JP2011165379A - 固体酸化物形燃料電池セル - Google Patents

固体酸化物形燃料電池セル Download PDF

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Abstract

【課題】内部に燃料流路が形成された支持体の上面側にのみ電極が形成され、支持体の下面側に集電部材が形成されたSOFCセルにおいて、支持体と集電部材との間の伸縮量の相違に起因する支持体の反りを小さく、且つ、燃料ガス利用率を大きくすること。
【解決手段】内部に複数の燃料流路11が形成された導電性の支持体10の上面に、燃料極20、電解質膜30、及び空気極40が積層され、支持体10の下面に、ランタンクロマイトからなるインターコネクタ50が形成されている。支持体10の上面と各燃料流路11における前記上面側の端との間の厚さ方向における距離の平均値(t1)が、支持体10の下面と各燃料流路11における前記下面側の端との間の厚さ方向における距離の平均値(t2)よりも小さい。即ち、各燃料流路11の位置が支持体10の厚さ方向において支持体10の中央位置から空気極40側にオフセットされた。
【選択図】図3

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池のセルに関する。
従来より、内部に燃料ガスの1つ又は複数の燃料流路を有する板状の支持体(導電体)であって燃料極の一部又は全部を兼ねる支持体と、前記支持体における上面及び下面のうちの第1面側に積層された固体電解質からなる電解質膜と、前記電解質膜における前記支持体と反対の面側に積層された空気極と、前記支持体における上面及び下面のうちの前記第1面と異なる第2面側に積層されたランタンクロマイトからなる集電部材(インターコネクタ)と、を備えた固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:SOFC)のセル(単電池)が広く知られている(例えば、特許文献1を参照)。
なお、ランタンクロマイトは、酸化雰囲気でも還元雰囲気でも安定し、且つ、電気抵抗が小さいという特性を有する。上記集電部材(インターコネクタ)における支持体側の面は燃料ガス(例えば、水素)との接触により還元雰囲気に曝され、上記集電部材における支持体と反対側の面は酸素を含むガス(例えば、空気)との接触により酸化雰囲気に曝される。従って、上記集電部材の材質としてランタンクロマイトは好適である。
特開2004−247248号公報
一般に、上記セルを構成する各部分は焼成により形成される。ここで、支持体は導電性を有する必要がある。このため、焼成後の支持体(焼成体)に対して高温下にて還元ガスを供給する熱処理(以下、「還元処理」と呼ぶ。)を行い、支持体内に含まれる酸化された金属(例えば、NiO)を還元する必要がある。
この還元処理により、支持体は収縮する(還元収縮)。一方、この還元処理の際、集電部材にも上記還元ガスが供給される。この結果、ランタンクロマイトからなる集電部材は膨張する(還元膨張)。従って、還元処理後では、少なくとも支持体と集電部材との間において伸縮量の相違に起因する内部応力が不可避的に発生する。この内部応力の影響により支持体に反りが発生し得る。この支持体の反りが大きいと、集電部材の割れ、剥がれ等の問題が発生し得る。
以上より、上記セルでは、支持体と集電部材との間の伸縮量の相違に起因する支持体の反りを小さくすることが要求される。係る支持体の反りを小さくするためには、支持体の強度、特に、支持体における前記第2面と各燃料流路における第2面側の端との間の部分の強度を高くする必要がある。このためには、支持体の厚さ、特に、支持体の前記第2面と各燃料流路における第2面側の端との間の支持体の厚さ方向における距離(第2厚さ)が大きいことが好ましい。
他方、多孔質の支持体の内部に形成された燃料流路内を流通する燃料ガスは、支持体における前記第1面と各燃料流路における第1面側の端との間の部分に存在する多数の気孔を通過して電解質膜に供給され、発電反応に供される。上記セルの発電出力を大きくするためには、この燃料ガスの拡散抵抗を低減することが必要である。このためには、燃料ガスが支持体内の多数の気孔を通過する際の抵抗(燃料ガス通過抵抗)を小さくすることが要求される。燃料ガス通過抵抗を小さくするためには、支持体の厚さ、特に、支持体の前記第1面と各燃料流路における第1面側の端との間の支持体の厚さ方向における距離(第1厚さ)が小さいことが好ましい。
