JP2002195807A - 光学式変位測定装置及びその投光光量補正方法 - Google Patents

光学式変位測定装置及びその投光光量補正方法

Info

Publication number
JP2002195807A
JP2002195807A JP2000393884A JP2000393884A JP2002195807A JP 2002195807 A JP2002195807 A JP 2002195807A JP 2000393884 A JP2000393884 A JP 2000393884A JP 2000393884 A JP2000393884 A JP 2000393884A JP 2002195807 A JP2002195807 A JP 2002195807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
output
amount
photoelectric conversion
output signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000393884A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4165010B2 (ja
Inventor
Takayasu Ito
隆康 伊藤
Makio Asai
真生雄 浅井
Atsushi Kamiya
敦 紙谷
Hiroaki Otomo
浩昭 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2000393884A priority Critical patent/JP4165010B2/ja
Publication of JP2002195807A publication Critical patent/JP2002195807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4165010B2 publication Critical patent/JP4165010B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】受光部の受光光量に応じて投光部の投光光量を
正確に補正することのできる光学式変位測定装置及びそ
の投光光量補正方法を提供する。 【解決手段】この光学式変位測定装置Aは、被測定物体
Bに光ビームを照射する発光素子1と、被測定物体Bに
よる反射光がスポット光として照射される受光面にpn
接合フォトダイオードよりなる複数の受光セルが一列に
配列されたMOSイメージセンサ4と、各受光セルの出
力信号をその配列順に読み込み、その出力信号からスポ
ット光の中心位置を検出し、中心位置の変位から被測定
物体Bの変位を求める動作を所定のサンプリング周期で
繰り返し行うCPU5とを備える。CPU5は、各受光
セルの出力信号を2回サンプリングする毎に、2回目に
読み出した出力信号の大きさに応じて、その出力信号が
所定の出力範囲内に収まるよう光量制御回路10を用い
て発光素子1の投光光量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物体までの
距離やその変位を測定する光学式変位測定装置及びその
投光光量補正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図4に示すように、半導体レ
ーザのような発光素子1から放射された光を投光レンズ
2を通すことにより得たビーム光を被測定物体Bに照射
し、被測定物体Bの表面で反射された拡散反射光の一部
を受光光学系である受光レンズ3を通してPSDのよう
な光位置検出素子4’で受光することにより、三角測量
法の原理を用いて被測定物体Bまでの距離(あるいは基
準位置からの変位)を求めるようにした光学式変位測定
装置Aが知られている。この変位測定装置では、被測定
物体Bで反射された拡散反射光の一部が受光レンズ3に
より集光されて光位置検出素子4’の受光面に結像し、
スポット光を形成する。そして、発光素子1から被測定
物体Bまでの距離が変化するとスポット光の形成される
位置が変化することを利用して、被測定物体Bまでの距
離を検出している(例えば特開平9−318322号公
報参照)。
【0003】ここで、発光素子1から被測定物体Bまで
の距離がRcの時のスポット光の位置をP1、反射角を
θ、距離が(Rc+Δr)の時のスポット光の位置をP
2とし、受光レンズ3から光位置検出素子4’までの距
離をfとすると、被測定物体Bの変位Δrと、スポット
光の位置の変化分ΔX(=P2−P1)との間には次式
のような関係が成り立つ。
【0004】ΔX=a×Δr/(b+Δr) …(1) 但し、a=f×tanθ、b=Rc/cos2θとす
る。
【0005】従って、光位置検出素子4’の受光面にお
けるスポット光の位置を検出すれば、そのスポット光の
位置から被測定物体Bまでの距離(Rc+Δr)、すな
わち基準位置からの変位Δrを検出することができる。
【0006】ところで、光位置検出素子4’としてMO
Sイメージセンサを用いた光学式変位測定装置も従来よ
り知られている。MOSイメージセンサは、複数の画素
配列と、画素配列の信号電荷を順次読み出すMOSトラ
ンジスタのスイッチ回路からなるイメージセンサであ
り、図5(a)に示すように、MOSイメージセンサ4
の受光面12には例えばpn接合フォトダイオードから
なる複数の画素(以下では、受光セルと言う。)C1、
C2…Cnが、被測定物体Bの変位によりスポット光D
の位置が変化する方向に沿って一定のピッチで配列され
ている。
【0007】図5(b)は、MOSイメージセンサ4の
受光面12にスポット光Dが照射された時の各受光セル
C1、C2…Cnの出力を示しており、各受光セルC
1、C2…Cnは入射した光エネルギーに相当する大き
さの出力を発生するので、その出力はスポット光Dの中
心位置に近いほど大きくなる。したがって、受光セルC
