの回路における電源の状態を内部電源制御回路90から強制解除制御回路70に通知する状態信号(LSI内部電源状態信号)である。これを前提として低消費電力状態の強制解除と復帰の制御について詳述する。
《低消費電力状態の強制解除と復帰の制御》
図2にはマイクロコンピュータ1における低消費電力制御の詳細な構成が例示される。
クロック制御回路80はクロックの停止と供給を制御する制御データが内部バス23を介してCPU41によって設定可能なレジスタ81〜84を有する。
レジスタ81は外部クロックソース制御回路85に制御データを与え、その値に従って外部クロックソース制御回路85はクロック発振器123の停止と動作を制御する。クロック発振器123の発振安定か否かは状態信号404_1によって強制解除制御回路70に与えられる。
レジスタ82はPLL制御回路86に制御データを与え、その値に従ってPLL制御回路86はPLL111の停止と動作を制御する。PLL制御回路86によるPLL111の動作安定か否かは状態信号404_2によって強制解除制御回路70に与えられる。
レジスタ83は夫々のクロック201〜208の分周比を決定する制御データを有し、分周比決定制御データは分周制御回路87に与えられ、分周制御回路87は分周比制御データに従って各クロック201〜208の分周比を制御する。分周制御回路87による内部バスB2及びC電源領域20Bの回路へのクロック204〜206の分周停止か否かは状態信号404_3によって強制解除制御回路70に与えられる。
レジスタ84は夫々のクロック201〜207の停止又は供給を決定する制御データを有し、停止供給制御データはクロック停止制御回路88に与えられ、クロック停止制御回路88は停止供給制御データに従って各クロック201〜207の停止又は供給を個別に制御する。クロック停止制御回路88による内部バスB2及びC電源領域20Bの回路へのクロック204〜206の供給停止か否かは状態信号404_4によって強制解除制御回路70に与えられる。
内部電源制御回路90は電源の停止と供給を制御する制御データがCPU41によって内部バスを介して設定可能なレジスタ91を有する。レジスタ91は夫々の電源301〜306の停止又は供給を決定する制御データを有し、停止供給制御データは電源制御回路92に与えられ、電源制御回路92は停止供給制御データに従って各電源301〜306の停止又は供給を個別に制御する。電源制御回路92による内部バスB2及びC電源領域20Bへの電源306の供給安定か否かは状態信号406によって強制解除制御回路70に与えられる。
ここまでの説明から明らかなように、電源及びクロックの供給と停止はCPU41の命令実行によるレジスタ81〜84及びレジスタ91に対する書込み操作によって任意に設定可能にされる。CPU41それ自体も例えばスタンバイ命令を実行して最後に自らのクロック及び電源停止の制御ビットをイネーブルにすることによって低消費電力状態に遷移することができる。
CPU41の低消費電力状態からの復帰は、割り込みコントローラ60に割り込み要求が入ったとき、それに応答して割り込みコントローラ60が割り込み信号をCPU41に出力すると共に復帰要求信号403を活性化して各レジスタ81〜84,91におけるCPU41対応ビットを供給イネーブルの状態に初期化して、電源とクロックをCPU41に供給する動作を再開できるようになっている。
また、一旦設定された電源やクロックの供給停止状態は対応するレジスタ81〜84又はレジスタ91の対応ビットを書換えることによって解除可能である。特に本実施の形態では強制解除制御回路70を用いた解除と復帰が可能にされる。以下それについて詳述する。
強制解除制御回路70は全ての状態信号404_1〜404_4及び406を参照して内部バスB2及びC電源領域20Bの回路へのクロック204〜206と電源306の何れかが供給停止であるとき状態信号401を非活性化してその状態をDSP15に通知する。DSP15はその信号処理上、内部バスB2及びC電源領域20Bの回路の動作を必要とするとき、状態信号401を参照し、これが活性化されていればDRAMインタフェース22経由でSDRAM121から必要なデータを取得する処理を開始する。一方、状態信号401が非活性化されているときは低消費電力状態を強制解除する要求信号400を活性化して強制解除制御回路70に与える。強制解除制御回路70はこれに応答する要求信号405_1〜405_4及び407を活性化してクロック制御回路80及び内部電源制御回路90に与える。
