JP2011162747A - ホットメルト型粘着組成物及びそれを用いた積層体 - Google Patents

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Abstract

【課題】低温から高温までの幅広い温度領域で優れた粘着力を発現し、かつ可塑剤のブリードによる汚染、べた付きがないホットメルト型粘着組成物及び該ホットメルト型粘着組成物を用いた積層体の提供。
【解決手段】スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合物の水素添加物、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合物の水素添加物及びスチレン−ブタジエン−イソプレン−スチレンブロック共重合物の水素添加物からなる群より選ばれる少なくとも1種のスチレン系ブロック共重合物(A)5〜40重量部、5重量部以上の割合を占めるスチレン樹脂と、石油系樹脂及び/又はテルペン系樹脂とを含む粘着付与樹脂(B)25〜60重量部および重量平均分子量が700〜10000である可塑剤(C)20〜50重量部を配合してなるホットメルト型粘着組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、ホットメルト型粘着組成物及び該ホットメルト型粘着組成物を用いた積層体に関する。詳しくは、本発明は低温から高温まで幅広い温度領域で粘着力を発現し、かつ可塑剤のブリードによる汚染、べた付きがないホットメルト型粘着組成物及び該ホットメルト型粘着組成物を用いた積層体に関するものである。
ホットメルト型粘着組成物は、溶剤不含の粘着剤であり、加熱されて溶融した状態で接着すべき基材に塗布され、そして固化後に粘着作用を発揮するものである。乾燥不要等の多彩な利点から、ホットメルト型粘着組成物は、慣用の溶剤に基づく接着剤に対する経済的でかつ環境に優しい代替品として、特にラベル、包装、家具、繊維材料及び履き物など工業的に益々使用されつつある。
一般的なホットメルト型粘着組成物は、低温下もしくは高温下で粘着作用を発揮することができない場合や、温度の影響によりホットメルト型粘着組成物に含まれる可塑剤のブリードが起こる場合がある。
そこで、温度の影響により可塑剤のブリードが起こりにくい粘着組成物として、スチレン系トリブロック共重合物とスチレン系ランダム共重合物を含有する粘着剤組成物が知られている(特許文献1参照)。
また、スチレン系ブロック共重合物にビニルビフェニルオリゴマー又はフェノール変性、カテコール変性ビニルビフェニルオリゴマーを粘着付与樹脂として用いた粘着剤組成物が知られている(特許文献2参照)。
また、アクリル系重合体を用いて紫外線照射により硬化する粘着剤組成物が知られている(特許文献3参照)。
また、スチレン系熱可塑性エラストマー、粘着付与樹脂及び可塑剤からなる粘着組成物が知られている(特許文献4参照)。
特許文献1に記載されている粘着剤組成物は、常温、高温領域でも高い粘着作用を発揮しているが、低温領域で粘着力を発現しなかったため、使用する際に温度条件の調整が必要になるうえ、160℃での溶融粘度が100000〜200000mPa・sであるため、ロールコーターによる塗工は困難を極める。
特許文献2に記載されている粘着剤組成物は、広範囲の温度領域で優れた粘着力を示しているが、粘着力が経時で減少する傾向にある。
特許文献3に記載されている粘着剤組成物は、広範囲の温度領域で優れた粘着力を示しており、可塑剤のブリードが起こりにくいが、紫外線照射する工程が必要となるうえ、粘着剤組成物を塗工する基材が限定されてしまう。
特許文献4に記載されている粘着剤組成物は、広範囲の温度領域で優れた粘着力を示しており、可塑剤のブリードが起こりにくいが、180℃での溶融粘度が8000〜30000mPa・sであるため、粘着剤組成物の加熱による劣化を考慮しなければならない。
特開2003−064337号公報 特開2003−119445号公報 特開2002−088323号公報 特開2006−143870号公報
本発明の目的は、低温から高温までの幅広い温度領域で優れた粘着力を発現し、かつ可塑剤のブリードによる汚染、べた付きがないホットメルト型粘着組成物及び該ホットメルト型粘着組成物を用いた積層体を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するため、鋭意検討した結果、本発明に達した。
即ち、本発明は、
