JP2011163901A - 光学式測距センサおよび電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型,高性能,低消費電力,高速応答および安価な光学式測距センサを提供する。
【解決手段】発光素子12と受光素子13を同一リードフレーム11に搭載して、透光性樹脂14a,14bと遮光性樹脂15で一体成形することにより、受光素子13を発光素子12と同一平面に形成し、発光素子12と受光素子13を同一パッケージに形成し、位置検出受光部,処理回路部および駆動回路部が搭載された受光素子13を1チップで形成する。こうして、光学式測距センサのサイズを小さくして製造コストを低減する。さらに、上記位置検出受光部の有効受光部のサイズを、光スポットの設計上のサイズ以下に設定する。こうして、受光素子13のチップを小さくして製造コストの更なる低減を図る。さらに、上記位置検出受光部の無効受光部と無効受光部からの不要な信号とを無くして、応答時間を短縮し、消費電力を低減し、信号処理時のS/Nを大きくし、性能の向上を図る。
【選択図】図1

Description

この発明は、物体までの距離を検出する光学式測距センサおよびこの光学式測距センサを搭載した電子機器に関する。
従来より、物体までの距離を検出する光学式測距センサとして、レーザダイオード等の発光素子から放射された光を投光レンズで集光し、得られたビーム光を被測定物体に照射し、上記被測定物体の表面で反射された拡散反射光の一部を受光レンズによって集光してMOS(金属酸化膜半導体)イメージセンサの受光面に受光スポットを形成し、上記受光面上における受光スポットの位置から被測定物体までの距離を検出する光学式変位測定装置(特開2002‐195807号公報:特許文献1)および光学式変位計(特開2006‐38571号公報:特許文献2)がある。
上記特許文献1に開示された光学式変位測定装置および上記特許文献2に開示された光学式変位計における概略構成を図11に示す。図11に示すように、受光素子としてのCMOS(相補型金属酸化膜半導体)イメージセンサ1は、発光素子としてのレーザダイオード2と同一平面状になく、CMOSイメージセンサ1およびレーザダイオード2夫々のパッケージも別々に形成されている。また、CMOSイメージセンサ1から出力された信号を処理する信号処理部3や、レーザダイオード2の駆動回路部(図示せず)は、CMOSイメージセンサ1のチップの外部に形成されており、CMOSイメージセンサ1,信号処理部3および上記駆動回路部は、全ては1チップ内に設けられてはいない。
図12は、上記CMOSイメージセンサ1の平面図を示す。CMOSイメージセンサ1における有効受光部1aのサイズは、有効受光部1a上に形成される光スポット4のサイズおよび位置等の種々のバラツキを考慮して、光スポット4の位置がばらついても有効受光部1a内に収まるように設定する必要がある。ところが、この点については、特許文献1および特許文献2の何れにも記載がなく、被測定物体の移動に伴って移動する光スポット4の移動範囲および光スポット4のサイズからすると、有効受光部1aのサイズはかなり大きなものになっていると推測される。
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の光学式変位測定装置、および、上記特許文献2に開示された従来の光学式変位計には、以下のような問題がある。
すなわち、上述のような従来の光学式測距センサにおいては、受光素子としてCMOSイメージセンサ1を使用しているが、CMOSイメージセンサ1の有効受光部1aは発光素子としてのレーザダイオード2とは同一平面を形成しておらず、CMOSイメージセンサ1およびレーザダイオード2夫々のパッケージも別々に形成されており、CMOSイメージセンサ1,信号処理部3および上記駆動回路部の全てが1チップに形成されてはいない。したがって、光学式測距センサ全体のサイズが大きくなってしまうため、生産工程が多く、各工程での作業も精度を求めるため複雑になり、製造コストが高くなるという問題がある。
また、上記CMOSイメージセンサ1における有効受光部1aのサイズに規定がなく、被測定物体の移動に伴って移動する光スポット4の移動範囲および光スポット4のサイズからすると、有効受光部1aのサイズはかなり大きくなると推測され、CMOSイメージセンサ1のチップサイズが大きくなり、高コストになってしまうという問題がある。
さらに、特性面においては、上記有効受光部1aのサイズが大きいため、有効受光部1a上における光スポット4の重心を求める際に不要な部分の受光部データも取り込んで計算することになる。したがって、計算に要する時間が増大して光学式測距センサの応答時間が長くなり、消費電力も増大するという問題がある。さらに、不要な部分の受光部データは光スポット4の重心を求める際のノイズとなるのでS/Nが小さくなり、求められた重心値の誤差が大きくなる。そのため、光学式測距センサとしての性能が落ちてしまうという問題がある。
特開2002‐195807号公報 特開2006‐38571号公報
そこで、この発明の課題は、測距範囲内における遠距離側にあるため反射光量が少ない被測定物体であっても正確に測距できる小型,高性能,低消費電力,高速応答および安価な光学式測距センサ、および、この光学式測距センサを搭載した電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の光学式測距センサは、
被測定物体に光ビームを照射する発光部と、
