JP4580852B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池に関する。
燃料電池は燃料と酸化剤の化学反応により得られる自由エネルギー変化を電気として外部に取り出すシステムである。燃料は主に水素か炭化水素で、酸化剤は殆どが酸素である。この燃料と酸化剤の化学反応による自由エネルギー変化を電気エネルギーとして取り出すために、燃料電池は電子伝導体である2つの電極とイオン伝導体である電解質を持つ。
燃料電池は燃料や電解質の種類により、いくつかのタイプに分類される。例えば直接型メタノール方式(Direct Methanol Fuel Cell,DMFC)、溶融炭酸塩方式(MCFC)、固体高分子方式(PEFC)などがある。
直接型メタノール方式燃料電池セルはマイナス側電極であるアノードとプラス側電極であるカソード及び両者に挟まれた電解質膜から構成される。アノードはメタノール(CH3OH)と水(H2O)が供給される。通常、両者はメタノール水溶液という形で混合されて供給される。一方、カソード側には酸素(O2)が供給される。
アノード側では式(1)の反応が生じる。
CH3OH+H2O→CO2+6H++6e-−121.9kJ/mol …(1)
一方カソード側では式(2)の反応が生じる。
3/2O2+6H++6e-→3H2O+141.95kJ/mol …(2)
ここで、電解質膜は電子(e-)を通さずプロトン(H+)のみ透過するという選択性を持つ。この作用により電子がセルの外部を回らざるを得ず、この作用が電気エネルギーとなり、外部に取り出すことができる。
このように、燃料電池はセル以外に、アノードにCH3OHとH2Oを供給し、CO2を排出し、カソードにはO2を供給し、H2Oを排出する機能が必要となる。この機能についてより詳細に説明する。
燃料流路板とポンプとを用いて燃料をアノードに供給するアクティブ型燃料電池に対して、パッシブ型燃料電池では、燃料流路板とポンプの代わりにアノードと燃料タンクとの間に多孔体が設けられる。パッシブ型燃料電池では、燃料タンクから、メタノール及び水、すなわちメタノール水溶液がこの多孔体を通じて、毛管力や浸透力によりアノードに送られる。アノード内で式(1)の反応により生成されたCO2は、圧力差によって、自然に燃料電池の外に排出される。一方、式(2)のカソード反応に必要なO2は、空気に含まれた状態で、自然拡散等でカソードに送られる。同様に、式(2)の反応により生成されたH2Oは自然拡散等で燃料電池の外に排出される。
このとき、CO2の排出が滞ってしまうとアノードに燃料が供給され難くなり、発電効率が低下する。このため、特許文献1では、CO2を排出しやすくするため、多孔体に凹凸をつけることが提案されている。
しかし、この従来方法では、多孔体の壁面から、メタノール及び水が蒸発し、それにより燃料利用効率が悪くなるという問題があった。さらに特許文献1のように、多孔体に凹凸をつけている場合は、多孔体の壁面の表面積が大きく、より蒸発し易いという問題がある。またCO2が多孔体内部を抜ける際に多孔体内のメタノールや水を奪って系外に出て行く問題がある。さらには、これら問題に起因して、失われた分の水を補うために水タンク等を別途燃料タンクに設置する必要があるなど、系のエネルギー密度が低くなるといった問題も生じている。
米国特許出願公開第2004/0062980号明細書
本発明は、燃料利用効率に優れた燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の燃料電池は、アノードと、
カソードと、
前記アノードと前記カソードとの間に配置された電解質膜と、
前記アノードの前記電解質膜と反対側の面に配置され、凹部および前記アノードに当接する凸部が設けられた多孔体と、
前記凹部の少なくとも底面と側面の表面に設けられ、前記凹部から蒸発する燃料の透過を遮断する皮膜と、
を具備することを特徴とする。
本発明によれば、燃料利用効率に優れた燃料電池を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る燃料電池の断面模式図であり、図2は、図1の燃料電池の多孔体を示す斜視図であり、図3は、図1の燃料電池の多孔体を示す断面模式図である。
図1の燃料電池100は、アノード1と、カソード2と、アノード1とカソード2との間に配置された電解質膜3と、アノード1の電解質膜3と反対側の面に配置された多孔体4とを具備している。
この多孔体4は、一方の面4A(図1中、X方向の一端面)の全面にわたって形成された凹部5と凸部6のパターンを有する。この多孔体4は、図2に示すように、凸部6が正方格子状に配置されるように凹部5が形成されたものである。凹部5の内面(底面と側面)は、流体の透過を遮断する皮膜7で覆われている。皮膜7は、流体の透過を遮断するシール性を有することからシール皮膜と称することができる。一方、凸部6にはシール皮膜は存在せず、多孔体4が露出している。また、多孔体4の凹部5が形成されているのとは反対側の面4Bの全面もシール皮膜7で覆われている。さらに、多孔体4の一端面4C(図1中のY方向端面の一方)にもシール皮膜7が形成されており、一方、他端面4D(図1中のY方向端面の他方)にはシール皮膜は存在せず、多孔体4が露出している。
図1に示すように、この多孔体4は、凹部5が形成されている面4Aがアノード1に対向するように配置され、露出した凸部6がアノード1表面に当接している。多孔体4の露出した端面4Dには燃料タンク8が取り外し可能に接続される。燃料タンク8には例えば、メタノール水溶液のような液体燃料が収容されている。
この燃料電池100は、多孔体4の凹部5とアノード1とで形成されるガス流路9が大気開放されるように、例えばケース(図示せず)等に収容される。ガス流路9を大気開放させるためには、例えばこのケースに、ガス流路9に連通する流路を設け、この流路の一端をケースの外気に開放する方法が挙げられる。
ここで、図1中、多孔体4からアノード1に向かう破線矢印が燃料の流れ方向を示し、アノード1から凹部5に向かう実線矢印が二酸化炭素を含むガスの流れ方向を示す。また、カソード2に向かう実線矢印は空気(酸素)の流れ方向を示し、カソード2から外方に向かう破線矢印が水(水蒸気)の流れ方向を示す。
燃料タンク8から多孔体4に供給された燃料は、多孔体4内を浸透し、露出している凸部6からアノード1に供給される。カソード2に酸素を含む空気が供給され発電反応が進むと、上述した式(1)の反応によりアノード1で二酸化炭素が発生する。この二酸化炭素はアノード1表面からガス流路9を通って大気中に放出される。すなわち、凹部5に流入した二酸化炭素は、シール皮膜7に遮断され、多孔体4を透過することなく、凹部5に沿って多孔体4の端部のほうへ流れ、最終的には大気放出される。これにより、燃料が凹部5表面から蒸発したり、二酸化炭素と共に蒸散するのを抑制することができ、燃料利用効率を向上させることができる。結果として、より小さい燃料タンク(燃料カートリッジ)でより長時間燃料電池を駆動させることができるため、燃料電池システムの体積エネルギー密度を高めることも可能になる。
多孔体のアノードに対向する面の面積に対して、凸部のアノードに当接する面積は、25〜75%の範囲にあることが好ましい。凸部の面積率が25%未満であると、十分な燃料がアノードに供給されなくなる恐れがある。一方、凸部の面積率が75%を超えると、二酸化炭素を十分に排出させることができない恐れがある。凸部のアノードに当接する面積のさらに好ましい範囲は、多孔体のアノードに対向する面の面積に対して、33〜67%である。
図3に示す凹部の幅Wは、凹部開口が燃料の表面張力により閉塞されない程度の長さとすることが好ましい。また、凹部の深さDは、例えば0.5〜1mmの範囲とすることができる。また、凹部と隣接する凹部との間隔P、すなわち凸部の幅は、燃料の供給を均一にするために等間隔とすることが好ましい。
図2では、二次元平面視野において凸部が正方格子状にパターン配置されるように凹部を設けた多孔体について説明したが、本実施形態はこれに限られるものではない。凸部表面の形状は、例えば、台形、菱形、平行四辺形、三角形、円形、楕円形、不定形等であってもよい。また、多孔体に凸部と凹部をストライプ状にパターン配置することもできる。図4,5にストライプ状の凹部を有する多孔体の平面図を示す。
図4に示すように、多孔体31の長手方向(図4中のY方向)に平行にストライプ状の凹部32を形成することができる。また、図5に示すように、多孔体41の長手方向(図5中のY方向)に直角にストライプ状の凹部42を形成することもできる。長手方向に直交するようにストライプ状の凹部42を設けると、ガス流路9の距離を短縮でき、二酸化炭素の排気効率を向上させることができる。また、多孔体の長手方向に対して斜め方向のストライプ状の凹部を設けてもよい。
多孔体の気孔率は、10〜50%の範囲とすることが好ましい。気孔率が10%未満であると、燃料の透過性が劣化する恐れがある。一方、気孔率が50%を超えると、多孔体の強度が低下するだけでなく、導電性も低下する恐れがある。
多孔体は、多孔性カーボンであることが好ましい。多孔性カーボンは、安定で導電性に優れる。また、気孔率を制御し易い。多孔性カーボンは、例えば、カーボンブラック等のカーボン粒子を圧縮成形することにより製造することができる。また、例えばカーボン粒子を結着剤と共に混練し、焼結することにより多孔性カーボンを製造することもできる。気孔率は、例えば、カーボン粒子の粒径、圧縮条件、結着剤の量等を変更することにより制御することができる。
シール皮膜は、流体の透過を遮断し得るもので、剥がれ難く、熱的に安定なものであればいかなるものであってもよい。また、アノードでは二酸化炭素が発生するため酸性雰囲気となり、かつ高温に達することから、シール皮膜は高温の酸性雰囲気下でも安定であることが好ましい。シール皮膜には、例えば、樹脂系材料を使用することができる。中でも、シール皮膜は、ポリテトラフルオロエチレン、ポリイミド樹脂およびエポキシ樹脂からなる群より選択される少なくとも1種を含有することが好ましい。ポリテトラフルオロエチレン、ポリイミド樹脂またはエポキシ樹脂を含むシール皮膜は、多孔体に染み込み難く、高温の酸性雰囲気下でも安定である。また、弾性率や熱膨張率が比較的低いため剥がれ難い。なお、ここで透過とはシール皮膜の例に示す通り、例えば分子レベルの透過などの微小な漏洩程度の透過を意味するものではない。
シール皮膜の厚みは、二酸化炭素の排気効率を向上させることを主眼においた場合には、10μm以下とすることが好ましい。シール皮膜が薄いほど二酸化炭素の排気効率を向上させることができるからである。一方、流体の透過に対する遮断性を特に良好にすることを主眼においた場合には、シール皮膜の厚みを10μm以上とすることが好ましい。これにより、液体燃料の蒸発をより低減することができる。
このシール皮膜を多孔体4の凹部5の内面と、必要により多孔体4の凹部5が形成されたのとは反対側の面4Bおよび一端面4Cとに形成することにより、多孔体4内に浸透した燃料が蒸発する量を低減することができる。また、燃料電池の使用休止時には、ガス流路9を大気開放させるためにケース等に設けられる流路を閉じ、凹部5を外気と遮断することが好ましい。これにより、燃料が蒸発する量をより低減することができ、燃料利用効率をさらに向上させることができる。さらに、多孔体4の周側面(図1中のZ方向の両端面)もシール皮膜で被覆することが好ましい。これによりさらなる燃料利用効率の向上を図れるが、この周側面が例えばケース壁面に密着するようにケースに収容される場合には、シール皮膜が形成されていなくてもよい。
図1では、凹部5を設けた多孔体4に、燃料タンク8から直接燃料が供給される例を示したが、本実施形態はこれに限られるものではない。例えば、多孔体4のアノード1に対向する面とは反対側の面4Bをシール皮膜で被覆せずに、図6に示すように、この面4Bに他の多孔体51を積層し、この他の多孔体51に燃料タンク8を接続して燃料を供給するようにしてもよい。この他の多孔体51には凹部を形成する必要はない。燃料タンク8から供給される燃料はまず、他の多孔体51内を浸透し、引き続き凹部5を設けた多孔体4に浸透して、前述したようにアノード1に供給される。他の多孔体51は、多孔体4よりも気孔率が高いものを用いることが好ましい。他の多孔体51を設けることにより、燃料タンク8から長手方向(図6中のY方向)に拡がる燃料の浸透性を良好にすることができ、より均一にアノード1に燃料を供給することができる。他の多孔体51の厚みは、例えば0.5〜1mmとすることができる。また、多孔体4と他の多孔体51との合計厚みは、例えば2.5〜3mmとすることができる。
多孔体は、例えば以下に説明するように製造することができる。
第1の製造方法を図7を参照して説明する。
まず、シート状の予成形体の片面に凹部62と凸部63のパターンを形成して、成形体61を得る。この成形体61は、例えば、凹部62と凸部63に対応した凸凹パターンを有する金型にカーボン粒子を充填して圧縮成形するか、あるいは焼結することにより作製することができる。また、例えば、金型にカーボン粒子を充填して圧縮成形するか、あるいは焼結することによりシート状の予成形体を形成し、この片面に、カッター、カンナ、砥石等の切削器具あるいは化学エッチング、フォトエッチング等のエッチングを用いて凹部62を形成することにより、成形体61を作製することもできる。
次に、図7の(a)に示すように、凹部62に対応するパターン開口を有するマスク64を成形体61に取り付けて、成形体61の片面を覆う。図2に示したタイプの凹凸を有する多孔体を製造する場合、このマスク64には、例えば、パターン開口部にブリッジが設けられ、このブリッジで凸部に対応するマスク部が支持されたものを使用する。このブリッジはマスク部がバラバラに分離してしまうのを防ぐものであり、後述する成膜を阻害しないサイズ形状とする。また、図4,5に示したタイプの凹凸を有する多孔体を製造する場合、凹部62の形成とマスク64の形成を同時に行うことができる。すなわち、シート状の予成形体の片面にブラインドマスク(パターン開口が無いタイプのマスク)を貼り付け、この面に切削器具を用いて凹部62を溝切削加工することにより、凸部63にマスク64が取り付けられた成形体61を得ることができる。
ここで、図1に示したタイプの燃料電池の場合には、成形体61の長手方向に直交する端部のうち一方にもブラインドマスクを取り付ける。また、図6に示したタイプの燃料電池の場合には、成形体61の凹部62を形成したのとは反対側の全面にもブラインドマスクを取り付ける。
その後、成膜手段により、マスク64を介して成形体61の凹部62にシール皮膜を成膜する。より具体的には、例えば、マスク64を取り付けた成形体61の全体をシール皮膜前駆体を含む溶液に浸漬するか、あるいはこの溶液を成形体61の凹部62の内面を含む全面に塗布もしくは蒸着し、乾燥させることによりシール皮膜を形成することができる。
成膜後、図7の(b)に示すように、マスク64と共にマスク表面に付着した不要なシール皮膜65を取り外すことにより、目的の多孔体4を得ることができる。
本実施形態に係る多孔体の製造方法はこれに限定されるものではない。第2の製造方法を図8を参照して説明する。
第1の製造方法で説明したのと同様に、シート状の予成形体の片面に凹部72と凸部73のパターンを形成し、成形体71を得る。図8の(a)に示すように、成形体71の全体に前述したのと同様にシール皮膜を成膜する。その後、図8の(b)に示すように、凸部表面と、長手方向に直交する一端面および/または凹部が設けられているのとは反対側の面とに形成された不要なシール皮膜74を物理的除去手段または化学的除去手段を用いて除去する。物理的除去手段としては、カッター、カンナもしくは砥石等の切削器具を用いることができる。化学的除去手段としては、エッチングを用いることができ、かかるエッチングとしては、例えば化学エッチング、ガスエッチング、プラズマエッチング等を挙げることができる。これにより目的の多孔体4を得ることができる。
第2の製造方法の場合、成形体71に予め削りしろ75を設けておくことが好ましい。削りしろ75の厚みは、例えば10〜20μmの範囲とすることができる。この削りしろ75と共に不要なシール皮膜74を除去することにより、より平坦な凸部を有する多孔体4をより簡便に得ることができる。
次に、本実施形態の燃料電池に用いられるアノード、カソードおよび電解質膜を説明する。
アノードおよびカソードは、拡散層(集電体)に触媒層が積層された構造を有する。アノードとカソードとはそれぞれの触媒層が電解質膜に対向するように配置される。拡散層には、例えば多孔性カーボンシートを用いることができる。前述した凹凸を有する多孔体はアノード拡散層に積層されるが、アノード拡散層は省略することもでき、この場合には、凹凸を有する多孔体は直接アノード触媒層に積層される。
アノードおよびカソードの触媒層は、PtやRuなどの触媒金属を担持した担持触媒と、プロトン伝導性物質と、必要により導電剤とを含むものである。担持触媒の担体および導電剤としてはカーボンブラック等を挙げることができる。
電解質膜はプロトン伝導性物質を含むものである。アノード触媒層、カソード触媒層及び電解質膜に含まれるプロトン伝導性物質は、プロトンを伝達できる材料であれば特に制限されることなく使用することができる。プロトン伝導性物質としては、例えば、ナフィオン(登録商標)(デュポン社製)、フレミオン(登録商標)(旭硝子社製)、アシプレックス(旭化成社製)などのスルホン酸基を持つフッ素樹脂や、タングステン酸やリンタングステン酸などの無機物などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
[実施例]
以下、実施例により本発明の実施形態を説明する。
厚さ2mmのシート状の多孔性カーボンに、図2に示すように、凸部が正方格子状に配置されるように凹部を形成した。凹部の幅Wは1mmとし、深さDは1mmとした。また、凸部の幅(P)は1.4mmとし、凸部表面の形状は正方形とした。すなわち、この多孔性カーボンの凹凸が形成された面の面積に対して、凸部の面積率を50%とした。この多孔性カーボンに図7で説明したようにシール皮膜としてポリイミド樹脂膜を形成した。ポリイミド樹脂膜は、凸部と燃料カートリッジを接続するための一端を除く全ての面に形成した。ポリイミド樹脂膜の膜厚は、50μmとした。このようにして得られた多孔体を用いて、図1に示す構造を有する燃料電池を作製し、50℃の運転温度において、発電を行った。この結果、シール皮膜を設けなかった場合に比較して最大10%の燃料の蒸発を抑制することができた。
また、シール皮膜としてポリテトラフルオロエチレン膜を用いた場合とエポキシ樹脂膜を用いた場合、および図8を用いて説明したようにシール皮膜を形成した場合にも同様な結果が得られ、燃料の利用効率を向上できることを確認できた。
本発明の一実施形態に係る燃料電池の断面模式図。 図1の燃料電池の多孔体を示す斜視図。 図1の燃料電池の多孔体を示す断面模式図。 長手方向に平行なストライプ状の凹部を有する多孔体を示す平面図。 長手方向に直角なストライプ状の凹部を有する多孔体を示す平面図。 積層された多孔体を示す断面模式図。 (a)および(b)は多孔体の製造方法の一例を説明するためのフロー図。 (a)および(b)は多孔体の製造方法の他の例を説明するためのフロー図。
符号の説明
1…アノード、2…カソード、3…電解質膜、4,31,41…多孔体、4A,4B…面、4C,4D…端面、5,32,42,62,72…凹部、6,63,73…凸部、7…シール皮膜、8…燃料タンク、9…ガス流路、51…他の多孔体、61,71…成形体、64…マスク、65,74…不要なシール皮膜、75…削りしろ、100…燃料電池。

Claims (6)

  1. アノードと、
    カソードと、
    前記アノードと前記カソードとの間に配置された電解質膜と、
    前記アノードの前記電解質膜と反対側の面に配置され、凹部および前記アノードに当接する凸部が設けられた多孔体と、
    前記凹部の少なくとも底面と側面の表面に設けられ、前記凹部から蒸発する燃料の透過を遮断する皮膜と、
    を具備することを特徴とする燃料電池。
  2. 前記皮膜は、ポリイミド樹脂およびエポキシ樹脂からなる群より選択される少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
  3. 前記多孔体は、多孔性カーボンであることを特徴とする請求項1および2のいずれか一方に記載の燃料電池。
  4. 前記多孔体は、シート状の予成形体の片面に凹部と凸部のパターンを形成し、前記予成形体の凹部に対応するパターン開口を有するマスクを前記予成形体に取り付けて前記予成形体の片面を覆い、成膜手段により前記マスクを介して前記予成形体の凹部に前記皮膜を成膜することにより得られたものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の燃料電池。
  5. 前記多孔体は、シート状の予成形体の片面に凹部と凸部のパターンを形成し、成膜手段により前記予成形体の前記片面の全体に前記皮膜を成膜し、物理的除去手段または化学的除去手段を用いて前記凸部を覆う前記皮膜を選択的に除去することにより得られたものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の燃料電池。
  6. 前記皮膜は、二酸化炭素の透過を遮断することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項記載の燃料電池。
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