スチレン系ブロック共重合物(A)5〜40重量部、粘着付与樹脂(B)25〜60重量部及び可塑剤(C)20〜50重量部を合計が100重量部になるように配合してなるホットメルト型粘着組成物であって、
スチレン系ブロック共重合物(A)は、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合物の水素添加物、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合物の水素添加物及びスチレン−ブタジエン−イソプレン−スチレンブロック共重合物の水素添加物からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、
粘着付与樹脂(B)は、ホットメルト型粘着組成物100重量部中5重量部以上の割合を占めるスチレン樹脂と、石油系樹脂及び/又はテルペン系樹脂とを含み、
可塑剤(C)のゲルパーミエーションクロマトグラフィー法によるポリスチレン換算重量平均分子量が700〜10000である、
ことを特徴とするホットメルト型粘着組成物に関する。
また、本発明は、160℃における粘度が5000〜25000mPa・sであることを特徴とする上記ホットメルト型粘着組成物に関する。
また、本発明は、上記ホットメルト型粘着組成物から形成される粘着層が、シート状基材の片面もしくは両面に積層されてなる積層体に関する。
また、本発明は、粘着層の厚さが1〜500μmであることを特徴とする上記積層体に関する。
本発明により、低温から高温までの幅広い温度領域で優れた粘着力を発現し、かつ可塑剤のブリードによる汚染、べた付きがないホットメルト型粘着組成物及び該ホットメルト型粘着組成物を用いた積層体を提供できるようになった。
本発明のホットメルト型粘着組成物について説明する。
本発明のホットメルト型粘着組成物は、後述するスチレン系ブロック共重合物(A)、粘着付与樹脂(B)、可塑剤(C)、必要に応じてその他の添加剤を配合してなる。
本発明に用いられるホットメルト型粘着組成物を構成するスチレン系ブロック共重合物(A)は、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合物の水素添加物(以下、「SEBS」とも略記する)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合物の水素添加物(以下、「SEPS」とも略記する)およびスチレン−ブタジエン−イソプレン−スチレンブロック共重合物の水素添加物(以下、「SEEPS」とも略記する)からなる群より選ばれる少なくとも1種である。
また、上記共重合物は、カルボキシル変性されたものであってもよく、さらには、上記共重合物中のスチレンブロックは、スチレンと、α−メチルスチレン等のその他の芳香族系ビニル化合物との共重合体を含んでいてもよい。
これらは、溶融時の耐熱性に優れているので好ましい。
スチレン系ブロック共重合体(A)は、単独で用いられても、2種類以上が併用されてもよい。
本発明のホットメルト型粘着組成物を構成するスチレン系ブロック共重合物(A)、粘着付与樹脂(B)、及び可塑剤(C)の合計を100重量部としたとき、スチレン系ブロック共重合物(A)の配合量は5〜40重量部である。好ましくは10〜35重量部である。スチレン系ブロック共重合物(A)の配合量が5重量部未満であると、得られるホットメルト型粘着組成物の凝集力が低下する傾向にある。スチレン系ブロック共重合物(A)の配合量が40重量部を超えると、混練加工による製造が困難になる恐れがある。
スチレン系ブロック共重合物(A)の市販品としては、商品名「Kraton G−1633」(クレイトンポリマージャパン社製)、商品名「Kraton G−1641」(クレイトンポリマージャパン社製)、商品名「Kraton G−1642」(クレイトンポリマージャパン社製)、商品名「Kraton G−1643」(クレイトンポリマージャパン社製)、商品名「Kraton G−1650」(クレイトンポリマージャパン社製)、商品名「Kraton G−1651」(クレイトンポリマージャパン社製)、商品名「Kraton G−1652」(クレイトンポリマージャパン社製)、商品名「Kraton G−1654」(クレイトンポリマージャパン社製)、商品名「Kraton G−1657」(クレイトンポリマージャパン社製)、商品名「Kraton G−1701」(クレイトンポリマージャパン社製)、商品名「Kraton G−1726」(クレイトンポリマージャパン社製)、商品名「Kraton G−1730」(クレイトンポリマージャパン社製)、商品名「Kraton FG−1901」(クレイトン社ポリマージャパン製)、商品名「Kraton FG−1924」(クレイトンポリマージャパン社製)、商品名「Septon S−1001」(クラレ社製)、商品名「Septon S−1020」(クラレ社製)、商品名「Septon S−2002」(クラレ社製)、商品名「Septon S−2004」(クラレ社製)、商品名「Septon S−2005」(クラレ社製)、商品名「Septon S−2006」(クラレ社製)、商品名「Septon S−2007」(クラレ社製)、商品名「Septon S−2063」(クラレ社製)、商品名「Septon S−2104」(クラレ社製)、商品名「Septon S−4033」(クラレ社製)、商品名「Septon S−4044」(クラレ社製)、商品名「Septon S−4055」(クラレ社製)、商品名「Septon S−4077」、商品名「Septon S−4099」(クラレ社製)、商品名「Septon S−8004」(クラレ社製)、商品名「Septon S−8006」(クラレ社製)、商品名「Septon S−8007」(クラレ社製)、商品名「Septon S−8044」(クラレ社製)、商品名「Tuftec H1041」(旭化成社製)、商品名「Tuftec H1065」(旭化成社製)、商品名「Tuftec H1085」(旭化成社製)、商品名「Tuftec H1285」(旭化成社製)、商品名「TAIPOL SEBS−6150」(TSRC社製)、商品名「TAIPOL SEBS−6151」(TSRC社製)、商品名「TAIPOL SEBS−6152H」(TSRC社製)、商品名「TAIPOL SEBS−6154」(TSRC社製)等を挙げることができる。
本発明に用いられるホットメルト型粘着組成物を構成する粘着付与剤(B)は、ホットメルト型粘着組成物100重量部中5重量部以上の割合を占めるスチレン樹脂と、石油系樹脂及び/又はテルペン系樹脂とを含むものであり、これは、高温下および常温下における粘着力の優れたバランスをもたらす。
また、スチレン樹脂の量は、ホットメルト型粘着組成物100重量部中、好ましくは30重量部以下である。
粘着付与樹脂(B)を構成する石油系樹脂及び/又はテルペン系樹脂の軟化点は、90〜150℃であることが好ましい。軟化点が90℃未満であると、可塑剤のブリードが生じることがある。軟化点が150℃を超えると、低温でタックが消失してしまうことがある。
本発明における軟化点とは、JIS K 6863に規定される方法により求められる温度である。すなわち、規定の環に充填し12時間以上静置させた樹脂を、熱媒体中に入れて規定の球を置き一定の割合で熱媒体の温度を上昇させたとき、樹脂の軟化により球が沈み環台の底板に触れたときの温度である。
本発明におけるスチレン樹脂とはスチレン或いはスチレン誘導体を重合又は共重合してなる樹脂である。
粘着付与樹脂(B)を構成するスチレン樹脂の市販品としては、商品名「クリスタレックス 1120」(イーストマンケミカル社製)、商品名「クリスタレックス 3085」(イーストマンケミカル社製)、商品名「クリスタレックス 3100」(イーストマンケミカル社製)、商品名「クリスタレックス 5140」(イーストマンケミカル社製)、商品名「クリスタレックス F100」(イーストマンケミカル社製)、商品名「プラストリン 240」(イーストマンケミカル社製)、商品名「プラストリン 290」(イーストマンケミカル社製)等を挙げることができる。
本発明における石油系樹脂とはナフサを原料として製造される樹脂であり、テルペン系樹脂とは松脂などの成分を原料とした植物成分のみからなる樹脂である。
粘着付与樹脂(B)を構成する石油系樹脂及び/又はテルペン系樹脂の市販品としては、商品名「アルコンP−90」(荒川化学工業社製)、商品名「アルコンP−100」(荒川化学工業社製)、商品名「アルコンP−115」(荒川化学工業社製)、商品名「アルコンP−125」(荒川化学工業社製)、商品名「アルコンP−140」(荒川化学工業社製)、商品名「アルコンM−90」(荒川化学工業社製)、商品名「アルコンM−100」(荒川化学工業社製)、商品名「アルコンM−135」(荒川化学工業社製)、商品名「アイマーブP−100」(出光興産社製)、商品名「アイマーブP−120」(出光興産社製)、商品名「クリアロンP−105」(ヤスハラケミカル社製)、商品名「クリアロンM−105」(ヤスハラケミカル社製)、商品名「リガライト R1090」(イーストマンケミカル社製)、商品名「リガライト R1100」(イーストマンケミカル社製)、商品名「リガライト R1125」(イーストマンケミカル社製)、商品名「リガライト R5100」(イーストマンケミカル社製)、商品名「リガライト R6100」(イーストマンケミカル社製)、商品名「リガライト R7100」(イーストマンケミカル社製)、商品名「イーストタック C−100W」(イーストマンケミカル社製)、商品名「イーストタック C−100L」(イーストマンケミカル社製)、商品名「イーストタック C−100R」(イーストマンケミカル社製)、商品名「イーストタック C−115W」(イーストマンケミカル社製)、商品名「イーストタック C−115R」(イーストマンケミカル社製)、商品名「イーストタック C−130L」(イーストマンケミカル社製)、商品名「イーストタック C−130W」(イーストマンケミカル社製)、商品名「ピコタック 8095」(イーストマンケミカル社製)、商品名「ピコタック 1095」(イーストマンケミカル社製)、商品名「ピコタック 1098」(イーストマンケミカル社製)、商品名「ピコタック 1100」(イーストマンケミカル社製)、等を挙げることができる。
本発明のホットメルト型粘着組成物を構成するスチレン系ブロック共重合物(A)、粘着付与樹脂(B)、及び可塑剤(C)の合計を100重量部としたとき、粘着付与樹脂(B)の配合量は25〜60重量部である。好ましくは30〜55重量部である。粘着付与樹脂(B)の配合量が25重量部未満であると、粘着性が低下することがある。粘着付与樹脂(B)の配合量が60重量部を超えると、低温領域でタックが消失してしまうことがある。
本発明に用いられるホットメルト型粘着組成物を構成する可塑剤(C)のゲルパーミエーションクロマトグラフィー法(以下、「GPC」とも略記する)によるポリスチレン換算重量平均分子量は700〜10000である。好ましくは1000〜9000である。可塑剤(C)の重量平均分子量が700未満であると、ブリードが起こる傾向にある。可塑剤(C)の重量平均分子量が10000を超えてしまうと、溶融時の流動性が低下する傾向にある。
可塑剤の種類としては、パラフィン成分が60重量%以上を占めるパラフィン系鉱物油軟化剤、流動パラフィン、ポリブテン等が挙げられる。好ましくはパラフィン系鉱物油軟化剤が挙げられる。
可塑剤(C)の市販品としては、商品名「ダイアナプロセス PW−90」(出光興産社製)、商品名「ダイアナプロセス PS−90」(出光興産社製)、商品名「ダイアナプロセス PW−380」(出光興産社製)、商品名「イデミツポリブテン 100R」(出光興産社製)、商品名「イデミツポリブテン 2000H」(出光興産社製)等を挙げることができる。
本発明のホットメルト型粘着組成物を構成するスチレン系ブロック共重合物(A)、粘着付与樹脂(B)、及び可塑剤(C)の合計を100重量部としたとき、可塑剤(C)の配合量は20〜50重量部である。好ましくは25〜45重量部である。可塑剤(C)の配合量が20重量部未満であると、溶融時の流動性が低下する傾向にある。可塑剤(C)の配合量が50重量を超えると、柔軟性が損なわれ、ゴム弾性が低下する傾向にある。
本 発明のホットメルト型粘着組成物には、発明の目的を損なわない範囲で酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、シランカップリング剤などの添加剤が添加されてもよい。
上記酸化防止剤としては、特に限定されず、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ジエチル[3,5−ビス(オクチオチルメチル]−o−クレゾール、エチレンビス(オキシエチレン)ビス[3−(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−m−トリル]プロピオネート、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジフォスファイト等が挙げられる。
上記紫外線吸収剤としては、特に限定されず、サリチル酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系等の通常使用されるものが挙げられる。
上記光安定剤としては、特に限定されず、ヒンダードアミン系等の通常使用されるものが挙げられる。
上記シランカップリング剤としては、特に限定されず、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、メルカプトブチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン等が挙げられる。
本発明の目的を損なわない範囲で添加できる酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、シランカップリング剤等の添加剤の添加量は、ホットメルト型粘着組成物100重量%中、3重量%以下であることが好ましい。3重量%を超えるとブリードすることがある。
本発明のホットメルト型粘着組成物を製造する方法としては、特に限定されず、ロール、バンバリーミキサー、ニーダー、撹拌機を備えた溶融釜、一軸又は二軸の押し出し機を用いて加熱混合するホットメルト法、適当な溶剤に溶解する溶剤法など、いずれの方法も用いることができるが、ホットメルト法が環境への影響が小さいため好ましい。
本発明のホットメルト型粘着組成物は、過剰な熱を与えることにより起こる劣化を防ぐために150〜160℃で塗工することができ、また、低粘度での塗工が要求されるロールや溶融させる際の撹拌機を備えた溶融釜にも対応できる。そのような観点から、本発明のホットメルト粘着組成物は、160℃における粘度が5000〜25000mPa・sであることが好ましい。
160℃における粘度が5000mPa・sを下回る組成物である場合、塗布量を多くした場合に液垂れが発生する可能性がある。
本発明のホットメルト型粘着組成物は、加熱溶融したものを、或いはその溶液を、紙、樹脂等のシート状基材に通常用いられる塗工機又はホットメルト塗工機を用いて均一の厚さで塗布し、必要に応じて加熱、冷却することによって、粘着層を形成することができ、粘着層が積層された各種積層体を得ることができる。
また、後述する離型性シート上に粘着層を設けた後、当該粘着層とシート状基材とを貼り合せることによっても、本発明の積層体を得ることができる。
本発明のホットメルト型粘着組成物は、耐熱性に優れており、高温における溶融温度でも溶融粘度の経時変化が小さいため、ホットメルト型粘着組成物として好適に使用することができる。また、粘着層の形成にあたっては、粘着組成物を加熱溶融し、基材上に塗布することが好ましい。
次に本発明の積層体について説明する。
本発明の積層体の基本的構成は、「シート状基材/粘着層/離型性シート」のような片面積層体、或いは「離型性シート/粘着層/シート状基材/粘着層/離型性シート」のような両面積層体である。使用時に離型性シートが剥がされ、粘着層が被着体に貼付される。
シート状基材の素材としては、特に制限はなく使用することができる。樹脂シートとしては、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアリレート系樹脂、アクリル系樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ビニル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリイミド系樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポオリノルボルネン等のポリオレフィン系樹脂などの単層或いは積層体がある。その他、不織布、織布、布、紙、ガラス、金属箔、金属メッシュ等とこれらを含む複合物が挙げられる。また、必要に応じて、シートの表面にコロナ放電処理、プラズマ処理、ブラスト処理、ケミカルエッチング処理などの易接着処理、帯電防止処理、着色処理などを施してもよい。
これらシート状基材の厚みには特に制限はないが、作業性から1〜500μmが好ましい。
粘着層の厚さは、好ましくは1〜500μm、より好ましくは5〜300μmである。1μm未満では粘着力を発現することが難しい。500μmを超えても特に要求特性の向上は期待できない場合が多い。
粘着層は、必要に応じて、離型性シート等と貼り合わせて用いることができる。離型性シートとしては、その表面に離型処理を施されていれば特に制限はなく、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリノルボルネン等のポリオレフィン系樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、トリアセチルセルロース樹脂、アクリル系樹脂等からなるシートを基材とするものが挙げられる。
本発明の積層体は、粘着層が、シート状基材と離型性シートとの間、あるいは、シート状基材とシート状基材との間に挟持された構成のいずれであってもよいが、シート状基材と離型性シートとの間に挟持されていることが好ましい。
以下、本発明を実施例により具体的かつ詳細に説明するが、これらの実施例は本発明の一態様に過ぎず、本発明はこれらの例によって限定されるものではない。
なお、例中、「部」とあるのは「重量部」を、「%」とあるのは「重量%」をそれぞれ表すものとする。
本発明におけるGPCによる重量平均分子量とは、ゲル状の粒子を充填したカラムに希薄な樹脂の溶液を流し、分子の大きさによって流出するまでの異なる時間を測定することにより得られる、ポリスチレン換算された重量平均分子量である。
具体的な測定条件は、以下の通りである。
装置:島津製作所社製 Prominence
カラム:TOSOH製 TSKgel GMH ×2本連結
検出器:RID-10A
溶媒:THF(テトラヒドロフラン)
カラム温度:40℃
流速:1mL/分
(製造例1〜15)
表1に示した部数で、撹拌機を備えたニーダーにスチレン系ブロック共重合物(A)、粘着付与樹脂(B)、可塑剤(C)、必要に応じて(A)、(B)、(C)以外のその他の成分を添加し、160℃で3時間撹拌し、ホットメルト型粘着組成物を得た。
Figure 2011162747
表1に記載のスチレン系ブロック共重合物(A)の略号を以下に示す。
Kraton G−1650:クレイトンポリマージャパン社製「Kraton G−1650」、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)、重量平均分子量107000、スチレン含量30%
Kraton G−1652:クレイトンポリマージャパン社製「Kraton G−1652」、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)、重量平均分子量79000、スチレン含量30%
Kraton G−1657:クレイトンポリマージャパン社製「Kraton G−1657」、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)、重量平均分子量150000、スチレン含量15%
Kraton D−1161:クレイトンポリマージャパン社製「Kraton D−1161」、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、重量平均分子量150000、スチレン含量17%
TAIPOL SEBS−6150:TSRC社製「TAIPOL SEBS−6150」、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)、重量平均分子量110000、スチレン含量29%
TAIPOL SEBS−6152H:TSRC社製「TAIPOL SEBS−6152H」、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)、重量平均分子量80000、スチレン含量29%
Septon S−1020:クラレ社製「Septon S−1020」、スチレン−エチレン/プロピレン−スチレン共重合体(SEPS)、重量平均分子量85000、スチレン含量13%
Septon S−4033:クラレ社製「Septon S−4033」、スチレン−エチレン/エチレン/プロピレン−スチレン共重合体(SEEPS)、重量平均分子量95000、スチレン含量30%
Tuftec H1085:旭化成社製「Tuftec H1085」、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)、重量平均分子量150000、スチレン含量20%
Quintac 3433N:日本ゼオン社製「Quintac 3433N」、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、重量平均分子量171000、スチレン含量16%
表1に記載の粘着付与樹脂(B)の略号を以下に示す。
クリスタレックス 1120:イーストマンケミカル社製「クリスタレックス 1120」、α−メチルスチレンとスチレンの共重合体、軟化点120℃
クリスタレックス 3085:イーストマンケミカル社製「クリスタレックス 3085」、α−メチルスチレンとスチレンの共重合体、軟化点85℃
クリスタレックス 3100:イーストマンケミカル社製「クリスタレックス 3100」、α−メチルスチレンとスチレンの共重合体、軟化点100℃
クリスタレックス 5140:イーストマンケミカル社製「クリスタレックス 5140」、α−メチルスチレンとスチレンの共重合体、軟化点140℃
クリスタレックス F100:イーストマンケミカル社製「クリスタレックス F100」、α−メチルスチレンとスチレンの共重合体、軟化点100℃
プラストリン 240:イーストマンケミカル社製「プラストリン 240」、α−メチルスチレンとスチレンの共重合体、軟化点120℃
プラストリン 290:イーストマンケミカル社製「プラストリン 290」、α−メチルスチレンとスチレンの共重合体、軟化点140℃
アイマーブ P−100:出光石油化学社製「アイマーブ P−100」、完全水添石油樹脂、軟化点100℃
アイマーブ P−120:出光石油化学社製「アイマーブ P−120」、完全水添石油樹脂、軟化点120℃
アルコン P−100:荒川化学工業社製「アルコン P−100」、完全水添石油樹脂、軟化点100℃
アルコン P−110:荒川化学工業社製「アルコン P−110」、完全水添石油樹脂、軟化点110℃
アルコン M−100:荒川化学工業社製「アルコン M−100」、部分水添石油樹脂、軟化点100℃
リカタック F−105:理化ファインテク社製「リカタック F−105」、完全水添グリセリンエステルロジン樹脂、軟化点105℃
クリアロン P−90:ヤスハラケミカル社製「クリアロン P−90」、完全水添テルペン樹脂、軟化点90℃
クリアロン P−115:ヤスハラケミカル社製「クリアロン P−115」、完全水添テルペン樹脂、軟化点115℃
クリアロン M−115:ヤスハラケミカル社製「クリアロン M−115」、部分水添テルペン樹脂、軟化点115℃
リガライト R−1090:イーストマンケミカル社製「リガライト R−1090」、完全水添石油樹脂、軟化点90℃
イーストタック C−115W:イーストマンケミカル社製「イーストタック C−115W」、完全水添石油樹脂、軟化点115℃
ピコタック 8095:イーストマンケミカル社製「ピコタック 8095」、部分水添石油樹脂、軟化点95℃
表1に記載の可塑剤(C)の略号を以下に示す。
ダイアナプロセス PW−32:出光興産社製「ダイアナプロセス PW−32」、重量平均分子量500
ダイアナプロセス PW−90:出光興産社製「ダイアナプロセス PW−90」、重量平均分子量750
ダイアナプロセス PS−90:出光興産社製「ダイアナプロセス PS−90」、重量平均分子量750
ダイアナプロセス PW−380:出光興産社製「ダイアナプロセス PW−380」、重量平均分子量1200
イデミツポリブテン 100R:出光興産社製「イデミツポリブテン 100R」、重量平均分子量1800
イデミツポリブテン 2000H:出光興産社製「イデミツポリブテン 2000H」、重量平均分子量8000
表1に記載のその他の成分の略号を以下に示す。
イルガノックス1010:チバ・ジャパン社製「イルガノックス1010」、酸化防止剤、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート
(実施例1〜8、比較例1〜7)
上記製造例1〜15で得られたホットメルト型粘着組成物をロールコーターにより、基材としてのPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上に厚さが25μmになるように、160℃に加熱して塗工して粘着層を形成し、さらに離型性シートを貼り合せて、「離型性シート/粘着層/PETフィルム」という構成の積層体を得た。これを積層体(1)とする。
[塗工適性]
ホットメルト型粘着組成物を溶融し、B型粘度計を用いて160℃で粘度を測定した。
[判定基準]
◎:粘度が5000mPa・s以上15000mPa・s以下だった。
○:粘度が15000mPa・sを超え、25000mPa・s以下だった。
×:粘度が25000mPa・sを超える値だった。
◎、○を使用可能と判断する。
[オイルブリード]
A4サイズに切り取った積層体(1)を用意し、23℃、相対湿度50%雰囲気下で、離型性シートを剥離した後、2kgのゴムローラを1往復させることで軟質ポリエチレンフィルムに粘着層を圧着した。23℃、相対湿度50%雰囲気下で1時間静置後、50℃のオーブン中に24時間放置し、軟質ポリエチレンフィルムの状態を評価した。