上記被測定物体による上記光ビームの反射光が入射すると共に、上記反射光の光スポットが形成される受光部と、
上記受光部からの出力信号を処理して、上記被測定物体までの距離を検出する処理回路部と
を備え、
上記受光部は、上記被測定物体が上記発光部の光軸方向に移動する際に上記光スポットの位置が移動する方向である第1方向とこの第1方向に直交する第2方向とに、複数の受光セルがマトリックス状に配置された有効受光部を含んでおり、
上記有効受光部における上記第2方向へのサイズは、上記光スポットの半径以上且つ直径以下である
ことを特徴としている。
上記構成によれば、発光部から照射された光ビームが被測定物体で反射された反射光が入射する受光部には、上記被測定物体が上記発光部の光軸方向に移動する際に第1方向に移動する光スポットが形成される。そして、上記受光部の有効受光部における上記第1方向に直交する第2方向へのサイズは、上記光スポットの半径以上且つ直径以下に設定されている。したがって、上記光スポットの重心を求めるのに充分なサイズを確保しつつ、上記受光部が搭載されるチップを小さくして、本光学式測距センサ全体のサイズを小さくでき、製造コストの低減を図ることができる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記有効受光部における上記第2方向へのサイズは、上記光スポットの半径である。
この実施の形態によれば、上記有効受光部における上記第2方向へのサイズを上記光スポットの半径としている。したがって、上記受光部の大きさを、形成された光スポットの重心を求めることが可能な必要最小限の大きさにすることが可能になる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記有効受光部は、上記受光部の全体で構成されている。
この実施の形態によれば、上記受光部の全体が上記有効受光部になっているので、上記受光部における不要な部分で成る無効受光部を無くすことができる。したがって、上記無効受光部からの不要な信号を無くし、上記処理回路部による処理時間、延いては本光学式測距センサの応答時間を短縮できると共に、消費電力を低減できる。さらに、上記不要な信号を無くすことによって信号処理時のS/Nを大きくでき、性能の向上を図ることができる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記有効受光部は、上記受光部の一部の領域で構成されており、
上記受光部における上記有効受光部以外の領域は、測距用の受光部としては機能しないようになっている。
この実施の形態によれば、上記受光部における上記有効受光部以外の領域は、測距用の受光部としては機能しないようになっているので、上記有効受光部以外の領域からの不要な信号を無くすことができる。したがって、上記処理回路部による処理時間、延いては本光学式測距センサの応答時間を短縮できると共に、消費電力を低減できる。さらに、上記不要な信号を無くすことによって信号処理時のS/Nを大きくでき、性能の向上を図ることができる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記有効受光部は、
上記受光部上に形成された上記光スポットの重心の位置あるいは光強度ピークの位置を上記第2方向の中心とし、上記光スポットにおける設計上の半径以上且つ直径の範囲から選択された一つの値を上記第2方向の幅とする領域である。
この実施の形態によれば、上記有効受光部を、上記受光部上に実際に形成された上記光スポットの重心の位置あるいは光強度ピークの位置に基づいて設定できるので、本光学式測距センサの製造工程において上記有効受光部を設定することができる。したがって、上記光スポットにおける設計上の位置に製造工程でバラツキが生じた場合でも、個々の製品毎に実際の光スポットの位置およびサイズに対して最適に上記有効受光部を設定することができる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記有効受光部は、上記第2方向の幅が設定された有効受光部において、
上記被測定物体が最も遠距離に位置している場合に上記受光部上に形成された遠距離側の光スポットの重心の位置あるいは光強度ピークの位置よりも上記光スポットにおける設計上の半径だけ上記第1方向外側に設定された設定位置と、上記被測定物体が最も近距離に位置している場合に上記受光部上に形成された近距離側の光スポットの重心の位置あるいは光強度ピークの位置よりも上記光スポットにおける設計上の半径だけ上記第1方向外側に設定された設定位置と、で挟まれた領域である。
この実施の形態によれば、上記第2方向への幅が設定された有効受光部の上記第1方向への長さを規定することができる。したがって、上記光スポットにおける設計上の位置に製造工程でバラツキが生じた場合でも、個々の製品毎に実際の光スポットの位置に対して最適に、且つ、必要最小限の大きさに、上記有効受光部を設定することができる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記有効受光部は、
上記受光部上に形成された上記光スポットの光強度ピークの位置を上記第2方向の中心とし、上記光スポットの光強度分布において上記光強度ピークに対して所定の割合の光強度を呈する領域の上記第2方向へ測った大きさを上記第2方向の幅とする領域である。
