JP6184667B2 - プローブユニット、基板検査装置およびプローブユニット製造方法 - Google Patents

プローブユニット、基板検査装置およびプローブユニット製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数のプローブと各プローブを支持する支持部とを備えたプローブユニット、そのプローブユニットを備えた基板検査装置、およびそのプローブユニットを製造するプローブユニット製造方法に関するものである。
この種のプローブユニットとして、特開2009−8585号公報に開示された検査冶具が知られている。この検査冶具は、検査対象の電気的検査を行う検査装置に搭載されて使用される検査冶具であって、プローブと、プローブの先端側を支持する先端側支持体と、プローブの後端側を支持する後端側支持体と、先端側支持体および後端側支持体を連結する支持柱とを備えて構成されている。プローブは、導電ワイヤと、導電ワイヤにおける先端側部分および後端側部分を除く部分の外周面に形成された絶縁被覆とで構成されている。先端側支持体は、3枚の支持板が積層されて構成されている。また、各支持板には、貫通孔が形成され、各貫通孔によって、プローブの先端側部分が挿通される先端側挿通孔が構成される。また、先端側挿通孔は支持板に対して垂直な方向に沿って形成されている。この場合、各貫通孔は、各々の内径がプローブの先端側部分の外径よりも大径でかつ絶縁被覆の形成部分の外径よりも小径に形成されており、このように貫通孔(先端側挿通孔)を形成することで、検査対象側へのプローブの抜け落ちが防止されている。
後端側支持体は、5枚の支持板が積層されて構成されている。また、各支持板には、貫通孔が形成され、各貫通孔によって、プローブの後端側部分が挿通される後端側挿通孔が構成される。この場合、後端側挿通孔は、各貫通孔の中心が少しずつずらした状態で支持板が積層されることにより、支持板に対して(先端側挿通孔の中心軸に対して)傾斜するように形成されている。この検査冶具を組み立てるときには、まず、先端側支持体と後端側支持体とを支持柱によって連結する。次いで、後端側支持板を取り外した状態で、後端側支持体の後端側挿通孔から先端側支持体の先端側挿通孔に向けてプローブに差し込み、絶縁被覆の形成部分における先端部を先端側挿通孔を構成する貫通孔の縁部に当接させる。次いで、後端側支持板を取り付ける。これにより、先端側支持体および後端側支持体によってプローブが支持される。この場合、後端側挿通孔が先端側挿通孔に対して傾斜しているため、先端側支持体および後端側支持体によって支持されたプローブは、中間部分が傾斜している。このため、検査の際にプローブの先端部位が検査対象に当接して押し込まれたときには、傾斜しているプローブの中間部分を容易に撓ませることが可能となっている。
特開2009−8585号公報(第4−6頁、第1−4図)
ところが、従来の検査冶具には、以下の問題点がある。すなわち、この検査冶具では、後端側支持体を構成する複数の支持板にそれぞれ形成した貫通孔の中心を少しずつずらした状態で各支持板を積層することによって先端側挿通孔に対して傾斜する後端側挿通孔を形成している。この場合、支持板にはプローブの数と同数の数多くの貫通孔を形成する必要があり、数多くの支持板(上記の例では5枚の支持板)に数多くの貫通孔を正確に形成するには長い加工時間を必要とする。また、後端側挿通孔が予め決められた傾斜方向に傾斜するように各貫通孔の中心を正確に少しずつずらして各支持板を積層する作業にも高度な技術を要する。さらに、この検査冶具では、後端側挿通孔が支持板に対して傾斜し、先端側挿通孔が支持板に対して垂直となっているため、後端側挿通孔から挿入したプローブの先端部を先端側挿通孔に挿通させる際に、プローブの先端部を弾性変形させつつ押し込む煩雑な作業が必要となる。このため、数多くのプローブを挿通させるには長い時間が必要となる。したがって、この検査冶具には、これらの加工や作業に起因して製造コストが上昇するという問題点が存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、製造コストを低減し得るプローブユニット、基板検査装置およびプローブユニット製造方法を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載のプローブユニットは、基板の導体部に先端部を接触させて電気信号の入出力を行うための複数のプローブと、当該プローブを支持する支持部とを備えたプローブユニットであって、前記支持部は、第1の支持孔を有して当該第1の支持孔に挿通させた前記先端部を支持する第1の支持板と、第2の支持孔を有して当該第2の支持孔に挿通させた前記プローブの基端部を支持する第2の支持板と、第3の支持孔を有して当該第3の支持孔に挿通させた前記基端部を支持する第3の支持板とを備えて当該各支持板がこの順序で対向するように配置されると共に、前記第1の支持板と前記第2の支持板との間に配設されたスペーサを備えて構成され、前記各支持板は、前記第2の支持板および前記第3の支持板が当接または近接した状態で前記第1の支持板と当該第2の支持板とが離間すると共に当該各支持板の積層方向に対して傾斜する傾斜方向に沿って前記第1の支持孔、前記第2の支持孔および前記第3の支持孔の各開口面が仮想直線上で対向する姿勢で前記スペーサに固定され、前記プローブは、前記先端部が前記第1の支持孔に沿って延在すると共に当該先端部を除く部分が前記傾斜方向に沿って延在する状態に維持され、前記第1の支持板には、第1の位置決めピンおよび第2の位置決めピンを挿通可能な第1の挿通孔が形成され、前記第2の支持板および前記第3の支持板には、前記第1の位置決めピンを挿通可能な第2の挿通孔と第3の位置決めピンを挿通可能な第3の挿通孔とがそれぞれ形成され、前記スペーサには、前記第2の位置決めピンを挿入可能な第1の挿入孔が前記第1の支持板に対向する面に形成されると共に、第3の位置決めピンを挿入可能な第2の挿入孔が前記第2の支持板に対向する面に形成され、前記第1の挿通孔および前記第2の挿通孔は、前記各支持板に対して垂直な垂直方向に沿って前記第1の支持孔、前記第2の支持孔および前記第3の支持孔の各開口面が仮想直線上で対向するように当該各支持板が互いに当接または近接して積み重ねられたときに当該各挿通孔の中心軸が同軸となる位置にそれぞれ形成され、前記第1の挿入孔は、前記各支持板が前記姿勢のときに当該第1の挿入孔の中心軸と前記第1の挿通孔の中心軸とが同軸となる位置に形成され、前記第3の挿通孔および前記第2の挿入孔は、前記各支持板が前記姿勢のときに当該第3の挿通孔の中心軸と当該第2の挿入孔の中心軸とが同軸となる位置にそれぞれ形成され、前記第1の支持板、前記第2の支持板および前記第3の支持板は、平面視四角形にそれぞれ形成され、前記第1の挿通孔は、前記第1の支持板における一対の対角位置に1つずつ形成され、前記第2の挿通孔は、前記第1の支持板の前記各対角位置に対向する前記第2の支持板における一対の対角位置に1つずつ形成されると共に、前記第1の支持板の前記各対角位置に対向する前記第3の支持板における一対の対角位置に1つずつ形成され、前記第3の挿通孔は、前記第2の支持板における前記一対の対角位置とは異なる他の一対の対角位置に1つずつ形成されると共に、前記第3の支持板における前記一対の対角位置とは異なる他の一対の対角位置に1つずつ形成されている。
また、請求項2記載のプローブユニットは、請求項1記載のプローブユニットにおいて、前記スペーサは、前記各プローブを取り囲む平面視コ字状に形成されている。
また、請求項記載の基板検査装置は、請求項1または2記載のプローブユニットと、基板の導体部に接触させた前記プローブユニットの前記プローブを介して入力した電気信号に基づいて当該基板を検査する検査部とを備えている。
また、請求項4記載のプローブユニット製造方法は、基板の導体部に先端部を接触させて電気信号の入出力を行うための複数のプローブと、当該プローブを支持する支持部とを備えたプローブユニットを製造するプローブユニット製造方法であって、第1の支持孔を有して当該第1の支持孔に挿通させた前記先端部を支持する第1の支持板と、第2の支持孔を有して当該第2の支持孔に挿通させた前記プローブの基端部を支持する第2の支持板と、第3の支持孔を有して当該第3の支持孔に挿通させた前記基端部を支持する第3の支持板とを備えて当該各支持板がこの順序で対向するように配置されると共に、前記第1の支持板と前記第2の支持板との間に配設されたスペーサを備えて構成され、前記第1の支持板、前記第2の支持板および前記第3の支持板が平面視四角形にそれぞれ形成された前記支持部を用いて、前記第1の支持板における一対の対角位置に1つずつ形成されている第1の挿通孔と、前記第1の支持板の前記各対角位置に対向する前記第2の支持板における一対の対角位置に1つずつ形成されると共に当該第1の支持板の当該各対角位置に対向する前記第3の支持板における一対の対角位置に1つずつ形成されている第2の挿通孔とに第1の位置決めピンを挿通させて、前記各支持板に対して垂直な垂直方向に沿って前記第1の支持孔、前記第2の支持孔および前記第3の支持孔の各開口面が仮想直線上で対向するように前記各支持板を互いに当接または近接させて積み重ねた状態を維持し、その状態で前記各支持孔に前記プローブを挿通させ、その後に、前記第2の支持板および前記第3の支持板を当接または近接させた状態で前記第1の支持板と当該第2の支持板とを離間させ、前記第1の位置決めピンを引き抜き、前記第1の支持板と前記第2の支持板との間に前記スペーサを配設し、前記第1の挿通孔と前記スペーサにおける前記第1の支持板に対向する面に形成されている第1の挿入孔とに第2の位置決めピンを挿入すると共に、前記第2の支持板における前記一対の対角位置とは異なる他の一対の対角位置に1つずつ形成されかつ前記第3の支持板における前記一対の対角位置とは異なる他の一対の対角位置に1つずつ形成されている第3の挿通孔と前記スペーサにおける当該第2の支持板に対向する面に形成されている第2の挿入孔とに第3の位置決めピンを挿入して、当該各支持板の積層方向に対して傾斜する傾斜方向に沿って前記第1の支持孔、前記第2の支持孔および前記第3の支持孔の各開口面が仮想直線上で対向する姿勢に当該各支持板を移行させ、その状態で前記各支持板を前記スペーサに固定して前記先端部が前記第1の支持孔に沿って延在すると共に当該先端部を除く部分が前記傾斜方向に沿って延在する状態に前記プローブを維持させて前記プローブユニットを製造する。
また、請求項記載のプローブユニット製造方法は、請求項記載のプローブユニット製造方法において、平面視コ字状に形成された前記スペーサを前記各プローブを取り囲むように前記第1の支持板と前記第2の支持板との間に配設する。
請求項1記載のプローブユニット、請求項記載の基板検査装置、および請求項記載のプローブユニット製造方法では、各支持孔の各開口面が仮想直線上で対向するように各支持板を積み重ねた状態で各支持孔にプローブを挿通させ、その後に、傾斜方向に沿って各支持孔の各開口面が仮想直線上で対向する姿勢に各支持板を移行させて、各支持板によってプローブを保持する。このため、このプローブユニット、基板検査装置およびプローブユニット製造方法では、組立ての際に各支持板の位置をずらすことで、第1の支持孔、第2の支持孔および第3の支持孔の各開口面を傾斜方向に沿って仮想直線上で対向させることができる結果、各貫通孔の中心をずらしつつ複数の支持板を積層して1枚の基端部側支持部を形成するような高度な技術を必要としないため、その分、プローブユニットおよび基板検査装置の製造コストを十分に低減することができる。
また、このプローブユニット、基板検査装置およびプローブユニット製造方法では、2枚の支持板だけでプローブの基端部を支持する。この場合、この種の支持板は、プローブを挿通させて支持する支持孔を数多く形成するため、製造コストが高騰する。このため、このプローブユニット、基板検査装置およびプローブユニット製造方法によれば、数多くの支持板を用いる構成および方法と比較して、支持板が少ない分、製造コストを十分に低減することができる。また、このプローブユニット、基板検査装置およびプローブユニット製造方法では、垂直方向に沿って各支持孔の各開口面が仮想直線上で対向するように各支持板を積み重ねた状態で各支持孔にプローブを挿通させた後に、傾斜方向に沿って各支持孔の各開口面が仮想直線上で対向する姿勢に各支持板を移行させることで、先端部側が第1の支持孔に沿って延在し先端部側を除く部分が傾斜方向に沿って延在する状態に全てのプローブを一度に維持(弾性変形)させてプローブユニットを組み立てることができる。このため、各開口面が予め傾斜方向に沿って対向するように形成されている各支持孔から挿入したプローブを弾性変形させつつ、各開口面が垂直方向に沿って対向している支持孔に差し込む作業をプローブの一本一本について行ってプローブユニットを組み立てる構成および方法と比較して、組み立て工程を十分に短縮させることができる。このため、このプローブユニット、基板検査装置およびプローブユニット製造方法によれば、組み立て工程が短縮される分、製造コストを十分に低減することができる。
また、このプローブユニット、基板検査装置、およびプローブユニット製造方法によれば、各支持板の各挿通孔にピンを挿入して、垂直方向に沿って各支持孔の各開口面が仮想直線上で対向するように各支持板が積み重ねられた状態を維持することにより、簡易な構成および方法でありながら、確実かつ容易に各支持板をその状態に維持することができるため、プローブユニットの製造効率、ひいては基板検査装置の製造効率を十分に向上させることができる。また、このプローブユニット、基板検査装置、およびプローブユニット製造方法によれば、第1の支持板と第2の支持板との間にスペーサを配設し、各支持板をスペーサに固定することにより、簡易な構成および方法でありながら、短時間で確実かつ容易に各支持板を上記した姿勢に維持することができるため、プローブユニットの製造効率、ひいては基板検査装置の製造効率を十分に向上させることができる。
基板検査装置1の構成を示す構成図である。 プローブユニット2の構成を示す構成図である。 プローブ11の平面図である。 先端部側支持部31を下向きした状態の本体部12の分解斜視図である。 基端部側支持部32を下向きした状態の本体部12の分解斜視図である。 本体部12の斜視図である。 プローブユニット2の製造方法を説明する第1の説明図である。 プローブユニット2の製造方法を説明する第2の説明図(図7におけるY面断面図)である。 プローブユニット2の製造方法を説明する第3の説明図である。 プローブユニット2の製造方法を説明する第4の説明図(図6におけるX面断面図)である。
以下、本発明に係るプローブユニット、基板検査装置およびプローブユニット製造方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
最初に、基板検査装置1の構成について説明する。図1に示す基板検査装置1は、同図に示すように、プローブユニット2、移動機構3、載置台4、測定部5、検査部6、記憶部7および処理部8を備えて、基板100を検査可能に構成されている。
プローブユニット2は、図2に示すように、複数のプローブ11、本体部12および電極板13を備えて構成されている。
プローブ11は、検査の際に基板100における導体パターン等の導体部に接触させて電気信号の入出力を行うために用いられ、一例として、導電性を有する金属材料(例えば、ベリリウム銅合金、SKH(高速度工具鋼)およびタングステン鋼など)によって弾性変形可能な断面円形の棒状に形成されている。また、図3に示すように、プローブ11の先端部21および基端部23は、それぞれ鋭利に形成されている。また、プローブ11の中間部22の周面には、絶縁性を有するコーティング材料(一例として、フッ素系樹脂、ポリウレタン、ポリエステルおよびポリイミドなど)で形成された絶縁層が形成されている。このため、中間部22は、その直径L2が先端部21の直径L1および基端部23の直径L3よりも大径となっている。つまり、プローブ11は、先端部21および基端部23が中間部22よりも小径に形成されている。
本体部12は、支持部に相当し、図2,4〜6に示すように、先端部側支持部31、基端部側支持部32、およびスペーサ33を備えて、プローブ11を支持可能に構成されている。先端部側支持部31は、プローブ11の先端部21側を支持する部材であって、支持板41および支持板42を備えて構成されている。この場合、この構成例では、支持板41,42によって第1の支持板が構成される。
支持板41は、一例として、非導電性を有する樹脂材料によって板状に形成されている。また、支持板41には、図5,8に示すように、平面視円形の複数(プローブ11の数と同数)の支持孔51(第1の支持孔)が形成されている。支持孔51は、図8に示すように、その直径R1がプローブ11の先端部21の直径L1よりもやや大径で、かつプローブ11の中間部22の直径L2よりもやや小径に形成されて、中間部22を挿通させずに、先端部21のみを挿通させることが可能となっている。
また、支持板41には、図5,8,10に示すように、後述するプローブユニット2の組み立て工程において用いる位置決めピン34a(第2の位置決めピン)および位置決めピン34c(第1の位置決めピン)を挿入可能な複数(例えば、2個)の挿通孔61a(第1の挿通孔)が形成されている。また、支持板41には、図5に示すように、スペーサ33に支持板41および支持板42を固定する際に用いるボルト35を挿通可能な複数(例えば、6個)の固定孔61bが形成されている。
支持板42は、支持板41と同じ材料(この例では、非導電性を有する樹脂材料)によって板状に形成されている。また、支持板42には、図4,8に示すように、平面視円形の複数(プローブ11の数と同数)の支持孔52(第1の支持孔)が形成されている。支持孔52は、図8に示すように、その直径R2が支持板41の支持孔51の直径R1と同じ直径に形成されて、中間部22を挿通させずに、先端部21のみを挿通させることが可能となっている。
また、支持板42には、図4,8,10に示すように、上記した位置決めピン34a,34cを挿入可能な複数(例えば、2個)の挿通孔62a(第1の挿通孔)が形成されている。また、支持板42には、図4に示すように、上記したボルト35を挿通可能な複数(例えば、6個)の固定孔62bが形成されている。
基端部側支持部32は、プローブ11の基端部23側を支持する部材であって、図2,4,5に示すように、支持板43(第2の支持板)および支持板44(第3の支持板)を備えて構成されている。支持板41は、一例として、非導電性を有する樹脂材料によって板状に形成されている。また、支持板43には、図5,8に示すように、平面視円形の複数(プローブ11の数と同数)の支持孔53(第2の支持孔)が形成されている。支持孔53は、図8に示すように、その直径R3がプローブ11の中間部22の直径L2よりもやや大径に形成されて、中間部22を挿通させることが可能となっている。
また、支持板43には、図5,8,10に示すように、プローブユニット2の組み立て工程において用いる位置決めピン34cを挿入可能な複数(例えば、2個)の挿通孔63a(第2の挿通孔)、および位置決めピン34b(第3の位置決めピン)を挿入可能な複数(例えば、2個)の挿通孔63b(第3の挿通孔)が形成されている。また、支持板43には、図5に示すように、スペーサ33に支持板43および支持板44を固定する際に用いるボルト35を挿通可能な複数(例えば、6個)の固定孔63cが形成されている。
支持板44は、支持板43と同じ材料(この例では、非導電性を有する樹脂材料)によって板状に形成されている。また、支持板44には、図4,8に示すように、平面視円形の複数(プローブ11の数と同数)の支持孔54(第3の支持孔)が形成されている。この場合、支持孔54は、図8に示すように、その直径R4が支持板43の支持孔53の直径R3と同じ直径に形成されて、中間部22を挿通させることが可能となっている。
また、支持板44には、図4,8,10に示すように、上記した位置決めピン34cを挿入可能な複数(例えば、2個)の挿通孔64a(第2の挿通孔)、および位置決めピン34bを挿入可能な複数(例えば、2個)の挿通孔64b(第3の挿通孔)が形成されている。また、支持板44には、図4に示すように、上記したボルト35を挿通可能な複数(例えば、6個)の固定孔64cが形成されている。
スペーサ33は、図4,5に示すように、平面視コ字状に形成されて、図6に示すように、先端部側支持部31と基端部側支持部32との間(支持板42と支持板43との間)に配設される。このスペーサ33は、支持板41および支持板42によって構成される先端部側支持部31と、支持板43および支持板44によって構成される基端部側支持部32とを離反させた状態に維持する機能を有している。
また、図5に示すように、スペーサ33における先端部側(同図における上部側)の端面には、上記した位置決めピン34aを挿入可能な挿入孔65a(第1の挿入孔)が形成されている。また、図4に示すように、スペーサ33における、基端部側(同図における上部側)の端面には、上記した位置決めピン34bを挿入可能な挿入孔65b(第2の挿入孔)が形成されている。さらに、図4,5に示すように、スペーサ33の先端部側の端面および基端部側の端面には、上記したボルト35をねじ込み可能な複数(この例では、各々6個の合計12個)のねじ穴65cが形成されている。
この場合、このプローブユニット2では、図8に示すように、支持板41の挿通孔61a、支持板42の挿通孔62a、支持板43の挿通孔63a、および支持板44の挿通孔64aにおける各々の中心軸が同軸状態となったときに、支持板41の各支持孔51、支持板42の各支持孔52、支持板43の支持孔53、および支持板44の支持孔54における各々の中心軸が同軸状態となるように、つまり、各支持板41〜44に対して垂直な方向(以下、単に「垂直方向」ともいう)に沿って各支持孔51〜54の各開口面が仮想直線A1(同図において破線で示す線分)上で対向する(仮想直線A1上に並ぶ)ように各挿通孔61a,62a,63a,64aの形成位置が規定されている。
また、このプローブユニット2では、図10に示すように、支持板41の挿通孔61a、支持板42の挿通孔62a、およびスペーサ33の挿入孔65aにおける各々の中心軸が同軸状態となり、かつ支持板43の挿通孔63b、支持板44の挿通孔64b、およびスペーサ33の挿入孔65bにおける各々の中心軸が同軸状態となったときに、垂直方向に沿って各支持孔51,52の各開口面が仮想直線A2(同図に破線で示す線分)上で対向し(仮想直線A2上に並び)、かつ各支持板41〜44の積層方向(厚み方向)に対して傾斜する方向(以下、単に「傾斜方向」ともいう)に沿って支持孔52,53,54の各開口面が仮想直線A3(同図において一点鎖線で示す線分)上で対向する(仮想直線A3上に並ぶ)ように各挿通孔61a,62a,63b,64bおよび各挿入孔65a,65bの形成位置が規定されている。
また、このプローブユニット2では、図2に示すように、先端部側支持部31を構成する支持板41,42の支持孔51,52にプローブ11の先端部21が挿通され、基端部側支持部32を構成する支持板43,44の支持孔53,54にプローブ11の基端部23が挿通された状態で、プローブ11が本体部12によって支持されている。また、プローブ11は、同図に示すように、先端部21側が垂直方向に沿って延在し、先端部21側を除く部分が傾斜方向に沿って延在するようにして本体部12によって支持されている。この場合、プローブ11は、先端部21側を除く部分が傾斜しているため、基板100に近接する向きにプローブユニット2が全体として移動させられたときに、基板100の導体部に先端部21が接触し、この際に加わる導体部からの押圧力(反力)に応じて傾斜部分が湾曲し、これによって本体部12(先端部側支持部31)からの突出量が変化(増減)する。
電極板13は、非導電性を有する樹脂材料等によって板状に形成されて、図2に示すように、本体部12における基端部側支持部32の上部に配設されている。また、電極板13における各プローブ11の各基端部23との接触部位には、導電性を有する端子が嵌め込まれており、この各端子には、プローブ11と測定部5とを電気的に接続するためのケーブルがそれぞれ接続されている。
移動機構3は、処理部8の制御に従い、載置台4(載置台4に載置されている基板100)に対して近接する向きおよび離反する向きにプローブユニット2を移動させる。載置台4は、基板100を載置可能に構成されると共に、載置された基板100を固定可能に構成されている。測定部5は、プローブ11を介して入出力する電気信号に基づき、物理量(例えば、抵抗値)を測定する測定処理を実行する。
検査部6は、処理部8の制御に従い、測定部5によって測定された物理量としての抵抗値に基づいて基板100の良否(導体部の断線や短絡の有無)を検査する検査処理を実行する。記憶部7は、処理部8の制御に従い、測定部5によって測定された抵抗値や検査部6によって行われた検査の結果などを一時的に記憶する。処理部8は、基板検査装置1を構成する各部を制御する。
次に、プローブユニット2の製造方法について、図面を参照して説明する。
まず、図7,8に示すように、各支持板41〜44を互いに当接させた状態で積み重ねる。次いで、各支持板41〜44における各挿通孔61a〜64aの中心軸が同軸となるように位置合わせする。この際に、図8に示すように、支持板41〜44における支持孔51〜54の各開口面が垂直方向に沿って仮想直線A1上で対向する。続いて、同図に示すように、各挿通孔61a〜64aに位置決めピン34cを挿通させる。これにより、各支持板41〜44がこの姿勢(互いに当接して、各支持孔51〜54の各開口面が垂直方向に沿って仮想直線A1上で対向する姿勢:第1の姿勢)に維持される。
次いで、図8に示すように、支持板44の支持孔54からプローブ11の先端部21を挿入して、支持板43の支持孔53、支持板42の支持孔52、および支持板41の支持孔51にプローブ11を挿通させる。この場合、支持孔51および支持孔52の直径R1,R2がプローブ11における中間部22の直径L2よりも小径のため、プローブ11の先端部21のみが各支持孔51,52を挿通される。続いて、同様にして、各支持孔51〜54にプローブ11を挿通させる。
次いで、図9に示すように、支持板41および支持板42が当接しかつ支持板43および支持板44が当接した状態を維持しつつ、支持板42と支持板43とを離間させ、続いて、各挿通孔61a〜64aから位置決めピン34cを引き抜き、次いで、支持板42と支持板43との間ペーサ33を配設する。
続いて、図10に示すように、支持板41の挿通孔61a、支持板42の挿通孔62a、およびスペーサ33の挿入孔65aにおける各の中心軸が同軸となるように位置合わせを行い、次いで、各挿通孔61a,62aおよび挿入孔65aに位置決めピン34aを挿通させる。この際に、支持板41の支持孔51および支持板42の支持孔52の各開口面が垂直方向に沿って仮想直線A2上で対向する状態に維持される。
続いて、支持板41の固定孔61bおよび支持板42の固定孔62bにボルト35を挿通させ、ボルト35の先端部をスペーサ33の先端部側の端面に形成されているねじ穴65cにねじ込む。これにより、支持板41および支持板42がスペーサ33に固定される。
次いで、図10に示すように、支持板44の挿通孔64b、支持板43の挿通孔63b、およびスペーサ33の挿入孔65bにおける各の中心軸が同軸となるように位置合わせを行い、続いて、各挿通孔63b,64bおよび挿入孔65bに位置決めピン34bを挿通させる。この際に、支持板42の支持孔52、支持板43の支持孔53、および支持板44の支持孔54の各開口面が傾斜方向に沿って仮想直線A3上で対向する状態に維持される。
次いで、支持板43の固定孔63cおよび支持板44の固定孔64cにボルト35を挿通させ、ボルト35の先端部をスペーサ33の基端部側の端面に形成されているねじ穴65cにねじ込む。これにより、支持板43および支持板44がスペーサ33に固定される。
この状態では、図10に示すように、支持板41および支持板42が当接し支持板43および支持板44が当接した状態で支持板42と支持板43とが離間すると共に、垂直方向に沿って支持孔51および支持孔52の各開口面が仮想直線A2上で対向しかつ傾斜方向に沿って支持孔52、支持孔53および支持孔54の各開口面が仮想直線A3上で対向する姿勢(第2の姿勢)に維持される。続いて、基端部側支持部32の外側に電極板13を固定する。以上により、図6に示すように、プローブユニット2の製造が完了する(同図では電極板13の図示を省略する)。
このプローブユニット2およびプローブユニット製造方法では、2枚の支持板41,42だけで形成された先端部側支持部31、および2枚の支持板43,44だけで形成された基端部側支持部32を用いているため、数多くの支持板で形成された支持部を用いる構成および方法と比較してプローブユニット2の製造コストを低く抑えることが可能となっている。また、このプローブユニット2およびプローブユニット製造方法では、組立ての際に各支持板41〜44の位置をずらすことで、支持孔52、支持孔53および支持孔54の各開口面の対向方向(支持孔52,53,54の並び方向)を各支持板41〜44の積層方向に対して傾斜させている。このため、このプローブユニット2およびプローブユニット製造方法では、各貫通孔の中心を少しずつずらしつつ各支持板を積層して1枚に形成するような高度な技術を必要としないため、その分、プローブユニット2の製造コストを低く抑えることが可能となっている。さらに、このプローブユニット2およびプローブユニット製造方法では、各支持孔51〜54の各開口面が各支持板41〜44の積層方向に対して垂直な方向に沿って仮想直線A1上で対向する第1の姿勢に各支持板41〜44を維持した状態で各支持孔51〜54にプローブ11を挿通させ、その後に各支持板41〜44を第2の姿勢に移行させることでプローブユニット2を製造することができるため、各開口面が予め傾斜方向に沿って対向するように形成されている基端部側支持部32の各支持孔54,53から挿入したプローブ11を弾性変形させつつ、各開口面が垂直方向に沿って対向している先端部側支持部31の支持孔52,51に差し込む作業をプローブ11の一本一本について行ってプローブユニット2を組み立てる構成および方法と比較して、組み立て工程を十分に短縮させることが可能となっている。
次に、基板検査装置1を用いて基板100の検査を行う基板検査方法について、図面を参照して説明する。
まず、先端部側支持部31を下向きにした状態のプローブユニット2を移動機構3に固定する(図1参照)。次いで、載置台4の載置面に基板100を載置して、続いて、図外の固定具によって基板100を載置台4に固定する。次いで、基板検査装置1を作動させる。この際に、処理部8が、移動機構3を制御して、基板100(載置台4の載置面)に対して近接する向き(図1における下向き)にプローブユニット2を移動(降下)させる。
続いて、処理部8は、移動機構3を制御して、予め決められた移動量だけプローブユニット2を移動させた時点で、その移動を停止させる。次いで、処理部8は、測定部5を制御して測定処理を実行させる。この測定処理では、測定部5は、各プローブ11を介して入出力する電気信号に基づいて物理量としての抵抗値を測定する。
続いて、処理部8は、検査部6を制御して検査処理を実行させる。この検査処理では、検査部6は、測定部5によって測定された抵抗値に基づいて導体部の断線および短絡の有無を検査する。次いで、処理部8は、検査結果を図外の表示部に表示させる。以上により、基板100の検査が終了する。続いて、新たな基板100を検査するときには、新たな基板100を載置台4に載置して固定し、次いで、基板検査装置1を作動させる。この際に、処理部8が、上記した各処理を実行する。
一方、プローブユニット2に配設されているプローブ11の一部が破損したときには、次のような手順でプローブ11を交換する。まず、プローブユニット2を移動機構3から取り外す。続いて、電極板13を本体部12(基端部側支持部32)から取り外す。次いで、破損したプローブ11の先端部21を支持板44側に押し込む。この際に、プローブ11の基端部23が支持板44からやや突出する。続いて、突出した基端部23を摘んで本体部12から引き抜く。
次いで、新たなプローブ11を支持板44の支持孔54から挿入して、支持板43の支持孔53に挿通させ、続いて、支持板42の支持孔52に先端部21を挿入させる。この場合、支持孔54,53,52の各開口面が傾斜方向に沿って仮想直線A3上で対向しているため、支持孔54および支持孔53によってプローブ11が案内されて先端部21が支持孔52に正確に到達して、支持孔52に挿入される。次いで、プローブ11をさらに押し込むことによって先端部21を支持板41の支持孔51に挿入させる。
この場合、支持孔51,52の開口面が垂直方向に沿って仮想直線A2上で対向しているため、先端部21と中間部22との境界部分が弾性変形させられて、先端部21が垂直方向に沿って延在し、先端部21を除く部分(中間部22および基端部23)が傾斜方向に沿って延在する。続いて、プローブ11をさらに押し込むことによって先端部21を支持板41から突出させて、プローブ11の交換を終了する。このように、このプローブユニット2では、各支持板41〜44の姿勢を第2の姿勢に維持した状態で(各支持板41〜44の姿勢を第1の姿勢に移行させることなく)プローブ11の交換を行うことが可能となっている。次いで、電極板13を本体部12に取り付け、続いて、プローブユニット2を移動機構3に取り付ける。
このように、このプローブユニット2、基板検査装置1およびプローブユニット製造方法では、垂直方向に沿って各支持孔51〜54の各開口面が仮想直線A1上で対向するように互いに当接させて各支持板41〜44を積み重ねた第1の姿勢に維持した状態で各支持孔51〜54にプローブ11を挿通させ、支持板41,42を互いに当接させ支持板43,44を互いに当接させた状態で支持板42,43を離間させると共に傾斜方向に沿って支持孔52〜54の各開口面が仮想直線A3上で対向する第2の姿勢に移行させてその状態を維持させて各支持板41〜44によってプローブ11を保持する。このため、このプローブユニット2、基板検査装置1およびプローブユニット製造方法では、組立ての際に各支持板41〜44の位置をずらすことで、支持孔52〜54の各開口面を傾斜方向に沿って仮想直線A3上で対向させることができる結果、各貫通孔の中心をずらしつつ複数の支持板を積層して1枚の基端部側支持部を形成するような高度な技術を必要としないため、その分、プローブユニット2および基板検査装置1の製造コストを十分に低減することができる。
また、このプローブユニット2、基板検査装置1およびプローブユニット製造方法では、2枚の支持板43,44だけで形成された基端部側支持部32を用いている。この場合、この種の支持板は、プローブ11を挿通させて支持する支持孔を数多く形成するため、製造コストが高騰する。このため、このプローブユニット2、基板検査装置1およびプローブユニット製造方法によれば、数多くの支持板で形成された先端部側支持部や基端部側支持部を用いる構成および方法と比較して、支持板が少ない分、製造コストを十分に低減することができる。また、このプローブユニット2、基板検査装置1およびプローブユニット製造方法では、各支持板41〜44を第1の姿勢に維持させた状態で各支持孔51〜54にプローブ11を挿通させた後に、各支持板41〜44を第2の姿勢に移行させることで、先端部21側が支持孔51,52に沿って延在し先端部21側を除く部分が傾斜方向に沿って延在する状態に全てのプローブ11を一度に維持(弾性変形)させてプローブユニット2を組み立てることができる。このため、各開口面が予め傾斜方向に沿って対向するように形成されている基端部側支持部32の各支持孔54,53から挿入したプローブ11を弾性変形させつつ、先端部側支持部31の支持孔52,51に差し込む作業をプローブ11の一本一本について行ってプローブユニット2を組み立てる構成および方法と比較して、組み立て工程を十分に短縮させることができる。このため、このプローブユニット2、基板検査装置1およびプローブユニット製造方法によれば、組み立て工程が短縮される分、製造コストを十分に低減することができる。
また、このプローブユニット2、基板検査装置1およびプローブユニット製造方法によれば、各支持板41〜44の各挿通孔61a〜64aに位置決めピン34cを挿入して、各支持板41〜44を第1の姿勢に維持することにより、簡易な構成および方法でありながら、確実かつ容易に各支持板41〜44を第1の姿勢に維持することができるため、プローブユニット2の製造効率、ひいては基板検査装置1の製造効率を十分に向上させることができる。
また、このプローブユニット2、基板検査装置1およびプローブユニット製造方法によれば、第2の姿勢の支持板42,43の間にスペーサ33を配設し、各支持板41〜44をスペーサ33に固定することにより、簡易な構成および方法でありながら、短時間で確実かつ容易に各支持板41〜44を第2の姿勢に維持することができるため、プローブユニット2の製造効率、ひいては基板検査装置1の製造効率を十分に向上させることができる。
なお、基板検査装置および基板検査方法は、上記の構成および方法に限定されない。例えば、第1の姿勢において、各支持板41〜44を互いに当接した状態に維持する構成および方法について上記したが、第1の姿勢において各支持板41〜44を互いに近接した状態に維持する構成および方法を採用することもできる。また、第2の姿勢において、支持板41,42を互いに当接させ、支持板43,44を互いに当接し、かつ支持板43,44を離間させた状態に維持する構成および方法について上記したが、支持板41,42を互いに近接した状態に維持させたり、支持板43,44を互いに近接した状態に維持させたりする構成および方法を採用することもできる。
また、第2の姿勢において支持孔51および支持孔52の各開口面が垂直方向に沿って仮想直線A2上で対向する構成および方法について上記したが、第2の姿勢において各開口面が傾斜方向に沿って仮想直線上で対向する構成および方法を採用することもできる。この場合、この傾斜方向は、上記した仮想直線A3の傾斜方向と同じでもよいし異なってもよい。
さらに、第1の支持板を2枚の支持板41,42で構成した例について上記したが、1枚の板体で構成した第1の支持板を用いることもできる。この場合、この第1の支持板の支持孔は、上記した垂直方向に沿って延在するように形成してもよいし、上記した傾斜方向に沿って延在するように形成してもよい。
また、上記した2枚の支持板43,44(第2の支持板および第3の支持板)に加えて、1または2以上の支持板(つまり、3枚以上の支持板)でプローブ11の基端部23を支持する構成および方法を採用することもできる。この場合、追加した支持板における支持孔の開口面を、他の支持板における各支持孔の各開口面と同様にして、第1の姿勢において垂直方向に沿って仮想直線A1上で対向させ、第2の姿勢において傾斜方向に沿って仮想直線A3上で対向させることで、上記した構成および方法と同様の効果を実現することができる。
また、支持板42,43の間に平面視コ字状のスペーサ33を配設して各支持板41〜44を第2の姿勢に維持する構成および方法について上記したが、スペーサ33に代えて、直方体状や円柱状などの任意の形状のスペーサを用いる構成や方法を採用することができる。
1 基板検査装置
2 プローブユニット
6 検査部
11 プローブ
12 本体部
21 先端部
22 中間部
23 基端部
31 先端部側支持部
32 基端部側支持部
33 スペーサ
34a,34b,34c 位置決めピン
41〜44 支持板
51〜54 支持孔
61a,62a,63a,64挿通孔
65a,65b 挿入孔
65c ねじ穴
100 基板

Claims (5)

  1. 基板の導体部に先端部を接触させて電気信号の入出力を行うための複数のプローブと、当該プローブを支持する支持部とを備えたプローブユニットであって、
    前記支持部は、第1の支持孔を有して当該第1の支持孔に挿通させた前記先端部を支持する第1の支持板と、第2の支持孔を有して当該第2の支持孔に挿通させた前記プローブの基端部を支持する第2の支持板と、第3の支持孔を有して当該第3の支持孔に挿通させた前記基端部を支持する第3の支持板とを備えて当該各支持板がこの順序で対向するように配置されると共に、前記第1の支持板と前記第2の支持板との間に配設されたスペーサを備えて構成され、
    前記各支持板は、前記第2の支持板および前記第3の支持板が当接または近接した状態で前記第1の支持板と当該第2の支持板とが離間すると共に当該各支持板の積層方向に対して傾斜する傾斜方向に沿って前記第1の支持孔、前記第2の支持孔および前記第3の支持孔の各開口面が仮想直線上で対向する姿勢で前記スペーサに固定され、
    前記プローブは、前記先端部が前記第1の支持孔に沿って延在すると共に当該先端部を除く部分が前記傾斜方向に沿って延在する状態に維持され、
    前記第1の支持板には、第1の位置決めピンおよび第2の位置決めピンを挿通可能な第1の挿通孔が形成され、
    前記第2の支持板および前記第3の支持板には、前記第1の位置決めピンを挿通可能な第2の挿通孔と第3の位置決めピンを挿通可能な第3の挿通孔とがそれぞれ形成され、
    前記スペーサには、前記第2の位置決めピンを挿入可能な第1の挿入孔が前記第1の支持板に対向する面に形成されると共に、第3の位置決めピンを挿入可能な第2の挿入孔が前記第2の支持板に対向する面に形成され、
    前記第1の挿通孔および前記第2の挿通孔は、前記各支持板に対して垂直な垂直方向に沿って前記第1の支持孔、前記第2の支持孔および前記第3の支持孔の各開口面が仮想直線上で対向するように当該各支持板が互いに当接または近接して積み重ねられたときに当該各挿通孔の中心軸が同軸となる位置にそれぞれ形成され、
    前記第1の挿入孔は、前記各支持板が前記姿勢のときに当該第1の挿入孔の中心軸と前記第1の挿通孔の中心軸とが同軸となる位置に形成され、
    前記第3の挿通孔および前記第2の挿入孔は、前記各支持板が前記姿勢のときに当該第3の挿通孔の中心軸と当該第2の挿入孔の中心軸とが同軸となる位置にそれぞれ形成され
    前記第1の支持板、前記第2の支持板および前記第3の支持板は、平面視四角形にそれぞれ形成され、
    前記第1の挿通孔は、前記第1の支持板における一対の対角位置に1つずつ形成され、
    前記第2の挿通孔は、前記第1の支持板の前記各対角位置に対向する前記第2の支持板における一対の対角位置に1つずつ形成されると共に、前記第1の支持板の前記各対角位置に対向する前記第3の支持板における一対の対角位置に1つずつ形成され、
    前記第3の挿通孔は、前記第2の支持板における前記一対の対角位置とは異なる他の一対の対角位置に1つずつ形成されると共に、前記第3の支持板における前記一対の対角位置とは異なる他の一対の対角位置に1つずつ形成されているプローブユニット。
  2. 前記スペーサは、前記各プローブを取り囲む平面視コ字状に形成されている請求項1記載のプローブユニット。
  3. 請求項1または2記載のプローブユニットと、基板の導体部に接触させた前記プローブユニットの前記プローブを介して入力した電気信号に基づいて当該基板を検査する検査部とを備えている基板検査装置。
  4. 基板の導体部に先端部を接触させて電気信号の入出力を行うための複数のプローブと、当該プローブを支持する支持部とを備えたプローブユニットを製造するプローブユニット製造方法であって、
    第1の支持孔を有して当該第1の支持孔に挿通させた前記先端部を支持する第1の支持板と、第2の支持孔を有して当該第2の支持孔に挿通させた前記プローブの基端部を支持する第2の支持板と、第3の支持孔を有して当該第3の支持孔に挿通させた前記基端部を支持する第3の支持板とを備えて当該各支持板がこの順序で対向するように配置されると共に、前記第1の支持板と前記第2の支持板との間に配設されたスペーサを備えて構成され、前記第1の支持板、前記第2の支持板および前記第3の支持板が平面視四角形にそれぞれ形成された前記支持部を用いて、
    前記第1の支持板における一対の対角位置に1つずつ形成されている第1の挿通孔と、前記第1の支持板の前記各対角位置に対向する前記第2の支持板における一対の対角位置に1つずつ形成されると共に当該第1の支持板の当該各対角位置に対向する前記第3の支持板における一対の対角位置に1つずつ形成されている第2の挿通孔とに第1の位置決めピンを挿通させて、前記各支持板に対して垂直な垂直方向に沿って前記第1の支持孔、前記第2の支持孔および前記第3の支持孔の各開口面が仮想直線上で対向するように前記各支持板を互いに当接または近接させて積み重ねた状態を維持し、その状態で前記各支持孔に前記プローブを挿通させ、その後に、
    前記第2の支持板および前記第3の支持板を当接または近接させた状態で前記第1の支持板と当該第2の支持板とを離間させ、前記第1の位置決めピンを引き抜き、前記第1の支持板と前記第2の支持板との間に前記スペーサを配設し、
    前記第1の挿通孔と前記スペーサにおける前記第1の支持板に対向する面に形成されている第1の挿入孔とに第2の位置決めピンを挿入すると共に、前記第2の支持板における前記一対の対角位置とは異なる他の一対の対角位置に1つずつ形成されかつ前記第3の支持板における前記一対の対角位置とは異なる他の一対の対角位置に1つずつ形成されている第3の挿通孔と前記スペーサにおける当該第2の支持板に対向する面に形成されている第2の挿入孔とに第3の位置決めピンを挿入して、当該各支持板の積層方向に対して傾斜する傾斜方向に沿って前記第1の支持孔、前記第2の支持孔および前記第3の支持孔の各開口面が仮想直線上で対向する姿勢に当該各支持板を移行させ、その状態で前記各支持板を前記スペーサに固定して前記先端部が前記第1の支持孔に沿って延在すると共に当該先端部を除く部分が前記傾斜方向に沿って延在する状態に前記プローブを維持させて前記プローブユニットを製造するプローブユニット製造方法。
  5. 平面視コ字状に形成された前記スペーサを前記各プローブを取り囲むように前記第1の支持板と前記第2の支持板との間に配設する請求項4記載のプローブユニット製造方法。
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