要求信号405_1を受ける外部クロックソース制御回路85は、レジスタ81の制御ビットがクロック発振器123の発振停止を指示していても、要求信号405_1の活性化期間において強制的にクロック発振器123の発振動作を開始させる制御を行う。要求信号405_2を受けるPLL制御回路86は、レジスタ82の制御ビットがPLL動作の停止を指示していても、要求信号405_2の活性化期間において強制的にPLL回路111の動作を開始させる制御を行う。要求信号405_3を受ける分周制御回路87は、レジスタ83におけるクロック204〜206のクロック制御ビットが分周停止を指示していても、要求信号405_3の活性化期間において強制的に当該クロック204〜206の分周動作を開始させる制御を行う。要求信号405_4を受けるクロック停止制御回路88は、レジスタ84におけるクロック204〜206のクロック制御ビットがクロックの供給停止を指示していても、要求信号405_4の活性化期間において強制的に当該クロック204〜206の供給動作を開始させる制御を行う。要求信号407を受ける電源制御回路92は、レジスタ91における電源306の電源制御ビットが電源の供給停止を指示していても、要求信号407の活性化期間において強制的に当該電源306の供給動作を開始させる制御を行う。強制解除制御回路70は全ての状態信号404_1〜404_4,406がクロック及び電源の安定化を示す状態になって初めて状態信号401を活性化し、これを待って、DSP15は内部バスB2及びC電源領域20Bの回路を用いた動作を開始する。尚、クロック発振器123の発振動作の安定化、PLL回路111の発振安定化は、特に制限されないが、外部クロックソース制御回路85、PLL制御回路86が発振状態をサンプリングして判別したり、タイマ動作による安定時間を待って判別したりすることができる。
図3には電源及びクロックの供給停止を強制解除する動作タイミングが例示される。ここでは電源及びクロックの双方が遮断されているときにそれを強制解除する場合が示され、同図より明らかなように、信号400によって解除要求があったとき、電源306が安定化し、外部クロックEXCLKが安定化し、PLL回路の発振が安定化した後に、状態信号401が活性化され、DSP15はそれを受取って初めて内部バスB2及びC電源領域20の回路を用いてSDRAM121へのアクセスを開始する。
図4には電源及びクロックの供給停止が強制解除された状態から復帰する動作タイミングが例示される。ここでは電源及びクロックの双方が遮断されている状態に復帰される場合が示され、同図より明らかなように、信号400によって解除要求がネゲートされたとき、PLL回路111の発振が停止し、次に電源306が遮断され、更にクロック発振器123の発振が停止された後に、状態信号401が非活性化される。クロック停止の後に電源遮断を行なって、電源及びクロック停止状態への復帰に際して誤動作が生じないようにされる。
《音楽データ再生処理》
図5にはマイクロコンピュータ1による音楽データ再生処理の全体的なタイミングチャートが示される。
SPU12は、メモリ13上の音楽データを再生するための処理を行なってオーディオインタフェース11から外部に出力する。SPU12及びオーディオインタフェース11の動作クロック208は、システム全体のクロックとは別系統で供給されており、マイクロコンピュータ1の主なクロックが停止していても動作を継続できる。またその動作に不要な回路の電源領域への電源を遮断する。これにより、音楽再生に伴う電力消費が低減される。例えば図7に例示されるように、電源領域40、20A,20B、及び30への電源とクロックの供給が停止されている。点描パターン領域は電源及びクロックの供給が停止されている領域である。
SPU12は、メモリ13上の音楽データの残りが一定量以下になったら、強制解除制御回路70へ信号400をアサートして、クロック及び電源の供給停止状態の解除を要求する(図5のタイミングa)。要求を受けた強制解除制御回路70はSPU12がSDRAM121にアクセスするために最低限必要なリソース、例えば、内部バス21、DRAMインタフェース22を動作できるように、クロック204,206の停止を解除すると共に電源306の供給停止を解除することでクロックおよび電源を供給状態とする。これによって内部バス21及びDRAMインタフェース22の使用が可能になると、SPU12はSDRAM121が保持する音楽データをDMAC14を用いてメモリ13に転送する(ここでは、SPU12は1秒分の音楽データを、SDRAM121からメモリ13に転送している)。このときの動作状態は図8に例示される。
メモリ13へのデータ転送完了後、SPU12は強制解除制御回路70に対して要求信号400をネゲートし、これによって強制解除制御回路70はクロック204,206の供給停止と電源(内部バスB2およびC電源)306の供給停止を再開して再び図7の状態に戻される(図5のタイミングb)。図6には図5のタイミングaとタイミングbの期間における詳細な動作タイミングが例示されている。
