JP2006226702A - 基板検査用治具、基板検査装置及び検査用接触子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 微細な配線パターンが形成された基板の検査においても、複数の検査用接触子と接続用電極との間の接触抵抗を充分に小さくする。
【解決手段】 ベースプレート64の貫通開口76内には、コイルバネ615が、接触子61の下端部に外嵌されて配設されている。また、ベースプレート64には、貫通開口76の内側に突出して配設され、コイルバネ615の一方端(上端)615aを支持する抜け防止部材641が配設されると共に、接触子61には、コイルバネ615の他方端(下端)615bを支持する突起部材614が配設されている。ここで、コイルバネ615は、上端615aがベースプレート64の抜け防止部材641に支持され、下端615bが接触子61の突起部材614に支持されて、圧縮状態で配設されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数の配線パターンを有する被検査基板と前記被検査基板の電気的特性を検査する基板検査部との間で検査信号を伝送するべく、弾性を有する所定数の長尺の検査用接触子を、前記被検査基板の配線パターン上に接触させる基板検査用治具、基板検査装置及び検査用接触子に関するものである。尚、この発明は、プリント配線基板に限らず、例えば、フレキシブル基板、多層配線基板、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ用の電極板、及び半導体パッケージ用のパッケージ基板やフィルムキャリアなど種々の基板における電気的配線の検査に適用でき、この明細書では、それら種々の配線基板を総称して「基板」という。
複数の配線パターンが形成された基板について、当該配線パターンの導通や、各配線パターン間の短絡不良の有無を検査する基板検査を行うために、配線パターン毎に移動させる必要のない複数の検査用接触子を基板に形成された複数の配線パターンに押し当てて接触させ、それら複数の検査用接触子に選択的に電気信号を与えて基板検査を行うことにより、検査時間を低減できる基板検査装置が知られている。
このような基板検査装置において、複数の検査用接触子を中心軸と垂直な方向に撓ませた状態で保持することによって、各検査用接触子の後端部を接続用電極に弾性的に圧接させるようにして検査用接触子と接続用電極との間の電気抵抗(接触抵抗)を低減する基板検査用治具及びこれを用いた基板検査装置が知られている(特許文献1参照)。
特許第3505495号公報
上述のように、複数の検査用接触子を中心軸と垂直な方向に撓ませた状態で保持することによって、各検査用接触子の後端部を接続用電極に弾性的に圧接させる場合には、各検査用接触子の後端部と接続用電極との間に中心軸の方向以外に中心軸と垂直な方向の応力が作用する。
そこで、各検査用接触子の後端部と接続用電極との間の接触抵抗を充分に小さくするには、各検査用接触子の後端部に凸状部を形成すると共に、接続用電極に各検査用接触子の後端部の凸状部に嵌合するべく凹状部を形成する必要があるため、微細な配線パターンが形成された基板の検査に適用することは困難であった。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、微細な配線パターンが形成された基板の検査においても、複数の検査用接触子と接続用電極との間の接触抵抗を充分に小さくすることができる基板検査用治具、基板検査装置及び検査用接触子を提供することを目的とする。
請求項1に記載の基板検査用治具は、複数の配線パターンを有する被検査基板と前記被検査基板の電気的特性を検査する基板検査部との間で検査信号を伝送するべく、弾性を有する所定数の長尺の検査用接触子を、前記被検査基板の配線パターン上に接触させる基板検査用治具であって、前記被検査基板の配線パターンに接触される前記所定数の検査用接触子の一方端部を、それぞれ、突出状態で貫通支持する前記所定数の第1貫通孔を有する第1プレートと、前記第1プレートに対して所定距離だけ離間されて略平行に配設され、前記所定数の検査用接触子の他方端部を、それぞれ、貫通支持する前記所定数の第2貫通孔を有する第2プレートと、前記所定数の検査用接触子の他方端部を衝止すると共に、前記検査信号を前記他方端部と前記基板検査部との間でそれぞれ伝送可能に当接する前記所定数の電極が配設された電極プレートと、前記所定数の検査用接触子の前記他方端部を、それぞれ、前記電極側へ付勢する付勢手段とを備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、第1プレートに配設された所定数の第1貫通孔によって、被検査基板の配線パターンに接触される所定数の検査用接触子の一方端部が、それぞれ、突出状態で貫通支持され、第1プレートに対して所定距離だけ離間されて略平行に配設された第2プレートに形成された所定数の第2貫通孔によって、所定数の検査用接触子の他方端部が、それぞれ、貫通支持される。そして、電極プレートに配設された所定数の電極によって、所定数の検査用接触子の他方端部が衝止されると共に、検査信号が他方端部と基板検査部との間でそれぞれ伝送可能に当接され、付勢手段によって、所定数の検査用接触子の他方端部が、それぞれ、電極側へ付勢される。