1、C2…Cnの内出力が最大の受光セルの位置を求め
たり、受光量分布の中心位置を演算により求めるなどし
てスポット光Dの中心位置を検出し、スポット光Dの中
心位置から三角測量法の原理を用いて発光素子1と被測
定物体Bとの間の距離を求めている。
【0008】ところで、MOSイメージセンサ4を用い
る光学式変位測定装置では、各受光セルC1、C2…C
nの出力を、一方の端に位置する受光セルから順番に読
み取っているので、一方の端に位置する受光セルC1か
ら出力を読み取るタイミングと、他方の端に位置する受
光セルCnから出力を読み取るタイミングとの間に時間
的なずれが発生する。
【0009】図6に示すように、各受光セルC1、C2
…Cnの出力の読み取り開始と同時(時刻t11)に発
光素子1を点灯させて、全ての受光セルC1〜Cnに一
定の光を照射させ、その出力を2回サンプリングした時
点(時刻t13)で発光素子1を消灯させた場合、点灯
開始後の1回目のサンプリング(時刻t11〜t12)
では、一番最初に読み取られる受光セルC1は照射時間
が短いためにその出力は殆ど零になる。そして、読み取
りの順番が遅い受光セルほど照射時間が長くなるので、
その出力は増加し、最後に読み取られる受光セルCnで
は出力が最大となる。
【0010】各受光セルC1…では出力を読み出される
と同時に、電荷の蓄積を開始しており、2回目のサンプ
リング(時刻t12〜t13)では、何れの受光セルC
1〜Cnも、前回出力を読み出してからサンプリング周
期T1の間、発光素子1の光を受光しているので、全て
の受光セルC1〜Cnでその出力が最大となる。
【0011】次に3回目のサンプリング(時刻t13〜
t14)では、発光素子1は消灯しているが、最初に読
み取られる受光セルC1では、前回のサンプリング時か
らサンプリング周期T1の間、発光素子1の光を受光し
ているので、その出力は最大出力に略等しい出力とな
る。そして、読み取りの順番が遅い受光セルC2…ほ
ど、前回のサンプリング時から発光素子1が消灯するま
での時間(照射時間)が短くなるため、その出力は徐々
に低下し、最後に読み取られる受光セルCnでは出力が
略零になる。
【0012】このように、MOSイメージセンサ4で
は、複数の受光セルC1〜Cnの出力を順番に読み出し
ており、各受光セルC1〜Cnの出力を読み出すタイミ
ングが異なっているので、最適な出力を得るためには発
光素子1を点灯させるタイミングを考慮する必要があ
る。尚、上述の説明では各受光セルC1〜Cnの出力を
読み出すサンプリング周期毎に発光素子1の点灯状態と
消灯状態とを切り換えているだけであるが、受光セルC
1〜Cnの受光量を精度良く制御するためには、発光素
子1の点灯時間や光出力を変化させることによって受光
量を制御すれば良い。
【0013】ところで、MOSイメージセンサ4の受光
面に入射するスポット光の光量は、発光素子1の発光量
や、被測定物体Bの反射率によって決定されるため、被
測定物体Bの反射面に鏡面加工が施されている場合は、
スポット光の光量が非常に大きくなり、受光セルC1…
の出力が飽和してしまう虞がある。また、上述とは逆
に、被測定物体Bの反射面が黒色であって、その反射率
が低い場合は、スポット光の光量が小さくなり、受光セ
ルC1…の出力が非常に小さい値になってしまう。
【0014】ここで、MOSイメージセンサ4を用いる
光学式変位測定装置では、各受光セルC1…の出力信号
をその配列順に並べた出力波形を解析して、スポット光
の中心位置を求めているので、被測定物体Bから入射す
る反射光の変化によって、受光セルC1…の出力が過大
になって飽和したり、出力が過小になって読み取りが不
能にならないように、MOSイメージセンサ4に入射す
るスポット光の光量を制御する必要があり、被測定物体
Bによる反射光量に応じて発光素子1の投光光量を制御
する必要がある(光量フィードバック)。すなわち、受
光セルC1…の出力をその配列順に並べた出力波形が適
切な波形となるように(出力波形が飽和したり、微少な
出力波形とならないように)、発光素子1の投光光量を
制御する。例えば、図7(a)に示すように出力波形の
ピーク値が飽和している場合は、発光素子1の投光光量
を低下させ、図7(b)に示すように、出力波形のピー
ク値が飽和出力値P1よりも小さくなるように発光素子
1の投光光量を制御する。ここで、発光素子1の投光光
量を制御する場合、従来の光学式変位測定装置では発光
素子1の点灯時間を変化させることによって投光光量を
制御している。つまり発光素子1の点灯時間が長いほ
ど、投光光量が大きくなるので、前回の受光セルC1…
の出力に応じて発光素子1の点灯時間を変化させ、投光
光量を調整している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述の光学式変位測定
装置では、前回の受光セルC1〜Cnの出力に応じて発
光素子1の点灯時間を変化させ、投光光量を制御してい
るのであるが、各受光セルC1〜Cnの出力は逐次読み
出されており、発光素子1の発光光量を変化させたとし
ても、投光光量の変化に応じて受光セルC1〜Cnの出
力が変化するまでの間に時間遅れがあり、次回の出力に
投光光量を変化させたことによる変化が現れない場合が
あるため、受光光量を最適な光量に制御できない虞があ
る。
【0016】ここで、複数の受光セルC1〜Cnの内、
ただ1つの受光セルのみにスポット光が照射されている
場合を例に、図8を参照して説明を行う。この光学式変
位測定装置では、時刻t21から時間t31の間だけ発
光素子1を点灯させるとともに、1回目の読み出し動作
を開始しており、受光セルC1…の出力を検出する。1
回目の読み出し動作が終了した時点では、受光セルの出
力が最適な値となっているので、受光セルC1…の出力
を解析する信号処理部は、次回読み出し動作を行う際の
発光素子1の投光光量を前回と略同じ投光光量とし、発
光素子1の点灯時間をt31のままとする。
【0017】次に1回目の読み出し動作が終了した時点
(時刻t22)で、被測定物体Bが反射係数の高い白物
体から、反射係数の低い黒物体に切り換わると、被測定