上記図5のタイミングaとbの動作が繰り返されることになるが、その途中で一定時間毎にSPU12は割り込みコントローラ60に割り込み要求402を発行し、これを受ける割込みコントローラ60は復帰要求信号403を活性化し、図9に示されるようにCPU電源領域40へのクロック201の供給と電源301の供給を再開させて、CPU41を動作可能な状態に復帰させる。動作可能にされたCPU41はその割込み要求402に応答する割り込み処理プログラムを実行することによって、SDRAM121上の音楽データがなくなる前に、メモリカードインタフェース31を介してメモリカード122から音楽データを読込んでSDRAM121に展開する動作を行う(図5のタイミングc)(ここでは、CPU41が60秒分の音楽データをメモリカード122から読み込んでSDRAM121に転送している)。
よって、SPU12において音楽データが必要になった時など、SPUの動作のみが必要となった場合には、SPU動作に必要な回路、つまりクロック204,206および電源306を供給することでDRAMI/F22および内部バスB2を動作状態とする。その後SPU12の動作が完了した場合においても、別の回路、例えばCPU41からメモリカード122へのアクセスが発生している場合は、引き続きクロック204,206および電源306の供給を維持した状態となる。つまり、強制解除制御回路70、クロック制御回路80及び内部電源制御回路90の調停制御により、必要な期間のDRAMI/F22および内部バスB2に対するクロックおよび電源供給を維持することが可能となる。それにより、クロック・電源供給の最適化と、必要な期間に必要な回路を動作状態とすることで、低消費電力化を図ることが可能となる。 実施の形態1によれば以下の作用効果がある。
(1)CPU41自らが内部バス電源領域B2及びC領域20の回路に設定した電源及びクロックの停止状態を強制解除するのにCPU41を介在させることを要しないから、CPU41の低消費電力状態において他の内部回路の低消費電力状態を強制解除するのにCPU41を動作可能な状態に復帰させることを必要としない。この点においてマイクロコンピュータ1における低消費電力と処理時間の短縮に資することができる。
(2)強制解除を要求したDSP15からの電源及びクロック供給の要求が終われば元の低消費電力状態に復帰される。要するに、割り込み要求によるCPUのスタンバイ状態からの復帰のようにレジスタ81〜84,91に対する操作は行われないから強制解除の要求がネゲートされれば先にCPU41の命令実行で設定された低消費電力状態に簡単に戻ることができる。したがって、CPU41の命令実行によって既に設定される電源及びクロックの停止状態に対する強制解除と復帰との関係を規定する制御が簡単になる。
(3)強制解除制御回路70は電源及びクロックの供給及び停止の状態を示す状態信号404_1〜4040_4,406をクロック制御回路80及び内部電源制御回路90から受けとり、受取った状態信号を参照して前記電源及びクロックの供給停止の解除タイミングを信号401によってDSP15に通知し、信号405_1〜405_4,407によってクロック制御回路80及び内部電源制御回路90に復帰タイミングを通知するから、強制解除によるクロックと電源の安定化の後にDSP15はクロックと電源供給停止が解除された回路を安定的に動作させることができ、また、クロックと電源供給の停止を再開させるときに当該再開対象回路における誤動作を確実に抑止することができる。要するに、ハンドシェークで的確に解除と復帰のタイミング制御を行うことができる。
(4)SPU12は割り込みコントローラ60に割り込み要求402を発行し、これを受ける割込みコントローラ60は復帰要求信号403を活性化し、CPU電源領域40へのクロック201に供給と電源301の供給を再開させて、CPU41を動作可能な状態に復帰させることができる。要するに、自らへの電源及びクロックの供給停止を制御する中央処理装置41の低消費電力状態の解除を割込み要求に伴って行うことができる。
(5)電源領域10がDMAC14、メモリ13及びDSP15を備え、それによってアクセスされるDRAMインタフェースを電源領域20Bが備えるから、DSP15は処理するデータが尽きる前に又は尽きたとき、低消費電力状態の電源領域20Bの低消費電力状態を解除して必要なデータの供給を受け、データを取得した後に電源領域20Bを低消費電力状態に復帰させることができる。
(6)CPU41の制御によってメモリカード121のデータをSDRAM121に展開するためのメモリカードインタフェース31を電源領域30が備えるから、DSP15に供給するデータがSDRAM121上で尽きる前に又は尽きたとき、DSP15がCPU41への割込み要求402を発行することによりCPU41はメモリカードインタフェース31から取得したデータをSDRAM121に渡すことが可能になる。