この実施の形態によれば、上記有効受光部を、上記受光部上に実際に形成された上記光スポットの光強度ピークの位置と光強度分布とに基づいて設定できるので、本光学式測距センサの製造工程において上記有効受光部を設定することができる。したがって、上記光スポットにおける設計上の位置やサイズに製造工程でバラツキが生じた場合でも、個々の製品毎に実際の光スポットの位置およびサイズに対して精度よく上記有効受光部を設定することができる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記有効受光部は、上記第2方向への幅が設定された上記有効受光部において、
上記被測定物体が最も遠距離に位置している場合に上記受光部上に形成された遠距離側の光スポットの光強度ピークの位置よりも当該光強度ピークに対して所定の割合の光強度を呈する領域の上記第1方向へ測った大きさの1/2だけ上記第1方向外側に設定された設定位置と、上記被測定物体が最も近距離に位置している場合に上記受光部上に形成された近距離側の光スポットの光強度ピークの位置よりも当該光強度ピークに対して上記所定の割合の光強度を呈する領域の上記第1方向へ測った大きさの1/2だけ上記第1方向外側に設定された設定位置と、で挟まれた領域である。
この実施の形態によれば、上記第2方向への幅が設定された有効受光部の上記第1方向への長さを規定することができる。したがって、上記光スポットにおける設計上の位置やサイズに製造工程でバラツキが生じた場合でも、個々の製品毎に実際の光スポットの位置およびサイズに対して精度よく、且つ、必要最小限の大きさに、上記有効受光部を設定することができる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記光強度ピークに対する所定の割合とは、上記光強度ピークにおける光強度の10%以上且つ50%以下の範囲から選択された一つの値である。
この実施の形態によれば、上記有効受光部における上記第2方向への幅が、上記光スポットの光強度分布において上記光強度ピークに対して上記光強度ピークにおける光強度の10%以上且つ50%以下の光強度を呈する領域の上記第2方向へ測った大きさに設定されている。したがって、上記有効受光部における上記第2方向へのサイズを、上記光スポットの半径以上且つ直径以下に設定することが可能になる。したがって、上記受光部が搭載されるチップを小さくすることができる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記処理回路部による信号処理用のプログラムが格納された信号処理ソフトメモリー部と、
上記処理回路部による信号処理で得られたデータを含むデータが格納されたメモリー部と、
所定のタイミングで上記発光部を駆動させる駆動回路部と
をさらに備え、
上記発光部と上記受光部とは、同一平面上に搭載されており、
上記処理回路部,上記信号処理ソフトメモリー部,上記メモリー部および上記駆動回路部は、上記受光部と共に、一つのチップで構成されている。
この実施の形態によれば、上記発光部と上記受光部とは同一平面上に搭載されている。さらに、上記処理回路部,上記信号処理ソフトメモリー部,上記メモリー部および上記駆動回路部は、上記受光部と共に、一つのチップで構成されている。したがって、本光学式測距センサ全体のサイズを小さくすることができ、製造コストを低減することができる。
また、この発明の電子機器は、
この発明の光学式測距センサを含む
ことを特徴としている。
上記構成によれば、小型,高性能,低消費電力,高速応答および安価な光学式測距センサを含んでいるので、本電子機器が測定の対象とする被測定物体までの距離を精度よく短時間に計測することができる。その際に、上記光学式測距センサを搭載したことによる大型化,消費電力の向上および価格アップを最小限に抑えることができる。
以上より明らかなように、この発明の光学式測距センサは、発光部から照射された光ビームが被測定物体で反射された反射光が入射する受光部の有効受光部において、上記被測定物体が上記発光部の光軸方向に移動する際に上記光スポットの位置が移動する方向である第1方向に直交する第2方向へのサイズが、上記光スポットの半径以上且つ直径以下に設定されている。したがって、上記受光部が搭載されるチップを小さくして、本光学式測距センサ全体のサイズを小さくでき、製造コストの低減を図ることができる。
さらに、上記受光部の全体で上記有効受光部を構成すれば、あるいは、上記受光部における上記有効受光部以外の領域を測距用の受光部として機能しないようにすれば、上記有効受光部以外の領域からの不要な信号を無くすことができる。したがって、処理回路部による処理時間、延いては本光学式測距センサの応答時間を短縮できると共に、消費電力を低減できる。さらに、上記不要な信号を無くすことによって信号処理時のS/Nを大きくでき、性能の向上を図ることができる。
また、この発明の電子機器は、小型,高性能,低消費電力,高速応答および安価なこの発明の光学式測距センサを搭載しているので、本電子機器が測定の対象とする被測定物体までの距離を精度よく短時間に計測することができる。その際に、上記光学式測距センサを搭載したことによる大型化,消費電力の向上および価格アップを最小限に抑えることができる。