物体Bによる反射光が急激に減少して、受光セルの出力
が大幅に低下するので、信号処理部ではこの時の出力信
号から発光素子1の最適な発光光量を演算により求め、
発光素子1の点灯時間をt32(>t31)に設定す
る。
【0018】ここで、発光素子1を時間t32だけ点灯
させれば、受光光量が十分大きくなり、最適な出力を得
ることができるが、発光素子1の点灯時間t32が経過
するまでの間に、スポット光が照射されている受光セル
の出力が読み出されてしまうので、受光セルの受光光量
を十分大きくすることができず、したがって3回目の読
み出し動作で得られるセル出力が、予め予想した出力よ
りも低くなる。そのため、信号処理部では3回目の読み
出し動作で得られたセル出力から発光素子1の発光光量
が不足していると判断し、信号処理部が発光素子1の点
灯時間をさらに長い時間t33(>t32)に設定して
しまい、発光素子1の投光光量を最適な値に補正できな
いという問題があった。
【0019】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、受光部の受光光量に
応じて投光部の投光光量を正確に補正することのできる
光学式変位測定装置及びその投光光量補正方法を提供す
るにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、被測定物体に光ビームを照射
する投光部と、被測定物体の表面での光ビームによる反
射光がスポット光として照射される受光面に、受光量に
応じた大きさの出力信号をそれぞれ発生する複数の光電
変換素子が、被測定物体の変位によりスポット光の位置
が変化する方向に沿って配列された受光部と、各光電変
換素子の出力信号をその配列順に読み込み、その出力信
号からスポット光の中心位置を検出し、中心位置の変位
より被測定物体の基準位置からの変位を求める動作を所
定のサンプリング周期で繰り返し行う変位検出部と、変
位検出部が光電変換素子の出力信号を2回サンプリング
する毎に、2回目にサンプリングした際の各光電変換素
子の出力信号の大きさに応じて、出力信号が所定の出力
範囲内に収まるように投光部の投光光量を制御する光量
制御部とを備えて成ることを特徴とし、変位検出部は複
数の光電変換素子の出力をその配列順に読み込んでお
り、最初に読み込まれる光電変換素子では、サンプリン
グを開始してから出力を読み込むまでの時間が短く、投
光光量を変化させたことによる出力変化がすぐには現れ
ないため、変位検出部が光電変換素子の出力を1回サン
プリングする毎に前回の出力に応じて投光光量を変化さ
せた場合は、投光光量を正確に補正することができない
虞があるが、光量制御部は、変位検出部が光電変換素子
の出力信号を2回サンプリングする毎に、2回目にサン
プリングした際の各光電変換素子の出力信号の大きさに
応じて投光部の投光光量を制御しており、1回目のサン
プリング時に投光光量を変化させたことによる出力の変
化が2回目のサンプリング時には確実に現れるので、2
回目のサンプリング結果に応じて投光光量を制御するこ
とにより、投光光量を正確に補正することのできる光学
式変位測定装置を実現できる。
【0021】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、光量制御部は、複数の光電変換素子の内、出力が
最大となる光電変換素子の出力信号が出力範囲の略中央
の値となるように、投光部の投光光量を制御することを
特徴とし、光電変換素子の出力が小さすぎると、ノイズ
の影響が大きくなり、逆に大きすぎると、被測定物体の
反射率の変化などによって受光光量が変化した際に、光
電変換素子の出力が飽和してしまうが、光量制御部は、
出力が最大となる光電変換素子の出力信号が、各光電変
換素子の出力範囲の略中央の値となるように、投光部の
投光光量を制御しているので、光電変換素子の出力が小
さすぎたり、大きすぎたりすることはなく、受光部に発
生するスポット光の位置を正確に検出できる光学式変位
測定装置を実現できる。
【0022】請求項3の発明では、投光部が被測定物体
に光ビームを照射し、被測定物体の表面での光ビームに
よる反射光をスポット光として受光部に照射させ、受光
部の受光面に配列された複数の光電変換素子が受光量に
応じた大きさの出力信号をそれぞれ発生し、変位検出部
が各光電変換素子の出力信号をその配列順に読み込み、
その出力信号からスポット光の中心位置を検出し、中心
位置の変位より被測定物体の基準位置からの変位を求め
る動作を所定のサンプリング周期で繰り返し行ってお
り、光量制御部は、変位検出部が光電変換素子の出力信
号を2回サンプリングする毎に、2回目にサンプリング
した際の各光電変換素子の出力信号の大きさに応じて、
出力信号が所定の出力範囲内に収まるように投光部の投
光光量を制御することを特徴とし、変位検出部は複数の
光電変換素子の出力をその配列順に読み込んでおり、最
初に読み込まれる光電変換素子では、サンプリングを開
始してから出力を読み込むまでの時間が短く、投光光量
を変化させたことによる出力変化がすぐには現れないた
め、変位検出部が光電変換素子の出力を1回サンプリン
グする毎に前回の出力に応じて投光光量を変化させた場
合は、投光光量を正確に補正することができない虞があ
るが、光量制御部は、変位検出部が光電変換素子の出力
信号を2回サンプリングする毎に、2回目にサンプリン
グした際の各光電変換素子の出力信号の大きさに応じて
投光部の投光光量を制御しており、1回目のサンプリン
グ時に投光光量を変化させたことによる出力の変化が2
回目のサンプリング時には確実に現れるので、2回目の
サンプリング結果に応じて投光光量を制御することによ
り、投光光量を正確に補正することができる。
【0023】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、光量制御部は、複数の光電変換素子の内、出力が
最大となる光電変換素子の出力信号が出力範囲の略中央
の値となるように、投光部の投光光量を制御することを