[実施の形態2]
図10には本発明の第2の実施の形態に係るマイクロコンピュータの一部が例示される。実施の形態1との相違点は図3における状態信号401、404_1〜404_4、406を廃止し、その代わりに、強制解除制御回路70Aは、タイマを用いて、前記電源及びクロックの供給停止の解除タイミングと解除からの復帰タイミングを制御するようにした。これに伴ってクロック制御回路80Aは信号状態信号401、404_1〜404_4の出力機能を削除した回路86A,87A,88Aを採用し、電源制御回路90Aは信号406の出力機能を削除した回路92Aを採用する。尚、タイマは強制解除制御回路70Aが専用に持つことが望ましい。CPUの周辺回路の一つであるタイマを用いる場合にはその都度当該周辺回路に電源及びクロックを供給しなければならなくなる。その他の構成は実施の形態1と同じであり同一の構成には同一の参照符号を附してその詳細な説明を省略する。
これによればタイミング制御のために状態を把握する信号を不要とすることができる。その他は実施の形態1と同じ作用効果を奏する。
[実施の形態3]
《マイクロコンピュータの全体的な構成》
図11には本発明の第3の実施の形態に係るマイクロコンピュータの構成が例示される。マイクロコンピュータ1001は半導体装置の一例であり、特に制限されないが、単結晶シリコンのような1個の半導体基板に相補型電界効果トランジスタ製造技術によって形成される。
マイクロコンピュータ1001は内部の回路ブロック毎に電源及びクロックの停止と供給による低消費電力制御機能を備える。マイクロコンピュータ1001の内部への電源供給は内部電源スイッチ回路1110が行い、内部へのクロックの供給はクロックパルスジェネレータ(CPG)1100が行う。内部電源スイッチ回路1110は内部電源301、303〜307、1302を出力し、クロックパルスジェネレータ1100はクロック201〜207、209、1208を出力する。
マイクロコンピュータ1001の内部は、内部電源スイッチ回路1110から個別に電源の停止と供給が制御される領域として複数の電源領域に区分けされる。例えば電源領域は、電源305が供給される内部バスB1電源領域20A、電源306が供給される内部バスB2及びC電源領域1010、電源303が供給されるCPU周辺回路電源領域1030、電源301が供給されるCPU電源領域40、電源1302が供給されるアクセラレータ電源領域1050、及びそれ以外の領域である電源307が供給される常時電源オン領域に区分けされる。各電源領域に対する電源の停止と供給に同期的にクロックの停止と供給が制御されるものであるが、一部では同じ電源領域に対して周波数などの異なるクロック信号が供給されるようになっている。
CPU電源領域40には命令フェッチし、フェッチした命令を解読して、命令を実行するCPU41が配置される。CPU41にはクロック201が供給され、これに同期してCPU41は命令を実行する。
内部バスB1電源領域20AにはCPU41に接続する内部バス(B1)25が配置され、内部バス(B1)25はクロック203に同期して動作される。
アクセラレータ電源領域1050にはバスブリッジ51を介して内部バス(B1)25に接続される内部バス(A)53を備え、内部バス53に接続されたCPU1052及びそれによって制御されるCPU周辺回路1054が設けられる。アクセラレータ領域1050の回路はクロック302に同期動作される。
内部バスB2及びC電源領域1010にはバスブリッジ24を介して内部バス(B1)25に接続される内部バス(B2)21及びこれに接続された内部バス(C)23を備え、内部バス21にはメモリインタフェース1011が接続される。内部バス(B2)21はクロック204に同期して伝送動作を行い、内部バス(C2)23はクロック205に同期して伝送動作を行う。メモリインタフェース1011はマイクロコンピュータ1001の外部配置された外部不揮発性メモリ1120のメモリ動作をクロック1206に同期して制御する。
CPU周辺回路電源領域1030には内部バス23に夫々接続されたスレーブインタフェース回路(MFI)1031及びタイマなどのその他にCPU周辺回路32が配置され、それらはクロック207に同期動作される。スレーブインタフェース回路1031にはマイクロコンピュータ1001の外部で例えばマスタデバイスとされるデータ処理デバイス1121に接続される。スレーブインタフェース回路1031はデータ処理デバイス1121に対してスレーブインタフェース動作される。例えば、携帯電話を一例とすれば、マイクロコンピュータ1001はベースバンド処理を行なうベースバンドプロセッサ、データ処理デバイス1121はその他のアプリケーション動作に広く用いるアプリケーションプロセッサとされる。このとき、スレーブインタフェース回路1031はマイクロコンピュータ1001のアドレス空間に配置された外部不揮発性メモリ1120等をマスタデバイスとしてのデータ処理デバイス1121からアクセス可能にインタフェースする回路である。要するに、データ処理デバイス1121が供給するアドレス情報に従ってマイクロコンピュータ1001のアドレス空間を直接アクセス可能にする回路である。
