JP2011169772A - プローブユニットおよび回路基板検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの高騰を抑えつつ、プロービング対象体における大きな打痕や反りの発生を軽減する。
【解決手段】離間した状態で対向配置された一対の第1支持板31および第2支持板32に形成された挿通孔(挿通孔51a〜51c,52a〜52c,71a〜71c,72a〜72c)に先端部21側および基端部22側がそれぞれ挿通されて各支持板31,32によって支持されると共に各支持板31,32の間に位置する中央部23がプロービング対象体に対するプロービング時に湾曲する直径P1a〜P1cが互いに異なる複数種類のプローブピン11a〜11cを備え、プローブピンが挿通された一対の挿通孔におけるプローブピンの中央部側の各縁部間の距離Da〜Dcが、プロービング時における各プローブピン11a〜11cに加わる荷重が互いに近づくように直径P1a〜P1cに応じて異なるように規定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、挿通孔が形成された一対の支持板と先端部側および基端部側が挿通孔に挿通された状態で各支持板によって支持された複数のプローブとを備えたプローブユニット、およびそのプローブユニットを備えた回路基板検査装置に関するものである。
回路基板の検査等に用いられるプローブユニットとして、特開2000−292439号公報に開示されたプローブユニット(垂直作動型プローブユニット)が知られている。このプローブユニットは、中央部に座屈部を有する複数のプローブと、各プローブに接触される配線パターンが形成された回路基板と、複数の貫通孔がそれぞれ形成された上側支持回路基板および下側支持回路基板を備えたプローブ支持部材とを備えて構成されている。この場合、このプローブユニットでは、各プローブが、上側支持回路基板の貫通孔および下側支持回路基板の貫通孔に貫通させられた状態で保持(固定)されている。この種のプローブユニットでは、プロービング対象の回路基板における導体パターンの配列に合わせてプローブの配列が規定されて、各導体パターンに各プローブを一度にプロービングさせることが可能となっている。
特開2000−292439号公報(第3頁、第1図)
ところが、上記のプローブユニットを含む従来のこの種のプローブユニットには、以下の課題がある。すなわち、この種のプローブユニットでは、プロービング対象の回路基板における導体パターンの配列に合わせてプローブの配列が規定されている。一方、回路基板の高密度化に伴って導体パターンの微細化および狭ピッチ化が進んでいる。このため、この種のプローブユニットでは、導体パターンの微細化および狭ピッチ化に対応するため、プローブの小径化やプローブを貫通させる貫通孔の小径化が進められている。しかしながら、プローブの小径化や貫通孔の小径化には高度な加工技術が必要なため、これに起因してプローブユニットの製造コストが高騰するという課題が存在する。
このような課題を解決する手段として、発明者は、プロービング対象の回路基板における導体パターンのピッチに合わせて直径の異なるプローブを用いるプローブユニットを開発している。このプローブユニットでは、回路基板における導体パターンのピッチが広い領域に対応する部分には、大径の貫通孔が形成されて大径のプローブが配置され、導体パターンのピッチが狭い領域に対応する部分には小径の貫通孔が形成されて小径のプロービングが配置されている。このように構成することで、小径のプロービングのみを用いる構成と比較して、製造コストの低減が可能となる。
しかしながら、発明者が開発したプローブユニットにも解決すべき課題が存在する。すなわち、このプローブユニットでは、直径の異なる複数種類のプローブが配設されている。この場合、プローブの直径が大きいほど湾曲させるのに必要な荷重が大きくなる。このため、このプローブユニットでは、検査時においてプローブユニットに荷重を加えたときに、大径のプローブを介して導体パターンに加わる荷重が、小径のプローブを介して導体パターンに加わる荷重よりも大きくなるため、大径のプローブをプロービングさせた導体パターンにおいて、小径のプローブをプロービングさせた導体パターンよりも大きな打痕が生じて、外観上好ましくないことがある。また、大径のプローブが数多く配置された部分によってプロービングされる回路基板上の領域と、小径のプローブが数多く配置された部分によってプロービングされる回路基板上の領域とでは荷重の大きさが異なるため、プロービングによって回路基板に反りが生じるおそれもある。