特徴とし、光電変換素子の出力が小さすぎると、ノイズ
の影響が大きくなり、逆に大きすぎると、被測定物体の
反射率の変化などによって受光光量が変化した際に、光
電変換素子の出力が飽和してしまうが、光量制御部は、
出力が最大となる光電変換素子の出力信号が、各光電変
換素子の出力範囲の略中央の値となるように、投光部の
投光光量を制御しているので、光電変換素子の出力が小
さすぎたり、大きすぎたりすることはなく、受光部に発
生するスポット光の位置を正確に検出できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本実施形態の光学式変位測
定装置を図1乃至図3を参照して説明する。この光学式
変位測定装置では、レーザダイオードのような発光素子
(投光部)1から放射された光を投光レンズ2を通すこ
とにより得たビーム光を被測定物体Bに照射している。
そして、被測定物体Bの表面で反射された拡散反射光の
一部は受光光学系である受光レンズ3により集光され、
受光部たるMOSイメージセンサ4の受光面に受光スポ
ットを形成する。
【0025】MOS制御回路6は、CPU5から入力さ
れる制御信号に応じて、MOSイメージセンサ4の動作
を制御しており、MOSイメージセンサ4の受光セルC
1、C2…Cnの出力をその配列順に読み出して、逐次
MOS信号処理回路7に出力させており、各受光セルC
1、C2…Cnの出力信号はMOS信号処理回路7で増
幅などの処理を施された後、A/D変換回路8によりデ
ジタル信号に変換されてCPU5に取り込まれる。
【0026】ところで、図5(a)に示すように、MO
Sイメージセンサ4の受光面12には、被測定物体Bの
変位に応じてスポット光Dの位置が変化する方向に沿っ
て、pn接合フォトダイオードよりなる複数の受光セル
(光電変換素子)C1、C2…Cnが一定のピッチで配
列されている。各受光セルC1、C2…Cnは入射した
光エネルギーに相当する大きさの出力を発生し、その出
力はスポット光Dの中心位置に近いほど大きくなるの
で、各受光セルC1、C2…Cnの出力をその配列順に
並べた出力波形(図5(b)参照)からMOSイメージ
センサ4の受光面12に入射したスポット光の形状や中
心位置を検出することができる。
【0027】ここで、変位検出部としてのCPU5は、
例えば受光セルC1〜Cnの出力をその配列順に並べた
出力波形を生成し、隣接する受光セルの出力の相対的な
差から、出力波形の中心位置を検出する。すなわち、図
3(a)に示すように、出力が最大の受光セルに対し
て、両側に位置する受光セルの出力が略同じであれば、
出力が最大の受光セルの中心位置が出力波形の中心であ
るとCPU5は判定する。また、図3(b)に示すよう
に、出力が最大の受光セルに対して、図中右側の受光セ
ルの出力が、図中左側の受光セルの出力よりも大きい場
合は、出力が最大の受光セルの中心位置から、左右の受
光セルの出力比に応じた距離だけ図中右側に偏心した位
置が出力波形の中心位置であるとCPU5は判定する。
そして、CPU5は、スポット光の中心位置から三角測
量法の原理を用いて発光素子1と被測定物体Bとの間の
距離や被測定物体Bの変位を求めており、被測定物体B
までの距離或いは被測定物体Bの変位に相当する信号を
D/A変換回路9に出力し、D/A変換回路9がアナロ
グ信号に変換して外部に出力する。
【0028】また、CPU5では被測定物体Bまでの距
離を演算すると同時に、各受光セルC1〜Cnの出力が
所定の出力範囲内に収まるように発光素子1の投光光量
を決定しており、発光素子1の光量を制御するための制
御信号S1を光量制御回路10に出力し、この制御信号
S1に応じて光量制御回路10が発光素子1の点灯時間
を変化させ、その投光光量を変化させている。ここで、
CPU5では、各受光セルC1〜Cnの出力をその配列
順に読み取る動作(サンプリング動作)を2回行う毎に
発光素子1の投光光量を変化させており、1回目に読み
込んだ各受光セルC1〜Cnの出力は無視し、2回目に
読み込んだ各受光セルC1〜Cnの出力が所望の大きさ
になるように、発光素子1の発光光量を変化させてい
る。ここに、CPU5及び光量制御回路10から発光素
子1の投光光量を制御する光量制御部が構成される。
【0029】以下にCPU5が発光素子1の投光光量を
制御する動作について図2を参照して簡単に説明する。
ここでは、説明を簡単にするために複数の受光セルC1
〜Cnの内、ただ1つの受光セルにスポット光が照射さ
れるものとし、1回目のサンプリング動作が終了した時
点(時刻t2)で被測定物体Bが反射係数の高い白物体
から反射係数の低い黒物体に変化した時の受光セルC1
〜Cnの出力変化を図2(b)に示す。
【0030】ここで、時刻t1から時間t31の間、発
光素子1を点灯させるとともに、1回目のサンプリング
動作を開始し、各受光セルC1〜Cnの出力をその配列
順に読み出す。なお、1回目のサンプリング動作を行う
際には、受光セルの出力が最適な値になっているものと
する。また、MOS信号処理回路7では受光セルC1〜
Cnの出力をその配列順に読み出しており、スキャン動
作を開始してから特定の受光セルの出力を読み出すまで
の時間は略一定となる。
【0031】次に1回目のサンプリング動作が終了した
時点(時刻t2)で、対象物が白物体から黒物体に切り
換わると、対象物による反射光が急激に減少して、受光
セルの出力が大幅に低下するので、2回目のサンプリン
グ動作が終了した時点で、CPU5は受光セルの出力が
大幅に低下したと判断し、この時のセル出力から発光素
子1の最適な発光光量を演算により求め、発光素子1の
点灯時間をt32(>t31)に設定する。
【0032】その後、時刻t3において、発光素子1を
時間t32だけ点灯させるとともに、3回目のサンプリ
ング動作を開始した場合、発光素子1を時間t32だけ
点灯させれば、受光光量が十分大きくなって最適なセル
出力を得ることができるが、スポット光の当たっている
受光セルは、3回目のサンプリング動作を開始してから
点灯時間t3が経過するまでの間に出力が読み出されて
