JP2011165353A - 金属空気二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、金属空気二次電池において、充放電時の寸法変化による接触抵抗の増加を抑制し、これによって性能・寿命向上を図るというものである。
【解決手段】本発明の金属空気二次電池は、金属イオンを吸蔵・放出する負極と、酸素を活物質とする正極と、負極と正極との間に設置された電解質膜を有するものであり、負極側に柔軟性のある寸法吸収材を配置したことを特徴とし、寸法吸収材が可逆的に変化する弾性体であることを特徴とするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、正極活物質として酸素を用いた金属空気電池に係り、特に、充放電可能な金属空気二次電池に関するものである。
近年、環境保護と省エネルギー化との意識の高まりから、自動車業界においては、従来のガソリンを燃料とした自動車に代わって、ガソリンと電気とで駆動するモータを併用するハイブリッド電気自動車(HEV)やモータのみで駆動する電気自動車(EV)の開発競争が激化している。
電気エネルギーの供給源である蓄電池の特性は、これらの電気自動車の性能を大きく左右するため、各電気自動車メーカと提携関係にある電池メーカは、リチウムイオン二次電池の開発にしのぎを削っている。
リチウムイオン二次電池は、その軽量・高出力という特徴から、電気自動車の蓄電池としての利用が最も期待されている。
しかし、その重量エネルギー密度は、400Wh/kg程度が理論的上限と考えられており、実際に得られている重量エネルギー密度は約100Wh/kgである。
電気自動車の本格的な普及には、約500Wh/kgの重量エネルギー密度が必要であると言われており、現在、蓄電池の研究開発の中心であるリチウムイオン二次電池よりも大きな重量エネルギー密度が期待できる革新型電池の開発が求められている。
リチウムイオン二次電池の重量エネルギー密度を制約している要因の一つとして、コバルト酸リチウムに代表される含リチウム遷移金属酸化物の正極材料がある。その構成元素である遷移金属元素は、重金属であるため、蓄電池として組み込むと重量が増加し、結果として重量エネルギー密度が小さくなってしまう。
そこで、正極材料に大気中の酸素を利用し、負極材料に金属を利用する金属空気電池が注目されている。
さらに、こうした金属空気電池を電力貯蔵に用いても、重量低減によるコスト低減が見込めるため、金属空気電池に対する期待が高まっている。
この金属空気電池は、リチウムイオン電池と同様に、実用的な出力を確保するため、高積層化,大面積化,大容量化が必要である。
金属空気電池においては、これまで補聴器の電源に使用されている亜鉛を用いた金属空気電池に代表されるように、金属空気一次電池としての実用化に留まっており、充放電可能な金属空気二次電池としての実用化は未だなされていない。
金属空気電池の二次電池化を阻む大きな理由としては、充電時において過電圧が大きい、サイクル特性が悪い、触媒寿命が短いなどがあげられる。
しかしながら、これらの理由は主に材料面から見たものである。
二次電池化においては、充放電に伴い、負極電極が収縮・膨張する現象が生じる。これは、放電時は金属の溶出で負極電極が収縮し、充電時は金属の析出で負極電極が膨張するという現象である。
このような負極電極の体積変化に対して、特に、高積層化,大面積化,大容量化を行う場合には、金属空気二次電池を構成する構成部材の接触状態が悪化し、性能および寿命が低下すると考えられる。
しかしながら、構造面からこの課題を解決することはこれまで試みられてこなかった。
例えば、積層型の金属空気二次電池としては、特許文献1に示されるような、積層セル間の冷却に関するものがある。
また、特許文献2に記載されている金属空気二次電池は、負極電極の体積変化時に、電解液の液面管理を行い、性能維持を図るものである。
特開平10−162870号公報 特開2008−300346号公報
しかしながら、従来の技術における金属空気二次電池は、負極電極の体積変化への対策が検討されていない。そして、接触状態の課題についても検討されていない。
そこで、本発明の目的は、こうした課題を解決するものであって、金属空気二次電池において、充放電時の寸法変化による接触抵抗の増加を抑制し、これによって性能・寿命向上を図るというものである。
本発明の実施形態の一つである金属空気二次電池は、金属イオンを吸蔵・放出する負極と、酸素を活物質とする正極と、負極と正極との間に設置された電解質膜を有するものである。そして、負極側に柔軟性のある寸法吸収材を配置したことを特徴とする。
また、寸法吸収材が、弾性体であることが好ましい。つまり、可逆的に変化する物質で寸法吸収材を形成する必要がある。
また、寸法吸収材は、弾性変形量が、負極の厚さをDとした時に、(1/100)D以上を有することが好ましい。
また、寸法吸収材は、弾性変化量が、容量(Ah)から計算される負極の厚さの変化量と同等以上を有することが好ましい。
これは、容量(Ah)が決まると負極の厚さの変化量が決まるという関係を用いるものである。すなわち、所定の容量(Ah)を出力するということは、負極から所定の金属(たとえばLi)が放出されるということであり、電気化学的に決まるものである。そして、負極から所定の金属(たとえばLi)が放出されると、負極の厚さは変化し、薄くなる。例えば、純Liの負極金属箔を用い、電極面積が10cm2のLi空気電池において放電1AhあたりにどれだけLi箔が薄くなるかを以下で計算する。
まず、Liが放出される放電反応は下記で表される。
Li → Li++e- −−−(1)
この時、1(Ah)の容量が放電されたとすると、上記の式から、放出されたLiのモル数は下記となる。
放出されたLiのモル数(mol)=1×3600(s)/F(C/mol)−−−(2)
F=96485(C/mol):ファラデー定数
したがって、1Ahの容量は、0.037molのLiが放出して反応したことに相当する。これに、Liの原子量6.941g/molとLiの真密度ρ0.535g/cm3から、1Ahの容量に対するLiの放出体積が下記で求まる。
1AhあたりのLi放出体積
=0.037(mol)×6.941(g/mol)/ρ(g/cm3)=0.484cm3−−−(3)
よって、電極面積が10cm2であるので、1Ahの放電でLi箔は0.484/10=0.0484cmだけ薄くなる。これとは逆に、1Ahの充電では、0.0484cmだけ厚くなる。
したがって、負極の面積と容量(Ah)(金属(たとえばLi)の変化量)とから、負極の厚さの変化量が決まり、こうした観点から寸法吸収材の弾性変化量を決めることが可能となる。
なお、上記の計算例は、純Li箔が真密度0.535g/cm3を有する場合であり、例えばLi粉末を焼結するなどして真密度ρではない場合は、(3)式のρを見かけ密度ρ′で代用して計算すればよい。さらに、純Liではなく、結着材を含んでいたり、カーボンなどの導電材と複合化していたり、Li合金を使用していたりする場合でも、充放電容量とその時の負極電極の厚さを事前に計測しておけば、寸法吸収材の適正な弾性変形量を決めることが可能である。
また、寸法吸収材が、多孔質体であることが好ましい。
また、寸法吸収材が、高熱伝導率体(Cu,Al,Ni)であることが好ましい。
また、寸法吸収材は、反応ガスを供給または排出することが可能なガス流路を有することが好ましい。
なお、ここで説明する金属空気二次電池は、負極側および正極側から押圧付加手段により押圧が付加されていることが好ましい。
また、ここで説明する金属空気二次電池は、電池冷却手段および電池温度計測手段を設け、電池温度計測手段と電池冷却手段とにより、電池温度を制御することが好ましい。
また、ここで説明する金属空気二次電池は、正極側にガス供給材を配置したことが好ましい。
つまり、本発明の一実施形態は、空気電池の負極側に柔軟性のある寸法吸収材を配置し、 正極側の電池反応層にガス供給材を配置した金属空気二次電池の積層セル構造が、最も主要な特徴である。
なお、本発明の一実施形態は、負極の厚さをDとした時に、弾性変形量が(1/100)D以上の能力を有する寸法吸収材を用いる。
また、寸法吸収材には、封孔処理をしたガス流路が設けてあり、このガス流路で反応ガスを供給または排出することが可能な構成とする。
本発明によって、金属空気二次電池において充放電時の寸法変化による接触抵抗の増加を抑制し、これによって性能・寿命向上を図ることができる。
本実施例の金属空気二次電池の断面構成を示した図である。 寸法吸収材とガス供給材とを一体化した実施例を示した図である。 押圧付加部を簡素化した実施例を示した図である。 温度制御を行うシステムの実施例を示した図である。 寸法吸収材を積層方向の厚さを変化させた実施例を示した図である。
本実施形態は、金属空気二次電池において、負極側に寸法吸収材を設ける。これにより、充放電時の負極電極の寸法変化を吸収し、接触状態を良好に保つことができるため、高い重量エネルギー密度を有しつつ、性能および寿命を向上することができる。
以下、図面を参照して本実施形態における実施例を説明する。
図1に、本実施例の金属空気二次電池の断面構成を示す。
本実施例における金属空気二次電池は、便宜上、負極に用いる負極金属としてリチウムを用い、電解液として非水溶媒を用いる。
なお、負極金属としては、リチウムの他に、亜鉛,アルミ,マグネシウムなどを用いても良く、また、電解液として水溶液系の溶媒を用いても良い。
さらに、本実施例では、負極に金属を用いたが、負極としては金属でなくともよく、後述するように充放電で寸法変化するものであれば、本実施例の効果が得られるため、金属イオンを吸蔵・放出可能な材料であれば、炭素材料や酸化物材料でも構わない。ただし、活物質金属を負極に多く含むことでエネルギー密度を高くできる空気電池においては、純金属や合金を用いた負極が好ましく、そのような負極においては、特に金属イオンの吸蔵・放出時に寸法変化が大きくなるので、本発明の効果をより発揮し、エネルギー密度が高く、かつ、接触状態を良好に保てる空気電池が提供されることになる。
図1において、単位セル10は、電解質膜1,正極2,負極3,寸法吸収材4,ガス供給材5、を有し、この単位セル10が積層されて、本実施例の金属空気二次電池100が構成される。
電解質膜1には、例えば、ポリエチレンなどの微多孔膜が用いられ、これにプロピレンカーボネートなどの非水溶媒に1モル濃度のLiPF6などが電解質として含浸されており、Liイオンの伝導を担う。
正極2は、通常、カーボンを担体として二酸化マンガンなどの触媒が担持され、充放電反応を担っている。ただし、本発明は負極の寸法変化に関するものであるため、触媒はこれに限定されるものではない。
この図1を基に、金属空気二次電池の充放電反応を説明する。
放電反応は下記で示される。
(負極側)2Li → 2Li++2e- −−−(4)
(正極側)O2+2Li++2e- → Li22 −−−(5)
(全反応)2Li+O2 → Li22 −−−(6)
また、充電反応は下記で示される。
(負極側)2Li ← 2Li++2e- −−−(7)
(正極側)O2+2Li++2e- ← Li22 −−−(8)
(全反応)2Li+O2 ← Li22 −−−(9)
このような充放電反応では、単位セル10の構成部材である電解質膜1,正極2,負極3の接触状態が良好である必要がある。なぜなら、構成部材間に隙間が生じると、接触抵抗が増加し、電池性能が低下する懸念があるためである。
これらの反応式において、放電時には、(4)で示されたように、負極3の金属Liが電解液中に溶出する反応が生じる。したがって、図1で示された負極3の厚さ方向に、電極が収縮することになる。
一方、これらの反応式において、充電時には、(7)で示されたように、逆に電解液中のLiイオンが負極3に析出する。したがって、図1で示された負極3の厚さ方向に、電極が膨張することになる。
この収縮量または膨張量は、負極3の金属Liをどれだけ充放電反応で利用してLi⇔Li22の変換を生じさせるかで決まる。ここで、元々の負極3の金属Liの厚さD0に対して、放電反応で消費する金属Liの厚さをD1とする。この時、
η=D1/D0×100(%) −−−(10)
で示されるηを負極利用率と呼ぶことにする。
究極的には、ηが100%であれば、理論的な重量エネルギー密度を達成することができるが、実際には、電極そのものが崩壊し、形を留めないため、100%よりも下回り、未反応の金属Liを残すことになる。
したがって、未反応の金属Liの重量が余分に存在することになるため、利用率を下げ、重量エネルギー密度が低下するため、金属空気二次電池にとっては好ましくない。
なるべく利用率を向上した金属空気二次電池を開発することが望ましいが、このような充放電反応を繰り返すと、負極3と電解質膜1との間の界面で電極の寸法変化による隙間が発生しやすくなり、接触抵抗が増加する懸念がある。
また、単位セル10の面内に亘って均一な接触が保たれていないと、一部の接触している部分だけで充放電反応が進むことになり、やはり電池性能の低下を招く懸念がある。
しかしながら、これまでの従来技術では、充放電時の負極の寸法変化に対する課題解決に対応したものはなかった。
そこで、本実施例では、図1に示すような寸法吸収材4を負極3に密着させて構成することによって、この課題を解決するものである。
なお、ここで説明した負極3は、金属Liのみで形成されたものであるが、金属Liと共に結着材や導電材等を混合した合剤層を負極3に用いた場合であっても、原理的には同様であり、寸法吸収材4を負極3に密着させて構成することが好ましい。
まず、実用的な利用率から考えると、1%以上の利用率が望ましいため、負極3の初期の厚さDの1/100が反応に関与することになる。そこで、この厚さの変化量以上、すなわち(1/100)D以上を満足し、好ましくはその2倍以上(つまり(2/100)D以上)の弾性変形量を有する材料を寸法吸収材4として負極に密着させて構成する。
このようにすることで、利用率1%において負極3が充放電時に厚さ変化しても、その厚さの変化量以上の弾性変形能力を有するので、常に接触状態が良好に保たれる。
また、究極的には利用率100%を考えた場合、最大の弾性変形量がDであれば充分である。さらに、利用率にこだわらずに、単位セル10の容量(Ah)から金属Liの厚さの変化量が分かるので、この変化量以上の寸法吸収材を配置してもよい。
寸法吸収材の材質としては、電気的な接続が必要であるため電子導電性を持つことが必要である。さらに好ましくは、Cu,Al,Niなどのように熱伝導率が高い材料を用いると、充放電時において単位セル10の面内の温度分布が均一化され、高温部が生じにくくなるため、寿命向上が期待できる。
これらの要求を考慮して、弾性変形能力を有し、高熱伝導率を持つCu,Al,Niなどの金属多孔質体が寸法吸収材4として好適である。
この金属多孔質体は、例えば発泡金属のようなものを用いてもよいし、繊維を編んだフェルト状のものを用いてもよい。
また、空孔率も90〜98%程度まで有するものがあり、このような材料を用いれば、重量増加も抑えることができ、好適である。その中でもCuは、Liとの反応性が低く、集電材として最適である。
さらに、本実施例では、正極2と寸法吸収材4との間に、ガス供給材5を設ける。これは、空気電池の原理上、正極2に酸素含有ガスを供給する必要があるためである。
寸法吸収材4がガス流通性に乏しかったり、圧力損失が大きくてガス供給の動力が大きくなったりする場合に、このガス供給材5が必要である。
ガス供給材5は、緻密質の材料を用い、反応ガス流路51が形成されており、ここに酸素含有ガスを流通させることで、正極2に酸素が供給され、放電反応が生じる。また、充電反応時には反応ガス流路51から酸素が排出される。
さらに、ガス供給材5には、冷却媒体流路52が形成されており、ここには充放電反応で生じた熱を除去するための冷却媒体(冷却空気,水など)を流通することができる。もちろん、冷却媒体だけでなく、寒冷地での起動のために、冷却媒体流路52には温水などの暖気運転用媒体を流すことも可能である。
なお、このガス供給材5は、寸法吸収材4と同様な理由から高熱伝導率体であることが望ましい。
このように寸法吸収材4とガス供給材5とを配置して構成した単位セル10を積層する。
さらに、両端に電流端子71および電流端子72を取り付け、絶縁端板61,締付ナット62,締付バネ63,締付ロッド64から成る押圧付加部60によって、両側から押圧が付加された金属空気二次電池100が形成される。
この押圧としては、電解質膜1,正極2,負極3に損傷を与えない押圧以下、例えば、0.01MPa〜数MPa程度の押圧を付加する。
ここで、負極3の初期の厚さをDとした時に、0.01MPa〜数MPa程度の押圧において、弾性変形量が少なくとも(1/100)D以上となる寸法吸収材4を配置することで、本実施例の金属空気二次電池が完成される。
このようにして構成された金属空気二次電池は、寸法吸収材4が配置されて、押圧が付加されているので、充放電時の負極3の厚さの変化を寸法吸収材4の弾性変形により吸収し、常に単位セル10内、および、単位セル10間を良好な接触状態に保つことができる。
特に、負極3の金属Liを高利用率で使う場合に有効であり、重量エネルギー密度の向上につながる。
また、ガス供給材5も配置し、ガス供給・排出を容易にできるため、空気電池の充放電反応も容易に行うことができる。
さらに、寸法吸収材4およびガス供給材5ともに、Cu,Al,Niなどの高熱伝導率体で構成するので、単位セル10の面内の温度分布も容易に均一化される。
また、寸法吸収材4を配置することにより、振動吸収の効果も得られるため、電気自動車用の蓄電システムとしても好適である。
なお、図1では積層セルについて説明したが、本実施例の骨子は、負極3の寸法変化を吸収する構成としたことであるため、セル数が1つの単セルでも同様の効果が得られることはもちろんである。
以上の構成により、金属空気二次電池において、負極3に用いる金属Liの利用率を高くしても接触状態を良好に保つことができるため、高い重量エネルギー密度を有し、かつ、充放電において性能および寿命が向上された金属空気二次電池を提供することができる。
本実施例によれば、金属空気二次電池において、負極3に用いる金属の利用率を向上させても、充放電時の寸法変化による接触抵抗の増加を抑制することができるため、重量エネルギー密度を向上させつつ、性能・寿命を向上できる効果が得られる。
また、セルを大面積化した時の温度分布を均一化することができるため、性能・寿命を向上できる効果が得られる。
寸法吸収材4とガス供給材5とにおいては、(1)寸法吸収が可能であること、(2)ガス供給が可能であること、の2点を機能として満足できればよい。
図2は、寸法吸収材とガス供給材とを一体化した実施例を示した図である。
図2に示したように、弾性変形能力を有する多孔質体4aに反応ガス流路51を設け、この流路を流れる反応ガスが正極2にのみ流れるように、反応ガス封孔53により封孔処理をすることで、本実施例の効果が同様に達成される。
この封孔処理は、多孔質体にシール材を含浸するなど、簡便な方法で処理することができるため、部品点数を低減し、積層方向の高さを低減できる。
したがって、コスト低減や電池サイズ低減、さらには重量低減につながり、好適である。
押圧付加部60は、図1に限定されるものではなく、使用時に押圧が加わった状態になっている構成であればよい。
図3は、押圧付加部を簡素化した実施例を示した図である。
図3には、締め付け電池容器65と絶縁クッション66とを配置した構成を示している。
これは、絶縁クッション66を配置して押圧を付加し、その後、電池容器65と閉止蓋67とで金属空気二次電池の全体を缶状に固定した例である。
絶縁クッション66としては、例えばゴムを用いることができる。
電池容器65としては、金属やラミネートフィルムを用いることができる。
組み立て方法としては、電池容器65に単位セル10を積層し、電流端子71,電流端子72および絶縁クッション66を積層し、押圧を付加し、最後に閉止蓋67で閉止する。
この閉止は、溶接やかしめなどで行う。
このような構成にすることによって、押圧付加部60の簡素化につながり、さらなる重量低減と体積低減とが図られる。
なお、本実施例の骨子は、組み立て時の押圧が使用時にも加わっている状態を保つ手段が取られていることであり、図1や図3に限定されず、種々の構成を採れることができる。
本実施例は、単位セル10の温度管理を容易にするものである。
一般に、電池の温度が高温になり過ぎると、性能低下や寿命低下を引き起こすことが知られている。そのため、本実施例により、温度制御を行うものである。
図4は、温度制御を行うシステムの実施例を示した図である。
図4に示したように、寸法吸収材4に熱電対8が挿入されている。熱電対8は、単位セル10と電気的に絶縁されている。ここで、熱電対8は、単位セル10の温度を測定するものである。
熱電対8は、ガス供給材5の反応ガス流路に挿入しないで形成することが好ましい。これにより、反応ガス供給を阻害することなく、単位セル10の温度を測定することができる。
また、熱電対8は、例えば0.5mm程度の細径のものを用いれば、寸法吸収材4の柔軟性を阻害することなく、温度測定が可能である。
次に、具体的な温度管理について説明する。
まず、熱電対8で測定された温度検知信号8Sは、全体制御装置300に入力される。
単位セル10の温度が、ある閾値(例えば60℃)を超えると、冷却媒体ポンプ52Pの冷却媒体流量52Fを増加させるように、全体制御装置300からの信号52Sによって、冷却媒体流量制御バルブ52Vの開度を調整する。この結果、熱電対8で検知された温度が下がり、結果として単位セル10の温度を適正な範囲に調整することができる。
また、このような冷却媒体の流量を調整することで、単位セル10の温度管理を行う実施例を示したが、図4に示すように、金属空気二次電池の電流値信号70S(電流端子71から検出)を負荷制御部200に入力し、この電流値を全体制御装置300からの制御信号70SFによって電流値を下げることにより、単位セル10の温度を低減することができる。
また、全体制御装置300からの反応ガス流量制御信号51Sによって、反応ガス流量制御バルブ51Vの開度を調整することにより、反応ガスポンプ51Pの反応ガス流量51Fを調整する。
ただし、単位セル10の効果的な冷却には、反応ガス流量51Fの流量が多すぎると電解液の蒸発につながる恐れもあり、また、電流値はシステム要求から低減できない可能性があるため、冷却媒体の流量を調整して温度管理することが最も望ましい。
図5は、寸法吸収材を積層方向の厚さを変化させた実施例を示した図である。
図5に示すように、単位セル10の積層において、押圧付加部60に近い側(端部側)の寸法吸収材41を、中央部の寸法吸収材4よりも弾性変形量を大きくしたものを用いる。
例えば、簡単な構成としては、材質を同じくし、図5で示すように、寸法吸収材41の厚さを寸法吸収材4の厚さよりも厚くすれば、弾性変形量を大きくとることができる。
端部側は、一般的に、積層時の各単位セルの寸法変化量が重畳されて大きくなり、接触が不良されやすくなる。このため、端部側の寸法吸収をより大きくすることにより、結果的に高積層セルにおいても各単位セルの接触が良好となる。
本実施例では、厚さのみを寸法吸収材41と寸法吸収材4とで変えているが、例えば多孔質体であれば気孔率を変えるなどして寸法吸収材41の弾性変形量を大きいものに変えてもよい。
本発明は、充放電可能な金属空気二次電池に関するものであり、電気自動車等の電気エネルギーの供給源である蓄電池に利用可能である。
1 電解質膜
2 正極
3 負極
4 寸法吸収材
5 ガス供給材
8 熱電対
8S 温度検知信号
10 単位セル
51 反応ガス流路
51F 反応ガス流量
51P 反応ガスポンプ
51S 反応ガス流量制御信号
51V 反応ガス流量制御バルブ
52 冷却媒体流路
52F 冷却媒体流量
52P 冷却媒体ポンプ
52S 冷却媒体流量制御信号
52V 冷却媒体流量制御バルブ
53 反応ガス封孔
60 押圧付加部
61 絶縁端板
62 締付ナット
63 締付バネ
64 締付ロッド
65 電池容器
66 絶縁クッション
67 閉止蓋
71,72 電流端子
200 負荷制御部
300 全体制御装置

Claims (10)

  1. 金属イオンを吸蔵・放出する負極と、酸素を活物質とする正極と、前記負極と前記正極との間に設置された電解質膜を有する金属空気二次電池において、
    前記負極側に柔軟性のある寸法吸収材を配置したことを特徴とする金属空気二次電池。
  2. 請求項1に記載の金属空気二次電池において、
    前記寸法吸収材が、弾性体であることを特徴とする金属空気二次電池。
  3. 請求項1に記載の金属空気二次電池において、
    前記寸法吸収材は、弾性変形量が、前記負極の厚さをDとした時に、(1/100)D以上を有することを特徴とする金属空気二次電池。
  4. 請求項1に記載の金属空気二次電池において、
    前記寸法吸収材は、弾性変化量が、容量(Ah)から計算される前記負極の厚さの変化量と同等以上を有することを特徴とする金属空気二次電池。
  5. 請求項1に記載の金属空気二次電池において、
    前記寸法吸収材が、多孔質体であることを特徴とする金属空気二次電池。
  6. 請求項1に記載の金属空気二次電池において、
    前記寸法吸収材が、高熱伝導率体であることを特徴とする金属空気二次電池。
  7. 請求項1に記載の金属空気二次電池において、
    前記寸法吸収材は、反応ガスを供給または排出することが可能なガス流路を有することを特徴とする金属空気二次電池。
  8. 請求項1に記載の金属空気二次電池において、
    前記負極側および前記正極側から押圧付加手段により押圧が付加されていることを特徴とする金属空気二次電池。
  9. 請求項1に記載の金属空気二次電池において、
    電池冷却手段および電池温度計測手段を設け、
    前記電池温度計測手段と前記電池冷却手段とにより、電池温度を制御することを特徴とする金属空気二次電池。
  10. 請求項1に記載の金属空気二次電池において、
    前記正極側にガス供給材を配置したことを特徴とする金属空気二次電池。
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