以上のことを鑑み、本発明の目的は、内部に燃料流路が形成された板状の支持体の第1面側に少なくとも電解質膜と空気極とが積層され前記支持体の第2面側にランタンクロマイトを含む集電部材が積層されたSOFCのセルにおいて、支持体と集電部材との間の伸縮量の相違に起因する支持体の反りが小さく、且つ、発電出力が大きいものを提供することにある。
本発明に係るSOFCのセルは、内部に燃料ガスの1つ又は複数の燃料流路が形成された板状の導電性の支持体であって前記1つ又は複数の燃料流路内を流通する燃料ガスと接触して前記燃料ガスを反応させる燃料極の一部又は全部を兼ねる支持体と、前記支持体における上面及び下面のうちの第1面側に積層され固体電解質からなる電解質膜と、前記電解質膜における前記支持体と反対の面側に積層され酸素を含むガスと接触して前記酸素を含むガスを反応させる空気極と、前記支持体における上面及び下面のうちの前記第1面と異なる第2面側に積層され、化学式La1−xCr1−y−z(ただし、A:Ca、Sr、Baから選択される少なくとも1種類の元素、B:Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Al、Moから選択される少なくとも1種類の元素、xの範囲:0〜0.4、yの範囲:0〜0.3、zの範囲:0〜0.1)で表わされるランタンクロマイトを含む集電部材と、を備える。
ここで、前記支持体は、例えば、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)とニッケル(Ni)とを含んで構成され得る。前記支持体が燃料極の全部を兼ねる場合とは、前記支持体の第1面に電解質膜が直接形成される場合を指す。一方、前記支持体が燃料極の一部を兼ねる場合とは、前記支持体と前記電解質膜との間に燃料極活性層が介装される場合を指す。この燃料極活性層は、例えば、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)とニッケル(Ni)とを含むとともに前記支持体に比してイットリア安定化ジルコニア(YSZ)の含有割合が大きいように構成される。前記支持体と前記電解質膜との間に燃料極活性層が介装される場合、導電性を有する前記支持体は主として燃料極集電層として機能する。
本発明に係るSOFCのセルの特徴は、前記支持体の前記第1面と前記各燃料流路における前記第1面側の端との間の前記支持体の厚さ方向における距離の平均値である第1厚さ(t1)が、前記支持体の前記第2面と前記各燃料流路における前記第2面側の端との間の前記支持体の厚さ方向における距離の平均値である第2厚さ(t2)よりも小さいことにある。
これによれば、第1厚さが小さく且つ第2厚さが大きくなるように、支持体の形状(燃料流路の配置を含む)が設計され得る。従って、第1厚さが小さくされることで、上記燃料ガス通過抵抗が小さくなり、発電出力が大きくなり得る。この結果、セルの発電効率を高くすることができる。加えて、第2厚さが大きくされることで、支持体における第2厚さに対応する部分の強度が高くなり、支持体と集電部材との間の伸縮量の相違に起因する支持体の反りが小さくなり得る。この結果、集電部材の割れ、剥がれ等の問題が発生し難くなる。
本発明の実施形態に係るSOFCセルを示す斜視図である。 図1に示したSOFCセルを2−2線を含みX−Y平面と平行な平面に沿って切断して得られる断面を示す断面図である。 図1に示したSOFCセルを3−3線を含みX−Z平面と平行な平面に沿って切断して得られる断面を示す断面図である。 図1に示した支持体を製造する過程にて使用される、支持体分割体の成形体の一方を示す斜視図である。 図1に示した支持体を製造する過程にて使用される、支持体分割体の成形体の他方を示す斜視図である。 2つの支持体分割体の成形体を接合する様子を示す斜視図である。 2つの支持体分割体の成形体が接合されて得られた焼成前の接合体を示す斜視図である。 図7に示した接合体を焼成して得られた焼成後の支持体を示す斜視図である。 図8に示した支持体を9−9線を含みX−Z平面と平行な平面に沿って切断して得られる断面を示す断面図である。 図9に示した支持体の上面に燃料極が形成された物体における図9に対応する断面図である。 図10に示した物体の上面及び側面に電解質膜が形成された物体における図10に対応する断面図である。 図11に示した物体の下面にインターコネクタが形成された物体における図11に対応する断面図である。 図12に示した物体の上面に空気極が形成されることで完成されたSOFCセルにおける図12に対応する断面図である。 本発明の実施形態の変形例に係るSOFCセルにおける図13に対応する断面図である。 本発明の実施形態の他の変形例に係るSOFCセルにおける図13に対応する断面図である。 本発明の実施形態の他の変形例に係るSOFCセルにおける図1に対応する斜視図である。 図16に示したSOFCセルを17−17線を含みX−Y平面と平行な平面に沿って切断して得られる断面を示す断面図である。 図16に示したSOFCセルを18−18線を含みX−Z平面と平行な平面に沿って切断して得られる断面を示す断面図である。
(SOFCセルの構成)
図1〜図3は、本発明の実施形態に係るSOFCセルAを示す。このSOFCセルAは、大略的にはX,Y,Z軸の方向に沿う辺を有する直方体状(Z軸方向に厚さ方向を有する薄板状)を呈している。SOFCセルAの上方から見た形状(平面形状)は、本例では、X軸方向に沿う辺(短辺)の長さが30〜150mmでY軸方向に沿う辺(長辺)の長さが50〜300mmの長方形である。SOFCセルAの厚さは、本例では、0.5〜5mmである。なお、上記平面形状は、1辺が10〜100mmの正方形、直径が100mmの円形等であってもよい。図1〜図3の示す各角部には、R面取りが施されていてもよい。以下、説明の便宜上、Z軸正方向を「上」方向、Z軸負方向を「下」方向と呼ぶこともある。
SOFCセルAは支持体10と、燃料極20と、電解質膜30と、空気極40と、インターコネクタ50とを備える。支持体10は、酸化ニッケルNiO及び/又はニッケルNiとイットリア安定化ジルコニアYSZとから構成される多孔質の板状(直方体状)の焼成体である。支持体10の厚さT1は0.5〜5.0mmである。SOFCセルAの各構成部材の厚さのうち支持体10の厚さが最も大きい。Ni及び/又はNiOの全体中の体積比率はNi換算で35〜55体積%であり、YSZの全体中の体積比率は45〜65体積%である。なお、支持体10を構成する材質として、YSZに代えてイットリアYが採用されてもよい。
図2、図3(特に、図3)から理解できるように、支持体10の内部には、Y軸方向に沿うように且つ互いに平行に、燃料ガスを流すための複数の燃料流路11(空洞)が形成されている。また、外部と各燃料流路11とを繋ぐ一対の開口12,12が形成されている。各燃料流路11における厚さ方向の断面形状は、本例では、長方形であるが、正方形、円形、楕円形等であってもよい。
図3から理解できるように、各燃料流路11の中心の厚さ方向(Z軸方向)における位置は、支持体10の厚さ方向における中央位置から上側(空気極40側)にオフセットされている。即ち、支持体10の上面と各燃料流路11における上面側の端との間の厚さ方向における距離(第1肉厚)の平均値を「第1厚さt1」とし、支持体10の下面と各燃料流路11における下面側の端との間の厚さ方向における距離(第2肉厚)の平均値を「第2厚さt2」とすると、t1<t2の関係が成立している(図3を参照)。
なお、本例では、複数の燃料流路11に対応するそれぞれの第1肉厚が全てt1で等しく、且つ、複数の燃料流路11に対応するそれぞれの第2肉厚が全てt2で等しい。これに対し、複数の燃料流路11に対応するそれぞれの第1肉厚が異なっていてもよいし、複数の燃料流路11に対応するそれぞれの第2肉厚が異なっていてもよい。
後述するように(図4〜図8を参照)、この支持体10は、例えば支持体10を厚さ方向(Z軸方向)に2分割して得られる形状を有する支持体分割体の成形体10d1g,10d2g(焼成前)を接合し、焼成することで形成されている。支持体10は、支持基板(最も剛性が高い部材)として機能するとともに、燃料極(アノード電極)の一部としても機能する。
燃料極20(アノード電極)は、支持体10の上面に形成されている。燃料極20は、支持体10と同様、酸化ニッケルNiO及び/又はニッケルNiとイットリア安定化ジルコニアYSZとから構成される多孔質の薄板状の焼成体である。燃料極20の厚さT2は5.0〜30.0μmである。Ni及び/又はNiOの全体中の体積比率はNi換算で25〜50体積%であり、YSZの全体中の体積比率は50〜75体積%である。このように、燃料極20では、支持体10と比べて、YSZの含有割合(体積%)が大きい。
支持体10は、燃料極20における後述する(3)式で表わされる反応で得られた電子をインターコネクタ50を介して外部に取り出すために主として使用され得る。この意味において、支持体10は「燃料極集電層」とも呼ばれる。一方、燃料極20は「燃料極活性層」とも呼ばれる。
電解質膜30は、支持体10と燃料極20との接合体の周囲(下面を除いた上面及び側面)を囲むように前記接合体の表面に形成された薄膜である。電解質膜30は、YSZから構成される緻密な焼成体である。電解質膜30の厚さT3は1.0〜30.0μmである。なお、前記接合体の側面は発電に寄与しない。従って、前記接合体の側面は、電解質膜30に代えて緻密な絶縁膜(例えばガラス)のみにより囲まれていてもよい。また、前記接合体の側面に形成された電解質膜30の上に緻密な絶縁膜が形成(積層)されていてもよい。また、図3に示す例では、電解質膜30が前記接合体の上面の全部に形成されているが、電解質膜30が前記接合体の上面における周縁部を除いた中央部のみに形成されていてもよい。
空気極40(カソード電極)は、電解質膜30における「燃料極20の上面に形成された部分」の上面に形成されている。空気極40は、ランタンストロンチウムコバルトフェライトLSCF(La0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8)からなる多孔質の薄板状の焼成体である。空気極40の厚さT4は5.0〜50.0μmである。また、図3に示す例では、空気極40が電解質膜30の上面の全部に形成されているが、空気極40が電解質膜30の上面における周縁部を除いた中央部のみに形成されていてもよい。
なお、セル作製時又はSOFCの作動中のセルA内において電解質膜30内のYSZと空気極40内のストロンチウムとが反応して電解質膜30と空気極40との間の電気抵抗が増大する現象の発生を抑制するために、電解質膜30と空気極40との間に反応防止層が介装されてもよい。反応防止層は、セリアからなる緻密な薄板状の焼成体であることが好ましい。セリアとしては、具体的には、GDC(ガドリニウムドープセリア)、SDC(サマリウムドープセリア)等が挙げられる。
インターコネクタ50は、支持体10の下面に形成されていて、燃料極側の端子電極(集電部材)として機能する。インターコネクタ50は、ランタンクロマイトLCからなる緻密な薄板状の焼成体である。インターコネクタ50の厚さT5は、1〜300μmである。また、図3に示す例では、インターコネクタ50が支持体10の下面の全部に形成されているが、インターコネクタ50が支持体10の下面における周縁部を除いた中央部のみに形成されていてもよい。
ランタンクロマイトLCの化学式は、下記(1)式にて表される。下記(1)式において、Aは、Ca,Sr,Baから選択される少なくとも1種類の元素である。Bは、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Al、Moから選択される少なくとも1種類の元素である。xの範囲は、0〜0.5であり、更に好ましくは、0〜0.4である。yの範囲は、0〜0.4である。zの範囲は、0〜0.15であり、更に好ましくは、0〜0.1である。δは0を含む微小値である。
La1−xCr1−y+z3−δ …(1)
なお、燃料極側のインターコネクタ50の材質としてランタンクロマイトLCが用いられるのは、インターコネクタ50の上面(内側面)が燃料ガスとの接触により還元雰囲気に曝され、且つ、インターコネクタ50の下面(外側面)が空気との接触により酸化雰囲気に曝されることに基づく。酸化・還元の両雰囲気で安定であり且つ電気抵抗が小さい導電性セラミックスとしては、現状では、ランタンクロマイトLCが最も適している。
なお、支持体10の熱膨張率(常温から1000℃までの平均熱膨張率)は11〜13.5ppm/Kであるのに対し、インターコネクタ50の熱膨張率(常温から1000℃までの平均熱膨張率)は9〜13.5ppm/Kである。即ち、支持体10の熱膨張率は、インターコネクタ50の熱膨張率よりも大きい。以上、このSOFCセルAでは、支持体10の片側(上側)にのみ電極が形成されている。従って、このSOFCセルAの構造は、「片側電極構造」とも呼ばれる。
作動温度(例えば、600〜900℃)に昇温した状態のSOFCのセルAに対して、開口12を介して支持体10の内部の燃料流路11に燃料ガス(水素ガス等)を供給するとともに空気極40に酸素を含むガス(空気等)を供給することにより、下記(2)、(3)式に示す化学反応が発生する。これにより、燃料極20と空気極40との間に電位差が発生する。
(1/2)・O+2e−→O2− (於:空気極40) …(2)
+O2−→HO+2e− (於:燃料極20) …(3)
このSOFCのセルAでは、実際には、空気極40にも空気極側のインターコネクタ(図示せず)が接続される。そして、空気極側のインターコネクタと燃料極側のインターコネクタ50とを介して前記電位差に基づく電力が外部に取り出される。
(SOFCセルの製造方法)
次に、図1〜図3に示したSOFCのセルAの製造方法の一例について説明する。以下、「成形体」とは焼成前の状態を意味するものとする。「成形体」を表す符号は、その「成形体」を焼成して得られる焼成体を表す符号の末尾に「g」が付される。
本例では、支持体10(焼成体)の作製に際し、先ず、図4、図5に示す、燃料流路11が厚さ方向に2分割されるように支持体10を厚さ方向(Z軸方向)に2分割して得られる形状を有する支持体分割体成形体10d1g,10d2gが作製される。成形体10d1gが支持体10の下側(インターコネクタ50側)に対応し、成形体10d2gが支持体10の上側(空気極40側)に対応する。従って、成形体10d1gの厚さは成形体10d2gの厚さよりも大きい。
支持体分割体成形体10d1g,10d2gにおける燃料流路11に対応する面にはそれぞれ、燃料流路11の形状に対応する溝パターンが形成されている。2つの支持体分割体成形体10d1g,10d2gが接合され焼成されることで、支持体10が形成される。
支持体分割体成形体10d1g,10d2gは、所謂「ゲルキャスト法」により作製される。ゲルキャスト法とは、セラミック粉体、分散媒、及びゲル化剤を含むセラミックスラリーを成形型を用いて成形し、成形されたスラリーを固化・乾燥して成形体(焼成前)を得る手法であり、例えば、WO2004/035281号公報等に詳細に紹介されている。従って、ここでは、ゲルキャスト法についての詳細な説明は省略する。
作製された支持体分割体成形体10d1g,10d2g(固化・乾燥後、焼成前)における溝パターンが形成された側の面にはそれぞれ、所定の接合剤が塗布される。この接合剤の塗布は、支持体分割体成形体10d1g,10d2gの何れか一方にのみなされてもよい。そして、図6に示すように、これら2つの支持体分割体成形体10d1g,10d2gにおける接合剤が塗布された面(即ち、溝パターンが形成された側のそれぞれの面)同士が貼り合わされる。これにより、図7に示すように、内部に燃料流路11が形成された接合成形体が得られる。
次いで、この接合成形体が焼成に供される。焼成条件は、例えば、最高温度1400℃で1時間である。これにより、接合成形体を構成する成形体10d1g,10d2gが焼成され、図8、図9に示すように、内部に燃料流路11が形成された焼成体である支持体10が得られる。
次に、図10に示すように、支持体10の上面に、後に燃料極20(燃料極活性層)となるYSZ−NiOペースト膜が形成される。YSZ−NiOペースト膜の形成は、支持体10の上面にペーストが塗布されることで達成されてもよいし、支持体10の上面にセラミックグリーンシートが貼り付けられることで達成されてもよい。
次いで、図11に示すように、そのYSZ−NiOペースト膜が形成された支持体10の周囲(下面を除いた上面及び側面)に、後に電解質膜30となるYSZペースト膜が形成される。YSZペースト膜の形成は、YSZ−NiOペースト膜が形成された支持体10の周囲(下面を除いた上面及び側面)にペーストが塗布されることで達成されてもよいし、YSZ−NiOペースト膜が形成された支持体10の周囲(下面を除いた上面及び側面)をセラミックグリーンシートで覆うことで達成されてもよい。YSZ−NiOペースト膜が形成された支持体10のセラミックグリーンシートによる被覆は、上面に対してはグリーンシートを貼り付けられることで達成され得、側面に対してはグリーンシートを巻き付けるように接着することで達成され得る。また、支持体10の周縁部に対しては、YSZスラリーを用いたディッピングによりYSZ膜が形成されてもよい。また、熱応力が高くなるYSZペースト膜の側面部には、補強のため、セラミックペーストが更に塗布されてもよい。
次に、図12に示すように、支持体10の下面に、後にインターコネクタ50となるLCペースト膜が形成される。LC膜の形成は、支持体10の下面にペーストが塗布されることで達成されてもよいし、支持体10の下面にセラミックグリーンシートが貼り付けられることで達成されてもよい。
このようにYSZ−NiOペースト膜、YSZペースト膜、及びLCペースト膜が形成された物体が所定温度・所定時間(例えば、1350℃〜1650℃・1〜5時間)にて焼成される。これにより、図12に示すように、支持体10の上面に燃料極20が形成され、燃料極20が形成された支持体10の周囲(下面を除いた上面及び側面)に電解質膜30が形成され、支持体10の下面にインターコネクタ50が形成される。
また、上述のように、電解質膜30と空気極40との間に、セリア(CeO2)からなる反応防止層が介装される場合、上記焼成前に、YSZペースト膜の全面(上面及び側面)に対して、後に反応防止層となるペースト膜が更に形成される。この膜の形成も、YSZペースト膜の場合と同様、ペーストの塗布、セラミックグリーンシートの利用等により達成され得る。そして、この膜とYSZペースト膜とが共に焼成に供される。或いは、YSZペースト膜が焼成された後、この焼成体の上面のみに、後に反応防止層となるペースト膜が印刷法等により形成され、その後、この膜が焼成されてもよい。
なお、上述の例では、支持体10が焼成により形成された後に、燃料極20、電解質膜30、及びインターコネクタ50が焼成により形成されている。これに対し、支持体10、燃料極20、電解質膜30、及びインターコネクタ50が同時に焼成(共焼成)されてもよい。
次に、図13に示すように、この焼成体の上面(即ち、電解質膜30の上面)に、後に空気極40となるシートが印刷法により形成され、そのシートが所定温度・所定時間(例えば、1000〜1200℃・1〜5時間)にて焼成される。これにより、焼成体の上面に空気極40が形成される。なお、上述のように、空気極40だけ後で焼成されるのは、空気極40の焼成温度(例えば1000℃)が他の構成部材の焼成温度(1400℃)よりも低いことに基づく。
上述した焼成は全て酸化性雰囲気で行われる。支持体10及び燃料極20は導電性を有する必要がある。従って、その後、焼成後の支持体10及び燃料極20に対して、加熱による高温下(例えば、800℃)にて還元ガスを供給する熱処理(還元処理)が行われる。この還元処理により、支持体10、及び燃料極20内のNiOがNiへと還元される。以上、図1〜図3に示したSOFCセルAの製造方法の一例について説明した。
(作用・効果)
以上、説明した本発明の実施形態に係るSOFCセルAでは、図3に示すように、第1厚さt1が、第2厚さt2よりも小さくなるように支持体10の形状が設計されている。この結果、支持体10とインターコネクタ50との間の伸縮量の相違に起因する支持体10の反りが小さく、且つ、発電出力が大きいSOFCセルが提供され得る。以下、このことについて説明する。
<第1厚さt1が小さく設計できることによる作用・効果>
多孔質の支持体10の内部に形成された燃料流路11内を流通する燃料ガスは、支持体10における上面と各燃料流路11における前記上面側の端との間の部分に存在する多数の気孔を通過して燃料極20、及び電解質膜30に供給され、発電反応に供される。SOFCセルの発電出力を大きくするためには、この燃料ガスの拡散抵抗を低減することが必要である。このためには、燃料ガスが支持体10内の多数の気孔を通過する際の抵抗(燃料ガス通過抵抗)を小さくする必要がある。燃料ガス通過抵抗を小さくするためには、第1厚さt1が小さいことが好ましい。上記実施形態に係るSOFCセルAでは、第1厚さt1が小さくされ得ることにより、発電出力が大きくされ得る。この結果、SOFCセルの発電効率を高くすることができる。
<第2厚さt2が大きく設計できることによる作用・効果>
上述したように、支持体10の熱膨張率は、インターコネクタ50の熱膨張率よりも大きい。従って、上述した焼成後(且つ、上記還元処理前)の常温下では、少なくとも支持体10とインターコネクタ50との間において収縮量の相違に起因する内部応力が不可避的に発生する。具体的には、支持体10はインターコネクタ50からX−Y平面方向の引張応力を受け、インターコネクタ50は支持体10からX−Y平面方向の圧縮応力を受ける。
加えて、上記還元処理により、支持体10は収縮する(還元収縮)。一方、この還元処理の際、インターコネクタ50にも上記還元ガスが供給される。この結果、ランタンクロマイトLCからなるインターコネクタ50は膨張する(還元膨張)。従って、還元処理後では、上述した内部応力(支持体10については引張応力、インターコネクタ50については圧縮応力)が更に増大する。係る内部応力の影響により支持体10に反りが発生し得る。この支持体10の反りが大きいと、インターコネクタ50の割れ、剥がれ等の問題が発生し得る。
ここで、係る支持体10の反りを小さくするためには、支持体10の強度、特に、支持体10における下面と各燃料流路11における前記下面側の端との間の部分の強度を高くする必要がある。このためには、支持体10の厚さ、特に、第2厚さt2が大きいことが好ましい。上記実施形態に係るSOFCセルAでは、第2厚さt2が大きくされ得ることにより、支持体10における第2厚さt2に対応する部分の強度が高くなる。従って、支持体10とインターコネクタ50との間の伸縮量の相違に起因する支持体10の反りが小さくなり得る。この結果、インターコネクタ50の割れ、剥がれ等の問題が発生し難くなる。
なお、上記実施形態では、ゲルキャスト法を用いて作製された厚さが異なる2つの支持体分割体成形体10d1g,10d2gが接合され焼成されることで、支持体10が形成された。これにより、各燃料流路11の位置が支持体10の厚さ方向においてオフセットした支持体10が実現された。即ち、第1厚さt1が小さく且つ第2厚さt2が大きい支持体10が実現された。このように、各燃料流路の位置が支持体の厚さ方向においてオフセットした支持体(即ち、第1厚さが小さい支持体)を、所謂押し出し法等を用いて実現することは非常に困難である。
本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、上記実施形態では、支持体10と電解質膜30との間に燃料極20(燃料極活性層)が介装されている。即ち、支持体10が燃料極の一部(=燃料極集電層)を兼ねている。これに対し、支持体10が燃料極の全部を兼ねる場合、燃料極20が省略される。
また、上記実施形態では、支持体10の作製に際し、溝パターンが形成された2つの支持体分割体成形体同士が接合されているが、図14、図15に示すように、溝パターンが形成された1つの支持体分割体成形体と溝パターンが形成されていない1つの支持体分割体成形体とを接合することで、支持体が作製されてもよい。
また、上記実施形態では、支持体10の内部において、Y軸方向に沿うように且つ互いに平行な複数の燃料流路11の両端が集合して一対の開口12,12に接続されているが、図16〜図18に示すように、支持体10の内部において、Y軸方向に沿うように且つ互いに平行な複数の燃料流路11がY軸方向にそれぞれ貫通していてもよい。
10…支持体、10d1g,10d2g…支持体分割体成形体、11…燃料流路、20…燃料極、30…電解質膜、40…空気極、50…インターコネクタ

Claims (2)

  1. 内部に燃料ガスの1つ又は複数の燃料流路が形成された板状の導電性の支持体であって前記1つ又は複数の燃料流路内を流通する燃料ガスと接触して前記燃料ガスを反応させる燃料極の一部又は全部を兼ねる支持体と、
    前記支持体における上面及び下面のうちの第1面側に積層され固体電解質からなる電解質膜と、
    前記電解質膜における前記支持体と反対の面側に積層され酸素を含むガスと接触して前記酸素を含むガスを反応させる空気極と、
    前記支持体における上面及び下面のうちの前記第1面と異なる第2面側に積層され、化学式La1−xCr1−y−z(ただし、A:Ca、Sr、Baから選択される少なくとも1種類の元素、B:Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Al、Moから選択される少なくとも1種類の元素、xの範囲:0〜0.4、yの範囲:0〜0.3、zの範囲:0〜0.1)で表わされるランタンクロマイトを含む集電部材と、
    を備えた固体酸化物形燃料電池のセルであって、
    前記支持体の前記第1面と前記各燃料流路における前記第1面側の端との間の前記支持体の厚さ方向における距離の平均値である第1厚さ(t1)が、前記支持体の前記第2面と前記各燃料流路における前記第2面側の端との間の前記支持体の厚さ方向における距離の平均値である第2厚さ(t2)よりも小さい、固体酸化物形燃料電池のセル。
  2. 請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池のセルにおいて、
    前記支持体は、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)とニッケル(Ni)とを含んで構成され、
    前記支持体と前記電解質膜との間に、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)とニッケル(Ni)とを含むとともに前記支持体に比してイットリア安定化ジルコニア(YSZ)の含有割合が大きい燃料極活性層が介装された固体酸化物形燃料電池のセル。
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