しまうので、この受光セルから十分な大きさの出力が得
られなくなる。ここで、CPU5はサンプリング動作を
2回行う毎に発光素子1の投光光量を変化させているの
で、3回目のサンプリング動作が終了した時点では発光
素子1の発光光量を変化させることはなく、発光素子1
の点灯時間を前回の時間t32のままとして、4回目の
サンプリング動作を行う。
【0033】ところで、3回目のサンプリング動作を行
う間の時刻t4において、スポット光の照射された受光
セルの出力を読み出した後も発光素子1は点灯している
ので、この受光セルでは、出力を読み出された後、直ぐ
に光量の蓄積動作を行っている。つまり、この受光セル
では、その出力が読み出されてから発光素子1が消灯す
るまでの間(すなわち、図2の期間Ta)、発光素子1
の発光による反射光の光量を蓄積し、受光光量に応じた
出力を発生する。ここで、サンプリング動作を開始して
から、スポット光の照射された受光セルの出力を読み取
るまでの時間をtx(=t4−t3)とすると、期間T
a=t32−txとなる。
【0034】次に、時刻t5において、発光素子1を時
間t32だけ点灯させるとともに、4回目のサンプリン
グ動作を開始すると、この場合もスポット光の照射され
た受光セルは発光素子1の点灯途中に出力を読み出され
てしまい、この受光セルには発光素子1が点灯してか
ら、その出力が読み出されるまでの間だけ(すなわち図
2の期間Tb)、発光素子1の発光による反射光の光量
を蓄積し、受光光量に応じた出力を発生する。ここで、
期間Tb=txとなる。
【0035】したがって、4回目のサンプリング動作時
において、スポット光の照射された受光セルから読み出
される出力は、期間Ta(=t31−tx)に受光した
受光光量と、期間Tb(=tx)に受光した受光光量と
の和に比例した値になり、結局期間(Ta+Tb)=t
31の間に受光した受光光量に比例した値となるので、
スポット光の照射される受光セルの出力は、CPU5が
補正しようとした値に略等しい値となり、発光素子1の
投光光量を正確に補正することができる。なお、3回目
のサンプリング動作時に得られた各受光セルC1〜Cn
の出力は無視し、この出力は測距用のデータとしては使
用しない。また、上述の説明では、説明を簡単にするた
めに、1つの受光セルのみにスポット光が照射される場
合について説明を行ったが、実際には複数の受光セルC
1、C2…Cnにまたがってスポット光が照射されるこ
とになる。
【0036】なお、CPU5では、各受光セルC1〜C
nの内、出力が最大となる受光セルの出力信号が出力範
囲の略中央の値(すなわち出力飽和値の約40〜60%
の値)となるように発光素子1の投光光量を決定してい
る。ここで、対象物の反射率が小さかったり、発光素子
1の発光光量が小さいなどの理由で、出力波形のピーク
値が低い場合(図3(c)参照)、出力が最大の受光セ
ルに対して、図中左側の受光セルの出力と、図中右側の
受光セルの出力との比率を正確に求めることができず、
また各受光セルC1…の出力がノイズに埋もれてしまう
虞がある。逆にピーク値が大きいと被測定物体Bの反射
率が急激に変化して、受光セルC1…の出力が飽和して
しまう虞がある。したがって、CPU5では、出力波形
のピーク値が各受光セルC1…の出力範囲の中心付近の
値となるように発光素子1の発光光量を制御しており、
出力波形の中心位置を安定的に検出することができる。
【0037】ところで、本実施形態では複数の光電変換
素子が配列された受光部としてMOSイメージセンサを
例に説明を行ったが、受光部をMOSイメージセンサに
限定する趣旨のものではなく、受光セルがアレイ状に配
列されていれば、フォトダイオードをアレイ状に配列し
たセンサや、CCD素子をアレイ状に配列したCCDイ
メージセンサなどを用いても良いことは言うまでもな
い。
【0038】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、被測
定物体に光ビームを照射する投光部と、被測定物体の表
面での光ビームによる反射光がスポット光として照射さ
れる受光面に、受光量に応じた大きさの出力信号をそれ
ぞれ発生する複数の光電変換素子が、被測定物体の変位
によりスポット光の位置が変化する方向に沿って配列さ
れた受光部と、各光電変換素子の出力信号をその配列順
に読み込み、その出力信号からスポット光の中心位置を
検出し、中心位置の変位より被測定物体の基準位置から
の変位を求める動作を所定のサンプリング周期で繰り返
し行う変位検出部と、変位検出部が光電変換素子の出力
信号を2回サンプリングする毎に、2回目にサンプリン
グした際の各光電変換素子の出力信号の大きさに応じ
て、出力信号が所定の出力範囲内に収まるように投光部
の投光光量を制御する光量制御部とを備えて成ることを
特徴とし、変位検出部は複数の光電変換素子の出力をそ
の配列順に読み込んでおり、最初に読み込まれる光電変
換素子では、サンプリングを開始してから出力を読み込
むまでの時間が短く、投光光量を変化させたことによる
出力変化がすぐには現れないため、変位検出部が光電変
換素子の出力を1回サンプリングする毎に前回の出力に
応じて投光光量を変化させた場合は、投光光量を正確に
補正することができない虞があるが、光量制御部は、変
位検出部が光電変換素子の出力信号を2回サンプリング
する毎に、2回目にサンプリングした際の各光電変換素
子の出力信号の大きさに応じて投光部の投光光量を制御
しており、1回目のサンプリング時に投光光量を変化さ
せたことによる出力の変化が2回目のサンプリング時に
は確実に現れるので、2回目のサンプリング結果に応じ
て投光光量を制御することにより、投光光量を正確に補
正することのできる光学式変位測定装置を実現できると
いう効果がある。
【0039】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、光量制御部は、複数の光電変換素子の内、出力が最
大となる光電変換素子の出力信号が出力範囲の略中央の
値となるように、投光部の投光光量を制御することを特