[判定基準]
◎: 特に変化なかった。
○: 軟質ポリエチレンフィルムが軟らかくなり、伸長している。
×: 軟質ポリエチレンフィルムが伸長し、粘着層との間に空気が入っている。
◎、○を使用可能と判断する。
[耐熱性]
ホットメルト型粘着組成物を160℃雰囲気下に24時間静置した。その前後のYI値を測定し、その差分を算出した。
[判定基準]
◎:YI値の変化が+1.0以下だった。
○:YI値の変化が+1.0を超え、+3.0以下だった。
×:YI値の変化が+3.0を超える値だった。
◎、○を使用可能と判断する。
[粘着力バランス]
長さ10cm、幅2.5cmに切り取った積層体(1)を用意し、−10℃、23℃、50℃の各雰囲気下で、離型性シートを剥離した後、2kgのゴムローラを1往復させることでステンレス板に粘着層を圧着した。各々の雰囲気下に1時間静置後、引張試験機にて、速度300mm/分で、180度方向に引き剥がし、粘着力を測定した。
[判定基準]
◎:全ての温度雰囲気下で5.0N/25mm以上だった。
○:全ての温度雰囲気下で2.5N/25mm以上5.0N/25mm未満だった。
×:いずれかの温度雰囲気下で2.5N/25mm未満だった。
◎、○を使用可能と判断する。
Figure 2011162747
以上説明したとおり、本発明により、低温から高温までの幅広い温度領域で優れた粘着力を発現し、かつ可塑剤のブリードによる汚染、べた付きがないホットメルト型粘着組成物及び該ホットメルト型粘着組成物を用いた積層体を作製することができる。その特性として、滑り止め性、耐可塑剤性、耐熱性、耐湿熱性などが挙げられる。近年の環境への取り組みを考えると、要求特性はますます厳しくなっていくものと考えられる。そこで、本発明のホットメルト型粘着組成物は、上記の特性を発揮できるため、さらに有用になると考えられる。
また、本発明のホットメルト型粘着組成物は、一般ラベル、シールの他、塗料、弾性壁材、塗膜防水材、床材、粘着付与樹脂、接着剤、積層構造体用接着剤、シーリング剤、成形材料、表面改質用コーティング剤、バインダー(磁気記録媒体、インキバインダー、鋳物バインダー、焼成レンガバインダー、グラフト材、マイクロカプセル、グラスファイバーサイジング用等)、ウレタンフォーム(硬質、半硬質、軟質)、ウレタンRIM、UV・EB硬化樹脂、ハイソリッド塗料、熱硬化型エラストマー、マイクロセルラー、繊維加工剤、可塑剤、吸音材料、制振材料、界面活性剤、ゲルコート剤、人工大理石用樹脂、人工大理石用耐衝撃性付与剤、インキ用樹脂、シート(ラミネート接着剤、保護シート等)、合わせガラス用樹脂、反応性希釈剤、各種成形材料、弾性繊維、人工皮革、合成皮革等の原料として、また、各種樹脂添加剤及びその原料等としても非常に有用に使用できる。

Claims (4)

  1. スチレン系ブロック共重合物(A)5〜40重量部、粘着付与樹脂(B)25〜60重量部及び可塑剤(C)20〜50重量部を合計が100重量部になるように配合してなるホットメルト型粘着組成物であって、
    スチレン系ブロック共重合物(A)は、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合物の水素添加物、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合物の水素添加物及びスチレン−ブタジエン−イソプレン−スチレンブロック共重合物の水素添加物からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、
    粘着付与樹脂(B)は、ホットメルト型粘着組成物100重量部中5重量部以上の割合を占めるスチレン樹脂と、石油系樹脂及び/又はテルペン系樹脂とを含み、
    可塑剤(C)のゲルパーミエーションクロマトグラフィー法によるポリスチレン換算重量平均分子量が700〜10000である、
    ことを特徴とするホットメルト型粘着組成物。
  2. 160℃における粘度が5000〜25000mPa・sであることを特徴とする請求項1記載のホットメルト型粘着組成物。
  3. 請求項1または2記載のホットメルト型粘着組成物から形成される粘着層が、シート状基材の片面もしくは両面に積層されてなる積層体。
  4. 粘着層の厚さが1〜500μmであることを特徴とする請求項3記載の積層体。
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