従って、電極プレートに配設された各電極に衝止される各検査用接触子の他方端部が、電極側へ付勢されるため、微細な配線パターンが形成された基板の検査においても、各検査用接触子の他方端部と各電極との間の電気抵抗が充分に小さくされる。
特に、検査用接触子が検査基板と当接していない状態でも、(すなわち常時)検査用接触子の他方端部を電極によって衝止される状態に保持することで、電極の検査用接触子の他方端部と接触する部位が酸化して高抵抗状態となる現象が防止される。
請求項2に記載の基板検査用治具は、前記付勢手段が、前記第2貫通孔内に圧縮状態で挿入して配設された弾性部材を有することを特徴としている。
上記の構成によれば、弾性部材が、第2貫通孔内に圧縮状態で挿入して配設されているため、弾性部材の復元力によって検査用接触子の他方端部を電極側へ確実に付勢することが可能となり、簡単な構成で付勢手段が実現され得る。
請求項3に記載の基板検査用治具は、前記第2プレートが、前記第2貫通孔の内側に突出して配設され、前記弾性部材の一方端を支持する第1支持部材を有し、前記検査用接触子が、前記他方端部に、前記弾性部材の他方端を支持する第2支持部材を有することを特徴としている。
上記の構成によれば、弾性部材の一方端が、第2プレートの第2貫通孔の内側に突出して配設された第1支持部材によって支持され、弾性部材の他方端が、検査用接触子の他方端部に形成された第2支持部材によって支持されるため、弾性部材の復元力が第2支持部材を介して検査用接触子の他方端部に付与される。
従って、第1支持部材によって一方端が支持された弾性部材の弾性復元力が、第2支持部材を介して検査用接触子の他方端部に付与されるため、検査用接触子の他方端部が確実に電極側へ付勢されると共に、簡単な構成で付勢手段が実現される。
請求項4に記載の基板検査用治具は、前記弾性部材が、前記検査用接触子の前記他方端部に外嵌されたコイルバネからなること特徴としている。
上記の構成によれば、弾性部材が検査用接触子の他方端部に外嵌されたコイルバネからなるため、検査用接触子の他方端部が電極側へ更に確実に付勢される。
請求項5に記載の基板検査用治具は、前記付勢手段が、前記第1プレートの前記第1貫通孔からの、前記検査用接触子の前記被検査基板側への突出長さを規制する規制部材を有し、前記規制部材が、当該規制部材と前記電極プレートに配設された前記所定数の電極とによって前記検査用接触子の少なくとも前記他方端部が軸方向に圧縮状態に維持されるべく位置設定されて配設されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、規制部材によって、第1プレートの第1貫通孔からの、検査用接触子の被検査基板側への突出長さが規制され、この規制部材と電極プレートに配設された電極とによって検査用接触子の他方端部が軸方向に圧縮状態に維持されるため、検査用接触子の弾性復元力によって検査用接触子の他方端部が電極側へ付勢される。
従って、検査用接触子の他方端部が検査用接触子自体の弾性復元力によって電極側へ付勢されるため、簡単な構成で付勢手段が実現される。
請求項6に記載の基板検査用治具は、前記規制部材が、前記検査用接触子の一方端部の所定位置の周面に突出して配設され、前記第1プレートの前記第1貫通孔の径より大きい外径を有する突部であることを特徴としている。
上記の構成によれば、規制部材が、検査用接触子の一方端部の所定位置の周面に突出して配設され、第1プレートの第1貫通孔の径より大きい外径を有する突部であるため、この突部が第1貫通孔の外縁部に係止されることによって、検査用接触子の被検査基板側への突出長さが規制される。
従って、検査用接触子の被検査基板側への突出長さを規制する規制部材が簡単な構成で実現されるため、付勢手段が簡単な構成で実現される。
請求項7に記載の基板検査用治具は、前記検査用接触子が、弾性を有する長尺の導電体を有し、前記突部が、前記導電体の周面に形成された所定厚みの絶縁層からなることを特徴としている。
上記の構成によれば、検査用接触子が、弾性を有する長尺の導電体を有し、突部が導電体の周面に形成された所定厚みの絶縁層からなるため、規制部材が更に簡単な構成で実現され、付勢手段が更に簡単な構成で実現される。