徴とし、光電変換素子の出力が小さすぎると、ノイズの
影響が大きくなり、逆に大きすぎると、被測定物体の反
射率の変化などによって受光光量が変化した際に、光電
変換素子の出力が飽和してしまうが、光量制御部は、出
力が最大となる光電変換素子の出力信号が、各光電変換
素子の出力範囲の略中央の値となるように、投光部の投
光光量を制御しているので、光電変換素子の出力が小さ
すぎたり、大きすぎたりすることはなく、受光部に発生
するスポット光の位置を正確に検出できる光学式変位測
定装置を実現できるという効果がある。
【0040】請求項3の発明は、投光部が被測定物体に
光ビームを照射し、被測定物体の表面での光ビームによ
る反射光をスポット光として受光部に照射させ、受光部
の受光面に配列された複数の光電変換素子が受光量に応
じた大きさの出力信号をそれぞれ発生し、変位検出部が
各光電変換素子の出力信号をその配列順に読み込み、そ
の出力信号からスポット光の中心位置を検出し、中心位
置の変位より被測定物体の基準位置からの変位を求める
動作を所定のサンプリング周期で繰り返し行っており、
光量制御部は、変位検出部が光電変換素子の出力信号を
2回サンプリングする毎に、2回目にサンプリングした
際の各光電変換素子の出力信号の大きさに応じて、出力
信号が所定の出力範囲内に収まるように投光部の投光光
量を制御することを特徴とし、変位検出部は複数の光電
変換素子の出力をその配列順に読み込んでおり、最初に
読み込まれる光電変換素子では、サンプリングを開始し
てから出力を読み込むまでの時間が短く、投光光量を変
化させたことによる出力変化がすぐには現れないため、
変位検出部が光電変換素子の出力を1回サンプリングす
る毎に前回の出力に応じて投光光量を変化させた場合
は、投光光量を正確に補正することができない虞がある
が、光量制御部は、変位検出部が光電変換素子の出力信
号を2回サンプリングする毎に、2回目にサンプリング
した際の各光電変換素子の出力信号の大きさに応じて投
光部の投光光量を制御しており、1回目のサンプリング
時に投光光量を変化させたことによる出力の変化が2回
目のサンプリング時には確実に現れるので、2回目のサ
ンプリング結果に応じて投光光量を制御することによ
り、投光光量を正確に補正することができるという効果
がある。
【0041】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、光量制御部は、複数の光電変換素子の内、出力が最
大となる光電変換素子の出力信号が出力範囲の略中央の
値となるように、投光部の投光光量を制御することを特
徴とし、光電変換素子の出力が小さすぎると、ノイズの
影響が大きくなり、逆に大きすぎると、被測定物体の反
射率の変化などによって受光光量が変化した際に、光電
変換素子の出力が飽和してしまうが、光量制御部は、出
力が最大となる光電変換素子の出力信号が、各光電変換
素子の出力範囲の略中央の値となるように、投光部の投
光光量を制御しているので、光電変換素子の出力が小さ
すぎたり、大きすぎたりすることはなく、受光部に発生
するスポット光の位置を正確に検出できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の光学式変位測定装置の概略構成図
である。
【図2】(a)〜(d)は同上の動作を説明する説明図
である。
【図3】(a)〜(c)は同上に用いるMOSイメージ
センサの出力波形を示す波形図である。
【図4】従来の光学式変位測定装置の概略構成図であ
る。
【図5】(a)は同上に用いるMOSイメージセンサの
受光面にスポット光が入射した状態を示す正面図、
(b)はスポット光による各受光セルの出力波形であ
る。
【図6】(a)(b)は同上の動作を説明する説明図で
ある。
【図7】同上に用いるMOSイメージセンサの出力波形
を示す波形図であり、(a)は発光素子の発光光量を補
正する前の波形図、(b)は補正後の波形図である。
【図8】(a)〜(d)は同上の動作を説明する説明図
である。
【符号の説明】
A 光学式変位測定装置 B 被測定物体 1 発光素子 4 MOSイメージセンサ 5 CPU 10 光量制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 紙谷 敦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大友 浩昭 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA02 AA06 AA19 FF09 GG12 HH04 JJ02 JJ25 NN02 QQ01 QQ03 QQ29 2F112 AA08 BA03 CA12 CA13 EA09 FA07 FA45

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定物体に光ビームを照射する投光部
    と、被測定物体の表面での光ビームによる反射光がスポ
    ット光として照射される受光面に、受光量に応じた大き
    さの出力信号をそれぞれ発生する複数の光電変換素子
    が、被測定物体の変位によりスポット光の位置が変化す
    る方向に沿って配列された受光部と、各光電変換素子の
    出力信号をその配列順に読み込み、その出力信号からス
    ポット光の中心位置を検出し、中心位置の変位より被測
    定物体の基準位置からの変位を求める動作を所定のサン
    プリング周期で繰り返し行う変位検出部と、変位検出部
    が光電変換素子の出力信号を2回サンプリングする毎
    に、2回目にサンプリングした際の各光電変換素子の出
    力信号の大きさに応じて、出力信号が所定の出力範囲内
    に収まるように投光部の投光光量を制御する光量制御部
    とを備えて成ることを特徴とする光学式変位測定装置。
  2. 【請求項2】光量制御部は、複数の光電変換素子の内、
    出力が最大となる光電変換素子の出力信号が出力範囲の