本発明は、かかる解決すべき課題に鑑みてなされたものであり、製造コストの高騰を抑えつつ、プロービング対象体における大きな打痕や反りの発生を軽減し得るプローブユニットおよび回路基板検査装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載のプローブユニットは、複数の挿通孔がそれぞれ形成されると共に離間した状態で対向配置された一対の支持板と、前記各支持板の前記各挿通孔に先端部側および基端部側がそれぞれ挿通されて当該各支持板によって支持されると共に当該各支持板の間に位置する中央部がプロービング対象体に対するプロービング時に湾曲する複数のプローブピンとを備えたプローブユニットであって、直径が互いに異なる複数種類の前記プローブピンを備え、前記プローブが挿通された一対の前記挿通孔における当該プローブの前記中央部側の各縁部間の距離、および当該プローブピンを構成する材料のヤング率の少なくとも一方が、前記プロービング時における当該各プローブピンに加わる荷重が互いに近づくように前記直径に応じて異なるように規定されている。
また、請求項2記載のプローブユニットは、請求項1記載のプローブユニットにおいて、前記直径が大きいほど前記距離が大きく規定されている。
また、請求項3記載のプローブユニットは、請求項2記載のプローブユニットにおいて、前記距離が前記直径の2乗に比例するように規定されている。
また、請求項4記載のプローブユニットは、請求項1から3のいずれかに記載のプローブユニットにおいて、前記直径が大きいほど前記ヤング率が小さく規定されている。
また、請求項5記載のプローブユニットは、請求項4記載のプローブユニットにおいて、前記ヤング率は、前記直径の4乗に反比例するように規定されている。
また、請求項6記載の回路基板検査装置は、請求項1から5のいずれかに記載のプローブユニットと、前記プロービング対象体としての回路基板に接触させた前記プローブユニットを介して入力した電気信号に基づいて当該回路基板に対する電気的検査を実行する検査部とを備えている。
請求項1記載のプローブユニット、および請求項6記載の回路基板検査装置では、一対の支持板に形成された挿通孔に先端部側および基端部側がそれぞれ挿通された状態で各支持板によって支持された直径が互いに異なる複数種類のプローブピンを備え、プローブが挿通された一対の挿通孔におけるそのプローブの中央部側の各縁部間の距離、およびプローブピンを構成する材料のヤング率の少なくとも一方が、プロービング時における各プローブピンに加わる荷重が互いに近づくようにプローブピンの直径に応じて異なるように規定されている。このため、このプローブユニットおよび回路基板検査装置によれば、回路基板に対してプローブユニットをプロービングさせる際にプローブユニットに加わる荷重を直径が互いに異なる各プローブピンに分散させることができる。したがって、このプローブユニットおよび回路基板検査装置によれば、直径が大きいプローブピンに荷重が集中することに起因する大きな打痕や反りの発生を十分に軽減することができる。
請求項2記載のプローブユニット、および請求項6記載の回路基板検査装置によれば、プローブピンの直径が大きいほど距離を大きく規定したことにより、例えば、ヤング率が等しい同種の材料で形成されたプローブピンを用いて(つまり、プローブピンを構成する材料のヤング率を一定にして)、固定板の厚みをプローブピンの直径に応じて変更するだけで、大きな打痕や反りの発生を十分に軽減可能なプローブユニット2を容易に製造することができる。
請求項3記載のプローブユニット、および請求項6記載の回路基板検査装置によれば、プローブピンの直径の2乗に比例するように距離を規定したことにより、プロービングの際に直径が異なる各プローブピンに加わる荷重をほぼ同じ値に維持することができる。このため、このプローブユニットおよび回路基板検査装置によれば、プローブユニットに加わる荷重を各プローブピンに対して等しく分散させることができる結果、大きな打痕や反りの発生をさらに軽減することができる。
請求項4記載のプローブユニット、および請求項6記載の回路基板検査装置によれば、プローブピンの直径が大きいほどヤング率を小さく規定したことにより、例えば、プローブユニットの小形化に伴ってプローブピンの直径に応じて支持板の厚みを異ならせる加工が困難な場合であっても、距離を一定にして、プローブピンを構成する材料のヤング率をプローブピンの直径に応じて異ならせることで、大きな打痕や反りの発生を十分に軽減可能なプローブユニットを製造することができる。
請求項5記載のプローブユニット、および請求項6記載の回路基板検査装置によれば、プローブピンの直径の4乗に反比例するようにヤング率を規定したことにより、プロービングの際に直径が異なる各プローブピンに加わる荷重をほぼ同じ値に維持することができる。このため、このプローブユニットおよび回路基板検査装置によれば、プローブユニットに加わる荷重を各プローブピンに対して等しく分散させることができる結果、大きな打痕や反りの発生をさらに軽減することができる。
回路基板検査装置1の構成を示す構成図である。 プローブユニット2の構成を示す構成図である。 プローブユニット2の断面図である。 プローブユニット2の組立て方法を説明する第1の説明図である。 プローブユニット2の組立て方法を説明する第2の説明図である。
以下、本発明に係るプローブユニットおよび回路基板検査装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
最初に、回路基板検査装置1の構成について説明する。図1に示す回路基板検査装置1は、プロービング対象体の一例としての回路基板100についての電気的検査を実行可能に構成されている。具体的には、回路基板検査装置1は、同図に示すように、プローブユニット2、移動機構3、回路基板支持部4、検査部5および制御部6を備えて構成されている。
プローブユニット2は、図2,3に示すように、直径(具体的には、先端部21および基端部22を除く部分の直径P1)が互いに異なる複数種類(例えば3種類)のプローブピン11a,11b,11c(以下、区別しないときには「プローブピン11」ともいう)、本体部12および電極板13を備えて構成されている。プローブピン11は、図3に示すように、全体として円柱状に構成されると共に、先端部21および基端部22の各先端がそれぞれ鋭利に形成されている。また、プローブピン11は、導電性を有する材料(一例として、ベリリウム銅合金、SKH(高速度工具鋼)およびタングステン鋼など)によって弾性変形可能に構成されている。また、プローブピン11の中央部23には、絶縁性を有するコーティング材料(一例として、テフロン(登録商標)等のフッ素系樹脂、ポリウレタン、ポリエステルおよびポリイミドなど)で形成された絶縁層24が形成されている。
また、このプローブユニット2では、各プローブピン11a,11b,11cの中で、プローブピン11aの直径P1(以下、プローブピン11aの直径P1を「直径P1a」ともいう)が最も小さく規定されている。また、プローブピン11bの直径P1b(以下、プローブピン11bの直径P1を「直径P1b」ともいう)は、直径Paの1.1倍程度に規定され、プローブピン11cの直径P1(以下、プローブピン11cの直径P1を「直径P1c」ともいう)は、直径P1aの1.2倍程度に規定されている。なお、発明の理解を容易とするため、両図では、各プローブピン11a,11b,11cの直径P1a〜P1cの差異を強調して図示している。
本体部12は、図2に示すように、離間した状態で対向配置された一対の第1支持板31および第2支持板32と、両支持板31,32を連結する連結部33とを備えて構成されている。第1支持板31は、図2,3に示すように、固定板41およびスライド板42を備えて構成されている。固定板41は、非導電性を有する樹脂材料等によって板状に形成されて、連結部33に固定されている。また、固定板41には、図3に示すように、プローブピン11の先端部21側が挿通可能で、プローブピン11の直径P1に応じて各々の直径H1が互いに異なる複数の挿通孔51a,51b,51c(以下、区別しないときには「挿通孔51」ともいう)が形成されている。
この場合、挿通孔51aは、プローブピン11aの先端部21側を挿通させる孔であって、図4に示すように、その直径H1(以下、挿通孔51aの直径H1を「直径H1a」ともいう)は、プローブピン11aの直径P1aよりも大きく、かつプローブピン11aに形成されている絶縁層24の直径P2(以下、プローブピン11aにおける絶縁層24の直径P2を「直径P2a」ともいう)よりも小さく規定されている。また、挿通孔51bは、プローブピン11bの先端部21側を挿通させる孔であって、その直径H1(以下、挿通孔51bの直径H1を「直径H1b」ともいう)は、プローブピン11bの直径P1bよりも大きく、かつプローブピン11bに形成されている絶縁層24の直径P2(以下、プローブピン11bにおける絶縁層24の直径P2を「直径P2b」ともいう)よりも小さく規定されている。さらに、挿通孔51cは、プローブピン11cの先端部21側を挿通させる孔であって、その直径H1(以下、挿通孔51cの直径H1を「直径H1c」ともいう)は、プローブピン11cの直径P1cよりも大きく、かつプローブピン11cに形成されている絶縁層24の直径P2(以下、プローブピン11cにおける絶縁層24の直径P2を「直径P2c」ともいう)よりも小さく規定されている。
さらに、固定板41には、図4,5に示すように、固定ピン43を挿入可能な挿入孔53a,53bが形成されている。この場合、挿入孔53aは、図4に示すように、プローブユニット2の組み立てに際してプローブピン11を挿通孔51およびスライド板42の後述する挿通孔52に挿通させるときに、両挿通孔51,52における各々の中心軸が同軸状態となる位置(第1位置)に固定板41およびスライド板42を位置合わせする際に用いられる。また、挿入孔53bは、図5に示すように、両挿通孔51,52における各々の中心軸が軸ずれした状態となる位置(第2位置)に固定板41およびスライド板42を位置させて、プローブピン11を湾曲(弾性変形)させる際に用いられる。
スライド板42は、非導電性を有する樹脂材料等によって板状に形成されて、図4,5に示すように、上記した第1位置と第2位置との間でスライド可能に固定板41の外側(両図における下側)に配設されている。また、スライド板42には、両図に示すように、プローブピン11の先端部21側を挿通させる複数の挿通孔52a,52b,52c(以下、区別しないときには「挿通孔52」ともいう)が形成されている。この場合、各挿通孔52は、図4に示すように、スライド板42が第1位置に位置している状態において、固定板41に形成されている各挿通孔51の中心軸とその中心軸とが同軸状態となって各挿通孔51に連通するように、その直径(以下、挿通孔52a,52b,52cにおける各々の直径を「直径H2a,H2b,H2c」ともいう)およびその形成位置が規定されている。
また、スライド板42には、図4,5に示すように、上記した固定ピン43を挿入可能な挿入孔54a,54bが形成されている。この場合、挿入孔54aは、図4に示すように、スライド板42を上記した第1位置に位置させた(スライドさせた)状態において、その中心軸と挿入孔53aの中心軸とが同軸状態となるようにその形成位置が規定されている。また、挿入孔54bは、図5に示すように、スライド板42を上記した第2位置に位置させた状態において、その中心軸と挿入孔53bの中心軸とが同軸状態となるようにその形成位置が規定されている。
第2支持板32は、図2,3に示すように、固定板61およびスライド板62を備えて構成されている。固定板61は、非導電性を有する樹脂材料等によって板状に形成されて、連結部33に固定されている。また、固定板61には、図3に示すように、プローブピン11を挿通させる複数の挿通孔71a,71b,71c(以下、区別しないときには「挿通孔71」ともいう)が形成されている。
この場合、挿通孔71aは、プローブピン11aを挿通させる孔であって、図4に示すように、その直径H3aは、プローブピン11aに形成されている絶縁層24の直径P2aよりも大きく規定されている。また、挿通孔71bは、プローブピン11bを挿通させる孔であって、その直径H3bは、プローブピン11bに形成されている絶縁層24の直径P2bよりも大きく規定されている。さらに、挿通孔71cは、プローブピン11cを挿通させる孔であって、その直径H3c(以下、直径H3a,H3b,H3cを区別しないときには「直径H3」ともいう)は、プローブピン11cに形成されている絶縁層24の直径P2cよりも大きく規定されている。
また、固定板61は、図3〜5に示すように、挿通孔71の形成部位の厚みが挿通孔71の種類に応じて(つまり、挿通孔71の直径H3の大きさに応じて)異なるように形成されている。具体的には、固定板61における挿通孔71の形成部位の厚みは、各図に示すように、挿通孔71の直径H3が大きいほど薄く、挿通孔71の直径H3が小さいほど厚く形成されている。
さらに、固定板61には、図4,5に示すように、固定ピン63を挿入可能な挿入孔73a,73bが形成されている。この場合、挿入孔73aは、図4に示すように、プローブユニット2の組み立てに際してプローブピン11を挿通孔51および挿通孔52に挿通させるときに、両挿通孔51,52における各々の中心軸が同軸状態となる位置(第3位置)に固定板61およびスライド板62を位置合わせする際に用いられる。また、挿入孔73bは、図5に示すように、挿通孔71および後述する挿通孔72における各々の中心軸が軸ずれした状態となる位置(第4位置)に固定板61およびスライド板62を位置させて、プローブピン11を湾曲(弾性変形)させる際に用いられる。
スライド板62は、非導電性を有する樹脂材料等によって板状に形成されて、図2,3に示すように、上記した第3位置と第4位置との間でスライド可能に固定板61の外側(両図における上側)に配設されている。また、スライド板62には、両図に示すように、プローブピン11を挿通させる複数の挿通孔72a,72b,72c(以下、区別しないときには「挿通孔72」ともいう)が形成されている。この場合、各挿通孔72は、スライド板62が第3位置に位置している状態において、固定板61に形成されている各挿通孔71の中心軸とその中心軸とが同軸状態となって各挿通孔71に連通するように、その直径(以下、挿通孔72a,72b,72cの直径をそれぞれ「直径H4a,H4b,H4c」ともいい、以下、区別しないときには、「直径H」ともいう)およびその形成位置が規定されている。
また、スライド板62には、図4,5に示すように、上記した固定ピン63を挿入可能な挿入孔74a,74bが形成されている。この場合、挿入孔74aは、図4に示すように、スライド板62を上記した第3位置に位置させた(スライドさせた)状態において、その中心軸と挿入孔73aの中心軸とが同軸状態となるようにその形成位置が規定されている。また、挿入孔74bは、図5に示すように、スライド板62を上記した第4位置に位置させた状態において、その中心軸と挿入孔73bの中心軸とが同軸状態となるようにその形成位置が規定されている。
電極板13は、図2,3に示すように、非導電性を有する樹脂材料等によって板状に形成されて、本体部12の第2支持板32(スライド板62)の外側(両図における上側)に当接させられた状態で固定される。また、図3に示すように、電極板13における各プローブピン11の各基端部22との接触部位には、導電性を有する端子13aが嵌め込まれており、この各端子13aには、プローブピン11と検査部5とを電気的に接続するためのケーブル13bがそれぞれ接続されている。
この場合、このプローブユニット2では、上記したように、挿通孔71の形成部位の厚みが、挿通孔71の直径H3が大きいほど薄く、挿通孔71の直径H3が小さいほど厚く形成されている。このため、このプローブユニット2では、図3に示すように、第1支持板31の固定板41に形成されている挿通孔51におけるプローブピン11の中央部23側の縁部と第2支持板32の固定板61に形成されている挿通孔71における中央部23側の縁部との間の距離(以下、挿通孔51a,51b,51cの縁部と挿通孔71a,71b,71cの縁部との間の距離をそれぞれ「距離Da,Db,Dc」ともいい、これらを区別しないときには「距離D」ともいう)が、挿通孔71の直径H3が大きいほど長く、挿通孔71の直径H3が小さいほど短くなるように構成されている。具体的には、このプローブユニット2では、一例として、図3に示すように、距離Dbが距離Daの1.21倍程度に規定され、距離Dcが距離Daの1.44倍程度に規定されている。
一方、このプローブユニット2では、図3に示すように、本体部12における第1支持板31(固定板41およびスライド板42)の挿通孔51,52に挿通された先端部21が第1支持板31に支持され、本体部12における第2支持板32(固定板61およびスライド板62)の挿通孔71,72に挿通された基端部22が第2支持板32に支持されている。このため、このプローブユニット2では、プローブピン11が回路基板100の導体パターンにプロービングさせられた状態でプローブユニット2に荷重が加えられたときには、プローブピン11における両支持板31,32によって支持されていない中央部23、つまり、プローブピン11における挿通孔51の中央部23側の縁部と挿通孔71の中央部23側の縁部との間に位置する部分であって、上記した距離Dに相当する部分(以下、プローブピン11a,11b,11cにおけるこの部分の長さをそれぞれ「長さLa,Lb,Lc」ともいい、これらを区別しないときには、「長さL」ともいう)が湾曲させられる。
ここで、プローブピン11の直径P1と長さLとの関係を説明する。まず、プローブピン11の直径P1をPとすると、プローブピン11の断面二次モーメントIは、次の式によって表される。
I=π×P/64・・・・(1)式
次に、プローブピン11に加わる荷重をF(gf)、プローブピン11を構成する材料のヤング率をEとすると、荷重F、ヤング率Eおよび長さLの関係は、次の式によって表される。
F=((4×E×I×π)/L)×1000・・・・(2)式
(2)式に(1)式を代入すると次の式が得られる。
F=((4×E×(π×P/64)×π)/L)×1000
=(E×π×P/16L)×1000
=1000×E×π×P/16L・・・・(3)式
(3)式を変形すると、次の式が得られる。
=1000×E×π×P/16F
=(1000×E×π/16F)×P・・・・(4)式
(4)式から次の式が得られる。
L=((1000×E×π/16F)×P)^(1/2)
=((1000×E×π/16F)^(1/2))×P・・・・(5)式
(5)式から、プローブピン11に加わる荷重Fが一定で、かつヤング率Eが一定のときには、プローブピン11における湾曲する部分の長さLがプローブピン11の直径Pの2乗に比例することが理解される。言い換えると、ヤング率Eが一定のときにプローブピン11に加わる荷重Fを一定に維持するには、長さLを直径Pの2乗に比例するように規定すればよいことが理解される。
このことから、このプローブユニット2では、上記したように、長さLbに相当する距離Dbを長さLaに相当する距離Daの1.21倍程度、つまり直径P1aに対する直径P1bの倍率である1.1倍の2乗に相当する倍率程度に規定し、長さLcに相当する距離Dcを長さLaに相当する距離Daの1.44倍程度、つまり直径P1aに対する直径P1cの倍率である1.2倍の2乗に相当する倍率程度に規定したことにより、プローブユニット2に加わる荷重が各プローブピン11a,11b,11cに対して等しく分散することが可能となっている。この結果、このプローブユニット2では、直径が大きいプローブピン11(このプローブユニット2では、プローブピン11c)に荷重が集中することに起因して、プロービング対象体としての回路基板100の導体パターンに大きな打痕が生じたり、回路基板100に反りが発生したりする事態を十分に軽減することが可能となっている。
移動機構3は、プローブユニット2を固定可能に構成されて、制御部6の制御に従い、回路基板支持部4に対して接離する方向にプローブユニット2を移動させる。回路基板支持部4は、回路基板100を保持可能に構成されている。検査部5は、制御部6の制御に従い、プローブユニット2のプローブピン11を介して入力した電気信号に基づいて回路基板100に対して断線検査や短絡検査などの所定の電気的検査を実行する。制御部6は、移動機構3を制御することにより、移動機構3に固定されたプローブユニット2を移動させる。また、制御部6は、検査部5を制御して、回路基板100に対する所定の電気的検査を実行させる。
次に、プローブユニット2の組立て方法について、図面を参照して説明する。
まず、図4に示すように、第1支持板31の固定板41における挿入孔53aの中心軸と第1支持板31のスライド板42における挿入孔54aの中心軸とが互いに同軸状態となるようにスライド板42をスライドさせる。次いで、挿入孔53a,54aに固定ピン43を挿入する。これにより、固定板41とスライド板42とが第1位置に位置合わせされた状態に維持される。続いて、同図に示すように、第2支持板32の固定板61における挿入孔73aの中心軸と第2支持板32のスライド板62における挿入孔74aの中心軸とが互いに同軸状態となるようにスライド板62をスライドさせる。次いで、挿入孔73a,74aに固定ピン63を挿入する。これにより、固定板61とスライド板62とが第3位置に位置合わせされた状態に維持される。
この状態では、図4に示すように、固定板41における各挿通孔51の中心軸とスライド板42における各挿通孔52の中心軸とが互いに同軸状態となって各挿通孔51と各挿通孔52とが互いに連通する。また、各挿通孔71の中心軸と第2支持板32のスライド板62における各挿通孔72の中心軸とが互いに同軸状態となって各挿通孔71と各挿通孔72とが互いに連通する。さらに、各挿通孔51,52,71,72における各々の中心軸が互いに同軸状態となる。
続いて、図4に示すように、プローブピン11の先端部21を各挿通孔72に挿入して、挿通孔72、挿通孔71、挿通孔51および挿通孔52の順にプローブピン11を挿通させ、先端部21をスライド板42の外側(同図における下側)に突出させる。この場合、挿通孔51の直径H4がプローブピン11に形成されている絶縁層24の直径P2よりも小さく規定されているため、絶縁層24における先端部21側の端面が固定板41における挿通孔51の縁部に突き当たって、それ以上の基端部22の突出が規制される。
次いで、すべての挿通孔51,52,71,72へのプローブピン11の挿入が終了したときには、固定ピン43を挿入孔53a,54aから引き抜き、続いて、図5に示すように、固定板41における挿入孔53bの中心軸とスライド板42における挿入孔54bの中心軸とが互いに同軸状態となる第2位置までスライド板42を同図に示す矢印Aの向きにスライドさせる。また、固定ピン63を挿入孔73a,74aから引き抜き、次いで、同図に示すように、固定板61における挿入孔73bの中心軸とスライド板62における挿入孔74bの中心軸とが互いに同軸状態となる第2位置までスライド板62を同図に示す矢印Aの向きにスライドさせる。
この際に、プローブピン11の先端部21側がスライド板42のスライドによってスライド方向(矢印Aの向き)に傾けられると共に、プローブピン11の基端部22側がスライド板62のスライドによってスライド方向(矢印Aの向き)に傾けられる。このため、図5に示すように、プローブピン11の中央部23が湾曲させられる。
続いて、図5に示すように、挿入孔53b,54bに固定ピン43を挿入すると共に、挿入孔73b,74bに固定ピン63を挿入する。これにより、固定板41とスライド板42とが第2位置に位置合わせされると共に、固定板61とスライド板62とが第4位置に位置合わせされて、プローブピン11の中央部23が湾曲させられた状態に維持される。
次いで、第2支持板32(スライド板62)の外側に電極板13を当接させた状態で電極板13を固定する。以上によりプローブユニット2の組立てが完了する。
次に、回路基板検査装置1を用いて回路基板100に対する電気的検査を行う方法について、図面を参照して説明する。
まず、移動機構3にプローブユニット2を固定する。続いて、回路基板支持部4に回路基板100を固定する。次いで、回路基板検査装置1を作動させる。この際に、制御部6が、移動機構3を制御することにより、回路基板100に対して近接する向き(図3における下向き)にプローブユニット2を移動させる。続いて、制御部6は、プローブユニット2の各プローブピン11における先端部21が回路基板100の導体パターンに接触したときには、移動機構3を制御して、予め決められた大きさの荷重をプローブユニット2に対して下向きに加えつつ、プローブユニット2を下向きに更に移動させる。
この際に、プローブユニット2に加わる荷重が各プローブピン11に分散し、分散した荷重が回路基板100の導体パターンを押圧する。この場合、このプローブユニット2では、各プローブピン11の中央部23が同じ向きに予め湾曲しているため、図3に示すように、導体パターンに対する押圧力(分散した荷重)の反力によって各プローブピン11の中央部23が予め湾曲させられている向きにさらに湾曲する。
ここで、このプローブユニット2では、固定板41に形成されている挿通孔51の縁部と固定板61に形成されている挿通孔71の縁部との間の距離D(つまり、プローブピン11における湾曲する部分の長さL)がプローブピン11の直径Pの2乗に比例するように規定されている。このため、このプローブユニット2では、プローブユニット2全体に加わる荷重が各プローブピン11に対して等しく分散される。したがって、このプローブユニット2では、回路基板100の導体パターンに対するプロービングの際に、直径が大きいプローブピン11に荷重が集中して導体パターンに大きな打痕が生じたり、回路基板100に反りが発生したりする事態を十分に軽減することが可能となっている。
次いで、検査部5が、制御部6の制御に従い、プローブピン11を介して入力した電気信号に基づいて回路基板100対する電気的検査を実行する。続いて、回路基板100に対する検査を終了したときには、制御部6は、移動機構3を制御して、回路基板100から離反する向きにプローブユニット2を移動させる。次いで、他の回路基板100に対する電気的検査を行う際には、上記の工程を繰り返して実行する。
このように、このプローブユニット2および回路基板検査装置1では、第1支持板31および第2支持板32に形成された挿通孔51,52および挿通孔71,72に挿通された状態で各支持板31,32によって支持された直径P1が互いに異なる複数種類のプローブピン11を備え、挿通孔51における中央部23側の縁部と挿通孔71における中央部23側の縁部との間の距離Dが、プロービング時における各プローブピン11に加わる荷重が互いに近づくように直径P1に応じて異なるように規定されている。このため、このプローブユニット2および回路基板検査装置1によれば、回路基板100に対してプローブユニット2をプロービングさせる際にプローブユニット2に加わる荷重を直径P1が互いに異なる各プローブピン11に分散させることができる。したがって、このプローブユニット2および回路基板検査装置1によれば、直径P1が大きいプローブピン11に荷重が集中することに起因する大きな打痕や反りの発生を十分に軽減することができる。
また、このプローブユニット2および回路基板検査装置1によれば、プローブピン11の直径P1が大きいほど距離Dを大きく規定したことにより、例えば、ヤング率Eが等しい同種の材料で形成されたプローブピン11を用いて(つまり、プローブピン11を構成する材料のヤング率Eを一定にして)、固定板41の厚みをプローブピン11の直径P1に応じて変更するだけで、大きな打痕や反りの発生を十分に軽減可能なプローブユニット2を容易に製造することができる。
さらに、このプローブユニット2および回路基板検査装置1によれば、プローブピン11の直径P1の2乗に比例するように距離Dを規定したことにより、プロービングの際に直径P1が異なる各プローブピン11に加わる荷重をほぼ同じ値に維持することができる。このため、このプローブユニット2および回路基板検査装置1によれば、プローブユニット2に加わる荷重を各プローブピン11に対して等しく分散させることができる結果、大きな打痕や反りの発生をさらに軽減することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、固定板61における挿通孔71の形成部位の厚みを挿通孔71の直径H3に応じて異ならせることによって距離Da,Db,Dcを異ならせた構成例について上記したが、固定板61を一定の厚みに形成して、固定板41における挿通孔51の形成部位の厚みを挿通孔51の直径H1に応じて異ならせることによって距離Da,Db,Dcを互いに異ならせる構成を採用することができる。また、固定板41における挿通孔51の形成部位の厚みを挿通孔51の直径H1に応じて異ならせると共に、固定板61における挿通孔71の形成部位の厚みを挿通孔71の直径H3に応じて異ならせることによって距離Da,Db,Dcを互いに異ならせる構成を採用することもできる。
また、プローブピン11の直径P1が大きいほど距離Dを大きく規定することによってプロービングの際に直径P1が異なる各プローブピン11に加わる荷重を互いに近づける構成例について上記したが、直径P1が大きいほどプローブピン11を構成する材料のヤング率Eを小さく規定することによってプロービングの際に各プローブピン11に加わる荷重を互いに近づける構成を採用することができる。
ここで、上記した(3)式を変形すると、次の式が得られる。
E=F/(1000×π×P/16L
=(F×16L)/(1000×π×P)・・・・(6)式
(6)式から、プローブピン11に加わる荷重Fが一定で、かつプローブピン11における湾曲する部分の長さLが一定のときには、ヤング率Eがプローブピン11の直径P1の4乗に反比例することが理解される。言い換えると、長さLが一定のときにプローブピン11に加わる荷重Fを一定に維持するには、ヤング率Eを直径Pの4乗に反比例するように規定すればよいことが理解される。このことから、ヤング率Eを、直径P1の4乗に反比例するように規定することで、各プローブピン11に加わる荷重をほぼ同じ値に維持することが可能となる。
この構成においても、回路基板100に対してプローブユニット2をプロービングさせる際にプローブユニット2に加わる荷重を直径P1が互いに異なる各プローブピン11に分散させることができるため、直径P1が大きいプローブピン11に荷重が集中することに起因する大きな打痕や反りの発生を十分に軽減することができる。また、この構成では、距離Dを一定にして、プローブピン11の直径P1が大きいほどプローブピン11を構成する材料のヤング率Eを小さく規定することで、各プローブピン11に加わる荷重を互いに近づけることができるため、例えば、プローブユニット2の小形化に伴い、プローブピン11の直径P1に応じて固定板41や固定板61の厚みを異ならせる加工が困難な場合であっても、プローブピン11を構成する材料のヤング率Eをプローブピン11の直径P1に応じて異ならせることで、大きな打痕や反りの発生を十分に軽減可能なプローブユニット2を製造することができる。
さらに、この構成によれば、プローブピン11の直径P1の4乗に反比例するようにヤング率Eを規定したことにより、プロービングの際に直径P1が異なる各プローブピン11に加わる荷重をほぼ同じ値に維持することができるため、プローブユニット2に加わる荷重を各プローブピン11に対して等しく分散させることができる結果、大きな打痕や反りの発生をさらに軽減することができる。
また、プローブピン11の直径P1が大きいほど距離Dを大きく規定すると共に、直径P1が大きいほどプローブピン11を構成する材料のヤング率Eを小さく規定することによってプロービングの際に各プローブピン11に加わる荷重を互いに近づける構成を採用することもできる。
1 回路基板検査装置
2 プローブユニット
5 検査部
11a,11b,11c プローブピン
12 本体部
21 先端部
22 基端部
23 中央部
31 第1支持板
32 第2支持板
41,61 固定板
42,62 スライド板
51a〜51c,52a〜52c,71a〜71c,72a〜72c 挿通孔
Da,Db,Dc 距離
E ヤング率
La,Lb,Lc 長さ
P1a,P1b,P1c 直径

Claims (6)

  1. 複数の挿通孔がそれぞれ形成されると共に離間した状態で対向配置された一対の支持板と、前記各支持板の前記各挿通孔に先端部側および基端部側がそれぞれ挿通されて当該各支持板によって支持されると共に当該各支持板の間に位置する中央部がプロービング対象体に対するプロービング時に湾曲する複数のプローブピンとを備えたプローブユニットであって、
    直径が互いに異なる複数種類の前記プローブピンを備え、
    前記プローブピンが挿通された一対の前記挿通孔における当該プローブピンの前記中央部側の各縁部間の距離、および当該プローブピンを構成する材料のヤング率の少なくとも一方が、前記プロービング時における当該各プローブピンに加わる荷重が互いに近づくように前記直径に応じて異なるように規定されているプローブユニット。
  2. 前記直径が大きいほど前記距離が大きく規定されている請求項1記載のプローブユニット。
  3. 前記距離が前記直径の2乗に比例するように規定されている請求項2記載のプローブユニット。
  4. 前記直径が大きいほど前記ヤング率が小さく規定されている請求項1から3のいずれかに記載のプローブユニット。
  5. 前記ヤング率は、前記直径の4乗に反比例するように規定されている請求項4記載のプローブユニット。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のプローブユニットと、前記プロービング対象体としての回路基板に接触させた前記プローブユニットを介して入力した電気信号に基づいて当該回路基板に対する電気的検査を実行する検査部とを備えている回路基板検査装置。
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