請求項8に記載の基板検査装置は、請求項1〜7のいずれかに記載の基板検査用治具と、前記電極を介して前記複数の検査用接触子における他方端部と電気的に接続されて前記複数の検査用接触子に選択的に電気信号を与えて基板検査を行う基板検査部とを備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、請求項1〜7のいずれかに記載の基板検査用治具を備え、基板検査部によって、電極を介して複数の検査用接触子における他方端部と電気的に接続されて複数の検査用接触子に選択的に電気信号が与えられて基板検査が行われるため、検査用接触子と電極との間の電気抵抗が充分に小さい基板検査装置が実現される。
請求項9に記載の検査用接触子は、複数の配線パターンを有する被検査基板と前記被検査基板の電気的特性を検査する基板検査部との間で検査信号を伝送するべく、基板検査用治具に支持されて前記被検査基板の配線パターン上に接触される検査用接触子であって、弾性を有する長尺の導電体と、前記導電体の軸方向の所定位置の周面に突出して形成され、前記基板検査用治具と係合するべく所定値以上の外径を有する突部とを備え、前記所定位置が、前記検査用接触子の少なくとも基板検査部へ検査信号する電極側の端部が軸方向に圧縮状態に維持されるべく設定されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、導電体の軸方向の所定位置の周面に突出して形成され突部が基板検査用治具と係合することによって、検査用接触子の基板検査部へ検査信号する電極側の端部が軸方向に圧縮状態に維持されるため、検査用接触子の弾性復元力によって検査用接触子の電極側の端部が電極側に付勢される。従って、検査用接触子の電極側の端部と電極との間の電気抵抗が充分に小さくされる。
請求項1に記載の発明によれば、電極プレートに配設された各電極に衝止される各検査用接触子の他方端部が電極側へ付勢されるため、微細な配線パターンが形成された基板の検査においても、各検査用接触子の他方端部と各電極との間の電気抵抗を充分に小さくできる。
請求項2に記載の発明によれば、弾性部材の復元力によって検査用接触子の他方端部を電極側へ確実に付勢することが可能となり、簡単な構成で付勢手段を実現できる。
請求項3に記載の発明によれば、第1支持部材によって一方端が支持された弾性部材の弾性復元力が、第2支持部材を介して検査用接触子の他方端部に付与されるため、検査用接触子の他方端部を確実に電極側へ付勢できると共に、簡単な構成で付勢手段を実現できる。
請求項4に記載の発明によれば、弾性部材が検査用接触子の他方端部に外嵌されたコイルバネからなるため、検査用接触子の他方端部を電極側へ更に確実に付勢できる。
請求項5に記載の発明によれば、検査用接触子の他方端部が検査用接触子自体の弾性復元力によって電極側へ付勢されるため、簡単な構成で付勢手段を実現できる。
請求項6に記載の発明によれば、検査用接触子の被検査基板側への突出長さを規制する規制部材が簡単な構成で実現されるため、付勢手段を簡単な構成で実現できる。
請求項7に記載の発明によれば、突部が導電体の周面に形成された所定厚みの絶縁層からなるため、規制部材を更に簡単な構成で実現でき、付勢手段を更に簡単な構成で実現できる。
請求項8に記載の発明によれば、電極を介して複数の検査用接触子における他方端部と電気的に接続されて複数の検査用接触子に選択的に電気信号が与えられて基板検査が行われるため、検査用接触子と電極との間の電気抵抗が充分に小さい基板検査装置を実現できる。
請求項9に記載の発明によれば、検査用接触子の弾性復元力によって検査用接触子の電極側の端部が電極側に付勢されるため、検査用接触子の電極側の端部と電極との間の電気抵抗を充分に小さくできる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る基板検査装置1の一実施形態を示す断面図である。図1に示す基板検査装置1は、検査対象となる基板100を保持するためのワークホルダ2、検査ユニット3U,3D、位置決め機構4、及び検査制御部5(基板検査部に相当する)を備える。また、検査ユニット3U,3Dはそれぞれ、基板100に接触させて基板を検査するための所定数(例えば、500本)の接触子61(検査用接触子に相当する)と、所定数の接触子61を支持する治具6(基板検査用治具に相当する)とを備えている。
また、検査ユニット3U,3Dは、それぞれ治具6を昇降して基板100に圧接する昇降機構31U,31Dを備えている。そして、検査ユニット3Uは、基板100の上面側の配線パターンに接触子61を圧接して基板検査を行うためのもので、ワークホルダ2の上部に配設されており、昇降機構31Uによって治具6を下降させることにより、基板100の上面側に接触子61を圧接するものである。
また、検査ユニット3Dは、基板100の下面側の配線パターンに接触子61を圧接して基板検査を行うためのもので、ワークホルダ2の下部に配設されており、昇降機構31Dによって治具6を上昇させることにより、基板100の下面側に接触子61を圧接するものである。
位置決め機構4は、例えばX−Yテーブル等を用いて構成され、ワークホルダ2と検査ユニット3U,3Dとの相対位置を移動させて基板100を所定の検査位置に位置決めするものである。検査制御部5は、例えばマイコン等を用いて構成され、検査ユニット3U,3D、位置決め機構4等の動作を制御すると共に、各接触子61と、図略の配線ケーブル等により電気的に接続されている。
そして、検査制御部5は、所定数の接触子61に選択的に所定の電気信号を与えたときに流れる電流を検出することにより、基板検査、例えば、基板100に形成された配線パターンの導通検査や、配線パターン間の短絡の検査を行うものである。
図2は、図1に示す治具6の詳細な構成の一例を示す側面図である。図2において、治具6は、検査ユニット3Dに取り付けられたときの方向で示めされており、治具6の上部に接触子61の先端部が突出している。図2に示す治具6は、プレート62(第1プレートに相当する)、スライドプレート63、ベースプレート64(第2プレートに相当する)、支柱65、ガイド棒66、インターポーザプレート67(電極プレートに相当する)、ベース基板68、治具ベース69、及びガイドプレート70を備えている。
プレート62、スライドプレート63、ベースプレート64、及び治具ベース69は、例えば樹脂材料等の絶縁材料からなる板状の部材である。プレート62には、基板100に形成されている配線パターンの検査点に対応する位置に、それぞれ貫通開口71(第1貫通孔に相当する)が設けられ、貫通開口71に挿通された接触子61を突出状態で貫通支持する。
ガイドプレート70には、略円形状の貫通開口72が形成されており、貫通開口72に挿通された接触子61を、緩やかに拘束してスライドプレート63へガイドするようにされている。スライドプレート63には、略円形状の貫通開口73と長孔形状の貫通開口74,75とが形成されており、貫通開口73に挿通された接触子61を貫通支持すると共に、貫通開口74にガイド棒66が挿通され、貫通開口75に支柱65が挿通される。スライドプレート63の詳細については図4を用いて後述する。
ベースプレート64には、インターポーザプレート67に形成されている後述の所定数の電極77に対応する位置に、それぞれ貫通開口76(第2貫通孔に相当する)が設けられ、貫通開口76に挿通された接触子61を貫通支持する。支柱65は、円柱状の支柱であり、支柱65の両端は、プレート62とベースプレート64とに固定され、プレート62とベースプレート64とを所定の間隔(例えば、50mm)で互いに平行に支持するものである。
また、支柱65は、プレート62とベースプレート64との間の中間位置においてプレート62等と平行に、スライドプレート63を支持するものである。さらに、支柱65は、プレート62とベースプレート64との間においてプレート62寄りの位置で、プレート62等と平行にガイドプレート70を支持するものである。支柱65の詳細については後述する。
ガイド棒66は、円柱状のガイドピンであり、ガイド棒66の両端は、ガイドプレート70とベースプレート64とに固定されると共に、スライドプレート63の貫通開口74に挿通されている。なお、ガイド棒66は、ガイドプレート70又はベースプレート64のいずれか一方に固定される構成であってもよく、プレート62に固定される構成であってもよく、あるいは支柱65と接続されることによって固定される構成であってもよい。
治具ベース69は、治具6の土台となる厚板状の部材である。治具ベース69の上には、ベース基板68と、インターポーザプレート67と、ベースプレート64とが治具ベース69側からこの順番で積み重ねられている。インターポーザプレート67は、例えば、リジッド基板やフレキシブル基板等のプリント配線基板、あるいは繊維質で構成されたシート等からなり、プレート64に設けられた貫通開口76とそれぞれ対応する位置に、インターポーザプレート67を貫通するように設けられた所定数(ここでは、500個)の電極77を備えている。
なお、電極77は、インターポーザプレート67を貫通する例に限られず、例えばインターポーザプレート67の表裏に設けられた二つの電極パターンが配線パターン等によって接続された構成としてもよい。また、インターポーザプレート67を異方導電性ゴムによって構成し、ベース基板68の表面に形成された後述の電極パターン78とインターポーザプレート67とが接触することにより、インターポーザプレート67において電極パターン78との間で導通する部分を電極77として用いてもよい。
ベース基板68は、例えばリジッド基板やフレキシブル基板等のプリント配線基板からなり、ベース基板68におけるインターポーザプレート67と接する側の表面には、インターポーザプレート67が備える電極77とそれぞれ対応する位置に複数の電極パターン78が設けられ、ベース基板68とインターポーザプレート67とが積層されることにより、相対応する電極77と電極パターン78とが接触している。
また、ベース基板68には、各電極パターン78と図略の配線パターンによってそれぞれ接続された所定数(ここでは、500個)の接続端子79が設けられている。そして、各接続端子79と検査制御部5との間は配線ケーブル80によって、接続されている。このように、ベース基板68を用いて電極77と配線ケーブル80とが接続されるので、電極77からの信号を例えばリード線等を用いて引き出す場合よりも、配線作業の工数を低減させることができる。
図3は、接触子61の図2に示す治具6における支持状態(及び付勢状態)の一例を説明する図である。接触子61は、両端部(上端部及び下端部)612が鋭利に形成(又は加工)された長尺(例えば、長さ55mm)の所定の直径(例えば、0.3mm)を有する棒状の導電体611と、その側面に形成された絶縁層613とを備えている。導電体611は、例えばSUS(JIS G4303)等のステンレス鋼からなる弾性を有するピアノ線等からなり、絶縁層613は、樹脂等の絶縁体からなる所定厚(例えば、10μm)を有する層状体であって、導電体611上に被覆して形成されたものである。
また、接触子61は、プレート62に形成された貫通開口71及びベースプレート64に形成された貫通開口76に挿通されて支持されている。そして、接触子61の下端部は、インターポーザプレート67に配設された電極77に当接して衝止されている。また、接触子61の上端部は、プレート62の表面(図2の上面側の表面)から突出している。
ベースプレート64の貫通開口76内には、コイルバネ615(弾性部材、付勢手段の一部に相当する)が、接触子61の下端部に外嵌されて配設されている。また、ベースプレート64には、貫通開口76の内側に突出して配設され、コイルバネ615の一方端(上端)615aを支持する抜け防止部材641(第1支持部材、付勢手段の一部に相当する)が配設されると共に、接触子61には、コイルバネ615の他方端(下端)615bを支持する突起部材614(第2支持部材、付勢手段の一部に相当する)が配設されている。ここで、コイルバネ615は、上端615aがベースプレート64の抜け防止部材641に支持され、下端615bが接触子61の突起部材614に支持されて、圧縮状態で配設されている。
すなわち、圧縮状態のコイルバネ615の弾性復元力によって、接触子61の突起部材614が下方に付勢され、接触子61の下端部612がインターポーザプレート67に形成された電極77に圧接されるのである。そこで、接触子61の上端部612が基板100の検査点に圧接されていない状態でも、電極77と接触子61との電気抵抗(接触抵抗)が充分に小さくされるのである。
図4は、スライドプレート63の詳細を説明する平面図である。図2に示すスライドプレート63は、長方形状に形成されており、四隅に貫通開口75が形成されている。貫通開口75には、支柱65が挿通されている。支柱65は、貫通開口75の長孔短手方向の幅よりも直径が大きい円柱状の支柱である。そして、同じ長さの四本の支柱65が、各支柱65の両端部でプレート62とベースプレート64とに固定されている。これにより、プレート62とベースプレート64とは、所定の間隔(ここでは、50mm)で互いに平行に支持されている。
また、支柱65の中間部位は、貫通開口75の長孔短手方向の幅よりも直径が小さい円柱状にされており、この直径が小さくされた部分が、スライドプレート63の四隅の貫通開口75に挿通されている。これにより、スライドプレート63は、支柱65の直径が大きい部分で係止され、プレート62とベースプレート64との間の中間位置においてプレート62等と平行に支持される。また、貫通開口75は長孔形状にされているので、スライドプレート63は、貫通開口75の長手方向にスライド可能とされている。
スライドプレート63には、スライドプレート63の両方の長辺近傍に、各四つずつ、合計八つの貫通開口74が形成されている。そして、各貫通開口74にガイド棒66が挿通されている。また、貫通開口74は、長手方向が貫通開口75と同じ方向にされた長孔形状にされており、スライドプレート63は、貫通開口74の長手方向にスライド可能とされている。また、スライドプレート63には、略格子状に配列されて所定数(ここでは、500個)の貫通開口73が形成されている。そして、スライドプレート63は、所定数の貫通開口73にそれぞれ挿通された所定数の接触子61の軸方向中間部を、一体に貫通支持している。
次に、上述のように構成された基板検査装置1の動作について、図1を参照しつつ説明する。まず、ワークホルダ2によって、検査対象となる基板100が保持される。そして、検査ユニット3Dによって昇降機構31Dが上昇され、所定数の接触子61の先端部が、それぞれ基板100の下面側に形成された配線パターンの各検査点に接触される。さらに、図略の押圧板によって、基板100とプレート62とが圧接され、基板100の下面側に形成された配線パターンの各検査点と、各接触子61の先端部位とが圧接される。
図5は、基板100とプレート62とが圧接された状態を示す図である。まず、図2に示すように、基板100とプレート62とが圧接されていない状態では、接触子61は撓んでおらず、接触子61の先端部がプレート62の表面(上面の表面)から突出した状態になっている。そして、図5に示すように、基板100とプレート62とが圧接されると、プレート62の表面から突出していた接触子61の先端部が、基板100によって押し込まれる。一方、接触子61の基端部は、電極77によって衝止されているので、接触子61には、基板100によって押し込まれた長さ分だけ撓みが生じる。そして、接触子61に撓みが生じると、各接触子61の軸方向中間部がスライドプレート63の貫通開口73によって一体に貫通支持されているため、接触子61の撓みに応じてスライドプレート63がスライドされると共に、各接触子61の撓み方向が同じ方向に揃えられる。
このとき、プレート62の表面から突出していた各接触子61の先端部が、基板100によって押し込まれるので、各接触子61の先端部の位置が基板100への圧接方向に不揃いになっている場合であっても、各接触子61と基板100との間に確実な接触圧を与えることができる。
また、貫通開口74,75は長孔形状にされているので、スライドプレート63は、貫通開口74,75の長手方向にのみスライド可能になる結果、接触子61の撓みに応じてスライドプレート63が貫通開口74、75の長手方向にスライドすることとなり、接触子61の撓み方向が、貫通開口74、75の長手方向にされる。そして、各接触子61の撓み方向が同じ方向に揃えられるので、各接触子61がばらばらの方向に撓んだ場合のように、隣接する接触子61同士が接触してしまうことが抑制される。また、接触子61は、弾性を有する長尺のピアノ線等を用いて構成されているので、接触子61が撓むことにより、基板100の配線パターンと接触子61との間に接触子61の弾性復元力が作用する状態で当接しているため、基板100の各配線パターンと各接触子61とを低抵抗で接触させることができる。
なお、ガイド棒66と貫通開口74とを用いず支柱65と貫通開口76とを用いて、スライドプレート63を貫通開口76の長手方向にスライド可能にする構成としてもよいが、ガイド棒66と貫通開口74とを所定数箇所に設けることにより、接触子61が撓む力を、さらに効率よくスライドプレート63をスライドさせる力に変換することができる。
また、インターポーザプレート67を用いず、基板100によって押し込まれた接触子61の基端部位を、ベース基板68に形成された電極パターン78によって衝止する構成としてもよいが、インターポーザプレート67を用いて接触子61が押し込まれたことによる反力を電極77によって受け止めると共に、接触子61の基端部位と電極パターン78との間の電気的接続を電極77を介して行うことによって、接触子61が押し込まれたことによる反力が直接ベース基板68に加えられることが防止され、ベース基板68が接触子61の基端部によって傷つけられることが抑制される。
次に、検査ユニット3Uによって、検査ユニット3Dの場合と同様にして、基板100の上面側に形成された配線パターンの各検査点と、各接触子61の先端部とが圧接される。そして、検査制御部5から配線ケーブル80、接続端子79、電極パターン78、電極77、及び接触子61を介して基板100の検査対象となる配線パターンの各検査点間に所定の電気信号が与えられる。そして、検査制御部5によって、この電気信号により検査対象の各検査点間に流れる電流が検出されると共に、検出された電流値に基づいて基板検査が行われる。
なお、治具6は、ガイドプレート70を一つ備える構成を示したが、被検査基板に形成された配線パターンの各検査点の間隔や、接触子61の直径、弾性、長さ、等に応じて適宜ガイドプレート70の数を増減してもよい。また、スライドプレート63を複数備えてもよい。
上述のように、インターポーザプレート67に配設された電極77に衝止される接触子61の下端部612が電極77側へ付勢されるため、基板100に形成されている配線パターンが微細(ファイン)である場合でも、接触子61の下端部612と電極77との間の電気抵抗が充分に小さくされる。
また、コイルバネ615が、ベースプレート64に形成された貫通開口76内に圧縮状態で挿入して配設されているため、コイルバネ615の復元力によって接触子61の下端部612を電極77側へ確実に付勢することが可能となり、簡単な構成で接触子61の下端部612を電極77側へ付勢する付勢手段が実現され得る。
更に、ベースプレート64に配設された抜け防止部材641によって一方端615aが支持されたコイルバネ615の弾性復元力が、突起部材614を介して接触子61の下端部612に付与されるため、接触子61の下端部612が確実に電極77側へ付勢されると共に、簡単な構成で接触子61の下端部612を電極77側へ付勢する付勢手段が実現される。
加えて、コイルバネ615が、接触子61の下端部に外嵌されているため、接触子61の下端部が電極77側へ更に確実に付勢される。
なお、本発明は以下の形態をとることができる。
(A)本実施形態においては、コイルバネ615の弾性復元力によって接触子61が電極77側に付勢される場合について説明したが、その他の方法で接触子61が電極77側に付勢される形態でもよい。例えば、図6に示すように、接触子61aの弾性復元力によって接触子61aが電極77側に付勢される形態でもよい。
図6は、接触子61aの図2に示す治具6における支持状態(及び付勢状態)の他の一例を説明する図である。接触子61aは、両端部(上端部及び下端部)612aが鋭利に形成(又は加工)された長尺(例えば、長さ55mm)の所定の直径d2(例えば、0.3mm)を有する棒状の導電体611aと、その側面に形成された絶縁層613aとを備えている。導電体611aは、例えばSUS(JIS G4303)等のステンレス鋼からなる弾性を有するピアノ線等からなり、絶縁層613aは、樹脂等の絶縁体からなる所定厚(例えば、10μm)を有する層状体であって、導電体611a上に被覆して形成されたものである。
また、接触子61aは、プレート62(規制部材の一部に相当する)に形成された貫通開口71及びベースプレート64に形成された貫通開口76に挿通されて支持されている。そして、接触子61aの下端部は、インターポーザプレート67に配設された電極77に当接して衝止されている。また、接触子61aの上端部は、プレート62の表面(図2の上面側の表面)から突出している。
接触子61aには、下端部から所定位置(例えば、接触子61aの下端部からの長さL2=53mmの位置)の周面に突出して配設され、プレート62の貫通開口71の径d1(例えば、0.35mm)より大きい外径d3(例えば、0.4mm)を有する突部614a(規制部材の一部に相当する)を備えている。ここで、突部614aは、絶縁層613aと一体に形成されたものである。
なお、突部614aの配設位置は、突部614aと電極77とによって接触子61aが軸方向に圧縮状態に維持されるべく位置設定されて配設されている。すなわち、プレート62の下面から電極77の上面までの距離L1(例えば、L1=50mm)よりも、接触子61aの下端部612aから突部614aの上面までの長さL2が大きく設定(ここでは、L2=53mm>L1=50mm)されている。
すなわち、突部614aより下側の接触子61aが圧縮状態とされ、その弾性復元力によって、接触子61の下端部612が下方に付勢され、接触子61の下端部612がインターポーザプレート67に形成された電極77に圧接されるのである。そこで、接触子61の上端部612が基板100の検査点に圧接されていない状態でも、電極77と接触子61との電気抵抗(接触抵抗)が充分に小さくされるのである。
このようにして、接触子61aの下端部612aが接触子61a自体の弾性復元力によって電極77側へ付勢されるため、簡単な構成で接触子61aの下端部612aを電極77側へ付勢する付勢手段が実現される。また、接触子61aの基板100側へのプレート62の上面からの突出長さを規制する規制部材が簡単な構成で実現されるため、接触子61aの下端部612aを電極77側へ付勢する付勢手段が簡単な構成で実現される。
なお、ここでは、接触子61aの基板100側へのプレート62の上面からの突出長さを規制する規制部材が、プレート62の下面と係合する突部614aからなる場合について説明したが、接触子61aの基板100側へのプレート62の上面からの突出長さを規制する規制部材が他の部材からなる形態でもよい。例えば、スライドプレート63の下面と係合する突部からなる形態でもよい。
(B)本実施形態においては、本発明の弾性部材がコイルバネ615である場合について説明したが、その他の形状のバネ、又はその他の種類の弾性部材である形態でもよい。例えば、板バネ、ゴム等からなる弾性部材である形態でもよい。
(C)本実施形態においては、コイルバネ615の一方端615aがベースプレート64に配設された抜け防止部材641によって支持される場合について説明したが、治具6のその他の部材によって支持される形態でもよい。例えば、コイルバネ615の一方端615aがスライドプレート63に支持される形態でもよい。
(D)本実施形態においては、コイルバネ615の他方端(下端)615bが突起部材614によって支持される場合について説明したが、コイルバネ615の他方端(下端)615bがその他の方法で接触子61の下端部612に支持されている形態でもよい。例えば、接触子61の下端部612の所定位置の周面に係合(又は、嵌合)している形態でもよい。
(E)本実施形態においては、基板検査装置1が検査ユニット3U及び3Dを備える形態について説明したが、基板検査装置が検査ユニット3U及び3Dの少なくとも一方を備える形態でもよい。
本発明に係る基板検査装置の一実施形態を示す断面図である。 図1に示す治具の詳細な構成の一例を示す側面図である。 接触子の図2に示す治具における支持状態(及び付勢状態)の一例を説明する図である。 スライドプレートの詳細を説明する平面図である。 基板とプレートとが圧接された状態を示す図である。 接触子の図2に示す治具における支持状態(及び付勢状態)の他の一例を説明する図である。
符号の説明
1 基板検査装置
5 検査制御部(基板検査部)
6 治具(基板検査用治具)
61 接触子(検査用接触子)
611 導電体
612 上端部、下端部
613 絶縁層
614 突起部材(第2支持部材、付勢手段の一部)
615 コイルバネ(付勢手段)
62 プレート(第1プレート、規制部材の一部)
63 スライドプレート
64 ベースプレート(第2プレート)
641 抜け防止部材(第2支持部材、付勢手段の一部)
67 インターポーザプレート(電極2プレート)
68 ベース基板
71 貫通開口(第1貫通孔)
76 貫通開口(第2貫通孔)
77 電極
78 電極パターン

Claims (9)

  1. 複数の配線パターンを有する被検査基板と前記被検査基板の電気的特性を検査する基板検査部との間で検査信号を伝送するべく、弾性を有する所定数の長尺の検査用接触子を、前記被検査基板の配線パターン上に接触させる基板検査用治具であって、
    前記被検査基板の配線パターンに接触される前記所定数の検査用接触子の一方端部を、それぞれ、突出状態で貫通支持する前記所定数の第1貫通孔を有する第1プレートと、
    前記第1プレートに対して所定距離だけ離間されて略平行に配設され、前記所定数の検査用接触子の他方端部を、それぞれ、貫通支持する前記所定数の第2貫通孔を有する第2プレートと、
    前記所定数の検査用接触子の他方端部を衝止すると共に、前記検査信号を前記他方端部と前記基板検査部との間でそれぞれ伝送可能に当接する前記所定数の電極が配設された電極プレートと、
    前記所定数の検査用接触子の前記他方端部を、それぞれ、前記電極側へ付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする基板検査用治具。
  2. 前記付勢手段は、前記第2貫通孔内に圧縮状態で挿入して配設された弾性部材を有することを特徴とする請求項1に記載の基板検査用治具。
  3. 前記第2プレートは、前記第2貫通孔の内側に突出して配設され、前記弾性部材の一方端を支持する第1支持部材を有し、
    前記検査用接触子は、前記他方端部に、前記弾性部材の他方端を支持する第2支持部材を有することを特徴とする請求項2に記載の基板検査用治具。
  4. 前記弾性部材は、前記検査用接触子の前記他方端部に外嵌されたコイルバネからなること特徴とする請求項3に記載の基板検査用治具。
  5. 前記付勢手段は、前記第1プレートの前記第1貫通孔からの、前記検査用接触子の前記被検査基板側への突出長さを規制する規制部材を有し、
    前記規制部材は、当該規制部材と前記電極プレートに配設された前記所定数の電極とによって前記検査用接触子の少なくとも前記他方端部が軸方向に圧縮状態に維持されるべく位置設定されて配設されていることを特徴とする請求項1に記載の基板検査用治具。
  6. 前記規制部材は、前記検査用接触子の一方端部の所定位置の周面に突出して配設され、前記第1プレートの前記第1貫通孔の径より大きい外径を有する突部であることを特徴とする請求項5に記載の基板検査用治具。
  7. 前記検査用接触子は、弾性を有する長尺の導電体を有し、
    前記突部は、前記導電体の周面に形成された所定厚みの絶縁層からなることを特徴とする請求項6に記載の基板検査用治具。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の基板検査用治具と、
    前記電極を介して前記複数の検査用接触子における他方端部と電気的に接続されて前記複数の検査用接触子に選択的に電気信号を与えて基板検査を行う基板検査部とを備えることを特徴とする基板検査装置。
  9. 複数の配線パターンを有する被検査基板と前記被検査基板の電気的特性を検査する基板検査部との間で検査信号を伝送するべく、基板検査用治具に支持されて前記被検査基板の配線パターン上に接触される検査用接触子であって、
    弾性を有する長尺の導電体と、
    前記導電体の軸方向の所定位置の周面に突出して形成され、前記基板検査用治具と係合するべく所定値以上の外径を有する突部とを備え、
    前記所定位置は、前記検査用接触子の少なくとも基板検査部へ検査信号を伝送する電極側の端部が軸方向に圧縮状態に維持されるべく設定されていることを特徴とする検査用接触子。
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