    略中央の値となるように、投光部の投光光量を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の光学式変位測定装置。
  3. 【請求項3】投光部が被測定物体に光ビームを照射し、
    被測定物体の表面での光ビームによる反射光をスポット
    光として受光部に照射させ、受光部の受光面に配列され
    た複数の光電変換素子が受光量に応じた大きさの出力信
    号をそれぞれ発生し、変位検出部が各光電変換素子の出
    力信号をその配列順に読み込み、その出力信号からスポ
    ット光の中心位置を検出し、中心位置の変位より被測定
    物体の基準位置からの変位を求める動作を所定のサンプ
    リング周期で繰り返し行っており、光量制御部は、変位
    検出部が光電変換素子の出力信号を2回サンプリングす
    る毎に、2回目にサンプリングした際の各光電変換素子
    の出力信号の大きさに応じて、出力信号が所定の出力範
    囲内に収まるように投光部の投光光量を制御することを
    特徴とする光学式変位測定装置の投光光量補正方法。
  4. 【請求項4】光量制御部は、複数の光電変換素子の内、
    出力が最大となる光電変換素子の出力信号が出力範囲の
    略中央の値となるように、投光部の投光光量を制御する
    ことを特徴とする請求項3記載の光学式変位測定装置の
    投光光量補正方法。
JP2000393884A 2000-12-25 2000-12-25 光学式変位測定装置及びその投光光量補正方法 Expired - Fee Related JP4165010B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000393884A JP4165010B2 (ja) 2000-12-25 2000-12-25 光学式変位測定装置及びその投光光量補正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000393884A JP4165010B2 (ja) 2000-12-25 2000-12-25 光学式変位測定装置及びその投光光量補正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002195807A true JP2002195807A (ja) 2002-07-10
JP4165010B2 JP4165010B2 (ja) 2008-10-15

Family

ID=18859602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000393884A Expired - Fee Related JP4165010B2 (ja) 2000-12-25 2000-12-25 光学式変位測定装置及びその投光光量補正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4165010B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045926A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Omron Corp 光学式変位センサおよびその制御方法
JP2008209162A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Matsushita Electric Works Ltd 距離画像センサ
JP2010160114A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Sharp Corp 光学デバイス、この光学デバイスを用いた物体検出方法及び電子機器
JP2010190797A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Jfe Steel Corp 開先部最深位置検出装置および開先部最深位置検出方法
US7995189B2 (en) 2008-08-20 2011-08-09 Sharp Kabushiki Kaisha Optical distance measuring sensor and electronic device
JP2011163901A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Sharp Corp 光学式測距センサおよび電子機器
US8373128B2 (en) 2009-03-16 2013-02-12 Sharp Kabushiki Kaisha Optical ranging sensor and electronic device
JP2013090045A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Omron Corp 光学式センサ
KR101450156B1 (ko) * 2013-04-10 2014-10-13 주식회사 루멘스 동작 감지 센서의 광량 보정 장치 및 방법
KR20160014534A (ko) * 2014-07-29 2016-02-11 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 광학식 온도 센서 및 광학식 온도 센서의 제어 방법
US10495448B2 (en) 2017-09-26 2019-12-03 Omron Corporation Displacement measuring device, measuring system and displacement measuring method

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045926A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Omron Corp 光学式変位センサおよびその制御方法