この発明の光学式測距センサにおける概略構成を示す図である。 図1における受光素子の内部構成を示す図である。 図2における位置検出受光部の有効受光部のサイズの説明図である。 図3とは異なる有効受光部のサイズの説明図である。 図4において光スポットの中心と有効受光部の中心とがずれた場合の説明図である。 図2における位置検出受光部に対する図3〜図5とは異なる有効受光部の設定方法の説明図である。 図6とは異なる有効受光部の設定方法の説明図である。 図6および図7とは異なる有効受光部の設定方法の説明図である。 図6〜図8とは異なる有効受光部の設定方法の説明図である。 図6〜図9とは異なる有効受光部の設定方法の説明図である。 従来の光学式測距センサにおける概略構成を示す図である。 図11におけるCMOSイメージセンサの平面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。図1は、本実施の形態の光学式測距センサにおける概略構成を示す図である。尚、図1(a)は平面図であり、図1(b)は図1(a)におけるA‐A'矢視断面図である。
図1に示すように、本光学式測距センサにおいては、リードフレーム11上に、赤外LED(発光ダイオード)あるいは赤外面発光レーザ等でなる一つの発光素子12と、一つの受光素子13とが配置されている。ここで、受光素子13は、図2に示すように、m行×n列(m≧2,n≧2)のCMOSエリアセンサ,CCD(電荷結合素子)エリアセンサあるいはフォトダイオードアレイでなる位置検出受光部13aと、位置検出受光部13aから出力される信号を処理する処理回路部13bと、信号処理用のプログラムを格納する信号処理ソフトメモリー部13cと、信号処理で得られたデータを格納する信号処理データメモリー部13dと、フラッシュメモリー(あるいは「e‐fuse」等のメモリー)でなるメモリー部13e、および、所定のタイミングで発光素子12を駆動させる駆動回路部13fを含み、一つのチップで構成されている。
すなわち、本実施の形態においては、上記位置検出受光部13aによって、上記特許請求の範囲における受光部を構成しているのである。
尚、上記位置検出受光部13aは、測距の対象となる被測定物体が、発光素子12の光軸方向に移動した際に、位置検出受光部13a上を光スポットの位置が移動する方向にはn(n≧2)個、光スポットの移動方向の垂直方向にはm(m≧2)個の受光セルが、マトリックス状に配列されて構成されている。
上記発光素子12と受光素子13との両素子は、リードフレーム11上に所定の間隔で併置されると共に、夫々トランスファモールドによってエポキシ系の透光性樹脂14a,14bで封止されている。さらに、リードフレーム11と透光性樹脂14a,14bとは、透光性樹脂14a,14bにおける光が通過する窓部14c,14dを除き、インジェクション成形によって遮光性樹脂15で一体に成形されている。
上記遮光性樹脂15で一体に成形されたリードフレーム11と透光性樹脂14a,14bとは、発光側レンズ16および受光側レンズ17を有するレンズケース18内に収納されている。このレンズケース18は、発光側レンズ16および受光側レンズ17を可視光カット材からなるアクリル樹脂あるいはポリカーボネート樹脂等で成形し、ケース部をABS樹脂あるいはポリカーボネート樹脂等で成形しており、これらは2色成形で一体成形されている。
上記位置検出受光部13aを構成する上記CMOSエリアセンサ,CCDエリアセンサあるいはフォトダイオードアレイの有効受光部サイズは、以下の理由によって小さい方がよい。第1の理由は、受光素子13のチップが小さくなり、コストダウンに繋がる。第2の理由は、不要な無効受光部が存在すると、その領域で得られた信号も処理する必要があるため処理時間が増えて本光学式測距センサの応答時間が長くなる。第3の理由は、不要な無効受光部が存在すると、上記無効受光部からの不要な信号を処理するために消費電力が不必要に大きくなる。第4の理由は、不要な無効受光部が存在すると、上記不要な信号を取り込むために信号処理時のS/Nが小さくなり、光学式測距センサとしての性能が落ちるからである。
そこで、本実施の形態においては、図3に示すように、位置検出受光部13aの全体で上記有効受光部を構成すると共に、Y方向(上記被測定物体までの距離が変化する場合に光スポット19が移動するX方向に垂直な方向)への上記有効受光部のサイズを、位置検出受光部13a上に形成される光スポット19の設計上の直径にする。その理由は、有効受光部の面積は、最大でも光スポット19全体を受ける面積があれば、光スポット19の重心を求めるのに充分であるためである。但し、上記有効受光部のサイズの単位は、位置検出受光部13aを構成する上記CMOSエリアセンサ,CCDエリアセンサあるいはフォトダイオードアレイの画素である。以下の説明においても同様である。
さらに、本実施の形態においては、上記発光素子12から出射されて、最も遠距離に位置している上記被測定物体で反射され、受光素子13の位置検出受光部13aに入射した光の光量が充分足りる場合には、図4のように、有効受光部(位置検出受光部13a)の上記Y方向へのサイズは、光スポット19の設計上の直径より小さくても問題はない。例えば、組み立てバラツキ等によって、図5に示すように光スポット19の中心と上記有効受光部における上記Y方向の中心との位置がずれても、光スポット19における直径Dの半分以上の部分を上記有効受光部がカバーしていれば、つまりy≧D/2であれば、光スポット19の重心を求めることができるので問題はない。ここで、上記「y」は、上記有効受光部における上記Y方向への幅である。
すなわち、本実施の形態においては、上記有効受光部におけるY方向へのサイズを、位置検出受光部13a上に形成される光スポット19の設計上の半径以上且つ直径以下にするのである。
ところで、上記有効受光部のサイズを設定する方法として、図3〜図5に示すように光スポット19の設計上のサイズに基づいて設定する方法とは別に、m行×n列(m≧2,n≧2)の位置検出受光部13aにおける上記Y方向の幅を、上記光スポットにおける上記Y方向の幅より大きく作製する。そして、位置検出受光部13a上に形成される光スポットの実際の位置に基づいて、位置検出受光部13aにおける上記有効受光部のサイズを設定すると共に、上記有効受光部以外の部分を測距用の受光部として機能をさせないようにする方法がある。
すなわち、図6に示すように、上記位置検出受光部13aを光スポット19の設計上の直径Dよりも大きく作製しておく。そして、本光学式測距センサの製造工程において、上記被測定物体が移動しても光スポット19が形成されない不要な部分20a,20bを設定し、その部分20a,20bを測距用の受光部として動作させないようにするのである。こうすることによって、光スポット19における設計上の位置に製造工程でバラツキが生じた場合でも、個々の製品毎に実際の光スポット19の位置に対して最適に上記有効受光部を設定することができるのである。
その場合、上記位置検出受光部13aにおける上記不要な部分20a,20bを測距用の受光部として機能をさせないようにする方法は、特に限定するものではない。例えば、上記不要な部分20a,20bに配列されている各受光セルからの出力信号を、処理回路部13bに入力しないようにすればよい。
尚、上記位置検出受光部13aにおける上記不要な部分20a,20bを、測距用以外の受光部として利用しても一向に差し支えない。
その場合における上記不要な部分20a,20bの設定方法としては、本光学式測距センサの製造工程において、上記被測定物体が最も遠距離に位置している場合に位置検出受光部13a上に形成される遠距離側の光スポット19の実際の重心または光強度ピークの位置G1と、上記被測定物体が最も近距離に位置している場合に位置検出受光部13a上に形成される近距離側の光スポット19の実際の重心または光強度ピークの位置G2との何れか一方を検出する。そして、この検出された重心または光強度ピークの位置G1,G2に対して、上記Y方向両側に、予め求めた設計上の光スポット19の半径rの幅を有する互いに隣接する2つの帯状の領域を設定し、両領域を合わせて上記Y方向への幅が2rの上記有効受光部を設定する。また、上記有効受光部以外の領域を不要な部分20a,20bとして設定する方法がある。
より端的に言えば、上記位置検出受光部13a上に形成された光スポット19の実際の重心または光強度ピークの位置G1,G2を上記Y方向の中心とし、光スポット19における設計上の直径2r(=D)を上記Y方向の幅とする領域を上記有効受光部として設定するのである。
また、図7に示すように、上記位置検出受光部13aにおける上記不要な部分は、光スポット19が移動するX方向にも生ずる。その場合における上記X方向への不要な部分の設定方法としては、以下のように行う。
すなわち、図6に示すようにして上記Y方向への上記有効受光部(Y方向有効受光部)および上記Y方向への不要な部分20a,20bが設定された位置検出受光部13aにおいて、本光学式測距センサの製造工程において、上記遠距離側の光スポット19aの実際の重心または光強度ピークの位置G1を検出する。さらに、上記近距離側の光スポット19bの実際の重心または光強度ピークの位置G2を検出する。そして、上記Y方向有効受光部に関して、位置G1よりも予め求めた設計上の光スポット19の半径rだけ上記X方向外側に設定された設定位置と、位置G2よりも予め求めた設計上の光スポット19の半径rだけ上記X方向外側に設定された設定位置とで挟まれた領域を、上記有効受光部として設定し、それ以外の領域を不要な部分21a,21bとして設定する。
こうすることによって、上記位置検出受光部13aにおける上記有効受光部を必要最小限の大きさにすることができるのである。
尚、上記不要な部分のX方向へのサイズを設定する場合の重心または光強度ピークの位置G1,G2は、Y方向へのサイズを設定する場合に検出した位置G1,G2を利用しても差し支えない。
さらに、上記有効受光部のY方向へのサイズは「2r」に限定されるものではなく、図5の説明で述べたように、「r以上で且つ2r以下」であれば差し支えない。
ところで、上述した実際の光スポットの位置に基づいて上記有効受光部の上記Y方向へのサイズを設定する方法では、説明を簡単にするために、遠距離側の光スポット19と近距離側の光スポット19とにおける実際の重心または光強度ピークの上記Y方向の位置G1,G2および半径rが同じ場合を例示している。しかしながら、現実には、上記被測定物体が発光素子12の光軸方向に移動する範囲によっては、遠距離側の光スポット19の上記Y方向の位置G1および半径r1と、近距離側の光スポット19の上記Y方向の位置G2および半径r2とにズレが生ずる。
その場合は、図8に示すように、例えば、r1<r2の場合には、光スポットの半径が小さい方の遠距離側の光スポット19aの実際の位置G1に対して、上記Y方向両側に、予め求めた遠距離側の光スポット19aの実際の半径r1の幅を有する互いに隣接する2つの帯状の領域を設定し、両領域を合わせて上記Y方向への幅が2×r1の上記有効受光部を設定する。より端的に言えば、遠距離側の光スポット19aの実際の位置G1を上記Y方向の中心とし、遠距離側の光スポット19aの実際の直径2×r1を上記Y方向の幅とする領域を上記有効受光部として設定するのである。その場合、上記位置G1と上記位置G2との差および半径r1と半径r2との差は僅かであり、光スポットの半径が小さい方の遠距離側の光スポット19aの半径r1に基づいて上記有効受光部の上記Y方向のサイズを設定しても、実際の使用において、光スポットの半径が大きい方の近距離側の光スポット19bの重心を求めることは充分可能である。
この場合、光スポットの半径が大きい方の近距離側の光スポット19bの位置G2と半径r2とに基づいて、上記有効受光部の上記Y方向のサイズを設定しても差し支えなく。その場合も、実際の使用において、光スポットの半径が小さい方の遠距離側の光スポット19aの重心を求めることは勿論可能である。
尚、上述のことはr1>r2の場合も同様である。
また、遠距離側の光スポット19aの上記Y方向の位置G1および半径r1と、近距離側の光スポット19bの上記Y方向の位置G2および半径r2とが異なる場合における上記有効受光部の上記Y方向へのサイズの設定は、図9に示すようにして設定してもよい。
すなわち、位置G1と位置G2との上記Y方向の中間点を求めて基準点とする。この場合、基準点として取り得る位置は、位置検出受光部13aを構成する上記CMOSエリアセンサ,CCDエリアセンサあるいはフォトダイオードアレイにおける各画素の間の位置である。したがって、図9における上記基準点の位置は、光スポット19bの位置G2と同じになっている。
次に、次式によって、半径r1と半径r2との中間の長さr3を求める。
r3=(r1+r2)/2
そして、上記基準点の位置に対して、上記Y方向両側に、上記求めた長さr3の幅を有する互いに隣接する2つの帯状の領域を設定し、両領域を合わせて上記Y方向への幅が2×r3の上記有効受光部を設定する。より端的に言えば、上記基準点の位置を上記Y方向の中心とし、上記求めた長さr3の2倍(2×r3)を上記Y方向の幅とする領域を上記有効受光部として設定するのである。その場合、上記位置G1と上記位置G2との差および半径r1と半径r2との差は僅かであり、光スポットの半径が小さい方の遠距離側の光スポット19aの位置G1と同じ位置を上記基準点の位置の位置として上記有効受光部の上記Y方向のサイズを設定しても、実際の使用において、光スポットの半径が大きい方の近距離側の光スポット19bの重心を求めることは充分可能である。
尚、図8および図9の場合にも、図7の場合と同様にして、上記X方向への不要な部分を設定することができる。
また、実際の光スポットに基づいて上記有効受光部を設定する方法として、実際の光スポットの位置を用いる他に、位置と光強度分布とを用いる方法がある。
すなわち、図10に示すように、上記位置検出受光部13aを光スポット19の設計上の直径Dよりも大きく作製しておく。そして、本光学式測距センサ製造工程において、上記遠距離側の光スポット19の実際の光強度ピークの位置P1と、上記近距離側の光スポット19の実際の光強度ピークの位置P2との何れか一方を検出する。さらに、光スポット19の光強度分布を求め、この光強度分布において光強度ピークにおける光強度の10%の光強度を呈する領域における上記Y方向へ測った大きさLを求める。そして、光強度ピークの位置P1,P2に対して、上記Y方向両側に、上記求めた大きさLの略1/2の幅を有する互いに隣接する2つの帯状の領域を設定し、両領域を合わせて上記Y方向への幅がLの上記有効受光部を設定する。また、上記有効受光部以外の領域を不要な部分とするのである。
より端的に言えば、上記位置検出受光部13a上に形成された光スポット19の実際の光強度ピークの位置P1,P2を上記Y方向の中心とし、光スポット19の光強度分布において光強度ピークにおける光強度の10%の光強度を呈する領域における上記Y方向へ測った大きさLを上記Y方向の幅とする領域を上記有効受光部として設定するのである。
この方法によれば、光スポット19における設計上の位置やサイズに製造工程でバラツキが生じた場合でも、個々の製品毎に、実際の光スポット19の位置およびサイズに応じて、精度よく上記有効受光部を設定できるのである。
その場合、上記有効受光部における上記Y方向への幅を決定するための上記光強度の領域は、光強度ピークにおける光強度の略10%以上且つ略50%以下の範囲から選択された一つの値である領域であればよい。光強度ピークにおける光強度の略10%以上の領域に基づいて設定された上記有効受光部であれば、実際の光スポット19の略全域を取り込むことができ、精度よく光スポット19の重心位置を求めることができる。
しかしながら、上述したように、上記有効受光面はできるだけ小さい方が、コスト,応答時間,消費電力および光学式測距センサ性能の面で有利である。しかしながら、いくら光量が十分であっても、光強度ピークにおける光強度の略50%よりも大きい領域に基づいて設定された上記有効受光部の場合には、その上記Y方向への幅が狭くなり、位置検出受光部13a上に形成された光スポット19の重心位置を求める精度が低下するので好ましくない。
したがって、本光学式測距センサ製造工程において、上記有効受光部の幅を決定するための上記光強度の領域は、光強度ピークにおける光強度の略10%以上且つ略50%以下である領域が適当である。
尚、詳述はしないが、図10に示すようにして上記Y方向への幅が設定された上記有効受光部(Y方向有効受光部)の上記X方向両端を、図7の場合と同様にして、光スポット19の光強度分布において光強度ピークにおける光強度の10%以上且つ略50%以下の所定%の光強度を呈する領域に基づいて狭めることによって、上記位置検出受光部13aにおける上記有効受光部を必要最小限の大きさに設定しても差し支えない。
また、上記遠距離側の光スポット19の上記Y方向の位置P1および半径と、近距離側の光スポット19の上記Y方向の位置P2および半径とにズレが生ずる場合には、図8と同様に光スポットの半径が小さい方の遠距離側の光スポット19aに基づいて、または、光スポットの半径が大きい方の近距離側の光スポット19bに基づいて、上記有効受光部の上記Y方向の位置とサイズとを設定すればよい。あるいは、図9と同様に遠距離側の光スポット19aと近距離側の光スポット19bとに基づいて、上記有効受光部の上記Y方向の位置とサイズとを設定すればよい。
上述したように、本実施の形態においては、上記発光素子12と受光素子13とを同一のリードフレーム11上に搭載すると共に、透光性樹脂14a,14bと遮光性樹脂15とによって一体に成形し、発光側レンズ16および受光側レンズ17を有するレンズケース18内に収納している。すなわち、受光素子13を構成する位置検出受光部13aの上記有効受光部は発光素子12と同一平面を形成しており、発光素子12と受光素子13とを同一パッケージに形成しており、位置検出受光部13a,処理回路部13b,信号処理ソフトメモリー部13c,信号処理データメモリー部13dおよび駆動回路部13fが搭載された受光素子13を1チップに形成している。したがって、本光学式測距センサ全体のサイズを小さくすることができ、製造コストを低減することができる。
さらに、上記位置検出受光部13aの有効受光部において、上記被測定物体までの距離が変化する場合に光スポット19が移動するX方向に垂直なY方向へのサイズを、位置検出受光部13a上に形成される光スポット19の設計上の半径以上且つ直径以下に設定している。さらに、位置検出受光部13aの上記有効受光部以外の不要な部分を測距用の受光部として機能させないようにしている。したがって、受光素子13のチップを小さくして、本光学式測距センサ全体のサイズをさらに小さくでき、製造コストの更なる低減を図ることができる。さらに、位置検出受光部13aの上記無効受光部を無くして上記無効受光部からの不要な信号を無くし、処理回路部13bの処理時間、延いては本光学式測距センサの応答時間を短縮できると共に、消費電力を低減できる。さらに、上記不要な信号を無くすことによって信号処理時のS/Nを大きくでき、光学式測距センサとしての性能の向上を図ることができる。
さらに、上記位置検出受光部13aを光スポット19の設計上の直径Dよりも大きく作製し、製造工程において、位置検出受光部13a上に実際に形成される上記遠距離側および上記近距離側の実際の光スポット19に基づいて上記有効受光部を設定し、それ以外の領域を不要な部分20a,20b,21a,21bとして設定する。そして、不要な部分20a,20b,21a,21bを受光部としての機能をさせないようにすれば、位置検出受光部13a上に形成される実際の光スポット19に基づいて上記有効受光部を、必要最小限の大きさに設定することができる。
したがって、上記光スポット19における設計上の位置やサイズが製造工程によってばらついた場合でも、個々の製品毎に光スポット19の実際の位置およびサイズに対して最適に上記有効受光部を設定することができるのである。
すなわち、本実施の形態によれば、三角測量方式を利用して、広い測距範囲内の遠距離側にある低反射性の上記被測定物体であっても正確に測距できる小型,高性能,低消費電力,高速応答および安価な光学式測距センサを実現することができるのである。また、組み立てバラツキがあっても精度のよい光学式測距センサを実現することができる。
さらに、上述のごとく小型,高性能,低消費電力,高速応答および安価な光学式測距センサをパソコンに搭載すれば、パソコンの前にいる人を精度よく短時間に検知し、人がいなくなるとパソコンをスリープモードにすることが可能になる。その際に、上記光学式測距センサを搭載したことによる大型化,消費電力の向上および価格アップを最小限に抑え、省エネルギーを効率よく行うことができる。
また、上記光学式測距センサをカメラ付携帯電話に搭載すれば、被写体までの距離を精度よく短時間に計測し、高速でフォーカスを自動的に合わせる(オートフォーカス)機能を実現することができる。その際に、上記光学式測距センサを搭載したことによる大型化,消費電力の向上および価格アップを最小限に抑えることができる。
また、上記光学式測距センサをプロジェクターに搭載すれば、スクリーンまでの距離を精度よく短時間に計測し、高速でフォーカスを自動的に合わせる(オートフォーカス)機能を実現することができる。その際に、上記光学式測距センサを搭載したことによる大型化,消費電力の向上および価格アップを最小限に抑えることができる。
11…リードフレーム、
12…発光素子、
13…受光素子、
13a…位置検出受光部、
13b…処理回路部、
13c…信号処理ソフトメモリー部、
13d…信号処理データメモリー部、
13e…メモリー部、
13f…駆動回路部、
14a,14b…透光性樹脂、
14c,14d…透光性樹脂の窓部、
15…遮光性樹脂、
16…発光側レンズ、
17…受光側レンズ、
18…レンズケース、
19,19a,19b…光スポット、
20a,20b,21a,21b…位置検出受光部の不要な部分、
G1,G2…光スポットの重心または光強度ピークの位置、
D…光スポットの直径、
r…光スポットの半径、
P1,P2…光スポットの光強度ピークの位置。

Claims (11)

  1. 被測定物体に光ビームを照射する発光部と、
    上記被測定物体による上記光ビームの反射光が入射すると共に、上記反射光の光スポットが形成される受光部と、
    上記受光部からの出力信号を処理して、上記被測定物体までの距離を検出する処理回路部と
    を備え、
    上記受光部は、上記被測定物体が上記発光部の光軸方向に移動する際に上記光スポットの位置が移動する方向である第1方向とこの第1方向に直交する第2方向とに、複数の受光セルがマトリックス状に配置された有効受光部を含んでおり、
    上記有効受光部における上記第2方向へのサイズは、上記光スポットの半径以上且つ直径以下である
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  2. 請求項1に記載の光学式測距センサにおいて、
    上記有効受光部における上記第2方向へのサイズは、上記光スポットの半径である
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  3. 請求項1あるいは請求項2に記載の光学式測距センサにおいて、
    上記有効受光部は、上記受光部の全体で構成されている
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  4. 請求項1あるいは請求項2に記載の光学式測距センサにおいて、
    上記有効受光部は、上記受光部の一部の領域で構成されており、
    上記受光部における上記有効受光部以外の領域は、測距用の受光部としては機能しないようになっている
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  5. 請求項4に記載の光学式測距センサにおいて、
    上記有効受光部は、
    上記受光部上に形成された上記光スポットの重心の位置あるいは光強度ピークの位置を上記第2方向の中心とし、上記光スポットにおける設計上の半径以上且つ直径の範囲から選択された一つの値を上記第2方向の幅とする領域である
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  6. 請求項5に記載の光学式測距センサにおいて、
    上記有効受光部は、上記第2方向の幅が設定された有効受光部において、
    上記被測定物体が最も遠距離に位置している場合に上記受光部上に形成された遠距離側の光スポットの重心の位置あるいは光強度ピークの位置よりも上記光スポットにおける設計上の半径だけ上記第1方向外側に設定された設定位置と、上記被測定物体が最も近距離に位置している場合に上記受光部上に形成された近距離側の光スポットの重心の位置あるいは光強度ピークの位置よりも上記光スポットにおける設計上の半径だけ上記第1方向外側に設定された設定位置と、で挟まれた領域である
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  7. 請求項4に記載の光学式測距センサにおいて、
    上記有効受光部は、
    上記受光部上に形成された上記光スポットの光強度ピークの位置を上記第2方向の中心とし、上記光スポットの光強度分布において上記光強度ピークに対して所定の割合の光強度を呈する領域の上記第2方向へ測った大きさを上記第2方向の幅とする領域である
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  8. 請求項7に記載の光学式測距センサにおいて、
    上記有効受光部は、上記第2方向への幅が設定された上記有効受光部において、
    上記被測定物体が最も遠距離に位置している場合に上記受光部上に形成された遠距離側の光スポットの光強度ピークの位置よりも当該光強度ピークに対して所定の割合の光強度を呈する領域の上記第1方向へ測った大きさの1/2だけ上記第1方向外側に設定された設定位置と、上記被測定物体が最も近距離に位置している場合に上記受光部上に形成された近距離側の光スポットの光強度ピークの位置よりも当該光強度ピークに対して上記所定の割合の光強度を呈する領域の上記第1方向へ測った大きさの1/2だけ上記第1方向外側に設定された設定位置と、で挟まれた領域である
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  9. 請求項7あるいは請求項8に記載の光学式測距センサにおいて、
    上記光強度ピークに対する所定の割合とは、上記光強度ピークにおける光強度の10%以上且つ50%以下の範囲から選択された一つの値である
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  10. 請求項1から請求項9までの何れか一つに記載の光学式測距センサにおいて、
    上記処理回路部による信号処理用のプログラムが格納された信号処理ソフトメモリー部と、
    上記処理回路部による信号処理で得られたデータを含むデータが格納されたメモリー部と、
    所定のタイミングで上記発光部を駆動させる駆動回路部と
    をさらに備え、
    上記発光部と上記受光部とは、同一平面上に搭載されており、
    上記処理回路部,上記信号処理ソフトメモリー部,上記メモリー部および上記駆動回路部は、上記受光部と共に、一つのチップで構成されている
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  11. 請求項1から請求項10までの何れか一つに記載の光学式測距センサを含む
    ことを特徴とする電子機器。
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