例えば外部不揮発性メモリ1120が受信データを保持する場合、外部のデータ処理デバイス1121がスレーブインタフェース回路1031からバス23,21及びメモリインタフェース回路1011を経由して外部不揮発性メモリ1120に格納された受信データを読み出す(データパスDPS6)。
電源307が供給される常時電源オン領域には、特に制限されないが、前記クロックパルスジェネレータ1100及び内部電源スイッチ回路1110のほかに、割込みコントローラ1060、強制解除制御回路1070、クロック制御回路1080、及び内部電源制御回路1090等が配置される。常時電源オン領域の回路には常時動作クロック209が供給される。常時電源オン領域以外に配置された回路はクロック及び電源の停止と供給の制御対象にされる被制御回路の一例とされる。
前記クロックパルスジェネレータ1100の基本的な構成は実施の形態1と同じであり、フェーズロックドループ回路(PLL)111、分周器1112、及び停止制御スイッチ回路1113を通して前記クロック201〜207、1208,209を各部に供給する。
クロック制御回路1080はクロックパルスジェネレータ1100によるクロック201〜207、1208,209の停止及び供給を制御する。内部電源制御回路1090は内部電源スイッチ回路1110による電源301,303、305〜307、1302の停止及び供給を制御する。強制解除制御回路1070はCPU41の制御によってクロック及び電源の供給が停止された特定の内部回路(被制御回路)に対して、第1の外部入力端子1400から入力される電源及びクロックの要求信号1401が要求する期間だけ、一時的にクロック及び電源の供給をクロックパルスジェネレータ1100及び内部電源スイッチ回路1110に再開させ、要求のネゲートに呼応して再度クロック及び電源の供給を停止させる制御を行う。
本実施の形態では、理解を容易化するために、特定の被制御回路を電源領域1030及び1010の回路とする。1401は、データ処理デバイス1121が電源領域1030及び1010の回路に対する低消費電力状態の強制解除を要求する要求信号である。405は強制解除制御回路1070からクロック制御回路1080に与えられる電源領域1030及び1010の回路に対する低消費電力状態の強制解除と復帰の制御信号であり、407は強制解除制御回路1070から内部電源制御回路1090に与えられる電源領域1030及び1010の回路に対する低消費電力状態の強制解除と復帰の制御信号である。
クロック制御回路1080及び内部電源制御回路1090の基本的な構成は第1の実施の形態で説明した構成と実質的に同じであるからその詳細な説明は省略する。CPU41の低消費電力状態からの復帰も第1の実施の形態と実質的に同じであり、割り込みコントローラ1060に外部端子1402から割り込み要求1403が入ったとき、それに応答して割り込みコントローラ1060が割り込み信号をCPU41に出力すると共に復帰要求信号403を活性化して、各レジスタ81〜84,91におけるCPU41対応ビットを供給イネーブルの状態に初期化して、電源とクロックをCPU41に供給再開できるようになっている。
以上のように第3の実施の形態は外部入力端子1400からの入力1401に従って電源及びクロックの供給停止を強制解除する点が第1および第2の実施の形態と相違される。したがって、第2の実施の形態においても同様に、CPU41自らが電源領域1030及び1010の回路に設定した電源及びクロックの停止状態を強制解除するのにCPU41を介在させることを要しないから、CPU41の低消費電力状態において他の内部回路の低消費電力状態を強制解除するのにCPU41を動作可能な状態に復帰させることを必要としない。この点においてマイクロコンピュータ1001における低消費電力と処理時間の短縮に資することができる。また、強制解除を要求したデータ処理デバイス1121からの電源及びクロック供給の要求が終われば元の低消費電力状態に復帰される。要するに、割り込み要求によるCPUのスタンバイ状態からの復帰のようにレジスタ81〜84,91に対する操作は行われないから強制解除の要求がネゲートされれば先にCPU41の命令実行で設定された低消費電力状態に簡単に戻ることができる。したがって、CPU41の命令実行によって既に設定される電源及びクロックの停止状態に対する強制解除と復帰との関係を規定する制御が簡単になる。
マイクロコンピュータ1001のスタンバイ状態では図12に例示されるハッチング領域に示す電源領域に対してクロック及び電源の供給を遮断して低消費電力を図ることができる。この状態でデータ処理デバイス1121がマイクロコンピュータ1001のアドレス空間に配置された不揮発性メモリ1120をアクセスしようとする場合、外部のデータ処理デバイス1121は外部端子1400から要求信号1401をアサートすればよい。これによって図13に例示されるように電源領域1010及び1030の電源及びクロックの遮断状態が解除され、不揮発性メモリ1120に対するアクセスが可能にされる。アクセス完了後は要求信号1401をネゲートするだけで図12のスタンバイ状態に復帰する。
その他の点については第1の実施の形態と同様であるからその詳細な説明は省略する。例えばクロック制御回路は、第1の実施例同様にレジスタ81〜84、PLL制御回路86等を含む。その他の回路についても、同様に詳細な説明は省略する。
[実施の形態4]
図14には本発明の第4の実施の形態に係るマイクロコンピュータが例示される。同図に示されるマイクロコンピュータ2001はメモリインタフェース回路1011の代わりに内部メモリとして不揮発性メモリ2011を電源領域1010に設けた点が相違される。この例の場合も第3の実施の形態と同様にデータ処理デバイス1121は外部端子1400から要求信号1401をアサートすることによって、CPU41による低消費電力状態に設定されている領域1010,1030に一時的に電源306,303とクロック205,207の供給を再開して、外部のデータ処理デバイス1121によるオンチップの不揮発性メモリ1011のアクセスを可能にすることができる。所要のアクセスを行った後は要求信号1401をネゲートするだけで元の低消費電力状態に復帰する。
その他の点については第3の実施の形態と同様であるからその詳細な説明は省略する。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、強制解除制御回路に供給される要求信号の活性化期間はその信号の所定レベル期間に限定されず、最初のパルス変化から次のパルス変化までの期間であってもよいし、複数ビットの信号であってもよい。
前記要求信号によって電源及びクロック停止の強制解除の対象にされる回路はDRAMインタフェースに限定されず、強制解除を要求する回路は信号処理ユニットに限定されず適宜変更可能である。また、外部端子からの要求に従って電源及びクロック停止の強制解除の対象にされる回路はスレーブインタフェース回路やメモリインタフェース回路に限定されず適宜変更可能である。
マイクロコンピュータの内外で電源及びクロックの拒強解除を要求する回路や外部端子は一つに限定されず複数であってよいことは言うまでもない。
半導体装置はマルチプロセッサ構成のマイクロコンピュータに限定されず適宜のデータ処理半導体集積回路やデータ処理半導体モジュールであってよい。データ処理システムは携帯電話に適用されるベースバンドプロセッサとアプリケーションプロセッサを備えたシステムに限定されない。
1 マイクロコンピュータ
110 内部電源スイッチ回路
100 クロックパルスジェネレータ(CPG)
301〜307 内部電源
201〜209 クロック
10 音関係IP電源領域
20A 内部バスB1電源領域
20B 内部バスB2及びC電源領域
30 CPU周辺回路電源領域
40 CPU電源領域
50 マルチメディア電源領域
41 CPU
22 DRAMインタフェース
121 シンクロナスDRAM(SDRAM)
12 信号処理回路(SPU)
11 オーディオインタフェース
13 メモリ
14 ダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMAC)
15 ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)
31 メモリカードインタフェース
32 CPU周辺回路
122 メモリカード
60 割込みコントローラ
70 強制解除制御回路
90 内部電源制御回路
111 フェーズロックドループ回路(PLL)
112 分周器
113 停止制御スイッチ回路
400 電源領域20Bの回路に対する低消費電力状態を強制解除する要求信号
401 状態信号
405 低消費電力状態の強制解除と復帰の制御信号
407 低消費電力状態の強制解除と復帰の制御信号
81〜84 レジスタ
70A 強制解除制御回路
80A クロック制御回路
90A 電源制御回路
1001 マイクロコンピュータ
1110 内部電源スイッチ回路
1100 クロックパルスジェネレータ(CPG)
1070 強制解除制御回路
1400 外部入力端子
1401 電源及びクロックの要求信号
1402 割込み端子
1403 割り込み要求
1060 割込みコントローラ
2001 マイクロコンピュータ
2011 不揮発性メモリ

Claims (23)

  1. 電源及びクロックの停止と供給の制御対象にされると共に命令を実行する中央処理装置と、
    電源及びクロックの停止と供給の制御対象にされる複数の被制御回路と、
    前記中央処理装置の命令実行に基づいて、前記中央処理装置及び前記被制御回路に対する電源及びクロックの停止と供給を制御する電源及びクロックの制御回路路と、
    所定の前記被制御回路から出力される電源及びクロックの要求信号が要求する期間だけ、前記電源及びクロックの制御回路が別の被制御回路に対して行う電源及びクロックの供給停止を強制解除する、強制解除制御回路と、を有する半導体装置。
  2. 前記電源及びクロックの制御回路は、複数の前記被制御回路毎に電源及びクロックの停止と供給を制御するための制御データを保持する制御レジスタと、
    前記制御レジスタに設定された制御データと前記強制解除制御回路による前記強制解除の指示信号とを入力して前記被制御回路に対する電源及びクロックの供給と停止を制御する制御ロジックとを有し、
    前記制御ロジックは、前記制御データが電源及びクロックの供給を指示するときは電源及びクロックを供給させ、前記制御データが電源及びクロックの停止を指示し且つ電源及びクロックの要求信号が電源及びクロックの供給を要求していないときは電源及びクロックを停止させ、前記制御データが電源及びクロックの停止を指示し且つ電源及びクロックの要求信号が電源及びクロックの供給を要求しているときは電源及びクロックを供給させる、請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記強制解除制御回路は前記被制御回路に対する電源及びクロックの供給及び停止の状態を示す状態信号を前記電源及びクロックの制御回路から受けとり、受取った状態信号を参照して前記電源及びクロックの供給停止の解除タイミングと解除からの復帰タイミングを制御する、請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記強制解除制御回路は、タイマを用いて、前記電源及びクロックの供給停止の解除タイミングと解除からの復帰タイミングを制御する、請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記所定の被制御回路から供給される割込み要求に応答して、電源及びクロックの供給が停止されている前記中央処理装置に対する電源及びクロックの供給を前記電源及びクロックの制御回路に再開させる割込みコントローラを有する、請求項1記載の半導体装置。
  6. 前記所定の被制御回路は取り込んだデータを処理する回路であり、
    前記別の被制御回路は前記被制御回路からの要求に基づいて前記所定の被制御回路が取り込むためのデータを供給する第1のインタフェース回路である、請求項5記載の半導体装置。
  7. 前記別の被制御回路が前記所定の被制御回路に供給するためのデータを前記中央処理装置の制御によって取得する第2のインタフェース回路を備える、請求項6記載の半導体装置。
  8. 前記データを処理する回路は、DMAC、前記DMACで取り込んだデータを保持するバッファメモリ、及び前記バッファッメモリに取り込んだデータを演算処理する演算回路を備えて成り、
    前記第1のインタフェース回路は半導体装置の外部に接続されるメモリを制御するメモリコントローラであり、
    前記第2のインタフェース回路は半導体装置の外部に接続されるファイルメモリを制御するファイルメモリコントローラである、請求項7記載の半導体装置。
  9. 請求項8記載の半導体装置と、
    前記半導体装置が備える前記メモリコントローラに当該半導体装置の外部から接続されたメモリと、
    前記半導体装置が備える前記ファイルメモリコントローラに当該半導体装置の外部から接続されたファイルメモリと、を有するデータ処理システム。
  10. 電源及びクロックの停止と供給の制御対象にされると共に命令を実行する中央処理装置と、
    電源及びクロックの停止と供給の制御対象にされる複数の被制御回路と、
    前記中央処理装置の命令実行に基づいて、前記中央処理装置及び前記被制御回路に対する電源及びクロックの停止と供給を制御する電源及びクロックの制御回路と、
    第1の外部入力端子から入力される電源及びクロックの要求信号が要求する期間だけ、前記電源及びクロックの制御回路が所定の被制御回路に対して行う電源及びクロックの供給停止を強制解除する、強制解除制御回路と、を有する半導体装置。
  11. 前記電源及びクロックの制御回路は、複数の前記被制御回路毎に電源及びクロックの停止と供給を制御するための制御データを保持する制御レジスタと、
    前記制御レジスタに設定された制御データと前記強制解除制御回路による前記強制解除の指示信号とを入力して前記被制御回路に対する電源及びクロックの供給と停止を制御する制御ロジックとを有し、
    前記制御ロジックは、前記制御データが電源及びクロックの供給を指示するときは電源及びクロックを供給させ、前記制御データが電源及びクロックの停止を指示し且つ電源及びクロックの要求信号が電源及びクロックの供給を要求していないときは電源及びクロックを停止させ、前記制御データが電源及びクロックの停止を指示し且つ電源及びクロックの要求信号が電源及びクロックの供給を要求しているときは電源及びクロックを供給させる、請求項10記載の半導体装置。
  12. 前記所定の被制御回路は外部デバイスに対してスレーブインタフェース動作されるスレーブインタフェース回路である、請求項10記載の半導体装置。
  13. 第2の外部入力端子から入力される割込み要求に応答して、電源及びクロックの供給が停止されている前記中央処理装置に対する電源及びクロックの供給を前記電源及びクロックの制御回路に再開させる割込みコントローラを有する、請求項12記載の半導体装置。
  14. 請求項13記載の半導体装置と、
    前記半導体装置が備える前記スレーブインタフェース回路、前記第1外部端子及び第2外部端子に接続された前記外部デバイスと、を有するデータ処理システム。
  15. 前記所定の被制御回路は、前記半導体装置の外部から制御を受ける第1の被制御回路及び前記第1の被制御回路によって制御される第2の被制御回路である、請求項10記載の半導体装置。
  16. 前記第1の被制御回路は外部データ処理デバイスによってスレーブインタフェース動作されるスレーブインタフェース回路であり、
    前記第2の被制御回路は前記スレーブインタフェース回路及び前記中央処理装置によって制御されるメモリインタフェース回路である、請求項15記載の半導体装置。
  17. 第2の外部入力端子から入力される割込み要求に応答して、電源及びクロックの供給が停止されている前記中央処理装置に対する電源及びクロックの供給を前記電源及びクロックの制御回路に再開させる割込みコントローラを有する、請求項16記載の半導体装置。
  18. 請求項17記載の半導体装置と、
    前記半導体装置が備える前記スレーブインタフェース、前記第1外部端子及び第2外部端子に接続された前記外部データ処理デバイスと、
    前記メモリインタフェース回路に接続された外部メモリデバイスと、有するデータ処理システム。
  19. 前記第1の被制御回路は外部データ処理デバイスによってスレーブインタフェース動作されるスレーブインタフェース回路であり、
    前記第2の被制御回路は前記スレーブインタフェース回路及び前記中央処理装置によって制御される内部メモリである、請求項15記載の半導体装置。
  20. 第2の外部入力端子から入力される割込み要求に応答して、電源及びクロックの供給が停止されている前記中央処理装置に対する電源及びクロックの供給を前記電源及びクロックの制御回路に再開させる割込みコントローラを有する、請求項19記載の半導体装置。
  21. 請求項20記載の半導体装置と、
    前記半導体装置が備える前記スレーブインタフェース、前記第1外部端子及び第2外部端子に接続された前記外部データ処理デバイスと、有するデータ処理システム。
  22. 低消費電力状態の設定と解除の制御対象にされると共に命令を実行する中央処理装置と、
    低消費電力状態の設定と解除の制御対象にされる複数の被制御回路と、
    前記中央処理装置の命令実行に基づいて、前記中央処理装置及び前記被制御回路に対する低消費電力状態の設定と解除を制御する低消費電力制御回路と、
    所定の前記被制御回路から出力される要求信号が要求する期間だけ、前記低消費電力制御回路が別の被制御回路に対して設定した低消費電力状態を強制解除する、強制解除制御回路と、を有する半導体装置。
  23. 低消費電力状態の設定と解除の制御対象にされると共に命令を実行する中央処理装置と、
    低消費電力状態の設定と解除の制御対象にされる複数の被制御回路と、
    前記中央処理装置の命令実行に基づいて、前記中央処理装置及び前記被制御回路に対する低消費電力状態の設定と解除を制御する低消費電力制御回路と、
    第1の外部入力端子から入力される要求信号が要求する期間だけ、前記低消費電力制御回路が所定の被制御回路に対して設定した低消費電力状態を強制解除する、強制解除制御回路と、を有する半導体装置。
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