JP2008209162A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Matsushita Electric Works Ltd 距離画像センサ
US7995189B2 (en) 2008-08-20 2011-08-09 Sharp Kabushiki Kaisha Optical distance measuring sensor and electronic device
JP2010160114A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Sharp Corp 光学デバイス、この光学デバイスを用いた物体検出方法及び電子機器
JP2010190797A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Jfe Steel Corp 開先部最深位置検出装置および開先部最深位置検出方法
US8373128B2 (en) 2009-03-16 2013-02-12 Sharp Kabushiki Kaisha Optical ranging sensor and electronic device
JP2011163901A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Sharp Corp 光学式測距センサおよび電子機器
US8390793B2 (en) 2010-02-09 2013-03-05 Sharp Kabushiki Kaisha Optical ranging sensor and electronic equipment
JP2013090045A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Omron Corp 光学式センサ
KR101450156B1 (ko) * 2013-04-10 2014-10-13 주식회사 루멘스 동작 감지 센서의 광량 보정 장치 및 방법
KR20160014534A (ko) * 2014-07-29 2016-02-11 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 광학식 온도 센서 및 광학식 온도 센서의 제어 방법
KR102338977B1 (ko) 2014-07-29 2021-12-13 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 광학식 온도 센서 및 광학식 온도 센서의 제어 방법
US10495448B2 (en) 2017-09-26 2019-12-03 Omron Corporation Displacement measuring device, measuring system and displacement measuring method

Also Published As

Publication number Publication date
JP4165010B2 (ja) 2008-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6899005B2 (ja) 光検出測距センサ
US6741082B2 (en) Distance information obtaining apparatus and distance information obtaining method
US8797552B2 (en) Apparatus for generating three-dimensional image of object
JP4488170B2 (ja) 三次元距離画像を記録するための方法及び装置
KR102451010B1 (ko) 물체까지의 거리를 결정하기 위한 시스템
US7834985B2 (en) Surface profile measurement
CN111751842B (zh) 用于光检测和测距(lidar)系统的过采样和发射器拍摄模式
JP3185031B2 (ja) 光沢検出器
US7869007B2 (en) Ranging apparatus and ranging method
JP4165010B2 (ja) 光学式変位測定装置及びその投光光量補正方法
US11350022B2 (en) Pulse chain-driven infrared imaging assembly
JP2004007625A (ja) 自動速度最適化機能を有するtdiイメージャ
JP3820087B2 (ja) 3次元画像検出装置
JP3767201B2 (ja) 光式センサ
JP2024098050A (ja) 受光装置及び電子装置
US20210074743A1 (en) Light detection apparatus and electronic device
JP2002071310A (ja) 光学式変位測定装置及びその測定方法
US20210072359A1 (en) Photo detection device, electronic device, and photo detection method
JP2008107205A (ja) 空間情報の検出装置
JP4930742B2 (ja) 位置検出装置
JPH11101872A (ja) レーザ測距装置
JP2007101215A (ja) 形状測定方法、形状測定システム及び形状測定装置
JPH08178647A (ja) 光電センサ
JP7005722B2 (ja) 距離計測装置
WO2022176498A1 (ja) 測距センサ及び測距装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080325

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080721

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees